このページでは小森龍邦衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○小森委員 社会党の小森龍邦でございます。 今回は、新たに連立細川政権が出発をいたしまして、法務委員会としては、冒頭における実質審議の機会である、こういうことでございます。したがいまして、与党各党の皆さん方の若干の配慮もいただきまして、ある意味では与党各党を代表して不明な点をお尋ねする、こういう性格を持っておりますので、その点も冒頭に申し上げておきたいと思います。 そこで、まずお尋ねをしたいと思います点は、四月一日にさかのぼって支給をする、今回の人勧に基づく給与の改定でございますが、漏れ承るところによりますと、新内閣の持ち味を出して、支給すべきものは一日も早く支給する、そこで、国会もそれに……
○小森委員 社会党の小森龍邦でございます。 私も楢崎議員に引き続きまして、船舶振興会に絡むことにつきまして御質問申し上げたいと思いますが、その前に一、二点、法務大臣にお尋ねをして置きたいと思います。 それは、昨日でしたか、参議院の予算委員会で法務大臣が御答弁になりました、いわゆる狭山事件と言われておる事件の石川一雄さんにかかわることでありますが、仮釈放の手続を粛々と進めている、こういう意味の答弁があったようでございます。 新聞のとおり受けてよいのか、あるいはそのことにかかわって、関東更生保護委員会へ何日の日に千葉刑務所長が手続をとられたのか、そういったことについてお答えをいただきたいと思……
○小森委員 今回の裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、私は毎たびお尋ねをしておるわけでありますが、憲法には、迅速にして公平な裁判を受ける権利を有す。裁判所というのは恐ろしいところで、権利という感覚は、なかなか私は少年時代にはそういう感覚には立ち得なかったのですが、よくよく考えてみると、罪刑法定主義の建前からいえば、確かにこれは権利である。そうなりますと、速やかに裁判によって物の決着をつけるということが非常に大事でありますが、資料等によりますと、事件が裁判で判決に至るまでにはかなりの時間がかかっておるということでございまして、毎年惰性のごとく少しずつ定員をふやすというのが出ておる……
○小森委員 主として人権擁護の観点から、何点かについてお尋ねをしたいと思います。 その前に、中井法務大臣、御就任まことにおめでとうございます。全力を挙げて人権擁護のために奮闘されますことを心から期待させていただきます。 さて、私がまず第一にお尋ねをしたいと思います点は、厚生省を中心に若干の経過のある問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 精神障害者の強制入院にかかわる問題でございますが、人権を尊重するという立場から、慎重の上にも慎重な手続をとってこの問題の行政を進めるということは申し上げるまでもないところでありますが、事が強制入院ということになれば、これまで大体どういう手続を経て強制……
○小森委員 商法及び有限会社法の一部を改正する法律、これにかかわりまして若干私が問題とするところをお尋ねしてみたいと思います。 まずは、この四、五年の間に何回か商法の改正がこの法務委員会で論議をされてまいりました。その何回かの商法の審議に関しまして、時あたかも日本とアメリカとの経済の構造に関するいわゆる日米構造協議というものが進んでいたわけでありまして、アメリカ側の要求に基づく日本経済のいわば体質改善といいますか、そういうものもその中には含まれていたように思います。したがいまして、この数年間の商法改正の経過といいますか、つまり構造協議との関係の改正というものはどの時期のどの法律であったかとい……
○小森委員 今回の戸籍事務のコンピューター化に基づきまして先ほど来いろいろと御質問がございまして、その中の重要な部分としてやはりプライバシー侵害のおそれがあるのではないか、こういう論点がございます。
そこで、法務省もいろいろこの問題についてお考えをいただいたのではないかと思いますが、法務省が把握をしておる、つまり、こういう点は留意をしなければならない点だと思うのでこう留意したというような点を、簡単に整理して御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 プライバシー保護のための総論的なところをお聞かせをいただきましたが、くれぐれもひとつその点につきましては十分なる配慮をして、プライバシー侵害、……
○小森委員 まず冒頭に、午前中の議論の中にもございましたが、新しい衆議院選挙区における一票の格差といいますか、重みの問題につきましてお尋ねをしたいと思います。 二十八の選挙区において法律が想定をしておる枠を超えだということは、もちろんこれは私の非常に問題とするところでありますが、そもそもその二倍ということ自体も、仏とすれば大変これ気に入らないことなのであります。どうして法律で、この選挙区とこの選挙区、二倍までは正しいんだというようなことは、そういうふうに決めておるんだからそれでよいじゃないかという議論があるかもしれませんけれども、やはりこの世に生をうけ、しかもこの日本列島に日本の国民として住……
○小森委員 いよいよ大詰めに参りましたので、 一、二点に絞りまして総理にお尋ねをしたいと思います。 この小選挙区比例代表並立制、それを具体的に実施に移すための区割り法案、さらにそれに付随する関連法案の審議に当たりまして、やはり将来を見て一番我々が考えておき分析をしておかなきゃならぬことは、我が国の政党というものが二大政党の方向に向かうのか、あるいは細川元首相が言われたように穏健な多党制ということになるのか。そういった点が、二大政党で行くとか穏健な多党制で行くとかということになりますと、我が国の政治のあり方というものが非常に大きな変化を、そこに分かれ道がある、こう思いますので、村山首相の、将……
○小森委員 今回議題となっております報酬とか俸給に関する法律の一部改正につきましては、もちろん賛成でございます。いろいろ議論すればなお懸念の向きもありますが、と申しますのは、非常に難しい司法試験を突破して、相当年をとっておっても初任給の位置づけがみんなと同じような形になるということで、果たしてこの人の生涯の生活というものがその地位にふさわしく保障されるかということになりますと、相当貧乏を覚悟でやらなければならぬというような苦しい局面もありますので、あえて懸念を言わせていただきますとそんなことでありますが、きょうわずかな時間でそのことを議論するというのもできませんので、若干冒頭私の気持ちだけを申……
○小森委員 最近の検察官の暴行を伴う捜査、さらに一部弁護士の腐敗が顕在化した事件など、私は、今日の法曹界の人材の養成制度にその原因の一端があるのではないかと思っています。
そこで、尋ねますが、司法試験制度、司法修習制度は、いわゆる資格試験なのですか、それとも採用試験なのですか。医師は資格試験で、自由社会の一員として人間の命を預かる大事な仕事をしておりますが、大学の医学部の卒業者の七〇%、八〇%がこの資格試験にパスしています。司法試験は、今おおよそ何%ぐらいの合格率ですか。急いでください。時間がありませんから。
【次の発言】 勝手に競争試験的要素と言われてもいけないので、法律的にはそういうこと……
○小森委員 発言の機会を与えていただきました日本社会党・護憲民主連合と法務委員会の理事の皆さん方に感謝を申し上げます。 さて、今回の刑法の一部改正の尊属殺の廃止でございますが、中身につきましてはいろいろ発言をなさった委員の皆さん方の議論によってかなり尽くされておるようでもありますし、また私の持ち時間が限られておりますので、一点だけお尋ねをいたします。 この尊属殺は、違憲の中身を持っておるということで、既に二十二年ほど前にこれは憲法違反だというような判決が出されておるわけでありますが、御承知のとおり、国会は国権の最高機関であり、唯一の立法機関である。どうも司法の判断を受けて後追いをしておる、……
○小森委員 時間が極めて限られておりますので、私の質問も簡単に、さらに答弁の方もできるだけ簡単に、時間を節約していただくようにお願いを申し上げたいと思います。 まず、文部省に御答弁を賜りたいと思いますが、オウム真理教に出家した者の中に、高度な学問を受けなければならない医師とか弁護士、さらにはサリン製造能力を持つほどの青年科学者といいますか、そういう人がいることに今回の事件を通じて驚いております。反社会的テロ行為を是とするような価値判断がこの人たちの間に存在をするわけです、常識的に道徳とか倫理観とかということよりも、この人たちの間にはさらにそれを上回る価値観というものがある、こういうふうに思い……
○小森委員 時間が非常に短いので、なるべくひとつ答弁の方も、簡単にお願いをしたいと思います。 一つは、オウム真理教のことに関係いたしまして、大変凶悪な犯罪が次々に国民の前に知らされてきております。そこで、私がお尋ねしたいのは、オウム真理教の幹部の中に、相当高学歴者がいます。確かに大学で知識は学んだのだろうが、知恵を学んでいない、こういうふうな気持ちがいたしております。したがって、文部省は、ここらの社会的な現象というものをどういうふうに感じておられるか。私は非常にむなしい感じを持っております。 それから、同じく文部省にお尋ねをするのは、中学校とか高等学校の生徒の、非常にこれまた残虐ないじめ行……
○小森委員 法務大臣にお尋ねをいたします。 かねてから私は部落解放運動、広義の意味で言うと人権擁護運動でありますが、我が国の人権擁護行政に、人権を侵犯された者の救済という考え方がなかったと言うと語弊があるかもしれませんけれども、非常に希薄であった。時には、希薄であったばかりではなくて、そんなことを主張する者にきばをむいて、逆なことを人権擁護局が主張する。それは、人権擁護委員の法律にそんなことはないんだから、やろうにもできないんだということを堂々と、晴れがましく主張するというような場面もしばしば経験してまいりました。 今回、長尾法務大臣の所信表明を聞かせていただきまして、人権の救済というよう……
○小森委員 前回に引き続きまして、人権に関することを若干お尋ねしたいと思います。 前回も少しばかり触れたと思いますが、現在進行中の地対協、つまり地域改善対策協議会の総括部会と申しますか、小委員会におきまして「人権侵害による被害の救済等の対応の充実強化」という中間意見、報告のようなものが出ておるわけで あります。 そこで注目すべきことは、従来の地対協――従来の地対協といっても、この件につきましては法務省の意見が非常に強く反映をしておると思うのでありますけれども、従来は、人権擁護制度というものは我が国においては非常に整備されておるということをわざわざ文章にまで書いておるわけでありまして、それは……
○小森委員 大川常務さんにお尋ねをいたします。
ここで、事実の関係として異論のないことは、オウム真理教の関係者が、おたくのテレビ会社を訪ねて、坂本弁護士からインタビューをしたことに関係をして、おたくのところへ話に来た。これは間違いないですね。
【次の発言】 そうすると、それから余り時間を隔てずして坂本弁護士の行方がわからなくなった、一家みんなわからなくなったというときに、普通の常識ならば、あの動きと非常に深い、あの動きというのは、おたくを訪ねてきた動きと非常に深い因果関係があるなということぐらいは頭にひらめきませんでしたか。
【次の発言】 結果において、サリン事件など全く理不尽なことをやった……
○小森委員 証人等の被害についての給付に関する法律の一部改正、少し一、二点、具体的な条文にかかわってその法意をお尋ねしたいと思います。 その一つは、第四条の「証人、参考人若しくは国選弁護人又は被害者と加害者との間に親族関係があるとき。」は、全部または一部を給付しないという場合があるということでございますが、親族関係がある場合にはどうしてこういう条文が必要であろうか。 被害を受ける者にとっては、これは全く被害を受けるということでは同一のことではないのかと思いますが、その点と、同じ第四条の二号でございますが、証人が加害行為を誘発したとき、あるいは証人等にもその責めに帰すべき行為があったときとい……
○小森委員 まず、総務庁の方へ、御出席いただいておると思いますから、お尋ねをします。 去る三月二十八日の地対協の総括部会報告がございますが、その中で、今後の問題として「法的措置の必要性を含め各般の措置について具体的な検討を要する」という文言がございます。その「法的措置」とはどういうものか。運動側は、基本法を要求しておる運動側でありますが、運動側は、そのことについて一歩前進だとか、あるいは基本法に向けた足がかりになるとのコメントも新聞紙上で見受けます。 この際、国政審議の舞台たる本委員会において、ここに言う「法的措置」とはどのようなことを意味しているのか、地対協としての正式な見解を総務庁から……
○小森委員 非常にきめ細かく既に議論がなされておりますので、きょうの議論でなお私の頭の中に十分入らないことをきっかけにお尋ねをしてみたいと思います。
まず、公務員の職務上の秘密というこの概念でありますが、例えば、これは国家公務員法とか地方公務員法で明確にその中身が法定されているかどうか、その点、お尋ねいたします。
【次の発言】 つまり、抽象的な概念であるものを判断をするのはやはり公務員が判断をするということになるのでありまして、都合よく解釈をする余地が幾らでもある。やりようによったらそれは公権力の恣意というものをはびこらせる、これを私は非常に恐れておるわけであります。
そこで、私は、かねて……
○小森委員 時間が極めて限られておりますから簡潔に質問をいたします。また、できるだけ簡潔にお答えをいただくようにお願いいたします。 前回の質問でもお尋ねをいたしましたが、この民訴法に関する秘密の取り扱い、つまり、それは行政官庁が秘密だと言えば秘密になるというのは、これは極めて不合理な考え方であります。当事者が秘密だと言えば秘密になるというのでは、利害関係人は全く納得のいかないことであります。独善のそしりは免れないと思います。 少し言葉が過ぎるかもわからないけれども、昔、朕が国家なりという言葉がありました。つまり、朕とか殿様とかというのは自分の思うとおりに物事をやっていける、こういうことを言……
○小森委員 今回の民事訴訟法の改正案にかかわりまして、手続の簡略化をすることによって速やかに訴訟の結論を出せるようにというようなことも配慮してあるようでございますが、私はまず、裁判官のうち民事事件、あるいは行政事件も含めてでありますが、刑事事件以外の事件にかかわる裁判官が我が国の裁判官の総数のうちどれぐらいおられるか、ここをまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 以前もこの委員会で、外国の裁判官の数を我が国の裁判官の数に比較をして答弁があったような記憶もございますが、この際、少し面倒でも諸外国の実情をお知らせいただければ、かように思います。
○小森委員 まず、与党案に対しまして質問します。 今回の改正案において、政府は文書提出の一般義務化といいますか、一般化に向けてその枠を広げたと答弁をされておりますが、与党はこの政府答弁をどういうふうに評価されていますか。 それから二番目といたしまして、単純に二百二十条四号ロを削除いたしますと、むしろ情報公開の動きに逆行するのではないかという危惧を持ちます。もう一つ、インカメラの導入について与党の態度はどうも消極的に過ぎるのではないかと思います。これは、思いますというのは、いずれもそういう疑問を投げての質問でございます。 それから三番目に、法案提出に当たって、先ほ ど来いろいろと各党の方が……
○小森分科員 まず最初に、総務庁の方にお尋ねをしたいと思います。なるべく、政策にかかわる問題につきましては、政務次官の方でお答えをいただきたいし、やや事務的といいますか、そういった問題につきましては、審議官の方からひとつお答えいただきたいと思います。 そこで、まずお尋ねをしたいと思いますことは、ずばり申し上げるようでありますが、かねてから同和対策に対して運動側が強く政府に要請いたしております部落解放基本法、これに対する総務庁の、つまり政府とすれば窓口省庁でありますが、担当省庁であります総務庁のお考えを聞かせていただきたいと思います。
○小森主査代理 これにて日野市朗君の質疑は終了いたしました。
次に、正森成二君。
【次の発言】 我が国の経済の構造にかかわる問題でありますので、主として経済企画庁の方から答弁をいただこうと思い、さらにそれと深く関係がございますので、通商産業省の方からもおいでをいただいたわけであります。
そこで、私は今の日本の経済の状況、アメリカとのいわゆる経済摩擦と言われるものにつきましても、もともとの原因を探れば、我が国の経済構造の特異な体質といいますか、そういうものに関係をしておると思いますし、また、中国大陸とか東南アジア各地に日本の企業がどんどん進出しておりますのも、日本の経済の構造というものの特異……
○小森分科員 本日は、船舶振興会のことに関係をいたしまして、運輸省の方にお尋ねをいたしたいと思います。
まず冒頭に、船舶振興会、もう一つそれに関係をして全モ連などのことからして、最近いろいろと全国各地に不祥事が起きております。その不祥事について、細かいことはよろしいですけれども、全国的にどの辺に不祥事と言われる、新聞で報道されるようなことが起きておるか、その概略を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 全国的に見ましてもそういった数々の問題が起きておりまして、また先ほどお話しにならなかったことにつきましても、別の角度からあえて指摘すれば、私の頭の中にはまだあるわけでございます。しかし、……
○小森分科員 時間も余りございませんから、質問も簡単にいたしますが、答弁もなるべく簡潔にお願いを申し上げたいと思います。 まず第一点、お尋ねをいたしたいと思います点は、全国的に大きな教育運動となっておりまして、毎年行われます全国同和教育研究大会には、何万の教育関係者が集まって議論をされております。恐らく一つのテーマを持って行われる教育のための集会は、これは全国で一番大きな集会ではないかと思っております。 そこで、この際お尋ねをしたいと思いますが、同和教育というものに対して文部省はいかなる方針を持っておられるか。 もっと焦点を絞り込みますと、どういうことをお答え願いたいかと申しますと、この……
○小森分科員 同和問題について、かいつまんだ質問をさせていただきたいと思います。 かねてから、公明党委員長、そして今日では総務庁長官に就任をされておられるわけでありますが、この問題に対する大変な理解をお持ちいただいておりまして、心から感謝をいたしておる次第でございます。 そこで、若干の事柄をお尋ね申し上げるわけでありますが、先般、衆議院予算委員会におきまして石原慎太郎議員の方から、表現問題といいますか、賤称語をめぐる議論があったようでありまして、その中身を聞かせてもらいまして、私、まことに遺憾に思っております。とりわけ、部落差別 の賤称的意味を持つ四つという言葉を、何か運動側が、あるいは被……
○小森分科員 時間の関係もありますから、率直にお尋ねをしたいと思いますが、先日も決算の方の分科会でお尋ねをしたわけですが、先日は星野政務次官で出席をされておりまして、決意だけはかなり胸に響くような答弁をいただきました。しかし、その後新聞等で見ておりますと、何か事務次官がゴルフへ接待をされたときのことを事情を調べておられるようですけれども、何かこう、交際の範囲だとかいうような言葉を使いまして、どうも胸に響くように答えていないような感じがしてならないのであります。 したがって、交際の範囲とは何ぞやというようなことも、後ほど事によれば尋ねなければならぬと思うのでありますが、まず、事実を調査なさって……
○小森分科員 本論に入ります前に、本論というのはきょうは海外広報協会のことについてお尋ねしたいと思っていますが、先般、衆議院予算委員会におきまして、石原慎太郎議員の方から表現問題をめぐって若干の議論があったようであります。 その際、私、気にかかりますことは、外務大臣の答弁でございますが、極めて抽象的に、歴史上出てきた言葉を使わないわけにはいきませんですよねというような意味の答弁でありまして、それをそのまま聞きますと、これまで大変人々を傷つけ、世の中をいびつなものにしてきた差別語、賎称語についてもむしろ肯定する意味合いの強い答弁をなさっておるように思いますが、もし言葉が足りなかったとすれば、こ……
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