このページでは大野由利子衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○大野由利子君 ただいま議題となりました原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案につきまして、科学技術委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、動力炉・核燃料開発事業団がたび重なる事故やその後の虚偽報告等により国民の信頼を失墜したことから、同事業団の抜本的な改革を図るため、その業務を整理縮小するとともに、経営の刷新や機能強化を図り、核燃料サイクルの技術的な確立に向けた開発やこれに必要な研究を行う法人に改組するなどの措置を講ずるもので、その主な内容は、 第一に、改組後の法人の名称を核燃料サイクル開発機構に改めることとしております。 第二に、原子……
○大野由利子君 ただいま議題となりました研究交流促進法の一部を改正する法律案につきまして、科学技術委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、科学技術に関する国の試験研究について、国と国以外の者との間の交流を一層促進するための措置を講ずるもので、その内容は、国以外の者であって、試験研究機関等国の機関と共同して行う研究に必要な施設を当該機関の敷地内に整備し、当該施設においてその研究を行おうとするものに対し、その者が当該施設において行った研究により得た記録、資料その他の研究の結果を国に提供することを約するときは、当該施設の用に供する土地の使用の対価を時価よりも低く定めることが……
○大野由利子君 ただいま議題となりました宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案につきまして、科学技術委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 本案は、宇宙開発事業団の人工衛星等の打ち上げ業務の円滑な推進及び確実な被害者保護に資するため、同事業団が行う人工衛星等の打ち上げにより第三者に損害を生じた場合の損害賠償措置を講ずるもので、その主な内容は、 第一に、同事業団は、人工衛星等の打ち上げにより他人に生じた損害を賠償するため、主務大臣が定める金額を担保することができる保険契約を締結していなければ、人工衛星等の打ち上げを行ってはならないこととしております。 第二に、同事業団……
○大野由利子君 私は、公明党・改革クラブを代表して、ただいま議題となりました男女共同参画社会基本法案について、小渕総理並びに関係大臣に質問いたします。 まず初めに、著名な詩人である新川和江さんの「わたしを束ねないで」という詩の一節を御紹介いたします。 わたしを束ねないで あらせいとうの花のように 白い葱のように 束ねないでください わたしは稲穂 秋 大地が胸を焦がす 見渡すかぎりの金色の稲穂 わたしを名付けないで 娘という名 妻という名 重々しい母という名でしつらえた座に 坐りきりにさせないでください この詩は新川和江さんの代表作の一つですが、私は、……
○大野(由)委員 大野でございます。 環境アセスメント法の法制化につきましては、環境庁を初め、長年環境問題に携わってまいりました議員や市民にとって本当に悲願であったわけですが、ようやくというか、やっとこの法案審議にこぎつけたなという何とも言えない感無量の思いがするわけでございます。でも、どうしてこんなに遅くなったのかな、そういう思いもいたしますし、いろいろこれには事情があった。OECD二十九カ国中日本が最後になってしまったということで、環境庁は一九七六年ですか、初めてアセス法を国会に提出する努力をなされて以来、何度も失敗を重ねてこられた、こういうこともございます。 初めに、環境庁の長官にお……
○大野(由)委員 今、杉浦委員の質疑を聞いておりまして、私も子供のころに、トンボやチョウを追いかけて野や山を駆け回ったことを思い出しながら、本当に何とも言えない牧歌的な思いで質疑を聞かせていただいたわけでございます。それに比べて今の子供たち、特に、都会の子供たちは本当にかわいそうだなと思いながら、本当に、何としても持続可能な社会、環境というものを守っていかないと大変なことになるな、環境庁を初め、環境に携わる私どもの役割は非常に大きいのではないか、そういう思いで質疑を聞かせていただきました。 まず初めに、事後アセス、フォローアップのことについて伺わせていただきたいわけです。 事後アセスとか事……
○大野(由)委員 おはようございます。新進党の大野由利子でございます。 時間が三十分しかございませんので、主に環境の観点からできるだけ簡潔に質問をさせていただきたい、このように思っております。答弁の方も簡潔によろしくお願いをいたします。 今まで河川が治水や利水だけが役割だった状況から、今回、河川法の改正によって、河川の目的に河川環境の整備と保全が位置づけられたのは大変な前進ではないか、このように思っているわけでございますが、何点か法律で質問させていただきたいと思います。 十六条に、河川整備計画を作成するとございますが、この中で、河川管理者は、河川整備計画の案を作成しようとする場合において……
○大野(由)委員 新進党の大野由利子でございます。今回の廃棄物処理法改正案では、廃棄物処理に関する信頼性と安全性の向上のために、廃棄物処理施設の設置の許可の申請者は、生活環境影響調査の結果を記載した書類を添付する、このような改正案になっているわけでございますが、生活環境影響調査というのは具体的にどのようなものを調査項目に挙げられるのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 これはどなたが調査をされるのでしょうか。
【次の発言】 調査内容が正確であるか、信用できるかどうか、これはどなたが担保するのでしょうか。
【次の発言】 出てきたデータが正しいかどうか、これはなかなか専門家でも見抜けない、そうい……
○大野(由)委員 新進党の大野由利子でございます。 初めに、通告はしておりませんが、昨日の新聞の報道について質問をさせていただきたいと思います。 アメリカの、米軍の海兵隊が沖縄の鳥島におきまして劣化ウラン弾千五百二十発を誤射したと、一年後のことし一月十六日に日本に通報があった、こういう報道がありました。日本は、誤射そのものに加えまして通報の大変なおくれがあったことを抗議されたという、そういう報道でございますが、一月十六日に日本に通報があったのに、外務省が公表された、また沖縄に通報されたのが二月の十日、しかも、アメリカのワシントン・ポスト紙がまさにスクープした後でこういう通報がなされた。どう……
○大野(由)委員 先日の予算委員会で中断をいたしました住宅・都市整備公団のことについて、続きを質問をさせていただきたいと思います。 去る十二日の予算委員会で建設省に資料要求をいたしました、住宅・都市整備公団の分譲住宅、完成間近でありながら販売の目安が、販売予定が立たないために、いわゆる塩漬け住宅になっております分譲住宅の戸数について質問をいたしまして、回答を十八日にいただきました。 全国に塩漬け状態になっている分譲住宅が、畳やふすまを入れるだけで完成する物件が八百九十戸、工事を中断しているものが二千二百二十戸、合計三千百十戸ある、こういう回答をいただきました。それで、分譲の、販売したが売れ……
○大野(由)委員 初めに、大木環境庁長官、長官御就任大変おめでとうございます。 また、けさの閣議で、例の気候変動枠組み条約第三回締約国会議、京都会議の議長になられるという発表があった。今まだ内定のようでございますが、こうなられたということで、大変おめでとうございますと申し上げますとともに、京都会議が開催されるまでにあと四十数日という状況の中で、大変な大任を受けられた長官に本当に御苦労さまでございますと申し上げたい、そういう思いでいっぱいでございます。 先ほど鈴木議員の質問にもございましたけれども、前回、ドイツではメルケル環境大臣が議長になられるということでもう一年も前に決まっていて、そして……
○大野(由)委員 参考人の皆様、きょうはお忙しい中を大変ありがとうございます。 京都会議が大きな歴史の転換点になり、日本が議長国の大役を果たせるようにということで、それぞれの立場で大変御努力をいただいていますことに心から御礼を申し上げますとともに、私ども国会議員も、皆様方とともに力を合わせてしっかり頑張っていきたい、このように思っております。 初めに、私は、先ほど浅岡参考人に大変、ちょっと失礼な意見も出たものですから、先にちょっと感想を述べさせていただきたいと思うのです。 日本は欧米に比べましてNGOが育っていない、このように長年指摘されてきたわけでございますけれども、今回COP3を目指……
○大野委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、科学技術委員長に就任をいたしました大野由利子でございます。 今日、科学技術の発展は著しいものがございますが、来るべき二十一世紀において、我が国が創造性あふれる豊かな社会となり、国際社会へも繕極的に貢献していくためには、科学技術のなお一層の振興が不可欠であると思います。このような中で、本委員会に課せられた使命はまことに重大であると言わなければなりません。 何分微力ではございますが、委員各位の御協力、御指導を賜りまして、本委員会の円滑な運営を図り、その重責を果たしてまいりたいと存じ士す。 何とぞよろ……
○大野委員長 これより会議を開きます。
科学技術振興の基本施策に関する件について調査を進めます。
谷垣国務大臣から科学技術行政に関する所信を聴取いたします。谷垣国務大臣。
【次の発言】 次に、平成十年度科学技術庁関係予算について説明を聴取いたします。加藤科学技術政務次官。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として動力炉・核燃料開発事業団理事中野啓昌さんの出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○大野委員長 これより会議を開きます。
原子力の開発利用とその安全確保に関する件、特に高速増殖炉懇談会報告書について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として動力炉・核燃料開発事業団理事菊池三郎さんの出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 本日は、本件調査のため、参考人として東北大学名誉教授・高速増殖炉懇談会座長西澤潤一さんに御出席をいただいております。
この際、西澤参考人に一言ごあいさつを申し上げます。
……
○大野委員長 これより会議を開きます。
ただいま付託になりました内閣提出、原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。谷垣国務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
本案につきまして、審査の参考に資するため、来る四月六日月曜日茨城県に、また四月八日水曜日福井県に委員を派遣いたしたいと存じます。
つきましては、議長に対し、委員派遣承認の申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○大野委員長 これより会議を開きます、
内閣提出、原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として動力炉・核燃料開発事業団理事長近藤俊幸さん、同理事中野啓昌さん及び同理事菊池三郎さんの出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。奥山茂彦さん。
○大野委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として動力炉・核燃料開発事業団理事長近藤俊幸さん、同理事中野啓昌さん及び同理事菊池三郎さんの出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木村隆秀さん。
【次の発言】 吉田治さん。
○大野委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。 この際、本案審査のため、去る四月六日茨城県に、また、四月八日福井県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員を代表して、私から御報告申し上げます。 まず、四月六日に水戸三の丸ホテルにおいて開催しました水戸地方公聴会への派遣委員は、団長として私、大野由利子と、小野晋也理事、辻一彦理事、吉田治理事、菅原喜重郎理事、岡部英男委員、奥山茂彦委員、近江巳記夫委員、吉井英勝委員、辻元清美委員の十名であります。 次に、四月八日に敦賀市勤労福祉センターにおいて開催しました……
○大野委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ち、谷垣科学技術庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。谷垣科学技術庁長官。
【次の発言】 内閣提出、研究交流促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。谷垣科学技術庁長官。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後六時三十六分散会
○大野委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、研究交流促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。望月義夫さん。
【次の発言】 吉田治さん。
【次の発言】 近藤昭一さん。
【次の発言】 斉藤鉄夫さん。
【次の発言】 菅原喜重郎さん。
【次の発言】 吉井英勝さん。
【次の発言】 辻元清美さん。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局
いたしました。
【次の発言】 これより討論に入ります。
討論の申し出がありますので、これを許します。吉井英勝さん。
○大野委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。谷垣科学技術庁長官。
宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十五分散会
○大野委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として宇宙開発事業団理事長内田勇夫さん、同理事石井敏弘さん及び同理事十亀英司さんの出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小野晋也さん。
【次の発言】 近藤昭一さん。
○大野委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、宇宙開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として宇宙開発事業団理事長内田勇夫さん、同理事石井敏弘さん及び同理事十亀英司さんの出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。斉藤鉄夫さん。
【次の発言】 吉井英勝さん。
○大野委員長 これより会議を開きます。
科学技術振興の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。奥山茂彦さん。
【次の発言】 吉田治さん。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時二十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。質疑を続行いたします。近藤昭一さん。
【次の発言】 太田昭宏さん。
【次の発言】 斉藤鉄夫さん。
【次の発言】 菅原喜重郎さん。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として動力炉・核燃料開発事……
○大野委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今国会、本委員会に付託されました請願は二種二件であります。
請願日程第一及び第二の両請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
両請願の趣旨につきましては、請願文書表等によりまして既に御承知のことと存じます。また、先ほどの理事会におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、両請願についての紹介護員からの説明聴取は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
採決いたします。
本日の請願……
○大野委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事三ッ林弥太郎さんから、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任による欠員のほか、委員の異動に伴う欠員一名、計二名の理事が欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
河村 建夫さん 及び……
○大野委員長 これより会議を開きます。
科学技術振興の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。河村建夫さん。
【次の発言】 辻一彦さん。
【次の発言】 吉田治さん。
【次の発言】 斉藤鉄夫さん。
【次の発言】 近江巳記夫さん。
【次の発言】 午後一時三十分から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時五十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。菅原喜重郎さん。
【次の発言】 吉井英勝さん。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、……
○大野委員長 これより会議を開きます。 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 生命科学に関する件、特にクローン問題について調査するため、来る三十日水曜日、参考人として財団法人千里ライフサイエンス振興財団理事長・科学技術会議生命倫理委員会クローン小委員会委員長岡田善雄さん、大阪府立成人病センター総長・学術審議会特定研究領域推進分科会バイオサイエンス部会クローン研究における新たな倫理的問題等に関するワーキンググループ主査・厚生科学審議会会長豊島久真男さん、上智大学法学部教授・財団法人地球環境戦略研究機関理事長森嶌昭夫さん及び近畿大学農学部教授角田幸雄さんの出席を求め、意見……
○大野委員長 これより会議を開きます。 生命科学に関する件、特にクローン問題について調査を進めます。 本日は、本件調査のため、参考人として財団法人千里ライフサイエンス振興財団理事長・科学技術会議生命倫理委員会クローン小委員会委員長岡田善雄さん、大阪府立成人病センター総長・学術審議会特定研究領域推進分科会バイオサイエンス部会クローン研究における新たな倫理的問題等に関するワーキンググループ主査・厚生科学審議会会長豊島久真男さん、上智大学法学部教授・財団法人地球環境戦略研究機関理事長森嶌昭夫さん及び近畿大学農学部教授角田幸雄さん、以上四名の方々に御出席いただいております。 この際、参考人の方々……
○大野委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしましたとおり、原子力防災に係る特別措置法の制定に関する陳情書二件でございます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興の基本施策に関する件
原子力の開発利用とその安全確保に関する件
宇宙開発に関する件
海洋開発に関する件
生命科学に関する件
新エネルギーの研究開発に関する件
以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○大野委員長 これより会議を開きます。
原子力の開発利用とその安全確保に関する件、特に使用済み燃料輸送容器のデータ問題について調査を進めます。
政府から、使用済み燃料輸送容器のデータ問題について説明を聴取いたします。竹山国務大臣。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山口俊一さん。
【次の発言】 辻一彦さん。
【次の発言】 佐藤敬夫さん。
【次の発言】 斉藤鉄夫さん。
【次の発言】 菅原喜重郎さん。
【次の発言】 吉井英勝さん。
【次の発言】 保坂展人さん。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後四時十一分散会
○大野委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興の基本施策に関する事項
原子力の開発利用とその安全確保に関する事項
宇宙開発に関する事項
海洋開発に関する事項
生命科学に関する事項
新エネルギーの研究開発に関する事項
以上の各事項につきまして、本会期中調査をいたしたいと存じます。
つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次回は、来る十一日金曜日午前九時理事会、午前九時十分委員会を開会することとし……
○大野委員長 これより会議を開きます。
科学技術振興の基本施策に関する件について調査を進めます。
政府から、使用済み燃料輸送容器のデータ問題について説明を聴取いたします。竹山国務大臣。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田中和コさん。
【次の発言】 近藤昭一さん。
【次の発言】 佐藤敬夫さん。
【次の発言】 佐藤委員のお申し出につきましては、理事会にて検討をさせていただきます。
【次の発言】 斉藤鉄夫さん。
【次の発言】 菅原喜重郎さん。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として宇宙開発事業団……
○大野(由)委員 公明党・改革クラブの大野由利子でございます。 私の住んでいますところ、選挙区にもたくさんの公団がございます。きょうは、それらの皆さんからお伺いいたしました要望も含めて質問をさせていただきたい、このように思うわけですが、初めに一般論から質問させていただきたいと思います。 まず、日本の住宅政策について伺いたいと思いますが、日本の住宅政策は、住宅・都市整備公団法、公営住宅法また住宅金融公庫法等が大きな三本柱になって支えてきた、このように言われているわけですが、公団と公営住宅はどういう役割分担を担っていらっしゃるのか、伺いたいと思います。
○大野(由)委員 初めに、通告をしていなかったのですが、総理と外務大臣に質問をいたします。 コロンビアの大地震の件でございますが、コロンビアの中西部で大変大きな被害が生まれている、多くの被災者が生まれているということで、四年前に阪神・淡路大地震を経験した日本人の多くの人が、コロンビアは大変だろうなということで大変今胸を痛めている、これが実情ではなかろうか、このように思っております。 四年前に日本も大変世界各国から御支援をいただきました。コロンビアからもコーヒー豆の支援を受けたというようなことがあるようでございますし、そういった意味で、本当に日本はいち早くこのコロンビアの救援に乗り出さなきゃ……
○大野(由)委員 インフルエンザウイルスが大変な猛威を振るっているということで、報道によりますと、ことし冬、既に少なくとも九十六人の方が亡くなられた、こういう報道があって大変心配をしているわけでございます。昨年は、何か百二十七万人、この十年間で最多の百二十七万人の人の発症があった、こういうことでございますが、厚生省は、ことしの冬どれぐらいの規模になると予想をしていらっしゃるのか。 それからまた、乳幼児に脳症とか脳炎を発症することが多くて、高熱が出て意識障害を引き起こして死亡することもある、また脳性麻痺などの後遺症を残すこともある。こういうわけで、なぜインフルエンザウイルスが脳症や脳炎を引き起……
○大野(由)委員 今回、少子化対策として臨時特例交付金が補正予算で二千億円組まれたことを高く評価をしているわけでございますが、総理府が、ことし二月、少子化に関する世論調査を行って、七月にそれを発表しております。その中でも、少子化対策として、育児中でも働ける環境整備など社会的支援が必要と答えている人が七五・五%、実に四分の三がこのように答えているわけです。社会的支援のトップは、育児中の夫婦が大いに働けるような環境整備、これがトップでございまして、続いて税負担の軽減、また児童手当というふうに続いているわけでございます。 総理にお伺いしたいのですが、今回の補正予算、一年限りの補正予算になっているわ……
○大野(由)政務次官 委員の御指摘のとおり、原子力災害医療の問題、大変重要な課題だと思います。国立病院また療養所が再編成を続けていることもこれまた御存じだと思うのです。 それで、今回確かに敦賀病院と三方病院が統合することになっておりますが、そういう意味では、三方病院の方は廃止される予定ではあったわけですが、地元から要望があった場合には、地域医療の確保の観点から、地元自治体等と調整し、移譲する場合があるというのが一点。二つ目は、これから三方病院廃止後の後利用として、原子力安全の観点から、地方自治体等が原子力災害の医療センターとして活用される計画を立てられる場合は、厚生省として御相談に乗り、必要……
○大野(由)政務次官 おはようございます。先般、厚生総括政務次官に就任いたしました大野由利子でございます。 健康や福祉という国民に最も身近で重要な分野を担当し、日々その責任の重さを痛感しております。また、今国会から政務次官の役割が一層重要になる中での就任であり、身の引き締まる思いです。 厚生行政におきましては、未曾有の少子・高齢社会となる二十一世紀を目前に控え、経済社会の活力を維持しながら、一人一人が心豊かに安心して生活できるようなセーフティーネットを構築するという大きな使命を担っています。 私自身、子育てをしながら女性が仕事を続けることが大きな困難を伴うということを体験してまいりました……
○大野(由)政務次官 介護保険制度の財源につきましては、与党各党の間でもさまざまな御意見がございます。来年四月から介護保険制度を実施することにつきましては合意をしておりますし、今後とも三党間の協議を踏まえつつ、政府として適切に取りまとめた案に従ってまいりたい、このように思っております。 それから、家族給付の問題についてのお尋ねだったと思いますが、介護保険は在宅サービスを中心に提供することによって高齢者を介護している家族を支援するものであり、主に女性によって担われている家族介護の負担を軽減しよう、こういうものでございますが、何分初めて施行される制度でございます。地方などでは、当初は、他人が家庭……
○大野(由)政務次官 ちょっともう一度、申しわけありません。
【次の発言】 介護保険全体のですか。
【次の発言】 パーセントですか。介護保険は、公費が五〇%、保険が五〇%です。
【次の発言】 そのうちの二五%。
【次の発言】 済みません、家族の慰労金の御質問ですか、財源の問題ですか。(田中(眞)委員「トータルで結構です」と呼ぶ)トータル。
介護保険の財源につきましては、昨日も答弁いたしましたように……(田中(眞)委員「それは聞きました」と呼ぶ)三党の連立でございますので、それぞれ主張すべきは主張する、しかし譲るところは譲って、そして来年四月から介護保険制度を実施するということで合意をしており……
○大野(由)政務次官 今、金田先生から、井草森周辺の健康被害の問題についてお尋ねがございました。長いものですから、いわゆる杉並病というふうに呼ばせていただいていいのかどうか、本当はこういう言葉を使わない方がいいのではないかとは思いますが、とりあえずこういうふうに言わせていただきたいと思いますが、この杉並病が大変深刻な状況である、こういう実態を聞いております。 平成八年の四月ごろから、のどの痛みとかせきとか、また呼吸の苦しさというものを訴えている方がいらっしゃる、こういうことで、厚生省では、この中継所の周辺における調査の実態とか、また対策の実施状況等々を東京都から意見聴取をいたしてまいりました……
○大野(由)政務次官 モデル年金に比べまして実際に受給をしておられる年金額が低い、これは事実だと思うのですが、これは現在受給をしていらっしゃる世代が制度に加入をしていた期間が短いということで現状はそうなっているわけですが、四十年掛けてきてこれから年金を受給される方につきましては、モデルに近づいていく、こういうふうに考えられるわけでございますし、年金は長期にわたって加入し、生涯にわたって受給するということで、制度全体の給付と負担の均衡についても人口構造によって大きく影響を受けるため、長期的視野に立って考えていくということが必要ではないかと思います。 年金水準を検討する際にも、実際支給されている……
○大野(由)政務次官 石毛先生の御指摘はもっともではないか、このように思っております。 児童手当の事業主拠出金負担を今回免除される。これはやはり、働いている人が育児休業をとりやすいように、育児休業をとるような人がいるのを事業主が敬遠するようなことがあってもなりませんし、遠慮しないで育児休業を堂々ととることができるようにとかというようなこともあっての措置でありますし、また確かに、こちらではこういうふうに措置されているのに介護休業はそれができていないのは不十分だという石毛先生の御指摘はもっともな点もございますので、今後の大事な検討課題ではなかろうか、このように思っております。 ただ、介護休業は……
○大野(由)政務次官 戸井田委員が御指摘のように、国民一人一人が自主、独立の気概を持てるような社会システムをつくっていくべきだ、こういうお気持ちには全く同感でございます。また、十八歳を過ぎて大学に進学する人たちが、親の貯金を当てにしないで、奨学資金を借りて進学できるようになるようなシステムというのも非常に大切な、必要なことではないか、このように思っております。 そういう意味では全く同じ思いでございますが、年金積立金を活用して奨学資金を設けることについては、一つ難しいのは、奨学資金というのは、やはりできれば無利子で貸してあげる、有利子の場合でもうんと低利で奨学資金を提供しないと、金利が市場金利……
○大野(由)政務次官 では、非常に細目にわたる問題ではございますが、私の方からお答えいたします。
常勤で住友信託銀行の顧問にお一人、非常勤で日本生命保険顧問にお一人、それから安田生命顧問にお一人、住友生命顧問にもうお一人、以上四名でございます。(発言する者あり)
常勤の方、元児童家庭局長でございます。あと、非常勤の方が大臣官房付の方、九州地方医務局長の方、そして社会保険大学校長の方、以上四名でございます。
【次の発言】 今後、国民の皆さんの信頼性を高めるためにも最大限の透明性、努力をしていく必要がある、このように思っております。
○大野(由)政務次官 基礎年金につきましては、高齢者の基礎的消費支出、食料、住居、被服費等と、保健医療までをカバーする。
以上でございます。
【次の発言】 基礎的生活部分をカバーする考え方でございますが、その額の中に保健医療費も含んでおります。
○大野(由)政務次官 国立病院・療養所につきましては、平成十六年度中に独立法人に移行するということで、今移行作業を、いろいろ準備を進めているわけでございますが、この移行の準備の中で、法人の運営の基本となる組織形態のあり方とか業務運営の方向等々につきましても、今現在、鋭意検討を進めている状況でございます。 そして、特に法人の組織形態につきましては、やはり先進的な、先駆的な高度医療を担っていく、そういう観点から、各施設ごとに重点的に果たす役割、例えばがんだとかまた心臓病の循環器病とか、そういうそれぞれの施設が果たすべき機能というものを設定して、がんのもとに、また各県のがんを専門的に扱うところとし……
○大野(由)政務次官 厚生省は、国立健康・栄養研究所が独立法人になることが決定をしておりますけれども、国の保健、医療や食品衛生政策に密着して、継続的にかつ確実に実施する政策ではあるわけですが、必ずしも国独自がやらなければならないというわけではなくて、しかしまた、民間にゆだねていたのでは実施されないおそれもある、こういうのが独立行政法人に移行されて、今後なされるわけでございますが、引き続き現在の業務を適正かつ効率的に行いながら、職員は国家公務員としての身分を持ちながら、そして、いろいろ柔軟に、今さまざまな、例えば糖尿病とか高血圧だとか生活習慣病と食べ物のとり方の研究、こういうものをやっております……
○大野(由)政務次官 今参考人からも若干お話がございましたけれども、資金運用部からの借入金利との逆ざやでいろいろとマイナスになっておりました。しかし、過去十年間の年金福祉事業団の総利回りは四・四%でございまして、信託銀行等々よりもいい実績を上げている、こういう事実がございます。
今回、年金福祉事業団が解散をいたしまして年金資金運用基金になるわけですが、自主運用をするようになりますので資金運用部から高い金利でお金を借りるということがなくなりますので、従来のようなことはなくなるのではないか、このように思っております。
【次の発言】 過去の教訓を今後しっかり生かしてまいりたい、このように思っており……
○大野(由)政務次官 高齢者や障害者の方々が自立した生活を営み、そして活動の場を広げ、社会参加を積極的に進めていく、こういう社会にしていかなければいけない、このように思っているわけですが、そのためには、政府全体として施策の推進に取り組むことが必要でございますし、先般もバリアフリーに関する閣僚会議が設置されたところでございます。 今般、政府全体の取り組みの一環といたしまして、高齢者や障害者の道路とか交通機関のバリアフリーを進めるために関係省庁により本法案が提出されましたことは、高齢者や障害者の自立や社会参加を促進するものとして、厚生省は大変意義深いものである、このように思っている次第でございま……
○大野(由)政務次官 ごみの焼却に伴うダイオキシンの発生を抑制するということは大変重要なことであるということで、今排出基準の設定とか市町村におけるダイオキシン類の排出の少ないごみ焼却施設の整備に取り組んでいる次第でございます。 また、委員が御指摘のように、今ドイツでは、ごみを熱分解してガスを回収する新しいシステムが開発をされておりまして、別名次世代型溶融炉、ガス化溶融炉などというような言い方もされておりますが、このような新たな処理技術によるごみ焼却施設につきましても、我が国におきましても実用化をいたしましたので、国庫補助の基準に適合をしておりますし、今のところまだ市町村からの申請はありません……
○大野(由)政務次官 お手元の資料に基づきまして、平成十二年度厚生省関係予算案の概要を御説明いたします。 まず、平成十二年度の厚生省関係一般会計予算の規模ですが、総額で十六兆八千七百三億円、対前年度六千二百二十五億円、三・八%の増加となっています。 その内訳は、平成十三年一月五日までの九カ月分については、厚生省所管分として十五兆五千五十四億円を計上、また、新省が発足する平成十三年一月六日から平成十二年度末までの三カ月分については、厚生労働省予算として計上された額のうち旧厚生省分一兆三千六百四十七億円、環境省等の予算として計上された額のうち旧厚生省分一億円となっています。 二ページをごらん……
○大野(由)政務次官 来年度の厚生予算の目玉という御質問でございます。厚生省の施策、たくさんございますが、代表的なものを三点ほど御紹介をさせていただきたい、こう思います。 まず第一は、介護保険法の円滑な実施のために万全を期すとともに、新たに策定をいたしましたゴールドプラン21を推進してまいります。 第二は、昨年末に策定した新エンゼルプランに基づき、保育サービスや母子保健医療など総合的な少子化対策の一層の推進に取り組むとともに、児童手当を拡充してまいります。 第三に、廃棄物処理対策といたしまして、ごみ焼却施設や産業廃棄物処理施設の整備に対する財政支援を拡充してまいります。 そのほか、ミレ……
○大野(由)政務次官 委員御指摘のように、盲導犬については、今道路交通法で規定されておりますが、不十分であろう、また、ADA法等々、今後の大きな検討課題ではなかろうか、こういうふうに思っております。
○大野(由)政務次官 私といたしましても、次の世代の方々のために、過去の歴史を直視いたしまして、歴史資料を整備し、提供をするということは大変重要なことである、このように思っております。そして、平成十三年度にアジア歴史資料センターが開設をされる予定で、今現在準備が進められている、このように認識をしている次第でございます。
【次の発言】 私は、浜四津代表代行の発言をかわりにここで発言をする立場ではございませんが、御指摘のアジア歴史資料センターの整備事業は、歴史資料のデータベースの構築、情報提供を行うための事業であり、この整備事業を政府が一体となって推進するために、内閣官房が総理府の協力を得て基本方……
○大野(由)政務次官 委員御指摘のように、政府といたしましては、昨年末に少子化対策推進基本方針や新エンゼルプランを策定をいたしまして、保育とか雇用、教育、住宅などの分野におきます少子化対策の環境整備を進めているところでございます。 厚生省といたしましては、新エンゼルプランにおいて、平成十六年度の目標値を設定いたしまして、保育サービスについては、ゼロ歳から二歳児の低年齢児の受け入れを五十八万人から六十八万人に拡大をいたしますとともに、延長保育とか休日保育などを推進いたしまして、働くお母さんの働き方も今多様化しておりますので、多様な保育需要にこたえられるようにしてまいりたい、このように思います。……
○大野(由)政務次官 今委員から、少子化対策という言葉には抵抗がある、産む、産まないというのは自己決定権ではないか、そういう御意見がございました。私も全く同感でございます。 この児童手当も、そういう意味では、次代を担う子供の育成を親任せではなくて社会で支援をしていく必要があるのじゃないか、そういう社会にしていく必要があるのじゃないかというような意味で、私は、少子化対策というのは即子育て支援というような意味合いも大変多いのではないか、このように思っております。 子育て支援という意味と、仕事と育児の両立支援、また保育所の充実とか、さまざまな施策を総合的にしているわけでございまして、厚生省も、子……
○大野(由)政務次官 まず、今回、年少扶養控除が、全額じゃなくて割り増し加算のみが廃止になっている、こういうことでございます。扶養控除と児童手当は、ともに子育ての経済的な負担の軽減をしよう、こういう観点から見れば共通ではございますが、もともと制度の位置づけから見れば違っておりまして、扶養控除は高額所得者にとりましてはより大きい効果がありますが、非課税世帯には効果がありません。一方、児童手当は、定額で低所得者に必ず給付をされるというより大きい効果がある、こういうメリットがございます。 今回の児童手当の拡充は、こうした両制度の違いを踏まえまして、財政、税制を通じて少子化対策の重点化を図ろうとして……
○大野(由)政務次官 今回の法案は、障害者福祉サービスにつきまして措置制度から契約による利用制度へと大きく転換が行われるわけでございますが、地域福祉権利擁護制度とか苦情解決制度の創設と相まって、利用者――利用者ということは生活者でございますので、生活者本位の社会福祉制度が確立をする、このように考えております。 また、盲導犬訓練施設とか手話通訳事業など九項目が社会福祉事業に追加されることによって、これまでこうした事業を必要としてまいりました障害者や取り組んできた福祉団体の長年の御苦労と御要望が具体化されるものとして、今後の事業の発展を期待しております。 また、障害者福祉サービスについてでござ……
○大野(由)政務次官 障害者のノーマライゼーションの重要性が指摘をされているわけでございます。 今委員から自立ということについて御質問があったわけでございますが、私は、自立というのは、障害のある人もない人も、家庭や地域の中でそれぞれの能力や個性を生かしながら、その人らしく自己実現をしながら、安心して生活を送っていくことができるということだと思っております。 そしてまた、重度の障害を持って福祉サービスを利用する障害者であっても、できるだけ御本人の意向、選択というものを尊重していこうというのが今回の改正の考え方でございまして、福祉サービス利用者の自立とか尊厳、精神の独立というものを大切にしてい……
○大野(由)政務次官 厚生省の見解というより私個人の見解かもしれませんが、委員の御指摘と全く同じ思いでございます。もっともっとみずからの意思でいろいろ寄附をし、そして、それが社会福祉法人等々に大きく貢献できる時代にしていかなければいけない、このように思っております。
【次の発言】 済みません、先ほどはちょっと急な御質問だったので、私個人の見解と申し上げましたが、厚生省の見解も全く同じでございます。
それから、今の御質問につきましては、これはちょっと私個人の見解を述べさせていただきたいと思うのですが、もっともっとボランティアが進むようにしていかなければいけないということで、私は、中学生とか高校……
○大野(由)政務次官 今委員が御指摘のように、PETボトルが今、軽くて利便性があるということで、生産量、消費量が大変増加をしておりまして、PETボトルのリサイクルにつきましては、回収量にリサイクル能力が追いついていない、こういう現状がございます。 そして、このリサイクルのシステムでございますが、リサイクルが進んで回収をすればするほど市町村の負担が重くなる、こういう問題点があるという委員の御指摘はそのとおりじゃなかろうかと思っております。回収コストを事業者にも負担してもらうべきだ、こういう御意見があるということも承知をしておりますし、その必要性についても同感をするところがございますが、これは関……
○大野(由)政務次官 今委員から多岐にわたる御指摘がございましたが、大きく分けると二点の御指摘があったかと思います。 一点は、運用実績の悪い受託機関が大きな資金を運用して手数料をたくさん稼いでいるではないかという点が一点と、もう一点は、なぜそういうふうになっているかというと、年金資金運用研究センターに常勤の研究員を派遣している母体行との癒着があるのではないか、この二点の御指摘があったかと思うのですが、まず最初の御指摘の問題につきましては、年金福祉事業団が資金運用事業を開始されました最初の時期は、受託運用機関は信託銀行と生命保険会社に限られていた、こういうことがございます。しかもまた、運用資金……
○大野(由)政務次官 年金福祉事業団の資金運用事業につきましては、他の年金資金を運用する機関投資家と比較いたしまして遜色のない運用収益を上げてまいりました。また、年金福祉事業団は、資金運用事業の実施に当たりまして、この間、運用基本方針の明確化や効率的な運用体制の構築、また手数料の削減などにも努めてきたところでございます。 平成十年度末で、時価ベースで約一兆二千億円、簿価ベースで約一兆八千億円の累積赤字を生じましたことを重く受けとめておりますが、平成十一年度に入りましてからは、国内株式などの収益が貢献をいたしまして、簿価、時価ともに改善の方向に向かう見通しであり、今後とも収益のさらなる改善に向……
○大野(由)政務次官 委員の御指摘の問題、大変悩ましい問題ではあるわけでございますが、不法滞在の外国人について新たな法制度で対応をするということは、かえって不法滞在を助長するのではないか、こういう御懸念もございます。 不法滞在の外国人について、平成七年にまとめられた外国人に係る医療に関する懇談会の報告書の中にこうしたことがいろいろあるわけでございますが、現実問題としては、我が国では多くの外国人が就労をしていらっしゃるという事実もございます。不法滞在の外国人の方が治療を受けながら医療費も払わないということで、医療機関にしわ寄せがいっている、こういう事態もございまして、その報告書の中では、国と地……
○大野(由)政務次官 委員御指摘のように、アレルギー疾患の患者さんが大変増加をしているという現状がございます。厚生省におきましても、厚生科学研究費補助金等によりまして、これまでアレルギー総合研究事業とか長期慢性疾患総合研究事業をやってきたところですが、平成九年から十一年にかけては、感覚器障害及び免疫・アレルギー等研究事業を実施しております。また、平成十二年度からにおきましても、こうしたアトピー性皮膚炎等のアレルギー疾患に関する病因及び病態の解明、治療法の開発等の研究をしっかり推進して、この研究の継続、拡充、そして充実というものをしっかり図ってまいりたいと思っております。
○大野(由)政務次官 老齢基礎年金の繰り上げ減額率についてでございますが、さきの臨時国会の衆議院厚生委員会におきまして、老齢厚生年金の一階部分の支給開始年齢の引き上げ、つまり平成十三年度でございますが、その年度にあわせて新規裁定者については見直すということで早期に検討を開始する、このように厚生大臣が答弁をしたところでございます。 その際、昭和三十六年当時用いた生命表以降の平均余命の延びを考慮すれば、繰り上げ減額率は、現在四二%でございますが、これがあらあら三五%前後になる、このように答えたところでございますが、今委員も御指摘でもございました、また年金改正法案の審議の中でもこうした論議が繰り返……
○大野(由)分科員 新進党の大野由利子でございます。 初めに、卸売市場の問題について質問をさせていただきたいと思います。 今、青果物の流通に関しまして、大量流通、大量消費、それから輸入農産物の急増、そしてまた市場外流通等々、大変な変化の波に洗われている、こういう状況でございます。消費者の口も肥えてまいりまして、味にうるさい消費者のニーズにこたえて、青果物の鮮度とか維持向上が大きな課題になっております。低温倉庫というものがぜひとも必要だ、この低温倉庫の整備が求められている、こういう状況でございます。 今、全国で中央卸売市場が八十八あるそうでございまして、そのうち東京都に中央卸売市場が十一、……
○大野(由)分科員 新党平和の大野由利子でございます。 本日は、立法府と行政府の情報公開についてお伺いしたい、このように思っております。 初めに、小里総務庁長官にお伺いしたいのでございますが、アメリカの連邦情報自由法におくれること三十年にして、ようやく行政機関に対する情報公開法が間もなく国会に提出されるということで、国民の皆さんの大変な注目を浴びているわけでございますが、いっ国会に提出をされ、いっ議論が始まるかということが一点。 もう一点は、昨日の毎日新聞に掲載をされておりましたけれども、衆参の全国会議員にアンケートをとったところ、特殊法人に関する情報について、何らかの形で特殊法人も情報……
○大野(由)委員 公明党・改革クラブの大野由利子でございます。 今の同僚議員の質問と若干重複するところがあるかと思いますが、都道府県の関与の問題、私も若干初めに質問させていただきたい、このように思います。 先日の委員会で、各委員また参考人からの、都道府県の関与が非常に低過ぎる、都道府県が、地方自治体ということもあるでしょうが、特に都道府県がもっと主体的に関与できるようにするべきだ、こういう御意見がたくさんあった、このように思います。 それで、通産大臣と環境庁長官、お二人にお伺いしたいんですが、化学物質の排出量、移動量を直接主務大臣にするのではなくて都道府県経由で国の方に報告をする、そうい……
○大野(由)委員 きょうは、大変示唆に富む貴重な御意見をありがとうございます。初めに、三人の先生に伺いたいと思います。 今も質問にございましたけれども、ことしの予算、三十一兆円が国債に依存している。国債依存率が三七・九%というこの予算、大変な事態だなということは漠然とわかるわけですけれども、なかなか国となると、この事実はどういう事態を意味しているのか、具体的にどういうことなのか。確かに、国と地方で六百兆円という債務残高になっている、GDPの一二〇%になっている、大変だなということは漠然とわかるわけですが、具体的なお話をしていただければありがたい。 それで、ことしだけじゃなくて、来年も場合に……
○大野(由)分科員 公明党の大野由利子でございます。 初めに、通産省の通商産業研究所研修部のグラウンド等の開放についてお伺いをしたい、このように思います。 私の選挙区の東京都の東村山市に、通商産業研究所の研修部、こういう施設がございます。この施設は、通産省の職員の能力の開発とか資質の向上を図るために昭和四十四年に開設された、このように伺っておりまして、通産省の職員だけじゃなくて、地方自治体の公務員だとか、また、計量教習に当たり民間の方々の研修に幅広く使われているようでございます。 この施設に、大変広大な芝生のグラウンド、それからテニスコート等もございます。全国から研修に来られている方は、……
○大野(由)政務次官 平成八年度及び九年度の厚生省所管一般会計及び特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げます。 まず、平成八年度の決算について申し上げます。 一般会計につきましては、歳出予算現額十五兆四千五百五億円余に対して、支出済み歳出額十五兆二千四百四十四億円余、翌年度繰越額千四百八十七億円余、不用額五百七十四億円余で決算をいたしました。 次に、特別会計の決算について申し上げます。 第一に、厚生保険特別会計につきましては、収納済み歳入額六十兆五千九十一億円余、支出済み歳出額五十三兆八千四百五十九億円余、翌年度繰越額十六億円余であり、差し引き六兆六千六百十五億円余を、この会計……
○大野(由)政務次官 海外の戦没者慰霊碑につきましては、残念ながら現在まで参拝の機会がございません。
また、遺骨収集活動につきましても、これまで参加したことがございません。
【次の発言】 アメリカのアーリントン墓地は、アメリカの建国以来の数々の戦争で犠牲になられた一般市民の方や、またアメリカの国民的英雄などが埋葬されている、世界的に大変著名な墓地として聞いてはおりますが、私自身が参拝をした機会は今のところございません。
【次の発言】 国のために犠牲になられました戦没者の方々に対しまして哀悼の意をあらわすということは、これは国として当然のことでございますし、また人としても極めて当たり前で自然な……
○大野(由)政務次官 委員が今御指摘になりましたように、近年、青少年の薬物乱用が大変ふえてきておりまして、薬物乱用に対する警戒感とか抵抗感が薄れてまいりまして、時にはファッション感覚でこういう薬物に近づいていく人たちがいるということを大変憂慮している状況でございます。 御指摘の総理府の調査におきまして、未成年者の二割近くが薬物乱用を身近で見たり聞いたりしているというデータも出ておりまして、大変驚いているというのが実態でございます。 厚生省といたしましても、次代を担う青少年が明るく生き生きとした生活を送ることができるような効果的な啓発活動というものにより一層力を入れて、薬物のない社会というも……
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