このページでは長勢甚遠衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○長勢甚遠君 富山県第一区から出ております長勢甚遠であります。 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、内閣総理大臣及び労働大臣に質問をいたします。 今回の改正は、自由民主党が政権を持っておったときに検討してきたものを内容とするものであります。おおむね我が党の政策を具体化したものとして評価をいたしております。その上で質問をいたします。 さて、今日、我が国経済社会は、国際化の進展に伴う円高と産業の空洞化、一方で高齢化の急速な進展、少子化等、大きな転換期を迎えております。従来のシステムを見直し、大胆な発想のもとに産業構造の転……
○長勢委員 坂口大臣には、御就任以来大変積極的に労働行政にお取り組みいただいておりますことに敬意を表したいと思います。 早速、就任のとき、単純労働者問題について、受け入れの拡大といったことまで御発言になって、この発言については、参議院等の御論議の中で、これから慎重に考えたいという、従来の自民党内閣の方針と変わらないというようなことをおっしゃっておられると聞いておりますので、そのことは了解したいと思いますが、ただ、新聞等で御発言の内容、おっしゃっている中で少し私が気になりましたのは、国際的に見て必要な人だけを採るというのでは問題点として残るということをこの労働者受け入れ問題の一つの視点としてお……
○長勢委員 法案の質疑に入ります前に一つだけ大臣にお伺いしたいと思っておりますが、新規学卒者の就職の問題が大変やかましいと思います。ことしの四月も大変やかましかったわけでございますが、来年就職見込みの方々はもう二月、三月から、きょうは御同業の方々ばかりでございますから、いろいろな方々が頼みに来られたりしているのですが、大変難しいという状況だと思います。 明春卒業予定の方々の就職についてどういう状況になっているのか、そしてまた、ことしがどうだったのか。先ほどベビーブーム時代のお話がございましたが、来年はもっと数が多いとすれば、ことしと同じペースでいっても、就職がはっきりしないという方の数はもっ……
○長勢委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案及びただいま提出されました修正案につきまして、修正案及び修正部分を除く原案に賛成の意を表するものであります。 雇用保険制度は、雇用調整が吹き荒れる昭和五十年に創設されて以来今日まで、諸外国が高失業で苦しんでいる中にあって、我が国が二度にわたる石油危機やマイクロエレクトロニクス化等の技術革新に雇用の面で的確に対応し、先進諸国の中でも最も低い失業率を維持する上で大きな役割を果たしてきたものであります。 このたびの政府案は、今後の経済社会の変化に対応し、雇用保険制度が雇用に関する総合的な機能を一層発……
○長勢委員 当委員会でるる同僚議員から御質問、御指摘がありましたとおり、これから高齢化、少子化がどんどん進行する中で、年金の問題は国民が最も関心を持っている重大事項でございます。これからの時代にふさわしい年金のシステムというものをつくっていかなければなりません。政治はすべからく公平、公正であるべきであり、また、乏しきを憂えず、等しからざるを憂えるという考え方で、そういう基本で考えていかなければならないと考えております。そういう観点から、年金システムをこれからの時代にふさわしいものにしていくためには、何よりも世代間、制度間の公平、また、給付と負担のバランスの確保ということが大事であると考えており……
○長勢委員 おはようございます。 このたびは、労働問題について長年にわたって取り組んでこられましたその道の大ベテランである浜本先生が労働大臣に御就任になられまして、村山内閣、一番国民の方々が心配をされておる雇用問題を初めとする問題に取り組む姿勢がここにもうかがわれると思います。ぜひ、大臣の識見をもってこの難問にすばらしい成果を上げていただくように、心から御期待を申し上げるものでございます。 当面一番大きな問題は、雇用不安ということであろうと思います。雇用問題については、御案内のとおり、バブルの崩壊に伴う長引く不況の中での失業者の増大、こういう問題がございますし、さらに、中長期的な高齢化の問……
○長勢委員 おはようございます。私から、新進党側提出の介護休業法案について質問させていただきます。 これから高齢社会を迎えるに当たって、介護の問題が極めて重要な問題である。そういう中で、家族介護ということも在宅介護の一環として必要なことである。その場合に、職業を継続しながら家族介護ができるようにする方向も考えていかなければならない等々、介護休業制度を法制化するという方向について我々も一生懸命取り組んでまいりましたが、新進党さんにおかれましても、同じ方向で大変真剣に御検討いただき、そして法案を提出をされて、互いに一生懸命論議をする、こういうことは大変いいことであり、また、そういう御努力に対して……
○長勢委員 貴重な御意見をいただきまして、どうもありがとうございました。 この介護休業制度の法制化につきましてずっと議論してまいっておるわけでございますが、どこへ行っても大体論点ははっきりしておると思います。 一つは、介護の問題が大変深刻な問題で、とても個人だけでは対応できない、社会全体でやると同時に、企業においてもそれなりの御支援をするシステムでやっていかなきゃならぬということについて大方の御理解が得られておって、そのことが今回の法制化につながる基盤になっておると思っております。 ただ一点、特に与野党の法案の差ということで出ておる点でございますけれども、今、赤城先生がお話しになりました……
○長勢政府委員 先般、厚生政務次官に就任いたしました長勢甚遠でございます。 健康や福祉という国民に最も身近で重要な分野を担当し、日々その責任の重さを痛感しております。 厚生行政は、二十一世紀の本格的な少子・高齢社会に向けて、経済社会の活力を維持しながら、一人一人が心豊かに安心して暮らすことができる福祉社会を築いていくという大きな使命を担っております。 私も大臣を補佐し、誠心誠意努力してまいる所存であります。委員の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げ、簡単でございますが、私のごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手)
○長勢委員 先般来、厚生省の調査また参議院での参考人質疑等いろいろ聞かさせていただいておりますが、どれだけ聞いてもよくわからない、きちんと整理ができない。正直言って、やりきれない思いでおります。どの答弁を聞いておっても、つまるところ、だれにも故意や過失はなかった、まして職務怠慢もなかった、ただ、結果は大変なことだった。大変不幸な事態なわけであります。それで、関係される方々もその結果には大変驚くというか、責任を感じて申しわけないと思っておられるということに尽きるような気がしてしようがありません。それが真相であったとしても、それだけでは何にもならないわけであります。 ですから、何でこんなことにな……
○長勢委員 今回の年金の一元化法案は多年の懸案でございましたが、ようやくこの法案が提案六れる運びになりましたことを私も大変うれしぐ思っておる次第でございます。そういう意味で、年金はこれからの高齢者社会にとって最も関心の高い大事な制度でございますが、この法案に賛成の立場から国民の方々に御理解いただくための質問をさせていただきたい、このように思っております。 この法案はともかくとしましても、今国民の中で年金に関して一番、我々が地元におりましていろいろな方々とお会いしましても、特に若い方かにおいて行われる質問というのは、私も五十ちょっとになりましたが、四十代、三十代の人であればあるほど、我々がそれ……
○長勢委員 参考人は御苦労さまでございます。 エイズ薬害という極めて悲惨で、また不幸な事態の真相究明は我々の務めでございますので、全力を挙げておるところでございますけれども、なかなか明確なイメージが出てこない。大変我々もいらいらしておるということが率直な今の思いでございます。 そういう中で、参考人の、四月十七日でしたか、参議院での御答弁というのは大変際立っておるわけでございまして、いろいろな事情がおありだろうと思うのでございますが、そういう中で、学者の良心に従って明確な答弁をされたことに対しましては心から敬意を表しておりますし、今も委員長の御質問に対しまして同様の御答弁があったわけでありま……
○長勢委員 私からは、松村参考人に御質問させていただきたいと思います。 今、委員長からも御質問があったとおり、参考人の在任中の期間は、血友病患者のエイズ被害の拡大を防止する上で大変重要な時期でございました。お聞きしたいことはたくさんあるわけでございますが、時間もありませんので、主として、加熱製剤を承認したにもかかわらずなおかつ非加熱製剤の回収がおくれた、これはどうしてだろう、この点を中心に質問をさせていただきたいと思います。 プロジェクトチームへの参考人の報告、その他の資料なども十分読ませていただきましたけれども、回収命令等を出さなかった理由ということについては、今御答弁があったとおりのよ……
○長勢委員 自由民主党の長勢甚遠でございます。 この委員会でもたくさんの参考人の方々においでいただいたわけでございますが、今委員長からの御質問があったとおり、一番というか、一つの大きな疑問は、帝京大症例がなぜ早期にエイズとして認定をされなかったか、それができればいろいろなことが変わっていったのではないか、こう思っておるわけであります。 エイズ研究班でもそのことは議論になり、また、スピラ判定の段階あるいはギャロ報告があった、そのたびごとに若干情報が追加をされていったわけですから、帝京大症例を認定する機会は十分あったと思うわけであります。このいずれの段階にも証人は重要な役割を持って関与されてお……
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