このページでは安住淳衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○安住淳君 ただいま議題となりました防衛省の職員の給与等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、安全保障委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 本案は、一般職の国家公務員の例に準じて防衛省職員の俸給月額等を改定する等所要の措置を講じようとするものであります。 本案は、去る二十日本委員会に付託され、北澤防衛大臣から提案理由の説明を聴取し、質疑に入り、本日質疑終局後、討論、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○安住淳君 ただいま議題となりました法律案につきまして、安全保障委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 本案は、自衛隊の任務の円滑な遂行を図るため、自衛官の定数の総計は二十四万七千七百四十六人としたまま、海上自衛官、航空自衛官及び情報本部に所属する自衛官の定数を削減し、共同の部隊に所属する自衛官の定数を三十九人増加するとともに、即応予備自衛官の員数を十二人増加し、八千四百七十九人に改めるものであります。 本案は、去る四月五日に本委員会に付託され、翌六日北澤防衛大臣から提案理由の説明を聴取し、九日に質疑を行い、質疑終局後、討論、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可……
○国務大臣(安住淳君) 日銀の白川総裁に対して金融緩和を要請したのかという問いでございます。 日本銀行に対しては、常に、政府との緊密な情報交換、連携のもと、適切かつ果断な政策対応をとるよう私としては期待をしております。 以上です。(拍手)
○国務大臣(安住淳君) 今般、東日本大震災からの本格的な復興等を実現するため、必要な財政措置を盛り込んだ平成二十三年度第三次補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要を御説明申し上げます。 東日本大震災、原子力発電所事故の発生から七カ月以上が過ぎました。改めてここに、災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し、深く哀悼の意を表します。また、今なお避難を続けておられる方々を初め、被災された方々に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます。 東日本大震災からの復旧復興は、言うまでもなく、この内閣が取り組むべき最大かつ最優……
○国務大臣(安住淳君) 先般のG20や日本経団連との懇談会において、私から、財政健全化に関する取り組みに関しては、我が国の従来からの方針を説明したところです。 具体的には、本年六月に取りまとめられた社会保障・税一体改革成案に示された、消費税率を二〇一〇年代半ばまでに段階的に一〇%に引き上げる、平成二十一年度税制改正法附則第百四条に示された道筋に従って、消費税を含む税制抜本改革法案を本年度中に提出するといった方針を説明したものであります。(拍手)
○国務大臣(安住淳君) ただいま議題となりました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案の趣旨を御説明申し上げます。 東日本大震災からの復興を図ることを目的として平成二十三年度から平成二十七年度までに実施する施策に必要な財源については、歳出の削減並びに復興特別税の収入、財政投融資特別会計財政融資資金勘定からの国債整理基金特別会計への繰入金、日本たばこ産業株式会社及び東京地下鉄株式会社の株式の処分による収入並びに国有財産の処分による収入その他の租税収入以外の収入を活用して確保することとし、これらの財源が入るまでの間のつなぎとして復興債を発行すること……
○国務大臣(安住淳君) 円高に関連して、金融政策と為替介入の目的についての御質問でございました。 金融政策については、日銀において、その時々の市場動向、経済動向を踏まえつつ、適切に判断されるべきものであり、日本銀行には、引き続き、政府と緊密な情報交換、連携を保ちつつ、果断な金融政策運営によって経済を下支えしていただくことを期待しています。 また、我が国の為替介入は、為替市場における投機的な動き、無秩序な動きによる急激な為替変動を防ぐことを目的として実施するものです。議員御指摘のような短資会社の経営等への配慮は、一切存在いたしません。 以上でございます。(拍手)
○国務大臣(安住淳君) 平成二十四年度予算及び平成二十三年度第四次補正予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考えについて所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明申し上げます。 未曽有の被害をもたらした東日本大震災から約十カ月がたちました。この間、政府としては、震災からの復旧復興のための補正予算を三次にわたり編成するなど、復旧復興、景気の下振れの回避に全力を挙げて取り組んでまいりました。こうした中、我が国経済は、依然として厳しい状況にあるものの、緩やかに景気が持ち直してきているところです。 他方、欧州政府債務危機の動向等による海外経済の減速懸念、為替の動向、原子力発電所事故の影響に……
○国務大臣(安住淳君) ただいま議題となりました平成二十四年度における公債の発行の特例に関する法律案、特別会計に関する法律の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、平成二十四年度における公債の発行の特例に関する法律案について御説明申し上げます。 平成二十四年度一般会計においては、日本再生重点化措置を実施し、我が国経済社会の真の再生のために予算を重点配分しているほか、提言型政策仕分け等を予算に適切に反映し、公務部門において徹底して無駄を排除することなどにより、予算の大胆なめり張りづけを行っております。 このような努力を行った結果、平……
○国務大臣(安住淳君) よろしくお願いいたします。 ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案の趣旨を御説明申し上げます。 本法律案は、世代間及び世代内の公平性が確保された社会保障制度を構築することにより支え合う社会を回復することが我が国が直面する重要な課題であることに鑑み、社会保障制度の改革とともに不断に行政改革を推進することに一段と注力しつつ経済状況を好転させることを条件として行う税制の抜本的な改革の一環として、消費税法、所得税法、相続税法等について所要の改正を行うほか、その他の税制の抜本的な改革及び関連す……
○安住委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび安全保障委員長に就任いたしました安住淳でございます。まことに光栄に存じますとともに、その職責の重大さを痛感している次第であります。
依然として不透明な国際情勢の中で、我が国の平和と安全を確保するため、当委員会に課せられた使命はまことに重大であります。
ここに、委員各位の御協力を賜りまして、公正かつ円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
理事の員数は、議院運営委員会の決定の基準のとおり八名とし、そ……
○安住委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。神風英男君。
【次の発言】 次に、照屋寛徳君。
【次の発言】 次に、下地幹郎君。
【次の発言】 次に、中谷元君。
【次の発言】 静粛に。
【次の発言】 理事会で検討します。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 御静粛に。
発言は委員長の許可を得てから。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 中谷君、時間がオーバーしております。
【次の発言】 手短に。
【次の発言】 中谷君。大幅に時間をオーバーしております。
○安住委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ち、事務局をして自由民主党・改革クラブ及び公明党所属委員の御出席を要請いたさせましたが、御出席が得られません。
再度理事をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事をして自由民主党・改革クラブ及び公明党所属委員の御出席を要請いたさせましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
内閣提出、防衛省の職員の給与等に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより趣旨の説明を聴取いたします。北澤防衛大臣。
○安住委員長 これより会議を開きます。
この際、一言申し上げます。
去る二十日の委員会審査に当たり、円滑なる運営ができ得なかったことは、まことに遺憾に存じます。
今後は、より公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 国の安全保障に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岩屋毅君。
【次の発言】 いいですよ、ちょっとだけ。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 次に、赤嶺政賢君。
【次の発言】 赤嶺君、時間が来ています。
○安住委員長 これより会議を開きます。
開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ所属委員の御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
この際、御報告いたします。
本会期中、当委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付してありますとおり、基地対策予算の増額等を求める意見書外十五件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
国の安全保障に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、……
○安住委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事小林千代美君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に玉城デニー君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国政に関……
○安住委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として防衛省防衛政策局次長黒江哲郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中谷元君。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 次に、新藤義孝君。
【次の発言】 はい。
どうぞ、質問を続けてください。
○安住委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局長金高雅仁君、警察庁交通局長石井隆之君及び法務省刑事局長西川克行君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中谷元君。
【次の発言】 次に、岩屋毅君。
【次の発言】 次に、福井照君。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
○安住委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小泉純一郎君。失礼しました。小泉進次郎君。
【次の発言】 御静粛に、御静粛に。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 次に、赤嶺政賢君。
【次の発言】 赤嶺君、時間が参っております。
【次の発言】 次に、橘秀徳君。
【次の発言】 次に、照屋寛徳君。
【次の発言】 次に、下地幹郎君。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 質疑を続けてください。
○安住委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中谷元君。
【次の発言】 次に、新藤義孝君。
【次の発言】 次に、岩屋毅君。
【次の発言】 だれにですか。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。小泉進次郎君。
【次の発言】 御静粛に。
【次の発言】 御静粛に。御静粛に。
【次の発言】 御静粛に。
○安住委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。岡田外務大臣。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中谷元君。
【次の発言】 次に、新藤義孝君。
【次の発言】 新藤君、持ち時間を大幅に延長していますので、岩屋君の質疑にそのまま会派としてとるということにします。
【次の発言】 次に、岩屋毅君。
【次の発言】 次に、佐藤茂樹君。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時五十七分休憩
○安住副大臣 皆さん、おはようございます。副大臣を拝命いたしました安住でございます。 昨年の九月から、当委員会の委員長として皆様方に大変御指導いただきました。こうして見ますと、神風筆頭、岩屋理事、佐藤理事初め多くの皆さんがお残りでございますので、引き続き御指導を賜りますよう、お願いを申し上げたいと思っております。 私も、先般早速ベトナムに行きまして、大臣が国会日程で本会議欠席ということになって非常に残念なことでございましたが、かわりにASEAN拡大防衛大臣会議にも出席をいたしまして、我が国の立場を防衛省という立場でしっかりと訴えてまいりました。 今後とも、北澤大臣を支えてしっかりと頑張っ……
○安住副大臣 この別表と大綱の問題というのは大変議論が出るところでございまして、大綱そのものというのは、やはり文言の中から我が国のあるべき防衛のあり方というのを書くわけですね。それに伴って、いわば目標としての別表数字というものは、陸海空のそれぞれの調達を書き込む。しかし、現実には、それが完全に達成をされるかといえば、未達の部分というのも当然これは起きてくるわけでございます。 今、北澤大臣初め、菅総理のもとで新しい大綱を作成中でございますけれども、その中で、やはりより現実に沿った大綱のあり方と、それからこの別表をどうするかということを検討中であるというふうに考えております。
○安住副大臣 小原委員は、舞鶴の海上自衛隊の御出身であると。古く言えば、舞鶴は帝国海軍の鎮守府の時代から我が国の防衛の拠点でございまして、蛇足でございますが、東郷平八郎連合艦隊司令長官もその着任前は舞鶴の鎮守府の長官をなさっておったと聞いておりますので、そうした地域の中で日ごろ自衛隊の活動に大変温かい御支援を賜りましたこと、まず厚く感謝を申し上げておきます。 今御指摘のお話は、十月二十九日のイージス艦「きりしま」によるSM3ミサイル発射実験の成功ということでございます。これによりまして、イージス艦のSM3搭載が四隻体制、「こんごう」、「ちょうかい」、「みょうこう」、「きりしま」ということにな……
○安住副大臣 今、防衛省の抱えているといいますか自衛隊の抱えている最もある意味で深刻な、そして最も重要な課題を指摘いただいたと思っております。 御存じのとおり、防衛費に占める人件費の割合というのは極めて高くて、四兆七千億の二兆円強ですから。そしてまた、これが五年たちますと、退職金だけでこれにプラス三千億円は自然増になってしまう。ですから、自衛隊員の平均年齢も高まっていくし、また人件費も高まっていく。 では、アメリカ軍がいい例ですけれども、精強性を確保して、そして二十代、三十代前半のといいますか、若いエネルギーのある、そうしたいわゆる士、隊員をいかに我々として確保していくかということが、いわ……
○安住副大臣 御指摘の日米の合同実動演習については、これから年末にかけまして実際に行うという方向で今調整を進めております。
内部の詳細につきましては、近々、幕僚長の方から、以前から、従前どおりのルールに従えば発表させていただくということで、今、詳細を詰めているという段階でございます。
【次の発言】 御指摘のとおりでございますので、島嶼部の防衛についても、この演習については、引き続き、これまでと同じようにしっかりとやっていきたいと思っております。
【次の発言】 平成十九年における演習でも島嶼侵攻対処というのはしっかりやっておりますが、尖閣諸島は、外務大臣も何度も答弁しておりますとおり、我が国固……
○安住副大臣 赤松先生からの御指摘は、多分、私が沖縄にお邪魔をさせていただきまして、たしか月曜日に記者さんに取り囲まれたところで大綱を含めた質問を受けたものですから、そうした中で、私の方から、ことしじゅうに取りまとめる防衛大綱においては、我が国を取り巻く政治的な状況それから軍事的なことをさまざま勘案した上で考えれば、日本の南西地域、この島嶼部での防衛というものは一つ非常に重要なポイントになるであろうということを、私個人もそうでございますが、この一カ月ほど省内でさまざま大綱に向けまして議論をしている中で出てきた話も加味しまして、私の方からお話をさせていただいたということでございました。
○安住委員 きょうは予算委員会の集中審議でございますけれども、中井委員長を初め武部筆頭理事、野党の皆さんにも、質問に立たせていただきまして、本当に御配慮いただいてありがとうございます。きょうは、国会対策委員長というよりは被災地の議員として質問をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 閣僚の皆さんにも、連日被災地等々入っていただきまして、いろいろな御無理、お願いを申し上げましたが、迅速にこたえていただきまして、本当に感謝を申し上げます。 私がきょう質問に立たせていただくのは、実は、私の地元の石巻地方というのは、最も死者・行方不明者が多数出たところでございます。い……
○安住国務大臣 御指摘のありましたお話は、本当に近藤委員は、もうずっと熱心にやっていただいておりますけれども、政府といたしましても、予備費それから三次の補正を活用しながら、しっかり対応していきたいと思っております。 なお、三党で今精力的に、新しく債権買い取り機構等の設置を含めてやっていただいているわけですけれども、私が国対委員長時代に、何とか臨時会で成案を得るということで頑張ってやっていただくということになっておりますので、ぜひ、いろいろな相違点を克服しながら、近藤委員におかれては、もう大変いいところまで来たと聞いておりますので、ぜひそうしたことを……(発言する者あり)谷先生はまだまだとおっ……
○安住国務大臣 今御指摘のありましたように、補助金と人件費の問題、特に補助金につきましては、社会保障関係とそして地方財政関係で八〇%を超えるという非常に硬直した状態にあります。それに文教関係を入れれば、ほぼ一〇〇%の補助金はそれで満たされるわけですから、逆に言えば、聖域なく、そこに対して、補助金の一つ一つを、これは蓮舫大臣と連携をしながらやはり見直していくということが経費の削減になっていくのではないかな、新たな行革の柱というのはここら辺をターゲットにしなければならないだろうと思っております。 それから、人件費につきましては、岡田幹事長、そして私も国対委員長でございましたが、給与法を出させてい……
○安住国務大臣 石破政調会長におかれましては、三党合意の経緯を一番御存じでおられるわけでございますが、やはり、今を生きるということは、今納税をして、そして、その長さはいろいろあると思いますけれども、この先、何十年か先に納税の負担をする人たちにできれば負担をさせないで、今納税をしている人たちの幅広い範囲の中でこの復興のいわば財源を確保していこうということが、総理のお考えになっていることではないかというふうに思っております。
【次の発言】 齋藤さんとは長いつき合いで、本当に通産省時代からお世話になりましたけれども、私は今財務大臣なので……(発言する者あり)逃げはしませんけれども、実は、議院運営委員……
○安住国務大臣 ただいま議題となりました平成二十一年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外二件及び平成二十一年度特別会計予算総則第七条第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、平成二十一年度一般会計予備費予算額二千五百億円のうち、平成二十一年六月三十日から同年十二月二十二日までの間において使用を決定いたしました金額は、六百二十六億円余であり、その内訳は、災害対策費として、地すべり対策災害関連緊急事業に必要な経費、その他の経費として、新型インフルエンザワクチンの確保に必要……
○安住国務大臣 まず、当委員会においていわゆる小委員会仕分けをやらせていただいて、この宿舎の問題でいえば個別に賛否を問うてやったというのは、私は画期的なことだと思っております。 私は、今たまたま政府にいますけれども、十五年近く野党の議員でいましたから、ある意味で、国会が三権の中でも最も立法府として仕事を果たすという役割を示すために委員会とはどうあるべきかということは常々考えておりました。私は、そういう点では、私が在職している中で、議会人として皆さんにやっていただいた行動というのは、長く今後の歴史を変えるぐらい最も画期的なことだったんではないかなと思っております。 実は私も、その答申を受けて……
○安住国務大臣 私の十一月三十日の決算行政監視委員会における平議員の質問に対する答弁の中で、自民党のマニフェストに関し正確性に欠ける部分がございましたので、訂正の上、おわびしたいと思います。
【次の発言】 平成二十一年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二十一年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告いたしましたので、その概要を御説明申し上げます。
まず、平成二十一年度の一般会計の決算につきましては、歳入の決算額は百七兆千百四十二億円余、歳出の決算……
○安住国務大臣 皆さん、おはようございます。このたび財務大臣を拝命いたしました安住でございます。 本委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げますとともに、今後の財政政策等を運営するに当たっての基本的な考え方を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 我が国の経済状況は、東日本大震災の影響から持ち直しつつあるものの、欧米等の景気減速懸念や円高等による景気の下振れリスクに留意が必要な状況となっております。また、高齢化の急速な進展による社会保障費の急増等も背景に、我が国の財政状況は主要先進国中最悪の水準となっており、欧州において財政問題が金融不安や経済不安の最大の要因になっ……
○安住国務大臣 やはり少し経緯をお話ししないといけないと思いますけれども、今度の円高というのは、国内の情勢に何か起因をしているというよりは、御存じのように、ヨーロッパにおけるソブリンリスクに端を発した不安定な財政金融状況、さらに今週に入ってから、アメリカの経済指標が、市場が思っている以上に、決していい状況ではどうもないんではないかというようなことがさまざま流れて、これがやはり相対的なものとして円高にはね返ってきているという状況はあると思います。しかし、私の認識は、我が国の経済の状況にかんがえて、この動きというのは決して実体経済を反映しているものではないというふうに判断をしております。 震災復……
○安住国務大臣 ただいま議題となりました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 東日本大震災からの復興を図ることを目的として、平成二十三年度から平成二十七年度までに実施する施策に必要な財源については、歳出の削減並びに復興特別税の収入、財政投融資特別会計財政融資資金勘定からの国債整理基金特別会計への繰入金、日本たばこ産業株式会社及び東京地下鉄株式会社の株式の処分による収入並びに国有財産の処分による収入その他の租税収入以外の収入を活用して確保することとし、これらの財源が入るまでの間のつなぎと……
○安住国務大臣 おはようございます。 ただいま議題となりました経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図る観点から、個人所得課税、法人課税、資産課税、消費課税、納税環境整備について所要の措置を講ずるため、本法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の内容につきまして、御説明申し上げます。 第一に、個人所得課税について、給与所得控除の上限設定及び役員給与等に係る給与所得控除の縮減、成年扶養控除の対象の見直し等を行うこととしており……
○安住国務大臣 国民の健康という観点から、税率の引き上げということも考えさせてはいただきました。 たばこに関して言えば、多少反省も申し上げますと、先般、村田先生の質疑でもありましたけれども、実は、国鉄の問題が起きたときや国有林野の借金のときも、たばこ特別税の上乗せということをやりました。しかし、今、網屋先生おっしゃるように、機関投資家を含めて、国民も、普通の会社ではありませんけれども、投資対象になっている。 こういう中でございますので、今後、全株の売却が可能かどうかということで我々としては模索をしていきますが、その中で、今御指摘がありました点を踏まえて、しかし、一つ民間会社と違う要素がある……
○安住国務大臣 ただいま議題となりました東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、東日本大震災による被害が未曾有のものであることにかんがみ、先般、緊急対応の措置として講じた各般の措置に追加して、今般、東日本大震災の被災者等の負担の軽減及び東日本大震災からの復興に向けた取り組みの一層の推進を図るため、所得税法その他の国税関係法律の特例を講ずることとし、本法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の内容につきまして、御説明申し上げます。 第一に、所得税について、住宅借入金等を……
○安住国務大臣 国会対策委員長で八月に三党合意にかかわりましたので、正確に申し上げますと、我が方が提出してきた子ども手当法はそこで一たん下がって、児童手当法をベースにした、今一万円ずつの配付、さらに、三歳未満ですかは一万五千円という制度ですから、法律上は、児童手当に改良を重ねていくという合意でございますので、そういう点では、子ども手当は、手当法という形ではもうなくなったという認識でございます。 なお、テレビでの発言については、私の方から、誤解を与えるような発言があったとすれば、これはやはり、五十嵐先生は衆議院議員として、とはいえ財務副大臣でもございますので、誤解のないようにということで、口頭……
○安住国務大臣 先生一番よく御存じなわけですけれども、特別会計でやるということになりますれば、もちろん、財務省、日銀、会計検査院等、システムの変更を含めて大変な作業も必要になるわけでございます。第三次補正までは、やはり一般会計の中で区分管理という形にして、予算にいわばミシン目をつけてしっかりとわかりやすくさせていただくということで対応して、いわば最優先はスピードである。ですから、すぐに執行をするということであれば今回は区分管理でやると。 もちろん、三党の協議の中で、御党からも、今後のことについてもそうした対応をすべきではないかという議論があることはもう十分私も心得ておりますので、そこは今後の……
○安住国務大臣 今、谷先生からお話ありましたように、成立した暁には、予算措置を含めて適切に検討してまいります。五千億というお金についても、この法案に書いてあるとおり、成立と同時に、予算措置等について政府内で検討していきたいというふうに思っております。
【次の発言】 政府保証の五千億については、この法律に書いてあるとおり、しっかりと対応していきますので、御心配なく。こちらとしても、法案に基づいて対応していきたいというふうに私も思っております。
ただ、今、現下では、第三次補正の参議院での審議が間もなく始まるところでございますので、そうした状況もぜひお含みおきをいただきまして、御理解いただければと……
○安住国務大臣 今、加藤先生がおっしゃったように、五年間の新規立地に関しては無税措置ということになっておりますけれども、この対象地域というのは、申請を出していただいて国がそれを認めるということですが、その申請の要件として、今あったように、そこに今御発言いただいたような話になっているわけです。 それをどういうふうに考えるかということですが、やはり雇用というものが、離職を余儀なくされたということを踏まえると、そうした産業集積が必要な地域というのは、私は、おのずとやはり決まってくると思いますので、そうしたところを対象にこの適用をしたいというふうに思っております。
○安住国務大臣 財務大臣の安住でございます。 本委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 振り返ってみれば、今般の東日本大震災において、日本郵政グループ各社が提供するサービスは、避難者への信書の配達、移動郵便局等の開設による非常時払いの実施を柔軟に行うなど、住民に身近な存在として、国民生活に大きな役割を果たしたものと認識しております。 郵政改革関連法案は、利用者の視点に立って、郵政事業のサービスが全国あまねく郵便局で一体となって提供されることを確保するものであり、早期の成立を図ることが重要と考えております。 その上で、先般閣議決定した平成二十三年度第三次補正予算及び復興財源……
○安住国務大臣 いつ売れるかは、この法案が通って、本当に体質改善ができて、その上で国民の評価がどれぐらいかということによりますから、私の方から、今の時点で、先生御存じのように、なかなかいつの時期に幾らぐらいでと言うことはできないわけですが、法律上は、三分の二の売却によって、政府のしっかりとしたグリップもききますし、なおかつ、NTTと同じように、民営化に向けて力強い歩みもできるのではないか。 さらに申し上げれば、この問題というのは実は私も縁がありまして、郵政公社化法のときの野党の筆頭理事、それから民営化法のときの野党の筆頭理事と、この法案に私はつきまとっているわけではないんですけれども、何か縁……
○安住国務大臣 平成二十三年度第三次補正予算の大要につきまして、既に本会議において申し述べましたところでございますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。 最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。 まず、東日本大震災関係経費として十一兆七千三百三十五億円を計上し、その内訳は、災害救助等関係経費、災害廃棄物処理事業費、公共事業等の追加、災害関連融資関係経費、地方交付税交付金、東日本大震災復興交付金、原子力災害復興関係経費、全国防災対策費、その他の東日本大震災関係経費、年金臨時財源の補てんとなっております。 これらの東日本大震災関係の歳出を賄うため、一……
○安住国務大臣 お答えいたします。 全く私も心苦しく思いながら、税の御負担も国民の皆さんにやはりお願いをさせていただきたいと思っておりました。 総理からも再三お話ありましたように、次の世代にというよりも、今の世代を生きる人たちで頑張って何とか、この大災害でございますから、賄っていきましょうということで、増税をさせていただく。ただし、階さんがおっしゃったように、できるだけこの額を圧縮したいという気持ちは私も同じでございます。 ですから、今後、五兆円の税外収入プラスというところでは、株式の売却等ということがあります。さらに、その他というところでは、項目は決めておりませんけれども、政府の持って……
○安住国務大臣 無駄の削減は、茂木先生、我々もかなりやっております。これは大変申しわけないですけれども、自民党政権下に比べて、経年でも二兆六千億等出しておりますので。その無駄の削減以外にも、税収増を図るということも含めて、これを基礎にして子ども手当等はやっているということでございます。
【次の発言】 茂木先生は当時の野田財務大臣ともそのことについてやっておりますけれども、確かに、子ども手当については二・三兆円等、無駄の削減でさまざま捻出して、そういう中から全体の中で、高校の無償化にしてもそれから農業の戸別所得にしても出していますから……(茂木委員「税収減との関係を答えてください、聞いているんだ……
○安住国務大臣 前半の五年間は、先生御存じのように集中復興期間ということで十九兆円、残りのことについては、現時点ではトータル二十三兆というふうに見込んでおりますけれども、現実には、もしかすれば、福島県の除染費等々積み上がっていく可能性はある。
その財源はどういうふうにするんだということでございますが、今後、この財源確保法で償還期限を伴う税負担等はお願いをしましたけれども、税外収入等々さまざまな財源をその時点で確保しながら、必要な経費についてはやはり賄っていかなければならない、私としては、そういう基本姿勢で臨みたいと思っております。
【次の発言】 今、石井政調会長から御指摘のありました三点でご……
○安住国務大臣 先ほど若井先生からお話ありましたように、一次、二次と合わせて六兆、さらに今回の復興分が九兆強ということでございますので、最初の集中期間の五年間で十九兆と見込んでおりました部分のうち、十五兆円近くはこれで手当てをするということになると思います。 そして、よく復興がおくれていると大変御批判を受けるわけですけれども、反省もありますが、しかし一方では、一次予算でつけた瓦れきの処理等の執行は順調に消化をしております。 今度の三次補正というのは、復旧ではなくて復興ですね。それぞれの町が、今先生おっしゃったように、廃墟の中から立ち直ってどういう未来像をつくっていくかということで、例えば私……
○安住国務大臣 まず、その前にちょっと、反論するわけではないですけれども、私も漁業地帯ですけれども、先生、水産業はもう既に、ほとんどと言っていいほど自由化の中で日本の水産物は海外に売れております。イカにしても、私の地元のことでいえば、大津波を受けた女川、牡鹿地域では、ホヤは韓国や中国に対して五倍、六倍の値段で売れるようになって大変な収益が上がっています。 ですから、何か、守れ守れということも大事ですけれども、事実として、先生は境港の御出身だからそういうことも御存じの上で多分おっしゃっておられると思いますので、ただそれだけを取り上げてというのは私はいかがかと思います。 それから、これはガット……
○安住国務大臣 私は、全くそういうことは持っておりません。
【次の発言】 財務省は、財務省所管の普通財産に関しては、貸し付けに関しては、必ず賃料は取らせて国庫に納めていただいております。
ちょっと今聞いて思ったのは、それは自民党にも問題があるかもしれませんが、長年この問題について何ら対応をもししてこなかったとすれば、衆議院は相当重い責任をやはり背負っているのではないかと思います。行政財産を管理するだけの資格があるのかということもありますから、そういう点では、衆議院側は、今の御質疑の中で、議院運営委員会というよりも、事務方がしっかり適正にこういう問題に対してやはり対応していく。
なお、高輪の……
○安住国務大臣 今お話を聞いていて、いわゆる金利政策の中で社会問題が当時起きて、これを、いわば平さんの御指摘だとモラルの問題で二〇%にしたけれども、それは本当に正しかったのか、もう少し検証が必要なんじゃないかという御指摘だと思うんですね。 ただ、私も、あの当時のことを考えると、非常にそういういわば世論も強くて、やはり総額抑制をすべきだという意見だったと思うんです。ですから、それから何年かたっていますから、本当にそういう闇の方に、いわばイタチごっこのような状態になっているかどうか、そういうことに対するいわばフォローアップをちゃんとしなさいということは、私としてはそういうふうに理解いたしましたの……
○安住国務大臣 ただいま議題となりました平成二十二年度一般会計経済危機対応・地域活性化予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書外二件及び平成二十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外二件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、平成二十二年度一般会計経済危機対応・地域活性化予備費予算額九千九百九十六億円余について、平成二十二年六月十八日から同年九月二十四日までの間に、全額その使用を決定いたしました。 その内訳は、優良住宅取得支援事業に必要な経費等の六十二件であります。 次に、平成二十二年度一般会計予備費予算額三千億円のうち、平成二……
○安住国務大臣 特例公債法は、本年度の一般会計予算総額の約四割に相当する三十八・三兆円の歳入である特例公債の発行根拠を規定するものであり、現下の厳しい財政状況では重要だと思っております。 そこで、お尋ねの件でございますけれども、現在、歳出許容額というのは、税収、税外収入込みで四十六・一兆円でございます。今、計算をしていますが、九月末時点の累積支出見込み額は三十九・三兆円です。そして、二十一年度から二十三年度までの十月の支出額は、二十一年度が五・八兆、二十二年度が五・三兆、二十三年度が五・一兆ですから、推計ですが、十月は大体五兆円台前半になります。 ですから、三十九・三兆に五兆円ちょっとを加……
○安住国務大臣 今後の財政政策等については、先般の財政演説において所信を申し述べたところでございますが、本委員会において重ねて、所信の一端として、財政政策等の基本的な考え方等について申し述べます。 未曽有の被害をもたらした東日本大震災の発生以降、政府としては、震災からの復旧復興のための補正予算を三次にわたり編成するなど、復旧復興、景気の下振れの回避に全力を挙げて取り組んでまいりました。こうした中、我が国経済は、依然として厳しい状況にあるものの、緩やかに景気が持ち直してきているところです。 他方、欧州政府債務危機の動向等による海外経済の減速懸念、為替の動向、原子力発電所事故の影響による電力供……
○安住国務大臣 確かに、きのうも朝日新聞に載りまして、私も地元でございますので、見ておりますと、震災からおよそ一年ですが、かなり瓦れきは片づいてきました。復興に向かって、これからいよいよ本番というところなんです。 だけれども、今委員からも御指摘があったように、一次、二次補正で七六%の執行、第三次補正を含めると五四%なんですね。それを、遅いという御批判はあるわけでございます。 しかし、そこには大きな原因があります。地元に帰ってよくわかるのは、発注する側も受ける側も、やはり人手不足なんですね。ですから、これまでの不況下での日本ではなかったような、公共事業を発注しても入札が不調に終わるケースが非……
○安住国務大臣 先ほどは予算委員会でありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。 インフレターゲットという言葉にはさまざまな考え方があって、何か一定の決まった定義があるというふうになっているとは思っておりませんが、私なりに判断するところでは、先ほども申し上げましたが、中央銀行が一定の物価上昇率の目標を設定し、その達成を優先する金融政策を行うことということは一つ言えるのではないかと思っております。 先般、日銀は、先生今御指摘のように、金融政策決定会合において、中長期的な物価安定のめどを日銀として機関決定するとともに、当面、物価上昇率一%を目指して、強力に金融緩和を推進していくという……
○安住国務大臣 私は、あしたも秋田の方にお邪魔をしまして、財務省が一月から主催しているのを含めると四カ所伺うということになります。閣僚、政務官、総出で対話集会をしております。 報道の中には、例えばこの間私は滋賀に行きましたときに十五人でやったんですね、十五人程度でそんなのはわかるのかという批判もありましたが、百人以上を集めた大きな集会もやっていますし、そうした、いわばミニ集会的なことをしっかりやって、皆さんの意見を一人ずつお伺いをするというようなこともあります。 ですから、お一人お一人の意見というのはさまざまでございます。本当に、前向きな意見もあれば、やはり慎重な意見もある。そうしたことを……
○安住国務大臣 今、議論を聞いていまして、万般にわたり、党の中で税調の事務局長として御尽力いただいていることに感謝を申し上げます。 やはり消費税の問題だけピックアップして議論になりますけれども、今御指摘のあったような、高齢化社会の中で、さまざまな給付のあり方、控除制度の見直し、それから所得税のあり方等々、万般にわたって議論をしていかないといけないと思いますので、今後ともお力をおかしいただきますようお願い申し上げます。 税務職員のことについては、本当に温かい御配慮をいただいて、ありがとうございます。五万六千人前後でずっとこの十数年間推移をしてまいりまして、確かに、その中で抱える案件、額は大き……
○安住国務大臣 最初に私の方から、今、三村さんの話は、大変私どもにとっても勉強になりますので、これから法案を出して、具体的にどれぐらいの経費をかけて、どうアクセスするか、効率的に、納税者の納得のいくような仕組みづくりをやはり安いお金できちっとやっていきたいと思っております。 それで、もともと、給付つきの税額控除制度というのは、これは結局、税額控除と給付を組み合わせたものを通称として言っているわけですから、そういう意味では、さまざまな類型があると思います。 そういうことからいうと、いわゆる低所得者対策として、具体的にどこら辺のところの方々をターゲットにするか、また開始時期をどうするか、財源の……
○安住国務大臣 先般に続き、引き続きよろしくお願いします。
今ありました問い合わせに対しては、いわゆる総額型の研究開発税制について、統計、これは国税庁統計で平成二十一年度ベースでございますが、五千六百二十八件の適用があって、うち、大企業が一千七百六十九件、中小企業が三千八百七件、連結納税法人が五十二件となっております。
【次の発言】 確かに、そういう御指摘もあると思います。私が許容範囲と言うのは、この増税期間、三年間だけは、むしろ企業側にぜひ復興の貢献をしていただくために法人税を上げさせていただきましたので、そのことを申し上げたわけであります。
それで、研究開発そのものの重要性というのは、……
○安住国務大臣 ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、最近における内外の経済情勢等に対応するため、関税率等について所要の措置を講ずるほか、貿易円滑化のための税関手続の改善、税関における水際取り締まりの強化等を図ることとし、本法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。 第一に、暫定関税率等の適用期限の延長であります。 平成二十四年三月三十一日に適用期限が到来する暫定関税率等について、その適用期限の延長を行うこととしております。 第二に、貿易円滑化のための……
○安住国務大臣 おはようございます。 まず、御礼から申し上げます。私も十六年国会議員をやっていますが、朝の八時から御審議をいただくということは本当に異例なことでございますが、こうしたことに対応していただいたことに、本当に、野党の先生方も与党の先生方も、厚く御礼を申し上げます。 今、村田先生から財政再建それから米韓のFTAの問題等を指摘いただきまして、類似する問題というのは、今日本の中でも直面をしている問題がございます。 特段、財政再建について御指摘をいただきました。まさに私どもも十年物国債の長期金利の動向というのは大変注意をしながら見ておるわけでございますが、御指摘もいただいたように、株……
○安住国務大臣 おはようございます。 懸念については、私も直接ロスカボスでガイトナー長官からもお話を伺いました。それから、バーナンキ議長も、最近も七月の十七日に、このことについて取り上げて発言をしております。 言ってみれば、議会のねじれの中で、昨年も同様の債務の上限問題というのがありましたけれども、大統領選挙、それに伴う上下両院選挙等がありますので、今御指摘のような財政の崖の問題を、私は、アメリカは知恵のある国ですから政治の中で解決してくれるとは思いますけれども、先生が御指摘のように、このままもし二〇一二年末でブッシュ減税が実質的に切れて増税になったり、また、財政再建の問題というのは、特に……
○安住国務大臣 おはようございます。 昨年に引き続きまして、歳入歳出一体で御審議をいただき採決をするという状況、環境が整わなかったということに関しては、昨年は国会対策委員長でございましたし、ことしは財務大臣ということで、そういう点からいうと、私の責任も大きいと思っております。 政府といたしましては、与党と相談をしながら、何とかこの法案の成立を早期に図るために環境の努力をしなければならないということで、話し合いを、特に政調会長を中心にお願いしてまいりました。三月末に、もし仮に法案を出して採決ということになっていても、今の状況から振り返って考えてみても、法案の否決というのは必至な状態でありまし……
○安住国務大臣 ただいま議題となりました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する等の法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、世代間及び世代内の公平性が確保された社会保障制度を構築することにより支え合う社会を回復することが我が国が直面する重要な課題であることに鑑み、社会保障制度の改革とともに不断に行政改革を推進することに一段と注力しつつ経済状況を好転させることを条件として行う税制の抜本的な改革の一環として、消費税法、所得税法、相続税法等について所要の改正を行うほか、その他の税制の抜本的な改革及び関連する諸施策に関……
○安住国務大臣 今、政調会長からそのボードで示していただきましたけれども、もう少し私の方から申し上げますと、歳出の面における社会保障費は毎年伸びております。この二十年間で、十一兆だったものが二十六兆に、その最新の資料の下の方ではなっていますね。つまり、この二十年間、前原政調会長も国交大臣等おやりになりましたけれども、社会保障以外のいわば投資の部分でいうと、これはずっと抑えられてきた。つまり、財政的にそういうものに効果的にお金を使うだけの余力がやはり今非常にない状況だということが一つ言えると思います。 そして、この重なってきた借金の中で一番私が注意をしているのは、財政の持続性、これがやはり、国……
○安住国務大臣 まず最初の、二十八項目の検討事項でございますけれども、確かにそうでございます。 ただ、少しだけ反論させていただきますと、六年にお決めになって、九年に消費税を上げる段階においても、実は法案策定時から施行までの間に決めた項目というのがあります。ですから、そういう点では、法案が固まるときにはそういうことはしたいんでございますが、しかし、どうしても住宅の問題とか、石原幹事長御存じのように、検討して年度改正でやらなければならないものを方向性として示したということを御理解いただきたいと思います。 今御指摘をいただいた点については、私も、国税庁の職員、国民からの信頼というのは大変高いもの……
○安住国務大臣 町村先生は、竹下元総理の、消費税を上げたときに実務的な税調の事務方をなさっておられて大変取材でお世話になりましたけれども、実は、あのときから、五%を上げるというのは、大変な、経済に対する、やはり一回で上げることに対しては懸念というのがあったと私は思います。ですから、自民党政権下でも、まず三%、次に二%と参りました。 それは多分、経済に対する影響をできるだけ少なくしながら、消費の反動というのが傾向としてありますので、そうした点から考えれば、二〇一五年にプライマリーバランスを、現在の三角六を、これを、大きく言うと三角三にしていく、二〇年にはさらにこれをゼロに向かっていくということ……
○安住国務大臣 二つのことをちょっと簡単に申し上げたいと思います。 日本の社会保障制度というのは、保険料と税負担で賄われているわけですよね。ですから、そのトータルでいうと、高齢化社会の中で百兆円を超えるやりくりをしないといけない。そういう中で、税負担がなかなかやはり大変になってきたので、これは、これから高齢化社会を迎えて、ここの部分をやはり何とか補填していかなきゃいけない。そのためには、やはり広く薄く皆さんに、お預かりした税金はそのまま、今までは、平成十一年から、年金、医療、介護、高齢者三経費ということでございましたが、これに新たに少子化も加えさせていただいて、これに充てるための目的税化とい……
○安住国務大臣 財務金融委員会で丹羽先生からもこの話もお話しいただきましたけれども、今、質疑時間でいうと、十時間ちょっと超えたぐらいでとまっております。 これは、山口筆頭、竹下亘理事にも、私はおわびも申し上げましたけれども、衆議院の段階で、昨年は、自民党、公明党の皆さんに御賛同いただいて成立をいたしました。衆議院の段階で賛成をしていただく環境を与党としてつくる段階まで、あの時点ではやはり至っておりませんでした。 そういう判断でございますので、私が申し上げたのは、やはり、例えば三党協議ということで、高校の無償化等の問題、農業者の戸別所得補償等、課題となっている問題についてしっかり合意を得て、……
○安住国務大臣 国民が、社会保障、それを税負担と給付で賄っている比率でございます。 日本の場合は約四〇%弱でございます、三九%をちょっと下回るぐらいでございますが、これが、諸外国に行きますと、高いところでは、北欧地域なんかはやはり六〇%近くいきますし、ヨーロッパの先進諸国でも五〇%台。アメリカの場合は、今副総理からもお話がありましたけれども、先生御存じのように、民間の会社が入っていますから、そうした国民負担率は比較的低いわけでございます。 私たちの場合は、そういう点では、税負担と社会保障のいわば保険料で賄っているサービスというのが、やはり比較的、そういう意味では、国民の皆さんへの負担は、国……
○安住国務大臣 OECDの統計を見ますと、確かに、先生御指摘のように、保育サービスや幼稚園への公費支出の対GDP比等については、日本は加盟国中低位にあります。家族関係社会支出も低位にあります。 日本の場合、ちょっと子供の数全体が比率としては少ないということもあるので一概には言えないかもしれませんが、しかし、全体として確かに就学前を含めて予算措置等について不十分な点を指摘する方は多うございますので、今度のこの一体改革の中では、今までは高齢化三経費でございましたが、少子化に、ですから、七千億、それでも足りないという御指摘かもしれませんが、しっかり充てていって、収入の多寡にかかわらず、やはりしっか……
○安住国務大臣 本来であれば、後世の世代に借金を残さないで、きちっと現役世代で賄うべきところを、大変な、そういう意味では、税の負担が賄い切れない分、公債依存が高いわけでございますから、その部分をできるだけやはり少なくしていくということが、社会保障・税一体改革にとって私は必要だと思っております。
【次の発言】 所得は、課税の対象としての所得でございます。
【次の発言】 急なことでございますが、今想定をしているのか、していないのかということでいえば、今の制度の中でそうしたことが起こり得る可能性というのは、計算上はあり得るかもしれませんけれども、現時点で確たることを私のもとで言うことはできません。
○安住国務大臣 お気持ちは十分わかります。人生にとって、普通のサラリーマンの方にとっては、住宅を買うというのは本当に一生一代の大きな買い物でありますから。 私どもとしても、そういう意味では、今石井さんおっしゃるように、土地にはかからないけれども箱物にはかかります、その箱に関してどうするか。これについては、今住宅ローンの控除等いろいろなことはやってはおりますけれども、それだけでは十分でないという声も党の中からありますので、分科会を設けていただきまして、石井さんにも入っていただいていますけれども、そこでの結論等を待って、現実可能で、特に大事なのは、やはり、住宅着工件数の変動というのは、比較的消費……
○安住国務大臣 おはようございます。 やはり税の問題を考えるとき、政権交代して、納税者の側という視点を我々は大事にしようということで、公平という点では、前政権と、これまでの立場と変わりません。 しかし、透明と納得という言葉をきちっと入れました。それはやはり、これまでは徴収をする側からの中立性等、それから簡素ということを中心にやってきました。これはもちろん引き継ぎますが、一方で、納税者の側から、稲富さんにも十分昨年やっていただきましたけれども、その概念を入れたということは、後に多分納税者を中心にした税の仕組みを考えていくための一つの柱になるものを入れられたというのは、私は非常に大きなことだっ……
○安住国務大臣 三十分間聞かせていただきましたけれども、軽減税率のいわゆるデメリットというものがやはり諸外国であるということを丁寧に説明をいただいたと思います。 現に、イギリスの首脳ともいろいろな意見交換をしておりますと、ゼロを上げていくということについては非常に難しいんだけれども、やはり、標準税率というものを念頭に置けば、できれば、そうした軽減税率というものは、歴史的な経緯があったとしても、是正をする方向の方が正しかろうということを主張する方々は多うございます。ですから、ヨーロッパでの話し合いの中でも、軽減税率の問題というのは、やはり今御指摘のあったように、同じような視点で取り上げられてい……
○安住国務大臣 おはようございます。 菅総理が代表のとき、私も党の役員をやっていましたけれども、おっしゃるとおりで、後に名誉回復したといいますか、役所の方からきちっと謝罪をして、菅総理のその期間の問題については実務的なミスであったと。しかし、当時の政治的な、いわば、いっときの大変な批判の中で代表を辞任せざるを得なかった。しかし、そういうことも糧になって後に総理にまでなれたんですから、それはそれで逆境に強い菅さんだなと思います。 しかし、その話とは別に、ここにも歴代大臣がおられますけれども、これは制度上というより、私は、私どもも入っていましたけれども、やはり国会議員の互助年金があったからだと……
○安住国務大臣 おはようございます。御激励をいただきまして、伊吹筆頭からも、ありがとうございます。 平均で大体二・六兆円の試算を今まで、過去の統計がそうなものですから。ですから、ある意味では、消費税は景気の影響を余り受けないで安定した税収を見込める。先般も議論がありましたけれども、ではなぜ今回二・七なのかと。これについては、私もここで言いましたけれども、経済財政の中長期試算における慎重シナリオをもとに成長することを勘案すれば、二・七兆というふうに計算させていただいて、五%で十三・五兆円になりますということでございます。 もちろん、景気が下振れをしたり、それから思わぬ事態になって税収が落ち込……
○安住国務大臣 おはようございます。 とにかく、借金の多さというのは今、世界の中でも飛び抜けております。GDP比でも二〇〇%を超えるような勢いでございますから、そういう点では、今、田嶋さんがお示しになったグラフのとおりでございます。 なぜこういうことになっているのかということは、端的に申し上げまして、一般歳出が税収の中ではやはり半分ちょっとしか賄えない、残りをみんな公債発行に依存しているような状況でありますから、これが積み上がってきて、毎年、特にこの十年間、急激に債務がふえたということでございます。 それでは、財政再建が、今回の税と社会負担等をやればこれがどういうふうになるのかということ……
○安住国務大臣 この修正協議は、藤井先生と町村先生でやっていただいておりますが、もうこのお二方にお任せをしておりますので、そういう点では、そこで話し合われることを私どもとしては最大限尊重させていただくということです。
【次の発言】 最初政府でまとめたときには、御存じのとおり、この附則十八条の一項、二項の書き方は違っていたわけですが、これは、与党の中で御審議をいただいている中では、名目三、実質二というものを目指す政策目標をやはり法律の附則のところで掲げるべきであるということでございましたので、私どもとしては、政府のデフレ脱却や経済活性化に向けた必要な施策を講じていくという目標を、これは先生御存じ……
○安住国務大臣 二〇一二年度におきましては、社会保障四経費は、国、地方合わせて、まず年金が九・一兆、それから医療が十四・三兆円、介護が四・九兆円、少子化が三・二兆円となっておりまして、合計で三十一・五兆かかっております。これで、現時点での地方消費税を除く消費税収四%分の金額が十・四兆円でございまして、社会保障四経費に充てたとしても、その差額というのは二十一・一兆円足りないということになります。 一方、今回、消費税を五%引き上げをさせていただいたときでございますけれども、社会保障四経費は、社会保障の自然増、毎年高齢化等に伴ってどんどんふえてまいりますので、それと、社会保障・税一体改革による社会……
○安住国務大臣 所得税と資産課税の見直しの方向性については三党とも合意に至っていた。しかし、具体的な案についてはさらに議論を尽くす必要があることも踏まえて、原案からは削除するものの、今提案者からありましたように、年度改正でしっかりやっていきましょうということになっていますから、旗をおろしたわけでも改革をしないというわけでも全くございません。 そういう点では、今後、来年度の税制改正、再来年度の税制改正の中で、実質ここはどういうふうな累進性を持っていくかということをしっかりやってまいりますので、そうした懸念には及ばないというふうに申し上げたいと思います。
○安住国務大臣 修正案が出てきましても、今提出者からお話がありましたとおりでございまして、私どもとしては、七千億円分については子ども・子育てに使わせていただくという方針には何ら変わりはございません。
【次の発言】 町村先生、以前も御指摘をいただきましたけれども、今回、社会保障の目的税化をしてこれに充当しても、現実に、二〇二〇年の段階で、社会保障費が、これで公的な部分が、賄われる部分が完結をするわけでは全くございませんが、その中で、これから具体的に、二〇一五年に一〇%になった時点で、やはり新たなさまざまな制度設計をしないといけないというふうな認識は持っております。
そういう中では、今先生から御……
○安住国務大臣 第一項に規定されているのは、経済活性化等に向けた各般の措置をしっかりやっていって、目標を掲げましたと。第二項については、いろいろ御批判はあるかもしれませんが、我々は、資金の重点配分等の措置で、消費税引き上げ後に実施される可能性があることも踏まえて、経済状況等を総合的に勘案する。これらを踏まえてやりますということですから、先生、これは、消費税率の引き上げに当たっては、総理も今お話がありましたように、経済状況の好転というものを条件にしております。 ですから、三%、二%は目標です。ですけれども、そうしたことを目指して経済の状況を好転させていきましょう、その好転を見て引き上げますとい……
○安住国務大臣 平成二十四年度予算及び平成二十三年度第四次補正予算の大要につきまして、既に本会議において申し述べたところでございますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。 最初に、平成二十四年度予算について申し上げます。 平成二十四年度予算においては、引き続き東日本大震災からの復興に切れ目なく全力で対応するため、東日本大震災復興特別会計を創設し、必要な予算を計上しております。また、日本再生重点化措置を実施し、我が国経済社会の真の再生のために予算を重点配分しているほか、提言型政策仕分け等を予算に適切に反映し、公務部門において徹底した無駄を排除することなどによ……
○安住国務大臣 国防授権法が昨年成立して、やはり日本への影響というのが非常に大きい中で、ガイトナー長官の来日でございました。その後、実務者協議に入っておりますので、政府としての方向性は何ら変わらないので、私の方から、五年間で四割、イランからの原油の輸入については削減をした、今後も削減されていく方向だということは申し上げたつもりでございます。
○安住国務大臣 臨時国会で野党の皆さんからの御提案を受けて成立した機構に対する政府の枠として、五千億円を追加いたしました。
この機構は、その前にも政府がつくったものもありますけれども、農林水産業や個別の個人事業者に対する、再生を図るためにこの資金も使っていただくということで新たに設置をした枠でございます。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 インドネシアとかベトナム、タイを含めて、やはりヨーロッパの銀行がいわば貸し付けをしているケースというのが非常に多いわけでございますが、昨年から、今、仙谷先生から御指摘があったように、いわば資金を引き揚げるという傾向が少し見られております……
○安住国務大臣 ことしの雪は、過去の三八豪雪と言われた昭和三十八年の豪雪、さらに一八豪雪と言われた平成十八年の豪雪に匹敵するような、現在進行形で雪が降っております。特に、豪雪地域は過疎地でございますので、本当に御自宅に積もった雪の雪かきをなさっているような映像を毎日のように私も拝見をしております。 ちなみに、私の妻の実家も秋田でございまして、毎日、父親が一人で除雪をしておるんでございますが、本当に朝から、四時ぐらいから起きてやっていると聞いておりますので、そうした点では、国としても地方としても、例えば国道等の国の直轄地においては責任を持ってやりますし、また、地方自治体の中では、青森市なんかが……
○安住国務大臣 いわゆるJBICのファシリティーでございますけれども、残念ながら、今現在で三件の契約で、日本円でいえば六百八十億円程度という額になっております。
さらに、銀行に対して、邦銀との間でMアンドAのクレジットラインを設定しまして、これは日本円で約三兆二千億円ほど用意をしましたが、まだ成立した案件はないということでございます。
【次の発言】 素案の段階で、詳細な設計をしているわけではございません。
ただ、検討事項の中で、取得税それから重量税にかかわる国税、地方税分については、これは過去から、私どもの党の中でも、消費税とのいわば二重課税ではないかという指摘があるので、今回出す素案では……
○安住国務大臣 おはようございます。
半額支給で二・七、もしマニフェストどおりだとすれば五・五兆の歳出が予定されておりましたので、四十四兆の枠でおさまるかと言われると、非常に厳しいということは事実でございます。
【次の発言】 維持されたと思っております。
【次の発言】 御指摘のとおり、交付国債はこれまで、戦後の歴史から見ても、今先生が御指摘のような経緯をたどってまいりました。最近では東電に対して、昨年、法律を認めていただいて交付国債を発行しましたが、今回は、率直に申し上げて、今まで三年間、二分の一の二・六兆について何とか麻生政権以来やりくりはしてまいりましたけれども、復興の関係で、そうした意……
○安住国務大臣 おはようございます。 今御指摘のあった国民負担率ということですけれども、財政負担を含めて考える、いわゆる潜在的国民負担率で申し上げると、五一・二なんですね、我が国は。内容としては、租税負担率が二二・七、それから社会保障負担率が一七・一、財政赤字が一一・四、トータル五一・二。 実は、先進国の中ではこれでも低い方でございまして、アメリカだけは日本よりは低いんですが、これは個人負担の制度が逆に行き渡っている国であるということからそういうことになっております。 ですから、そういう点からいえば、これを改善するにはもう少し御負担というものはお願いをさせていただくということで、今回、消……
○安住国務大臣 必要に応じて、この文書に従って対応したいと思います。
【次の発言】 委員、この三に書いてありますように、「必要に応じ予算に反映させることも含め、誠実に対処する。」と書いてありますので……(下村委員「そんな答弁はだめだ」と呼ぶ)いや、それで、この言葉どおりにということであります。
【次の発言】 個々の職員を特定した上で、その職員に関し個別具体的にお答えすることは、個人に関する情報となるため、従前より答弁を差し控えているということは、主意書等でも明らかにしておりますので、御理解いただきたいと思います。
【次の発言】 委員の質問は個人を特定して質問をしているので、私どもとしては、それ……
○安住国務大臣 おはようございます。 食と農林漁業の再生というのは、与野党とも、これは緊急に必要であるということは認識をいただいていると思います。 我が党としても、昨年の十月に基本方針・行動計画というのが策定されまして、総理を本部長とする食と農林漁業の再生推進本部、そういうところでの、いわば農業再生の再構築ということで新しく戦略を設けたことに基づいて今回の補正予算の措置をとらせていただきました。 先生も御存じだと思いますが、十二月に農林水産委員会においても、国内農林水産業の構造改革の努力を加速せよと。これは、政府を挙げて対応するということは、もちろん予算措置を伴う対応をするようにという御……
○安住国務大臣 額賀先生が御自身でおやりになったこの2プラス2での合意をもう一度おさらいさせていただきますと、百二・七億ドルを合意して、今御指摘のとおり、日本側が六十・九億ドルで、米国側が四十一・八億ドル。しかし、真水といういわゆる財政支出については、日本側が二十八億ドルで、アメリカ側が三十一・八億ドルということの合意に基づいて、これまで予算措置をしてまいりました。 その積算根拠はさまざまありますけれども、司令部の設置から家族用住宅までやっていく。そのかわり、真水以外のものは、日本でいえばJBICを通した出資ないし融資という形をとるということで、私も、実は一昨年、直接グアム交渉を防衛副大臣で……
○安住国務大臣 私も鹿野大臣と全く同じでございます。 一つ、私も農村集落の出身で、地域がそうでございますので思いますけれども、やはり農村の人口減少、集落維持が本当に難しくて、北海道もそうだと思いますけれども、例えば消防団に入る方なんかもうんと減っていると思うんですね。ですから、農業でのなりわいをというのは、TPPのあるなしにかかわらず、やはり基盤の強化をする。 ただ、一方で、やはり兼業農家も非常に多いのが実態でございますので、そうした地方で働く環境づくりをしっかりすることによって農村集落を維持していかなければならないということもあると思います。 ですから、基本戦略にのっとりながら、十分対……
○安住国務大臣 今、小宮山大臣からもありましたけれども、保育士への研修については、従来から、安心こども基金を活用して財政支援ができるようにということで、基金のメニューに盛り込んでおります。二十三年度の第四次補正においては一千二百七十億円積んでおりますので、二十四年度末までの予算措置ということでしっかりやらせていただきたいと思います。
【次の発言】 今、小宮山大臣からもお話ありましたけれども、予防接種制度の見直しについて厚労省の審議会で議論が行われていると聞いております。新たなワクチンの予防接種法の位置づけや財源の問題を含めて精力的に議論を進められておりますので、その間の経過措置として、御指摘が……
○安住国務大臣 おはようございます。 ちょっと今の総理の発言に私の方から加えさせていただきますと、総理は、全収入の三〇%の削減をみずからもう実行しておられます。私ども閣僚も全収入の二〇%の削減をしておりますから、ことしは議会において一五%やっていただきましたけれども、引き続きハウスの中で、与野党ともに国民の皆さんにわかるような範囲で御努力をいただければということを、まず私は申し上げておきます。 そして、逆進性の対策というのは、小川さんの御主張というのは、つまり、消費税はある意味で平等ですから、平等に一定の比率で税をお願いすれば、どうしても所得の低い方々に対していわば負担率は高くなるというこ……
○安住国務大臣 常にさまざまなレベルで連絡をとりながらやっております。
【次の発言】 まず……(菅原委員「いやいや、それをしたか、しないかだけ。三十分しかないんですから」と呼ぶ)それは、介入について私が申し上げるものは何物もありません。申し上げることは何もありません。
それから、数字は、菅原さん、しかし、円高で原材料は非常に安く入ってきているという一方の大きなメリットもあって、そういう点では、マイナス二兆とおっしゃいましたが、最初に、菅原さん自身、商社マンで、投資をして非常に高い利益を上げていると。つまり、プレーヤーが、稼ぎ手が日本の国内でもかわりつつあって、大きなマイナスを上げているのは事……
○安住国務大臣 中井委員長を初め、各党の理事の先生方また委員の先生方の御理解をいただきまして、メキシコで開かれましたG20の全体会合に出席することができました。改めて感謝を申し上げます。 私は、この全体会合を初め、ガイトナー米国財務長官との会談を皮切りに、IMF、韓国、それぞれの財務相との会談を行いました。また、ドイツ、ECB総裁などとの精力的な話し合いも行うことができたと思っております。 G20では、ヨーロッパにおける危機対応への今後の取り組みについて活発な議論が交わされました。今後、四月に開催されるワシントンでの会合に向けて、さらなる世界経済の安定のために各国で協力をしていく方針を合意……
○安住国務大臣 御存じのように、所得税はフラット化をずっとやってきました。ですから、七〇%を超えるような累進税率の高さだったわけですけれども、これを四〇%台までならしてきて緩和してきたわけでありますけれども、そうしたことが、今委員御指摘のようなこのグラフにもあらわれていると思います。 そういう中にあって、民主党政権になりましてから、子ども手当等の創設をし、あわせて年少扶養控除等を廃止したり、それから実質的に高校の授業料無償化等をやって、そういう意味では、お金持ちの人の税負担は軽くなりましたけれども、低所得者の皆さんやそういう方々に対しての手当てというのは比較的手厚くやってきたつもりでございま……
○安住国務大臣 大蔵省の主計局でずっとやってこられた玉木さんですから一番御存じのとおりで、やはりOECDの統計を見ましても、社会保障以外のお金が、本当に今我々の国では予算づけは難しくなっています。ですから、そういう点では、今御指摘のように、政策をクリエーティブにやっていくためには、社会保障等の財源の確保をしっかりした上で、一般歳出経費について、やはり戦略的にいろいろなことに投資していくような体制というものをつくっていかないといけないと思っております。
【次の発言】 十六歳から十八歳までの上乗せ部分の廃止でございますけれども、所得税で九百五十七億、個人住民税で三百九十二億ですから、計一千三百四十……
○安住国務大臣 おはようございます。
被用者年金の一元化は非常に重要な課題だというふうに思っております。今、私どもとしては国家公務員共済制度を所管しておりますけれども、厚労省ともよく相談しながら、法案の提出等に向けて関係の調整というものをこれから鋭意行っていきたいと思っております。
【次の発言】 今、江端さんから御紹介のあったその表を見てもわかるとおり、例えばフランスのチョコレートは、普通のチョコレートだと約二〇%、板チョコだと五・五。やはりこれは、商品によってこういう分け方をしていくというのは、導入から長い経過、経緯を踏まえて、丁寧にやっていって初めてでき上がってくる、いわゆる国々の文化が……
○安住国務大臣 国会の質疑と協議は違います。
【次の発言】 私も、この研究員の鈴木先生とはテレビで何度か話をしたりしております。全部読んだわけではありませんが、新聞の記事等を含めてガイダンスはやりました。
【次の発言】 昭和三十七年の一月十七日です。
【次の発言】 所得の低い人だと思います。
【次の発言】 それは資産がある人というのをストックで見た場合とフローで見た場合があるという御指摘かもしれませんが、資産を全部把握するのは難しいんですね。私どもが今まで使っていたものでいえば、いわゆるフローでいう所得の多寡を私は申し上げたわけです。
○安住国務大臣 本当に長時間の御審議を中井委員長初め与野党の皆さんにいただきまして、本当にありがとうございました。 今御指摘がありましたように、何とか中期財政フレームで定めた財政規律を守り、同時に、歳出の削減によって捻出をいたしました一兆円規模で、日本再生重点化措置というものを講じたわけでございます。さらに、今度の予算で重要なことは、三兆八千億の引き続き復興に係る予算を盛り込みました。これは、与野党の合意で特別会計の法律も今般、出させていただいているわけでありますが、被災地の復興のために、いち早く、この予算を年度内にぜひ、御審議の上、成立を図っていただければと思いますので、参議院でも引き続き……
○安住国務大臣 おはようございます。 このたび、平成二十四年四月一日から四月六日までの期間につきまして暫定予算を編成することといたしましたが、その概要について御説明申し上げます。 まず、一般会計について申し上げます。 暫定予算が本予算成立までの応急的な措置であることに鑑み、今回、暫定予算におきましても、事務費等の経常的経費のほか、既定施策に係る経費について、暫定予算期間中における行政運営上必要最小限の金額を計上することとしております。 なお、新規の施策に係る経費につきましては、原則として計上しないこととしておりますが、社会政策上等の観点から特に措置することが適当と認められるものにつきま……
○安住国務大臣 おはようございます。 年度全体の税収実績については、実は、毎年七月に五月分税収とあわせて公表をしております。 現時点で判明している四月までの収納実績が順調だったことを踏まえますと、二十三年度全体の税収は補正後予算を、これは四十二兆になりますが、上回る可能性が出てきているのではないかとも考えております。 しかし、五月分税収は実は年間で最もウエートが高くて、特に三月決算法人が多うございますから、その企業収益の動向が税収にどう反映されているのかを見きわめる必要がありますので、毎年、そういう点で、今の時点で確たることは申し上げられませんが、七月初めの公表ということにさせていただい……
○安住国務大臣 今、事実関係は稲富さん御指摘のとおりでございまして、私なりに申し上げたいのは、私もこの中のほとんどのときを国会議員で過ごしておりましたが、与野党とも、やはり税の負担を国民の皆さんにお願いするのはまことにつらい話でありますから、そういう意味では、均衡した歳入歳出をきちっと守っていくという発想ではなくて、いわば税負担というところはできるだけ避けて、今御指摘のとおり、国債発行という、安易ということはちょっと言いたくないんですが、その道に逃げてしまってきた結果として、政治的にはこれだけの膨大な借金をつくってしまったんだと私は思います。 そのことは、与党だけ、当時の与党だけに責任がある……
○安住国務大臣 取得をするときの税金は、実は地方税でございます。山形県もそうでございますし、二千億円ぐらいの税収なんですね。 御指摘のように、我が党での税制大綱をまとめていただくときのプロセス、それから三党の中でも、消費税を引き上げさせていただくときに、二重課税の問題として、この問題をやはりシンプルにして、そして、ユーザーの皆さんに重税感をできるだけ和らげる対策をしましょうということでございますから、それに沿った対策はしっかりやっていきます。 ただ、一方で、都合のいい話に聞こえるかもしれませんが、しかし、地方のこの二千億円というのは貴重な財源になっておりまして、やはり地方からはこのお金を減……
○安住国務大臣 先生から今、通貨スワップの取り決めのことがありました。 昨年、欧州における経済状況等を踏まえ、韓国の為替市場に大変変動があって、私どもは、韓国側の要請もあって、このスワップについて七百億ドルの拡充ということをしたわけであります。それがことしの十月末で、時限措置としてやったんですね。ですから、その後、これをどうするか等について、一部報道で、何か韓国政府は、この通貨スワップの拡充は自分たちがやったのではなくて日本側からの提案でやったみたいな話がありましたものですから、これは正式に抗議をいたしました、そういう事実はないんではないですかと。明らかにそういう事実はありません。 ですか……
○安住国務大臣 決議のうち、公務員宿舎建設・維持管理に必要な経費に関して、政府において講じた措置について御報告いたします。 公務員宿舎建設・維持管理に必要な経費に関しては、平成二十四年度予算において、決議を踏まえ厳しい精査を実施しました。具体的には、公務員宿舎の建設に必要な経費について大幅な削減を行うとともに、国家公務員宿舎の維持管理に必要な経費について、PFI方式の活用を含め、積極的に民間委託を活用しました。 その結果、平成二十四年度予算における国家公務員宿舎建設・維持管理に必要な経費については、全体で、前年度の三百二十億円から二百八十二億円とし、対前年度比三十八億円、一二%の予算削減を……
○安住国務大臣 平成二十四年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明申し上げます。 まず、一般会計歳入予算額は、九十兆三千三百三十九億円余となっております。 この内訳について申し上げますと、租税及び印紙収入は四十二兆三千四百六十億円、その他収入は三兆七千四百三十九億円余、公債金は四十四兆二千四百四十億円となっております。 次に、当省所管一般会計歳出予算額は、二十四兆九千八百三十七億円余となっております。 このうち主な事項について申し上げますと、国債費は二十一兆九千四百四十二億円余、復興事業費等東日本大震災復……
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