安倍晋太郎 衆議院議員
37期国会発言一覧

安倍晋太郎[衆]在籍期 : 28期-29期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-|37期|-38期-39期
安倍晋太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは安倍晋太郎衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院37期)

安倍晋太郎[衆]本会議発言(全期間)
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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 衆議院本会議 第3号(1984/02/06、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 第百一回国会が再開されるに当たり、我が国外交の基本方針につき所信を申し述べます。  今日、我が国を取り巻く国際情勢は、まことに厳しいものがあります。  米ソ関係を中心とする東西関係は、ソ連の多年にわたる軍備増強どこれを背景とした第三世界への進出、さらには昨年の大韓航空機撃墜事件、米ソ間の中距離核戦力交渉をソ連が中断したこと等により、対話再開の努力は見られるものの全体として冷却したまま推移しております。  世界経済には、米国の本格的な景気回復を中心に明るい展望が開けてきておりますが、回復はいまだ跛行的であり、また、各国とも雇用情勢は依然として厳しく、保護主義的傾向にも……

第101回国会 衆議院本会議 第5号(1984/02/09、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 瀬長議員にお答えをいたします。  私の先般の訪米の際、農産物問題でアメリカに何か約束をしたのではないか、何か譲ってきたのではないかとの御質問でございますが、そのようなことは全くありません。何らの約束もしてないことをはっきりと申し上げておきます。  確かに私は、外務大臣の立場から、またその責任上、アメリカの関係閣僚と日米懸案問題について話をいたしました。あるいは日米農産物問題についても話し合いをいたしました。私は、アメリカ側に対して、農産物について我が国の厳しい国内事情を説明するとともに、日米関係の重要性にかんがみ、牛肉、かんきつ問題の円満な解決のためには米国側も柔軟……

第101回国会 衆議院本会議 第30号(1984/06/19、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) まず第一に、対ソ関係の前途は厳しいが、その見通しをどう見ているかという御質問でございますが、今次サミットでソ連との政治対話拡大の決意を表明した宣言が採択をされたわけでありますが、日ソ間におきましても、日ソ関係が厳しい状況にあればあるだけにやはり対話を進めていかなければならない、こういうふうに考えておるわけでございます。こうした考え方に従いまして、日ソ政治対話強化のためいろいろと手を打っていることは御承知のとおりでありまして、グロムイコ外相の来日についても引き続き強く要請していく所存であります。北方領土問題を解決して平和条約を締結し、真の相互理解に基づく安定した関係を……

第101回国会 衆議院本会議 第32号(1984/06/26、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 土井議員の御質問は三点にわたっております。順次お答えをいたします。  まず、婦人差別撤廃条約は留保なしに完全批准すべきであるとの御質問でございますが、既に総理大臣から十分御答弁をいたしております。所要の国内法制の整備等の準備を十分に行った上で批准したいと考えております。  次に、男女雇用機会均等法案が条約の要請に合致するものであるかどうかとの御質問でございますが、均等法は、雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保が女子労働者の福祉の主要な要素であるとの考え方に立脚したものと承知しております。したがって、本法案は条約の要請に合致しておるものと考えております。 ……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 衆議院本会議 第6号(1985/01/25、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 第百二回国会が再開されるに当たり、我が国外交の基本方針につき所信を申し述べます。  ことし、昭和六十年は、戦後四十年という節目の年に当たります。今や、我が国は、大戦の惨たんたる荒廃から復興し、自由世界第二の経済力を持つ安定した民主主義国家としての地位を確立し、政治的、経済的に国際社会において重きをなすに至りました。ますます相互依存の高まる今日の国際社会において、我が国が、経済的にも社会的にも世界に開かれた国を目指し、世界の平和と繁栄に一層積極的に貢献することは、我が国自身の平和と繁栄の維持のためにも欠くべからざることであります。  最近の国際情勢については、ソ連の多……

第102回国会 衆議院本会議 第7号(1985/01/28、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 私に対する御質問は、今開かれておりまする日米次官級会議について説明しろというお話でございます。  実は、けさウォリス米国国務次官を初めとして米国側の関係各省の次官が私を訪ねてまいりまして、第一回目の議論をいたしたわけでございますが、本件日米ハイレベル協議は、先般の日米首脳会談を受けまして、両国間の貿易経済関係のより均衡のとれた発展のための日米相互の努力につきまして、共同でフォローアップを進めるために開催をされたものであります。今回の協議では、主として今後の協議の進めぶりが話し合われることになっておるわけでありますが、電気通信分野につきましては、二十九円及び三十日に協……

第102回国会 衆議院本会議 第21号(1985/04/16、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 簡単に御答弁申し上げます。  米国からの穀物購入要求につきましては、私の訪米の際にブロック農務長官から要請がございましたことは事実でございます。ただ、我が国は、御承知のように、毎年約三十万トンの食糧援助を行っておりますし、また、援助国の相手の要望に応じましてその一部を米国産から使用いたしておりまして、昭和五十九年度におきましては約七万七千トンの米国産小麦を使用しておるところであります。しかし、米側が希望しているような一千万トンというような膨大な穀物の使用につきましては、我が国の食糧援助予算の規模であるとか、あるいは食糧援助規約上、開発途上国産穀物の使用が一般的な目標……

第102回国会 衆議院本会議 第22号(1985/04/19、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、今後とも粘り強く対ソ折衝を進めるべく引き続き最大限の努力を払ってまいる所存であります。(拍手)

第102回国会 衆議院本会議 第26号(1985/05/09、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 市川議員にお答えをいたします。  SDIの問題につきましては、もう既に総理から詳細にわたって御説明がございました。我が国としては理解の域は出ておりません。今回のサミットにおきましても、SDIの研究を理解する、こういう線で一貫をしておることをはっきりと申し上げておきます。  なお、SDIにつきましての五条件についてお話がございましたが、政府は、ABM条約に基づく締約国の義務等につき有権的に解釈する立場にはありませんが、一般的にはABM条約は研究を禁じていない、こういうふうに承知をいたしております。また米国は、SDIの研究につきまして、ABM条約を含むいかなる条約上の義……

第102回国会 衆議院本会議 第29号(1985/05/21、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、今後とも軍縮なかんずく核軍縮の促進のため最大限の努力を払ってまいる所存であります。(拍手)


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 衆議院本会議 第3号(1985/10/17、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 浅井議員の御質問にお答えをいたします。  まず、靖国神社公式参拝に対する諸外国からの批判についてでございますが、アジアでは中国側より、靖国神社を公式に参拝することは、中国人民のみならず、アジア諸国人民の感情を害するのではないかとの趣旨の懸念が表明をされました。なお、韓国、香港等におきましては、主として事実関係の報道が行われているにとどまっておりますが、一部の新聞においては、批判的なトーンの報道も見られておるわけでございます。  これに対しまして、我が国としましては、諸外国の理解を得べく、さきに日中外相会談も行われましたが、そうした会談、あるいはその他の外交ルート等を……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 衆議院本会議 第2号(1986/01/27、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 第百四回国会が再開されるに当たり、我が国外交の基本方針につき所信を申し述べます。  私は、外務大臣就任以来三年余り、諸外国と協力して我が国の平和繁栄を全うし、ひいては世界の平和と繁栄に貢献するという、我が国外交の課題に取り組んでまいりました。こうした努力はそれなりに成果を上げつつあると思いますが、我が国をめぐる国際情勢には依然厳しいものがあり、また、ことし五月には、東京サミットという重要な外交日程を控えております。私は、これまでの三年間の経験を踏まえ、こうした外交課題に全力を挙げて取り組んでまいる所存であります。  ことし五月のサミットを控え、国際経済面では、昨年九……

第104回国会 衆議院本会議 第4号(1986/01/30、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 塚本委員長の御質問にお答えをいたします。  まず、日ソ関係につきましては、今般の日ソ定期外相協議におきまして、外務大臣間で三時間にわたりまして領土問題につき交渉をいたしました。領土問題を含む平和条約交渉を再開し、その継続につきまして合意を見たところであります。しかし、領土問題の中身についてのソ連の立場の厳しさは、交渉当事者でありました私自身最もよく承知しておるところでありまして、バラ色の幻想を初めから持っておりませんでしたし、現在も有しておりません。  政府としましては、ソ連との安定した関係を築くためには、何といいましても、北方領土問題を解決して平和条約を締結するこ……

第104回国会 衆議院本会議 第13号(1986/03/25、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 上原議員の御質問にお答えいたします。  まず第一点、外政調整室の設置と二元外交の危険性の問題について御指摘がございましたが、外政調整室の設置が外交一元化を損なうものであってはならないということは、行革審答申にも明確にされておりまして、この趣旨は、今後内閣官房の組織改正が行われる場合においても、貫かれるものと考えております。すなわち、外交関係の処理に必要な国内調整は、第一義的には外務省が行います。その上で、内閣としてその統一保持上必要な場合に、所要の総合調整を行うことが外政調整室の主たる任務であり、同室がみずから外交を行うということはありません。したがって、外政調整室……

第104回国会 衆議院本会議 第23号(1986/04/22、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 塩川議員の御質問にお答えをいたします。  まず、東京サミットの目的は、経済問題のみならず、時の国際政治問題あるいは政治情勢につきまして、各国首脳間で率直な意見交換を行って、各国相互の立場に理解を深めるものであります。政治問題に関する議題は、現時点では未定でございまして、現在では、首脳の個人代表が最後の詰めを行っておるわけでございますが、米ソ軍備管理交渉を初めとする東西関係につきましても、話題になるものと予想をされております。  次に、国際テロに関しましては、我が国は、国際テロは国際社会の平和と安定を損なうものであり、理由のいかんを問わず、いかなる形のテロ行為も断じて……

第104回国会 衆議院本会議 第24号(1986/04/25、37期、自由民主党・新自由国民連合)

○安倍晋太郎君 ただいま永年勤続議員として、院議をもって表彰の御決議を賜りました。身に余る光栄でございます。  本日の私のこの栄誉は、ひとえに諸先輩、同僚議員各位並びに郷土山口県の皆様の御指導、御支援のたまものであり、ここに心から御礼申し上げます。(拍手)  私が本院に議席を得ました昭和三十三年、我が国は日米安保条約改定交渉に取り組んでおりました。当時の日本は、ようやく戦前の経済水準を回復し、先進諸国に追いつくことを目指して前進を開始したばかりでありましたが、経済的にも政治的にも、その国際的地位はまだ極めて低いものでありました。以来今日まで、我が国は、国民のすぐれた英知とたくましい活力に支えら……

第104回国会 衆議院本会議 第28号(1986/05/13、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(安倍晋太郎君) 小川議員の御質問にお答えをいたします。  まず、プロジェクトに係る受注企業名等の公表の問題についてでございますが、これは今、総理が答弁をいたしましたとおりでございまして、その内容を公表する立場にはありません。なお、御指摘の事項のうち、プロジェクトの着工、完了の時期、所在地、プロジェクトの概要については、既に説明あるいは資料提出済みであると承知しております。  次に、対比食糧増産援助につき、肥料会社が介入し、利益を得ているのではないかとの御質問につきましては、我が国は、開発途上国における食糧不足問題については、単に食糧を供与するだけでなく、開発途上国による食糧自給のた……

安倍晋太郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院37期)

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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 安全保障特別委員会 第2号(1984/02/29、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 衆議院安全保障特別委員会の開催に当たりまして、我が国の安全保障問題につきまして所信の一端を申し述べます。  我が国の安全保障政策は、より安定した国際環境を構築するための積極外交の展開、日米安全保障体制の円滑かつ効果的運用、及び節度ある質の高い防衛力の整備という主要な柱により構成をされております。  本日は、我が国のかかる安全保障政策につき、私の感ずるところを申し上げ、皆様を初め国民の御理解を得たいと思います。  国家の安全を確固たるものとするに当たり外交の果たす役割は極めて大きなものがあり、我が国としては、不断に、近隣諸国を初めとする諸外国との友好関係の構築に努めるとともに、積……

第101回国会 安全保障特別委員会 第4号(1984/04/24、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 我が国は戦後三十数年、日米安保条約、それから必要最小限度の自衛力によりまして、他国からの軍事力を背景とした政治的圧力を受けることなく、自由な民主主義体制のもとで繁栄を享受しておるわけであります。  紛争巻き込まれ論、これは、いろいろ議論がありましたが、抑止が破れた場合の危機感を表明しているものであると考えますが、今日の国際社会が抑止と均衡を基礎としていることは否定できない現実でありますし、政府としても何よりも考えなくてはならないことは、抑止を万全なものとしまして、紛争巻き込まれ以前に、そもそも紛争の発生を防止するということである、こういうふうに考えております。  今日の国際社会……

第101回国会 安全保障特別委員会 第5号(1984/08/03、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 条約上の厳格な解釈についてはまた局長からも答弁させますが、私の理解するところでは、もちろん四条の随時協議と六条の事前協議との間に全く関連がないということは言えないと思います。これはやはり安保条約全体の問題として関連はある、こういうふうに理解しておりますが、しかし、六条の協議はいわゆる事前協議そのものの協議であって、四条の随時協議というものは承前協議の運用であるとか、安保条約の運用であるとか、そういうものを含めた一般的な協議である、こういうふうに理解しておりまして、夢前協議の対象になるそのものの協議というのは、これはもう六条協議ということに限定される、こういうふうに思います。

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1984/02/28、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 このたび、第二次中曽根内閣におきまして外務大臣に再任されました。委員長初め委員の皆様の御指導、御鞭撻をお願い申し上げる次第でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、外務省の所管事項につきまして、その概略を御説明申し上げます。  まず、北方領土問題について申し述べます。  ソ連は、我が国の重要な隣国であり、我が国は、ソ連との間で北方領土問題を解決して平和条約を締結し、真の相互理解に基づく安定的な関係を確立することを対ソ外交の基本的課題として対処してきております。  現在の日ソ関係は、厳しい東西関係を反映し、また、北方領土問題が依然として未解決であるのみならず、近年、極……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1984/06/29、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 グリーンベレー部隊というのは今さら申し上げるまでもないわけですが、ベトナム戦のときでも活躍したと言われておるわけであります。この部隊はかつて沖縄にも配備されたことがありますし、また今回わずかではありますけれども配備をされる、こういうことになりましたが、これはいわば少数精鋭の特殊な部隊でありますし、それだけにいわゆる安保条約の効果的運用という面から日本の防衛あるいはまた日本に対する侵略の抑止といった面についてそれなりに役割を果たすものである、私はこういうふうに確信しております。
【次の発言】 これは軍隊ですから、治安対策とかそういうものではないわけですし、あくまでも軍隊としての、……

第101回国会 外務委員会 第1号(1983/12/28、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 このたび再び外務大臣に就任いたしましたので、一言ごあいさつを申し上げます。  東西関係を初めとして、近年になく厳しい国際情勢において、わが国の平和と繁栄の確保のため、外交に課せられた使命はまことに重大なものがあります。  外務大臣としてのこの一年余の経験を顧みるに、諸外国のわが国に対する期待と関心は年とともに強まっており、わが国が果たすべき国際的責任はますます増大しております。  また、外交と内政の結びつきが著しく緊密化している今日、外交の幅とすそ野を広げ、真の国際国家となることが求められております。  本委員会の皆様方には、外交問題に精通され、多年にわたってこれに真摯に取り組……

第101回国会 外務委員会 第3号(1984/03/02、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 今鯨岡さんから、いろいろと御意見を交えて御質問がございました。これに対して私から、時間の制約もありますので簡単にお答えをいたします。  まず、外務委員会がもっと国際情勢、国際問題等について活発に論議をすべきである、まさにそのとおりでございます。国際情勢が非常な勢いで動いておる厳しいこの時でございますから、やはり議会の役割、特に国際問題、国際情勢について議会が大きく熱心に討議するということは極めて大事であると思います。外務省としても、私としましても、こうした議会の御要請におこたえをして、できるだけ努めてまいりたいと考えております。  それから、核軍縮について日本は何をなすべきかと……

第101回国会 外務委員会 第5号(1984/04/04、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 今回ぜひお願いをして、日中租税協定の承認を得たいわけでございます。これは、これからの日中関係の長期にわたる安定を確保していく、さらにまた、中国のいわゆる経済の現代化を促進する意味におきましても、日中双方にとりましても大変重要な意味を持った協定である、私はこういうふうに思っております。  中国に今回参りまして、中国の首脳からいろいろと話を聞きましたし、我々も率直に注文も出したわけでありますが、日中双方において、政府間については、今回も第二次七カ年で四千七百億という膨大な協力をすることになって非常に順調にいっておりますが、ただ、民間の投資という面につきましては、中国の統計によると全……

第101回国会 外務委員会 第6号(1984/04/11、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 先ほどからお話しのように、日米間の懸案がだんだん片づいておりますが、まだアメリカの要求している関税引き下げの問題だとか、それから先ほどのお話しの円ドルの問題だとか、それからサテライトの問題が残っておりまして、これは大体四月の末にパッケージにして解決あるいはまた実質的に前進を図ろう、こういうことですが、今お話しの円ドルの問題については二回やって、また四月にもやるということで、果たしてどういうことになるか、専門的な話し合いでしょうし、まだ難しい面も残っております。リーガン財務長官は二回目の会談で大変不満だということを言っておりまして、どういうふうに発展するか、我々もこの問題が何とか……

第101回国会 外務委員会 第7号(1984/04/13、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 全般的にはやはり日本は南北問題に対して熱意を持っておりますから、こうした要請には全体的にはこたえるという姿勢が大事だろうと思います。
【次の発言】 アメリカは全体としては国連の機関であるとか国際機関に対しては世界の中で最も高い比率で出資、協力をしてきておるわけであります。また、その比率は依然として第一位であることは変わりないのですが、今おっしゃるように、最近のアメリカの傾向としてはこうした国際機関に対するよりも、二国間の協力関係を重視する姿勢がにじみ出ておることは私も事実のように、そういうふうな傾向にあると思わざるを得ないわけでございまして、したがって第二世銀等に対する出資が、……

第101回国会 外務委員会 第8号(1984/04/18、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 今回の石橋委員長を初めとしました社会党の代表団の訪米は大変実りの多いものではなかったかと思います。特に土井委員の活躍は特筆すべきものがあったのではないかと思っておるわけでございまして、外から見ておりますと大変率直な意見の交換が行われまして、もちろん対立する面もあったわけでありますが、しかし突っ込んだこうした意見の交換というのはそれなりにまた今後の日米間というものを考えるときに非常に意義は大きかったのじゃないか、こういうふうに考えております。政府は政府としての立場から日米外交を推進しておるわけでございますが、野党第一党としての社会党が国民の気持ちを代表する形で野党としての立場から……

第101回国会 外務委員会 第9号(1984/04/20、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいま議題となりました民間航空機貿易に関する協定附属書の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  民間航空機貿易協定は、民間航空機及びその部品等に係る世界貿易の最大限の自由化を図ることを目的とするもので、東京ラウンドの成果の一つとして昭和五十四年四月に作成されました。この協定は、昭和五十五年一月一日に発効し、現在、我が国を含む十六カ国及び欧州経済共同体が締約国となっております。  この協定の附属書は、無税または免税の対象となる産品の表を掲げておりますところ、これら締約国間におきましては、かねてより、この協定に基づいて、この附属書の内容を拡大……

第101回国会 外務委員会 第10号(1984/04/25、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 なかなか難しいお話ですが、レーガン大統領が今度中国を訪問する、その背景には今、小林さんからお話しのような、中国を中心にしたいろいろな動きがあるわけですから、レーガン大統領も中国訪問には大変重大な関心を持っておるし、また中国を訪問したそれなりの成果が何らかの形で生まれることを非常に期待をしている、アメリカの大統領の訪問としては最も期待された訪問じゃないかと私は思うわけです。したがって、その結果につきましては日本も大変関心を持っているということで、シュルツ国務長官が、私たちは留守をしておりますが、わざわざ日本に立ち寄って、そして中国と話した内容について日本にも即刻伝える、こういうこ……

第101回国会 外務委員会 第11号(1984/04/27、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 日米航空協定の交渉は、これまでも何回かやりましていろいろ問題が残っておりますし、非常に重要な交渉だと考えております。
【次の発言】 これまでシュルツ国務長官が中国を訪問したり、ボルドリッジ商務長官が中国を訪問いたしまして、そういう中でココムの問題も米中間で話が出たというふうには私たちも情報としては承知をいたしておりますし、米中間の関係改善ということを前提としましてココムの緩和といった問題も両国間で話し合われたのではないだろうか。今回レーガン大統領の訪中でどういうことになるのか、これは我々も予測できないわけですが、全体の空気としては、やはり米中間の関係改善とともにココムの緩和とい……

第101回国会 外務委員会 第12号(1984/05/08、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいま議題となりました北西太平洋における千九百八十四年の日本国のさけ・ますの漁獲の手続及び条件に関する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、昭和五十三年四月二十一日にモスクワで署名された漁業の分野における協力に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定に基づき、北西太平洋の距岸二百海里水域の外側の水域における本年の日本国のさけ・ますの漁獲の手続及び条件を定める議定書を締結するため、本年四月二十日以来、モスクワにおいて、ソ連邦政府と交渉を行ってまいりました。その結果、五月七日にモスクワで、我が方高島駐ソ大使……

第101回国会 外務委員会 第13号(1984/05/09、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 尖閣列島が我が国固有の領土であることは疑いのないところでありまして、我が国は従来より同諸島を有効に支配をしております。なお、尖閣諸島地域の開発につきましてはこれが専ら尖閣諸島に対する我が国の有効支配を誇示することを目的とするようなものととられかねないようなことについては慎重に対処する必要がある、こういうふうに考えております。
【次の発言】 私も最終的にはソ連はオリンピックに参加するんじゃないかという期待を持っておったわけでございますが、ソ連の国内オリンピック委員会が不参加ということを決めたということで非常に残念で仕方がありません。しかし、その辺の実態がどういうことか情報を収集し……

第101回国会 外務委員会 第14号(1984/05/11、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 オリンピックにソ連が不参加を表明して以来、同調国がふえておるようでありまして、日本としましては何とか全世界が参加して盛大にオリンピックが開かれることを期待しておるだけに、大変に残念に思っております。  そこで日本の立場は、ソ連が不参加ということに決まったことは非常に遺憾である、何とかひとつ参加してほしいということを日本は心から期待をしておる、こういう日本の立場をソ連に伝えたいと思っております。いろいろとその手続等につきまして研究をいたしておるわけでございます。IOCの委員長等も大変努力をしておられるようであります。これは日本だけがどうやったからといってどうなるものでもありません……

第101回国会 外務委員会 第16号(1984/06/20、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣  私は、今般国会のお許しを得て、六月六日から十三日まで英国、スペイン、ジュネーブを訪問いたしました。私は、その間、英国においては七日から九日までロンドンで開催された第十回主要国首脳会議に出席し、その後、スペインを公式訪問し、さらに、スイス・ジュネーブで開催された軍縮会議等に出席した後、十四日に帰国いたしました。ここにその概要を御報告申し上げます。  まず、サミットにつき御報告申し上げます。  今次サミットは、回復基調にある先進国経済を背景に開かれ、全体としては特に大きな争点もなく、明るいサミットであったと言うことができます。しかし他方においては、自由貿易体制の維持強化、累積債務……

第101回国会 外務委員会 第17号(1984/07/18、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 先般の日韓外相会談で、日韓双方が今秋全斗煥大統領の来日を実現すべく努力すること、及び韓国大統領の初の日本公式訪問が両国の一層強固な友好協力関係を象徴する歴史的な出来事であることにつきまして、意見の一致を見たわけであります。また私より、日本政府が大統領来日を歓迎し、これを成功させるために全力を尽くす旨、改めて表明をいたしました。同時に、日韓双方は、具体的日取りは今後外交ルートで打ち合わせることに合意をした次第でございます。私も日本の外務大臣といたしまして、韓国の大統領を戦後初めて日本に迎える、日韓が国交回復して二十年たって初めてここに迎えるということはまさに日韓双方にとって歴史的……

第101回国会 外務委員会 第18号(1984/08/01、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 残念ながら、核の均衡というのが現実的には今日の平和を維持していると言えないことはないわけです。しかし、そういうふうな現実情勢の中ではありますけれども、我々としては核廃絶という最終的な理想を失ってはならないと思いますし、特に今、米ソ間でINFとかSTARTとかいう核軍縮の交渉が中絶、中断をしておるわけでございます。これは、これまでの米ソの歴史の中でも大変珍しいケースで、中絶、中断をしているということは大変危険だと私は思っております。そういう中で我々としては、INFとかSTARTとか、そうした交渉が一日も早く再開をされるように米ソ両国に対して働きかけをしなければならない、同時に、今……

第101回国会 外務委員会 第20号(1984/11/09、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 このたび、図らずも三たび外務大臣に就任することになりましたので、外務委員会の冒頭に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  現在の国際情勢は、東西関係を初めとしまして、まことに厳しいものがあります。このような困難な国際情勢のもと、我が国の平和と繁栄を確保していくため外交に課された使命は重大であります。  近年、我が国の国際的地位が向上するに伴い、我が国の積極的な役割に対する国際的な期待がますます高まっておりますが、こうした期待にこたえるため、私は、この二年間、外務大臣として、世界の平和と繁栄に積極的に貢献するいわゆる創造的外交を展開してまいりました。今後は、これまでの実績……

第101回国会 決算委員会 第2号(1984/03/05、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいま御決議のありました我が国の開発途上国に対する政府開発援助につきましては、御決議の趣旨に沿うよう、今後とも努力してまいる所存であります。

第101回国会 決算委員会 第15号(1984/07/20、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 昭和五十六年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  歳出予算現額は三千四百三億五千四百八十二万円余でありまして、支出済み歳出額は二千八百八十七億二千七百八十二万円余、翌年度繰越額は四百七十二億二千八百六十二万円余、不用額は四十三億九千八百二十五万円余であります。  歳出予算現額の内訳は、歳出予算額三千九十九億九千七百五十三万円余、前年度繰越額三百三億五千七百二十八万円余でありまして、前年度から繰り越したものの内訳は、経済開発等援助費二百九十八億五百八十万円余、在外公館施設費五億五千百四十七万円余であります。  支出済み歳出額の主なものは、エネ……

第101回国会 内閣委員会 第2号(1984/03/01、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明いたします。  改正の第一は、在外公館の設置関係であります。今回新たに設置しようとするのは、在ブルネイ及び在セント・クリストファー・ネイヴィースの各日本国大使館であります。ブルネイは、本年一月に英国から独立したものでありますが、同国には実際に事務所を開設し、大使を駐在させる実館を開設する予定であります。セント・クリストファー・ネイヴィースは、昨年九月に英国から独立したカリブ海の国でありますが、同国に設置される大使館については、他の国に駐在する我が……

第101回国会 内閣委員会 第3号(1984/03/27、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 何も聞いておりません。
【次の発言】 ブルネイとは大使館を置きましていよいよ本格的な外交交渉に入るわけでございますが、おっしゃるように、確かにブルネイは今経済的に非常に恵まれております。貿易につきましても日本との関係が深く、輸出入ともブルネイは第一位で、石油、天然ガス等日本にないものが豊富にありまして、日本は今後ともそういう経済的な面においても深い結びつきがあるわけでございます。  しかし、同時にまた我々が非箱に重要に考えておりますのは、ブルネイが今度ASEANに加盟する、ASEAN国になるということでございます。日本はASEANの諸国とは基本的に今日まで深いつながりを持って外……

第101回国会 内閣委員会 第4号(1984/03/29、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいま在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を御可決いただきまして、まことにありがとうございました。  また、本法案の御審議の過程においては、外交活動の基盤強化につき深い御理解と貴重な御提案を賜ったことに対し、厚く御礼を申し上げます。  法律案と同時に可決されました附帯決議の内容につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいる所存でございます。まことにありがとうございました。

第101回国会 予算委員会 第5号(1984/02/16、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 先般院のお許しを得まして、アンドロポフ・ソ連書記長の葬儀に参列をいたしました。葬儀が終わりまして十五日にクレムリンの宮殿におきまして、グロムイコ外相と約四十分間にわたりまして会談を行ったわけでございます。  まず私から、今御指摘がございましたように、チェルネンコ新指導部がこれから東西のいわゆる緊張緩和、さらに米ソ対話へ向かって積極的な姿勢で対応していかれることを日本としては心から期待する、こういうことを申したわけでございます。これに対しましてグロムイコ外相は、今大事なことはやはり東西の緊張の緩和であるし、あるいはまた米ソの対話である、これははっきりしておるけれども、しかし真剣に……

第101回国会 予算委員会 第6号(1984/02/17、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 核を保有している、保有能力があるというのと核を装備しているかどうかというのはまた別問題だと思うのですが、我が国としては、御承知のように非核三原則は厳然としてこれを遵守しなければなりませんし、また、安保条約の事前協議は安保条約の中に厳然としてあるわけですから、アメリカが核を持ち込む、こういう場合には事前協議の対象になる、そのときはこれは必ず拒否する、これがこれまでの日本政府の方針でございます。我々は今後ともこうした基本方針に基づきまして、日米安保条約、その関連規定によってそれを進めてまいりたい、こういうふうに考えております。

第101回国会 予算委員会 第7号(1984/02/18、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 私が一月に参りましたときいろいろと話をしましたが、交渉に行ったわけではありませんし、数字は私自身も承知して行っているわけではありませんで、数字の話は一切出ません。ただ、牛肉、かんきつについての日米間の開きは相当大きいということは認識して帰ってまいりました。
【次の発言】 全斗煥大統領については、招請を総理からいたしておりますので、日本としては大統領の訪日は歓迎する、こういう態度でありますけれども、韓国との間でまだその件については何も協議はいたしておりません。
【次の発言】 政府としては、非核三原則はいわゆる国是ということで、非核三原則は今後とも厳守していく、こういうことでありま……

第101回国会 予算委員会 第8号(1984/02/20、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 今、局長も答弁をいたしましたように、これは安保条約第四条協議あるいは第六条協議による場合だろうと思いますが、いずれにいたしましてもイエスの場合もあるしノーの場合もあるわけです。ですから、日本が日本の安保条約運営という立場からノーと言うことは、これは条約上当然あり得るわけでありますし、日米間の緊密な協議の中においてそういうことがあったとしても、それはまた情勢の中で当然受け入れられる、私はそういうふうに考えております。
【次の発言】 敵国条項につきましては、今、条約局長が答弁したとおりであります。国連でも我が国はこれの削除を要求しておりますし、それに対して一部の反対があることも事実……

第101回国会 予算委員会 第9号(1984/02/21、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 アメリカはいろいろの国際競争に、日本と対比してやはり相当おくれをとっている。技術の競争、高度技術の面でもそうですし、貿易も、今の量から見ましてもインバランスが非常に拡大をしている。そのために失業も出ておる。こういうことで、アメリカとしては日本との関係において相当コンプレックスを持って、そしてそれがまた、日本が市場をある意味においては閉鎖しておるということにもつながっておるという反発にもつながって、農産物の問題とかいうものを象徴的にも取り上げておるのじゃないかと思います。  軍事技術の面については、これは今不公平だと言われますが、これはむしろアメリカと日本との立場からいえば、日本……

第101回国会 予算委員会 第11号(1984/02/25、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 日ソ高級事務レベル会議を三月十二、十三日にやるわけでありますが、これは実は日ソの関係をできれば改善する方向に持っていきたい、対話の道を進めたいということで、この時間を早めて、先般、私が訪ソいたしましたときグロムイコ外相との会談で設定いたしたわけであります。この会談での議題は、国際情勢、それから二国間関係、こういうことになっておりまして、したがって、現在の国際情勢全般につきまして、特に東西の問題であるとかあるいは米ソ間の核軍縮についての両国の意見の交換等、あるいはまた中東の情勢等、さらにアジアの情勢等、全般的な国際情勢、さらにまたもう一つは二国間の問題、当然これは領土問題がありま……

第101回国会 予算委員会 第14号(1984/03/01、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 確かに、これは倍増というのは日本も国際的にもそういうことを言っておりますし、そのために今努力を重ねておるわけでありますが、今局長から言いましたように、ことし、五十九年度は九・七%と全体の予算の中では異常に突出するほど伸びたわけでありますけれども、しかし、それでもなおかつ、今のこの伸び率をそのまま横並びに……(私語する者あり)
【次の発言】 来年、六十年以降やっても、確かに倍増にはならない。恐らく六十年度二〇%くらいの伸びで予算を伸ばさないと倍増ができないのではないか、こういうふうに思っております。全体的に見ますと、今の財政状況の中からなかなか容易ではないと思いますが、しかし、我……

第101回国会 予算委員会 第15号(1984/03/02、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 婦人差別撤廃条約については、昭和五十五年六月、署名に先立ち内閣総理大臣を長とする婦人問題企画推進本部におきまして、国内行動計画後半期における重点課題として、批准のため国内法制等諸条件の整備に努めるものとする旨の申し合わせがあり、現在同条約批准に向けて鋭意準備を進めておるところであります。できる限り昭和六十年までに批准したいと考えております。
【次の発言】 政府としては、今申し上げましたように六十年批准に向かっていろいろと準備を整えております。外務省としましても、ぜひとも六十年までにはこの批准をしたいということで、関係各省とも調整を鋭意進めておるところであります。

第101回国会 予算委員会 第16号(1984/03/03、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 元来、非同盟路線というのは、東にも西にも寄らないというスタンスを貫くというのが非同盟路線であります。
【次の発言】 今日本の教科書の内容についてお話があったわけですが、私も詳細に承知しておりませんけれども、しかし、条約についてあるいは国際約束についてこれを守っていくというのは、国家国民としては神聖な義務であることは当然のことであります。遵守の義務があるわけであります。  また、政府の立場から申しますと、安保条約というものが日本の平和と安全を守り続けてきておるということについては確信をしております。決して安保条約によって戦争に巻き込まれるものではない。むしろ安保条約があるから戦争……

第101回国会 予算委員会 第17号(1984/03/05、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 農林大臣が答弁した基本的な考え方を土台にしてやはり交渉しなきゃならぬ、こういうふうに思います。

第101回国会 予算委員会 第18号(1984/03/09、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 中国側との話し合いにつきましては、外務省としても、今官房長官が申しましたような線で努力をいたします。
【次の発言】 外務省は外務省として確かに大統領選挙に注目していろいろと調査、分析、情報の収集等をやっておるわけでありますが、今のところはハート氏が非常に急上昇しているということは今までの選挙の結果から明らかでありますし、その勢いは今後続くだろう、こういうふうに見ておりますけれども、いわゆるスーパーチューズデーというのですか、十三日の結果を見ないと、民主党の中でだれが候補者になれるかという判断はなかなかつきかねる、十三日を注目して見ているというところです。

第101回国会 予算委員会 第20号(1984/03/29、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 まず第一問の、いわゆる毒ガスが使われたのじゃないか、こういうことでございますが、我が国は化学兵器が使用されることがあってはならないという基本的な立場に立っておりまして、従来より、非核・軍縮分野における優先課題として、国連及びジュネーブ軍縮会議において、化学兵器禁止問題に積極的に取り組んでおるところであります。こうした観点から、化学兵器使用に関する事実調査を国連に行わせる趣旨の国連決議を支持しておるところでありますが、今回の調査団の報告は、空中投下爆弾の形態による化学兵器がイラン内の地域で使用された、使用された化学剤はマスタードガス、これはイペリット及びタブン、神経剤であるとして……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 安全保障特別委員会 第2号(1985/03/25、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 衆議院安全保障特別委員会の開会に当たりまして、我が国の安全保障問題につきまして、所信の一端を申し述べたいと思います。  まず、今日の国際社会においては、各国間の相互依存性が高まってきており、我が国の平和と繁栄は、世界の平和と安定と切り離して考えられないものとなってきております。我が国の安全保障を考えますとき、第一に必要なことは、我が国を取り巻く国際環境を平和で落ちついたものにすることであります。そして、そのために我が国が果たすべき役割は、近年、我が国の国際的地位が向上するに伴いますます増大してきており、また、国際的な期待もますます高まっております。  このような状況認識のもとに……

第102回国会 安全保障特別委員会 第4号(1985/04/08、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 手島外審を派遣いたしましたのは、アメリカのシグール特使が来られたということと直接連関しているわけじゃないんですが、しかし貿易摩擦という点では連関しているわけであります。アメリカの政府はそれなりに日本の立場に対してある程度の理解はできておりますけれども、しかしアメリカの議会が非常な激しい日本に対する批判を繰り返しておりますし、対日制裁法律案まで出しておるという状況であります。この際、日本としてもベストを尽くしているわけですから、アメリカのそうした日本に対する誤解とか無理解とか、そういう点について、日本側が今日まで作業をしている状況等について十分説明をして、アメリカ側に日本に対する……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1985/02/21、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 引き続き外務大臣の重責を担うこととなりました。委員長初め委員の皆様の御指導、御鞭撻をお願い申し上げる次第でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、外務省の所管事項につきまして、その概略を御説明申し上げます。  まず、北方領土問題について申し述べます。  ソ連は、我が国の重要な隣国であり、我が国は、ソ連との間で北方領土問題を解決して平和条約を締結し、真の相互理解に基づく安定的な関係を確立することを対ソ外交の基本的課題として対処してきております。  昨今の日ソ関係は、北方領土問題が未解決であることに加え、厳しい東西関係を反映して、また近年、極東、なかんずく北方領土におい……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1985/04/17、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、今後とも粘り強く対ソ折衝を進めるべく、引き続き最大限の努力を払ってまいる所存であります。(拍手)

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1985/04/22、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ソ連側は、従来より、最近の日ソ関係の冷却化の原因はすべて日本側にあるとしまして、領土問題につきまして、こうした問題は存在しないあるいは解決済みである、こういう主張を繰り返しておりまして、交渉のテーブルにも着こうといたしておりません。  確かに、おっしゃいますように、昨年の十月に最高会議議員団の団長として来日したクナエフ政治局員も、今御指摘のとおりの発言を行った次第でありまして、この発言に対しまして、十月二十六日でありましたが、私が同政治局員と会談をいたしました際に、私から、そもそも北方領土における軍備の強化、アフガニスタンへのソ連の軍事介入、またさらに、SS20の極東配備あるい……

第102回国会 外務委員会 第1号(1984/12/12、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいま議題となりました日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の両国の地先沖合における漁業の分野の相互の関係に関する協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  ソ連邦の二百海里水域における我が国の漁船による漁獲及び我が国の二百海里水域におけるソ連邦の漁船による漁獲は、従来それぞれ昭和五十二年五月二十七日に署名されたいわゆる日ソ漁業暫定協定及び同年八月四日に署名されたいわゆるソ日漁業物定協定に基づいて行われてきました。これらの協定については、昭和五十二年以来、毎年末にその有効期間を一年ずつ延長してきたところであります。この間我が方は……

第102回国会 外務委員会 第3号(1985/03/26、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 今回、故チェルネンコ書記長の葬儀に参列いたしまして、新しいゴルバチョフ書記長に二度にわたりましてお目にかかりまして、一度は表敬でありますが、二度目は首脳会談でございまして、これは一時間近くあったわけでありますが、やはり五十四歳という若さがあふれておるというふうな非常にエネルギッシュな感じも受けましたし、また考え方も、相当柔軟性を持っておるというふうな感じも率直に受けたわけでございますし、これからのソ連を背負って立つ、非常に長期的な安定政権がここから生まれてくるんじゃないだろうかという感じも率直に持ったわけであります。  しかし、日ソ間の問題につきましては、グロムイコ外相もそばに……

第102回国会 外務委員会 第4号(1985/03/29、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいま議題となりました国際原子力機関憲章第六条の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、昭和五十九年九月二十七日にウィーンで開催された国際原子力機関の総会において採択されたものであり、中華人民共和国の国際原子力機関への加盟に伴い、同機関の理事会において、原子力に関する技術の最も進んだ加盟国として理事国に指定される国の数を九カ国から十カ国に増加するものであります。  我が国がこの改正を受諾することは、国際原子力機関の理事会において、原子力に関する技術の進んだ加盟国に対しそれに応じた地位を付与することにより同機関の円滑な運営を確……

第102回国会 外務委員会 第5号(1985/04/03、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 戦後の日本とアメリカの長い歴史の中では、いろいろと対立もありましたし、摩擦もありました。また、今おっしゃるような、アメリカの強引ともいうべき要求等もあったことは、これは私もそういうふうに思います。しかし、そういう中にあって、日米関係は着実に発展をしてきたことも基本的には事実でありますし、沖縄の返還も実現もいたしましたし、また日米貿易は非常な伸びを示しておりまして、今御指摘のように、今日では三百四十億ドル以上の出超というふうな事態になっておりますし、日本経済もそうしたいろいろな問題を乗り越えて発展をしてきたという事実は否めないと思います。  そして日本とアメリカとの関係も、基本的……

第102回国会 外務委員会 第6号(1985/04/10、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 昨日の我が国の対外経済対策につきましては、今各地から、政府や議会あるいはマスコミ等の反応が続々入ってきております。  アメリカは、大統領を初めといたしましてアメリカの政府筋の要人は押しなべて、日本の努力というものは評価する、しかし問題はこれからだ、こういうことであります。アメリカのマスコミの方も、比較的中立的にこれを見ておる。日本が努力しているということはこの対策の中でもうかがわれるけれども、やはり果たしてそれが守られていくかどうか、今後を見なければわからないということであります。  議会筋の方は、例えばダンフォースさんを初めとしましていろいろな議員の反応が入っておりますが、押……

第102回国会 外務委員会 第7号(1985/04/17、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 私は、今般国会のお許しを得て、四月十一日、十二日両日、パリで開催された第二十四回OECD閣僚理事会に金子経済企画庁長官とともに出席し、引き続き米国を訪問しシュルツ国務長官等と会談し、四月十五日帰国しました。ここにその概要を御報告申し上げます。  OECD閣僚理事会においては、例年どおり、開発途上国との関係、貿易及びマクロ経済の三議題をめぐって討議が行われ、最後にコミュニケが採択されました。  本年は、回復基調にある世界経済がインフレなき持続的成長へ向かう一方、財政赤字、失業、経常収支不均衡等の懸念が生じておりましたところ、これに対してOECD加盟国が全体としていかなる態度で対処……

第102回国会 外務委員会 第8号(1985/04/19、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 このNPTは、世界から核というものを最終的に廃絶していくという一つの理想のために、その現実的な段階としてまず拡散を防ぐという意味でつくられたものでありましょうし、また、おっしゃるように、核を持っている国々が核の拡大をさせないというところにも目的があったと思いますが、残念ながら核保有国、特に米ソ両国の核兵器がどんどんそれ以来増量されておるということは極めて遺憾であると思いますし、これはやはりNPTに加盟している国々の不満でもあるわけであります。  幸いにいたしまして、核が拡散をする、おっしゃるような水平的な核拡散は行われてないということは言えるんじゃないかと思います。しかし、所期……

第102回国会 外務委員会 第9号(1985/04/24、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 確かに北朝鮮と日本との間には、漁業でいろいろと接触面といいますか、そういう面があります。民間でも漁業協定がありまして、そういう意味では民間同士の協力関係というのはありますし、私の郷里なども北朝鮮の海域に随分出漁していますから、その間の状況はよく知っております。そういう民間の協力関係というのはあります。しかし、国と国との関係がないわけですから、国と国との正式な海難救助等についての取り決め等はなかなか困難な状況です。したがって今、赤十字といったものを通じまして、いろいろと情報の交換といったものをやっておるわけでありますが、民間同士では、漁業者同士でそうした面についての協力関係という……

第102回国会 外務委員会 第10号(1985/05/10、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 私は、今般国会のお許しを得て、四月二十八日に出発、第十一回主要国首脳会議に出席するとともに、その前後、フィンランド、ノルウェー、ドイツ連邦共和国、オーストリアを訪問し、七日帰国いたしました。  ここに、その概要を御報告申し上げたいと存じますが、時間の関係もございまして、お手元に配付させていただいております印刷物をもちまして帰国報告にかえさせていただきたいと存じますので、記録にとどめてくださるようお願いいたします。
【次の発言】 糸山議員も、今回のサミットに同行議員として参加をされまして、その実態をつぶさに見られたわけでございます。また、いろいろと激励をいただきまして、感謝をいた……

第102回国会 外務委員会 第11号(1985/05/13、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいま議題となりました漁業の分野における協力に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  北西太平洋の二百海里外の水域における我が国のサケ・マス漁獲は、従来、昭和五十三年に締結されたいわゆる旧日ソ漁業協力協定を基本的枠組みとして、同協定に従って毎年締結されてきたいわゆるさけ・ます議定書に基づき行われてきました。  しかるに、昨年五月、ソ連側は、国連海洋法条約の採択、経済水域に関するソ連邦最高会議幹部会令の発効等の新たな状況を踏まえ、同協定の再検討を行うことを提案し、さらに、その後六月……

第102回国会 外務委員会 第12号(1985/05/15、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 アメリカは大国でありますし、中南米とはこれまで歴史的、伝統的あるいは経済的に非常に深い関係があるわけですし、また、出資も多額であるということからそれなりの役割を持つわけでしょうが、日本の場合は、ドイツとかフランスとかイタリアとかその他の国と並んで、バランスのとれた形で出資をするわけであります。日本は、これから中南米に対しても関係がいろいろと深まってくると思いますし、いろいろと協力もしていかなければならぬ、こういうことで、特に中南米の民間の企業等、特に中小企業を対象にする投資公社でございますから、そういう意味で出資に踏み切ったわけですが、これは日本の経済的な一つの力というものがあ……

第102回国会 外務委員会 第13号(1985/05/17、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これは、日本のこれまでの援助の基本方針に従って中南米に対する援助も行っておるわけでありまして、中南米諸国の福祉の安定あるいはまた国民生活の安定ということに貢献する、そういう立場で人道援助あるいはまた相互依存という立場での援助を続けておる、こういうことです。
【次の発言】 今、井上さんのいろいろな御意見ですが、私は、アメリカという国は今おっしゃるような植民地化を進める、そうしたいわば反動的な国家じゃないと思います。自由な民主主義の国であると思います。確かに、外交政策においては間違いを起こしておることもあるわけですが、しかし、あくまでもその国に自由と民主主義に根差した国が生まれる、……

第102回国会 外務委員会 第14号(1985/05/22、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 我が国から正式に外交ルートを通じまして遺憾の意を表明して、これに対してイスラエルから部長が今申したような形で、日本に対して申しわけなかった、しかし、イスラエルとしての高度の政治的な立場からこれを釈放せざるを得なかった、ひとつ日本とイスラエルの関係に悪い影響を及ぼさないようにしてほしい、こういうふうな、むしろイスラエル側当局としてのいわば謝罪に近いような回答がありました。日本とイスラエルの関係においては、これでもって外交的にはそれ以上の措置をとるという考えはありません。
【次の発言】 私が聞いた範囲では、当時間本公三だけではありません、日本の赤軍派がロッド空港事件を起こして多数の……

第102回国会 外務委員会 第15号(1985/05/24、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これはもちろん条約に加盟すれば、条約を誠実に守っていかなきゃならぬ義務が日本としてはあるわけでございますし、そういう立場から国会にもきちっと報告しなければならない問題であると思います。
【次の発言】 これはもうそのとおりだと思います。
【次の発言】 まず基本的に、この女子差別撤廃条約は随分長い間かかりまして、私も何とかこれを早く批准したいということで、毎年その決意を述べてまいりましたけれども、この条約をこの国会で承認を求める、批准を求めるためには、やはり国内体制の整備が必要であります。それは、外務省が中心にいろいろと調整をしておりましたけれども、各省とのそれぞれの関係で調整もお……

第102回国会 外務委員会 第16号(1985/05/29、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これはいきさつを申し上げなければなりませんし、またこれは私の責任においてやったことでありますから、御理解もいただかなければならぬと思うわけです。というのは、この外務省あるいはまた在京の大使との交歓のゴルフというのは、毎年二回ぐらい、大使と外務省との親睦を目的にしまして、第一回は外務大臣の招待、その次は各大使の招待、こういうことで年々やっておるわけであります。そういう中で、小林さんも御承知と思いますが、土曜、日曜ということになりますと、大勢のそうしたゴルフコンペをやるというのはなかなかゴルフ場は認めてくれないわけです。それを小金井カントリーは、そうした国際的な親善ということで長い……

第102回国会 外務委員会 第17号(1985/05/31、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これはもう男女の性別を問わず、軍縮というのは世界人類の大課題であると思います。日本も真剣にこれに取り取んでおるわけであります。今、米ソでも核軍縮交渉が進んでおりますし、戦後四十年たった国連総会におきましても、この軍縮問題というのは恐らく大きな課題になっていくのじゃないか。そうした世界の軍縮の問題は、米ソが直接に交渉しておりますが、やはり世界の問題として国連あるいは軍縮会議、そういうところで広く各国が集まって、真剣にこれからも論議していかなければならぬ課題だと思います。
【次の発言】 そこまでは聞いておりませんが、ナイロビの会議というのは、世界の歴史、女性の歴史に新しい一ページを……

第102回国会 外務委員会 第18号(1985/06/04、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 よく労働省とも相談をいたします。
【次の発言】 見通しについてはなかなか申し上げる段階ではございませんが、努力はいたします。
【次の発言】 よく教えていただきたいと思います。
【次の発言】 厚生省その他関係各省とよく相談いたします。
【次の発言】 御承知のように、今回の改正でも触れておりませんし、これはなかなか難しい問題がございます。予算の問題もあるし、その他いろいろと難しい問題があります。厚生省が検討しておると思いますが、厚生省とも相談してみたいと思います。
【次の発言】 まだ三つの受諾してない部門があるわけですが、第一、第二についてはもう既に申し上げたとおりでございますが、……

第102回国会 外務委員会 第19号(1985/06/07、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これは、いわゆる国連憲章の旧敵国条項についてのお話であろうと思いますが、我が国は、国連憲章第五十三条につきましては、平和愛好国として国連に加盟を認められたことにより適用がなくなったものと考えております。また憲章第百七条は、連合国による戦後処理が憲章の他の条項に違反しないようにとの法技術的な経過規定と解され、既に連合国と平和条約その他の個別取り決めを結び、国連に加盟している我が国に関し、もはや適用される余地はないと考えておるわけであります。
【次の発言】 おっしゃるように、まだ国連憲章の中には、そのまま旧敵国条項という条章は残っておるわけです。今申し上げましたように残ってはおりま……

第102回国会 外務委員会 第20号(1985/06/19、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 アメリカ議会はいろいろな形で、日本だけではなくて各国に対してそういういろいろの趣旨の要請をしておりますし、日本に対しても防衛努力を促すいろいろな決議とか、今出ましたような形の要請をしておりますから、私は、これはアメリカ議会の一つの意思の表明であろうと思いますけれども、しかし日本の自衛については、日本自身が基本的に自主的に決めるものでございますから、アメリカの要請は要請として受けとめるわけですけれども、これに拘束されるという立場では私はない。ですから、アメリカの議会の一つの期待の表明だ、こういうふうにとっています。
【次の発言】 日本の防衛については日本自身が決めることですから、……

第102回国会 決算委員会 第2号(1985/03/26、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 グロムイコ外相の訪日につきましては、これはグロムイコ外相が今度は訪日をする番だということは、去年の国連総会におきましてグロムイコ外相の口からはっきり出ましたし、そういう意向も出たわけでございます。そしてその間、それ以来日ソの対話も、国際情勢の緩和と相まって着々と進んでおったことは事実であります。そういう中で、今回の首脳会談で最高首脳同士でグロムイコ外相の訪日ということが表明をされたということは、非常に大きな意義があったのじゃないかと思います。その首脳会談を受けて、私も早速モスクワの大使館に、グロムイコ外相の訪日に備えていろいろと事務当局間で、外交当局間で準備を進めるように指示を……

第102回国会 内閣委員会 第8号(1985/03/28、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明いたします。  改正の第一は、在外公館の設置関係であります。今回新たに設置しようとするのは、総領事館一館で、中国の瀋陽に設置するものであります。これは、実際に事務所を開設するものであります。瀋陽は中国東北部の中心地で政治的、経済的に重要な地域であるばかりでなく、我が国と歴史的に深い関係にある地域でもあります。  改正点の第二は、同総領事館に勤務する在外職員の在勤基本手当の基準額を定めるものであります。  改正点の第三は、子女教育手当に関するもので……

第102回国会 内閣委員会 第9号(1985/04/02、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいま在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を御可決いただきまして、まことにありがとうございました。  また、本法案の御審議の過程において、外交活動の基盤強化につき深い御理解と貴重な御提案を賜ったことに対し、厚く御礼を申し上げます。  法律案と同時に可決されました附帯決議の内容につきましては、御趣旨を踏まえ適切に対処してまいる所存でございます。  まことにありがとうございました。(拍手)

第102回国会 内閣委員会 第12号(1985/04/23、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 日ソ関係については、基本的に領土問題が横たわっております。日本としましては、領土問題を解決をして平和条約を結ぶというのが基本的な方針でございますが、ソ連側は残念ながらこの日本の主張には応じる状況にはありませんで、先般の日ソ首脳会談におきましても、この領土問題についてはソ連はこれまでの方針どおりだ、ということは領土問題はもう決着済みだという姿勢をとっているわけで、この点は大変遺憾であります。日本としては、領土問題というものを抜きにして日ソの真の友好は考えられませんので、この点につきましては、あくまでも腰を据えて、一つ交渉のテーブルに着くべく努力を重ねていきたい、こういうふうに思っ……

第102回国会 予算委員会 第2号(1985/01/31、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 もちろん、日本の基本的な方針として軍縮を世界に向かって強く推進していくということは、日本の外交の基本中の基本であると思いますし、さらにまた、国会で答弁をいたしました一%を守っていくという三木内閣の考え方を歴代踏襲してきたわけでありますし、これを中曽根内閣としても踏襲するために努力をするということも、これは閣僚として当然な考えてあります。これを素直に言ったまでのことであります。

第102回国会 予算委員会 第3号(1985/02/04、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 承知しております。
【次の発言】 この経済協力、海外援助につきまして話をしたのは、私とシュルツ国務長官との間でございますので私から説明を申し上げますが、我が国が経済協力、ODAの拡充に非常に力を尽くしておる、そして六十年度予算もマイナスシーリングといいますか、一般歳出をマイナスにとどめた中で一〇%も伸ばしたということを私から説明をいたしまして、この経済協力、ODAは世界の平和と安定のために大いに日本として使っていかなければならぬ、しかし、もちろん日本の経済援助は原則はあくまでも人道主義的なものでなければならぬし、あるいはまた相互依存に基づくものでなければならぬ、そういう精神で今……

第102回国会 予算委員会 第5号(1985/02/06、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 この問題は、運輸大臣がお話ししましたように、アメリカが全く筋が通らないと思います。したがって、私もロサンゼルスに中曽根総理と一緒に参りましたときに、シュルツ国務長官に対しまして、アメリカのやっていることはこういう筋の通らない話があるので、何としても四月一日から操業できるようにひとつアメリカ側の関係各省と協議をして調整をして、そういう方向で努力してもらいたいということを申し入れたわけであります。二月にはさらに日米航空交渉が行われるようでありますが、運輸省と十分連絡をとりながら、四月一日から何とか操業を開始できるように外務省としてもひとつ全力を傾けなければならない、そういうふうに思……

第102回国会 予算委員会 第6号(1985/02/07、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これはやはり円安・ドル高というのは正常な貿易が行われるに当たっては非常に大きな阻害要因といいますか、そういうことになっておる。やはりドルが高いというのが、それはもちろんアメリカの景気とも絡んで出超をさらに加速させることになりますし、さらにまたこのドルが高い、円が安いというのは、輸入に当たって製品輸入をしなければならぬ、そういう面からやはり相当な問題が起こってきておる、こういうふうに思いますし、全体的に見れば、今、金子企画庁長官のおっしゃるような状況で、我々としては心配せざるを得ないわけです。しかし同時に、そうした問題とともに、日米間では根本的に市場開放等の問題もありますから、そ……

第102回国会 予算委員会 第7号(1985/02/08、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これは条約の解釈の問題にも絡んでおりますから、条約局長から答弁させます。
【次の発言】 当時の速記録、今お読みになりましたけれども、当時の条約解釈が今日も続いておる、こういうことだろうと思います。
【次の発言】 ですから、現在も当時の条約の解釈で一貫しておる、こういうことであります。
【次の発言】 先ほど条約局長が答弁したとおりに、入ってない、入らない、こういうことでございます。
【次の発言】 これはオホーツク海といえども公海ですから、日本の周辺の公海ですから、そういう中でアメリカのそういう軍艦とかあるいは航空機等が自由に航行、航空するのは、これはそれなりの自由である、こういう……

第102回国会 予算委員会 第8号(1985/02/09、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 それぞれの国の核政策というのは独自な核政策があるわけで、日本は日本なりの安保条約に基づき、総理から御答弁をされたように、事前協議条項というのが確固としてあるわけですから、それによって日本の場合は非核三原則を貫いておる、こういうことでございます。
【次の発言】 ニュージーランドとアメリカはANZUS条約を結んでおります。そういう中におけるニュージーランドとアメリカとの関係でございます。そういう中で協議が行われ、あるいはまた議論が行われる、あるいはまたそれぞれの国の立場が主張されるということは、それはニュージーランドとアメリカの問題ですし、またニュージーランドがやっていることはニュ……

第102回国会 予算委員会 第9号(1985/02/14、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 事安保条約の関連につきましては、外務省は防衛庁から正確に連絡を受けております。
【次の発言】 今お話しのフリーテックス85につきましては、これは米独自の演習ですが、その概要につきましては日本は説明を受けております。  それから、アメリカ軍のこうした種類の演習は、これはやはり世界の平和といいますかアジアの安定、そういうものに寄与するためのいわゆる抑止力としてのアメリカの演習である、こういうふうに理解をしております。
【次の発言】 こうした演習につきましては、もちろん日本としても関心を持っておりますし、アメリカが概要の説明をこれまでもしてきておりますし、今後ともこれはしていくわけで……

第102回国会 予算委員会 第10号(1985/02/15、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 我々は、デクエヤル事務総長の一九八二年の提案を高く評価をいたしております。それにこたえまして国連演説で、外務大臣、当時櫻内外務大臣でありましたか、この平和維持機能の強化につきまして演説をいたしました。私も引き続いて演説を繰り返しております。同時に、日本としましても、デクエヤル事務総長の提案を踏まえて、日本の学識経験者等の提言、国連のいわゆる平和維持機能の強化についての提言を行っておるところであります。
【次の発言】 ニュージャージーが日本に来るとか来ないとかいう話がありますけれども、またそうした日本に入ってくるという内報その他一切受けておりません。また、ニュージャージーにトマホ……

第102回国会 予算委員会 第11号(1985/02/16、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これはまだブキャナンが日本に入るかどうかにつきましては、アメリカから何も連絡があるわけではございませんが、先ほど北米局長が答弁いたしましたように、アメリカの艦船は安保条約その関連規定によって日本の港に入る権利を有しておるわけであります。したがって、日本としてはこれを安保条約その関連規定において認めるということでございますが、もちろん核を積載している場合は事前協議の対象になるわけでありまして、その際は日本はノーと言うことは、私が申し上げておるとおりであります。
【次の発言】 核を積む能力を持っておるというのと核を現実に積んでおるというのは違うと思いますね。  それで、今ニュージー……

第102回国会 予算委員会 第12号(1985/02/18、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 北朝鮮に対する制裁解除は、これはラングーン事件が発生をいたしまして、北朝鮮に反省を求めるという立場からこれまでの規制を厳しくしたわけで、いわばもとに返ったというところでございます。ですから、基本的には北朝鮮に対する基本政策は変わっておりませんが、いわゆる民間の交流の幅をもとに返した、こういうことになるわけです。
【次の発言】 後で具体的な点につきましては局長から答弁させますが、私も金さんの事件は承知をしておりますし、家族の皆さんからのお訴えを受けております。これは韓国の国内法の問題ですから我が国としてこれに対してとやかく言う筋合いはないわけですが、しかし人道的な立場から韓国政府……

第102回国会 予算委員会 第13号(1985/02/19、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 このOECDの統計でいろいろ問題があると言いますが、確かに世界の資本収支あるいは経常収支等についていろいろと御指摘のような問題があることは私も聞いております。しかし、これはどういうことでそういうことになっておるのか必ずしも定説はないわけですが、ちぐはぐな点が出ていることは事実であります。ただしかし、日米間で見ますと、日米間の統計についてはそうした大きな誤差はないわけですから、貿易収支にしても、あるいは経常収支にしても資本収支にしても、大体日米間の計算で両方がほとんど一致しているということでございますので、日本としても日本の黒字について統計上の問題があるというふうなことでアメリカ……

第102回国会 予算委員会 第15号(1985/02/21、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 今、椎名さんのおっしゃることにつきまして、私は全く同感であります。日本もやはり今日における国際的な責任というものに深く思いをいたして、幅広い外交を展開していかなければならない。私は海外をずっと回っておりまして非常に強く感ずるのは、やはり一面においては日本の発言権といいますか発言力というのが大変強くなったということでございます。国際会議等におきましてもやはり日本の代表が出なければ会議すら成り立たないというほど、日本は世界に重きをなしてきているということを痛感します。同時に、それは反面において、日本の国際的責任が今まで以上に増大をしたのではないか、こういうふうに考えているわけでござ……

第102回国会 予算委員会 第16号(1985/02/22、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 おっしゃる点につきまして、やはり政府としてもいろいろな角度から検討しなければならぬ点も私は率直に言ってあるんじゃないかと思います。  日本の経済援助は、人道主義あるいはまた相互依存という基本原則に従ってやっておりますし、無償援助につきましては外務省が中心でやっておりおります。それから、円借というのは四省共管とかいうことで外務省が窓口になってやっておるわけですし、また、技術援助はJICAが中心になってやっておるわけですが、基本は何といいましても、今おっしゃるように国民の貴重な血税が中心ですから、そうした援助が本当にそれぞれの国の民生、福祉の安定のために効果的に使われるということで……

第102回国会 予算委員会 第17号(1985/02/23、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 外務省といたしましては、最終的に受けました。
【次の発言】 私は、事務当局を通じまして概略の説明を受けました。説明者は北米局長です。
【次の発言】 これは外交的な協定といったものでないものですから、今おっしゃるように概要だけ承っております。
【次の発言】 これはいわば軍事的な作戦計画といいますか、いわゆる専門家同士によって話し合われた、そしてその結果生まれたことでありますし、主として防衛庁とアメリカとの間で行われたわけで、外務省は安保条約の運用という立場でこの説明を受けたわけですから、いわば専門的な分野にわたるものですから、私は局長からその旨を受けただけで、一々具体的に――また……

第102回国会 予算委員会 第18号(1985/02/25、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 本報告書は、米国行政府作成にかかるものでありまして、その記述におきまして正確を期そうという意向は見られるわけでありまして、我が国のこれまでの努力には相当の評価を与えていることは一面あります。他方、米国の立場から書かれたものであるだけに、一面的であるということは否めないわけでありまして、米国製品の対日輸出が思ったほど伸びないことについて、みずからの輸出努力等に言及することなく我が国市場の開放がまだ十分でないことを述べているのは、問題がないとは言えないと思います。これらにつきましては、米国に対しまして我が国としても申し入れを行った次第でございます。

第102回国会 予算委員会 第19号(1985/02/26、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 指紋押捺等の具体的な義務につきましては外務省は直接主管する立場にないわけでありますが、お尋ねの指紋問題を含む在留外国人の法的地位及び待遇についてどのような制度が最も適切妥当であるかということについては、国内的な諸事情のほか、国際的な諸事情も勘案をしまして、幅広くかつ慎重な研究、検討を加えることが必要であると考えております。  お尋ねの点につきましては、外国人登録法は昭和五十七年に改正されたばかりであるとの事情があるわけでございますが、他方、御指摘のような御意見があることも十分承知もしておりますし、さらに、昨年の日韓共同声明の趣旨をも踏まえ、あるいはまた全斗煥大統領と中曽根総理と……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1985/12/11、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 お話しのように、私も外務大臣になりまして三年をちょっと超えたところであります。その間に、外国にも三十四回出張いたしまして、多くの国際会議等にも列席いたしたわけでございますが、そうした経験を通じまして非常に感ずるのは、世界の中で日本の存在というのがますます重くなってきた、それは一面におきましては、日本の発言力というものが大変強くなった、どこでも日本の発言というものが大きいウエートを占めるようになってまいりました。同時にまた、日本に対する国際的な責任というものが反面大変強くなってきている、これが非常に強く求められておるということを痛感いたします。したがって、これからの日本はまさに世……

第103回国会 外務委員会 第1号(1985/11/08、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 私も、防衛庁から連絡を受けましてこの話を聞きまして、事なきを得たからよかったわけですけれども、もし間違えば大変な問題になる、外交上の問題に発展するわけですし、大変なことにもなる可能性があったわけです。  こうした問題はまず第一に、こういうことを二度と繰り返さないというためにも国民の前に明らかにする必要がある。それからもう一つは、外交上の問題で、もちろん今局長が言いましたように公海の上空ですけれども、しかし、やはりソ連機がスクランブルをかけてきたというようなこともあって、ソ連側との関係で、ソ連から事実が指摘をされてそれに対して発表するというふうなことでは大変まずいことになる。日本……

第103回国会 外務委員会 第2号(1985/11/27、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 今回六年半ぶりに米ソ首脳会談が実現した、これは大変結構なことであったのですが、その背景はいろいろあると思います。  やはり全体的な世界情勢の動きの中で、両国首脳が会うというタイミングが合ってきたのじゃないか、こういうふうに思うのでありますが、一つは、ゴルバチョフ政権が誕生したということが大きな要因でもあったと思いますし、それから、ジュネーブにおける軍備管理あるいはまた軍縮交渉等が先行して行われるようなことになってきた、そして、こうした軍縮を求める世界的な世論もほうはいとして起こってきたということも背景にあると思います。同時にまた一面、アメリカのSDI構想というものに対するソ連の……

第103回国会 外務委員会 第3号(1985/12/06、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 石橋先生の戦争に対するお考えが述べられておると思いますが、私もやはり第二次大戦が日本を亡国の危機に陥れた、大変誤った戦争であると思っております。国際的にも、この戦争が侵略戦争であるという厳しい批判があるわけであります。政府としても、そうした批判に対しまして十分認識をしてこれに対応していかなきゃならない、これがこれからの、そしてこれまで日本が歩んできた世界平和を求める日本の基本的な姿勢でなければならぬし、今後ともそうでなければならない、こういうように思います。
【次の発言】 我が国は、年来からアパルトヘイト政策に対しては、断固反対の主張を世界的にも展開をしております。この方針は堅……

第103回国会 外務委員会 第4号(1985/12/13、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 櫻内前外務大臣が今回中国訪問をされたのは、日本国際貿易促進協会、国貿促の会長を櫻内さんはやっておられますから、その会長という立場で訪中されたというふうに聞いております。なお、前外務大臣という立場でもありますし、今お話がありましたように確かに党内の中曽根派の会長という立場もそれはあるわけでしょうが、正式な立場は国貿促の会長ということで訪問されたわけです。中国側との意見交換もされまして、そのときの要人との会談の内容について、私も櫻内さんから直接お話を承っております。  今お話がありました呉学謙外交部長との会見では、櫻内会長より、日中関係については、胡耀邦総書記から十月に日中友好二十……

第103回国会 決算委員会 第1号(1985/12/09、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 今お話しのように、ミッテラン大統領が、世界の森林資源の枯渇状況から、これが回復のために、あるいはまた砂漠化の防止だとか公害防止の分野、いろいろな面で国際会議を開きたい、こういうことでございます。  日本としてもこれには賛成でございます。ことしは国際森林年でもありますし、世界的な規模で森林の将来というものを考える必要があるということを私自身も痛感しておりますし、この会議には日本も積極的に参加して、森林問題に対しまして日本の国際的な役割を果たしていかなければならない、こういうふうに考えます。
【次の発言】 まず、糸山さんがアフリカ問題に対して非常な関心を持たれまして、この夏にはザン……

第103回国会 予算委員会 第1号(1985/10/28、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 おっしゃるように日本が自由主義国家では世界第二位の経済大国になったわけですから、それだけの国際的な責任を果たしていかなければならぬ。そのために開発途上国に対する援助を積極的に行っていくというのが日本の最も大きな国際的責任の一つであろうと私は思います。そういう見地に立って政府としてもこれまで倍増計画、三年倍増、そして五年倍増を果たしてまいりました。今回から七年間をもってさらに倍増計画をつくりまして、世界に対してこれを示したわけですが、これは今の開発援助を七年たったら倍増するということで、大体七年目には四百億ドル以上ということになるわけでございまして、現在でも確かにDACの中での一……

第103回国会 予算委員会 第2号(1985/10/29、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これまで政府が努力をしましていろいろな計画を進めておるわけですが、新しい分野でアメリカとの間で折衝をするということはまだ何も決まっておりません。しかし、これまで残った分野があります。例えばMOSS委員会等においては、まだ木材の問題等が残っておるわけでございますし、そういう問題についてはこれからも検討していかなければならぬ。さらにまた、アメリカ側としてはこれまで関心品日として挙げて、さらに日本として今検討を続けておる品目等もあります。これは今後の課題として日米間で話し合われる、こういうことになると思います。  アメリカとしても、今お話しのように政府は自由貿易体制をどうしても守って……

第103回国会 予算委員会 第3号(1985/10/30、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ソ連との間では、最近租税条約、さらに貿易支払い協定が大体合意いたしました。これはシェワルナゼ外相が日本に来られるときは調印ができると思いますが、文化協定につきましても、これは長い間の懸案でありました。しかし、これも交渉を進めようということでお互いに合意を見まして、今、日本側の案を提案をいたしまして、ソ連側の回答を待っておるわけで、これもさらに協議を進めて、一月の中旬ごろまでにできれば合意に達することを期待しておりますが、この点についてはなかなか難しい問題も抱えておりますから、そう簡単ではないように思っています。しかし、両国で努力は重ねていこう、こういうことになっております。

第103回国会 予算委員会 第4号(1985/10/31、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 そういう趣旨のことを述べました。
【次の発言】 私も、御指摘がございましたこのスプリングホック日本人会月刊新聞に日本の外交官が、一日本人という断り書きはありますけれども、我が国の外交の基本、特に南ア政策に対する基本と背馳するような形で投稿いたしておりまして、大変遺憾に思っておりますし、今、局長が言いましたように、これはもう弁解の余地がないと私は思っております。  せっかく我が国がアパルトヘイト政策に対して反対をし、それに対する措置を強力に講じておるこういう中で、日本の外交政策を推進しなければならない立場にある外交官がそれに反するような行為をしたということは、今お話しのようにこれ……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 安全保障特別委員会 第3号(1986/04/02、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 引き続きまして外務大臣に留任をいたすことに相なりました。よろしくお願いいたします。  衆議院安全保障特別委員会の開会に当たりまして、我が国の安全保障問題について、所信の一端を申し述べさせていただきます。  我が国は、第二次大戦の荒廃から復興し、今や、先進工業諸国の中で指導的国家の一つとなり、平和とかつてない高い生活水準を享受するに至りました。これは、国民の絶えざる努力の成果であることはもとよりでありますが、同時に、我が国もその一員である国際社会の秩序のあり方が我が国の平和と繁栄の実現に幸いした面が大でありました。これまで、我が国は、とかく国際社会の受益者にとどまりがちでありまし……

第104回国会 安全保障特別委員会 第5号(1986/05/19、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 別に総理から直接そういう話を私は聞いたことはありませんし、総理大臣として何か公式にも発言をしたというわけでもなくて、ただいろいろとそういう情報とかいいますか、風説といいますか、動きといいますか、そういうものがあることは我が党内におきましてもいろいろとささやかれてもおりますし、動きをめぐっていろいろと議論があることは事実ですが、表立って公式な党の機関とかあるいは政府内部だとかそういうもので話し合っているわけではないわけです。ただ、私としましてはやはりまず、今国会で議長裁定で定数是正の法案が出ておるわけですから、これを議長の裁定に従って処理をしていくといいますか、成立をさせるという……

第104回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1986/02/25、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 引き続き外務大臣に留任をいたすことになりました。冒頭に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。  それでは、外務省の所管事項につきましてその概略を御説明いたします。  まず、日ソ外相間定期協議につき御報告をいたします。  シェワルナゼ・ソ連共産党政治局員兼外務大臣は、日本政府の招待により、一月十五日から十九日まで我が国を公式訪問し、十五日及び十六日の両日、私との間で八年ぶりに日ソ外相間定期協議を行いました。この協議では、日ソ関係の諸問題及び双方が関心を有する国際問題について討議が行われました。さらに北方領土問題については十七日にも交渉を行った次第であります。  また、シェワル……

第104回国会 外務委員会 第2号(1986/02/19、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 このたび、外務大臣に留任することになりましたので、外務委員会の冒頭に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。  昨年は、東西関係におきましては、米ソ首脳会談の実現だと、歓迎すべき動きが見られたわけでありますが、他方、世界の諸地域ではたお紛争や混乱が続いております。また、世界経済は引き続き多くの課題を抱えております。このような厳しい国際情勢のもとで我が国の平和と繁栄を確保していくため、我が外交に課された使命はますます重大であると存じます。  私は、外務大臣就任以来三年余になるわけでございますが、世界の平和と繁栄に積極的に貢献するいわゆる創造的外交を展開をしてまいりました。今後は……

第104回国会 外務委員会 第3号(1986/02/21、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいま議題となりました関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表(日本国の譲許表)に掲げる譲許を修正し又は撤回するためのアメリカ合衆国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件及び関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表(日本国の譲許表)に掲げる譲許を修正し又は撤回するための欧州経済共同体との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件の二件につきまして、提案理由を御説明いたします。この二件は、それぞれ別個の案件でありますが、経緯上も内容的にも互いに密接な関係にありますので、まとめて御説明いたします。  我が国の皮革の輸入数量制限については……

第104回国会 外務委員会 第4号(1986/02/26、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ごく最近のフィリピンの情勢につきまして、御報告を申し上げたいと思います。  フィリピンにおきましては、二月七日の大統領選後、混迷が続いてまいりましたが、二月二十二日に至り、エンリレ国防大臣とラモス将軍がマニラの軍事基地に立てこもったことが契機となつて、マルコス大統領支持勢力とエンリレ、ラモス支持勢力が対峙するに至りました。  エンリレ、ラモス側は、アキノ夫人を初めとする野党側と多数の民衆の支持のもとに、フィリピン国軍内の支持を拡大いたしました。  アキノ夫人は、二十五日に大統領就任式を行い、またマルコス大統領も、同日大統領就任宣誓式を行うという事態となったわけですが、同日、フィ……

第104回国会 外務委員会 第5号(1986/03/20、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 本件の交渉につきましては、御承知のように、我が国の皮革及び革靴の輸入数量制限につきまして、ガット違反の疑いが生じておるということでアメリカが非常に問題にいたしまして、そういう中での日米交渉が行われたわけでございます。したがって、非常に困難な状況にもしばしば際会をいたしました。しかし、日米双方が話し合いによる解決を目指して最大限の努力を払いました結果、ガット上の交渉は妥結を見まして、アメリカによる全面報復といった事態は回避をされまして、一応貿易の拡大均衡という方向で解決を見たわけでございます。  しかしながら、米国は、我が国の皮革、革靴に関する市場アクセス等の観点からは必ずしも満……

第104回国会 外務委員会 第6号(1986/03/24、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 私からまず概略をお答えしまして、あと具体的に事務当局から話をさせますが、御承知のように革靴、皮革問題については、日米間におきましてもあるいは日・EC間におきましても長い交渉の歴史があるわけであります。私も通産大臣のときに、随分この問題で日米間で話し、激論をいたした思い出があるわけであります。アメリカからすれば、やはり革靴、皮革製品については日本の市場を自由化すべきだ、これは当然彼らの自由貿易という立場からいえば、日本が自由貿易を主張する以上は日本の市場も自由化すべきだ、だからアンフェアだということを彼らは盛んに主張してきているわけです。  しかし、日本の場合は日本の立場がある、……

第104回国会 外務委員会 第7号(1986/04/09、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 今鯨岡さんから御質問がありました四点につきまして、順次お答えを申し上げさせていただきます。  まず第一の点は、具体的に申し上げますと、公明党の矢野書記長が訪中されたわけでございますが、この矢野書記長が胡耀邦中国共産党書記長に会見されたときに、中曽根総理の日中友好に対する熱意が伝達されまして、皇室の御訪中については今後の課題として検討されるべきものである、こういう総理のお考えが表明された、こういうふうに承知しておりますし、その問題が新聞等でも報道されまして、これに対しまして私から、実は皇太子の訪中の問題については外務大臣としては関知しない、こういうふうに答えた、こういうことで新聞……

第104回国会 外務委員会 第8号(1986/04/11、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ことし一月に行われました日ソ外相会談の際の合意に基づきまして、今度は私がモスクワを訪問をいたしまして引き続いて定期外相会談を行う、こういうことになっておりまして、私自身も、ぜひとも一月に引き続きまして領土問題を含めた平和条約交渉をモスクワで継続してまいりたい、こういうふうに思っておりますし、同時にまた、北方領土への墓参の問題であるとかさらに文化協定の締結の問題であるとか、その他経済あるいはまた国際情勢全般についての話し合いをしてまいりたい、こういうふうに思っておりまして、その時期については双方が都合のいいときということで今協議をいたしております。実は今、具体的にその時期を詰めよ……

第104回国会 外務委員会 第9号(1986/04/22、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 私は、今般国会のお許しを得て、四月十二日より十五日まで中曽根総理大臣に同行してワシントンを訪れ、十二日、シュルツ国務長官と二十二回目の日米外相会談を行い、引き続き、四月十七日、十八日両日パリで開催された第二十五回OECD閣僚理事会に平泉経済企画庁長官及び田原通商産業政務次官とともに出席し、四月二十日帰国いたしました。ここに、その概要を御報告申し上げます。  ワシントンで行われました日米外相会談では、経済問題を中心とした日米二国間関係及び国際情勢等につき幅広く有意義な意見交換を行うとともに、東京サミットのための意見調整を行いました。また、同日、キャンプ・デービッドにおいてプッシュ……

第104回国会 外務委員会 第10号(1986/04/25、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 この条約が昭和三十九年に採択されて以来、政府としましては雇用対策法の制定、これは昭和四十一年でございますが、新職業訓練法の制定、昭和四十四年など、雇用に関する施策の充実に努めてきたところであります。  昭和五十年ごろから、石油危機以後の経済情勢、雇用状況の変化を踏まえて、ILOにおいてこの条約を改正しようとの動きがありました。政府としては、改正が行われるか否か結論を見きわめる必要があったところ、昭和五十九年に至り改正は行われないこととなったので、条約の解釈、国内法制との整合性につき検討を行い、右を終わりましたので、今回批准の承認を得ることとした次第でございます。

第104回国会 外務委員会 第11号(1986/05/07、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 リビアがいわゆる一連のテロに関与しているかどうかということについて、先般の委員会におきましては、ベルリンにおけるディスコに対するテロ事件に対して私が談話を出しました、これをもとにいたしましてお話を申し上げた。日本はリビアと遠い関係にありますし、アメリカの一応の話を聞いておりますけれども、具体的には実情についてまだ承知をしていない、こういう立場であったわけでございます。  しかし、もちろんテロというものに対して、日本は断固として糾弾しなければならない、これは一貫をしてきたわけでございますが、その後アメリカ側から、あるいはまたEC諸国から、リビアのテロへの関与について、実は外交ルー……

第104回国会 外務委員会 第12号(1986/05/09、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これは非常に重要な問題でして、ソ連で起こったからといってソ連だけで済まされる問題ではありません、世界で大きな影響が出ておるわけですから。我が国も早速ソ連大使を私は呼びまして、情報も提供してほしい、またこちらから協力するものがあったら協力も何かします、いずれにしてもこういうことは密接な情報の交換というのが必要じゃないかということを強く述べたわけでございます。また、サミットでは非常に大きな議論になりました。だんだん放射能の影響が広がってくるということで大変各国とも心配して、これはソ連とかヨーロッパとかじゃなくて、まさに世界人類の問題だということで声明まで発出をいたしました。やはりI……

第104回国会 外務委員会 第13号(1986/05/14、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これは日本の国是でございますから、非核三原則は遵守してまいらなければならないと考えております。
【次の発言】 非核三原則は、核兵粋は持たず、つくらず、持ち込ませずということでございますから、今お話しのとおりである、こういうふうに理解しております。
【次の発言】 日中のこれまでの友好関係、これをさらに進めるための大きな分野として、原子力の平和利用についての協定がここに締結されたわけでございまして、我々は、この協定を通じまして日中関係をさらに発展させるということが必要であろうと思いますし、今お話がありましたように、原子力機器等についての日本の中国への技術協力という面も開けてくること……

第104回国会 外務委員会 第14号(1986/05/16、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 今問題の法例の改正、今法制審議会で審議している、こういうふうに聞いております。法制審議会で審議中である、こういうことでおくれておるということであります。
【次の発言】 現在、審議中だということです。
【次の発言】 先ほど総理とお目にかかりまして、日ソ関係で私の訪ソ問題についていろいろと調整をしておりました、その結果を御報告いたしまして、私が訪ソするということについて御了承をいただいた次第でございます。  私の訪ソにつきましては、これはシェワルナゼ・ソ連外相が一月に日本を訪問されたときに、いわゆる定期外相会談が八年ぶりに再開されるということで、有益な意見の交換が行われたと私は思っ……

第104回国会 外務委員会 第15号(1986/05/21、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 それは、お話としては聞いております。臨時国会があるとかないとか、召集するとか反対だとか、いろいろと動きもあるようですし、聞いておりますが、しかしまだ確たる、例えば政府関連の機関で話し合うとか、政府・与党の公式な会議で話し合うとか、そういうところまで行っておりません。ですから、動きとしてはあると思います、実際新聞等でも随分報道されているように。しかし、まだ浮上して表に出て公式に論議されておるということでないわけですから、私も閣僚の一人でございますし、そういう段階でいろいろと物を言うことはかえって誤解を生むことになるのではないか、こういうふうに思います。

第104回国会 決算委員会 第2号(1986/02/24、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 情報について言えば、確かにアメリカはフィリピンと特別な関係にありますし、基地も二つ持っておる、そういうことで情報が十分入っておることは事実でしょう。しかし同時に、日本の場合も大使館の情報だけではなくて、マルコス、アキノ両陣営から直接的な情報も得ておりますし、あるいはまた報道陣からの情報等も得ております。日本の情報把握も、フィリピンに関して言えばアメリカに決して劣ってないだけの情報は持っておると私は考えております。  それから今、アメリカ大統領がマルコ人大統領の退陣を要求したという情報があるというお話でございますが、我々アメリカとも緊密に接触しておりますが、まだ今日の段階ではそう……

第104回国会 対フィリピン経済援助に関する調査特別委員会 第2号(1986/04/23、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 我が国の経済援助につきましては、今お話がありましたように、相手国の自助努力を支えていくということを大きな眼点にいたしまして、開発途上国の社会開発であるとかあるいはまた福祉の向上、民生の安定に資するということを目的にいたしましてこれまでやってまいったわけでございまして、我が国は、そういう中で、フィリピンを初めといたしまして、御指摘がございましたように、世界の開発途上国に対しましてその発展には大きな貢献をなしておる、こういうふうに確信をいたしておるわけであります。
【次の発言】 我が国の経済援助、経済協力につきましては、先ほどお話しのように、円借それから無償援助、そして技術援助、こ……

第104回国会 対フィリピン経済援助に関する調査特別委員会 第3号(1986/05/13、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 私は、一種の常識的な立場でお答えしたのですが、フィリピンの国内法があるのじゃないか、日本にもあるように。これは国内法において処理されるわけですから、フィリピンの国内法で、いわゆる政府が発注した事業に伴ってその政権がリベートを受ける、マルコスさんあるいはその周辺がリベートを受けるということになれば、それは日本の法律の常識からすれば、稲葉先生は専門家ですけれども、我々の常識からすれば、フィリピンにおいてもそれは贈収賄ということになるのじゃないだろうか、そういうふうな意味でお答えしたわけです。
【次の発言】 いや、その辺のところは私、よくわかりませんが、いずれにしましても、フィリピン……

第104回国会 内閣委員会 第6号(1986/03/27、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明いたします。  改正の第一は、在外公館の設置関係であります。今回新たに設置しようとするのは、総領事館一館で、スペインのバルセロナに設置するものであります。これは、実際に事務所を開設するものであります。バルセロナは、スペイン最大の貿易港を有し、経済的に重要な地であるばかりでなく、スペインのEC加盟もあって我が国からの進出企業も多く、かつ、多くの邦人が在留している地でもあります。  改正の第二は、同総領事館に在勤する在外職員の在勤基本手当の基準額を定……

第104回国会 内閣委員会 第7号(1986/04/03、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 私は、二月二十六日に外務大臣談話を発表いたしまして、実際的にアキノ新政椎を我が政府としては承認するという立場を明らかにしたわけでございます。その後、アキノ大統領は、三月二十五日暫定憲法を発表いたしましたが、同暫定憲法においては、新政府はフィリピン国民の権力の直接の行使によって成立したものであって、フィリピン国民のこの歴史的行為はフィリピンの一九七三年修正憲法の規定によらないで行われたとされておりまして、さらに今次暫定憲法を公布する大統領の権限の源泉を国民に求めているなど、従来の憲法の改正手続に基づき策定したとの形はとっておりません。したがってその意味で、アキノ新政府は、その成立……

第104回国会 内閣委員会 第8号(1986/04/08、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 マルコス文書が明らかになりまして、今お話がありましたように、政府の援助の一部がマルコス前大統領にいわゆるリベートという形で渡っておるのじゃないかというふうなことも言われる、疑惑が持たれる、こういう状況でありまして、我々としてはこの点については解明をしなければならぬということを言って、いろいろと情報も集めておるわけでございます。  全体的には、私はフィリピンに対する日本の援助はきちっとやっておった、こういうふうに思っておりますし、マルコス政権を維持するために援助を行っているわけじゃなくて、フィリピンの国民の民生の安定、経済の安定のためにこれは使われるという形のものであります。その……

第104回国会 内閣委員会 第9号(1986/04/10、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 おかげさまで大変快調です。
【次の発言】 いや別に、時々やめているから――この前もやめまして、また吸いまして、今度も、ちょうど外国にも行きますしいろいろと日程が込んでいますから、やめた方がいいだろうと思ってやめたのです。
【次の発言】 どちらもやめれると思いますね。官房長官の方が相当ヘビースモーカーでしたけれども、頑張っているようですから、両方とも何とか勝てそうな感じです。
【次の発言】 先ほどから政府委員が答弁をいたしました極東の範囲その他の、今御質問がありました政府の条約の解釈につきましては、ずっと首尾一貫、昭和三十五年以来一貫してとってきた政府の解釈であって、私も聞いてお……

第104回国会 内閣委員会 第15号(1986/05/08、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これは既にキャンプ・デービッドの首脳会談におきまして、たしか中曽根総理から、日本のSDIに対しての考え方をはっきり述べておりますから。考え方といいますのは、理解をしておる、そして今検討中だということを述べております。でありますから、その限りにおいてアメリカは日本の立場を了承しておる、こういうことで、日本にレーガン大統領が来られてからは、二国間の会談でも、あるいはサミットにおいても、今お話しのように実際出ておりません。
【次の発言】 日本は自由主義陣営に属しております。そういう立場で、アメリカそしてヨーロッパ、いわゆる三極外交といいますか、同じ価値観を持っておる、こういう連帯感の……

第104回国会 予算委員会 第2号(1986/02/03、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 今回の日ソの外相会談におきまして、領土問題につきまして約三時間やり合ったわけでありまして、我が国としての領土問題に対する立場、これは明治の当初以来の我が国の千島列島、さらにまた国後、択捉、歯舞、色丹、四島に対する日本の基本的な立場を歴史的に説明もし、戦後のいろいろな経緯も説明をいたしまして、ぜひとも北方四島は日本の領土としてこれを返してもらいたい、そのために話し合いのテーブルに着いてもらいたいということを強く主張したわけでございますが、それに対しましてシェワルナゼ外相からソ連の立場が説明をされまして、そういう中で、領土問題についての一九七三年十月十日のいわゆる田中・ブレジネフ会……

第104回国会 予算委員会 第3号(1986/02/05、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ぜひ成功させなければならないと思います。
【次の発言】 経済協力は開発途上国の国々に対する日本を初めとする先進国の国際的な責任の一つである。これだけ日本の国も金持ちになったのですから、やはりこうやって困っている国に対してそれだけの負担をして協力をしていく。これは世界的に先進国はそれぞれやっておるわけで、世界の中では大体一つの目標としては国民総所得、GNPの〇・七%ぐらいはもっていきたいということを目標にしておりますし、また、先進国の中ではそれを達成している国も中にはあるわけですが、日本では全体の経済協力費は、大変議会の協力も得まして、今世界でアメリカに次いで第二位という総額は大……

第104回国会 予算委員会 第4号(1986/02/06、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 今総理から答弁があったとおりですが、一月末というのが、また英国の特別な配慮で今月いっぱいということに延ばしていただいておる。英国政府としては最大限の配慮をしていただいておると私は思っております。こういうケース、いろいろありますけれども、やはりこうした文化人等のビザだとか滞在だとか入国、各国の主権には属しておりますけれども、その辺は、これからの文化交流を盛んにするという意味からも、いろいろとこれから政府間でも話はする一つの課題だろう、こういうふうに思います。
【次の発言】 ソウルのオリンピックには日本としてできるだけ協力したいと思っておりまして、何とか成功させたいということで、関……

第104回国会 予算委員会 第5号(1986/02/07、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 米ソ首脳会談が終わった直後、米ソ首脳会談で同行いたしましたウォルフォウィッツ国務次官補が日本にやってまいりまして、米ソ首脳会談についての詳細な説明を政府として受けたわけであります。これは大統領の指示によって参ったわけであります。
【次の発言】 これは米ソ首脳会談において今お話しのような具体的内容を持った協議が行われたわけでございますし、その中にあってINF交渉は、これはジュネーブ交渉でも行われるわけでありますが、その後行われたゴルバチョフ提案におきましても、実はシェワルナゼ外相からその提案をお聞きしましたときに、私はとっさに気づき、話したわけでありますが、INFについてはヨーロ……

第104回国会 予算委員会 第6号(1986/02/08、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 ニュージャージーですか。――戦艦ニュージャージーの日本寄港につきましては、まだ何にも連絡を受けておりません、通告も受けておりません。
【次の発言】 先ほどから大出さんのお話を聞きまして、非常に深い軍事知識に大変敬服しておるわけでございますが、確かに今御指摘がございましたような資料のとおり、アメリカにおいていわゆる核搭載能力が向上しているといいますか、ニュージャージーを初めとして各艦ともそういう努力が重ねられておるということは、これはもう歴然たるものであろうと思うわけであります。  ただ、アメリカは御承知のように核の有無は原則的に言わないという根本的な姿勢をとっておりますし、また……

第104回国会 予算委員会 第7号(1986/02/10、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 それは山口代議士がたくさんの人と一緒に、ちょうど私が国連に行っておったときに紹介といいますか表敬に連れてきたことは、確かにその中に今の山口隆祥氏ですか、おられたことは事実です。
【次の発言】 今回発表されました八七米会計年度国防報告におきましては、ソ連の東アジア・太平洋における軍事力増強と影響力拡張のための努力が抑制されることなく続けられておるという点を指摘した上で、同地域における平和と安定の維持が米国にとって極めて重要な関心事であることを改めて強調いたしております。  また、我が国については、昨年同様、日米安保条約に基づく日米防衛関係を東アジアにおける米国防政策のかなめ石、コ……

第104回国会 予算委員会 第8号(1986/02/12、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 日朝関係につきましては、御承知のように外交関係ありませんから、民間レベル、経済、文化、これまでも一定の交流があったわけでありまして、これを積み重ねていくというのが基本的な姿勢であります。  そういう中で、日朝議連の皆さんがいろいろと努力していただいておるわけでありますが、日朝関係の民間レベルの交流を積み重ねるといっても、日朝議連のお話等を聞いてみましても、例えば債務問題なんかは今大変なネックになっておりまして、こうした問題がやっぱり解決の方向に進まないと、北朝鮮側が債務をきちっと払うという方向に進まないと、民間レベルといってもこれ以上の展開は私はなかなか難しいのじゃないか、こう……

第104回国会 予算委員会 第9号(1986/02/13、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 一九七三年の共同声明は、「双方は、第二次大戦の時からの未解決の諸問題を解決して平和条約を締結することが、両国間の真の善隣友好関係の確立に寄与することを認識し、平和条約の内容に関する諸問題について交渉した。」旨規定をいたしておるわけでありますが、何がこの「第二次大戦の時からの未解決の諸問題」であるかがそれ自体として明確でないので、その点を補足するため、「未解決の諸問題」の中には北方四島の領土問題が入っていることを両首脳間で口頭で確認をしたものであります。領土問題が入っておるということは、当時の両首脳間の口頭了解ということになっております。  他方、今回の日ソ共同コミュニケは、まず……

第104回国会 予算委員会 第10号(1986/02/17、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 フィリピンの情勢には非常に注目し、重大な関心を持っておりますし、フィリピンの内政の問題はフィリピン人が最終的には決めるわけでありますが、日本としての選挙に対する公正、自由に行われるべきであるという日本の考え方は既にもう発表いたしておりますし、今度の選挙の経緯そして国会でのマルコス大統領の当選等につきましての日本側の見解も、私の談話として発表した次第でございます。  いずれにしても、今総理が述べましたように、これから社会的にも政治的にも安定して、フィリピンの苦しい経済を何とか回復できる道が新しい政権によって進められることを心から念願をしております。日本は友邦国でありますし重大な関……

第104回国会 予算委員会 第11号(1986/02/18、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 北方領土墓参問題につきまして、私から、一万数千人の家族の方々がぜひとも昭和五十年まで続いておりました身分証明書方式によって先祖の墓に参れるようなそういう道を開いてもらいたい、これまでもソ連は五十年まではそれでやってきたわけですから、せっかくこういういい状況になった、対話が進む、関係も改善するという状況になったんだから、ぜひともこの道を開いてもらいたい、これはまさに人道的な問題であって、国民ひとしくこれを念願しておる、特に帰ってこられた家族の方々の思いは痛切なものがある、ぜひとも考慮してもらいたいということを申したわけでありますが、これに対してシェワルナゼさんから、お互い国民感情……

第104回国会 予算委員会 第12号(1986/02/19、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 中国は、いろいろと公式な発表その他情報によりますと、米ソ首脳会談を評価をしておるということでありますし、同時に、米ソ首脳会談が今後とも継続されるわけですが、それによって世界の平和そして軍縮が進んでいくことを期待をしている。というのは、中国自身が今経済の再建といいますか発展のために精魂傾けておりますが、それはやはりアジアあるいは国際情勢が平和であるということが中国にとっては一つの大きな大前提になるわけでございますから、そういう意味におきましての米ソの会談を評価している、期待をかけておる。しかし同時にまた、中国自身の国際的なアジアにおける利害というものもやはり今後の米ソ会談において……

第104回国会 予算委員会 第13号(1986/02/20、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 私も外務大臣になりまして三年以上やりまして、いろいろと日本外交の幅を広げるという立場で努力も続けてきたわけでありますが、今いろいろと振り返ってみまして、やはり大事なことは、日本がアジアの一国であるというこの一点を踏み外してはならないのじゃないか。特に戦後四十年たった日本とアジアとの関係は、今お話しのようにいろいろと再構築してみる可能性といいますか、そういう必要が出てきたのじゃないか。政治、経済、文化、そういうあらゆる面においてここでいみいろと考え直して、アジアに重心を置いた外交を展開していくことがこの際やはり必要じゃないか。これは日本と韓国の関係、日本と中国の関係においても言え……

第104回国会 予算委員会 第14号(1986/02/21、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 イラン、イラクの紛争が依然として続いておる、戦闘も激化の兆しもあるということで大変心配をいたしております。我が国としても、イラン、イラクの平和的解決のための環境づくりにこれまでも努力をしてまいりました。それなりにイラン、イラク両政府も日本の努力を評価をいたしておりますが、しかし解決は依然として難しい状況にある。そういう中でイランの航空機が撃墜をされたということでありまして、相当の死者も出ているようですが、今その内容につきましては情報を集めておりまして、とりあえず近ア局長から答弁をいたさせますが、私としましては、この戦争に対してイラン、イラク両国とも自制をすべきであるという立場か……

第104回国会 予算委員会 第15号(1986/02/22、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 私もよく覚えておるわけですが、昨年の当予算委員会において、上田委員からこの問題に対して非常に熱心な問題の提起がありました。それが契機となりまして、これを踏まえまして政府としまして、我が国の感染症対策に関する開発途上国との協力のあり方について専門的な検討を行わなければならぬという結論に達しまして、学識経験者、関係省庁並びに国際協力事業団の担当者から成る研究会、今お話しの感染症対策協力研究会、座長は福見秀雄元国立予防衛生研究所所長にお願いをいたしまして研究を進めたわけでございますが、ようやく最近報告書が取りまとめられたということで、今発表という形になったわけでございます。  同報告……

第104回国会 予算委員会 第16号(1986/02/24、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 フィリピンの現在の状況はまことに混沌としておりまして、我が国の大使館も実はきのうから徹夜で情報収集に努めておりますし、外務省も体制をつくりましてあらゆる角度から状況の把握に努めておるわけでございますが、なかなか実態というものがつかみにくいという段階にあるわけです。そういう中でとにかく我が国としましても、流血の惨事だけは何とか避けてもらいたい、こういうことで、きょうの午前八時過ぎに角谷大使に対しまして、実は私の名前で訓令を発しました。これは、日本政府としては流血の惨事はぜひとも回避さるべきであると考えており、フィリピン政府においても話し合いによる解決の努力を続け、武力の行使に訴え……

第104回国会 予算委員会 第17号(1986/02/25、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 どうも情報が実は入り乱れておりまして、完全に掌握しているわけじゃありませんが、アキノ、ラウレル両氏は別々に宣誓をしたということでありまして、まずラウレル氏がちょうど十一時四十六分ごろ宣誓中だということであります。同時にまたアキノ女史も、恐らく場所は違うんじゃないかと思いますが、宣誓をしておるこいう状況なようでございます。これは、アキノ女史の住んでおられる周辺で銃撃戦があったということ、またアキノ氏側の報道によりますと、エンリレ国防相とマルコス大統領との間で話し合い行われた、こういうこともあっておくれたということでございますが、今の状況では両方ともそれぞれ宣誓を行ったということで……

第104回国会 予算委員会 第18号(1986/02/26、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 我が国とフィリピンは、長い歴史の中にあって、地理的にも非常に隣接をしておるということで、友好関係が続いてまいりました。ただ、第二次大戦の際は、我が国の軍隊がフィリピンを占領するということもありまして、フィリピンに対しては非常な被害も与えたわけでございます。その後日比関係は、戦後国交を回復をいたしまして、日本としましてはフィリピンに対する賠償も行い、さらにまた、フィリピンはASEANにおける重要な地位を占めておりますし、東南アジアにおける重要な地位を占めております。今後とも日比関係の友好を図っていくために、経済協力を引き続いて続けてまいります。  最も重要な日本の経済援助国でござ……

第104回国会 予算委員会 第19号(1986/03/05、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 これは事実上、アキノ新政権がマルコス前大統領の失脚によりまして生まれたという事実を踏まえまして、私の外務大臣談話ということで実際上の承認ということにいたしたわけであります。今お話しのように、純粋に法律的にこれを解釈するという立場になかったわけであります。とにかく国民の圧倒的な支持を得てアキノ新政権が生まれたというこの事実というものを踏まえて日本としての立場をやはりはっきりしなければならぬということでありまして、いわゆるアキノ政権がフィリピンの憲法の枠内においてマルコス政権の後を受けて継承された形で生まれたのか、あるいは憲法の枠外において生まれたのかということは、これは今もいろい……


安倍晋太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-29期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-|37期|-38期-39期

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各種会議発言一覧(衆議院37期)

安倍晋太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-29期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-|37期|-38期-39期
第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1984/03/12、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 昭和五十九年度外務省所管一般会計予算案の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は、三千七百八十六億六千三百六十万八千円であり、これを昭和五十八年度予算と比較いたしますと、百九十五億二千五百六十八万八千円の増加であり、五・四%の伸びとなっております。  一段と厳しさを増す国際情勢下にあって、近年国際社会における地位が著しく向上した我が国が、世界の中の日本として各国からの期待にこたえてその地位にふさわしい国際的役割を果たし、積極的な外交を展開していくためには、外交実施体制を一層整備・強化する必要があります。この観点から、昭和五十九年度においては定員・機構の拡充強化、情……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 外務委員会文教委員会連合審査会 第1号(1985/05/30、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 この条約を署名をいたしまして、一日も早く批准にこぎつけたいというのが政府の方針であったわけでございますが、しかし国内的にいろいろな調整がございまして、労働省の関係だとか文部省の関係だとか、そういう関係の法体系の整備を行って初めて条約が生きてくるわけでございますから、その法整備を行った後に批准をしたいということで、調整が多少時間がかかったわけでございます。幸いにいたしまして、男女雇用均等法等の法整備が整ってまいりましたので、ここに提案の運びとなったわけでございます。
【次の発言】 この条約は、御承知のように非常に画期的な条約であります。まだアメリカもイギリスも批准をしてない、そう……

第102回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1985/03/08、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 昭和六十年度外務省所管一般会計予算案の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は、四千十億七千百五万円であり、これを昭和五十九年度予算と比較いたしますと、二百二十四億七百二十三万一千円の増加であり、五・九%の伸びとなっております。  我が国を取り巻く国際情勢は一段と厳しく、外交の役割はいよいよ重大であります。近年国際社会における地位が著しく向上した我が国が、世界の中の日本として、各国からの期待にこたえてその地位にふさわしい国際的役割を果たし、積極的な外交を展開していくためには、外交実施体制を一層整備強化する必要があります。  この観点から、昭和六十年度においては定員……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1986/03/07、37期、自由民主党・新自由国民連合)【政府役職】

○安倍国務大臣 昭和六十一年度外務省所管一般会計予算案の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は、四千百九十三億一千百六十九万三千円であり、これを昭和六十年度予算と比較いたしますと、百八十二億四千六十四万三千円の増加であり、四・五%の伸びとなっております。  我が国を取り巻く国際情勢は依然として厳しく、外交の役割はいよいよ重大であります。近年国際社会における地位が著しく向上した我が国は、世界に開かれた日本として各国からの期待にこたえてその地位にふさわしい国際的役割を果たし、積極的な外交を展開していく必要があります。この観点から、昭和六十一年度においては定員・機構の拡充強化、在外勤……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2020/10/21

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