このページでは佐藤謙一郎衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○佐藤(謙)委員 私は、このたびの震災によるボランティアの登場というものが労働の概念を大きく崩したというところから、冒頭御質問をさせていただきたいと思います。 ボランティアといいますと、例えば労働省では、所管する労働の概念とは違うんだというお答えがきっと出るに違いないと思いますが、現実にあの被災地を歩いたときに、リュックサックをしょってひたすら被災地に向かう人たちの波、波、波、そしてそれが時間がたつにつれて、あたかもテーマパークのようになっていってしまい、傷口がおさまると同時に、我々はそれが過去のものであったというふうに、そんなことになってはならないわけでありますけれども、ああしたボランティ……
○佐藤(謙)委員 私は、自由民主党・自由連合、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけを代表し、中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案につきまして、賛成の立場で討論を行います。 本格的な高齢社会を迎える中、老後生活を支える一手段として退職金制度の果たす役割が非常に大きくなっている一方、中小企業、特に小規模企業においては、退職金制度の普及及び水準は大企業と比較して十分と言える状況ではないことから、今後とも中小企業退職金共済制度の果たす役割は大きいところであります。他方、最近の制度を取り巻く経済環境は大変厳しく、金利は依然として低水準にあり、今後ともその動向は不透明な中、制度の長期的な安定を……
○佐藤(謙)委員 新党さきがけの佐藤謙一郎です。 実はきょうは、朝からの質疑の中で、通告を申し上げておりましたかなりの質問の部分が重なってしまっておりますので、通告を申し上げていない質問も幾つかさせていただきますことをお許しいただきたいと思います。 実は、最初に私は白状しなければいけないことがございまして、私自身も当初、介護休業の問題を勉強する前は、一刻も早く、しかも踏み込んでという考え方をずっと持っておりました。しかし、いろいろと私なりに勉強する中で、例えばきのう議論がありました、ILOの百五十六号や百六十五号の採択が一九八一年、そして二年後に発効したわけでございますけれども、これだけ時……
○佐藤(謙)委員 新党さきがけの佐藤謙一郎です。きょうは参考人の皆様方ありがとうございました。 最初に山本さんにお聞きをしたいのですけれども、中小企業の厳しい環境をるる御説明をいただきました。しかしさりとて、介護休業の持つ意味、そしてその権利というものをおわかりいただいて、しからばというところでありますけれども、私は、きのうの名古屋の地方公聴会で、ある方が、日本商工会議所の調査で、平成六年の三十人以下の事業所の介護休業の普及率が二・五%だという数字を聞いて、これは怒りというよりも、現実の持つ悲しさというものを感じ取りました。 今度のこの問題の非常につらいところは、松本さんからは、本当に企業……
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