このページでは佐藤謙一郎衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○佐藤謙一郎君 ただいま議題となりました環境影響評価法案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に資するため、規模が大きく、環境影響の程度が著しいものとなるおそれがある事業に関し、その実施が環境に及ぼす影響について調査、予測及び評価等を行う環境影響評価を事業者が行うとともに、その方法及び結果について地方公共団体の長、事業の実施に係る免許等を行う者、その他の環境の保全の見地からの意見を有する者がその意見を述べるための手続等を定め、その手続等によって行われた環境影響評価の結果を事業の内容に関する決定に反映させる……
○佐藤謙一郎君 ただいま議題となりました南極地域の環境の保護に関する法律案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、国際的に高い価値があると認められている南極地域の環境を包括的に保護するための環境保護に関する南極条約議定書の的確かつ円滑な実施を確保するために必要な国内措置として、南極地域の環境に及ぼす影響の程度が著しい行為がないかどうかの審査を行うための南極地域活動計画の確認の制度を創設するとともに、南極地域における行為の制限に関する規定等を定めようとするものであります。 本案は、参議院先議に係るもので、去る四月四日本院に送付され、五月九日本委員会に……
○佐藤謙一郎君 民主党の佐藤謙一郎でございます。 私は、民主党を代表して、ただいま議題となりました特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律案に対して、総理並びに環境庁長官に質問をさせていただきます。 私がPRTR制度を知ったのは、今から数年前、インターネットを習いたてのころでした。インターネットの画面をクリックしていたずらしていた私の目の前に、アメリカ全土の地図が映し出されました。そして、アリゾナ州、アトランダムに選び出した人口わずか数千人の町。しかし、その町にある化学工場や事業所で、どれだけの化学物質が製造され、保管され、廃棄されているか、一目で見ることができ……
○佐藤委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、私が当委員会の委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。 私が尊敬するスペインの哲学者の言葉に、「我は我と我が環境にあり」という言葉があります。人間が環境を客体として理解するのではなくて、すなわち環境がイコール自分なのだという、そういう視点に立つ、そうした物の考え方をずっと続けてまいりました。 我々は、物質的な豊かさの追求あるいは欲望と向き合って環境問題を論じ、深化させてきたわけでありますけれども、今や心の豊かさが問われる時代、例えばこの心の豊かさと環境問題をどうリンクさせていっ……
○佐藤委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に田端正広君を指名いたします。
【次の発言】 この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付のとおり、湖沼における水質保全対策の促進に関する陳情書外一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
環境保全の基本施策に関する件
公……
○佐藤委員長 これより会議を開きます。
お諮りいたします。
去る一月十七日の議院運営委員会における理事の各会派割当基準の変更等に伴い、理事の辞任及び補欠選任を行います。
まず、理事の辞任についてお諮りいたします。
理事武山百合子さんから、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任による欠員のほか、委員の異動に伴いまして、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異……
○佐藤委員長 これより会議を開きます。
環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。杉浦正健君。
【次の発言】 この際、園田修光君から関連質疑の申し出があります。杉浦君の持ち時間の範囲内でこれを認めます。園田修光君。
【次の発言】 桜田義孝君。
【次の発言】 大野松茂君。
【次の発言】 田端正広君。
【次の発言】 午後二時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時二十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。武山百合子さん。
○佐藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、環境影響評価法案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。石井環境庁長官。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。持永和見君。
【次の発言】 谷津義男君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時三十九分散会
○佐藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、環境影響評価法案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。目片信君。
【次の発言】 桜井郁三君。
【次の発言】 砂田圭佑君。
【次の発言】 午後一時三十分から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。大野由利子さん。
【次の発言】 西川知雄君。
【次の発言】 松崎公昭君。
【次の発言】 桑原豊君。
【次の発言】 辻元清美さん。
【次の発言】 この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮……
○佐藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、環境影響評価法案を議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。河野太郎君。
【次の発言】 大野松茂君。
【次の発言】 園田修光君。
【次の発言】 岩國哲人君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午前十一時四十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。並木正芳君。
【次の発言】 武山百合子さん。
【次の発言】 西川知雄君。
【次の発言】 小林守君。
【次の発言】 藤木洋子さん。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日……
○佐藤委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、環境影響評価法案を議題といたします。 この際、昨二十一日、本案審査のため京都府に委員を派遣いたしましたので、派遣委員からの報告は、便宜私からいたします。 派遣委員は、団長として私、佐藤謙一郎と、持永和見君、田端正広君、藤木洋子さん、大野松茂君、奥山茂彦君、砂田圭佑君、目片信君、大野由利子さん、武山百合子さん、桑原豊君、辻元清美さんの十二名でありました。 現地における会議は、京都宝ヶ池プリンスホテルにおいて開催し、まず私から、派遣委員及び意見陳述者の紹介並びに議事の順序等を含めてあいさつを行った後、意見陳述者より意見を聴取し、これに対し各……
○佐藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、環境影響評価法案を議題といたします。
本案に対する質疑は、去る二十二日に既に終局いたしております。
この際、本案に対し、田端正広君外二名及び藤木洋子さんから、おのおの修正案が提出されております。
順次趣旨の説明を聴取いたします。田端正広君。
【次の発言】 次に、藤木洋子さん。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより原案及び両修正案を一括して討論に付するのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
内閣提出、環境影響評価法案及びこれに対する両修正案について採決いたします。
まず、……
○佐藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、南極地域の環境の保護に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。石井環境庁長官。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松崎公昭君。
【次の発言】 桑原豊君。
【次の発言】 藤木洋子さん。
【次の発言】 秋葉忠利君。
【次の発言】 岩國哲人君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
内……
○佐藤委員長 これより会議を開きます。
環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。杉浦正健君。
【次の発言】 武山百合子さん。
【次の発言】 川内博史君。
【次の発言】 藤木洋子さん。
【次の発言】 保坂展人君。
【次の発言】 岩國哲人君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時七分散会
○佐藤委員長 これより会議を開きます。
この際、申し上げます。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、環境アセスメント法の制定等環境行政改善に関する陳情書外五件でございます。念のため御報告いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
環境保全の基本施策に関する件
公害の防止に関する件
自然環境の保護及び整備に関する件
快適環境の創造に関する件
公害健康被害救済に関する件
公害紛争の処理に関する件以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 私も、一市民として今回のCOP3の成功を何としてでも実現したいと痛切に考えている者の一人として、今回環境庁長官、議長に御内定ということで、ますます期待を募らせているわけであります。同時に、外交交渉等でいろいろと御経験も積んでおられますし、先ほど来の御議論の中でも、環境問題に限らず、広範な文明論的な展開もしてくださっておられるわけでありますので、どうかひとつ十二月一日から大いに頑張っていただきたいと思います。 私は、今回の気候変動枠組み条約第三回締約国会議自身が、単なる環境問題であるということにとどまらず、我々の将来をだれが決定するのか、そ……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 きょうは、お忙しいところ、それぞれの権威ある方々にお越しをいただいて、心から御礼を申し上げます。先ほどから示唆に富んだいろいろな御意見、御指導をいただいて、大変参考にさせていただいております。 私は、今度の地球温暖化問題は、人類の将来をだれが決めるかという、まさにそうした大きな問題なのだろうと思います。現実に、隣のアメリカが化石燃料産業に牛耳られた、そうした政治の様子を見るにつけ、そして金と権力を支配する業界が地球益に最も大きな影響を持ってしまっているという現実を我々見聞きするにつけ、この日本がそうであってはいけないという思いから、皆様方……
○佐藤(謙)委員 木づくりの家に住んでいる佐藤謙一郎でございますが、引き続き質問をさせていただきます。 私は、去年一年間、環境問題にとって大変大きな意味のある年であったように思います。特に環境問題が大きくクローズアップされて、それこそ国民全体の大きな関心、その中心に据えられた年だろう。とりわけ私はその中で三つ、一つは気候変動枠組み条約、大臣が大変御苦労された気候変動枠組み条約の京都会議がありましたし、もう一つは諌早の干拓をめぐる論争がありました。そしてもう一つは、先ほど来お話もありました埼玉県のくぬぎ山周辺でのダイオキシンの問題。それぞれが大変大きな問題でありました。 そうした中で私は、つ……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 今回は、地球温暖化対策の推進に関する法律案につきまして質問をさせていただきます。 去年の、興奮といいますか、日本で地球益というテーマであれほどに盛り上がった京都会議、ことしに入って、新聞等を拝見し、テレビを見ても、徐々にそうした意義というものが国民の間から薄れてしまっているのではないかなということを危惧している者の一人であります。 そんな折に、こうして地球温暖化に対する法律案が環境庁長官を中心に大変な御努力で、御苦労で提出をされたということに敬意を表しますと同時に、しかし、私ども、国会議員あるいは国会、地球温暖化問題に国会が何をすべきな……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 引き続きまして、今回の法律案の内容について、環境庁長官を初め政府委員の方々に御質問させていただきます。 実は私、きのうの参考人質疑で大変ショックだったことが一つありました。それは、中環審から出てこられました森黒部会長から、COP4で六%の数値目標が崩れるかもしれないという発言があったのです。もちろん、そうさせない決意というものが必要であればこそのこの法律なのだろうと思うのです。 今、砂田委員からその辺の懸念が出されましたし、この六%という数値目標にどう取り組まれるかというその答弁が、浜中部長から、難しい目標だけれども最善の努力をするとい……
○佐藤(謙)委員 私は、ただいま議題となりました地球温暖化対策の推進に関する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党、平和・改革、自由党、社会民主党・市民連合及び新党さきがけを代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 修正案はお手元に配付してありますので、案文の朗読は省略させていただき、その趣旨について御説明申し上げます。 地球温暖化は、我々人類を初めとするすべての生物の生存基盤である地球に対し、さまざまな悪影響を及ぼすおそれのある問題であります。そのため、温室効果ガスの濃度を安定化し、地球温暖化の防止を図ることが我々人類に課された責務であると考えます。 また、我々の……
○佐藤(謙)委員 それでは、これから藤前干潟とそれから吉野川第十堰の問題につきまして御質問をさせていただこうと思いますが、その前に、環境全体の問題として、真鍋長官に二、三御質問させていただきます。 私は、参議院時代に同じ党にいて、大変真鍋長官の温厚なお人柄、政策に対するいろいろな御指導をいただいたわけでありますけれども、今度の組閣に当たってマスコミの寸評の中に、長官は、温厚だけではなくて、思い込んだらいちずだ、碁もけんか碁、そういう評が出ておりました。勝負事は何事にも強い。実は今の環境庁長官にぴったりな資質をお持ちなんだなと私も大変期待をするところであります。まさに改革の先頭に立つ庁として環……
○佐藤(謙)委員長代理 参考人に申し上げますが、こちらからの質問は避けていただきたいと思います。
○佐藤(謙)政府委員 情報本部につきましては、防衛庁の中央情報機関といたしまして、平素から各種の情報を収集いたしまして、これら情報を分析をするとともに、それを必要な部署に配付しているということでございます。 専守防衛を旨といたします我が国にとりまして、情報収集というのは、言うまでもなく、極めて重要でございます。情報本部も、その時々の情勢に応じまして情報収集体制を強化いたしまして、必要な範囲内において米軍との情報交換を行うこととしているということでございまして、現在におきましても、必要に応じ、米軍と情報交換をしている、こういう状況にございます。
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 環境庁長官の所信につきまして質問をさせていただきます。 所信の中で環境庁長官は、環境省創設の動きと相まって高まりを見せている国民の環境行政に対する期待にこたえ、二十一世紀を環境の時代とするよう、顔の見える環境行政を進めてまいりますというお話でした。 真っ先にテーマにしたいのは、藤前干潟の問題でございます。 まさに顔の見える環境行政、環境庁長官の御勇断で環境保全の実を上げつつあるということだと思いますが、さきに参議院で私どもの同僚議員、福山議員から質問させていただいてこの藤前問題に対する感想を伺ったわけであります。僣越な言い方ですけれど……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 この鳥獣保護法の改正の審議を聞けば聞くほど、私はやるせない気持ちといいますか、何でこうした法律を我々はこの場で審議しなければいけないのか、そんな思いにさせられております。個体数管理ですとか、あるいは科学的、計画的な保護管理といった辞書にもないようなこんな言葉が結局はまかり通って、人間との共生をうたいながら、野生生物を駆除し、狩猟に駆り立てていくという法律。一方で、野生生物を保護しなければいけないとした観点が全く抜け落ちてしまって、私自身この法律に何とも強い憤りを感じるわけであります。個体数管理、大体管理なんという言葉を使うこと自体が、人間と……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 きょうは、新しい国際協力銀行法の審議に際しまして、本論につきましては後ほど同僚議員からの質問があると思いますが、私は、環境ガイドラインを中心にして、環境問題をテーマに質問をさせていただきます。 今回の法案で、日本輸出入銀行、そしてOECFともどもに、とりわけ環境というものがどうも見えてこない、そんな気がしてきょうはやってきたのですけれども、先般の参議院の予算委員会で、私ども民主党の福山委員に対して、堺屋長官並びに宮澤喜一大蔵大臣からは、環境のガイドラインを積極的につくっていこうというような、そうした御答弁を、お約束をいただいたわけでありま……
○佐藤(謙)議員 ただいま議題となりました特定化学物質の排出量等の公開等に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 現在、全世界で十万種を超える化学物質が製造、使用されていると言われております。これらの化学物質は、私たちの生活に恩恵を与える一方、有害な物質や有害性が疑われる物質も数多く存在し、製造、使用、廃棄の過程で環境中に排出され、生態系や人の健康に悪影響を及ぼす可能性を有しています。私たちは、過去の事例や一九九二年の地球サミットにおけるアジェンダ21の採択を通じ、住民が化学物質のリスクを認識することが問題の解決につながるという教訓を得ました。 しかしながら、政府が今国会に提出……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 きょうは、参考人の皆様方には、大変お忙しいところをお出ましいただいて、ありがとうございました。 若干の質疑をさせていただきたいと思います。 実は、私ども民主党では、このPRTR制度というのは本来、環境における情報公開法だというような位置づけで対案を出させていただきましたが、その根底にありますのは、政府案が、化学物質の環境への排出の削減という、削減という言葉が一向に入ってこなかったことに大変な危機感を持たせていただきました。 化学品審議会と中央環境審議会の議論を概略見させていただいたのですけれども、それぞれの中間報告と中間答申を近藤先生……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 PRTRの法案の審議も終局を迎えつつあるわけであります。先ほど通産大臣が、この問題につきましては、縄張り争いとか権限争いではなくて国民のため、そういうお話でありました。しかし、我々は一体何をもってその意気込みを図るかというと、先ほど中山委員からもお話ありましたように、法案の冒頭の「目的」に、例えば、環境リスクの削減ですとか、中環審でも言っております環境負荷の低減ですとか、知る権利ですとか、生態系ですとか、前向きな決意というものが書き込まれないで本当に国民のためになるんだろうか。 と同時に、国民はみんなびっくりすると思うんですよね。この審議……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 きょうは、環境問題で、具体的な問題を二、三点に絞って質問をさせていただきますが、私も、環境委員会に何年か属していて、環境行政ほど環境庁長官の意思によって大きく変わるものはないな、そういうふうに認識をしております。 前々環境庁長官の大木長官は、見事に、京都における気候変動枠組み条約では議定書をまとめるために議長として力を尽くされましたし、前長官は、例えば福井敦賀の中池見の湿地や和歌山の雑賀崎では逃げてしまわれましたけれども、藤前干潟に一定の成果を得ることができたわけであります。 そこで、今回就任をされました清水環境庁長官に大変御期待を申し……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 今回の国会で民主党はネクスト・キャビネットを創設いたしまして、私自身が農水、環境の責任者を引き受けることになりました。未熟ではございますけれども、玉沢大臣との議論を通じて、少しでも実のある成果が得られれば、そう考えておりますので、よろしくお願いいたします。 きょう私は公共事業と環境をテーマに御質問を申し上げるところでありますが、その前に、政治家玉沢徳一郎として、過去の玉沢大臣の御発言の中で一言お伺いをしておかなければいけないことがございますので、冒頭質問をさせていただきます。 平成十年といいますから、玉沢大臣が自民党の組織本部長のころだ……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 今の河野さんの質問に我が意を得たりという感じがしますが、昨年、私ども民主党では、ダイオキシンの法律そしてPRTR法、議員が結集をして、市民と一緒に議員立法で閣法にぶつかっていった、そういう経過がございます。これから、特に循環型社会形成推進基本法のような、まさにこれからの時代にとって大変大事な法律をつくるに当たっては、真剣なそして率直な議論が必要になろうかと思いますが、きょうはこの法律の質問の前に、二、三関連した問題から質問をさせていただきます。 清水大臣に冒頭お聞きしたいのは、参議院にこの四月の三日に、やはり議員立法で、国民の祝日に関する……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎です。 悪臭防止法の一部を改正する法律案について、数点質問をさせていただきたいと思います。 今まで、特定悪臭物質の排出水準によって濃度規制をするというそうした行き方から、平成七年の改正で臭気指数というものが組み込まれました。特に複合臭気に対する苦情が近年非常にふえているということで、この悪臭防止法というのはかなりよく機能をし始めたのではないかなというふうには思っているわけであります。 この改正案を拝見して、実は三月八日に中央環境審議会が答申を出されている内容で、積み残された部分、今回、この法律の改正で措置されなかった問題が何点か残されております。実は、……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 私は、我が党が農林水産政策と環境政策とを連携して、それを党の政策の一つの柱にする、そういう趣旨に沿ってその責任者をやっております関係で、きょうは玉沢大臣に環境と農林水産政策について質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 私は、例えば、ついこの間採択されました生物多様性条約のもとのカタルヘナのバイオセーフティー議定書、あのEUやアメリカの激しいやりとり、その中に発展途上国やNGOがそれこそ真剣に議論に加わっている、そうしたやりとりを見るにつけ、とりわけアメリカとEUに国家戦略と強い意思が感じられました。 同時に……
○佐藤(謙)委員 民主党の佐藤謙一郎でございます。 きょうは、食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案につきまして、最初に質問させていただきたいと思います。 私、幾つかの法律に接するときに、この法律を関係の方々がどういうふうに感じ取っておられるかをいつも聞いて回るんですけれども、残念ながら、この法律は非常に評判が悪い。毒にも薬にもならない法律とか、あってもなくてもいい法律ということで酷評する方もおられて、どうしてなんだろうなと。 確かに、本法が平成三年に成立、そして施行されたわけでありますけれども、その目的には「食品の流通部門の構造改善を促進するための措置を講ずることにより、食品に係……
○佐藤(謙)議員 提出者の佐藤謙一郎でございます。 先ほど通産大臣からお話がございました情報公開法についてでありますけれども、情報公開法はあくまでも有料でございます。そしてまた、請求ベースでそうした情報をとるという枠組みでありますけれども、私どもが対案として今回提出しております法案は、これはあくまでも、有料制ではなくて、すべての人にひとしく、情報というものを国民のものとして考えていこう、そういう思想から成り立っている法律であります。 したがって、インターネットによる情報提供の義務化ですとか、それから、そういう意味では、無料で国民に提供するというよりも、国民自身が持っている情報という発想から……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。