辻一彦 衆議院議員
37期国会発言一覧

辻一彦[衆]在籍期 : |37期|-38期-39期-40期-41期
辻一彦[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは辻一彦衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院37期)

辻一彦[衆]本会議発言(全期間)
|37期|-38期-39期-40期-41期
第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 衆議院本会議 第19号(1986/04/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻一彦君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま提案されました老人保健法等の一部を改正する法律案に対し質問をいたします。  今、お年寄りの皆さんの有病率は、昭和四十年の一八%から五十九年の四七%へと、急速にふえているのであります。これは、老人保健法の対象には、経済成長期において、老後の健康を著しく損なうほどに働き過ぎた国民が多数含まれているということであります。このお年寄りは、三、四十年一生懸命働いて、老後はお医者さんにかかっても心配は要らない世の中になったと思ったのもつかの間、五十八年二月から一部負担が導入され、さらに今回の改悪によって、六カ月入院した場合、患者負担は今の一万八千円か……

辻一彦[衆]本会議発言(全期間)
|37期|-38期-39期-40期-41期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院37期)

辻一彦[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|37期|-38期-39期-40期-41期
第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 科学技術委員会 第7号(1984/03/29、37期、無所属)

○辻(一)委員 私は、しばらくこの国会論議に参加はしてなかったのですが、久しぶりにいろんなお話を聞きまして、原子力開発も五、六年に随分と進んでいったという感じがします。そこで、科学技術のあり方について長官に一言伺いたいと思いましたが、皆さんかなりなお話もありましたので、時間があれば後にお伺いいたしたいと思います。  端的に具体的な問題に入りますが、原子力発電は一つのネックとして、トイレなきマンションとも言われて、放射性廃棄物をどう処理するかということが大変大きな課題でありました。大分いろいろ進んでおるとは思いますが、この専門部会の報告書を見ると、このまま推移をするならば、六十五年にはドラム缶百……

第101回国会 科学技術委員会 第9号(1984/04/12、37期、無所属)【政府役職】

○辻政府委員 日中の交渉につきましてはただいま大臣から御説明したとおりでございますが、御承知のように、中国はIAEAには最近加盟いたしましたけれども、核防条約についてはまだ批准するという段階に至っておりませんし、現在のところ中国の国論としては、これに反対するプロポーションをとっておるわけでございます。  また、IAEAの査察の問題につきましても、現状においては中国の国論として、これを受け入れるという段階ではございません。したがいまして、今後日中交渉に行きます場合に、これらの問題が議論の一つとなるということは間違いないことであろうかと思います。  ただ、秦山の発電所に関します日中協力の問題につき……

第101回国会 科学技術委員会 第10号(1984/04/17、37期、無所属)【政府役職】

○辻政府委員 お答え申し上げます。  昨年十月にオーストラリアの議員団が日豪議員交流のために来日いたしました。その際、科学技術庁も関与したことがございます。私、その受け入れ側のヘッドといたしまして関係課長とともに対応したわけでございますが、御指摘のような、ウランが平和目的以外に使われるなら輸出を減らすといったような発言はございませんでした。しかしながら、核拡散防止についてはかなり関心を示しておりましたので、私どもの方から、我が国の平和利用担保の措置でございます保障措置とか核物質防護の体制についての現状説明を行ったわけでございます。
【次の発言】 我が国の原子力の利用に当たりましての核物質防護の……

第101回国会 科学技術委員会 第12号(1984/04/24、37期、無所属)

○辻(一)委員 最初に、アメリカとドイツにおける原子力船開発の現状についてちょっとお伺いします。
【次の発言】 ちょうど十年前ですが、私は参議院の国会派遣で一カ月ほど欧米の原子力施設、政府の責任者にずっと会ったことがあります。四十九年の九月ですが、当時西ドイツでは日本の「むつ」の扱いがどうなるかということに非常に深い関心を持っておりました。帰ってから科技特で「むつ」についての放射線、高速中性子の遮へい問題について論議をした覚えがありますが、あれからちょうど十年たっております。今御説明のように、アメリカはもちろん、ドイツのオット・ハーンは既に実験船としての成果を上げて五十四年には運航停止をしてお……

第101回国会 科学技術委員会 第13号(1984/05/08、37期、無所属)

○辻(一)委員 私は、将来を見ればやはり原子力船は必要であると思うし、また、それには自前の技術を確立しなければいけない、そういう前提で参考人に二、三の御意見を伺いたいと思います。  一つは、この「むつ」の、結果論的にこうなるのですが、やはり当初の陸上における実験が十分でなかったということを思いますが、それは四十九年九月に、これは参議院の科技特でありましたが、当時高速中性子の振る舞いについて論議をしたことがあります。そのときに山田原子力委員また宮坂原研遮蔽研究室長の答弁等を見ますと、やはり高速中性子の振る舞いについては一部予測できなかった点があったということ、もう一つは、もう少し実験をやればよか……

第101回国会 科学技術委員会 第15号(1984/06/26、37期、無所属)

○辻(一)委員 中曽根内閣はさきに発足したときに、がん対策に非常に力を入れる、こういう発言がありましたが、政府としてがん対策にどういう取り組みを重点的にやっているか、一言だけ伺っておきたい。
【次の発言】 科学技術庁でがん問題に取り組んでいる論議については、また別の機会に時間をかけたいと思いますが、きょう私は、食品添加物の中でBHA、これについていろいろな問題がありますので、しばらくの時間ですが、若干お伺いいたしたいと思います。  さきに発がん性があると告示をされて認定をされたブチルヒドロキシアニソール、BHAと言っておりますが、これは五十八年の二月一日の使用禁止の適用が延期をされて今日に及ん……

第101回国会 科学技術委員会 第17号(1984/07/03、37期、無所属)

○辻(一)委員 私、四十九年の九月、当時現地を訪れたこともありますし、その後一、二回行ったことがあるのですが、両参考人が現地におきまして、県当局また市当局として非常な御苦労をされていることに心から敬意を表したいと思います。  既に多くの委員から質疑が行われまして、ほとんど論議を尽くしたわけですが、大まかに一つだけまず最初に伺いたいのです。それは、原子力船「むつ」は今存廃の岐路にあるというか、この夏までに一定の結論がいずれにしても出るという大変大事な時期に来ております。県当局も市長さんにしても、「むつ」とともに歩んでこられたような非常な苦労をされたわけでありますが、そういう体験を踏まえて、日本の……

第101回国会 科学技術委員会 第20号(1984/07/17、37期、無所属)

○辻(一)委員 まず最初に、長官にお伺いします。  既にこの委員会で随分と「むつ」問題について論議をされてきまして、恐らくきょうあたりがその締めくくりになるのじゃないかと思うのでありますが、長い論議を通して、今存廃が問われているこの原子力船「むつ」について行政の責任者として長官はどういう決意を持つか、考えを持つか、このことをまず初めに一言伺いたいと思います。
【次の発言】 時間の点から、私はこの問題はそれをお伺いするのにとめて、今、米中原子力協定が大変難航しているということがここ数日報道されております。核拡散防止に対する追加保障をアメリカは求めてそれが難航している、こう言われておりますが、これ……

第101回国会 科学技術委員会 第21号(1984/07/26、37期、無所属)

○辻(一)委員 二点お伺いします。  今のにも関連があるのですが、原子力発電所は大体早くやったのは二十年ぐらいたって、いま十年もすれば廃炉にしなくちゃならないという時期が来るのですが、廃炉にするときの解体作業等はなかなか人間がやれることではないので、その面ではロボットを生かすことができればうんと変わってくると思うのですが、それがどれくらい開発というか研究されておるか。当面アメリカのスリーマイル島で起こった事故で格納容器のふたを外そうとしておるのですが、あそこについては現実にはロボットが中に入って作業できるような状況なんですか。そこらはどうなんでしょうか。

第101回国会 科学技術委員会 第22号(1984/08/02、37期、無所属)

○辻(一)委員 私、時間が限られておりますが、一つは、北京でついこの間交渉がされておりました日中原子力協定の交渉経過等について若干伺いたいと思います。  まず、七月二十六日から二、三日行われた北京の日中原子力協定の交渉経緯等について伺いたいと思います。
【次の発言】 極めて抽象的な経過でありますが、いろいろ難航している点もあろうと思うのだが、何が今交渉の問題点になっておるか、この点について伺いたい。
【次の発言】 この種の問題は、交渉中の点については詳しく触れることができないという制約があることは理解します。しかし、この間私ちょっと質問したのですが、米中の原子力協定がアメリカの意向によっていろ……


■ページ上部へ

第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 科学技術委員会 第7号(1985/04/16、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私、きょうは、全般の原子力発電の状況と、それから最近のスリーマイル島の発表の問題と、今問題になっております軽水炉のプルサーマルの問題、ほか一、二点についてお尋ねしたいと思います。  まず第一に、我が国の原子力発電の利用度、稼働率がかなり高くなっておるということが過日の新聞にも発表されております。また私も、この間三日間開かれた第十八回の原産会議に国会の合間を縫ってずっと行ってみまして、そこでいろいろな報告も聞きまして、我が国の状況はかなり高くなっておるということも聞きましたので、その実態についてどういう状況であるか、またそれがほかの国と対比してどうであるか、こういうことについてま……

第102回国会 科学技術委員会 第10号(1985/06/20、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 きょう私は、主としてウラン濃縮のアメリカの政策決定、それに伴う我が国の対応、この点について二、三お尋ねしたいと思います。  その前に、私は前長官のときにも、たばこを吸うきせる、きせる論ということを言ったことがあるのですが、水力以外のエネルギー源を外国にほとんど頼っている我が国は、石油、石炭、原子力等々バランスのあるエネルギー源を求めていくということが大事であると思います。  最近、原子力発電の分野が電力関係では非常に大きくなって、ウエートが増しつつありますが、廃棄物の将来等々展望すると、余りにも原子力に重きを置き過ぎるということもまた避けなくてはならない、こう思っております。そ……

第102回国会 災害対策特別委員会 第3号(1985/03/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私は、社会党並びに護憲共同を代表して、雪の問題について二十分間御質問いたします。  まず第一に、長官にお尋ねしたいのですが、雪というものに対してどういうお考えを持っていらっしゃるかということでありますが、豪雪、雪がかなり降ったときにその災害が随分出ますが、感じが非常に違う。火事があればすぐ被害が出るし、台風は直ちにわかるし、地震もあっという間に来る。雪の被害というのは、場合によれば一晩に一メートルも降る場合もありますが、一度ではなしに徐々に雪が積もって非常に大きな被害になる場合がある。したがって、豪雪とか雪害は、災害という観念から言うとやや薄い感じを持たれる場合が多いのですが、……


辻一彦[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|37期|-38期-39期-40期-41期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院37期)

辻一彦[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|37期|-38期-39期-40期-41期
第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1985/03/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)分科員 私、学校給食の問題と中国の留学生や日本語教師派遣の問題等について、限られた時間ですが質問したいと思います。  まず第一に、学校給食の問題でありますが、これは大臣にひとつお尋ねしたいのです。  学校給食の歴史を見ると、戦前は貧困とか欠食児童を救済していくというようなところからこの給食が出発したと思うのです。そして戦後は食糧不足という中でアメリカの農産物、小麦等が入って、パンがそういう意味でずっと普及しましたね。それからだんだんと状況が整備をされて、これは文部省もいろいろ法令的にも努力をいただいて、そしてようやく学校で給食をするようになる、調理をして生徒に食べさすことになる。そう……

第102回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1985/03/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)分科員 私、幼保一元化の問題と、それから中国残留孤児の問題について二点お伺いしたいと思います。  まず第一に、幼保一元化の問題がここ数年ずっと論議をされてきました。特に臨教審を設置するその初めの話が、厚生省は保育所、それから文部省は幼稚園、そういう問題を広く論議するんだというようなところから臨教審の論議が始まったようにも記憶しております。  そこで、この問題は随分と国会でも論議をされてまいりましたが、現場へ行ってみますと、私も保育所に縁があって参ったり、それから保育所の研究大会あるいは保育所の保護者の大会等々に出てみますと、大部分は幼保一元化には賛成をしていないというように見ておりま……

第102回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1985/03/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)分科員 国鉄がモータリゼーションの中で大きな赤字を抱えて、このままではなかなか成り立たない、抜本的な対策が必要であるという点ではそれぞれの立場からの理解があると思うのです。しかし、赤字であるからといって、地方のローカル線は特定地交線がありますが、ローカル線をまた単純に切り捨てていくという方法もなかなか納得できないと思うのです。そういう意味で、たとえ赤字であっても、地方には非常に特徴を持った大事な路線がそれぞれあるので、京都府の舞鶴から福井県の敦賀に至る小浜線を一つ例に挙げて問題点を指摘して、大臣と総裁ほか皆さんの見解をいろいろとただしたいと思います。  まず第一に、若狭湾というのは御……

第102回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1985/03/08、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)分科員 私はきょうは日中の青年交流と、そのシンボルとしての日中青年交流の友好センター、この二つの点について少しお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、日中関係は戦後かつてないほど友好的な空気にあると思いますが、特に昨年、一昨年、日本の中曽根総理が北京に、そして胡耀邦総書記が東京に、こういうふうにして日中間の首脳交流、また外相もそれぞれ交流されております。 それらをもとにし、また長年のいろいろな積み上げをもとにしまして、去年の九月の終わりから十月にかけまして日本から三千名の若い青年の皆さんが中国を訪ねました。いろいろな縁で十名ほど国会議員団が同行をいたしまして、参加をしました。そ……

第102回国会 予算委員会第八分科会 第2号(1985/03/08、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)分科員 私は、きょうはコンクリートの早期劣化問題と、最後の方に一点、高規格道について御質問いたしたいと思います。  まず、経済高成長の中で建築建造が急速に進んで、そのために大量の川砂利、砂等が使用され、だんだん少なくなった。また、ダム建設等に伴って砂が流れてくる量もだんだん少なくなる。そんな中で、砂の需要等によって砕石やあるいは浜砂等の使用もあって、コンクリートの早期劣化の心配が出てまいりました。我が国では今まで余りないと言われておったのでありますが、最近一、二そういう問題が橋梁、道路あるいは原子力発電所の建屋等々に出ておりますので、アルカリ骨材反応並びに塩害の実態等について簡潔に建……

第102回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1985/03/08、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)分科員 私、きょうは、北陸繊維産地の不況問題対策とそれから中核工業団地問題について二、三質問いたしていきます。  まず第一に、いろいろな繊維がありますが、その中で長繊維、合成繊維の産地としては、日本の繊維産地の中で北陸産地が大部分を占めている、輸出も大きな割合を占めているという意味で、合化繊の産地としては日本第一、言うならば世界第一の産地であると思いますが、非常に長い間深刻な不況に見舞われておりました。その中で何とか構造不況を乗り切りたいということで、産地もまた政府の方もいろいろと努力をしていただきました。今見てみますと、何といっても中近東とアメリカへの繊維製品の輸出がなかなか伸びな……


■ページ上部へ

第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1986/04/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私、きょうは大蔵大臣、自治大臣、農林大臣臨時代理の出席をいただいて、土地改良の問題を中心にして、国と地方の分担、また受益者農家等との分担についていろいろと今問題があるように思いますので、それらの点について二、三お尋ねをしたいと思います。  一般的にいろいろと論議がありましたので、私は具体的な土地改良区の地区の例を引いてこの問題について触れてみたい、かように思っております。  農林省の方は、今までしばしば説明をしておりますが、大蔵、自治両省の方にはそういう機会が余りないので、農林省見えておりますから、後でごく簡単に説明をいただきたいと思います。  坂井北部という特別会計による国営……

第104回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1986/03/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)分科員 私はきょう、国立病院の統廃合問題について少しお尋ねをいたしたいと思います。  厚生省の方から国立医療機関の統廃合問題が一月の上旬に出されて、案といいますか構想でありますが、地域では多くの関心というか非常に問題を呼んでおります。  例えば私の福井県においても四つ国立病院がありますが、いずれも非常に長い歴史があり、地域と相当密接に結びついているという事実があります。鯖江、敦賀の病院は陸軍病院の後でありますし、福井病院と北潟病院はいずれも陸軍の療養所であって、そして北潟湖、三方湖という非常に景勝の湖のところに設けられておる。したがって、それが設置されて以来自治体にとってもいろいろな……

第104回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1986/03/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)分科員 私は、昨年の七月に起こりました能登線の脱線事故、論議をする時間が残念ながらなかったものですから、ここで少し問題点をお伺いいたしたい、そして北陸新幹線の問題も一、二触れて見解をお尋ねしたい、こう思っております。  第一に、昨年の七月に石川県の能登で能登線の脱線事故がありまして、私も数日後に社会党・護憲共同の調査団としまして現地に早速参りまして、状況をかなり詳しくいろいろと調べてみました。  この問題に入る前に、七人の方がとうとい生命を失われた犠牲がありまして、心から弔意を表したいと思います。それからまた、二十六人の重軽傷者が出ましたので、既に回復された方も多いとは思いますが、な……

第104回国会 予算委員会第八分科会 第2号(1986/03/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)分科員 私は、内需拡大と住宅対策ということについて質問したいのですが、その前に大臣に少し考え方を伺いたいことがあります。それは日米貿易摩擦の中で内需拡大、この中で公共投資であるとかさらに住宅投資等々がどういう役割を果たし得るかというようなことについてひとつ考え方をお伺いしたい。  その前に、実は私、昨年の九月に六名で超党派の議員なのでありますが、日米貿易摩擦の問題で九月の上旬から十日間ほどアメリカに参りましていろいろな階層と随分と論議をしたのでありますが、ちょっとそれを紹介して、それについてひとつ大臣の考えを伺いたい、こう思うわけであります。  これはワシントン州のスポーケンという穀……

第104回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1986/03/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)分科員 私、円高対策、特に中小企業の中での繊維の不況問題に触れたいと思います。  まずその前に、ちょっと大臣に一つ基本的な点でお尋ねしたいことがあります。それは、本来ならドル高を是正する道筋は、今までの考え方では、アメリカの財政赤字を圧縮しなさい、それから金利を下げなさい、そしてドル高を是正しなさい、こういう段取りで、かなり時間がかかるだろう、こういう考え方があったのですが、5G会議以降、通貨当局、財政当局の強力な介入によって急速に円高が実現してきた、ドル安が実現した。これは、ある意味では非常にタイミングな点がありますが、ある意味ではいろいろな陰りがまた出てきたとも言えますが、非常に……



辻一彦[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|37期|-38期-39期-40期-41期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

辻一彦[衆]在籍期 : |37期|-38期-39期-40期-41期
辻一彦[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 37期在籍の他の議員はこちら→37期衆議院議員(五十音順) 37期衆議院議員(選挙区順) 37期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。