大野由利子 衆議院議員
39期国会発言一覧

大野由利子[衆]在籍期 : |39期|-40期-41期
大野由利子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは大野由利子衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院39期)

大野由利子[衆]本会議発言(全期間)
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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 衆議院本会議 第23号(1991/04/11、39期、公明党・国民会議)

○大野由利子君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま提案されました老人保健法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係閣僚に質問を行います。  最近、老人性痴呆疾患に関する厚生省の研究班が重大な発表を行いました。それによると、老人性痴呆疾患の患者数は、平成二年度において、入院、入所が約二十八万三千人、在宅患者が約七十三万九千人、合計は百万人を上回り、平成十二年には約百五十万人になるとしております。これはこれまでの推計を大きく上回るものであり、これまでの政府の老人医療や介護政策の見直しを迫る重要な内容を持っております。  こうした状況の中で、我が国の老人医療や介護は依然として後進国たる状……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 衆議院本会議 第22号(1993/04/22、39期、公明党・国民会議)

○大野由利子君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議案となりました児童の権利に関する条約について、総理並びに関係閣僚にお尋ねをいたします。本条約は、一九八九年に国連で採択されましたが、この年は、世界史の中でもひときわ光彩を放っているフランスの人権宣言が布告されてちょうど二百年に当たります。折しも本年は、世界人権宣言が布告されて四十五周年を迎え、六月にはウィーンにおいて世界人権会議が二十五年ぶりに開催されます。今、国際社会の中では民族紛争が続発していることもあり、人権というテーマに対する関心は国際的にも急速な高まりを見せています。したがって、本条約についてお尋ねする前に、人権という課題に……

大野由利子[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院39期)

大野由利子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 社会労働委員会 第3号(1990/04/19、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 公明党の大野由利子でございます。委員の皆様、よろしくお願いいたします。  私は、今月の二日に厚生省がアミノ酸の継続摂取に御注意という御通知を出されました、その御通知に関連しまして消費者保護の立場から質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、必須アミノ酸の一種でありますLトリプトファンはどのような効果、また働きがありますか、わかりやすく教えていただきたいと思います。
【次の発言】 我が国でLトリプトファンを含む食品または飲料水で一般的に健康食品と思われていますそういう製品がございますかどうか、もしございましたら具体的に教えていただきたいと思います。

第118回国会 社会労働委員会 第4号(1990/04/24、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 公明党の大野由利子でございます。  生活者の立場から、働く婦人の問題について質問をさせていただきます。  平成元年の婦人労働白書を拝見しましたが、労働力人口に占める女性の割合が四〇%を超えた、そのように出ております。女性の労働相談の特徴とその傾向について教えていただきたいと思います。
【次の発言】 昨年の流行語大賞を受けた言葉にセクシャルハラスメントという言葉がございますが、そうした問題の御相談がありましたかどうかお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 セクハラはマスコミで大変おもしろおかしくやゆ的にセンセーショナルに取り上げられておりますけれども、職場でのいわれない性差別を……

第118回国会 社会労働委員会 第9号(1990/06/05、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 初めに基本的なことについて何点かお伺いしたいと思います。  今回の高年齢者等の雇用の安定等に関する法律でございますが、この法律で言います高年齢者の定義についてまずお伺いしたいと思います。  第二条に「この法律において「高年齢者」とは、労働省令で定める年齢以上の者をいう。」このように出ております。労働省令には「労働省令で定める年齢は、五十五歳とする。」このようになっております。つまり、高年齢者とは五十五歳以上の者をいう、そういうふうに受けとめられると思いますが、一方、その改正案の第二条の中に「高年齢者(六十五歳末満の者に限る。)」このように出ております。高年齢者ということに対す……

第118回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1990/04/19、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 公明党の大野由利子でございます。  生活者の立場から、また消費者保護の立場から、最近よく耳にいたします機能性食品のことについて御質問させていただきたいと思います。  初めに、機能性食品というのはどういう食品なのか、これは健康食品とどう違うのか、薬品なのか、また食品なのか、定義はどういう定義になっているのか、またどういう目的で販売されるのか、こうしたことについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 公正取引委員会にお尋ねをいたします。  この十年来、健康食品が大変ブームを呼んでおります。また、健康食品、機能性食品が大変活発になりまして、薬事法や栄養改善法、また不当表示防止法、……

第118回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1990/06/14、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 大野由利子でございます。委員の皆様よろしくお願いします。  初めに、内外価格差のことについて質問をさせていただきたいと思います。  経済企画庁の出されました物価レポートによりますと、内外価格差をもたらしている要因の一つに消費者のブランド志向を挙げていらっしゃいます。消費者がブランド品の価格の高さを品質のよさと同一視している、こうした消費者の合理的とは思えない行動が高価格を招いている、そういう指摘でございますが、果たしてそうなんだろうか。一見そのように見えますけれども、そういう指摘は行き過ぎなのではないだろうか、私はそのように思っております。良質で、しかもまた安価なものを求める……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 社会労働委員会 第3号(1991/02/21、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 食品の安全性に関しまして、何点かお伺いしたいと思います。  我が国の輸入食品の急増ぶりは大変すさまじいものがございまして、今既にカロリーベースで五一%が輸入食品に頼っている、そういう現状でございます。国民の健康を考えると、輸入食品の安全性の確保は極めて重要な課題だと思います。厚生省では輸入食品の安全性の確保のために、検疫体制の強化策として輸入食品の検疫を行う食品衛生監視員を平成三年から四十四名追加して百四十三名にし、また残留農薬の検出など高度な検査を行う検査センターを横浜に新たに設置される方針を決定されましたが、まず初めに、こうした厚生省の御努力に敬意を表したいと思います。そ……

第120回国会 社会労働委員会 第4号(1991/03/08、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 派遣労働者問題につきまして何点かお尋ねしたいと思います。  派遣労働者が大変ふえている現状だと思いますが、労働者派遣事業所数の現在の総数と派遣労働者の数の変遷、それから派遣労働者で社会保険や労働保険の適用を受けていらっしゃる方がどれぐらいいらっしゃるか、その正確な数字とパーセントをお答えいただきたい。また、その促進に当たりまして労働省がどのような対応をされていらっしゃるか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今お話を伺ってまして、派遣労働者が非常に数がふえている、そういう現状にあるかと思います。また、この派遣事業が急増している過程におきまして、この制度を充実させるために社……

第120回国会 社会労働委員会 第11号(1991/04/18、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 私は、先日四月十一日に本会議場で老人保健法の一部改正案についての代表質問をさせていただいたものですから、きょうはそのときとダブらないように努力をしながら質問をさせていただきたいと思っております。  初めに、国民医療費が二十兆円を突破、しかも毎年一兆円ずつふえているということで、さあ大変ということで大変騒がれているわけですが、日本の医療費は高いのか低いのか、医療費の伸び率はどの程度が適当なのか、どの範囲にとどめようと思っていらっしゃるのか、厚生大臣の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 国民医療費の伸び率を国民所得の伸び率の範囲内に抑えるということを一応目標にしていらっし……

第120回国会 社会労働委員会 第13号(1991/05/07、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 今回の政府案によりますと、「期間を定めて雇用される者」は育児休業の申し出対象者から除く、そのようになっておりますが、実際には反復契約によりまして十年、十五年と勤めていらっしゃる方がいらっしゃるわけでございます。一般の女子労働者の平均勤続年数は現在七年でございますが、この方たちが育児休業が認められて、そしてそれ以上勤めていらっしゃる方が育児休業が認められないということは大変な不公平ではないか、そのように思いますが、労働大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今ちょっと、私の質問の回答をしていただいてないのではないかと思いますが、実際には十年、十五年継続して勤務して……

第120回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1991/03/07、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 独禁法についてお伺いしたいと思います。  企業優先政策を改めまして、公正かつ自由な競争を促進することをもちまして消費者利益を守るために、今ほど独禁法の真価が問われているときはないと思います。今回、独禁法の改正によりまして課徴金が二倍から最高四倍まで引き上げられるような案が近々国会に提出される、そのように伺っておりますが、独禁法違反を取り締まる上で大変大きな前進ではないか、そのように思っております。しかし、これがどこまで抑止効果があるか、さほど期待できないのではないか、そういう声もたくさんあります。日米構造協議のフォローアップに来日されたリル米司法省反トラスト局長も、課徴金の引……

第120回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1991/04/25、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 きょうは、私、消費者の立場から車の安全にかかわる質問をさせていただきたい、そのように思っております。  交通安全の対策に関しましては交通安全特別委員会で審議され、また政府におかれましても三月に第五次交通安全基本計画が決定されてその推進に取り組んでいらっしゃる、そのように伺っておりますが、平成元年に交通事故非常事態宣言が出されました。そして交通事故死が十五年ぶりに一万一千人を突破、現在既に一万人を突破しているのが三年続いているわけでございますが、この第二次交通戦争ともいう大変深刻な事態に今至っているわけでございます。  私はきょうこの委員会で指摘したいと思いますのは、消費者の立……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 厚生委員会 第6号(1991/09/11、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 大変長い間待望されていました廃棄物処理法の改正がいよいよ審議入りをいたしまして、国民の皆さんの関心も大変高い中できょうの委員会が開催されたわけでございますが、廃棄物処理法が、一従来の法律では「目的」が「廃棄物を適正に処理しことのみうたわれていたものが、今回の改正案で「廃棄物の排出を抑制し、及び廃棄物の適正な分別、保管、収集、運搬、再生、処分等の処理をしこのようにうたわれるようになったのは画期的なことである、そのように思うものでございます。  生産性や効率性を追い求めて、使い捨て社会を形成してきたことに今日のごみ問題の現況があるわけでございますが、この使い捨て社会から脱却するた……

第121回国会 厚生委員会 第8号(1991/09/18、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 先日、一般廃棄物を主にいろいろ質問させていただきましたので、きょうは主に産業廃棄物、そして有毒廃棄物について質問をさせていただきたいと思います。  初めに、産業廃棄物の不法投棄が年間どれぐらい行われているか、その件数と不法投棄されたものの内訳、また、その理由の内訳等について教えていただきたいと思います。
【次の発言】 今回、特別管理産業廃棄物の処分に管理票が交付されるようになりまして、マニフェストシステムが導入をされたのは一歩前進かと思いますが、このマニフェストシステムの導入の一番の目的が不法投棄を防ぐことにある、そういうことが目的ではないかと思います。産業廃棄物のうちでも最……

第121回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1991/10/01、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 初めに、消費税について質問をさせていただきます。  本日、十月一日から消費税が一部、家賃また教育費等、非課税項目が拡大をされましたけれども、これがスムーズに値下げされるのかどうか、国民はこの点について非常に関心を持っております。したがって、一つの例は家賃でございますが、ちゃんと三%下がるかどうか、どのように経済企画庁長官は思っていらっしゃるか。  それから、全国に家賃モニターを千人配属されるようでございますが、もし家賃が下がらないときにどのように対応をされるのかについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 建設省にお尋ねをいたしますけれども、既に都道府県また業界に通達指導を……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 厚生委員会 第2号(1991/11/22、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 今、同僚議員から看護婦さんの問題についていろいろ質問がございましたが、私も関連した問題についてまず質問をさせていただきたい、そのように思います。  初めに、国立病院・療養所の看護婦さんの問題についてお伺いしたいと思いますが、国立病院・療養所の看護婦さんに定員と賃金職員の二通りがあるようでございまして、昨日厚生省の方にお願いをいたしまして、定員の扱いの看護婦さんが二万八千七十四名、賃金職員が五千五百二十三名、そういう資料をいただきました。実に約五対一という割合で賃金職員の方がいらっしゃるわけでございますが、賃金職員の看護婦さんがどのような扱いを受けていらっしゃるのか、また、どの……

第122回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1991/11/26、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 初めに、野田経済企画庁長官にお伺いしたいと思いますが、昨日の新聞に報道をされておりましたが、経済企画庁長官が熊本におきます記者会見におきまして、不動産融資の総量規制について、本来なら融資がついていいものまで断られるケースがあるということで、その新聞の報道、新聞の記事を拝見したわけですが、地価は一度に下げればいいものではないということで、その総量規制に対するもう一回緩和をしてもいいんじゃないかというような御発言をなさっておりますけれども、まず事実の確認をさせていただきたい、そう思います。
【次の発言】 土地は急激に下がるんじゃなくて徐々に下がった方がいいという大臣のお話でござい……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 厚生委員会 第2号(1992/02/27、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 先ほど同僚の遠藤委員から眼内レンズについて質問がございました。私も関連の質問を何点かさせていただきたい、そのように思います。  四月一日から眼内レンズ、また白内障の手術等が保険適用されるようになったということで、白内障の患者の方や家族の方から大変な喜びの声を私も今連日のように伺っております。と同時に、幾つかの疑問の声も寄せられておりますので、きょうはその声を代弁して質問をさせていただきたいと思います。  初めに、今回社会保険診療報酬で手術代とレンズ代、合わせて八千点ということでございますが、この八千点とされました積算根拠、また内訳、そして手術代とレンズ代を分けないで一括にされ……

第123回国会 厚生委員会 第4号(1992/03/10、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 政管健保の保険の給付費に対する国庫補助率が、今回一六・四%から一三%へ実に二一%引き下げられたわけでございますが、保険料率の引き下げは二・四%ですから、はるかに大きな給付率の引き下げになったわけでございます。審議会でもおっしゃっているように、これは暫定措置であり、当面やむを得ないということでございますが、これはいつまでこのように引き下げられた状況であるのか。財政状況がどのような状況になればまた再びもとに戻されるのかについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 財政状況がもし現在より悪化した場合に、保険料率を引き上げるのではなくて、国庫補助率を引き上げるということをきちっと確……

第123回国会 厚生委員会 第6号(1992/04/10、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 産業廃棄物処理特定施設整備促進法案の振興財団のことについてお尋ねをしたいと思います。  産業廃棄物の処理責任は排出事業者にある、現在そのようにされているわけでございますが、今回この振興財団に自治体がお金を出すようになっております。その意味づけがしっかりなされているかどうかということに甚だ疑問があるわけでございますが、今回この振興財団、五年間で総額百二十億から百三十億、そのうち地方公共団体が約三十億円お金を出すようになっているようでございます。約四分の一地方公共団体から出すというのは、これは余りに負担が大き過ぎるのではないか、そのように思いますが、明確にこの辺お答えいただきたい……

第123回国会 厚生委員会 第8号(1992/04/17、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 我が党は、医療法の継続審議に今まで反対をしてまいりました。その理由は、今回の医療法の改正の中には政省令にゆだねられた部分が大変多い、重要な部分が政省令にゆだねられているために、今回の医療法の改正の中身が見えてこない、どのように改正されるのかということがさっぱりわからないということで、継続審議に反対してきたわけでございます。  平成二年の五月に、第百十八国会に上程をされまして二年たつわけですけれども、今回も政省令の中身が明らかにされないまま国会審議に入ったわけでございますが、これはもう当然政省令の案を早急にこの場に提示していただきたい。そうでなければ審議も進められないし、当然の……

第123回国会 厚生委員会 第9号(1992/04/22、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 きょうは四人の先生方、御専門の立場から大変有意義な陳述をありがとうございます。  私は、初めに、私立医科大学病院の立場からお話をくださいました馬嶋先生に質問をさせていただきたいと思います。  馬嶋先生の病院も、高度医療等を担当していらっしゃる特定機能病院に該当する病院でいらっしゃるのじゃないか、そのように思うわけでございますが、高度医療機器の購入というものが病院の経営等に与える影響が大変大きいのではないか、そのように思うわけですが、最近購入された主な器械と大体のお値段、それから減価償却等にどれぐらいを要するものなのかということについてお尋ねしたいと思います。

第123回国会 厚生委員会 第12号(1992/05/20、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 先日のNHKの報道によりますと、東京都が自治体として全国で初めて行いました調査によって、有害物質のPCBが入った使用済み電気機器の五分の一近くが紛失したり行方不明になったり、廃棄物として不法投棄された疑いが非常に濃い、そういうことが判明したという報道がなされておりました。岐阜県でも同じように調査したところが、やはり二〇%が所在不明で、不法に投棄されている疑いが強い。たまたま調査した東京と岐阜でこういう結果が出たということは、他の地方においても同じようなことが予想されるわけでございます。  今回、全国調査が必要と思われるわけですが、これはいつ調査を実施されるのか、いつごろまでに……

第123回国会 厚生委員会 第13号(1992/06/19、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 医療現場や福祉現場におきますマンパワー不足、また労働過重が現在大変深刻な状況になっておりまして、こうした状況を打開し、また、高齢化社会に対応していくために、我が党ではかねてから、マンパワーの養成確保に関して本格的な施策を行うよう、また、こうした法案をぜひつくっていただきたいということで要請をしてまいりました。今回、この人材確保のための二法案が国会に提案をされましたことを大変喜んでいる一人でございますし、また、看護婦さん等を初め大変期待が高いわけでございます。  まず、大臣に最初にお伺いしたいのですが、今回この法案が成立いたしますとマンパワー確保にどれだけ実効性を発揮できるのか……

第123回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1992/03/10、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 宮澤内閣は生活大国をスローガンに掲げられまして、また野田経済企画庁長官も第百二十三回通常国会の施政方針演説の中で「経済発展の成果を生活の分野に配分し、豊かさを一層実感できる多様な国民生活の実現を図り、生活大国の形成を目指す」ということをはっきりとうたわれたわけでございます。生活大国は、スローガンからどう、何をなしていくかということが、今これから非常に大事なことであるということを問われているとさだと思うんです。総論からもう各論の時代ではないか、そのように私は思います。  ところで、生活大国を目指すに当たりまして、生活の分野におけるゆとりと豊かさを示す指標と申しますか物差しと申し……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 環境委員会 第3号(1993/02/23、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 今回初めて環境委員になりました公明党の大野でございます。まだまだ不勉強でございますが、一生懸命頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  初めに、大臣にちょっとお伺いをしたいと思うのですが、環境基本法案が間もなく今国会に提出をされるということで、大変期待をしているわけでございます。今現在鋭意検討中であるということが先ほどの質疑の中にも出てまいりましたけれども、今回のこの基本法案の中で、環境アセスが、関係官庁、関係行政所管省庁のいろいろな圧力と申しますか、こぞって反対しているために大変骨抜きにされているというような報道が一部にございます。この法案の中に、環境アセ……

第126回国会 環境委員会 第4号(1993/02/26、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 先日に引き続きまして、一般質問をさせていただきます。  初めに、昨日の新聞で掲載をされていたわけでございますが、ディーゼルエンジンの排気中に含まれ、環境汚染の原因とされますディーゼル排気微粒子、DEPでございます。先ほどちょっと岩垂先生の御質問の中にもあったようでございますが、このDEPと呼ばれる微細物質が気管内で腕組織を壊して、そしてぜんそくと同じような症状を引き起こす本体であるということが判明をした、そのような報道がなされておりました。  これは国立環境研究所のマウスを使った研究で裏づけられたようでございます。DEPは、都市部の沿道などNOx濃度の高い地域で大変高い濃度を……

第126回国会 環境委員会 第6号(1993/04/06、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 近年、国境を越えて人道的あるいは社会正義の立場から献身的な活動を続けるNGO活動への大変大きな期待が高まっております。我が国には約二百から二百五十のNGOが存在する、そのように推定されているわけですが、我が国のNGOの歴史は過去十年から十五年という大変短いものであり、活動の規模も非常に小さなものが大半でございます。  一九九〇年におきます我が国NGOの自己資金の対ODA比は約一・一%であり、開発援助委員会、DACに加盟している先進十八カ国の平均八・六%を大きく下回っている、そういう現状でございます。また、国民一人当たりのNGO援助実績もわずか一・四ドルにとどまっている。そうい……

第126回国会 環境委員会 第8号(1993/04/23、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 我が党は、昭和四十八年に環境保全基本法案を国会に提出して、それ以来、現行の公害対策基本法及び自然環境保全法を改正し、また強化して、トータルな環境保全のための法案が必要であろうということで、一貫して主張をしてきたわけでございます。  昨年の地球サミットにおきましても、合意されました環境と開発のためのリオ宣言の第十一原則にも、各国は効果的な環境保護法を制定しなければならない、このようにされておりまして、早い時期の基本法の制定が期待されていたわけでございますが、環境問題が今の公害対策基本法また自然環境保全法の枠内では到底対処できないということはもう明白な事実でございまして、そういう……

第126回国会 環境委員会 第10号(1993/05/11、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 初めに、森嶌先生に伺いたいと思います。  環境アセスメントの法制化というのは世界の趨勢になっているのではないかと思うのですが、世界の先進国それから開発途上国における環境アセスメントが現状どうなっているかについて伺いたいと思います。
【次の発言】 先ほどもちょっと質問が出たかと思うのですが、環境アセスの非常な重要性というものが今回の基本法案の中にうたわれたわけです。やはりある面では法制化というか、法律できちっとしていかなければ、持続可能な開発、持続可能な発展が担保できるのかどうか、現状のアセスで果たして十分と認識していらっしゃるかどうか。  先ほど、今後の課題だとおっしゃったと……

第126回国会 環境委員会 第12号(1993/05/18、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 環境基本法につきまして、既に当委員会で二十八時間、きょうが終わりますと三十時間審議を続けてまいりました。環境に関する憲法ともいうべき大変重要法案でございます。先ほど同僚議員からいろいろ御質問ございましたが、初めに、私も環境アセスについて質問をさせていただきたいと思います。  環境アセスメントは、開発と環境保護を両立させ、そして開発を環境保全の側からコントロールできる必要不可欠な法案手段ではないか、そのように思います。環境の破壊の未然防止のためにも極めて重要な施策であり、世界の趨勢を見ましても、先進国は当然、途上国でも時代の趨勢になってきている、そういう現状でございます。我が国……

第126回国会 環境委員会 第13号(1993/06/11、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 私は、水俣病の認定業務が促進されることは結構なことである、そのように思うわけでございますが、水俣病の患者の切り捨ては断じて認めるわけにいかない、また水俣病患者が生きている間に国は血の通った温かい誠意のある早期解決をなすべきではないか、そういう立場できょうは質問をさせていただきます。  現在、参議院で環境基本法が審議をされておりまして、間もなくこの基本法の成案ができるのではないか、そのように思っているわけですが、水俣病は公害・環境問題の原点であるわけでございます。水俣病解決という問題は環境基本法成立という問題にまさるとも劣らない大変重要な問題であるわけでして、水俣病の早期解決な……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第12号(1993/04/27、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 政治改革法案の質疑に入ります前に、初めに、女性の政治参加ということについて伺いたい。自民党、社会党、公明党、皆さんの党に伺いたいと思います。  現在、我が国は、衆議院は御存じのように女性議員は十二名でございます。全部で二・三%という状況でございます。九〇年の二月の総選挙ですから消費税国会が終わった後の国会、マドンナブーム等々も言われまして、割と女性議員が当選しゃすい状況ではなかったか、そのように思うわけですが、なおかつ二・三%という、そういう状況でございます。今、世界で議会制度をとっています国が、全世界百三十一カ国のアンケートが戻ってきた中で日本は百十番目という、そういう状況……

第126回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1993/04/06、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 公明党の大野由利子でございます。初めて船田経済企画庁長官に質問させていただきます。よろしくお願いします。  初めに、景気指標について伺いたいと思います。  今までは暗いデータばかりが目立った景気指標ですが、景気の回復を予想させるような明るい指標が今幾つか出てきております。景気動向指数とか産業用大口電力使用量とか新車登録台数、また最終需要財出荷量等々に、春の訪れとともに幾らか明るい兆しが出てきているわけですけれども、依然、個人消費とか設備投資というGNPの四分の三を占めるこれらのものが大変マイナス成長、そういう状況でございます。また、企業倒産も今不況型倒産が大変ふえてまいりまし……

第126回国会 予算委員会 第14号(1993/02/25、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 初めに、通産大臣に中小企業の不況対策について伺いたいと思います。この問題につきましては、当院におきましても今までもいろいろ取り上げられたようでございますし、時間もございませんので、私も簡潔に要点を絞って質問をさせていただきたいと思います。  政府の総合経済対策でございますが、中小企業に対して行われましたこの経済対策、運転資金向けの緊急経営支援の貸付融資制度の規模が二千億円、しかも受け付け期間が一年、そういうふうになっておりまして、これに対しまして設備投資促進開運の融資枠が二年間で六千九百五十億円、そのようになっております。非常に設備投資向けの制度拡充に重点が置かれているわけで……


大野由利子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院39期)

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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1990/04/26、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)分科員 公明党の大野由利子でございます。よろしくお願いします。  初めに、私は、先日行われましたアースデーに関しましてお尋ねをしたいと思います。  このアースデーは、地球の環境破壊を阻止するために自分に一体何ができるかという問いかけのもとに、去る二十二日に世界で百四十カ国、一億人からの人たち、市民、団体が参加して行われました。また我が国におきましても、全国二百カ所余りの会場で一千を超すさまざまな団体、市民が参加して行われまして、メーン会場として東京江東区の夢の島公園で三万人の市民が参加して行われました。ごみ問題をテーマとしてアースデイ・フェスティバルが開かれたわけですが、これには公……

第118回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1990/04/26、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)分科員 東京七区選出の公明党の大野由利子でございます。よろしくお願いします。きょうは地元の問題を何点か伺わせていただきたいと思います。  初めに東京の立川市と昭島市にあります国営の昭和記念公園についてお伺いしたいと思います。昭和記念公園の概要並びに今後の施設建設計画をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 私も何度かこの公園に行かせていただきました。また、先日も地元の市会議員と一緒に視察させていただいたわけですが、大変広くてきれいな公園が整備されてきたことを大変喜んでおります。  ところで、まだまだ入園者が少ないような感じがいたしますが、この入園者数の推移についてお聞きしたいと思い……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1991/03/12、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)分科員 公明党の大野由利子でございます。  大蔵大臣には初めて質問をさせていただくことになりました。ぜひ御誠意ある明快な御答弁を期待いたしまして、質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  私は、まず育児休業中の給与保障について何点かお尋ねしたいと思います。  今国会で政府提案とすることが与野党で合意されております育児休業法案でございますが、現在、政府において法案の作成作業が進められております。ぜひその中身を実効性のあるものにしていただきたい。つまり、休業期間中の賃金保障と、事業主が違反した場合の罰則規定、そうしたものをぜひこの法案の中に盛り込んでもらいたい、……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1992/03/12、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)分科員 大野でございます。  きょうは、初めて鳩山文部大臣にいろいろ質問させていただきます。  中学校給食について質問をさせていただきたいと思いますが、その実施状況でございますが、データをいただいた数によりますと、昭和五十七年が六五・二%、昭和六十年が六五・九%、平成二年が六七・〇%、これは中学校給食の実施校の状態でございます。この八年間でわずか一・八%、五年間で見ますと一・一%しか学校給食が伸びていないという状況でございますが、どうして中学校給食がこのように伸びてこなかったのかということについて、文部省の御見解、中学校給食に対する考え方についてお尋ねをしたいと思います。


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 商工委員会厚生委員会環境委員会連合審査会 第1号(1992/11/30、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 バーゼル条約が作成をされましてから既に三年半たったわけでございまして、私も昨年厚生省の廃棄物処理改正法案の審議のときに、バーゼル条約の批准を急ぐべきではないか、そのように話をさせていただいたわけでございます。日本は大変技術立国でもあるわけでございますので、環境先進国としてこれにもっともっと早く対処すべきではなかったのか、一周おくれのランナーのように何か非常に対応が遅い、そういう印象を受けました。でもようやくここまで来たわけでございますが、最初にちょっとこの感想を述べさせていただいて、質問に入らせていただきたいと思います。  今回の法案の第三条に、主務大臣は必要な基本的事項を定……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 環境委員会公聴会 第1号(1993/05/13、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)委員 内田先生と小沢先生、お二人に同じ質問をさせていただきたいと思うのですが、日本は高度経済成長期に事業活動に伴います著しい産業公害が大変多発をいたしまして、日本の環境行政はこうした産業や開発の後始末対策というものが主という形で現在行われてきたのではないか、そのように思っているわけでございます。  これから今の状況を考えてみましたときに、今までの公害は生命、今の破壊にまで及ぶような大変な公害病を引き起こしてきた、そうした反省点に立ちまして、これからの環境行政というのは対症療法的な環境行政ではなくて、予防的と申しますか、未然防止型の環境行政でなければいけないのではないか。今までの典型……

第126回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1993/03/05、39期、公明党・国民会議)

○大野(由)分科員 若干時間がおくれているようでございますが、きょうの分科会の最後の質疑者ということでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  昨年をもって国連障害者の十年が終わりまして、この十年間でもってノーマライゼーションという理念が大分社会に浸透をしてきたかな、私はそのように思っておりますが、しかしその実態は、ようやく、やっと動き出したというのが実態ではないか、そのように思っております。  障害者雇用のことについてきょう若干質問をさせていただきたいと思いますが、この障害者雇用の実雇用率も一向に改善されない、そういう実態でございます。  障害者雇用促進法に基づきまして、一般の民間……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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