このページでは小池百合子衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○小池百合子君 松浪議員から、処罰対象に私設秘書を加えるか否か、政治家への請託を構成要件とするか否か、報酬の要件として財産上の利益とするかわいろとするか、あっせん行為の対象として国等の契約や行政庁の処分に限定するか制限なしとするか、第三者供与処罰規定を明記するか否か、以上五点、与党案といわゆる野党案の相違について述べられました。 結論として与党案がよりすぐれているとの御指摘をいただき、提出者の一人として非常に心強く思った次第でございます。 これらの的確な御指摘、自問自答に、提出者としてつけ加えることはほとんどございませんが、政治に対する国民の信頼を一層高めるため、刑法のあっせん収賄罪とは別……
○小池百合子君 私は、保守党を代表いたしまして、いわゆるテロ対策特別措置法等三法案に対しまして、賛成の立場で質問をさせていただきます。(拍手) あのアメリカでの想像を絶します卑劣な同時多発テロから、ちょうど一月がたちました。犠牲となられた方々は六千人とも言われ、心から哀悼の意をささげるとともに、行方不明者の御家族の方々にはお見舞いを申し上げたいと存じます。 六千人と申しますと、実は、あの阪神大震災での犠牲者の数にほぼ匹敵いたします。まさか世界一のオフィスビルに飛行機が飛び込む、まさか大地震が起こるなど、だれが予測したでしょうか。人災であれ、天災であれ、まさかに備えることは、事前防止、事後対……
○小池百合子君 私が、本日、最後の代表質問者でございます。 与党三党、自由民主党、公明党及び保守党を代表いたしまして、国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、主務大臣である防衛庁長官に御質問をさせていただきたいと思います。(拍手) 早いものでございます。平成四年、いわゆるPKO法が成立いたしましてから、はや十年目を迎えます。湾岸危機、湾岸戦争を契機といたしまして、国際社会への貢献、とりわけ人的貢献の必要性が国民の間にも強く認識される一方で、自衛隊の海外での活動を大幅に拡大いたしますPKO法は、当時の国論を大きく二分したものでございます。この衆議院の……
○小池百合子君 私は、保守党を代表し、ただいま提案されております武力攻撃事態対処法案等関係三法案に関しまして、総理並びに防衛庁長官に御質問をさせていただきます。(拍手) 総理、きょうは四月二十六日でございますが、二日後の四月二十八日、五十年前の四月二十八日が何の日か、御存じでありましょうか。五十年前の昭和二十七年四月二十八日、アメリカのGHQが我が国から撤退した日であります。独立国日本が再出発した記念すべき日であります。二月十一日の建国の日もさることながら、四月二十八日こそ、日本が独立国としての主体性を回復した記念すべき日ではないでしょうか。五十周年に当たりまして、総理の御所感を伺います。 ……
○小池百合子君 私は、保守党を代表し、さきの総理所信表明演説に対し、質問をいたします。(拍手) 総理、まずは、訪朝御苦労さまでした。 せめてもう十年早かったら、これは、北朝鮮による拉致被害家族の一人で、今回帰国されました地村保志さんのお父さん、地村保さんが、九月十七日の記者会見の場で、ため息とともに漏らされた言葉です。もう十年早ければ。我が国の政治、経済について失われた十年という表現がしばしば使われますが、拉致問題にも失われた十年があったかと思うと、拉致や工作船問題という国家主権の侵害に我が国がいかに鈍感であったか、北朝鮮の言いなりであったか、政治の責任、国家としての責任を痛感するところで……
○小池委員 そごう問題に関係いたしまして、私、小池の方から何点か御質問をさせていただきます。 午前中から、共通した問題点がかなり浮かび上がっております。その意味で、重なっている部分は省かせていただくと同時に、改めて確認しておきたいこと、これについては、重複いたしますがお答えを願いたいと存じます。 今回のそごう問題でございますが、まず二つの切り口があると考えております。法と理にかなっているのかどうか、そしてまたこれは、客商売であるこのそごうという、小売業というその特殊性もあるかと思いますけれども、やはり世論、そして感情問題、この二つの点から考えていかなければならないかと存じます。 まず、そ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 ついせんだってまで経済企画庁の総括政務次官を務めさせていただきました。よって、政策決定会合には何度か出席をさせていただき、その現場の雰囲気、委員の皆様方の御論議などを直接聞かせていただいたわけでございます。本日のこの「通貨及び金融の調節に関する報告書」を拝見いたしておりましても、私の名前もしっかり載せていただいておるところでございます。 さて、私の持ち時間も同じく二十分でございます。幾つか端的に伺わせていただきたいと存じますが、やはり、昨日、世界の市場も注目されました日銀の政策決定会合、つまりゼロ金利政策の解除ということが一番大きなテーマになっ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 厚生委員会のメンバーになったのは初めてでございます。まさに厚生行政、本当に幅が広うございます。年金、介護、そして医療、大変御苦労なことだと思いますが、これまで経済を担当いたしてまいりました身といたしましても、やはり将来への不安というものが個人消費を抑えているということを大変実感いたしておるところでございますので、ぜひともこの委員会で、大所高所、そしてまた国民の側に立って、かつ国家の運営という、その両方をバランスよく進めていかれますようにお願いを申し上げたいと存じます。 さて、最近は雪印の問題で食品の安全に対しての不安というものが出てまいりました……
○小池委員 保守党の小池でございます。 参考人の皆様方、本日御多忙のところありがとうございます。私で最後でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 今回の雪印集団食中毒事故で被害に遭われた皆様方にまずお見舞いを申し上げたいと存じます。また、いろいろとこの一連の報道を見ておりまして、雪印側の対応を拝見させていただいて、これほどのトップ企業、大企業がこういう対応しかとれないのかというのは、本当に大企業病とはこういうものだという悪例を残されたようにも思うわけで、大変私も残念に思うところでございます。 きょうは、まず最初に、山本参考人の方に伺わせていただきたいと存じます。 HACCPでご……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まず、ヤコブ病の感染によりまして命を落とされた方々、御遺族、そして今危険と不安にさらされている方々に対しまして、心からのお見舞いを申し上げたいと存じます。 今、厚生大臣の方からこの問題についての総括的な御所見を伺いました。最後の部分に、予見が可能だったのか否かということについては不可能であったというふうなお話がございました。 しかし、厚生省という国民の健康と命の安全を守る側が、ただ予見は不可能だったということで済ませてしまうならば、一体何のための厚生省なのか。また、今回の問題でも、いろいろな科学者、それぞれの分野の方々がそれぞれ研究なさってい……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 本日は、幾つかのテーマがございますけれども、総選挙を終えたばかりということで、幾つかの点をまず点検をし、総括をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 今回初めて導入されました幾つかのシステムがございました。まず一つは、洋上投票ができるということが一点。そしてまた、在外選挙ということが初めて行われたわけでございます。 まず、在外選挙でございますけれども、海外に住んでいる邦人が投票ができる、投票する権利がそもそもある、それを実際に、比例区のみでございましたけれども、今回初めて実施されたわけでございます。 せんだって、……
○小池委員 保守党の小池でございます。 与えられた時間は十分。五人の大臣にお越しいただいているので、お一人たった二分という計算になりますが、簡潔にお答えをいただきたいと思います。 まず、金融問題でございます。参考人の方々もこの後いらっしゃるんですが、私は、むしろ今問われているのは金融行政の一貫性ではないかというふうに思いますので、金融再生委員長であられます相沢委員長の方にお聞きをさせていただきます。 ついせんだってまで与党の金融プロジェクトチームの座長をお務めいただいて、その仲間でやらせていただいていたわけでございます。せんだっても、この与党のプロジェクトチームの方で、日債銀の譲渡に関し……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 本日、一般質疑ということで御質問させていただきたいわけでございます。 まず、今国会、健康保険法の改正、医療法の改正、さらには確定拠出年金についてということで、大変重要な法案がメジロ押しでございます。本日厚生委員会が開かれまして、野党とのお約束どおりまず一般質疑から入りましょうということで、これまでの前提と申しましょうか、それを一つ一つ踏まえてきょうここに委員会を開かせていただいているわけでございます。残念ながら野党の方は、参議院に引っ張られて今衆議院の方が全くストップしているということでございまして、残念至極でございますし、また、こういった国民……
○小池委員 保守党の小池でございます。
本日、ついに健康保健法、医療法改正についての審議に入りましたこと、遅まきながら必要なことだというふうに感じております。
何よりもこれらの法案は重要であり、かつ、前国会からの先延ばしというか先送りされたものでございます。ということで、まず、このおくれ、どこからのおくれと計算するかによって違ってまいりますけれども、大臣の方から、これまでのこの重要な法案のおくれがどのような経済的、社会的な影響を及ぼしているのか、そのあたりの御見解をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今、数字で財政的な影響をお挙げになりました。立法府の人間といたしまして、こういった国民……
○小池委員 たびたび質問させていただきます。保守党の小池でございます。 前回、積み残した部分、そしてまた聞きそびれた部分などを追加で御質問させていただきたいと存じます。 ちょっと順番が変わるのでございますが、今回の医療法の改正のところで、さまざまな問題点があるわけでございますが、一つ大きな進歩、前進というふうにとらえさせていただいているわけでございます。 また一方で、昨日も発表されましたばかりでございますが、事業規模総額十一兆円ということで、日本新生のための新発展政策ということが決まったわけでございます。今の景気の現状、そして、今後二十一世紀において日本の社会資本として必要なものが網羅さ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 四名の参考人の皆様方、御苦労さまでございます。私が最後でございますので、あとしばらくおつき合いを願いたいと存じます。 全く違う話でございますけれども、アメリカの大統領選、もう間近になりました。これまでの赤字の財政から転じまして、今はそれが黒字に転じて、その余剰分を何に使うか。社会保障を強化するのか、それとも減税に回すのか、大変うらやましい議論が繰り広げられているわけでございます。 ポイントは、やはり経済の回復、景気の回復がアメリカの好循環をもたらしているのだな、であるならば、まず現在の日本の景気の回復、これは目先のことのみならず、やはりこのこ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 今回の医療保険法等の一部を改正する法律案、医療法等の一部を改正する法律案、ともに、この厚生委員会にとりましては大変メジャーな法律案がそろったわけでございます。これは前国会からの先送りの問題であるということで、今国会においては、これまで参考人質疑を加えれば二十時間をはるかに超える時間、審議を重ねてきたわけでございます。ということで、この法律の施行を急ぐ必要もあろうかと思います。 最初に、私御質問させていただいた折に、この法律の改正が先延ばしになっていることで月額二百二十億円の負担がどんどん積み重なっている。将来の何兆円ともいう大きな大きな額を占め……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。御質問させていただきます。 久しぶりに災害対策特別委員会での質問というわけでございます。あと十五分でございます。皆さん、よろしくお願いいたします。 まず、今回の鳥取県西部地震で被災された皆様方に、心からお見舞いを申し上げます。不幸中の幸いと申しましょうか、お亡くなりになる方がおられなかったというのは、これはまさに幸いだったというふうに思っておりますが、被災者の方々は、私も阪神大震災の経験者でございますが、やはり今は、余震とそれから将来の不安ということを抱えておられると存じます。これまでも幾つか明快な御答弁もいただいておりますが、被災者の方々に希望……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 今回の公職選挙法改正について何点か伺わせていただきたいと存じます。 つい先ほど衆議院の本会議が終わりまして、IT基本法案についての代表質問が終わったところでございます。今回の改正の一番大きな目玉といたしまして、非拘束名簿式導入ということでございますが、その前に、やはりこのIT革命、また、新生日本をうたっている森政権といたしますれば、きのう細田委員の方からも御質問ございました、ネットの導入といいましょうか、選挙運動にインターネットの活用をするには、今回は実は最大のチャンスだったのではないか。党内でこの法案の審議をさせていただいたときも、私もかなり……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 今回、与野党双方でいわゆるあっせん利得罪という法案が出ているわけでございますが、もちろん突然降ってわいたように出た法案ではございません。若干、故事来歴になりますけれども、私の知る範囲で、これまでのこの法案に行き着くまでの過程、この中にいろいろな意見、そして考え方が凝縮されたのが今回の与野党案だというふうに思いますので、これを少し明確にしておきたいと思います。 私はもともと自由党の方でございますが、平成十年の六月八日に衆議院の方に、国会議員等の入札干渉等の処罰等に関する法律案というのを出させていただいたわけでございます。そしてまた、その前、新進党……
○小池議員 これまでも数多くのスキャンダル等々ございました。しかし、それはすべてケースがいろいろな場合にまたがっているわけでございます。
そこで、法律の適用ということについて申し上げますと、事実関係が非常に複雑に入り組んでいるということで、ではどんな場合に、そのような場合でも本法案の罪が成立するか否かというのは、やはりここは具体的な証拠関係に基づく事実認定の問題ということで、ただし、処罰されるべき事案は処罰されるというふうに考えております。
【次の発言】 私は、ただいまそちらの質問にきっちりとお答えさせていただいて、これ以上の答弁はないと考えております。
○小池議員 今御指摘ございましたとおり、私ども議員は、国民そして住民の負託を受けて、そしてその利益にかなうもの、その政治の実現をするわけでございまして、これがまさに民主政治の根本であるというふうに考えております。そして、その負託を受けた我々議員が罰せられる、公民権の停止、立候補の制限などとまさに議員の政治生命を実質的に失われるという法案の策定に当たりましては、ルール、構成要件の明確性が、特に罪刑法定主義にのっとった構成要件の明確性が求められることは言うまでもないわけでございます。 そこで、与党案よりも厳しいものをつくらないといけないとか、とにかく国民へのアピールの姿勢を優先するという態度でこ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。今度は質問者となってお伺いをさせていただきたいと存じます。 せんだっての参考人質疑のときでございますが、これまでこの質疑の中で、審議の中で、一切というかほとんど触れられていなかったことがございます。そこを参考人が指摘されたわけでございますが、与党案でいうならば第四条の利益供与罪、そして野党案ですと第三条の贈賄というところでございます。 そもそも、あっせんということは、まず頼まれて、請託を受けなければならないというのが基本的な部分としての違いがあるわけでございますが、では頼んでくる方はどうなのか。そもそものところが、これはむしろ文化論になるわけでご……
○小池委員 小池百合子でございます。 本日は、参考人の皆様方、大変お忙しいところをお出ましいただきまして、本当にありがとうございます。 御質問に入らせていただく前に、政治倫理の確立ということでこの特別委員会を設けているわけでございますが、せんだっての国会におきまして、我が党の、そしてまた今回の法案の提案者でございます議員が水をかけるという言語道断の行動に出ましたことを、各党、各議員の皆様方に大変不愉快な思いをさせたことを心からおわびを申し上げたいと思います。 さて、今回の法案でございますが、各党がほぼ、ほぼといいますか、一言一句変わらぬ文言でもって提案をさせていただいているところでござい……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 先ほど改めて見させていただきました破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告、一千ページをはるかに超えるこの分厚い厚さが、我が国が抱える金融問題の重さを語っているかと思います。 そこで、私はきょうは幾つかお伺いしたいこともあったのですけれども、この中のわずか数行、もしくはわずか数ページにしか書かれておりませんけれども、そのうちの信用組合の問題、特にいわゆる民族系と言われます朝銀の問題について、改めて伺わせていただきたいと思います。 御承知のように、九七年の五月、朝銀大阪が破綻いたしました。そして、一年後には、周りの五つの府県の同……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 二十一世紀を目前にいたしました最後の大蔵委員会という前ぶれでございました。物理的にそうだと思います。いろいろな点で、世紀の境目ということで幾つかのポイントを整理させていただきたい、かように思うわけでございます。 このところ、世界のいわゆる経済大国の二国が政治的に大変不安定な状況にあったかと存じます。すなわち、それはアメリカの大統領選、なかなか勝者が決まらない、今も決まったか決まらないかよくわからないような状況でございますけれども。とともに、日本の政局も、かなり激動するのかと思われたようでございますが、今のところとまっているようでございます。それ……
○小池委員 保守党の小池でございます。 この一月、大々的な省庁再編が行われました。その際に環境庁が環境省に格上げになったということでございますが、残念ながら今回防衛庁はそのままという形でございます。中には、消防庁と防衛庁は同じではないかと言う方もおられまして、これでは本当の意味の機能が果たせないということで、防衛省への昇格ということをしっかり進めてまいらねばならぬというふうに思っております。 また、有事法制につきましても、これも延々、議論にもならなかったというか、そこまで至らなかったということは、まさに国家の防衛を議論する以前の話であったというふうに思うわけでございます。 防衛庁長官には……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まず最初に、防衛庁長官に伺いたいと思いますが、私ども保守党、前回の国会でも、防衛庁の防衛省昇格ということで法案を出させていただきました。残念ながら、途中で不幸なことがございまして、一人提出者が欠けてしまって要件を満たさなくなった。細かいことは申しません。 ということで、また再度、今度は参議院の方で挑戦をさせていただくということでございます。参議院の方は、提出者、全体で十一名が必要ということでございますので、今何とかかき集めているところなのでございますが、本来は、集団的自衛権の問題など、これほど正面にぼんと持ってきておられる小泉内閣であるならば、……
○小池委員 中村喜四郎議員の議員辞職勧告決議案に関しまして、保守党としての意見を申し述べます。 保守党は、本決議案に反対であります。 第一の理由は、議員を辞職するか否かは、政治倫理の観点を含めまして、あくまでも本人が判断すべき問題であるということであります。 国民の代表として選ばれた国会議員の身分は、憲法そして公職選挙法によりまして、手厚く保障されております。そして、任期の満了、辞職、被選資格の喪失、懲罰による除名などを除きまして、身分を失うことはありません。このように憲法上身分を保障された議員について立法府が辞職を促すような行為は、あくまでも慎重に取り扱うべきであります。 我々は、平……
○小池委員 保守党の小池でございます。 早速ではございますが、引き続きKSD関連の質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、坂口大臣も、先ほどもございましたように、医師としての御経験を踏まえてこれまでも厚生大臣として御活躍をいただいたところに、今回は、省庁再編ということで、厚生労働大臣ということに御就任をされたわけでございます。その矢先にこのKSD問題に直面されて大変御苦労なさっているということを改めて、頑張ってくださいと言うしかないわけでございます。 しかし、これはもう、この問題は、非常に伝統的なと申しましょうか、日本の抱えている構造的なと申した方がいいかもしれませんが、まさに政官……
○小池委員 保守党の小池でございます。今回の、再就職を促進するための雇用対策法改正、幾つかお聞きをさせていただきたいと思います。 今回、雇用政策の改正ということで、改めてこれまでの変遷を読ませていただいたわけでございますが、まさに戦前そして戦後からの日本の社会の縮図であり、また、その政策の裏側から人間の息遣いが聞こえてくるような、そういったものであるというふうに思います。 また、これまでの日本の、いわゆる高度成長に向けての神話というものがございました。土地神話しかり、そして安全神話しかり、もう一つが終身雇用によりますある意味での安心神話があったのではないかというふうに思うわけでございます。……
○小池委員 おはようございます。 確定給付企業年金法につきまして御質問をさせていただきます。 私は、この企業年金ということに大変興味を持って、これまでもさまざまな勉強もさせていただいてまいりました。このたび、この確定給付企業年金、そしてこの後で確定拠出企業年金ということで、結果的に国会運営の立場から個々に審議が行われることになったわけでございますが、本来は、給付と拠出は非常に密接に関係があり、お互いに補完し合うものでございますので、本当は質問者といたしましてもまとめて御質問をさせていただきたかったというのが正直なところでございます。 いずれにいたしましても、米国の場合ですと、ERISA法……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 本日は、参考人の皆様方、大変ありがとうございます。私が最後の質問者でございますので、よろしくおつき合いのほどお願いを申し上げたいと存じます。 まず最初に、皆様方が御指摘になられました点でございますけれども、最近の日本経済の情勢、そしてまた、これから進んでまいります例えば緊急経済対策などを考えましても、雇用ということが大変大きなポイントになってくるわけでございます。特に、不良債権の処理ということをいたしますと、昨日も竹中大臣の方も、数十万人の失業者が出てくるであろうということも数字を挙げて、明確ではないですが、漠たる数字を挙げておっしゃっておられ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 今回のハンセン病の問題につきましての最終的な政治決断、立法府の人間といたしましても改めて政治の力を思い知らされる、そんなすばらしい大英断であったと思います。坂口厚生大臣そして小泉総理を含めまして、心から敬意を表したいと思っております。 さて、今回の問題は、原告団の方がこの間テレビに出ておられて、そのときに一言おっしゃったことが今回のハンセン病の問題の深さということを知らしめてくれたなと思います。それは、いろいろな疾病がございますけれども、大体家族の応援団ができるものだけれども、私どもには家族はだれもついてくれなかったという一言でございました。そ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 参考人の皆様方、御多忙のところ、本日はありがとうございます。 私は、基本的にこの確定拠出年金、賛成でございます。今の日本経済、いろいろな問題点を抱えておりますが、また緊急経済対策にもかかわっている人間といたしまして、今の日本経済の問題点、以前から私は、これは日本経済エコノミー症候群であるというふうに申し上げております。じっと座っている間に血瘤がたまって、そしてそれがどんどん血圧を下げてデフレになる、そしてお金のめぐりがよくならないで、そしてどんどんと経済力が低下していくという現象であり、また個人個人として見れば、いつリストラされるのかわからない……
○小池委員 ただいま議題となりました確定拠出年金法案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党及び保守党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 修正の要旨は、原案において「平成十三年三月一日」となっている施行期日を、「平成十三年十月一日」に改めるとともに、その他所要の規定の整理を行うものであります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 今回の熊本におきます判決、これを踏まえまして、厚生大臣そして小泉総理の大変な御英断で、そして本日こうやって立法の上審議をしているわけでございますが、私も政策責任者会議のメンバーといたしましてこの立法にかかわらせていただきました。 こういった法律に前文をつけるというのは極めて異例ではございますけれども、法律用語となりますと、どうしても無機質になってしまうということで、この前文のところで、私どもの思い、これは国会の思いと言って結構だと思いますけれども、このところに我々の、国会の不作為を問われた私どもの思いをここに書かせていただいたということでござい……
○小池委員 おはようございます。保守党の小池百合子でございます。 本日は、参考人の皆様、お忙しいところ御出席を賜りまして、貴重な意見を伺うことができました。ありがとうございます。 また、委員会のこういった場で手話の方が入るのは二年ぶりだということでございますし、またきょうは、こうやってパソコンで文字を起こす方式を取り入れたというのは、委員会で始まって以来のことだそうでございます。その意味でも、今回のこの法案はいろいろな大きな意味があるということを象徴しているのではないかと思いますし、また、私も、地元の障害者の方々から、この欠格事由の適正化ということはかなり強く言われておりました。ここまでよ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 自賠責の大きなシステムの変更ということで、私、質問をさせていただくところでございます。 以前、この政治の世界に入る前に、私、大蔵省の方の自賠責の委員会の委員を務めておりまして、何度か出席もして、途中で政治の世界に入ってしまったので、やめたという経緯がございます。ほぼ十年近く前の話でございますけれども、その間に再保険の廃止という大きなテーマに入れかわっていたということに、私はある意味で大変な驚きも感じたところでございます。 今回の大きなテーマとして、再保険の廃止、これは規制改革、規制緩和の点から出てきたわけでございまして、それによる大きなシステ……
○小池議員 御指摘のとおり、今回の商法の改正、すなわち金庫株の解禁でございますが、証券取引法の改正で具体的に三点ございます。 まず一つには、自己株式の売買の際の相場操縦のおそれがあるということから、自己株式の取得または処分の際に一定の要件を遵守すべき旨を定める規定の新設がございます。これは、アメリカのセーフ・ハーバー・ルールなどを参考にいたしまして、検討の上、内閣府令として規定をするという方向になっております。 二番目が、自己株式の取得または処分にかかわります決定をインサイダー取引の重要事実として規定をする。この部分は、これまで自己株式の売買ということはなかったわけですから、重要事実として……
○小池議員 私は同感でございます。企業であれ役所であれ、人、物、金、情報という中にあって、百人規模のこの委員会というのは、本当にアメリカと比べれば大変小さいものだというふうに思います。そしてまた、人材の内容ということも重要になってくるわけでございまして、また、これは役所同士で毎年すり合わせをして、一人プラスしたりした分はこっちでマイナス一だとか、何か細かい話をやっているので、これは政治力ではないかなというふうに思っております。ですから、今のお話、急に五百人はなかなか難しいと思いますけれども、そのお気持ちは十分酌み取りたいと思います。
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まずは、与党の一員といたしまして、一日も早い予算の成立を推し進めてまいりたいということをお伝えしておきたいと思います。 その上で、何点か伺いたいことがございます。 まず、ハワイ沖での実習船えひめ丸とアメリカの原潜グリーンビルの衝突沈没事故に関連いたしまして、先週の金曜日に、私ども保守党といたしまして決議をいたしたところでございます。 これに関連いたしまして、政府からの御答弁をちょうだいいたしたいと思いますが、その前に、その決議について少しお伝えをしておきたいと思います。 わが国の宇和島水産高校の漁業実習船とアメリカ原子力潜水艦との衝突事……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 国会閉会中、総理をお迎えしての予算委員会の開催というのは、何と三十五年ぶりのことと伺っております。それだけ異例なことであると同時に、世界もさまざまな今危機に瀕している、面しているという、そういった感覚で、危機管理について何点かお伺いさせていただきたいと思っております。 まず、今回のアメリカで起こりました同時多発テロ事件、とうとい人命を奪います極めて卑劣かつ許しがたい暴挙であるということをまず表明したいと思いますし、また、犠牲者の方々に哀悼の意を表したいと思います。もちろん行方不明者、邦人の方も含めてでございますけれども、発見に最大の努力を払って……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 安全保障委員会の場ではありますけれども、若干金融関係のことについてお伺いをしたいと思います。 先日も香港に参りまして、国際会議がございました。そこで各国の方々がおっしゃっていたのは、日本の今回の防衛努力プラス、何よりも日本の経済が、金融が安定することこそが世界への今回のテロに関連してのさまざまな問題の解決に大変大きく寄与するというラブコールを聞いてまいりました。その意味で、今回テロ対策の特措法、例の不審船関係の海上保安庁の法律の改正、これもまさにいろいろな意味で総合的に安全保障にかかわる問題でございますので、大変重要であったというふうに思います……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。十分間でございますので、どうぞ内容の豊富で、なおかつ短い御答弁をお願いいたします。 まず、今回のPKO法の改正でございます。地雷の除去でございますが、遺棄兵器として処理が法的には可能となったと受け取っております。また、湾岸戦争の際には日本が掃海艇を出したということはだれにも記憶があるわけで、公海上、海というのと陸というのが違うだけでございまして、まさに地雷除去という形はその後の復興にもつながる大変重要な仕事であるというふうに考えているわけでございます。 長官はこの地雷除去の活動について若干消極的と私は承っているんですけれども、実際いかがなんですか……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まず、金融庁長官の方にお伺いをしたいと思います。 本日も大々的に報道されておりますが、アメリカのエネルギーベンチャーというのでしょうか、エンロンが事実上の破綻をするということで、今後の世界金融全体への影響なども心配されているところでございます。 せんだってのマイカルにいたしましても、今回のエンロンにいたしましても、社債ということで、かなり多くの方々がこれにつぎ込んでおられるという実態がある。そしてまた、このエンロン債というのも組み込んでいるMMFも元本割れがさらに激しくなってきているという状況でございまして、この問題は、今後のさらに大きなこと……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 早速伺わせていただきたいのは、昨日アメリカの国防総省で発表されました対テロ支援貢献リスト二十六カ国の中に、全く、日本のJの字は全くなかった。今、私も入手いたしましたけれども、オーストラリア、バハレーン、ベルギー、カナダ、チェコ、デンマーク、エジプト、フィンランド。 それで、一人、何月何日に事務所に来ましたとか、フリゲート艦一隻送りましたとかいう話で、全く、湾岸戦争の百三十億ドルのお金でトラウマを生じたといって、今度は大変な後方支援を、この国会も大変な努力をして送った。そして実際に今、アラビア海にいる人たち、自衛隊の方々も苦労して、そして燃料の補……
○小池委員 保守党、小池百合子でございます。よろしくお願いいたします。 まず、中東問題でございます。 三月三十一日夜でしたか、シャロン・イスラエルの首相が、イスラエルは現在戦争状態にあるということを宣言し、また、アラファト議長は我々の敵であるということを、エネミーという言葉を明確に使ったところでございます。そして、その言葉どおりに、ラマッラという議長府の置かれているその地に戦車等々を繰り出しまして、現実にアラファト議長を監禁状態に置いているという状況でございます。連日報道がされ、そして電気も水も食料もない、その状態に置かれているのが現在のアラファト議長でございます。 外務大臣、きょうも勝……
○小池委員 小池でございます。各担当のお役所の方からもたくさんお越しいただいております。御足労ありがとうございます。 まず、世界のトップニュースはやはり中東でございますので、中東について何点か伺わせていただきたいと思います。 外務大臣がもうお帰りになってしまったので、杉浦副大臣、この間、パウエル国務長官による調停、大変はらはらどきどきしながら見守っておりました。しかしながら、今回の訪問におきましては、目立った停戦、幾つかのイスラエル軍の撤退ということがありますけれども、しかし、アラファトさんのあのラマッラというのが、あそこから撤退するという兆しもないし、ましてや監禁状態も解かれていない。そ……
○小池議員 まず冒頭、本日の参考人意見聴取がこのような形で実現いたしましたこと、また、私の発言の機会をお与えいただきましたことに関しまして、委員長そして委員の皆様方に深く感謝したいと思います。ありがとうございます。 さて、きょうの参考人の皆様方からいろいろと御意見を聴取させていただいているわけでございますが、私は基本的に、北朝鮮という国が現実に日本から近い距離にあって、そしてその国が、いわゆる組織でも企業でも国でも何でもそうなんですが、四元素、人、物、金、情報、この四つすべてにわたって、日本との関係において不正常な状況にあるということを認識いたしております。 冒頭に挙げました人でございます……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 現在、我が国の経済、財政、雇用状況が極めて厳しい中で、まず隗より始めよということから、今回の歳費削減案が出てまいったわけでございます。数多くの議論を重ねた上、今回、案ができたわけでございますけれども、保守党といたしまして賛成をいたしたいと思います。 しかしながら、我が国国会を取り巻く環境、そして今後の機能的な予算等々の問題は、構造的なものもこれあり、この案を端緒として、今後とも引き続き国会改革が進められることを期待いたすところでございますし、また、結局のところ、この削減ということを日本の経済にとっていかにプラス効果に持っていくかは、まさに運用面……
○小池委員 衆議院議員鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案に対しまして、去る三月二十日、保守党としての意見を既に表明させていただいておりますが、さきの時点と同様に、鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案に反対をいたします。 理由の第一は、正当な選挙で選ばれた議員がその職を辞するか否か、これについては、みずからの行為の結果に基づいて、議員本人がその責任において判断すべきでありまして、多数の力により決すべきではないという基本認識を持っているからであります。 議員辞職勧告決議案は、法的拘束力はありませんが、院議で決めた以上は、政治的、社会的あるいは事実上の圧力が相当強く、対象となった議員もこれを簡単に無視する……
○小池委員 鈴木宗男君の逮捕許諾請求に対し、保守党の態度を表明いたします。 保守党は、鈴木宗男君の逮捕許諾請求を容認いたします。 憲法第五十条は、国会議員の不逮捕特権を定めております。これは、三権分立の精神に基づき、行政権及び司法権の乱用による不当な逮捕から国会議員の地位を守り、国民の代表である国会議員の自由な活動を保障するためであります。我々は、立法府に対する行政あるいは司法の恣意的、裁量的介入には、国会議員の名誉にかけても断固としてこれを排除しなければなりません。 一方、不逮捕特権は、議員個人がいかなる行為を行っても逮捕されないという文字どおりの特権を認めるものではありません。議員個……
○小池委員 衆議院議員鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案に関し、保守党の意見を表明いたします。 保守党は、鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案に賛成いたします。 保守党は、これまで鈴木議員の辞職勧告決議案に反対してまいりました。それは、正当な選挙で選ばれた国民の代表である議員がその職を辞するか否かは、本来、議員本人がその責任において判断すべきものであること、憲法等で保障されているように、国民の代表である議員の身分は極めて重く、軽々に扱うべきものではないこと、これまで、うわさとしてはあったが、鈴木議員本人は法的に罪に問われてはいなかったことなどの理由によります。保守党のこの考えは、基本的に今でも変わっ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 申すまでもなく我が国は少資源国であり、そして、二十一世紀の大きな世界的なテーマとして環境問題が控え、さらには、現在の大変不安定な中東情勢を考えてみましても、このところの中東への依存度というのはさらに高くなっている等々で、総合的に考えまして、この新エネというのは我が国はもっと国策として取り組んでいくべきではないか、それも総合的に取り組んでいくべきではないかと思っている一人でございます。 さらに、この新エネの中に組み込まれております、定義の中にも入っております燃料電池というのは、今後の大変な国際競争の中にあって、さらに自動車と関連いたしますと、やは……
○小池議員 基本的に相対的なものでございますから、アジア等々の部分が減ったということに、それに逆の形で八七%、これは過去最高の比率ではないかと思います。これはやはり、石油の安定供給であるとか相手方との信頼感とか、あとは市場価格の問題といった、ある種、経済原理に基づいた結果かというふうに思っております。
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 世の中、変わるときには変わるものでして、私は兵庫県の選出議員でございますが、せんだって、兵庫県知事が上海にいらっしゃいまして、中国の企業の企業誘致に、神戸にいらっしゃい、兵庫県にいらっしゃいということで、県知事がかの地にいらっしゃった。私は、最初は、新聞を読んだときに、これは間違いじゃないかと思ったのでございますけれども、神戸そして尼崎等々の兵庫県の事情を考えますと、物づくりの現場が空洞化をし、そしてもはや戻ってこないということで、新規のお客様として中国企業を呼ぼうじゃないか、本当に時代は変わってきているのだなと感……
○小池議員 今お尋ねの件でございますが、提案理由にありましたように、銀行等保有株式取得機構について、株式保有制限の導入に伴う銀行等による株式処分がまず円滑に進められるということが一点。そして、金融システムの安定性を確保するためということで、セーフティーネットとして設立をさせていただいたものであります。また、今回の事情変更云々ということでございますけれども、その意味で合理性は十分あると考えております。 ただ、前回のときでございますけれども、その際には、株式保有制限に伴います直接的な影響としての銀行による株式処分のみが着目をされていたわけでございます。これに対しまして、今回、我々、与党三党でござ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。原案を踏まえまして、そしてまた修正案の提出者として何点か押さえておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。最後の十分でございます。 まず、公社化でございますが、そもそもの目的、これは行革会議の最終報告を見ましても、公社化の目的は、企業的な組織、業務運営の実現にあるとしているわけでございます。やはり、これによってサービスの効率化、そしてまたユニバーサルサービスはもちろんのこと、これから国営の特殊法人の公社というふうにおっしゃいましたけれども、やはり国民とすれば、郵便局が、公社化することによって何らかサービスがよくなるとか、かつての国鉄からJR……
○小池委員 最後のバッターでございます小池でございます。バッターになったり、投げたり打ったり忙しいのでございますが、どうぞよろしくお願いいたします。 きのうも総務委員会の方で、提出者であり質疑者でもございましたけれども、信書とは何かということなどで、中には禅問答的なやりとりもあったかとは思うのですが、法律をつくっているわけですからいろいろと決めていかなければならないということで、それもこの審議の場においては必要なことだと感じております。 ただ、やはり私は、改革というのは目の前のことだけでなくて、中長期的なことをにらんでこそ政治家としての先を見通す能力であり、またそれが責任であるというふうに……
○小池委員 保守党の小池でございます。最後の質問をさせていただきますので、極力重複を避けてまいりたいと考えております。 まず、今回、一九四八年の勧告史上初のベースダウンということで、特に基本給、俸給表の引き下げ改定というのがやはり一番大きなテーマではなかろうかと考えております。 そこで、いきなり憲法問題になるわけでございます。新聞などにも報道されておりますように、裁判官に対してこの人勧をそのまま当てはめていった場合には、憲法の文言では、減額してはならない、減額することができないということが憲法の第七十九条、そして八十条にうたわれているわけでございますけれども、今回のこの措置で明らかな減額に……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。一時間、お時間ちょうだいいたしました。 冷戦が終わりまして、そして世界がいろいろな再編成ということをこの十数年間遂げてきたわけでございますが、昨日はロシアがNATOに準加盟ということ、そしてまた、言うまでもなく九・一一のテロ、新しい事態がいろいろと起こってきているわけでございます。もちろん、インド、パキスタンの問題、中東の問題、本当に世界を取り巻きます情勢というのはいまだに不安定な情勢が続いているということでございます。 ここで、いわゆる有事法制、今からさかのぼりますこと四半世紀、昭和五十二年、当時の福田総理の了承のもとで防衛庁において始められた……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 私は、広い意味での安全保障、国の安全保障についてまずお伺いをしていきたいと思っておりますけれども、手短にお答えをお願い申し上げます。 まず、不審船の問題でございますけれども、この引き揚げ、これについては、これまで何度かお答えの中で、気象条件等が整えばというような、そういうニュアンスであったかと思っております。とともに、外交努力も必要かと思いますけれども、そういったことが整えば政治的な意思としてこれを引き揚げるということ、この意思をお持ちなのかどうか、確認をさせていただきます。総理、お願いします。
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 本日、一時間ちょうだいいたしております。最近はイベントが、ブッシュ大統領の訪日、そして夜はオリンピック観戦と、大変忙しい毎日でございますが、それぞれの大臣の皆様方には、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。 ちょうどオリンピックを毎晩やっているもので、国民的にも、眠い目をこすりながら日本の選手に対してエールを送っているわけでございますが、どうも残念ながら、今回のソルトレークについては、銀と銅ですか、それぞれ一つずつということで、前回の長野のようにはなかなかいかないなというふうな、ちょっと残念なところがございます。 また、例のショートト……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まず、ロシア問題の方からちょっと伺わせていただきたいと思うのでございますけれども、ムネオハウス、そしてイスラエルでの会議等々で非常に不透明な会計ということが問題となっております支援委員会でございますけれども、この支援委員会は、当時はソ連だったんでしょうか、ロシアですね、ロシアとの間での協定に基づいた外務省の関連団体である国際機関であるということから会計検査院も入らない、大変不透明であるということが問題になってきて、ある種の温床となってきて注目されているわけでございますけれども、この委員会はこれからもう廃止しようという動きがあると聞いておりますけれ……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まず、新聞に毎日、小泉日誌とかいろいろな形で総理官邸での動向がよく報道されているのですが、十月三十日の午後四時五分、「首相会議室へ。田中均外務省アジア大洋州局長、溝口善兵衛財務省国際局長、西藤久三農水省総合食料局長ら。」ということで、約一時間にわたって会議室で総理と会議をしておられると。ASEANの打ち合わせだとは伺っているのですが、何かメンツがそろい過ぎているのではないかというふうに思うわけでございますが、北朝鮮への経済協力、食糧支援などについても話し合われたのでありましょうか。局長、よろしく。
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 本日は、お三方、お忙しいところ御出席いただきまして、ありがとうございます。また、日本のとるべき選択、方向性についての御指摘、私は、一つ一つそのとおりだということで、御意見を共有したいということをまず申し上げておきたいと思います。 その上で、最近の中東情勢を客観的に見てまいりますと、非常にいろいろなまだら模様があるなと思っております。 例えば、トルコで総選挙が行われまして、かつてのリファイ党、福祉党の流れをくむ宗教色の強い政党が単独で第一党、与党になったということ、これはすなわち、湾岸戦争当時の実際のアクションにおいて非常に大きな貢献をしたトル……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 まず、きょうから日朝交渉が始まりますので、北朝鮮とお金の問題で二、三押さえさせていただきたいと思っております。よろしいでしょうか。 最近、この日朝関係、大変注目もされているわけですが、私は、以前から、朝銀の問題を通じまして間接的に既に対北朝鮮に対しての経済支援は始まっているということを主張させていただいているわけでございます。そしてまた、昨今の国内におけるこの北朝鮮関連の動きからも、いろいろな新たな、何というんでしょうか、情報等々も出回るようになっております。 そこで、大変心配と申しましょうか、これまでもうわさされていたようなことに対しての裏……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 金融財政委員会には不似合いかもしれませんけれども、昨今の、十月後半、もしくは竹中大臣が金融を御担当になるようになりましてから、非常にいろいろなことが一気に噴き出てきまして、ある意味で社会学的にいっても非常におもしろい状況が起こっているのではないか、その点でも大変興味を持っております。 また、日本の意思決定システムがどういう形になっているのかということに対して、これは私は、マイナスの世界への発信になってしまったということが大変問題であると考えるわけでございますけれども、いろいろな意思決定の過程が、例のプロジェクトチームの密室性、これは私わからない……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 参考人各位におかれましては、まことに御苦労さまでございます。 本来であるならば、国会のこのような場に銀行の皆様方をお呼びして、ああだこうだというのは私はやりたくない方でございます。自由な裁量を持って自由に活動していただくということでございますけれども、しかしながら、今そういう状況にはないというのが基本的な認識でありまして、また、今銀行の各位が置かれている立場というのは、我が国経済、金融、その一番大きなポイントを握っておられるということに対して、大変危機感を私自身抱いていると同時に、それを共有していただきたいと思っております。 また、その点で申……
○小池委員 おはようございます。 本日、三条約の審議ということでございますが、国際的にも重要な条約だと思いますので、速やかに承認がされますように、この審議を順調に進めさせていただきたいと思っております。 今回、船舶防汚方法規制条約というのもございますけれども、海洋の環境、生物に関する環境、そういったことを守るという意味において重要ととらえておりますが、それにも関連すると思いますが、海洋の環境汚染の防止、そしてまた世界の平和安寧を守るということは極めて重要なことであります。 昨年の十二月ですけれども、北朝鮮船籍のチルソン号が茨城県の日立港で座礁いたしました。これによって重油が流出いたしまし……
○小池委員 おはようございます。幾つか質問させていただきたいと思います。 エビアン・サミットが終わりました。初めて拉致問題が明記されたという点、それから、北朝鮮とともにイランが非常にクローズアップされている点などなど、目を引くところが幾つかあるわけですけれども、経済に関しては、世界的な成長の強化ということで、主なダウンサイドリスクは後退して、回復の条件は整っているという議長総括があるわけでございますが、残念ながら、日本経済、いまだにデフレの目覚ましい解消には至っていないということでございます。 そういった中で、きょうは、日本経済の縁の下の力持ちであるはずの中小零細企業の下請を取り巻きます環……
○小池委員 石原都知事、本日はありがとうございます。 いろいろと御示唆いただきました。結論から申し上げれば、一たん現行の憲法を停止する、廃止する、その上で新しいものをつくっていく、私はその方が、逆に、今のしがらみとか既得権とか、今のものをどのようにどの部分をてにをはを変えるというような議論では、本来もう間に合わないのではないかというふうに思っておりますので、基本的に賛同するところでございます。 きょうは、冒頭に、ナセルとかサダムとか私にとっては大変近しい名前が出てまいりました。私も十九歳のときにあの中東の地に行きまして、大変な驚きでございました、いろいろな面で。やはり国家というものを一人一……
○小池委員 小池でございます。 本日は、長い時間御協力いただきまして、まことにありがとうございます。また、示唆に富んだ御意見、本当にありがたく感じているところでございます。 本日、幾つかの点についてお話がございました。まず、アイデンティティーという言葉についてもお伺いをしたいと思います。 この言葉は、先生の御著書の中でも常に片仮名で表現もされております。それから、このアイデンティティーという言葉、あいまいという表現が先ほどどなたかの委員からもございましたけれども、要は、どうも日本語の概念にばちっと決まる言葉がないんじゃないか。 それに類するものとして、最近よく使われておりますアカウンタ……
○小池委員 小池でございます。最後の質問者でございます。よろしくお願いいたします。 本日は、科学技術の歴史ということから、いろいろな点で御示唆をいただきましたことに心から感謝を申し上げたいと存じます。理学部、工学部そして神学部、いろいろ大学の学部の置き方がその後どのように変化をもたらすかといった、これまでに私が抱いてこなかった観点からの御示唆でございました。非常に興味深く伺ったわけでございます。 これは、来年の一月六日から、決定されていることではございますが、我が国では省庁の再編が行われるわけでございます。そして、文部省と科学技術庁が一緒になって文部科学省という形になるわけでございますが、……
○小池委員 本日は、大変御示唆に富んだ御意見を拝聴することができまして、うれしく思っております。 私の方から二、三質問をさせていただきたいのですが、もちろん先生は理系として、そしてまたさまざまな発明と申しますか研究を重ねてこられて、大変高名な方でいらっしゃいますが、その中で、先ほど宮沢賢治の詩についてお触れになったことは、大変私は印象深く思いました。 私は、例えば大学の入試制度の流れから、どうも日本の場合、文系と理系と余りにもはっきり分け過ぎる。例えば理系の中でも医学などということについては、まさに生命倫理であったり、人間の心とは何ぞやといったような部分が非常に大切である。また、最近は医療……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 この国会の中には、議員によってつくられる議員連盟、星の数ほどあるのですが、私は、一番最初に入った議員連盟は人口議員連盟でございました。食料、エネルギー、そしてまたそれに関連しての環境と、先ほどもお話出ておりましたけれども、そういうまさにグローバルな見方をした上で、我が国にとっての国益、そして一番重要な個々の幸せをどうやって確保していくのか、社会の豊かさをどう維持していくのか、そういう観点でいろいろな政策づくりをしていきたいとずっと考えておりました。 先週、私は、エジプトのカイロの方に行ってまいりまして、そして、以前住んでいたところでございますが……
○小池委員 お許しを得まして本日三番目の質疑者を務めさせていただきます。保守党の小池百合子でございます。 参考人におかれましては、本日は幾つもの切り口で示唆に富んだ御意見をお聞かせいただきましたことに、心から御礼を申し上げたいと思います。 その中で共通して感じられましたのは、どうも技術革新、特に世の中の情報を取り巻く産業、その改革のスピード、いわゆるドッグイヤーと言われております。それと、現実の日本の姿、そしてなおかつ、全くこれまで変更のなかったこの憲法、動くことのなかった憲法ということで、スピード感の違いからくるある種のいら立ちを私はきょう感じ取らせていただいたわけでございます。 その……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。本日は、国家学についてお話を伺うことができまして、大変うれしく思っております。 そもそも、国家学というのが、名前も変わって、中身も変わって、政治学、そして国家学的なことを論じておられる方はわずか二十人ぐらいだというお話が冒頭にあったかと存じます。なぜ、その国家学なるものが、日本の学問として、またそれを研究する分野として、ある意味で希薄になってしまったのか、きょうのお話の中にそのヒントはたくさんあったかと思います。 平和主義といいますか、平和ということと国家というのが、何か日本の場合はマスコミ的にも相入れないといいましょうか、そういった空気がある、……
○小池委員 本日は、皆様方、ありがとうございます。 かつては、憲法を国会で論じるということは、予算委員会の場でわずか論じてもすぐにストップをしてしまうということで、ある種タブー視されていた時代が長く続いたと思います。その意味では、こうやって地方にも出かけ、公聴会を開き、憲法をそれぞれの視点から語り合うというのは、これまでになかった新しいフェーズに入ってきたのではないかと私自身は大変うれしく思っております。 そういった中で、幾つかお伺いもしたいところでございます。 これまでの議論では、例えば、憲法を擁護する義務があるのだから、それに対して改正云々を言うのはおかしいといった御意見などもござい……
○小池委員 保守党の小池百合子でございます。 本日は、衆議院の憲法調査会に、意見陳述者の皆様方、大変な御協力いただきましたこと、心から御礼を申し上げたいと思います。 その中で、本日、この神戸で調査会が開かれるというのは大変意義深いことでございますし、また陳述者の方々、やはり大震災のことから憲法と関連をしてお話をいただいたと思っております。 特に、その中におきまして、兵庫県医師会の橋本会長から極めて具体的な御提言もいただきました。後に、行政を担当しておられる四名の方々に、この件について改めて伺いたいと思っておりますが、橋本会長の御提言の中には、例えばドイツにおける基本法第三十五条、これにつ……
○小池委員 賛成。
○小池小委員 保守党の小池百合子でございます。本日は、どうもありがとうございます。 地方分権、地方主権、これは私も長年大変重要なテーマであるということで研究等も続けているわけでございます。その心は、地方分権を行うことによって中央と地方の仕事の分担をより明確にしていく、そしてそれぞれの分野での責任を明確にしていくということにつながるからであります。 中央政府とすれば、金融、安保、外交、こういった点をつかさどり、そしてまた住民により近い分野である福祉、教育といった分野については、より近いそれぞれの地方の行政の方に分権をするということをやっていかない限り、いつまでもピラミッド型に上から下へという……
○小池委員 私どもはほぼ考えがまとまりました。 基本的にF1でよろしいのではないか。その背景は、私どもは、首都機能の移転は必要性がないというのがベースでありますから、現実的なところで進めていくのが必要だろうということに根差しています。 ただ、今後また、官邸から、こういう点が問題だからとか、そんなことがないようにしていただきたい。それと、あと、単純計算して、二棟になる場合のコスト高というのが当たり前のように語られて、百億とどんと出ておりますけれども、いろいろな工夫をすることによって経費を削減していく、そういうマインドを常に持っていただきたい。この二つの条件つきであります。 以上です。
○小池委員 前回も既に結論的なことを申し上げたわけで、F1案というのが、いろいろな条件の中で現実的であろうというふうに考えております。 ただ、百億多くかかるというのを、単に機械的にあれもこれもということではじき出すような安易な形ではなく、コスト削減、かつ強固で効率的という条件を出したいと思っております。 以上です。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。