このページでは菅原喜重郎衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○菅原委員 まず、事故、トラブルに対する対策についてお伺いします。 昨年来、ジェー・シー・オーの臨界事故、ロケットの打ち上げ失敗、トンネル内のコンクリート落下などの事故が続き、一段落したと思ったところ、今度は雪印乳業の食中毒事故、三菱自動車の故障隠しといった、故意と言われても仕方のない事故が続発しております。 私は、昨年来の事故、トラブルについては、技術者あるいは経営者の責任感、倫理観の欠如によるものであり、技術的な原因の追求だけではなく、このことをあわせて、安全管理、品質管理の体制や組織の管理運営の見直しが必要であると主張してまいりました。科学技術庁では、昨年来の事故、トラブル等を踏まえ……
○菅原委員 私は、ODA活動の一端について質問したいと思います。 御承知のように、政府開発援助は我が国の国際社会における重要な役割でありまして、開発途上国への支援は、国際社会に大きく依存している我が国の安定と繁栄にも寄与していることになるわけでありますので、この重要性は十分に私も認識しているわけでございます。しかし、ODA予算規模は、我が国の財政事情から、九八年度には前年比一〇・四%減となっております。この傾向は今後も続くものと思いますが、問題は、予算規模もさることながら、開発援助の内容、つまり質の向上あるいは事業の効率的な施行、そういうことが重要ではないかと考えております。 そこで、非常……
○菅原委員 自由党の菅原喜重郎でございます。 まず、警察庁の方に質問いたします。 最近の神奈川県警事件、新潟県警事件などが相次ぐことで、国民の怒りと警察不信の声は激しいものがあります。国民は、国民の生命、身体及び財産の保護という警察の役割に期待しているだけに、こういうことが起きますと、一事が万事でないとしても、この不信解消のためには、全警察にふだんの業務への再点検や信用回復への努力が求められてしかるべきであると思うのであります。 また、警察職員は、単に犯罪を取り締まるだけでなく、犯罪を未然に防止する責務を持っているわけでありますが、私は支持者から、幾つかの警察にまつわる相談を受けている事……
○菅原委員 自由党の菅原喜重郎でございます。 まず、閣法に関連して質問をしていきたいと思います。 平成九年二月、イギリスのロスリン研究所が体細胞クローン羊ドリーの誕生を報道し、クローン技術が人に用いられるのではないかとの危惧が世界じゅうを駆けめぐりました。その後三年以上の歳月が経過し、この法律案が国会の審議に付されているわけであります。生命科学に関する我が国で最初の規制法ということですから、慎重な検討が行われてきたものと考えています。 そこで、クローン羊ドリーの誕生が明らかになった後の我が国の対応はどのようになってきたのか、またなっているのかをお伺いします。
○菅原委員 自由党の菅原喜重郎でございます。 まず、政府案について質問をしていきます。 生命科学については、近年になって目覚ましい発展を続けており、特に医療技術の向上などを通して我々の未来に明るい希望を投げかけてくれると期待しています。一方で、技術が進歩すればするほど、我々の生活や社会と密接不可分の関係になり、深刻な倫理問題を次々発生させることが危惧されます。 この六月に一応の解読宣言が出されたヒトゲノム計画に関しても、ヒトゲノムのことが明らかになり、疾病の原因遺伝子が突きとめられればられるほど、特定の人物の遺伝情報が漏えいして、社会から不当な差別を受けるなどの側面が心配されるようになっ……
○菅原委員 自由党の菅原喜重郎でございます。 きょうは、参考人の方々の出頭に対しましては、心から敬意を表します。 まず最初に、町野参考人に御質問させていただきます。 一応きょうは、法的規制の必要性あるいは法的規制の根拠、政府案と民主党案について御意見を開陳していただきました。私は、今回のこのクローン法案を審議するに際して、こういうクローンの問題にかかわった論議だけでは不十分だ、その前にどうしても人間の基本的、倫理的、尊厳的な問題の法案と一緒に整備していかないといかぬなというふうに感じてきたわけですので、そういう点では、生命倫理委員会にも関係している町野参考人に特にお聞きしたいと思うのです……
○菅原委員 きのうの参考人質疑では、クローン技術規制に関するさまざまな論点について専門家の方々から非常に多くの意見を聞くことができ、有意義なものがありました。きょうの質疑では、きのうの議論を踏まえ、要点と思われるところを整理するつもりで質問させていただきます。 クローン人間は、基本人権の尊厳の根拠にかかわることであり、絶対につくられてはいけないし、クローン技術の規制は不可欠であると思います。この点に関しては、政府案も民主党案もともに合意している部分であり、私も異議のないところであります。ただ、衆法が主張する、ヒト胚研究や生殖医療などを取り込んだ生命倫理に関する規制を設けることについては、その……
○菅原委員 私は、大気環境問題、特に厚木海軍飛行場内の米軍家族住宅地区のいわゆる神環保問題について質問をしたいと思います。 一応、環境庁、防衛庁、厚生省から参考人を呼んでいるわけでございますが、この問題は、平成四年、日米合同委員会の下部機関である環境分科委員会において、米側は、厚木海軍飛行場内の米軍住宅地域に隣接する産業廃棄物処理業者、株式会社神環保、現在の社名は株式会社エンバイロテックの焼却炉からの排ガスが、同飛行場内に居住する米軍人及び家族等の健康を脅かしているとして取り上げ、その後も継続して同委員会を初め種々の機会に事態の改善方を強く要請されてきた事案であります。このことに関して、平成……
○菅原委員 自由党の菅原喜重郎でございます。 今回の警察法の一部を改正する法律案について質問させていただきますが、今回の法案が提出されました背景には、警察の不祥事、綱紀の弛緩等を背景にしてなされてきているわけであります。 また一方、一般社会におきましてもいろいろな犯罪、汚職、贈収賄あるいはスキャンダル等の報道のはんらん、それから地域共同体の崩壊等、いろいろ問題が起きておりますし、また凶悪犯の頻発、殊に犯罪の若年化の問題は国家社会の崩壊につながっていく問題であり、これ以上放置できないところに来ているというふうに私は思っております。日本の国民が今本当に、犯罪、こういう問題に対処して、根本的な対……
○菅原委員 まず、閣法に関連して質問をしたいと思います。 警察刷新会議は、三月下旬以降十一回の会議を経まして、七月十三日、国家公安委員会へ警察刷新に関する緊急提言がなされ、これを受けて国家公安委員会及び警察庁が警察改革要綱として取りまとめをなされました。 そこで、警察刷新に関する緊急提言の中で、「組織内部の過度の身内意識は許されないにもかかわらず、馴れ合いによって、監察が十分な機能を果たしていないとみられる。」との指摘がなされております。これは「閉鎖性の危惧」ということで、三項にわたっての指摘の内容でございます。 そこで、今回のこの一部改正では、このような趣旨を受けて、どのような条文にこ……
○菅原委員 自由党の菅原喜重郎でございます。きょうは、参考人の方々には、いろいろ貴重な御意見、ありがとうございました。 不祥事の連発、綱紀の弛緩、緩み、警察に対する大きな批判が社会的にも問題となっておりまして、それに対応いたしまして警察刷新会議が構成され、三月以降積極的に会議を開きまして、七月十三日に国家公安委員会へ警察刷新に関する緊急提言がなされました。これを受けて、警察改革要綱なるものが国家公安委員会及び警察庁から発表されたわけでございます。今まで私たちもこの委員会で、さらにこれに関連いたしまして内閣から警察法の一部改正の法律案が出て、これを審議しているわけでございます。 端的に、今参……
○菅原委員長 これより会議を開きます。
一言ごあいさつを申し上げます。
去る一月三十一日の本会議におきまして、私が懲罰委員長に選任されました。まことに光栄に存じております。
申し上げるまでもなく、当委員会は、議院の規律保持に関し重大なる責務を課せられており、その責務の重大さを痛感している次第であります。
甚だ微力ではございますが、委員各位の御協力と御支援を賜りまして、誠心誠意努めてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
理事は、議院運営委員会の決定の基準のとおり、その数を五名とし、先例によりまして、委員長において指名……
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