このページでは水田稔衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○水田稔君 私は、二十二日に行われました宮澤総理の施政方針演説に対し、日本社会党・護憲民主連合を代表して質問いたします。 ことし一月にはECの市場統合が発足し、アメリカではブッシュ大統領にかわってクリントン氏が大統領に就任、韓国でも金泳三氏が大統領に当選されるなど、我が国を取り巻く情勢は、新しい時代への転換点に立っていると言えます。 また、本年七月、サミット、先進国首脳会議が日本で開催されます。ここでは、昨年一千億ドルを超す貿易黒字を出した我が国経済運営について、安定した経済成長、内需拡大、そして国際経済への寄与、貢献などが求められることが予想されます。 こうした情勢にもかかわらず、我が……
○水田委員 全体的なことは後で私どもの辻理事からお伺いいたしますが、私今の江田委員と同じ岡山でございまして、災害のあった後、二十二日、二十四日、二十六日と現地へ調査に入りました。そういう限定したことでの質問をさせていただきたいと思います。 今江田さんからも質問がありましたように、県の東部の三つの河川の問題であります。例えば油杉川というのは昭和二十一年に一遍決壊して災害復旧しておる。聞いてみると、改良復旧というけれども、実質はほとんど原形復旧みたいなものなんですね。五十一年に大災害で被害を受けて、先ほど答弁のあったような復旧をやっておる。そこへまた五カ所決壊して流れていっておる。調べてみると、……
○水田委員 二十三日からこの委員会での審議がずっと行われておるわけでありますが、聞いておりまして、一体この法案というのは何だろうか、例えば便宜置籍船なら何を運んでもいい、あるいはまた指揮権は一体どうなっておるのだろう、総理は危ないところへは行かせないと言うけれども、今の戦争の態様からいえば、危なくないというのは前方後方を問わずそんなことはないわけでありますから、そういう点で多くの疑問が残ったままであります。 そこで私たちは、イラクのクウェートへの侵攻というのは許されないことである、それはもう当然なことでありますが、我々が、日本が一体国際社会で何をすべきかという基本になるのはやはり国連の決議だ……
○水田委員 既にこの委員会で審議が続いて、損失補てんという問題が何回となく言われておるんですが、実はわかりにくいんです。証券取引法五十条でも、禁じられておるのは、損失の一部または全部の補てん、こういうことになっています。実際には損失だけじゃなくて、ある程度の元金と利息まで含めた補てんがされておる、そういうぐあいに受け取れるわけでございます。そういう点では、総額だけを発表して、それでいいのかということにはならぬと思うのです。なぜならば、こういった不公正な取引、不透明な取引を改めていくというのは、一つは組織の問題、一つは法律改正の問題がある。立法府として、そういう点の資料をきちっと出してもらって審……
○水田委員 まず、渡部通産大臣また野田経済企画庁長官、就任おめでとうございます。お二方ともにいわば日本の商工行政なり日本の経済の問題については専門の方でございますし、国内の状況また日米の関係や国際的な経済の状況は大変変動期を迎えているだけにぜひ頑張っていただきたい、冒頭お願いを申し上げておきたいと思います。 まず一つは、日本の国内の経済の状況について通産大臣と経済企画庁長官に同じ質問でお答えをいただきたい、こういうぐあいに思います。 いざなぎ景気を上回るかどうかといわれた景気が実際にはもうことしの三月ぐらいには終わったのではないかというようなことで、数字を見ましても、例えば住宅建設は昨年の……
○水田委員 まず最初に、きのう、総理が総裁を務めておられます自由民主党の国際社会における日本の役割に関する特別調査会で、いわゆる答申の原案をまとめられた。これは、従来政府が正式に答弁してきた自衛隊の海外への、国連参加の容認とかあるいは海外での武力行使を禁じた従来の憲法九条の解釈とは違った報告がなされておるようであります。与党である自由民主党、そしてまた行政機関の長であります総理として、この問題についてどういうぐあいに対処されるのか。我々は、今の憲法を変えないで解釈だけを拡大していくということは大変危険なことだ、そういうぐあいに思うんですが、総理の御見解を伺いたいと思います。
○水田政府委員 お答えいたします。 運輸省関係で二点ほど御質問があったわけでございます。 まず最初が、佐川急便グループの路線類似行為、区域外の営業、事業用の貸し渡し等の道路運送法違反行為を長期間放置したのではないかという質問でございます。それからもう一点が、佐川急便グループの大量増車を認可したということについて、佐川急便グループに特別に便宜を図ったのではないかということでございます。 まず最初の点でございますが、運輸省におきましては、道路運送法のもとにおきまして、佐川急便グループの御指摘のような路線類似行為等の秩序維持違反行為につきまして、関係機関等の通報を踏まえつつ全力を挙げて監査を実……
○水田委員 全体的な経済運営については我が党の岡田委員が質問しましたので、個別の問題について質問したいと思います。 一つは中小企業対策について、これはぜひ総理に聞いていただきたい、そして答えもしていただきたいのは、もう御承知と思うのですけれども、中小企業というのは、資本とか人数での区切り方もあるのですけれども、統計的に見ますと、数からいうと九九%は日本は中小企業なんですね。働いておる人は約四千万人、物をつくる場合あるいはまた流通関係含めてですけれども、そういう状況にあるわけです。それから出荷額を見ても、半分以上とにかく製造業の中でも中小企業が担っておる。あるいは小売の販売額を見ると、これもま……
○水田政府委員 大臣からお答えいたしましたので、私からは簡単にお話をさせていただきたいと思います。最後のところで、現在の制度の問題だけちょっとだけお話をさせていただきたいと思います。 現在、こういう融資の関係を中心とした制度につきましては、開発銀行の設備資金についての低利の融資制度があります。それからもう一つは、今先生から、あるいは大臣からもお話しいたしました運輸事業振興交付金を活用した制度がございます。この制度では、設備資金だけではなくて、つなぎの融資も含めたものについて、資金をあっせんするとか利子補給をやっておるわけでございます。先生御指摘のとおり、これをもう少しうまく活用するなり、もっ……
○水田政府委員 お答えいたします。 第一回目の監査でございますが、昭和六十一年から六十二年にかけて行った特別監査でございます。これにつきましては、社会的に非常に大きな問題になっていたということ、それから、その以前に実施されました労働基準監督署の臨時監督の際に、書類の改ざん等の事実があったということにかんがみまして、これらを防止するということで、その前夜、監査の日の前夜と、直前に通告するということにしたわけでございます。 それから第二回目でございますが、平成元年に特別監査をいたしているわけでございます。この際の話でございますが、第二回目の平成元年の監査は、佐川急便グループの精算金とか賃金に関……
○水田委員 まず、大蔵大臣にお伺いしたいのです。 この委員会の論議を通じて、本発言えば、昨年の三月で景気は一つの転機を迎えて下降曲線を描いておりておった、ことしになってそれが顕著になってきた、そういう論議がこの中でもやられて、政府でも景気対策というのを、いわゆる公共事業の前倒し、その他のことが言われ出したわけですね。そういうことを見ると、判断の誤りもあったにしても、これからこの一年間を考えてみると、景気でも、それから普通の、例えば大きな船がかじをとるときに、一たんとりかけると、もとへ戻るのはなかなか、早目に切らぬと戻らぬというような、いわゆる行き足というのがあるんですが、今下降ぎみのを上げる……
○水田委員 動燃事業団の人形峠事業所に関する質問の保留分について質問させていただきます。
昭和五十五年の九月の四日に動燃事業団と県の間で回収ウランの転換についての実験を行うということで了解が得られておる、こういうことを御説明があったわけでありますが、これは文書による回答があったのかどうか、確認を求めたわけであります。調査された結果、これがあったのかどうなのか、どういう形の了解がとられておったのか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 一般質問の中でも申し上げたように、天然ウランと回収ウランでは含まれておる核種が全然違うわけですから、そういう点では、量が少ない小実験ということで、これは……
○水田委員 質問に入ります前に、高鳥委員長にお伺いしたいと思います。 それは、きのう我が党の山花書記長から、さきの総選挙の際高鳥委員長が佐川清佐川グループの前会長に出されたこの手紙を示して確かめたところ、御自分の筆跡であることを認められました。また、理事会では佐川邸を訪問したということもお認めになっておられるようでございます。 私は、この佐川問題というのは佐川だけじゃなくて、これに象徴される日本の政治の汚れなり、最高権力者である総理を選ぶことに暴力団なり右翼が絡むというような問題について、国民の中に大変な怒りが充満しておる。そして、長い政治経験を持っておられる金丸前副総裁も、従来のやはり永……
○水田委員 私は、戦後約半世紀を経た今日、アジアの各国からいろいろな問題で戦後未処理の問題についての要求が出されてくるわけであります、この戦後補償問題についてまずお伺いをしたいと思うわけでございます。 今、日本が大きな経済力を持って各国から国際貢献ということを要求される、そしてアジアヘ自衛隊まで出す、こういうことになっておるわけでありますが、第二次世界大戦で各国に与えた被害というのは大変大きなものがありました。国交回復で平和条約が結ばれ、あるいは戦後処理の問題が賠償として終わっておる、こういう問題もあるわけでございますけれども、実際には今なお、例えば日本人として、日本の軍人として戦死をした、……
○水田委員 まず、ことしの十二月から一リッター七円八十銭値上げするという軽油引取税の問題についてお伺いしたいと思うのです。 今、それでなくても複合不況ということで景気が低迷しておる、そして円高が急速にまた進んでくる、そういう中で景気対策が一番大事なときにきておるわけですね。そういうときにこの税金を増税するというのはまさに逆行しておるのじゃないか、そういうぐあいに思うわけであります。 これはもちろん軽油引取税は地方の財源ですから自治省ということになりましょうが、税全体で見ればこれは大蔵省、全く勝手に地方で取ってくださいというものじゃないと思いますから、この状況の中でなぜそういうことをやられる……
○水田委員 社会党の水田稔です。
【次の発言】 いいですから、楽にしてください。
もう時間が限られてますから率直にお伺いしたいと思うんですが、私どもが見て、小針さんと佐川清さんですね、それから渡邉廣康さんの関係、普通の商取引からいうと、ちょっと想像つかないほど非常にお互いに面倒見がええ人ですね。そういうのは恐らく昭和五十九年のときの問題があるんだろうと思うんですね。
【次の発言】 どういう形でお知り合いになっておつき合いが始まったのか、まずその点をお伺いしたいと思うんです。
【次の発言】 何を持ってきたんですか。
【次の発言】 卵ですか。
○水田委員 この国会中、四月に、宮澤総理はアメリカへ行かれて、クリントン大統領と日米首脳会談をやられたわけであります。大変国会の重要な日程の中を抜けて行かれたわけでありますが、私どもから見ますと、一体その成果があったんだろうかどうだろう、そういう疑念もありますし、結果的には、帰るときに為替の急激な円高というつけ馬を連れて帰ったぐらいでという感じがして仕方がないわけであります。極めて重要な時期に行かれたわけでありますから、その目的と、それからもう一つは、どういう成果を上げた、どういうぐあいに成果を上げたとお考えになっておるか、まず総理からお聞かせいただきたいと思います。
○水田委員 三人の公述人のお方には、本当に御苦労さんでございます。社会党の水田稔でございますが、限られた時間ですが、順次御質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 松本さんにずっと続いての御質問で悪いのですが、まず最初にお願いしたいと思うのですが、一つは、先ほど御意見を述べられました中小企業の予算の問題については、私どもも十年来まさにそのことを言ってきたけれども、シーリングで抑えられてこうずっと下がってきたわけですね。実際には、企業の数でいけば、いろんな区分の仕方があるんでしょうけれども、企業数でいけば九九%は中小企業、働いておる人も八〇%は中小企業で働いておる。そ……
○水田分科員 私は、防衛庁にFSXの開発についてお伺いしたいと思うのですが、どうも最近の国際情勢の大きな変化、それからもともとF16をベースにした開発に無理があったのか、そして、今までの開発が、日本だけならいいけれども、アメリカとやるとどうもだんだんコストが高くなる、最初言った値段が十倍ぐらいになるわけです。そういうことが絡んでかどうか知りませんが、日本政府はFSXの開発を中止するのではないか、こういうことが言われておるわけですが、その点はいかがなものでしょうか。
【次の発言】 順調に進んでおるということですか。何か私が今申し上げましたような条件、国際情勢の変化や、あるいはもともと無理なものを……
○水田分科員 私は、アルコール燃料自動車の開発についてお伺いしたいと思います。 まず最初に、環境庁にお伺いしたいのは、「窒素酸化物自動車排出総量抑制方策の在り方について」という報告に基づいて、いわゆる大都市、東京とか横浜、大阪、そういうところで自動車の排ガス規制をどんどんやってきた、あるいはまた固定発生源の規制をやってきた、それでもなおかつ改善できないということで、これに基づいた法案をこの国会に出そうということなんですね。 それによってどういうぐあいに、余り細かいことはいいですから、大まかに、基本的にこういうことをやって、そしていつまでにどれだけの削減ができる、そういう見通し等についてお伺……
○水田主査代理 これにて鉢呂吉雄君の質疑は終了いたしました。
次に、渡辺嘉藏君。
【次の発言】 これにて渡辺嘉藏君の質疑は終了いたしました。
次に、三浦久君。
【次の発言】 これにて三浦久君の質疑は終了いたしました。
次に、山本拓君。
【次の発言】 これにて山本拓君の質疑は終了いたしました。
午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時三十五分休憩
【次の発言】 これにて常松裕志君の質疑は終了いたしました。
次に、竹内勝彦君。
【次の発言】 これにて竹内勝彦君の質疑は終了いたしました。
次に、小森龍邦君。
○水田主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
平成四年度一般会計予算、平成四年度特別会計予算及び平成四年度政府関係機関予算中総理府所管経済企画庁について審査を進めます。
政府から説明を聴取いたします。野田経済企画庁長官。
【次の発言】 以上をもちまして経済企画庁についての説明は終わりました。
【次の発言】 この際、分科員各位に申し上げます。
質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力をお願い申し上げます。
なお、政府当局に申し上げます。
質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許……
○水田委員 公述人の皆さん、御苦労さまでございます。 まず、山田公述人にお伺いしたいのですが、私は本会議の代表質問でもやったのですが、今の複合不況といいますか、そういう中でやれることは何でもやる、政府は政府、民間は民間、いろいろなことをやらなければ、今まで経験したことのない状況だろう、そういうことで申し上げたのですが、もちろんこれは基本的には賃金問題というのは労使の決めるべきものです。しかし、いわゆるGNPでいえば六〇%を占める個人消費の主力をなしておるわけですから、そこの一%の賃金がどう決まるかというのは、今の景気の動向の中では一兆円の減税とかあるいは公共事業以上の効果があるわけですね。 ……
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