中尾栄一 衆議院議員
38期国会発言一覧

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中尾栄一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中尾栄一衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院38期)

中尾栄一[衆]本会議発言(全期間)
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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 衆議院本会議 第2号(1988/01/25、38期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(中尾栄一君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方について所信を申し述べたいと存じます。  我が国経済は戦後四十有余年、目覚ましい発展を遂げ、今や、国民総生産にして一日当たり約一兆円を生み出す規模にまで成長いたしました。また、対外面においても、我が国は、世界最大の債権国となるに至りました。  しかしながら、我が国は、縮小しつつあるとはいえ、いまだに膨大な経常収支黒字を有し、各国との間に、種々の経済摩擦問題を抱えております。我が国といたしましては、今後、各国との政策協調、国内の経済構造の調整等を通じて、国際的に調和のとれた対外均衡の達成に努めるとともに、世界経済の調和あ……

中尾栄一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院38期)

中尾栄一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第110回国会(1987/11/06〜1987/11/11)

第110回国会 商工委員会 第1号(1987/11/10、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 このたび、経済企画庁長官の重責に任命を受けました中尾栄一でございます。  我が国の経済の現状を見ますると、個人消費、住宅建設等を中心に景気は着実に回復をしております。また、経常収支の黒字幅も基調としては縮小しておる次第でございます。  他方、世界経済は、このところ緩やかながらも息の長い景気拡大が続いておりますが、アメリカの財政赤字、主要国の対外不均衡、発展途上国の累積債務等、世界経済が抱えている問題も数多く残されております。さらに、最近の株価の変動等が世界経済全体に及ぼす影響も注視していく必要があろうと思います。  こうした中、私は、今後の経済運営については、物価の安定、円レー……

第110回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1987/11/10、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 このたび、経済企画庁長官、重責を拝命いたしました中尾栄一でございます。今後ともよろしく御指導のほどお願いいたします。  我が国の経済の現状を見ますると、個人消費、住宅建設などを中心に景気は着実に回復しております。また、経常収支の黒字幅は、基調としては縮小しております。  他方、世界経済は、このところ緩やかながらも息の長い景気拡大が続いておりますが、アメリカの財政赤字、主要国の対外不均衡、発展途上国の累積債務等、世界経済が抱えている問題も数多く残されております。さらに、最近の株価の変動などが世界経済全体に及ぼす影響を注視していく必要がございます。  こうした中で、私は、今後の経済……


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第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 商工委員会 第1号(1987/12/08、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 薮仲委員にお答え申し上げさせていただきたいと思います。  円高差益問題は、ただいま事務局の方から申し上げましたように、数値の上においては大体七割方還元されておる、こういう方向づけはなされておるわけでございます。しかし、この間NHKでございましたかテレビの番組でも私深く承知しておるのでございますが、なかなか還元値が現実感として私どもの皮膚感覚的にぴしゃっと受けつけるものがない。これは、例えば非常に大きな還元がなされているところもないわけではございません。例えば羽毛布団みたいな具体的な例を挙げれば、ある意味においてスーパーマーケット等においても前から見たら格段の差で売っておるという……

第111回国会 土地問題等に関する特別委員会 第2号(1987/12/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 西村委員にお答えを申し上げたいと思います。  お答えすべき趣旨は、望ましい地価水準についてどのような見解を持っておるか、こういう問題点であろうと思います。先ほど経企庁の出しましたメルクマール、これを単刀直入にお答えをいただきましたが、私どももそのような方向に、望ましい方向に持っていきたい、このように考えておるわけでございます。  地価対策の目標につきましては、平均的勤労者が年収との関係で住宅を取得し得るような地価水準というものを念頭に置いて土地対策を進めるべきであると考えておるわけでございまして、現実の地価水準との乖離が余りにも大きいものでございますから、それだけに思い切った対……

第111回国会 土地問題等に関する特別委員会 第3号(1987/12/05、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 工藤委員にお答えいたします。  御質問の御趣旨は、オフィスビルの事務所の面積が八六年からの十五年間で二千百五十ヘクタールの純増となるということで、その前年に出した国土庁の首都改造計画では八一年から二〇〇〇年までの二十年間、五千百四十ヘクタールとなっておって、どうしてこういうかなりのディファレンスがあるのか、低い試算となっているその理由を問いただしたい、こういう御趣旨かと思いますが、昭和六十年五月に国土庁が公表いたしました首都改造計画、私ども首都改造ビジョンとも申し上げておりますけれども、それと昭和六十一年十月に経済企画庁が経済審議会の経済構造調整特別部会に提出をいたしました東京……

第111回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1987/12/22、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 奥野委員にお答えいたします。  奥野委員の御指摘は全くそのとおりでございまして、現実的に言いますると、実は皮肉なことにきょうの午後の閣僚会議で決まるということになりますのではっきりしたことは申し上げることはできませんけれども、いずれにしましても計数についてはそういう意味で明示できないということになりますが、基本的には対外不均衡解消に努力をしていくということに全力を挙げていこう、このように考えておるわけでございます。その程度につきましては、このように討論を行っておりますように私どもは科学的によく検討しまして、本日の夕方に閣議了解を取りつけるように努力をしてみたい、このように考えて……

第111回国会 予算委員会 第1号(1987/12/10、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 米沢議員にお答えいたします。  先ほど来の御討論の中にもございましたように、為替相場は本年の夏以来安定的に推移をしてきた事実はございますけれども、米国の大幅な貿易赤字による先行きドル安不安が出てきた、これまた事実でございます。魔の十月十九日という言葉がございますが、まさにニューヨーク市場における株価の大暴落をきっかけに円相場が戦後最高値を更新して、最近でも百三十円台をかすかすになってきつつあるということは厳粛なる事実でございます。それだけに円相場の先行きについては今後とも十分に見きわめていく必要があろう、こう思いますが、一般論として言うならば、円高の日本経済に与える影響につきま……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 商工委員会 第1号(1988/02/26、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでありますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信の一端を申し述べたいと存じます。  我が国経済は、国民総生産にして一日当たり約一兆円を生み出す規模にまで成長いたしましたが、今後、対外面では、国際的に調和のとれた対外均衡の達成と世界経済への貢献、国内面では、国民生活の質的向上に努めることが重要な課題となっております。  これらの内外の課題を克服するためのかぎは、内需主導型成長の中で経済構造の調整を進めることであります。私は、経済構造の調整をさらに進めていくためには……

第112回国会 商工委員会 第2号(1988/03/01、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 お答えいたします。  奥田先生の言われました内需拡大の面において、大体内需の方の寄与度が五%、それに対して外需がマイナスに寄与しておるから、したがってある程度の維持をしておって結構だということを言っていただきましたが、そのとおりだと私も考えておる次第でございます。  大体マクロの経済の方は今、私が言うべきだったのかもしれませんが、通産大臣全部総合的にお述べいただきましたから、私の方からもごく簡単に円高差益の問題に重点を置いた答弁をさせていただければ、このように思います。  まず経企庁の試算によりますと、六十年の九月のプラザ合意以来六十二年までの大体二年余りの円高差益は、累計でい……

第112回国会 土地問題等に関する特別委員会 第5号(1988/04/25、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 田中先生にお答えさしていただきます。  見通しとして昭和七十五年でございますか、二〇〇〇年ということになりますから。これは御案内のとおり、私もたった今そこから駆けつけてきたのでございますけれども、経済審議会が向こう五カ年の、名称はどうなるかわかりませんけれども、今ずっと担当してやっておる次第でございます。したがいまして、きちっとした委員のお答えになり得ないことは残念だと思いますけれども、ただ、今般、四月十四日だと思いますが、発表いたしました企画・公共部会、この中でも相当な論議が展開されておるわけでございます。  御案内のとおりに計画期間中の経済運営におきましては、まず対外不均衡……

第112回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1988/03/22、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 皆様、おはようございます。  このたび、経済企画庁長官拝命を受けまして、本会議場であのような私どもの経済演説の趣旨を御披露申し上げましたけれども、きょう、それに先立ちまして、村山委員長以下各位の皆様方に御招待賜りまして、まずもって御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。  議事に従いまして、所信表明をさせていただきます。  我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでございますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信の一端を申し述べたいと存じます。  我が国経済は、国民総生産にして一日当たり……

第112回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1988/04/21、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 内需拡大また内需促進に比して日本の国民の暮らしそのものが直結しているかどうか、こういうような御質問であろうと思いますが、我が国の所得水準はこれまで非常に高い経済成長によって大きく上昇してまいったことは事実でございます。フロー面ではかなりの水準の生活を享受できるようになったことも事実であろうと思います。しかし、ストックそのものの現状を見ますると、住宅あるいはまた生活関連の社会資本の整備状況などは、欧米と比べまするとある程度の乖離がある、見劣りがすると言った方がいいでしょうか、そのような感じも受けないわけではございません。そういう結果に対しまして、私は、国民の充足感はそれほど高いも……

第112回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1988/05/12、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 ただいま御質問いただきまして、日本の農業を全体的なグローバルな見地で考えてみろ、こういうことでございますが、私も長い間農林関係に携わってきた同友といたしまして、極めて厳しい深刻な立場、局面に立たされていることだけは間違いない。そういう中にあって顧みますると、私が二十二年前国会に出していただきましたときには、まだ国内だけの農業問題を知悉しているというだけで済んだ農業問題ではございましたが、今や国際的な見地、むしろ農林省は農林外務省であるかのごとき印象を与えるほど国際化してきたということは、先生の御指摘のとおりでございまして、そういう意味において、問題も複雑多岐にわたって大きくなっ……

第112回国会 予算委員会 第5号(1988/02/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 お答えいたします。  この還元率につきましてはちょっとまだ指標を出しておりませんので、今政府委員の方に問い合わせます。

第112回国会 予算委員会 第9号(1988/02/18、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 佐藤委員にお答え申し上げます。  この種のものは国民生活センターにおいて聴取しておるわけでございますが、今の御質問はオートマチックトランスミッション、すなわちAT車の安全の問題、これの件数だ、こういうことでございます。  苦情の受け付け件数は、先ほどもちょっと御答弁があったかと思いますけれども、五十九年度は二十七件になっております。それから、六十年度は二十九件、六十一年度は三十三件、六十二年度は六十三年一月現在で七十一件でございます。全部細かく申し上げますると、五十九年度は二十七件、六十年度は二十九件、六十一年度は三十三件、六十二年度七十一件。六十二年四月一件、五月四件、六月七……

第112回国会 予算委員会 第10号(1988/02/22、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 川崎委員にお答えいたします。  その前に、円高の問題も含めまして私どもの考え方でございますが……(川崎(寛)委員「聞いておらぬことをやらぬでいい、時間がないから」と呼ぶ)円高差益の還元につきましては、御承知のように三度にわたるガス料金の引き下げあるいは各般の還元策を通じましてかなり浸透しているものと、私どもは大体七割と踏んでおりますけれども、円高メリットの程度は、多少の差はございますけれどもそのような判断で考えておるわけでございます。  さらにまた、先ほども委員申されましたように、原材料の低下などを通じた円高効果というものも著しく上がっておる。これも相当タイムラグがございます。……

第112回国会 予算委員会 第11号(1988/02/23、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 委員にお答えいたします。  いわゆるネズミ講方式の商法というのは、国民生活センター並びにその地方の消費生活の統計を見ますと五十件と出ておりますけれども、大体こういう悪徳な、昭和四十七年代に出た、天下一家の会と御指摘いただきましたこういうものも踏まえまして、これは各関係省庁とも十分連絡をとり合って、この問題の対策は練りたい、こう考えております。
【次の発言】 その御趣旨を十分に踏まえまして関係各庁とも早急にいろいろと話し合ってみたい、そしてまた手も打ってみたい、こう思っております。

第112回国会 予算委員会 第13号(1988/02/26、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 これは、まず委員の仰せの言葉でございますから、また同時に出たことでございますから、率直に申し上げますが、これは農林省には何の関係もありません。同時に、あと一つは経済企画庁の中にも何にも関係ございません山ただ、私が記者懇をしたときのことが、そのときに多少言葉がスリップしているというよりは、恐らく私のわずか短い記者懇談会の中でございましたから、誤解をされたのではないかなということだけは私も判断をするわけでございます。  その点をちょっと説明いたしますると、私は御案内のとおりに農林関係のこともやってまいりまして、自由化阻止の小委員長も数年間やらしていただいた初代の委員長でございます。……

第112回国会 予算委員会 第14号(1988/02/27、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 答えいたします。  田中委員の六十三年度の経済見通しということではございますが、経済見通しは非常にブロードな意味にとられますので、恐らく雇用者所得の伸びというようなものも含めてのことかと解釈いたします。  六十三年度の経済見通しの中における雇用者所得については五・二%程度、これから雇用者数の増加を除いた一人当たりの雇用者所得につきましては三・七%程度ということの増加を見込んでおります。  雇用者所得には、もう御案内のとおりでございますが、賃金、俸給のほかに社会保障の雇い主負担分等が含まれるわけでございますけれども、雇用者所得の見通しは、経済成長率、労働力需給、あるいはまた消費者……

第112回国会 予算委員会 第15号(1988/02/29、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 お答えさしていただきます。大変に法律に明るい、特に学者の先生に立法化の問題でございますから、多少ちょっと私の答弁では不足になるかもしれません。しかし、私どもの今提起しておる問題点なども含めまして、お答えいたします。  情報化の進展に伴いまして、個人信用情報を含む個人情報の一般につきまして、その収集あるいはまた利用が進んでいることはよく承知しておるところでございます。個人情報の不適正な収集、利用は消費者に不測の損害を与えるというおそれがございますために、個人情報の保護は消費者保護の観点から重要課題であるととらえておる点においては、私は全く先生と同一意見でございます。  このために……

第112回国会 予算委員会 第16号(1988/03/01、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 まさに国際派で名高い川崎委員のお言葉のとおりでございまして、現実の問題としては大変にこの問題は私どもも深刻に受けとめている問題でございます。  経済発展の成果を賃上げと労働時間の短縮に適切に配分させていくというためには、勤労者の福祉と生活の向上のみならず今日の課題である内需拡大の面から望ましいという点は今の先生御指摘のとおりに解釈しておりますが、具体的な配分のあり方についてはそれぞれの労使が自主的な話し合いを通じまして適切に解決していただくことが基本的な条件だと思うのでございます。労使が産業、企業の実情に応じまして国民経済的な視野に立って合理的な対応を行うように私どもは期待して……

第112回国会 予算委員会 第17号(1988/03/02、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 井上委員にお答えいたします。  確かに御指摘の問題点もございますけれども、最近の消費動向を家計調査で見ますると、勤労者世帯の伸びが確かに低いけれども、個人消費全体としては堅調におっしゃるとおり推移している。しかし、個人消費は国民経済の約六割ぐらいをGNPに占めておるわけでございまして、内需主導型の経済構造への転換、定着を図るためには、その安定的な伸びが間違いなく確定的に拡大していくことが重要である、この認識も同じであろうと思います。  今後とも個人消費の拡大を実現していくためには、物価の安定のもとで経済の持続的成長を維持することなどによって実質可処分所得、減税などを含めましたそ……


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 決算委員会 第2号(1988/08/30、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 杉山委員にお答えをさせていただきたいと思います。  大変こちらの専門家でもあり、御勉強家で知られております杉山委員でございますから、特につとにもこのような問題は御高承のことと思いますけれども、あえて御質問でございますから、私からも大変グローバルな質問だけに大ざっぱながら御説明させていただければと、このように思う次第でございます。  今回のまさに急速な景気上昇の要因として挙げられますことは、ただいまも御指摘賜りました円高といった環境変化に対する民間部門の積極的な適応がある、こう申せるかと思うのでございます。すなわち、企業の経営努力、あるいはまた新製品や、あるいはまた販売努力、また……

第113回国会 決算委員会 第8号(1988/10/28、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 行政改革を通じ、現在の経済運営の一つの柱としていくという行動は正しいと思っております。
【次の発言】 私は、考え方の一つとしては、浜田委員非常に御言及が卓越した方ではございますが、そのことを後世のむしろ子孫にゆだねて、そして一つの国づくりというものにおける魂、あるいは努力というものを邁進させていくことも、一つの大きな考慮の中に入れながらその問題点は考えていくべきものであると考えております。
【次の発言】 この問題点は非常に論議を呼ぶ対象になることは必定だと思います。しかし、増税なき再建ということの方向のために、今政府は一歩一歩と歩を固めつつあるのではないかな、その方向づけである……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第6号(1988/10/07、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 村山委員にお答えいたします。  二十五周年、まずもっておめでとうございます。その質問の冒頭にお選びいただきまして、本当に感謝申し上げたいと思います。光栄でございます。  国民資産が全体的に見て大きな影響をもたらしてきているんじゃないのか、特にGNPのフローと考えて多少隔たりが出てきているんじゃないか、こういう御質問が主だろうと思うのでございますが、私どもの国民の資産というものを時価評価で考えますると、六十年の末、暦年末でございますが、五百八十六・二兆円というものが大体アップをしておりますから、したがいまして、六十一年の暦年末で計算しますと、総合計で四千五百二十三兆九千億円、前年……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第9号(1988/10/17、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 先生にお答えをさしていただきたいと思います。  大体概要は概略御指摘のとおりとお考えいただいて結構ではないかなと思うのです。  まず第一には、六十三年度版の国民経済計算年報で見ますると、六十一年暦年末の金融資産総額が大体二千四百兆円、こう御指摘でございましたが、実は二千四百三十七兆円でございます。うち、株式は三百七十五兆円でございまして、土地は大体千三百九兆円となっておる次第でございます。ただ、雇用所得総額は大体百八十二兆円となっておる次第でございます。  こうした金融資産あるいは土地資産総額そのもののGNPに対する比率で見ますると、前者ではまさに七・四倍、後者、すなわち先ほど……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第12号(1988/10/21、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 先生の御指摘のとおり、経済問題を扱っておりますると、いろいろと御質問の中で、多様化している中で一番大きな問題といいますのは、豊かさがどのように経済として国民生活に直結するのか、こういう問題点であろうと思います。なかんずく土地の問題は、御指摘のとおりその中で一番大きなファクターである、こうも申せるかと思います。  そういう点では、私ども本年の五月でございましたが、閣議決定でいたしました新経済五カ年計画「世界とともに生きる日本」という中においても、特に今後とも土地の取引の適正化というものを推進していくことが一番であるということをつとに強く述べておるわけでございます。なかんずく、その……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第18号(1988/11/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 新SNAといいましょうか、システム・オブ・ナショナル・アカウンツという形 で私ども発表いたしましたが、発表したような方向で、また先生の御指摘のようなことも十分に踏まえながら活用していきたい、こう考えております。

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第19号(1988/11/05、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 御指摘の国民経済計算、システム・オブ・ナショナル・アカウントと申しますか、これはフローとストック、物と金という各側面をさまざまな基礎統計からやっておるということは、もう既に御案内のとおりかと思います。同時に、総合的なシステムによってマクロ的な整合性のとれた形で計算しているものと承知しておる次第でございますが、どういうように具体的にこれを作成していく方向かという点については、少しく政府委員から答弁させた方がいいのではないかと思います。

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第20号(1988/11/07、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 大変詳細にわたって今資料をいただきまして、上昇率の問題等大変に御勉強なさっていただいておるということで、むしろ感謝申し上げたいと思います。  消費税の導入が物価に与える影響につきましては、委員も既に御承知のとおりかと思いますが、幾つかの前提に基づきまして、さらに物品税等の廃止などを勘案いたしまして試算をいつもしておりますが、全体としては消費者物価の水準を、先ほど一・二と承りましたが、一・一%程度引き上げるのではないか、こう私どもは考えて見込んでおるわけでございます。  ただ、まず第一点としましては、個々の商品の価格につきましては、個々の商品ごとに需給の状況やコスト構造などが異な……

第113回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1988/11/08、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 まず冒頭に、きょうは委員長を初めといたしまして有力なる皆様方が、サラリーマンは果たして家が持てるだろうか、こういう素朴な社会的な正義感とまた人間性に立脚したお話の一日をいただける、こういうことを承りまして、特にまた御質問者が日ごろ情熱と正義感をお持ちでございます牧野先生でもございますし、私も実は楽しみに参ったわけでございます。同時にまた、楽しみということは、私が全部総括してその内容を充実した形において質問に答え得るということではなく、むしろ私自身もこの場をかりて率直に勉強さしていただいて、そして実行に移せる段階においてはどのような立場においてもそれを実行に移していくということに……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 予算委員会 第17号(1989/06/12、38期、自由民主党)【議会役職】

○中尾委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、皆様方の御推挙によりまして、予算委員長の重職を担うに至りました。  もとより微力な私ではございますが、練達堪能なる委員各位の御指導、御鞭撻を賜りまして、公正かつ円満なる委員会運営を図ってまいりたいと存じております。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ございませんか。


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第115回国会(1989/08/07〜1989/08/12)

第115回国会 予算委員会 第1号(1989/08/10、38期、自由民主党)【議会役職】

○中尾委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  予算の実施状況に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査のため、委員派遣を行う必要が生じました場合、議長に対する申請手続等につきましては、あらかじめ委員長に御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時一分散会


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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 予算委員会 第1号(1989/10/11、38期、自由民主党)【議会役職】

○中尾委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任につきましてお諮りいたします。  委員の異動に伴いまして、現在理事が二名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、理事に       佐藤 信二君    谷川 和穗君 を指名いたします。
【次の発言】 国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  予算の実施状況に関する事項について、議長に対し、国政調査の承認を求めることとし、その手続につきましては……

第116回国会 予算委員会 第2号(1989/10/12、38期、自由民主党)【議会役職】

○中尾委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。市川雄一君。
【次の発言】 これにて市川君の質疑は終了いたしました。  次に、米沢隆君。
【次の発言】 順次御答弁を願いますが、まず経済企画庁長官。
【次の発言】 続いて、国土庁長官石井一君。
【次の発言】 大蔵大臣橋本龍太郎君。
【次の発言】 自治省の税務担当として、湯浅税務局長。
【次の発言】 午後一時より再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。  ……

第116回国会 予算委員会 第3号(1989/10/13、38期、自由民主党)【議会役職】

○中尾委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。村山達雄君。
【次の発言】 これにて村山君の質疑は終了いたしました。  次に、保岡興治君。
【次の発言】 これにて保岡君の質疑は終了いたしました。  午後一時より再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。森清君。
【次の発言】 これにて森君の質疑は終了いたしました。  次に、保利耕輔君。
【次の発言】 これにて保利君の質疑は終了いたしました。  次に、古賀……

第116回国会 予算委員会 第4号(1989/10/16、38期、自由民主党)【議会役職】

○中尾委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。倉成正君。
【次の発言】 外務大臣はよろしゅうございますか。
【次の発言】 これにて倉成君の質疑は終了いたしました。  次に、伊吹文明君。
【次の発言】 そのように取り計らいます。
【次の発言】 これにて伊吹君の質疑は終了いたしました。  午後二時より再開するとととし、この際、休憩いたします。     午後零時二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。新村勝雄君。

第116回国会 予算委員会 第5号(1989/10/17、38期、自由民主党)【議会役職】

○中尾委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。尾身幸次君。
【次の発言】 これにて尾身君の質疑は終了いたしました。  次に、谷垣禎一君。
【次の発言】 これにて谷垣君の質疑は終了いたしました。  午後一時より再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。井上普方君。
【次の発言】 これにて井上君の質疑は終了いたしました。  次に、浜田幸一君。
【次の発言】 了解いたします。

第116回国会 予算委員会 第6号(1989/10/18、38期、自由民主党)【議会役職】

○中尾委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。佐藤敬夫君。
【次の発言】 この際、井出正一君から関連質疑の申し出があります。佐藤君の持ち時間の範囲内でこれを許します。井出正一君。
【次の発言】 これにて佐藤君、井出君の質疑は終了いたしました。  次に、菅直人君。
【次の発言】 菅君、大蔵省から答弁を求められておりますから。尾崎主税局長。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 菅直人君。――ちょっとその前に、外務大臣から発言を求められております。外務大臣中山太郎君。

第116回国会 予算委員会 第7号(1989/10/19、38期、自由民主党)【議会役職】

○中尾委員長 中島源太郎君の御意見に対しまして、委員長としてもさらにその決意を固めまして、理事会におきまして取り計らわれましたように遂行することをお誓い申し上げます。
【次の発言】 この際、佐藤信二君から関連質疑の申し出があります。中島君の持ち時間の範囲内でこれを許します。佐藤信二君。
【次の発言】 これにて中島君、佐藤君の質疑は終了いたしました。  次に、野呂昭彦君。
【次の発言】 野呂君、どなたの答弁がいいですか。
【次の発言】 この関係者については、総務庁長官、まず御意見を参考までに述べていただいて、そして示唆することが適当かと思います。

第116回国会 予算委員会 第8号(1989/10/31、38期、自由民主党)【議会役職】

○中尾委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小里貞利君。
【次の発言】 担当は早く。
【次の発言】 政府当局、早く。
【次の発言】 委員長としてお答えいたします。  先ほどから小里君の言うておることは、少なくとも国家の主権問題に関することであります。主権に関する限り、他国を侵しても、また侵されてもなりません。したがいまして、必ず理事会で受けとめまして、正確にこの問題を討議したいと思います。
【次の発言】 午後二時より再開することとし、この際、休憩いたします。     午前十一時三十三分休憩

第116回国会 予算委員会 第9号(1989/11/01、38期、自由民主党)【議会役職】

○中尾委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。  この際、貝沼次郎君から関連質疑の申し出があります。日笠君の持ち時間の範囲内でこれを許します。貝沼次郎君。
【次の発言】 警察庁、わからないものはわからないで結構。
【次の発言】 理事会で諮りたいと思います。
【次の発言】 これにて日笠君、貝沼君の質疑は終了いたしました。  次に、北橋健治君。
【次の発言】 北橋君に申し上げますが、ただいま与党、野党の理事もお集まり賜りまして、そして私のもとで責任を持って理事会で協議をさせていただきます。

第116回国会 予算委員会 第10号(1989/12/15、38期、自由民主党)【議会役職】

○中尾委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  予算の実施状況に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十一時三十五分散会


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第112回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1988/03/09、38期、自由民主党)【政府役職】

○中尾国務大臣 昭和六十三年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画について、その概要を御説明申し上げます。  総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は、四百三十五億六千二百万円余となっており、これは前年度予算額に比べて三億四千万円余の減額であります。  また、財政投融資計画につきましては、海外経済協力基金に係る分として、四千九百十億円を予定しております。  以下、重点事項につきまして、その内容を御説明申し上げます。  第一に、経済協力の積極的展開を図るために必要な経費として、三百三十八億五千七百万円余を計上しております。  この内訳の主なものは、海外経済協力基金交付金三百三十七……



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データ更新日:2023/02/05

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