このページでは安住淳衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○安住淳君 私は、民主党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました農協改革二法案について質問いたします。 まず、本論の質問に入る前に、農政全般についての政府の基本的姿勢をお伺いいたします。 今日、我が国農村社会は、過疎、高齢化の進展、深刻な後継者不足など、厳しい環境にあります。次の時代に我が国農業が産業として生き残ることができるのかどうか、極めて疑問に感じざるを得ません。 先般も、来年度米価と米の生産調整が深夜に及ぶ政治折衝で決まりました。しかし、新食糧法が施行され、新しい時代の農政がスタートしたにもかかわらず、その決定過程は残念ながら旧来と何ら変わりがありませんでした。新食糧法で……
○安住淳君 虎島議員御質問のうち、私の担当の行政監視院の業務に関してお答えをいたします。 便宜上、大変恐縮ですが、第四の質問からお答えをいたします。 まず、議員集団の求めによる監視の場合、行政監視院は調査拒否に対して内閣声明や懲戒処分の要求に慎重であるべきではないかという御指摘でございますけれども、本法案は、あくまでも議長を通じて行政に対して内閣声明や懲戒処分の要求をすることとしておりまして、議院としての判断による権限の行使であると考えております。 なお、本法案においては、行政監視院は、行政機関の職員が職務上の秘密に当たるとして資料の提出や調査を拒否した場合に、まず所属機関や監督庁の長に……
○安住委員 民主党の安住でございます。
きょうは、時間を四十五分いただきましたので、三点について質問をさせていただきます。一点目が軍事情報革命というか今後の二十一世紀の防衛に与える影響、それから即応予備自衛官と、時間があれば沖縄の問題についても触れさせていただきたいと思います。
ところで、長官、突然の質問で大変恐縮なんですが、この暮れに大変はやった映画がありまして、「インデペンデンス・デイ」というハリウッド映画なんですけれども、ごらんになったことがございますか。
【次の発言】 実は、この映画は、宇宙軍が攻めてきて、アメリカの大統領が地球防衛軍の司令官になりまして、一挙にその宇宙軍をやっつけ……
○安住委員 民主党の安住でございます。 私の質問時間は一時間でございますが、まず野村証券事件について何問かお伺いをいたします。 九一年の損失補てん、それに端を発して、証券業界全体の不透明さ、まじめな投資家が、一般の投資家がきちっと市場のルールに従ってやっているにもかかわらず、他方で損失補てん、損をしない人たちがいる、これが非常に我が国の証券業界の中の不透明さをあらわしているのではないかということで、大きな問題になりました。 それが国会の問題となって、最終的には証券監視委員会というものができたわけでございますが、しかしそれから、また今回総会屋というものが出てきて、それに対して不正な利益を供……
○安住委員 お答えをいたします。 確かに、我が党も公取型という文言で、公取型の金融行政のあり方というのを検討したことはございました。しかし、それはひとえに金融行政というものを財政当局から切り離すにはどうしたらいいかという観点からであって、そうした趣旨を踏まえると、公取型という考え方は、まさに今回私どもが出した修正案の中にはより明確に反映をされていると思っております。 財政と金融の部分に、ミシン目といいますか、きちっと分けて、財政当局から切り離す。企画立案の部分でミシン目を入れるのではなくて、金融行政というのはまさに一体であるという観点からいえば、政府側の出した閣法よりも、よりそこの点で我が……
○安住委員 私、民主党の安住でございます。農水委員会で質問をするのは初めてでございますが、我が党のお計らいで一時間も時間をいただいたものですから、きょうは農政全般について、藤本大臣初め農水省の皆さんのお考えを伺いたいと思っております。 最初に、午前中からもいろいろ質問がございましたが、食糧自給問題について基本的なところをお伺いしたいと思っております。 平成七年度の食料需給表が発表されましたけれども、自給率四二%、平成五年の凶作のときは異例だったと思いますが、しかし、その次ぐらいにこれはちょっとショックな数字だったのではないかなと思っております。昭和三十五年に七九%だった自給率がここまで下が……
○安住委員 我が党の持ち時間はあと六分でございますので、蚕糸とそれから生糸価格安定法の一部を改正する法案について、二つほど質問をさせていただきます。
これも行政改革と絡んだ話でございますが、千七百年に及ぶ絹の歴史が我が国にありますが、今現在、私どもの国の繭の総産出額というのは、これは一体幾らであって、それに対する行政の経費というのが大体幾らぐらいになっているのか、そこを簡潔にお答え願えますか。
【次の発言】 今のお話を聞いてもわかるように、繭という産業は、歴史的な経緯がありますけれども、しかし、実際には五十一億円の産業であります。それに対して行政の経費というのを七十一億円もかけている、こうし……
○安住委員 連日、各閣僚、大変御苦労さまでございます。 私はこれから、四十五分の持ち時間でございますが、その中で、三点に分けて政治のリーダーシップの問題について御質問をさせていただきたいと思っております。 まずは、予算書それから決算書、国会に提出されているそれらの問題と、それから、今の閣議、それから政務次官、事務次官等の役割とその意思決定、最後に行政監察の問題等を、少し皆様のお考えを聞きたいと思っております。 ところで、大蔵大臣、連日御苦労さまです。きょうは、私、実は特別会計予算の正式な添付書類等持ってまいりました。予算の質問があるということで随分調べましたが、実は、私は一年生だからかも……
○安住委員 民主党の安住でございます。私も文教委員会はこの国会から初めてでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。町村文部大臣、ぜひ文教行政に新風を起こしていただいて、教育行政をさらに推進をしていただきたいと思っております。 最初に、少し意地悪な質問になるかもしれませんが、大臣、教育制度の中でも今行革の議論というのが進んでいるわけです。改革をするという観点でなくて、教育行政の中で、今まで必要であっても今後見直さないといけない点というのはかなり私はあるのでないかなと思うんですけれども、御就任なさってから、そうした今までの行政の中での洗い出しというか見直しについては、文部省内部で御指示を……
○安住委員 町村大臣、御苦労さまでございます。 私も、午前中から何度か質問がありましたが、近年まれに見る少年の刃物等を使用した凶悪事件の発生の問題を、何点かにわたって質問をさせていただきます。 質問の内容が重複するところはどうぞお許しをいただきたいと思いますが、きょうはその関係で、警察庁それから総務庁にもお忙しいところおいでをいただきまして、ありがとうございました。 実はこの問題を考えるときに、一つには、短期的にどういうふうな処置を講ずるのかということと、それから中長期的に我が国の、私個人としては余りひずみとかゆがみという言葉を簡単に言いたくはないのですが、そうした問題があるやなしかとい……
○安住委員 同僚の藤村委員の関連で、日本育英会法の問題を三点ほど質問させていただきます。 高等教育に関する行政監察結果に基づく勧告というのが平成七年六月に総務庁から出されておりますけれども、今回の返還免除制度の見直しというのは、ここで指摘されていた経緯等を踏まえて改善措置を講ずるというふうに理解をしておりますけれども、実はこのときにもう二つほど総務庁から指摘をされた事項がございます。 その一点は、奨学生の採用枠の国公立、私立大学の配分等の見直しをもう少し検討してはどうかということが一つ。それから、日本育英会の支所及び支部について、もう少し効率化、合理化を図るべきではないかという勧告を受けて……
○安住委員 民主党の安住でございます。 これまで、この学校教育法の改正案について、参考人の意見聴取を含めて随分と議論をしてまいりました。それぞれにメリットもわかったしデメリットも認識をしましたが、私は、今までの議論を聞いておりまして、きょうは締めくくりの総括でございますから、最初に、今なぜ中高一貫教育を前向きにとらえてやろうと思っていらっしゃるのか。 つまり、一九七一年に初めてこの問題が出たころ、受験競争が大変激化をして、そしてそれぞれの学校現場が荒れ始めた時期なわけでありますが、それ以来、何度かにわたって中高一貫をやるべきだという答申が出たにもかかわらず、文部省は一切そのことは、ある意味……
○安住委員 民主党の安住と申します。 きょうは本当にお忙しい中、お三方の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。貴重な意見を聞かせていただきました。 十五分の短い時間でございますので、まず蓮見参考人に御質問をさせていただきます。 先ほど中野参考人の方からもございましたが、私も、実は昨年の六月十九日に国大協の教員養成特別委員会の委員長として蓮見参考人が高倉主査に対して出したと思われる文書をここに持っておりまして、読ませていただきました。その中で私が一番気になったのは、今回のこの改正案について、これが事実かどうかを含めて後で簡単にお答えいただきますが、結局、教職科目をふやすということは……
○安住委員 民主党の安住でございます。 私も時間が三十分しかございませんが、特に今の国鉄の問題について、昭和六十二年の経緯にさかのぼって、行政がやってきたことが一体何であったのかということを、特に宮澤大蔵大臣は折々に触れて大蔵大臣であり、また内閣総理大臣としてこの問題にも深くかかわっていらっしゃったわけでありますから、その経緯についてお伺いをしたいと思います。 昭和六十二年の四月にJRがスタートしました。そのときのスキーム、清算事業団の債務の二十五・五兆円、私はそのこと自体、例えば土地や株の売却を除いた国民負担分の十三・八兆、このことについても実は後で、見通しの甘さというか株式の売却益を過……
○安住議員 岩永先生の御質問は、合議制の機関が我が方の案にはないじゃないかと。 政府案では、内閣府に対して、経済、科学技術、男女共同参画と、それから中央防災だったですね、確かにそれは重要であるかないかと言われれば、それは非常に重要な問題であることはわかりますが、それぞれの問題をむしろ固定的にこの法案に書き込んで、その会議を恒常的に行うということは、むしろ内閣総理大臣のその時々の重要な問題というものに対する諮問ができなくなるという裏返しの大きな問題が実は私はあると思っております。 ですから、極端なことを言えば、小渕内閣では、小渕総理大臣の考え方で今言った問題が確かに諮問すべき課題としてあると……
○安住委員 お昼どきに一時間ほど時間をいただきまして、ありがとうございました。私も、鉢呂議員の質問に続いて、関税化の受け入れ、農業基本法の問題、それから行政改革に絡んで農林省が今後どうあるべきかということについて、一時間にわたって質問をさせていただきたいと思います。 まず、米の関税化の受け入れの問題でございますが、昨年の十二月に、我々から見ると大変突然出てきた話でありました。関税化のことに関しては、私個人としては一定の評価をしております。しかし、先ほど鉢呂議員も申し上げたとおり、果たしてその決定の経過はいかがであったのかということについては、農林省がやってきたことに対しては私どもも少し首をか……
○安住委員 きょうは、二時間二十分にわたって私におつき合いをいただいて、中川大臣初め農水省の皆さん、本当にどうぞよろしくお願いします。 まず、法律の問題の前に、大変ビビッドな話題でありますから、大臣、日韓漁業協定の非公式会合がきのうから始まったということでございますが、こちらに伝わってくる報道の内容は、本当にあれだけ苦労をして、我が国の国内でも大変不満がある中で、交渉に当たった関係者の皆さんの御努力でようやくこの漁業協定が結ばれた、しかし、ふたをあけてみたら、二そうびきの底びき網漁とフグ漁の一部についてだけは全く欠落をしていたというのは、きょう、長官、何か交渉にお出になられているところをあえ……
○安住委員 私は、民主党を代表して、主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。 反対の第一の理由は、今回の関税化移行に至るまでの政府・与党の姿勢であります。 ガット・ウルグアイ・ラウンド農業交渉の際、米の関税化を受け入れるか否かについては、国論を二分する激しい議論が闘わされました。そして、その結果として、苦渋の選択としてミニマムアクセス米の受け入れを選択したのであります。 しかし、今回の関税化受け入れに至る過程を見ますと、一部農業団体との事前協議のみで、これほど重要な決定を農林省並びに与党はしてしまっているわけであります。このような国……
○安住委員 大臣、長官、おはようございます。私も実はきのうの夕方に、一時間二十分ということで、急遽トップバッターをさせていただきますので、質問が散漫になるかもしれませんが、そこは少々御勘弁をいただいて、前回は二時間二十分でしたが、きょうは一時間二十分という比較的短い時間の質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いをします。 通告の順番とはちょっと違いますが、きょうの流れは、北朝鮮の不審船に関する問題をまず最初にさせていただいて、その後、水産全般についてのお話を、きょうは厚生省の方からもおいでいただきましたので、特にHACCP等食品衛生法に関するお話、それで養殖の持続法案、その後、損害……
○安住委員 おはようございます。 きょうで四日目に入りました農業基本法、しかし実際はかなりもう質疑をしていまして、私もきょうで四回目ぐらいの質問でございますが、短い一時間の時間でございますけれども、きょうはちょっと別の観点といいますか、法案の中身というよりも、我が国農業が今後どういうふうな推移をするのかということを、いろいろな観点から少しお話をさせていただきたいと思っております。 一九六一年に制定された農業基本法が始動して以来四十年弱の時間が過ぎましたが、私は、今日本の農業というのは、大きな意味で言えば構造調整の時期だろうなと思うんですね。だからこそ基本法というものが出てきたわけであります……
○安住委員 安住でございます。
時間がありませんので、端的に、私の方も一問一答でお願いします。
平塚さんにまずお伺いをいたしますが、今のこの中山間対策に関連して、具体的に、どんなところでだれを対象にするかという、いわゆるガイドラインを設けなければなりません。このことについて参考になる意見があればお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、佐々木さんにお伺いします。私も東北の出身ですが、現実にそれぞれの町でデカップリングの指定をするというのは、確かに地方でやることはいいのかもしれませんが、むしろ大変さが伴うと私は思うんですけれども、いかがでございますか。
○安住委員 私も、これは委員長に対しても申し上げますが、私も含めて、委員会幾つも入っていまして大変忙しいと思いますが、きょう十二時現在で、私の質疑であるなしにかかわらず、始まる時点で四、五人しかいないというのは、この農業基本法という本当に重要な問題を今やっているときに、果たしてこういう状態でいいのかと私も思いますから、どうぞ理事会の方で、これは質疑の時間帯を含めてもう一度議論をしていただきたいと思います。マスコミがちゃんと見ている、国民が見ているわけですから、姿勢が問われると思いますから、そこは委員長に御要望しておきますので、よろしくお願いします。
○安住委員 民主党の安住でございます。 きょうは、各参考人、御苦労さまでございます。私の方からもそれぞれ御質問をさせていただきます。時間がないので早速質問させていただきますが、まず清水参考人に伺います。 私のふるさとも宮城の石巻でございまして、水産市場がございます。今、それぞれ、全国の水産市場の課題というのは、多分施設の老朽化それから衛生問題、特にHACCP問題で施設の改変整備というのは迫られているわけです。しかし、今の制度では、このHACCPに対応した支援措置というのは市場は対象外になっています。各会社についてはこれはあるわけですけれども、今後、全国的に見まして、HACCPに対応する施設……
○安住委員 おはようございます。 きょうは休み明けでございますので、通告の質問が、先週の木曜日だったので少しずれるかもしれませんが、御容赦をいただきたいと思います。 環境三法ということで、遅きに失した感はありますが、出してきたこと自体は率直に評価をいたします。しかし、歴史的な経緯を含めていろいろこれは話をしないといけません。戦後だけに限って言えば、我が国においては食料不足があった。大量生産、そして、米でいえば単収をどういうふうに上げていくかという中から、農薬をできるだけ有効に使うということで、戦後、水稲の増収という点で、同時に農薬の使用量というのも随分ふえてきた。しかし、振り返って現時点で……
○安住委員 おはようございます。民主党の安住でございます。 きょうは、大臣が御就任なさって、私、初めて質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。大学のクラブの大先輩でもございますし、余談ですけれども、私の祖母が大臣の選挙区に住んでいまして、遺族会で一生懸命大臣を応援しているということですから、きょうはぜひ、祖母にも大臣はやはり誠実な人だということを私はちゃんと伝えますから、正直に、謙虚に答えていただければと思います。 一時間半の質問の中で、私もWTO問題をじっくりやりたいのですが、こういう問題をやる中で、本当はやりたくないというか、大変不愉快な話が最近いろいろ新聞や雑誌に出て……
○安住委員 一時間の持ち時間で、今松下委員が言った問題について、私はちょっと質問いたします。基本的には大臣にお答えをいただきますので、よろしくお願いをいたします。
今の話の中で、一つちょっと気になったことがありまして、今度の問題は、農林省の構造改善局が抱えている構造的な問題なのか、それとも、あくまで処分を受けた、百六人の個人の倫理の問題なのか。大臣はどういう感想を持っていらっしゃるのですか。
【次の発言】 そうでしょうか。十八人もの職員が処分をされて、疑わしくて処分をしなかった人間を含めると、相当な数に上ると。これは、あくまでみんな個人の問題ということだったらば、構造改善局はどういう人間を雇……
○安住委員 きょうは、大豆なたね交付金暫定措置法及び農産物価格安定法の一部を改正する法律案の審議でございますが、その質問に先立ちまして、先週構造改善局の職員がついに逮捕をされる、なおかつ農水省に捜索が入ったのはどうも二十年ぶりであると、まことに遺憾であると思います。 大臣、私はこの問題をずっと取り上げてまいりましたけれども、率直に申し上げまして、今我が国の農家の皆さんの農業収入、大体百万円ちょっとという時代ですよね。本当にこの厳しい環境の中で三割減反を事実上強いられて、なかなか展望のない時代です。それで、ウルグアイ・ラウンドの予算がついて、生産性の向上を図るという目的でやってきた。 しかし……
○安住委員 おはようございます。 きょうは、一時間、経済通の玉沢農林水産大臣に、役所の答弁書は見ないでぜひ答弁をしていただきたいと思うんです。 私も、四年間は、三年七カ月ですか、農水委員会に籍を置かせていただきまして、実は農政論をまじめにやってきましたけれども、大臣になってから、もう不幸にも構造改善局の話ばかりでございましたから、きょうはもとに戻りまして、ペイオフの解禁問題について少し話をさせていただきたいと思います。 農協金融二法といいましても、これは、玉突きというか、ビリヤードの玉みたいなものでございまして、はっきり言って、農水省から見ても主管の法案というよりは玉突き法案の一つだと私……
○安住委員 民主党の安住でございます。 私は、きょう一時間半の時間をいただきましたが、この中で、農林水産省で起きている、るるの不祥事の問題を中心に質問させていただき、またそれに関連して公益法人のあり方、これは公務員の天下りの問題とも少しかかわりますので、この点についても質問をさせていただきたいと思います。 実は、農林水産省の構造改善局の不祥事については、私も玉沢農林大臣とは農水委員会の席で再三やり合っていると言ったら変ですけれども、かなり議論を交わしております。ですから、重複するところもあると思いますが、きょうは予算委員会でございますから、御容赦をいただいて、質問させていただきたいと思いま……
○安住委員 民主党の安住でございます。 きょうは、公述人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。貴重な御意見をありがとうございました。時間がございませんので、早速質問をさせていただきます。一問一答で、どうぞよろしくお願いします。 佐伯公述人にまず伺いますが、先ほどのお話で、確かにこの基本計画、基本法の理念と現実というものがいかに乖離をしてきたかというこの昭和三十六年からの歴史、私もそのとおりだと思います。具体的に、五年ごとの見直し、これは第三者機関できちっとした例えば評価点検システムが必要ではないかということですが、これをもう少し具体的に、考え方を持っていらっしゃればお話をしていただきたい……
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