辻一彦 衆議院議員
38期国会発言一覧

辻一彦[衆]在籍期 : 37期-|38期|-39期-40期-41期
辻一彦[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは辻一彦衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院38期)

辻一彦[衆]本会議発言(全期間)
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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 衆議院本会議 第6号(1988/02/18、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻一彦君 私は、日本社会党・護憲共同を代表しまして、ただいま議題となりました昭和六十二年度第二次補正予算案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手)  ここ一年ほどの我が国経済を振り返りますと、世界経済、とりわけ米国経済のありようの影響を直接に受け、大変な激動をこうむってきたと申せましょう。米国経済を見ますと、一千五百億ドルを優に超える膨大な経常赤字と財政赤字の継続、昨年十月の株価の暴落などに象徴されるように不安定をきわめております。いまだ国際取引における基軸通貨がドルであり、米国経済が現在置かている重要な位置にかんがみれば、その不安定が我が国経済をも揺り動かすのは当然なのであります。……

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委員会発言一覧(衆議院38期)

辻一彦[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第106回国会(1986/07/22〜1986/07/25)

第106回国会 農林水産委員会 第2号(1986/08/05、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私は、北陸の米作地、また良質米の産地における農民の声をこの機会に少し反映をしたいと思います。  まず第一に、選挙期間中に与野党を問わず農民の非常に熱い期待があったのですが、それにこたえるには下げ諮問は余りにも残念である。そういう意味で、私の意見としてはこれは撤回をして、最小限据え置きまでは何としても頑張るべきでないかと思います。これは意見として申し上げておきます。  そこで、今回の米審が開催されるに至る、諮問案が政府から出されるまでの過程を見ると、政府の、これは農林省、大蔵省含めてですが、いろいろな根回しというか世論に対する操作というか説得、そういう活動がかなり活発に行われてお……


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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 外務委員会 第2号(1986/10/24、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私、今の高沢委員の質問を受けて、少しそれに引き続いて関連していきたいと思います。  第一問でお尋ねしたいことは、大体高沢委員から今質問があって、いろいろ御答弁がありましたから、それらをひとつ踏まえた上で入っていきたいと思います。  きょうは私も、RMAの提訴を却下をしてアメリカがガット違反として判断をしているという問題点、それから食糧安保としての考え方、それからもう一つは、日本、アメリカ、ECの価格政策の比較、そして時間があれば援助米の問題について若干触れたいと思います。  まず第一に、今論議がありましたが、RMAの提訴をアメリカ政府が却下をした、こういうことはアメリカ政府の良……

第107回国会 商工委員会 第2号(1986/10/21、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私、貴重な奥野委員の時間を若干いただきまして、今のに関連して、繊維が今非常に不況になっております。特に私どもの北陸繊維産地は、長繊維の輸出産地としては福井、石川と合わすと大体日本の八割を占めており、今深刻な不況に見舞われている、その中で二、三お尋ねをいたしたいと思います。  福井県の織物構造改善組合が行った円高不況調査によると、こういう数字が出ておりますので、ちょっと参考に申し上げて、それから大臣の見解を伺いたいと思います。  それは、組合員千九百八十四件に対して、織機は五万七千九百八十三台を対象にして、九月五日から十六日にかけて組合の総代が各機屋さんを全部訪ねて、そして休機、……

第107回国会 農林水産委員会 第1号(1986/10/21、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私は、きょう米と今問題になっておりますアメリカとの関係について二、三質問をいたしたいと思います。  まず前段として、加藤農相は米についてどう考えているか、米哲学を聞きたいと思うのです。日本の中における米はその基盤である水田稲作、それは第一に国民主食の米を生産する、自給するということでありますが、それだけではなくして、三百万ヘクタールに及ぶ水田に水を張って行う水田稲作というもの、これは国土保全、自然の環境保全などの点から非常に大きな意義と効果を持っておると私は思います。そういう点で、農相の米並びに水田稲作に対する考え方、加藤哲学をまずひとつお伺いいたしたいと思います。


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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 農林水産委員会 第1号(1987/03/24、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 きょう、同僚、先輩議員からそれぞれ質問がありましたので、私も基本的なことを二、三だけ伺って、そして、松枯れ対策としては何といっても特別防除それから駆除、樹種転換、抵抗性の強い品種の育成という分野があると思うので、一番最後の松くい虫に強い抵抗性の品種といいますか、この育種をどう考えていくか、こういう問題に若干時間をとりたいと思います。  まず第一に、質問の前段として基本的な考えをもう一度大臣にお尋ねしておきたいと思うのですが、先ほどお話があり御答弁もありましたが、十年間でこの松枯れ対策に、国と都道府県、市町村を入れますと大体約九百億のお金を使っている。相当大きな金額ですが、十年た……

第108回国会 農林水産委員会 第2号(1987/03/25、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私は、引き続いて補助金カット法改正案の問題について二、三質疑したいと思います。  まず最初に、今大蔵、自治の方から聞きたいことについて答弁が幾つかありましたので、そういう点は時間の点からカットして進みたいと思いますが、その前に、去年の大蔵委員会における附帯決議について、今日の状況から合わせて大蔵省と自治省はどういうようにお考えになっていらっしゃるか、一応念のために伺っておきたいと思います。大蔵からお伺いします。
【次の発言】 さきにも質問がありまして御答弁がありましたから再度は繰り返しませんが、それはカットして、今のような大蔵省、自治省の見解を一応前提にすると、確かにこの前行っ……

第108回国会 農林水産委員会 第3号(1987/05/15、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 ただいま議題になりました国有林野事業改善特別措置法の一部改正案につきまして、私は、日本社会党・護憲共同を代表して、政府提出の改正案に反対し、日本社会党・護憲共同の修正案に賛成の立場から意見を申し述べたいと思います。  国土面積の約七割を占め、木材生産を初め国土保全、水、緑、きれいな空気の供給基地である森林は、農山村の過疎化の進行や林業労働力の減少、木材価格の下落低迷と林業経営費の増高等による林業生産活動の停滞のもとで森林の荒廃が進みつつあり、一昨年秋以降の円高の進行によって、我が国林業は産業として存立し得るかどうかの瀬戸際に立たされていると言っても過言ではありません。  一方、……

第108回国会 農林水産委員会 第4号(1987/05/18、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 きょうは私、大臣の所信表明、特にOECDに参加されての各国とのいろいろな論議等について質問を行うと同時に、農業信用基金法案について若干触れたいと思います。  では第一に、既にそれぞれ御質問があったわけですが、このOECDにおけるコミュニケについては、日本の立場、考え方というものが反映された面がかなりある。そういう点で日本代表部の努力、また特に担当の加藤農相の努力に敬意を表したいと思っております。そこで、このコミュニケの内容については既に答弁がありましたので割愛をして、またアメリカとの二国間の論議もあったわけですが、それらの論議の中で、米の輸入自由化を容認できないという日本の立場……

第108回国会 農林水産委員会 第7号(1987/05/25、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 今回提案されております森林組合法の改正案と森林組合合併助成法の一部改正案、また、林業等振興資金融通暫定措置法の一部改正案の審議に当たって、私は地方の森林組合の現場を二、三日歩いてみて、率直な実態を見たり、また聞いたりしてみました。その中で今さらのように感じたことがあります。それは、新しい造林意欲が民間で非常に弱くなっている、薄れているということ、それから間伐、枝打ち等々の保育がやはり手抜きをされている、そしてその中で後継者がどうしても足りない。その反対になりますが、高齢化が非常に進んでいるということは今までよく指摘をされていたことですが、今さらのように実感をした次第であります。……

第108回国会 農林水産委員会 第8号(1987/07/03、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 既に各委員からいろいろと質疑がありましたので重複を避けていきたいと思いますが、基本的に一点だけただしたいと思います。  私は、ほかの委員も触れましたが、米審を丸一日空転させたという例は今まで余りなかったのではないかと思うのです。その点では、前広米審も二十四日に早くから取り組みながら、なお米審を招集して一日空白をもたらしたということは非常に遺憾であったと思っております。  そこで、今回政府が米審に諮問する過程を見ると、今までは米審の答申後にいろいろ政治加算が行われているのが常であったわけでありますが、今回は諮問前に事前協議の名のもとに引き下げ幅の圧縮が事実として行われた。私たちの……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 科学技術委員会 第2号(1987/08/25、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私、福井県なんですが、御存じのように福井県の若狭湾一帯には今十三基の原子炉があります。それは容量で大体九百万キロワットを超えておりますし、加圧型軽水炉、沸騰水型軽水炉、さらに新型転換炉、高速増殖炉も建設中、また、今大飯三、四号で百二十万近いのが二つ、これが全部完成すれば十五基、千二百万キロワット近い原子力発電の一大基地がつくられようとしております。そういう意味で住民は、安全性と万が一のときの防災対策に非常な関心を持っておる。その点から私も、それらを踏まえて、過日社会党が派遣しましたチェルノブイル原発視察において少し時間をかけて現場をずっと見てまいりました。そこらを踏まえてきょう……

第109回国会 農林水産委員会 第6号(1987/08/25、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 残り時間が必ずしも多くありませんが、最後の質問を麦について、また関連して米について若干伺いたいと思います。  まず大臣にお尋ねしますが、減反が強化される、そういう中で麦をつくる、ようやく麦が定着しかかったと思うと今度は麦の価格が引き下げになる、そういう意味では農家としては非常に不安を持っているわけですね。麦作はこれからどうなるのだろうか、こういう不安が随分と農村にあります。こういう不安感があると、生産性を上げたり規模を広げたりということもなかなか容易ではないと思いますが、麦作に対する中長期的な展望というか位置づけ、日本の世の中で麦作はどういう位置づけをなされるかという点について……


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第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 農林水産委員会 第1号(1987/12/08、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 ガット総会の十品目の問題について幾つか伺いたいと思います。  まず第一に、ガットの裁定が総会で一括採択を迫られたということは非常な押しつけであって、非常に遺憾であると思っております。  十品目の裁定の不当性や受け入れの難しさあるいはその対応をどうするか等については、随分と各委員から論議がありましたのでそれらを割愛して、私はこれらの中で国家貿易品目の点について幾つか伺いたいと思います。  まず第一に、ガット条項の上で、農産物の輸入制限が認められている要件というものは一体どういうものか、これについてちょっと簡潔にお伺いしたい。


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 外務委員会 第4号(1988/03/25、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 きょうは熱帯木材機関の論議に入るのですが、その冒頭にきのう起こりました中国の列車事故について一言だけお尋ねしたいと思います。  既に報道されていることでありますが、きのう中国の上海郊外で列車事故が起こり、日本の高知学芸高校の百九十三人の修学旅行を含む乗客に死傷者が出ております。高校生の楽しい修学旅行の夢が破れたということは大変残念でありますし、また父兄や学校関係者の御心配も大変大きい、そういう意味で非常に残念なことであったと思います。  まず死亡された高校生並びにその御遺族に心からお悔やみを申し上げたい。と同時に、多数の負傷者が出ておりますので、御本人並びに御家族の皆さんにも心……

第112回国会 外務委員会 第11号(1988/05/11、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私はきょうは日米原子力協定に関係して、核融合、それからプルトニウムの問題、また協定発足、核防条約等によって原子力利用三原則の自主、民主、公開の原則が形骸化するおそれがある、そういう点で、具体的な例を挙げて質問いたしたいと思います。  原研から森先生お願いしておりますね。参考人にお願いしましたので、その都合もありますから、ちょっと核融合の問題を先に触れたいと思います。  原子力エネルギー開発の道は核分裂による軽水炉、そしてそれを再処理してプルトニウムを使って高速増殖炉、こういう道筋があります。もう一つは、核融合を生かして行うところの核融合への開発の方向があると思います。  前者の……

第112回国会 予算委員会 第9号(1988/02/18、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました昭和六十二年度第二次補正予算案に対し、反対の討論を行うものであります。  以下、本補正予算に反対する具体的理由の主なものを指摘いたしたいと思います。  六十年九月G5合意以降、アメリカの赤字財政とドル安政策の放任、我が国の内需拡大政策の立ちおくれにより急激な円高を招き、日銀収入の低下、日銀納付金を激減させました。二次補正減額後、差し引き五千五百十億円となり、これは六十年度日銀納付金決算額一兆六千三百二十三億円に比べれば、実に一兆八百十三億円の激減であります。言うならば、急激な円高政策により、六十二年度のみでも一兆一千……

第112回国会 予算委員会 第10号(1988/02/22、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私は、農業問題とそれから原子力の問題を中心にして、なお若干日中問題について総理並びに各閣僚の意見をただしたいと思います。  まず第一に、総理にお伺いいたしますが、日米首脳会談において農産物自由化問題を取り上げたレーガン大統領の要求をどのように受けとめたか、このことをお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁の中にも、総理は会談を通して、我が国が世界最大の食糧の輸入国である、こういう発言があったわけでありますが、これは裏を返しますと、世界の主要国中食糧自給率が最低の国であるということになりますが、これ以上自給率を下げられない、こういうことについて大統領に注意を強く喚起……

第112回国会 予算委員会 第14号(1988/02/27、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 前回の総括に引き続いて、まず私、原子力発電所の防災対策、原子力災害対策について質問したいと思います。全体としては前回の流れである、こういうように御理解をいただいてお答えをいただきたいと思います。  前回もちょっと発言をしましたが、ソビエトのチェルノブイリとアメリカのスリーマイルの両原発を見てまいりまして、そして二月の三日、四日に夜のNHKはチェルノブイリの原発事故の食物汚染の生々しい事実を伝えておりました。チェルノブイリが、直接被害四十億ルーブル、生産等に与えた被害四十億ルーブル、全部入れて一兆八千億、八十億ルーブルと公表していることも御承知のとおりであります。スリーマイルの原……


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 外務委員会 第1号(1988/11/18、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私、きょうは三十分くらいの時間でありますが、主として米をめぐる自由化問題あるいは市場開放の問題、それらについて二、三質問をいたしたいと思います。  ことしの九月にIPUの会議があって、その機会にガットの本部に行きまして、カーライル次長、それから農業が専門であるリュック農業部長とも一日、かなりな論議をしてまいりました。それから、この間日本・ECの会議があって、そこでもECの皆さんと農業問題等について若干の論議をしましたが、今日本の農産物、米の問題が大きな関心を持たれている状況にある。しかもRMAがUSTRに通商法三〇一条で提訴をして、それがいろいろな曲折はありましたが、先月末に却……

第113回国会 建設委員会 第1号(1988/12/14、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私は、きょうは近畿自動車道、それから中部縦貫自動車道、この二点について整備状況等について若干の質問をしたいと思います。  まず第一に、第四次全国総合開発計画における一万四千キロの高規格幹線道路網が既に決定されているのでありますが、これを策定した基本的な考え方をちょっと論議の最初に伺っておきたい。
【次の発言】 この中で、昨年の国土開発幹線自動車道建設法の一部改正が行われて、国土開発幹線自動車道は既定予定路線が今言われる七千六百キロ、新たに追加した予定路線がお話のとおり三千九百二十キロになっておりますが、この追加予定路線三千九百二十キロの中で第十次の五カ年計画として基本計画を採択……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 商工委員会 第2号(1989/03/22、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私は、きょう、過日の日韓のニットのダンピングのその後の経緯とこれからの問題、それから、新繊維法の、構造改善臨時措置法の問題について、幾つかお尋ねしたいと思います。  まず最初に、大臣は過日、ECの方にも出られて、いろんな意見交換をされておったと思いますので、最初にお尋ねしたいのです。  それは、アメリカとカナダは自由貿易協定、いわゆる米加の協定を結んで、二億六千万、三億近いこの市場圏を一つの市場として進めようとしている。また、ECは十二カ国で一二億二千万の人口を持って市場統合を図っている。こういう中で、ある面に見れば経済のブロック化が進められるんじゃないかという懸念があるし、ま……

第114回国会 農林水産委員会 第11号(1989/07/01、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私は、北陸の米産地福井の出身ですので、県内の良質米生産地になりますが、福井あるいは北陸各地の状況も歩いて見ましたし、また過日全中ほか主催の食と農を守るシンポジウムにも出て、全国農民の皆さんの率直な意見も聞きました。私の県でも各地と同じでありますが、食と農を守るかなり大きな集会が行われて率直な意見が出ておりましたが、それらを要約してみると、一つは、二年連続で一〇%以上の米価の切り下げに非常に不満が強くて、今度は三年目は最低現行価格を維持してほしい、これは非常に強い要望であると思います。第二は、毎年米価が切り下げられては、幾ら生産費を切り詰める、下げる努力をしてもとても追いつかない……

第114回国会 予算委員会 第8号(1989/03/03、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 私は、きょうはちょっと角度を変えて、今非常に問題になっております福島の原子力発電所、第二発電所の三号炉のたび重なる事故問題、これについていろいろ所見をただしたい、このように思っております。  既に、連日新聞等でいろいろ報道されておりますので御存じのとおりでありますが、福島には海岸に今日本一という九百万キロワット余りの原子力発電所が集中しておりますが、そこで今いろいろな問題が起こっております。特に第二発電所の第三号機においては、昨年十二月三日に緊急原子炉が停止をしている。また、十二日に蒸気弁によって原子炉が停止、そしてこの一月一日に同原子炉が異常振動によって、出力を落としながら定……


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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 土地問題等に関する特別委員会 第6号(1989/11/16、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 土地基本法については既に随分と論議をされたのでありますが、若干重複する点があるかもわかりませんが、二、三お尋ねをしたいと思います。  まず第一に、土地基本法の性格からして、土地問題の解決には、きのうの公述人の御意見を聞いても国民合意の形成、コンセンサスがぜひ必要だ、こういうことを公聴会においても主張されておりました。私も土地問題の難しさから考えて当然であると思いますが、そういう中で、今まで野党案というものがいろいろ論議されてきましたが、政府原案の中にどういうふうに生かされておるのか、こういうことを念のためにまず伺っておきたいと思います。


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1988/03/09、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)分科員 一般質問に続いて、ちょっと防災のことをもう二、三点伺いたいのですが、その前に、非常にローカルな問題になりますが、分科会ですので、二、三点お伺いしたいと思います、  まず第一は整備新幹線の問題ですが、四全総は、国土の均衡ある発展、それから東京一極主義を排して地方分散、多極主義をうたっている。このために高速交通網の整備がどうしても必要だとしております。こういう点から、既に策定された整備新幹線の建設は不可欠と考えられるが、地方の発展、自治体の発展に一番関係の深い自治大臣の見解をまずお伺いしたい。
【次の発言】 基本的には、自治大臣ですからそういうお考えはわかります。  そこで、整備……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 予算委員会公聴会 第2号(1989/03/02、38期、日本社会党・護憲共同)

○辻(一)委員 まず消費税、それから農業問題、年金という順序でお尋ねしたいと思います。  富岡公述人のおっしゃった点、大筋としては私も共鳴するところが多いと思うのですが、なお二、三意見を伺いたいと思います。  先ほどもお話がありましたが、消費税がああいう強行採決という形で決められて四月一日から導入ということになっておりますが、現場では、実態を聞けば聞くほどなかなか難しいというか、いろんな混乱が起きておると思います。そういう中で、まず今回の消費税は、その仕組みがいわゆる抜け穴や矛盾が非常に多いと思うのですが、第一点として、なぜそういうふうになってしまったのか、そういう欠陥的な税制ができ上がった理……



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データ更新日:2023/02/05

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