このページでは福田康夫衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○福田委員 最近大変目覚ましい、目まぐるしいというべきでしょうか、世界情勢が変化して、また、これに対応される外務省の当局の方々、大変御苦労されていらっしゃると思うわけでございまして、まず心から敬意を表したい、こういうふうに思う次第でございます。 さて、ことしは安保三十周年、こういうふうな節目になりまして、日米安保、この意義につきましてあらゆる面からの検討が今各面でなされている、こういう状況でございます。いわゆる東西対立の冷戦構造の中から今の安保が生まれたのでありますけれども、冷戦が終えんした、こういうふうに言われております今、これから日米関係を考えるときに、日米安保条約の意義というのは既に変……
○福田委員 あと四日たちますと、いよいよ待望のと申しますか、ゴルバチョフ大統領が訪日をされるわけであります。ソ連首脳の初めての訪日ということで大変注目をされる、また歴史的な意味も大いにある、こういう訪日でございます。歴史的にと申しましたのは、日本にとりましても戦後四十五年間、長期にわたる懸案問題というふうなことで解決がつかなかった問題について話し合おう、こういうことでありますから、我が国にとりましてもまことに歴史的でありかつ画期的である、こういうふうに思っております。 これは大統領の方にしましても、ほかの西側先進諸国にはもう既に全部行っているわけでありますけれども、日本だけまだ行っていない、……
○福田委員 先般、外務大臣が第四十六回の国連総会で行われました一般演説は、いわゆる国連演説でございますけれども、内容の充実した格調の高い演説であるというふうに私まず評価を申し上げます。 具体的な提案も数多く見られました。例えば湾岸紛争の教訓として、ただいま原田委員からも御指摘ありました、紛争を未然に防ぐための紛争予防システムの確立とか、また通常兵器の国際移転の国連報告制度の創設、またそのためのデータベースシステムを整備するというふうな構想が示されたわけでありまして、そのほか、提案やら決意の表明とともに、平和を望む、そのために日本が全力を挙げて努力をするというふうな姿勢が鮮明にあらわれていると……
○福田委員 現在の日本のシステムが国際社会の秩序に合わない、こういうふうなことは湾岸戦争を通してだれの目にも明らかになってきた、こういうふうな状況であります。したがいまして、我が国は、日本のシステムを国際、世界のシステムに合わせるべくいろいろな努力を湾岸紛争のさなかから続けてまいったのでありますけれども、例えば医療活動それから物資の輸送とかそういうふうな後方支援、これを実現するべく国連平和協力法案を提出するというふうなこともございましたし、また避難民の移送、これを実現するための自衛隊機の派遣、こういうことも努力をいたしました。また、資金協力、これは実現ができたわけでありますけれども、そのほかの……
○福田委員 皇太子徳仁親王殿下が小和田雅子さんと来る六月九日、いよいよ御結婚をなさるということでございます。まずもって、このことにつきまして、国民の一人として心からお喜びを申し上げたいと思います。 個人的な感想を申し上げますと、七年前にお妃候補として小和田雅子さんのお名前が世に出たわけでございます。以来、私は、皇太子妃としましてはこの人以外にすぐれた方はいないのではないか、このように確信をいたしておりました。長い年月がたちまして、この間に昭和天皇の御崩御というふうなこともございました。時間はかかりましたけれども、最終決定がおくれたとは申せ、このようなすばらしい決着を見たことは、私はこの上もな……
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