このページでは北川石松衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○北川石松君 ただいま議題となりました両件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 我が国の皮革の輸入数量制限につきましては、昭和五十九年五月にガット締約国団によりガットに違反する旨の結論が出され、また、革靴についても皮革と同様の結論が出されることが予想されましたので、我が国は、皮革及び革靴に関する輸入数量制限にかえて関税上の措置を導入することを目的とし、ガット二十九条の規定に基づき皮革及び革靴の譲許税率の引き上げ等を行うため、昨年十月よりアメリカ合衆国及び欧州経済共同体とそれぞれ交渉を行いました結果合意に達しましたので、本年二月十二日アメリカ合衆国及び欧州……
○北川石松君 ただいま議題となりましたソ連邦との租税条約につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本条約は、日ソ両国政府間で数次にわたる交渉を経て、昭和六十一年一月十八日東京において署名されたものであります。 本条約は、条約の対象となる租税、企業の利得に対する課税、船舶または航空機の運用によって生ずる所得に対する租税の免除、投資所得に対する源泉地国の税率の制限、人的役務に係る所得に対する課税及び両国の二重課税の排除方法等を定め、また、条約の不可分の一部である議定書においては、条約の補足的規定等について定めております。 本件は、去る二月十四日外務委員会に付……
○北川石松君 ただいま議題となりました両件につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、第百二十二号条約について申し上げます。 本条約は、経済の成長及び発展の促進、生活水準の向上、失業等の克服を図ることを目的として作成され、昭和三十九年七月九日のILO第四十八回総会において採択されたものでありまして、加盟国は、この目的達成のため、完全雇用、生産的な雇用及び職業の自由な選択を促進するための政策を宣言し及び遂行すること、かかる雇用政策に関して労使団体の代表者と協議すること等について定めております。 次に、第百四十二号条約について申し上げます。本条約は、人的……
○北川石松君 ただいま議題となりました日中原子力協定につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本協定は、日中両国政府間で数次にわたる交渉を経て、昭和六十年七月三十一日東京において署名されたものであります。 本協定の主な内容としまして、両国政府は、原子力の平和的利用のために、専門家及び情報の交換、核物質等の供給並びに役務の提供について協力することとなっており、この協定に基づく協力は、平和的目的に限って行われ、この協定に基づいて受領された核物質等は、いかなる核爆発装置の開発または製造のためにも、また、いかなる軍事的目的のためにも使用してはならないことになってお……
○北川石松君 ただいま議題となりました扶養義務の準拠法に関する条約につきまして、外務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 この条約は、ヘーグ国際私法会議における検討の結果、昭和四十八年十月に作成されたものであります。 本条約は、扶養義務に関する国際私法規則を統一し、渉外的扶養事件について均一かつ妥当な解決を図ることを目的とし、国際的な扶養義務について、裁判等において争われた場合、扶養を請求する者が常居所を有する国の法律を適用することを原則とする統一的な準拠法規則を定めるものであります。 本件は、参議院から送付されたものでありまして、四月二十三日外務委員会に付託され、五……
○北川政府委員 外務政務次官を拝命いたしました北川石松であります。 国の安全、安定こそ国民の最大の幸せであることをわきまえ、大臣の所信表明を受けましてよくお仕えをし、委員長を初め委員各位の御趣旨を体しましてその職責を全うする所存でございます。 どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○北川政府委員 ただいま田名部委員から、平和を望みながらなぜ米国、ソ連とも軍備を拡張するのかという御質問をちょうだいいたしました。
現下の国際社会の平和安定は、これは何人も望むところでございまして、こういう形の中で、ソ連は極東にSS20を初めとする軍備の増強を図っておるということを言われております。米国は、かかるソ連の一貫した軍事力の増強に抑止力をつけたい、強い抑止力こそ平和につながるという形の中で、望まないのでありますが、軍備が平衡を保つべくきておる、こういう見解を持っております。
以上でございます。
【次の発言】 ただいま四つの平和を保つための方法を御指摘を受けました。
外務省といた……
○北川政府委員 外務政務次官の北川石松であります。このたび拝命を受けまして、ソ連から北方領土を返還さすことが至上の命令であると考えております。 ただいま安倍外務大臣が所信表明を皆さんにいたされました。よくお受けをし、よくお仕えをし、委員各位の御趣旨を体しまして、その職責を全ういたしたいと思っております。よろしくお願いいたしたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
○北川政府委員 小川委員の御質問に対してお答え申し上げます。
ただいま御質問のイランの傷病者に対しましては、医師の所見は、患者の症状及び経過に対する医学的診断結果によりまして、これは患者から検出されましたところの化膿菌は普通の化膿菌であって、やけどとかあるいは熱性液体もしくは毒ガスによるものか、いずれの可能性もあるという判断をしておる次第でございます。
【次の発言】 ただいま小川委員の御指摘のとおりでありまして、政府といたしましては、決して政治的に配慮してただいま御答弁申し上げたような次第ではございません。化学兵器を、イペリットを初めとするいろいろのガス兵器を使うことは、ただいま御指摘のとお……
○北川政府委員 このたび外務政務次官に任命を受けました北川石松でございます。 ただいま委員長の御指名を受けまして五十九年度の予算説明を行います。よろしくお願いいたします。 昭和五十九年度外務省予算重点事項を御説明いたします。 昭和五十九年度一般会計予算において、外務省予算としては、三千七百八十六億六千三百六十万八千円が計上されております。これを前年度予算と比較いたしますと、五・四%の伸び率となっております。 次に内容について御説明いたします。 国際情勢は今日ますます厳しさを加えており、平和国家たる我が国がみずからの安全と繁栄を確保していくためには、従来にも増して積極的な外交を展開して……
○北川政府委員 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。 政府は、中国政府との数次にわたる交渉を経て、昭和五十八年九月六日に北京において、両国政府の代表者の間でこの協定に署名を行った次第であります。 この協定は、できる限りOECDモデル条約案に沿ったものであり、従来我が国が諸外国との間で締結した租税条約または協定とほぼ同様の内容となっております。 この協定の主な内容としまして、まず、事業所得につきましては、企業が相手国内に支店等の恒久……
○北川政府委員 ただいま渡部委員の御指摘また御質問の趣旨は、外務省といたしましては、スリランカとだけ結んで他の国と結び得ないということはよくないと思います。速やかに他の国々との航空協定を結べるように体制を整えなくてはならぬ。この点につきましては、運輸省のそれぞれの機関との話し合いもありますけれども、私は、日本の政府としては二十四時間空港は一日も早く完成させてほしいという願望を持っております。 ただいま沖縄の那覇空港についての御所見でございますが、この点につきましては、いろいろ日本の地勢状況、またそれぞれ諸外国から日本の二十四時間空港を利用する点におきましてもなお検討しなければならない問題が多……
○北川政府委員 ただいま河上委員から、被爆国である日本として、核に対して大変理解のある熱心な御質問をちょうだいいたしました。外務省といたしましては、この点につきましては当然前向きで御要望にこたえるようにしなければいけない、このように思っておりますが、何分いろいろの準備その他ございますので、この点についても御了承賜りまして、ともに世界平和のために頑張っていきたい、こういう考えを持っております。以上でございます。
○北川(石)委員 限られた十分間ではありますが、質問の機会を与えていただきまして深く感謝をいたします。
女子差別撤廃条約が昭和五十五年七月十七日に署名されて約五カ年になります。国会での批准を控えまして、総理のお考えをお聞き申し上げたいと思います。総理、いかがでございましょうか。
【次の発言】 七月のナイロビまでにぜひともという総理のお言葉ではございますが、総理は、この条約の内容について見られたでございましょうか。いかがでございましょう。
【次の発言】 詳細に見られなかったことは、お忙しいからやむを得ませんが、ただし、遺憾であると思います。
と申しますのは、内容が大変広範囲にわたっておりまし……
○北川(石)委員 発言は理事会において申し入れなかったのでありますが、今反対の理由をお聞きいたしまして、ここに一言、提案者として御理解を求めておかなければならぬと思っています。 本院が、民主政治の中で提案いたしまして、継続審議をするか否かという審議の過程におきまして、あたかも審議中のように反対の趣旨を述べられた。そしてまた個人的に名前を出されたことは遺憾であると同時に、これは審議の過程でありますから、どうぞ皆さんにおいて十分に御審議を賜りたい。それで、その内容については審議の中で大いに論議をして、悪い点は全部削ったらいいじゃないですか。そして日本を守り、国民のためのこの法案を私は御審議願いた……
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