このページでは安倍晋太郎衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(安倍晋太郎君) 馬場議員の私に対する御質問は三点でございますが、その第一点は、世界には食糧不足で困っている国があり、飢餓人口が多いが、わが国の余剰米を海外援助に使うべきではないかということでございますが、余剰米を海外援助に使うということにつきましては、中川農林大臣も従来から申し上げておりますが、海外援助を予定して米の生産を行うということは、わが国の生産価格というものが国際価格の五倍もしておるという状況から見まして、問題も多く、困難でございますが、すでに発生をしておる余剰米を海外援助に使用することにつきましては、相手国の要請あるいはタイ、ビルマといった伝統的な輸出国との関係、さらに国……
○安倍国務大臣 昭和五十年度における内閣所管の一般会計歳入歳出につきまして、その概要を御説明申し上げます。 内閣主管の歳入につきまして、歳入予算額は、九百五十四万円余でありますが、収納済歳入額は、二千四百六十九万円余でありまして、歳入予算額と比較いたしますと、一千五百十五万円余の増加となっております。 次に、内閣所管の歳出につきまして、歳出予算現額は、七十六億四千三百九十九万円でありまして、支出済歳出額は、七十億六千五百四万円余であります。 この支出済歳出額を歳出予算現額に比べますと、五億七千八百九十四万円余の差額を生じますが、これは人件費等を要することが少なかったため、不用となったもの……
○安倍国務大臣 ただいまの御決議につきましては、政府といたしまして十分これを尊重し、行政の適正な執行に努めてまいる所存であります。 御指摘のありましたように、政府部内の会議に際しましては、厳粛な態度で持してまいる所存であります。 また、委員会における審議等に必要な報告、記録の提出要求に対しましては、従来から政府はその立場から許される最大限度の協力を行うとの基本方針で対応してきたところでありますが、今後ともこの方針に沿って対応してまいる考えであります。
○安倍国務大臣 昭和五十一年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 内閣主管の歳入につきまして、歳入予算額は、九百万円余でありますが、収納済歳入額は、一千二百九十三万円余でありまして、歳入予算額と比較いたしますと、三百九十二万円余の増加となっております。 次に、内閣所管の歳出につきまして、歳出予算現額は、八十五億六十一万円余でありまして、支出済歳出額は、七十七億一千三百九十七万円余であります。 この支出済歳出額を歳出予算現額に比べますと、七億八千六百六十三万円余の差額を生じますが、これは人件費等を要することが少なかったため、不用となったもので……
○安倍国務大臣 公共企業体等閣僚会議は基本問題会議に対しまして、三公社五現業の経営のあり方と労働基本権問題を最終的な課題としまして、経営形態、当事者能力、その他関係諸法令に関して御検討をお願いをしたものでございまして、同会議が争議権の問題につきましても意見を取りまとめられたということは、政府としては、きわめて適切な措置ではないか、こういうふうに考えております。
【次の発言】 先ほども申し上げましたように、経営のあり方とか労働基本権の問題については最終的な検討課題ということで、あと三点の問題について御検討をお願いしておるわけでございまして、これはいわば例示的なものであると判断しております。ですか……
○安倍国務大臣 昨日確かに福田総理が靖国神社に参拝をいたしたわけでございますが、この件については、私もかねがね総理大臣の靖国神社参拝を行う予定であるが、これはあくまでも私人としての参拝であるということを申しておったわけでございます。きのうの参拝は私が申し上げましたように、あくまでも総理大臣としてではなくて、私人としての参拝であったわけでありまして、この靖国神社への参拝は本来個人の宗教心をあらわす行為であります。したがって、特別国の責任で国の行事として行うということがなければ、その参拝は私人としての立場で行われたと解すべきものでありまして、その限りにおいてはもちろん憲法違反ではない、こういうふう……
○安倍国務大臣 いま途中で入ってきたものですから、質問の趣旨が十分理解できませんので、政務次官から答弁させます。
【次の発言】 いまお話しの信用事業につきましては、なかなかこれを行うにしてもいろんな面で問題も多いわけでございますし、それを行うだけの規模等についても十分検討しなければならぬわけでありますが、せっかくの御質問でございますし、政府といたしましても真剣にひとつ検討してみたいと考えております。
【次の発言】 お答えをいたします。
いまいろいろと御心配をしていられるわけでありますけれども、この系統組織におけるところの生産森林組合の位置づけにつきましては、御心配のような混乱を生じない、そう……
○安倍国務大臣 畑作物共済及び園芸施設共済の本格実施への移行につきましては、当初は一応五年間程度の試験実施の実績を得てからということにしておったわけでありますが、御承知のように第七十一国会におきまして、衆参両院の農林水産委員会における早期移行方の御意見を体して、ほぼ三年間の実績を得た段階で本格実施制度の検討に入ったわけでございまして、政府としてはこれが精いっぱいの努力であるということは御理解をいただきたいと思いますが、幸いにして今国会でこの法案が可決成立をいたしました後は、連合会あるいは組合等の段階で事業実施に必要な定款等の改正やあるいは引き受け事務に必要な基礎資料の整備、農家への普及等本格的……
○安倍国務大臣 現在の家畜共済の共済掛金国庫負担割合は、昭和五十一年度の制度改正におきまして、畜産振興の重要性及び畜産経営の実態にかんがみまして、いま御説明ございましたように、牛については二分の一、種豚については五分の二にそれぞれ引き上げ、肉豚につきましては新たに三分の一と決めたものでありますが、馬については五分の二に据え置かれたわけであります。 この据え置きとなった馬の掛金国庫負担割合の引き上げにつきましては、前回の農災法改正の国会における審議あるいは御意見を体しまして、馬産の重要性にかんがみ真剣に検討を重ねているところでありますが、何分にも家畜共済の掛金国庫負担割合の新しい体系が昭和五十……
○安倍国務大臣 今回の日ソ漁業交渉、大変厳しい環境の中で行われました。特に、ソ連側の態度は非常にかたくて、中川農林大臣は大変苦闘を続けてまいっておるわけでございますが、ようやく会談の方も大詰めに来ておる状況でございまして、昨日、中川農林大臣はイシコフ漁業大臣と会いまして会談を行いましたが、その結果、ソ連側は、かねてから提案をしておりました四万一千トンの総漁獲量に、さらに千五百トンの上乗せをしてまいりまして四万二千五百トン、こういうことを提案をしたわけであります。この漁獲量につきましては、これまでの長い間の交渉の結果、これ以上ソ連側に譲歩を求めることは困難であるという判断に立ちまして、四万二千五……
○安倍国務大臣 三公社五現業のスト権問題につきましては、いまお話がございましたように、公共企業体等基本問題会議の意見を徴しておるところでございまして、これは一昨年の九月から毎月一回というふうなベースで精力的に審議を進めておりますが、大体現在までで実質的な討議を終えまして、本年の五、六月を目途に結論を出すべく、いま二月からその取りまとめに入っておるわけでありますが、結論が出ましたら、その結論を十分に踏まえながらこれに対応していきたい、そして政府としては結論を待って方針を決定するわけですが、それに関連して諸法制を改正しなければならぬというような場合には、その段階で国会に御審議をお願いをしたい、こう……
○安倍国務大臣 いま御指摘の二月三日の衆議院予算委員会における総理の答弁は、大久保証人の証言は、当時大久保が四名の国会議員に直接金銭を渡したというのではなく、渡す計画があったこと及びその計画が行われた旨を伝聞していることのみを内容としているという趣旨のお答えをしたものと承知をいたしております。
【次の発言】 いま法務大臣が答弁されましたように、総理の真意というものは、渡す計画があった、そしてその計画が行われたということを伝聞した、こういうことであったというふうに了承しております。
【次の発言】 いまいろいろと御指摘がございましたが、先ほどから私が申し上げ、さらに法務大臣からも申し上げましたよう……
○安倍国務大臣 いまの石野委員の御発言は総理にお伝えをいたしますが原子力開発につきまして、その大前提が安全確保であるということは申すまでもないわけでございますし、科学技術庁としてもそうした大前提のもとに立って問題を処理しておる、こういうふうに私どもは確信をいたしておるわけであります。
○安倍国務大臣 私は、福田総理大臣と金丸防衛庁長官の奇襲というものに対する考え方はちっとも変わっていない、政府の見解を超えたものでは全然ない、こういうふうに考えております。奇襲は万々一あった場合ということで、奇襲を防ぐのが政治の責任だ。奇襲というものはほとんど考えられない。しかし、万々一あった場合にはその点について法的な面も含めて検討しなければならないと、これは言っているわけですから、総理と防衛庁長官の間にはすき間は全くないと私は思っております。
【次の発言】 奇襲というものは、現在の情勢においてほとんど考えられない。しかし、万々一奇襲があった場合にどうするか、これは理論的にはそういう点に対し……
○安倍国務大臣 いま福田総理が答弁をされたとおりで政府は進みたいと思います。
【次の発言】 政府としては、いま福田総理が答弁いたしましたような考え方で対処したいと思っております。
○安倍国務大臣 いま瀬野委員がシベリア抑留の経験を持っておるというお話でございますが、私も戦中派の一人として当時のシベリアに抑留された方々の心中を思うときに、まことに胸の詰まるような思いがいたすわけでございます。われわれの周辺、私の友人等、やはりシベリアで抑留されて辛酸の生活を送った体験を多く持っております。私もこれらの方々から終戦当時からずっとそうした苦労の話を聞いておるわけでございます。まことにお気の権な次第でございます。 いまお話のポツダム宣言第九項の解釈を闘うということでございます。これは本来所管官庁であるところの外務省からお答えすべきでありましょうが、このポツダム宣言第九項は、いま……
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