このページでは山本孝史衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○山本孝史君 私は、新進党を代表して、ただいま議題となっております介護保険法案及び両修正案並びに同法施行法案及び両修正案に反対の立場から、医療法の一部を改正する法律案及び修正案に賛成の立場から、討論を行います。 新進党は、公的介護制度は必要であり、制度創設に当たっては税方式で構築すべきだと一貫して主張してまいりました。それは、社会保険方式よりも税方式の方がすぐれていると考えるからです。 政府・与党は、介護保険と言いつつ、保険とは名ばかりの、保険の原理と全くかけ離れた制度をつくろうとしています。例えば四十歳から六十四歳の第二号被保険者は、保険料を払い、全国で介護事業に要する費用の三三%を賄う……
○山本孝史君 私は、新進党を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案の回付案に対し、反対の討論を行います。 まず、本法案にかかわる自社さ三党の甚だしい国会軽視について糾弾しなければなりません。 そもそも、議院内閣制のもとにおける政府提出法案は、国会提出前に政府と与党が十分に協議し、合意の上で提出されたものと理解をしております。しかも、本法案は予算関連法案です。しかるに、厚生委員会での審議を隠れみのに、事実上与党が提出した政府案を、与党の中で勝手に議論し、勝手に変える。そして、両院とも、委員会に修正案を提出したその日のうちに力ずくで採決をする。そんな手前勝手なことは許されません。議会制民……
○山本孝史君 ただいま議題となりました民主党提出の国民年金法等の一部を改正する法律及び厚生年金保険法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が党は、現下の社会経済情勢をかんがみるとき、今回の政府提出法案における年金保険料の凍結だけでは不十分であると考えます。基礎年金の国庫負担割合を引き上げるとともに、保険料を引き下げるべきであります。 特に国民年金については、対象者の約三割が未加入、未納、免除となっており、逆進性の強い定額保険料を今後とも続ければ、さらに空洞化が進むと懸念されております。また、先月に経済企画庁が発表した……
○山本孝史君 ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律案外二法案について、民主党を代表して、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 本論に入ります前に、続発する警察の不祥事について、総理にお伺いをします。 神奈川県警覚せい剤事件で、元本部長を含む九名もの幹部が書類送検をされ、その同じ日に、今度は同僚警官を恐喝しようとしたとして現職警官が逮捕されました。どこまでも続く警察の不祥事に、国民は怒りと不安を覚えております。そのような警察に、さきの通常国会で政府・与党は、いわゆる盗聴法を強行採決することで大きな権限を与えたのです。本当によかったのでしょうか。 一線で頑張っておられる……
○山本孝史君 私は、民主党を代表して、年金関連三法案に反対する立場から討論を行います。 法案に反対する理由を申し述べる前に、与党三党による横暴な委員会運営について、強く抗議をします。(拍手) 今国会は、国会活性化を目指した国会です。政府委員制度を廃止し、政治家同士の議論を通じて論点を明らかにするとともに、十分な審議を通じて国民の理解を得ることが与野党で合意をされました。しかしながら、厚生委員会における与党側の姿勢は旧態依然たるものであって、まさに盗聴法や住基法で見せたごり押し、問答無用体質そのものでございました。 以下、四点の罪状を申し述べます。 第一に、公聴会日程決定と法案採決を強行……
○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。 大口善徳先生あるいは桝屋敬悟先生から寄せていただいた質問も交えてお聞きをいたしたいと思います。 まず、大臣にお伺いをいたしたいのですけれども、あいまいな状況の中で辞表を受理することが真相解明あるいは自助努力につながるとは私は思いません。先ほど、岡光さんは極めて特殊な人物だと思うというふうにおっしゃったのですけれども、茶谷さん、あるいは山形に出向されておられた課長さん、あるいは医療福祉研究会に多くの厚生官僚の皆さんが参加されておられるということをニュース等で聞いている国民の側としては、岡光さんは極めて特殊な人物とは思えないと、残念ながらそうい……
○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。 先月の十一月二十日に、社会保障関係審議会の会長会議がまとめた「社会保障の構造改革の方向」の中間まとめというのが出ました。橋本総理が主張される国民負担率五〇%以下の目標を達成しようとすれば、社会保障制度の見直しだけでそれを達成しようとすれば、今後、医療保険、年金の給付を二割以上引き下げる必要があるだろうという見通しが出されております。 一方で、政府は今、消費税の引き上げ、医療保険の負担増あるいは介護保険の新設といったような形で、国民にさらなる負担を求めようとしている。そこに今回の厚生省の福祉汚職が起こったわけですけれども、阪神・淡路大震災ある……
○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。 戦後五十年、時代や社会の変化を受けて、日本の社会保障は今構造改革が求められております。早急にその道筋を示すべきだというふうに思いますけれども、その方向性については、答えは一つではない。党派を超えた、あるいは与野党の垣根を超えての議論をぜひしていかなければいけないというふうに思っておりますし、お役所の皆さんがお決めになる、あるいは審議会がお決めになるということではなくて、政治の判断あるいは決断が必要な問題がこの社会保障の構造改革の中に山積をしておるというふうに思います。そういう点で、連日の審議で大変お疲れの中申しわけございませんけれども、ぜひ小……
○山本(孝)委員 冒頭でございますけれども、委員が二十人を少し超えたところしかおりません。党議拘束が外れて一人一人が意見を表明する、判定をしなければいけないという法案を審議する中で、私は非常に不安感を持っております。一言申し上げたいと思います。 あわせて、本委員会でこの法案の賛否を問うのかどうかということも、今、理事会の中で協議をさせていただいておりますけれども、もう一度、委員お一人お一人がお考えをいただきたいというふうに思います。 移植を待つ患者さんの立場に立って臓器移植問題にずっと取り組んでこられました中山先生、あるいは今回法案を提出されました皆さんに、まずもって敬意を表したいというふ……
○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。 介護保険につきましては、これまで百五十を超える質問を文書で厚生省にさせていただきました。輪郭はほぼ理解できましたけれども、まだまだお聞きしておかなければいけない点が多いというふうに思っています。 今回、新進党で、全国の自治体に介護保険に関する緊急アンケートをさせていただいております。今まだ回収の途中でございますけれども、その内容の一部を本日は紹介しながら質問をさせていただきたいというふうに思います。 本日、お聞きしたい点は二点あります。 一つ目は、社会保険のメリットを強調し過ぎておられませんかという点です。そのために、このまま制度を発足……
○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。 冒頭、昨日になりますが、私も提案者の一人となりまして臓器の移植に関する法律案、全く今の法案と同じ名前でございますけれども、法律案を提出をさせていただきました。いわゆる対案の形でございます。この法案の提出並びに審議につきましては、町村委員長初め各党の理事さんに格別の御配慮を賜っておりますことを心からまずもって御礼を申し上げます。ありがとうございます。 きょうは、先回に引き続いてでございますが、関西医科大学の臓器組織の無断摘出事件についてもう一度お伺いをさせていただきたいと思っています。 大変大きな新聞に、特に関西でございますので大きく出てお……
○山本(孝)委員 新進党の山本孝史です。 せんだって、枚方にお伺いして、上谷さんから給食の持っている意味の重さを教えられたのですけれども、きょうのお話の中では、この介護保険が入ればむしろサービス水準が下がるというふうな受けとめをされておられるようです。 そこで、滝上さんと喜多さん、お二人にお伺いをしたいのです。 今回、この介護保険が入ることによって、今全国一律のサービス水準を保障しようとしているゴールドプランより一体何がよくなるのでしょうか。特に喜多市長には、この保険でペナルティーということが入っておりますけれども、このペナルティーという部分、給付の制限という部分をどういうふうに思ってお……
○山本(孝)委員 新進党の山本孝史です。 きょう、五人の先生のお話をお伺いしておりまして、この法律の中で脳死を人の死というふうに決めて、なぜ医療現場に脳死判定というものを上から押しつけてこなければいけないのかというところで、やはり極めて疑問に思います。 魚住先生、上から押しつけてはいけないとおっしゃいましたし、かつてここに墨東病院の浜邊先生が来られて、参考人としてお話をお述べになったときも、救急医療現場では、脳死イコール人の死というふうにすると大変混乱が起こりますというふうにおっしゃっておられます。今の竹内先生のお話を聞いておりましても、各医療機関において六時間を置いている時間を、まちまち……
○山本(孝)議員 脳死の判定基準についての御質問でございます。 既に御案内のとおりでございますけれども、せっかくつくってまいりましたので使わせていただきます。 深い昏睡と自発呼吸の消失、瞳孔の固定、脳幹反射の消失、平たん脳波の確認というものを行って、この竹内基準というものが脳死に関する研究班の中でつくられている。問題は、ここのところの六時間という時間帯、ここを必ず絶対に必要な最短の時間として置いてくださいというふうに竹内基準では言っています。 今、脳死の判定基準とおっしゃいましたけれども、竹内基準は、実のところは、この状態にいる、脳死の状態におります、もう脳の自己融解が始まってしまいまし……
○山本(孝)委員 山本でございます。
まず、法務省に質問をさせていただきます。何点か疑問の点が残っておりますので。
一点目は、脳死状態の患者から臓器を摘出した場合に第三者が告発をするのだ、だから法律が要るのですというのがこれまでの提案者の、中山案の提案者のお話でございましたけれども、仮に中山案が成立した場合に、この第三者告発というのはなくなるのでしょうか。
【次の発言】 法律ができたからといってすべて門前払いじゃなくて、しっかりとした捜査をやるというものはやっていただきたいというふうに思いますが、その点はしっかりやっていただけるのですね。御確認をしたいと思います。
○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。 昨日、通称としては臓器移植法、本名、脳死法が衆議院を通過いたしたというふうに思っておりますが、健康保険について質問する前に、少し審議の中ではっきりしなかった点がありますので、再度確認をさせていただきたいと思います。 まず、大臣にお伺いをいたします。 脳死判定後の保険からの医療費の給付ということについて、枝野議員の質問で、「当分の間、」というのは本当に当分の間で、短い期間で打ち切られるというふうに思う方が自然じゃないかという質問がございまして、大臣はそれに対して、中山案によれば脳死だといっても絶対に生き返らないのですから、どんな治療をやった……
○山本(孝)委員 福島議員に続きまして、質問をさせていただきます。
まず、提案者にお聞きをいたしたいのですけれども、今回の原案は、与党としてお取り決めになって、閣議決定を経て国会の場にお出しになった。それに対して我々は真摯に審議をさせていただいているわけですけれども、なぜこの時点になって与党が修正案をお出しになるのか、非常に国民としてはわかりづらい部分があります。この原案というのは、与党としては十分に審議をしたものではなかったというふうにお認めになるのでしょうか。
【次の発言】 今、津島先生がお話しになった点は福島議員に対しての御答弁でもわかっておるのですが、私の御質問は、お出しになった原案……
○山本(孝)委員 おはようございます。 まず最初に、この原案にあります介護保険の性格というものについてですけれども、これは一年単位の短期保険であって、その年に保険事故がなければ掛け捨てになるというような保険ではないかというふうに思っておりますが、二号被保険者について負担と給付のあり方が問題になっておりまして、介護は生涯を通じると二人に一人ぐらい要介護状態になるのではないかと常におっしゃっておられます。であるならば、積立方式というものは御検討なさったのであろうか。今回、そうなっておりませんけれども、なぜ積立方式でない方式になさったのか、ここの御説明をいただきたいと思います。
○山本(孝)委員 おはようございます。新進党の山本孝史でございます。 大臣は本当に連日の委員会あるいは会議でお疲れでございまして、先般、参議院で臓器移植法が始まりましたので、上の方から見させていただいておりましたけれども、大変お顔に元気がないというか、お疲れの様子がありありとあります。きょうも、午前中二時間、おつき合いをいただきますけれども、ひとつ、かつての元気さを取り戻して御発言をいただけると大変にありがたいというふうに思っております。 介護保険法案について、我々新進党としましては、一貫して、税方式で賄う方がいいのではないかということの主張をさせてきていただきました。その点について、もう……
○山本(孝)委員 江草先生にお伺いをしたいのですが、児童虐待の問題でございます。 今回の法律改正では不十分ではないかという声も出ておりますけれども、先生のお受けとめ方、今後、児童虐待というケースをもっと減らしていくためにどういう施策が必要であるというふうにお考えか、お尋ねしたいと思います。
○山本(孝)委員 新進党の山本孝史です。 きょうは、児童福祉法の審議にかかわる質問をさせていただく前に、一問、健康保険の改革についての大臣の御答弁をひとつお願いいたしたいと思います。 さきの健保法審議の折に懸案となりました医療改革のプログラムについてでございますが、答弁におきまして、厚生大臣並びこ津島先生は、まず厚生省が医療改革案をまとめ、その後、健保法の改正案が施行されるまでに、すなわち八月末までに与党と協議して最終的に医療改革案をまとめるとの考えをお示しになっておられます。 そうしますと、厚生省としての案をまとめる時期が七月中ぐらいでないと間に合わないのではないかというふうにも思うわ……
○山本(孝)委員 新進党の山本孝史です。 大臣、お疲れさまでございます。 きょうは、豊島の問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。 昨年六月十二日の本委員会で取り上げまして、当時の菅厚生大臣に、ぜひ現地を見ていただきたいというお願いをさせていただきました。八月に現地に赴いていただきまして、十月には、選挙の折に橋本総理が、遊説先の高松で、国としても対応していきたいということを記者会見でお述べになりました。今、住民と県との交渉の場であります公害等調整委員会で進んでおりますけれども、最後の段階でなかなか難渋をしているというふうに聞いております。 そこで、まず大臣にお尋ねでございます……
○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。 冒頭、今回のこの精神保健福祉士法並びに言語聴覚士法については、先週審議をさせていただいて、また今回審議をさせていただく。一部に緊急上程をというお話もありましたけれども、委員長の御判断もございまして、十分な審議時間をとっていただいたということで、自民党の理事の皆様にも御理解をいただいたことにまず感謝を申し上げたいと思います。 まずは精神保健福祉士法について御質問をさせていただきますけれども、今回の精神保健福祉士法は、精神障害者だけを切り取って資格化をするという中において、したがっていろいろな御議論がございました。とりわけ社会福祉分野における資……
○山本(孝)委員 新進党の山本孝史でございます。きょうは、この財政改革法案について質問をさせていただきたいと思います。 この法案をいただきまして、読んでみても、あるいはこの委員会の審議の御答弁等あるいは質問者の内容を聞いておりましても、関西弁で言えば、ほんまにけったいな法律やなという感じしかしません。ここしばらくといいますか、この委員会の審議の中でも何回も指摘がされておりますけれども、歳出増につながる補正予算について全く触れられていない。国鉄債務等についてもやはり触れられていない。私はずっと厚生委員会に所属をさせていただいておりますけれども、例えば厚生年金への国庫負担の繰り延べあるいは政管健……
○山本(孝)政府委員 お尋ねの件について、国際的な検討状況、我が国の取り組み状況を御説明申し上げます。 我が国は、昨年五月に、こういった問題に取り組んでおります国際海事機関、IMOにおきまして、旗国検査、まず、ポートステートコントロールの前に、それぞれが所属している、登録している国、つまり旗国となります、ここが検査を強化するというのが第一だと考えまして、そこが老朽タンカー等について検査をより強化するような方策について提案を行いました。次いで、こういった検査を行った結果をその船舶にあらかじめ書類で持たせることによりまして、実際に入港を受け入れた、例えば我が国であれあるいは中国であれ、そういった……
○山本(孝)委員 民政党の山本孝史でございます。 大臣、連日の委員会審議でお疲れさまでございます。よろしくお願いを申し上げます。 まず、財政構造改革法案と社会保障関係費についてお尋ねをいたしたいと思います。 午前中の佐藤先生の御質問は、小泉厚生大臣には大蔵大臣もあるいは通産大臣も兼任してほしいんだという思いを込めての御質問であったかというふうに受けとめておりますが、きょうは藤井大蔵大臣も聞いておられます、ひとつこの点で何点かお伺いをさせていただきたいと思っております。 まず、国民負担率の問題でございますが、財政構造改革法案では、財政赤字を含む国民負担率は百分の五十を上回らないように抑制……
○山本(孝)委員 おはようございます。民政党の山本孝史でございます。 きょうは、民友連所属各党並びに厚生委員諸氏の御了承をいただきまして御質問をさせていただきます。 まずは、柳沢委員長には、このたび御就任おめでとうございます。ひとつ公平、公正な運営にお心がけをいただきますようにお願いを申し上げます。 まず、質問の最初は、対馬丸の慰霊事業についてお伺いをさせていただきたいと思います。 今般、学童疎開船対馬丸の沈没位置の確認がございまして、洋上慰霊祭を先般とり行っていただいたところでございます。テレビで拝見をさせていただきまして、大変遺族の方たちもお喜びであったというふうに思っております。……
○山本(孝)委員 民友連の山本孝史でございます。 参考人の皆様にはお忙しい中お越しをいただきまして、ありがとうございます。せっかく来ていただいて現場の声を聞かせていただいているのに、自民党の先生方は随分空席が目立っておりまして、遺憾に思います。 遺憾に思いますことのもう一つは、昨晩、橋本総理が記者会見をされまして、景気対策として、減税あるいは財政出動並びに財政構造改革法の改正を今国会でするというようなことをおっしゃったわけですけれども、今回通りました予算はこの財革法を前提につくられておりますし、予算編成はそういう形でなされている。 今審議をしております国民健康保険法等の改正案もこういう政……
○山本(孝)委員 おはようございます。山本孝史でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 本日、私の質問では、財政構造改革法の改正あるいは四月九日に総理が発表されました総合経済対策と社会保障関係費の関係、あるいは健康保険制度の抜本改革の進捗状況等についてお聞きをしたいと思っております。したがって、法案に関係しておりますレセ点検の話あるいは地域医療計画、それから保険医の指定のあり方等については次回以降の質問の機会にさせていただきたいと思っておりますので、本日は触れないつもりでおります。 まず、総合経済対策でございますが、先般、四月九日に総理が記者会見をされて発表されました。財政構造改革……
○山本(孝)委員 おはようございます。山本孝史でございます。 大臣には連日連夜本当に御苦労さまでございます。お疲れさまでございます。 冒頭、やはり根本先生と同じように、財政構造改革法のきのうからきようにかけての動きについて大臣から直接お伺いをさせていただかないといけないというふうに思っております。 キャップ制をこの社会保障制度については外せという御主張をされておられる、あるいは財政構造改革法をつくったときのあの決意、精神というものをそう簡単に曲げるべきではないという御主張をされておられる、その大臣の筋を通そうという姿勢には、私は心からのエールを送りたいというふうに思っております。 ただ……
○山本(孝)委員 私は、民主党を代表して、国民健康保険法等の一部を改正する法律案及び同案修正案に反対の立場から討論を行います。 本法律案は、医療費の適正化との名のもとに国民に負担増を押しつけるだけでなく、医療の質の向上を妨げかねない要因をも含んだ法律案であり、我々民主党は、到底認められません。 以下、反対の理由を述べます。 第一に、老人医療費拠出金の算定方法の見直しは、平成十年度の予算編成において、財政構造改革法に従い、医療費縮減策の一つとして取り上げられたものです。医療保険制度や、平成七年改正時に約束された老人医療費拠出金制度の抜本的改革を先送りにしたまま、財源対策として各保険者からの……
○山本(孝)委員 おはようございます。 ただいま議題になりました日独年金協定について、御質問をさせていただきたいと思います。 大変長い時間をかけて、今回の協定は日本としては初めて他の国と結ぶということになったわけですけれども、やはりなぜこのぐらい時間がかかってしまったのかということは、今後ほかの国と協定を結んでいく上において、大変いろいろな教訓なり反省なりを含んでいるのではないかと思います。 そういった意味合いで、これまでの参議院の質疑を聞いておりますと理由が主に二つあって、一つは日本側の交渉に対する体制の問題、もう一つは相手国と日本との間の年金制度の違いというところに問題があるというふ……
○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。
きょうは、参考人の先生方、お忙しい中をありがとうございました。
最初に、竹田先生にお伺いをします。
今、HIVの感染を受けられた早川さんが切々と自分の体験を踏まえてお訴えになって、こういう感染症の患者さんに対する治療というものも十分盛り込んだ法律にしてほしいんだというお話をされました。先生は小委員会の委員長としてこの報告書をおまとめになったわけですけれども、今のこのお訴えを聞かれて、きちっとそういうものがこの法律の中にあるいは委員会報告に担保されているとお考えでしょうか。
【次の発言】 先生の先ほどの発言で少し気になりましたので、確認のた……
○山本(孝)委員 山本孝史でございます。 いつもは厚生委員会でいろいろ質問しておりまして、きょうは、例の能勢町のダイオキシン問題もあるということで、佐藤先生からぜひこの環境委員会で質問するようにというお話もございまして、お時間をちょうだいさせていただきました。 先ほど大臣もダイオキシンに対しての御認識をお示してございましたけれども、前厚生大臣が国会答弁の中で、サンマを焼いてもあるいは焼き鳥をつくってもダイオキシンは出るのですという名答弁をされまして、実は物を燃やせばダイオキシンは出るのですね。特異な化学反応ではありませんで、実はごみ焼却炉というのは一番大きなダイオキシンの発生源に、今日本の……
○山本(孝)委員 山本でございます。 大臣、御就任おめでとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 きょうは、まずは、毒物の混入事件が多発しております、この件についてお尋ねをいたしたいと思います。 毒物、劇物の製造、流通、保管という管理体制をしっかりとすることが市民の毒物に対する意識を高めていく、そしてこういう犯罪行為をなくしていくのではないかというふうに思うわけでありますが、厚生省の所管の法律の中で、毒物劇物監視員というのがございます。この監視員の活動をさらに活発化すべきではないか、こういうふうに思いますが、所管の局長の御答弁をいただきたいと思います。
○山本(孝)議員 私は、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党を代表しまして、ただいま議題となりました国家公務員の倫理の保持に関する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 厚生省汚職事件を機に各省庁で職員倫理規程が策定されたにもかかわらず、その後、大蔵省の接待汚職、さらには防衛庁の調達汚職など、国家公務員の職務に係る倫理をめぐって憂慮すべき状況が続いております。今日、未曾有の経済、社会の困難な状況に直面する我が国にとって諸々の構造改革が急務ですが、その絶対的要件となるのが政治、行政に対する国民の信頼であることは論をまちません。 これまでの内部規程では実効性が……
○山本(孝)議員 ただいま議題となりました民主党提出の国民年金法等の一部を改正する法律及び厚生年金保険法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が党は、現下の社会経済情勢をかんがみるとき、今回の政府提出法案における年金保険料の据え置きだけでは不十分であると考えます。国庫負担割合を引き上げるとともに、保険料を引き下げるべきであります。 特に国民年金については、対象者の約三割が未加入、未納、免除となっており、逆進性の強い定額保険料を今後とも続ければ空洞化が進むことが懸念されます。 また、先月に経済企画庁が発表した国民生活選好……
○山本(孝)委員 おはようございます。 大臣には連日御苦労さまでございます。きょうもよろしくお願い申し上げます。 きょうは時間が限られておりますので、少し質問の順番を変えて質問をさせていただきたいと思います。申しわけありません。 まず最初に、今回の戦傷病者戦没者遺族等援護法にかかわって御質問をさせていただきたいというふうに思います。 大臣も既に御存じのように、今、在日韓国人元軍属の石成基さん、亡くなられた陳石一さんから、この援護法に基づいて障害年金の請求がありまして、それについては却下するということの取り消しを求めておられる訴訟の控訴審判決、昨年の九月でございますが、東京高裁が示した所……
○山本(孝)議員 この間の予算委員会におきましても、財源をどうするんだ、あるいは、今総理大臣とおっしゃいましたが、高額の方にも給付してどうするんだという御答弁が続いているわけですが、一つここで抜けている観点は、保険料負担がなくなるわけですね。その分だけいわば振りかわりになるわけでございますね。その点を考え、基礎年金という制度を考えたときに、その財源としてどういう財源が一番いいのかという議論を抜きにしたままで、新たな負担がふえるんだからだめなんじゃないかという御議論が続いているようで、何かこれは不毛な議論のような気がいたします。 先ほどの福島委員の御指摘に、私は厚生大臣だからとおっしゃいました……
○山本(孝)議員 御質問でございますが、先ほどの大臣の御答弁の中で、基礎年金を税方式化することは抜本的な改革になるので一大臣ではできないとおっしゃったのか、そこは一内閣ではできないとおっしゃったのか、これはできる話ではないんだという否定的なニュアンスでおっしゃったわけですけれども、ここは今抜本的改革が求められているのであって、そこを逃げてしまったのでは政治は責任を果たしていないのではないかと思うわけであります。 あわせて、財源が大きいから大きい政府を目指すんですかという御答弁の趣旨でございましたけれども、国民からすれば、必要なお金を税金で負担するのか保険料で負担するのかということは全く同じで……
○山本(孝)委員 この通常国会で私も質問に取り上げました点で二点、内閣に対応をお約束をいただいている問題があります。若干質問の順番が変わっております。申しわけありません。ホームレスへの対応と戦後補償に関する問題でございます。
まず、ホームレスへの対応について、事務局を担当しておられます厚生省の社会・援護局長からその進捗状況についての御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 最終的な取りまとめはいつできますか。
【次の発言】 次の会合は五月二十六日とお聞きしておりますけれども、五月二十六日の会合の席上で一定の対応策はお示しをいただけるという理解をしてよろしいでしょうか。
○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。 今回の法律は参議院で先に審議がされておりまして、論点もかなり明確になっている部分があるかと思います。したがって、私の質問は、参議院での審議内容を踏まえて質問をさせていただきたいと思います。 今回の法律改正におきまして、厚生省としては、精神科の救急医療システムの整備を図っていきたい。それは、移送というものを法定化して、さらにはその移送先の病院の指定基準を見直しするというお考えのように承っておりますが、結果から申し上げて、今回のこの法律改正によって、例えば、今出ておりました大和川病院のような病院に救急患者が運び込まれることはなくなる、あるいは大……
○山本(孝)委員 私は、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び無所属の会を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるべきである。 一 精神障害者の福祉の増進及び国民の精神保健の向上を図る観点から、精神障害者やその家族その他の関係者の意見も尊重しつつ、他の障害者施策との均衡や雇用施策との連携に留意し、障害者プランの着実な推進を図るなど、精神保健福祉施……
○山本(孝)委員 山本でございます。
時間が限られておりますので、多少単刀直入な御質問をさせていただくかもしれませんが、よろしくお願いを申し上げます。
まず一点目ですけれども、保険料の軽減問題についてであります。
大臣の御答弁をお聞きしておりますと、大きな格差は問題であるという認識をお示しなさる一方、例えばきょうの午前中でも、是正には少し消極的な発言のようにも受けとめるのですけれども、単刀直入にお伺いして、保険料の軽減はされるお考えなのかあるいはされないお考えなのか、今どちらのお考えでいらっしゃいましょうか。
【次の発言】 具体策を決定していないというお話で、それはそれなんでしょうけれど……
○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。 本日は青少年の薬物乱用問題についての審議でございますけれども、時あたかも盗聴法の審議がありまして、ここでの審議が盗聴法を早く通せというようなことに使われないように、ちゃんとした審議をさせていただきたいというふうに思っております。 確かに、覚せい剤の問題、青少年にも多いんですけれども、一番多いのは、シンナー等の乱用という問題が相変わらず一番多うございまして、そこで、私きょうは毒物及び劇物取締法に関連して質問をさせていただきたいと思います。 昨年、毒劇物の事件が続発をいたしまして、私、昨年の九月の八日に厚生委員会で、毒劇物への対策を省庁の枠を……
○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。 宮澤大臣には毎日御苦労さまでございます。きょうもよろしくお願いを申し上げます。 多少質問の順番が変わっておりまして申しわけございませんけれども、きょうは、我が党民主党が提出をいたしました法案、児童手当の抜本的な拡充によって子供手当を創設するということが日本の将来にとって大変いいのではないかという点について、御質問をさせていただきたいと思います。 我が党の法案あるいは我が党の主張については、本会議あるいは他の委員会等を通じてたびたび主張を申し上げ、大蔵大臣からはお考えをお示しいただいております。こういう理由でだめだということを幾つかいただい……
○山本(孝)委員 おはようございます。 民主党の山本孝史でございます。早速質問をさせていただきます。 今回の二公庫の統合は、特殊法人の整理合理化あるいは業務の効率化の観点からなされるとお伺いをしております。統合で、ここは変えるべきだ、ここは変えるべきでないというようなさまざまな意見が交わされておる中、何が変わって何が変わらないのかということを明らかにさせていただきたいと思います。 新公庫の主たる主務官庁は大蔵省でございますので、大蔵大臣にお伺いをさせていただきます。 平成九年九月の閣議決定「特殊法人等の整理合理化について」の国民金融公庫の項目に、「環境衛生金融公庫設立当時の経緯に照らし……
○山本(孝)委員 山本孝史でございます。お疲れの中、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、冒頭、きょうは年金についてお伺いをさせていただきたいと思っておりますが、その前に二点ほどお伺いをしておきたい点がありますので、先に触れさせていただきたいというふうに思います。 一つは、社会保険庁の事務職員による保険給付金の着服問題についてであります。 社会保険庁職員による保険給付金の不正受領や、あるいは保険料の着服があるのではないかということで、質問主意書を出させていただきましたところ、五年間で九件、三千五百万円あるという答弁をいただきました。ただし、事案の詳細についてはこれを公表しないという……
○山本(孝)委員 民主党の衆議院議員の山本孝史でございます。 きょうは、今回の予算案に盛り込まれております少子化対策の臨時特例交付金等を中心に、社会福祉、社会保障の問題について重点的にお伺いをさせていただきたいと思います。予算委員の先生方にはありがとうございました。お時間をいただき、恐縮でございます。 今回、私どもの党内でこの少子化対策の臨時特例交付金、ことしは国際保護鳥のトキに子供ができまして、何かトキ交付金という感じがするなという思いであります。ただ、子供の方は優優という大変かわいらしい名前がつきましたけれども、残念ながら日本国の財政の方は悠々ではありませんので、思ったようにはいかない……
○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。
きょうは、小池百合子経済企画総括政務次官にもお越しをいただきまして、お忙しい中ありがとうございます。質問をさせていただきたいというふうに思います。
まず、厚生大臣にお伺いをいたします。
確認でございますが、今回政府が出されました見直し案というものは三党が合意した案であるのかということが一つ。それと、最終的な案なんでしょうか、来年四月までにまた見直しがあるということはあり得るのでしょうか。この案は三党合意案か、最終的な案なのか、この二点についてまず認識をお伺いします。
【次の発言】 これから先、変更はないという認識を厚生大臣はお示しになった……
○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。 参考人の皆様には、きょうはお忙しい中、また遠方からお越しをいただきまして、ありがとうございました。 この見直しは耐えがたい思いがする、あるいは決められたとおりに実施をしてほしいというお声を聞きまして、困惑を越えて怒りに近いような現場のお気持ちがあるのではないかというふうに承っております。これほど現場の声と国会の中、あるいは厚生省がおつくりになった案とがすれ違っているというのも珍しいのではないかなというふうに思います。せっかくこうやって直接現場の声を聞かせていただける機会であるにもかかわらず、自民党の先生方は、二十一人この委員会におられるので……
○山本(孝)委員 今、木村理事が委員長席にお座りになって、委員長は公用でおいでにならないけれども、お帰りになったらそれなりの御発言があると発言されましたけれども、これは陳謝をされるというふうに聞いておりますので、今後委員会運営にはきちんと委員長として公平を旨として運営に当たるという旨の御発言があるという前提を私は承っておりますので、その前提でもって御質問に入らせていただきたい、こういうふうに思います。 何回も繰り返しますように、今回の法案は、年金本体だけの話じゃなくて、年金福祉事業団の廃止の話も、それから、あの巨額な積立金をどう運用するのかという大変重要な法案もかかっておりますので、国民の将……
○山本(孝)委員 山本でございます。 大臣、恐れ入ります、質問通告にないのですが、先ほどの五島先生とのやりとりで一点だけ確認をさせていただきたいのですが、基礎年金のカバーする範囲、水準という問題にかかわってですけれども、大臣の御答弁で、いわゆる自己負担分が上がったりして医療費が上がってきますと、それは物価スライドに反映されて基礎年金の給付水準に反映してくるという御答弁は、そのとおりだというふうに思います。 問題は、高齢者自身の税負担あるいは社会保険料負担というもの、これは基礎的な生活消費支出という中には含まれていないというふうに理解しておりますが、そういうことだと思うのですね。うんうんとう……
○山本(孝)委員 先ほど今井所長が、このままでは児相はパンクするという悲痛な訴えをされたわけですけれども、それを受けて、真野局長に三点、端的に聞きますので、ぜひお答えをお聞かせください。 今の佐田委員の御指摘にもありましたけれども、確かに平成九年に、児相は積極的に関与すべきだ、こう方針を出されたのでしょうが、実は現場ではなかなか、それでもやっていけない、法律の裏づけがないとやれないという部分もあるんだと思うのですね。そういう意味でいけば、児童相談所の所長は、家の中で保護しなければいけないという子供がいるときに、家裁の許可を得て立ち入ることができるんだというような条文をつくってあげないといけな……
○山本(孝)委員 山本孝史でございます。 大臣、お疲れさまでございます。 きょうは、私は、医療事故、児童虐待問題、そしてたばこの問題について大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。 まず医療事故の問題ですけれども、昨年の一月の横浜市立大の附属病院で患者取り違え事件というのがありまして、それ以降随分と医療事故が新聞に出てくるようになりました。都立の広尾病院の輸液の間違い、あるいは私の地元の国立循環器病センターでは女の子が手術中に薬剤の投与ミスで亡くなってしまう、あるいは京大病院で人工呼吸器の加温加湿器に水と間違えて消毒液を注入して亡くなってしまう、日赤病院等々でも事故が続いております。……
○山本(孝)委員 おはようございます。民主党の山本孝史でございます。 民主党といたしましては、ただいま議題になりました二法案について賛成の立場でございますけれども、年金の問題については、午後も年金法の審議がございますので、その折に触れさせていただくことにして、この与えていただいております時間は、戦傷病者戦没者遺族等援護法の改正に関連する諸問題についてお聞かせをいただきたいと思います。 きのうの質問通告と順番が最初のところで入れかわっておりまして申しわけありませんが、最初の質問は、特別永住者の元日本軍人軍属への戦後補償問題でございます。 昨年の三月九日に内閣委員会がございまして、私も傍聴し……
○山本(孝)委員 大臣、政務次官、このたびまた森新内閣のもとで厚生大臣並びに政務次官の重責を担われることになりました。御苦労さまでございます。おめでとうございますと言うと、白々しいと言われかねませんので、少しあれでございますが。 ただ、その点で、二点お伺いをしておきたいのです。 一つは、今世間の耳目が集まっております森内閣の発足に当たってのところでございますけれども、私は四月二日日曜日の夜十一時半からのNHKのニュース速報といいましょうか記者会見でその事態を知ったわけでございますけれども、大臣はどの時点で小渕さんの病気、入院等々について御存じになられましたでしょうか。
○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。
きょうは、お三方にはお忙しい中、お越しをいただきましてありがとうございました。
まず、都村先生にお伺いをさせていただきたいと思います。
小さく産んで大きく育てるはずだった児童手当が、大きく育ったとは言いがたい。それはなぜか。今までの政府の姿勢のどこに問題があった、あるいは児童手当がどういう形で理解をされてきたと御理解しておられますか。
【次の発言】 児童手当に対する社会の関心云々は今おっしゃったとおり、諸外国と日本との評価の仕方が違うというのもおっしゃったとおりだと思うのですが、私の質問の趣旨は、これまでの自民党政治の中で、政府の中でなぜ……
○山本(孝)委員 民主党を代表して、児童手当法の改正案に反対の立場から討論を行います。 反対の理由の第一は、今回の制度改正のための財源を年少扶養控除を廃止することで捻出していることです。 年少扶養控除は、今年度から教育減税を目的として設けられた恒久減税策です。しかし、わずか一年で廃止とされ、三歳児未満及び教育費の負担に悩む小中学生を抱える家庭のすべてが増税になります。千六百万人の児童が増税対象となる一方、新たに児童手当の恩恵に浴するのはわずか三百万人にすぎません。 朝令暮改だとの我が党の指摘に、大蔵大臣は厚生省の選択だと逃げ、厚生大臣は与党協議の結果と、これまた責任転嫁をしました。理念の……
○山本(孝)委員 山本でございます。 何点か質問をさせていただきたいと思います。若干順番が入れかわりまして、申しわけありません。 まず最初に、今回の改正に当たっての考え方ということですが、端的に御質問申し上げれば、福祉サービスの基本的理念ということについて御説明をいただきたいというふうに思います。 新しい社会福祉法の第三条、「福祉サービスは、個人の尊厳の保持を旨とし、」というふうになっているわけですけれども、この個人の尊厳の保持を旨とするとはどのようなことを意味しておられるのか、また、その文言が今度の改正案にどのような形で反映をされているのか、その点をまずお聞きをしたいと思います。
○山本(孝)委員 拍手の音は記録に残りませんからね、数だけ言っておかないと。自民党が委員長を入れて四人しかいない。政務次官を入れて与党は五人しかいません。野党の方が数が多いです。
質問します。
前回の廃掃法の改正のときに、私、豊島の問題を取り上げまして、当時の菅厚生大臣は早速豊島に視察に行っていただきました。なかなか前に進まない問題ですけれども、まず厚生大臣にお伺いをします。豊島の産廃問題から得た厚生省の教訓は何であったのか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 今回の改正は、私の受けとめでは、前回の改正で盛り込みが不十分であった排出者責任の強化あるいは罰則の強化をようやく何年……
○山本(孝)委員 早速、今回の法案について質問させていただきます。
まず、日英の年金協定、大変御苦労さまでございました。しかし、まだほかの国との交渉がございますので、今後アメリカ等ほかの国との交渉を進めて年金協定の早期締結を目指していただきたいということと、その際に、ぜひ年金の加入期間の通算ということについて配慮をしていただきたいという点、まずお伺いをします。
【次の発言】 アメリカあるいは東南アジア諸国等々年金制度がございますけれども、違いはありましてもぜひ早期に協定を結ぶように御尽力をいただきたいと思います。
次の質問でございますけれども、参議院で議論になりました厚生年金からの脱退とい……
○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。 戦後補償について、先ほども田中先生とお話をしておりまして、国会で初めて議論をされる形ではないかと思います。今までの議論の中では余りありませんでした。 今回の、この在日の旧植民地出身の元軍人軍属の方たちへの補償の問題、裁判等々が続いていることは御承知のとおりでございますけれども、私たちは、その方たちも含めた法律をつくるのであるから、関係しておられる皆さん方をこの国会にお呼びをして、ぜひ御意見をお聞かせいただきたいというふうに考えました。 虎島先生も当初御賛成の意を表していただいたのですけれども、最終的に、自民党の国対が反対をするという中で、……
○山本(孝)委員 民主党の山本孝史でございます。 きょうは、厚生大臣を中心に年金等、社会保障制度全般についてお話を聞かせていただきたいと思います。厚生大臣、きょうは参議院の方もございまして申しわけございませんが、よろしくどうぞお願いをいたします。 まず、年金制度でございますけれども、国民年金改正法を参議院でただいま審議中でございますけれども、衆議院の方では御承知のように、与党間協議に大分手間取りまして法案の提出が随分とおくれました。そのことを棚に上げて、与党側としては公聴会の開催を決定、強行される、あるいは公述人を目の前にして翌日は採決だというようなことをおっしゃる。そして最終的に法案も強……
○山本(孝)分科員 おはようございます。新進党の山本孝史でございます。
早速お伺いをさせていただきます。まず、たばこによる健康被害についてお伺いをさせていただきます。
喫煙による社会的損失や禁煙による医療費の削減効果について、厚生省はどのように認識をしておられますか。
【次の発言】 禁煙によって医療費が削減されることはあるという認識であるというふうに承ります。
厚生大臣の、これまでの、前に大臣をお務めのときの発言をいろいろ読み返させていただきますと、大臣は、健康が大切であると何度も力説をされておられます。病気になってからじゃなくて、できるだけ病気にならないような注意をお互いに心がけようと……
○山本(孝)小委員 二、三、この資料についての確認も込めてのお尋ねなんですが、先ほどのこの製品の定義についてのカナダ、EUの共同案が部会に出された。そこのところの表現で、「思われます。」とかあるいは「考えられます。」この「思われます。」「考えられます。」は、出た方の御意見として書いてある。だから、この部分は、会議に出された共同案をきっちり翻訳されてみんなにお配りになるべきじゃないかというふうに思いますが、思われる、考えられますは、その場におられた方の御意見を聞いても仕方がないので、きっちりとしたここの、ぺーパーをお出しになって、それに翻訳をつけるのはそんなに難しい話じゃないので、委員にお配りい……
○山本(孝)分科員 民政党の山本孝史でございます。 大臣には御苦労さまでございます。この委員会でございますと、大変いろいろな問題に幅広く質疑が行われていると思いますが、きょうは、私の方は、交通事故の防止と被害者の救済という問題について、関係省庁の皆さんにお伺いをさせていただきたいと思います。 この問題は多省庁にまたがっておりまして、総務庁長官が総括的に御担当しておられるという問題でございます。したがいまして、質問が多省庁にわたります関係で、長官にはお聞きいただく時間が大変に長くなりますけれども、お耳の方をぜひおかしいただきたいというふうに思います。 まず最初に、長官に御質問させていただき……
○山本(孝)分科員 民政党の山本孝史でございます。よろしくお願いを申し上げます。 今回の予算の中でたばこ特別税が創設をされまして、千二百億円余りの増収が予定されております。創設に至る経緯あるいはその使途の是非につきましては、農水委員会あるいは運輸委員会等で審議がなされると思いますので、そちらにゆだねさせていただきまして、本日は、たばこの健康被害について、たばこ事業法を所管しておられます大蔵省の皆さんに御質問をさせていただきたいと思います。 まず大臣にお伺いをさせていただきますが、大臣はたばこをお召しになりますのでしょうか。あるいは、最近のたばこの健康被害という問題についての諸外国の取り組み……
○山本(孝)分科員 山本孝史でございます。よろしくお願いをいたします。 きょうは、犯罪被害者の救援の制度、仕組みをぜひつくっていきたい、あるいはつくるべきだということで、御質問をさせていただきたいというふうに思っておりますが、その前に、きょう、最高裁判所からお越しをいただいておりますので、最高裁判所の方からひとつ御答弁をいただきたいというふうに思っております。 実は、昨年の予算委員会、この分科会で取り上げをさせていただいて、その後御検討いただいているのではないかと思っておりますが、野田先生はその所管じゃないのであれなんでしょうけれども、交通事故が起きますね、それで、亡くなりますと逸失利益を……
○山本(孝)分科員 おはようございます。民主党の山本孝史でございます。 労働大臣、先般、予算委員会で御質問を通告をしておりまして、時間の関係でお答えをいただけませんでした。大変失礼をいたしました。きょうは、いわばその続きという形で御質問をさせていただきたいと思います。 きょう取り上げさせていただいておりますテーマは、年金と六十五歳現役社会の実現と定年制、この三つの課題でございます。 御案内のとおりに、年金の将来制度を考えましたときの前提条件が幾つかございますが、その一つが労働力率の見通しをどういうふうに見るかということでございまして、特に女性と高齢者の雇用状況についての見通し、これは職業……
○山本(孝)委員 民主党の山本孝史です。 冒頭、本日お越しいただいております公述人の皆さん、そして傍聴をいただいております皆さん、大変、この国会というところが、審議をするのではなくて、物事を先、先へと推し進めていくだけのいわば通過機関になってしまっている、そういう姿をお見せするようなことになってしまったのは、責任者の一人としても、まことに申しわけのないところだというふうに思います。 笹森公述人はお帰りになってしまって、私はこんな公聴会は見たことがありません。委員長に強く抗議申し上げますが、二度にもわたって強行で日程をお決めになる。そして、その結果として参考人が退席をされてしまわれる。与党の……
○山本(孝)分科員 民主党の山本孝史でございます。 きょうは、自賠責保険と交通事故の被害者、とりわけ重度後遺障害者の援護の施策について、二階運輸大臣並びに金融監督庁、厚生省の方々にお伺いをさせていただきたいと思います。 まず、運輸大臣にお伺いをさせていただきたいと思っておりますのは、自賠責保険の再保険を廃止するということがありまして、先般、日経新聞にも大変大きな記事が一面で出たところであります。 交通事故の被害者からしますと、あるいはこれからの車社会を考えますと、この自賠責保険がこれまで果たしてきた役割、被害者の救済という意味で大変大きい役割を果たしてきましたし、そこで、再保険がなくなる……
○山本(孝)分科員 民主党の山本孝史でございます。分科会の最後の質問者のようでございますが、きょうも一日、大蔵大臣、お疲れさまでございます。
きょう、私は、たばこ事業法を所管しておられます大蔵大臣に、たばこの問題について御質問をさせていただきたいと思っております。
まず、端的にお伺いをさせていただきます。
宮澤大蔵大臣は、たばこと健康被害という問題についてどのような御認識をお持ちでいらっしゃいましょうか。
【次の発言】 察知しておられるということですが、国際派でいらっしゃいます大蔵大臣ですから、いろいろな会議にも行かれることが多いと思います。外国の動きも、たばこをめぐるさまざまな各国の取……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。