このページでは小池百合子衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(小池百合子君) ただいま議題となりました石綿による健康被害の救済に関する法律案及び石綿による健康等に係る被害の防止のための大気汚染防止法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 初めに、石綿による健康被害の救済に関する法律案について御説明申し上げます。 石綿による健康被害については、国民の生命や健康に影響を及ぼすものであることから、すき間のない健康被害者の救済、今後の被害を未然に防止するための対応等を適切に実施していくことが必要であります。 このため、平成十七年七月以来、政府部内においてアスベスト問題に関する関係閣僚による会合が開催され、同年十二月……
○国務大臣(小池百合子君) 環境の観点から二点、お尋ねがございました。 まず、まちづくりの持続可能性についてでございます。 店舗そして公共施設などの郊外立地によりまして、地域によっては自動車への依存度が大変増してくる、それによって、CO2、二酸化炭素の排出量の増加があったり、交通渋滞の発生に伴います局地的な大気汚染が発生しているところです。 また、郊外立地の進展がオフィス、店舗の床面積の拡大につながります。それによって、民生部門のエネルギー消費の増大を招いているところであります。 今後、持続可能なまちづくりを進めていくためには、こういった環境負荷を抑制する観点もしっかりと踏まえていく必……
○国務大臣(小池百合子君) ただいまの水俣病公式確認五十年に当たり、悲惨な公害を繰り返さないことを誓約する御決議のとおり、水俣病問題については、貴重な教訓として謙虚に学ぶべき、また、今なお取り組むべき重要な課題であると認識をいたしております。 政府といたしましては、御決議の御趣旨を十分尊重いたしまして、すべての被害者の方々が地域社会の中で安心して暮らしていけるよう、関係地方公共団体と協力しながら取り組みを進めてまいりたいと考えております。 以上です。(拍手)
○国務大臣(小池百合子君) ただいま議題となりました容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 現行法が施行されてから十年が経過し、ペットボトルの回収率が大きく伸びるなど、容器包装廃棄物の分別収集及び分別基準適合物の再商品化は着実に進展し、一般廃棄物のリサイクル率の上昇に資すると同時に、一般廃棄物の最終処分量の減少及び最終処分場の残余年数の改善に資するなど、循環型社会の形成に寄与してまいりました。 こうした成果を踏まえ、今後、国、地方公共団体、事業者、消費者等すべての関係者の協働のもと、容器包装廃棄物のリデュース……
○小池国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の小池百合子でございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 沖縄の振興に関しては、昭和四十七年の本土への復帰以来、沖縄の振興開発のための諸施策を積極的に講じてまいりました。こうした取り組みを通じて、施設整備面を中心に次第に本土との格差が縮小するなど、着実に成果を上げてきたところであります。また、観光や情報通信産業の振興においても、一定の成果を上げております。 しかしながら、今日なお沖縄の社会経済は、県民所得の低さや失業率の高さに示されるよう……
○小池国務大臣 今御指摘がございましたように、昨日、政府・与党の合意におきまして、沖縄振興開発金融公庫、現在の沖縄振興計画が最終年次が平成二十三年ということで、公庫としてそれまでは存続し、それ以降については統合の方向性が示されたものでございます。 沖縄振興策と一体となって、自己完結的機能を残すとされているわけですが、金融公庫は沖縄県において地域特性に、そもそも地元ということで大変精通しております。また、融資や制度設計などの経営判断を即座に行うことができる、結果としてきめの細かい機動的な対応を行ってこられました。 そういったことで、自己完結機能というのは、こういう形で、地域に密着した形で金融……
○小池国務大臣 去る九月二十一日に環境大臣及び地球環境問題担当大臣を再び拝命いたしました小池百合子でございます。第百六十三回国会におけます衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考えを申し述べ、ごあいさつとさせていただきたいと存じます。 ことしの夏も、昨年に引き続き、世界の各地で洪水、干ばつ、熱波などの異常気象が発生いたしました。特にアメリカのハリケーン・カトリーナや、我が国に上陸した台風十四号など、強大な台風により多くの人命が奪われ、激甚な被害をもたらしました。これらの自然災害が地球温暖化を原因とするものかどうかは科学的に実証されてはおりませんが、今後、地球温暖化が進行すれば……
○小池国務大臣 このアスベスト問題、今も御質問の中に、国民の皆様方が、このアスベスト問題に対して、ある意味大変身近であるということがために、漠然とした不安を大いに抱いていらっしゃる。その不安の原因ということを一つ一つ分析もし、わかりやすく広報活動にも努めて、その対処方法についてもお伝えするように努力していきたいと思いますけれども、まず、安全、安心を確保するためには、関係省庁との連携というのが必要であるということで、いち早く関係省庁連絡会合というのを持つべきということを私も提唱させていただきました。既に何度か会合を重ねて、これまでのいろいろな、弊害でもありました関係省庁との縦割りということを乗り……
○小池国務大臣 お答えする前に、近藤委員におかれましては、あまたある委員会の中で、意志を持ってこの環境委員会に取り組んでいただきますことを心から感謝申し上げたいし、また、同じ中学、高校卒業の後輩としても頑張っていただきたい。二人、同じセーラー服を着て、とてもかわいかったのをよく覚えております。 御質問でございますけれども、御指摘のとおり、二〇〇三年度の温室効果ガスの排出量というのは、九〇年と比べますと、八・三%増でございます。速報値で二〇〇四年度分が出ておりますが、こちらの方は、若干減ってはおりますものの七・四%。いずれにいたしましても、京都議定書のマイナス六%の達成というのは容易ではない、……
○小池国務大臣 今御質問の中にもありましたように、新法、これにつきましてはできるだけスピーディーに、そして的確な中身にしてまいりたいと考えているところでございます。 そして、今政務官の方からも御紹介ありましたけれども、中皮腫の認定基準について今後検討会を設置する、これは厚労省と環境省と合同でつくってまいります。そしてまた、中皮腫と石綿の関連ですね、これについてはいろいろな説がございます。遺伝子とかウイルスとかありますけれども、それこそ専門の皆様方に御検討いただいて、基本的には、しっかりとした、中皮腫の方々についてはすき間のない形での救済策をとっていくようにしてまいりたいと思います。 検討会……
○小池国務大臣 ただいま御指摘ございましたように、昨日関係省庁の閣僚会合を開き、そして速やかに新法成立の検討を進めていくということで打ち合わせをしたところでございます。 御指摘ありましたように、スピード感を持って、かつシームレス、継ぎ目のない対応をしていこうということでございまして、幾つかその中でも、被害の実態把握であるとか被害者の認定に係る医学的な検討、そして一体どれぐらい費用がかかるのかなど、総合的に考えていかなければなりません。 いずれにいたしましても、被害者の方々の状況などにかんがみまして、スピード感を持って当たってまいりたいと考えております。
○小池国務大臣 御質問の中で御指摘もございましたように、建築物から除去されました吹きつけアスベストですけれども、廃棄物処理法に基づいて、特別管理産業廃棄物といたしまして、通常の廃棄物よりもより厳しい収集、運搬そして処分などの基準に従って処理が行われているところでございます。集める際のこん包に注意せよ、飛散を防止せよ、そして処分におきます溶解処理、そしてまた耐水性材料での二重こん包などの基準を定めているところでございます。 この措置を徹底していかなければ意味がございませんので、去る七月二十八日の段階で、都道府県に対して、こういったアスベスト廃棄物の排出事業者そして処理業者に対しての立入検査を強……
○小池国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の小池百合子でございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し上げます。 まず、沖縄政策について申し上げます。 沖縄の振興に関しては、昭和四十七年の本土への復帰以来、沖縄の振興開発のための諸施策を積極的に講じてきました。こうした取り組みを通じて、施設整備面を中心に次第に本土との格差が縮小するなど、着実に成果を上げてきたところであります。また、観光や情報通信産業の振興等においても、一定の成果を上げております。 しかしながら、今日なお沖縄の社会経済は、県民所得の低さや失業率の高さに示されるように厳し……
○小池国務大臣 沖縄の負担軽減ということは、これは当然進めていくべきものということ、これにほかなりません。そしてまた、今回、昨年の十月の2プラス2の共同文書で、先ほどから出ております数字、七千名であるとか八千名であるとか、そのあたりの数字が出てきて、まだフィックスそのものではないとは思うんですけれども、いずれにしましても、これだけ多くの兵隊そしてその家族が動くということはこれまでにもなかったことでありますし、稲嶺県知事の方もこの点については評価されているところであると思っております。 これにつきましては、今、日米間で大変協議が重ねられているところでございます。若干日程に変化があるようではござ……
○小池国務大臣 私は、かねてから申し上げておりますように、沖縄担当大臣といたしまして、地元沖縄の声を政府の中に届けて、そしてまた、それに対して沖縄との調整などに臨むという役割でございますが、今の御質問の件につきましても、事実、北部十二市町村からは、これまでどおり北部振興事業を平成二十一年度まで継続してほしい、そういった要望が実際ございます。 そして、その意味でも、五月三十日に閣議決定された文面がございますけれども、その閣議決定の際に私はお許しを得まして発言させていただきまして、地元沖縄の意見を踏まえ、北部振興事業などの振興策については、今年度の予算執行、十九年度概算要求など、適切に対応してま……
○小池国務大臣 本日、移設協議会開催をすることができました。 この協議会は、政府、沖縄県そして関係地方公共団体との間で、普天間の飛行場代替施設の具体的な建設計画であるとか安全・環境対策そして地域振興について協議するということが目的でございます。したがって、個別の施策に関係する各省庁の閣僚、これを構成員としたものでございます。しかし、地元沖縄県そして名護市の方から、御質問のような御要望を受けておりました。現実に本日の協議会の運営につきましては、内閣官房との連携のもとに対応するということといたしまして、司会進行といたしましても副長官にお務めをいただきスムーズに進んだもの、このように理解しておりま……
○小池国務大臣 ただいま議題となりました石綿による健康被害の救済に関する法律案及び石綿による健康等に係る被害の防止のための大気汚染防止法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 初めに、石綿による健康被害の救済に関する法律案について御説明申し上げます。 石綿による健康被害については、国民の生命や健康に影響を及ぼすものであることから、すき間のない健康被害者の救済、今後の被害を未然に防止するための対応等を適切に実施していくことが必要であります。 このため、平成十七年七月以来、政府部内においてアスベスト問題に関する関係閣僚による会合が開催され、同……
○小池国務大臣 今回のこのアスベスト法案、救済法と、そしてまた、今後の被害が発生しないということから、それを防ぐための廃棄物等の法律の改正ということの二本セットになっているわけでございますけれども、今委員まさに御指摘になりました、これまで労災によって救済されない、そしてその対象にならない方々、その方々に対して、一日も早く救済できるようなスキームをこのたび御提出させていただいているわけでございます。 そしてまた、振り返ってみますれば、関係省庁間の連携が必ずしもよくとれていたとは言えない、まさにここは政治主導という形で、関係閣僚会合を即開いて、そして、それぞれの省庁のなすべきこと、またやってきた……
○小池国務大臣 環境大臣及び地球環境問題担当大臣の小池でございます。第百六十四回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。 初めに、石綿対策について申し上げます。石綿による健康被害の救済に関する法律及び石綿による健康等に係る被害の防止のための大気汚染防止法等の一部を改正する法律につきましては、本委員会での御審議を経て、去る二月三日に成立させていただきました。この間の委員各位の格別の御指導に対し心から御礼申し上げます。今後は、これらの法律の一刻も早い施行に向け、全力を挙げてまいります。 私たちは今、地球……
○小池国務大臣 御質問の会議でございますけれども、昨年の二月十六日、京都議定書が発効いたしました。それ以来初めての会議ということで、極めて重要な、かつ歴史的な会議でありました。 中身でありますけれども、京都議定書の実施ルールでありますマラケシュ合意などが採択されまして、議定書を運用する基盤、インフラが整ったということ、それからもう一つ、ここも重要でございますけれども、すべての国が参加する、そして長期的な行動に関しての対話の開始が合意されたというところが一番大きなポイントでございます。 今回合意されました対話の場などを活用いたしまして、京都議定書を批准しておりませんアメリカ、オーストラリアな……
○小池国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人国立環境研究所法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 独立行政法人国立環境研究所は、我が国の環境政策の企画立案や各種環境基準の設定に当たって必要となる科学的基盤を提供するなど、重要な役割を担っております。 独立行政法人制度については、現在、効率的な運営を確保する観点から、役職員の身分の非公務員化が進められております。国立環境研究所においても、民間を含めた内外の研究機関との研究、人事交流のより一層の促進等を通じて、研究所の改革を推進する観点から、役職員が国家公務員の身分を有する特定独立行政法……
○小池国務大臣 環境と経済の好循環を進めるという意味でも、産官学の連携、また、今御指摘のように中小企業との連携ということも大変効果的ではないか、このように思います。競争的研究資金などを活用しまして、環境省としても、これまでも中小企業を含めました産官学連携の推進を図ってきたところでございますし、また、これまでの成果も数多くございます。 そういった意味で、競争的な研究資金を一層拡充していく、そして、今回御議論いただいております国環研の職員の非公務員化ということ、これも契機といたしまして、環境分野におけます我が国の中核的な研究機関として、研究所における民間企業との共同研究により一層弾みをつけていき……
○小池国務大臣 地球温暖化問題というのは、二度Cであるとか、それから先ほどから出ておりますGHGガスのppmの問題であるとか、なかなか科学的な部分をしっかり伝えようというのは難しい部分もございます。 ゆでガエルの理論というのがあって、それは、ずっとぬるま湯につかっているゆでガエルが、だんだんと温度が上昇していってもぴんとこない、だけれども、突然熱いところにぽちゃっと入れられたらぴょんと跳び上がるというようなことで、七〇年代のあの石油ショックというのはそれに匹敵したところではないかなと思います。それが日本の物づくりをして大変な省エネの技術の革新につながった、イノベーションにつながった、それが今……
○小池国務大臣 御指摘のように、今回の法改正でございますけれども、京都メカニズムのシステムを動かすための法律改正でございます。そしてまた、それを補完的な意味に置くべきであって、より必要なことは国内でしっかりとこの温暖化対策を進めるべきであるという御説もそのとおりだ、このように思う次第でございます。 また、地球温暖化対策の推進でございますが、先ほどのグリーンランドなどの氷山がばたんと倒れるシーンなどはよくテレビなどでも報道はされますけれども、何かまだ人ごとのように思ってしまうという傾向があるわけでございます。 昨年、クールビズを皮切りにいたしまして、地球温暖化対策ということを一人一人のことで……
○小池国務大臣 ただいま委員長のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつさせていただきます。 去る三月二十九日の夜、突如高熱を発し、病院にて診察を受けましたところ、急性肺炎と診断されたため、入院加療をいたしておりました。その後、順調に回復をいたしまして、四月十四日に退院、そして十七日から公務に復帰することができたわけでございます。 この間、大変皆様方には御心配をおかけし、また、長くお休みをさせていただきましたことをまことに申しわけなく思っております。 特に、本委員会におきましては、地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案の御審議をお願いしていたところでありまして、委員長初……
○小池国務大臣 このフロン類の排出削減でありますけれども、オゾン層の保護という観点、それに加えて地球温暖化の防止の観点からも、両方の面で大変重要であるわけでございます。 今回、フロン回収・破壊法の改正案を御審議いただいているわけですけれども、業務用冷凍空調機器に冷媒として使用されているフロン類の回収率の向上を図る、そしてフロン類の一層の排出削減を目指すということでありますけれども、これは、先ほど地球温暖化の防止の観点と申し上げましたけれども、京都議定書の目標達成計画にも関連してくるわけでありまして、ぜひとも、この法律の早期成立、そしてその円滑な施行、両面から必要だということを感じているところ……
○小池国務大臣 まずは、お励ましありがとうございます。 そして、並木委員が京都会議の方にも御出席になったということでございますが、このCOPの会議は、何やら徹夜がもう当たり前のようになってしまっているようでございまして、昨年末のモントリオールでのCOP11、COP/moP1でございますけれども、こちらの方も、結果としてほぼ徹夜状態が続きまして、そのまま一睡もせずに帰りの飛行機に飛び乗ったというようなことを今思い出したところでございます。 御質問ございましたように、地球温暖化防止の実効性を上げるためには、さらに大幅な温室効果ガスの排出削減が、これは必要でございます。そのためにも、京都議定書第……
○小池国務大臣 環境省が入っているビルの下にドトールコーヒーがあるんですけれども、そこでコーヒーを注文するときがありまして、そこはハンバーガーは売っていないんですけれども、そこには私がいつも使っているマグカップを秘書の方が持って、それに入れてもらうというような形でやっております。ハンバーガーについては、このところ余りいただいておりません。
【次の発言】 いわゆるスリーR、リデュース、リユース、リサイクル、いつもこの順番をどういうふうに持ってくるか、極めて重要でございます。
リデュースは、循環型社会形成推進基本法がございますが、この基本原則に基づきまして、最も優先されるべき取り組みであることは……
○小池国務大臣 水野委員におかれましては、久々の環境委での御質問ありがとうございます。
おっしゃるとおり、容器包装リサイクル協会はデータを把握しているわけですね。そして、それぞれの事業者によっては、公表してもいいよというか、うちはただ乗りしていませんよと言いたい事業者もあるかと思うんですね。そういったことで、公表をする意向がある事業者については、日本容器包装リサイクル協会でこれを取りまとめて公表を行うということを検討していきたいというふうに思っております。先生の御指摘、受けとめていきたいと思っております。
【次の発言】 昨年の八月までは分別をしておりました。というのは、選挙区が当時兵庫県でご……
○小池国務大臣 ただいま議題となりました鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、シカやイノシシなどの鳥獣が地域的に増加し、農林水産業や生態系に深刻な被害を与えており、他方、これらの鳥獣の捕獲の担い手である狩猟者数の減少が進んでおります。 一方、鳥獣の生息環境の悪化などにより、渡り鳥の飛来数が減少している事例や、地域的に鳥獣の個体数が減少している事例があります。 また、国内で違法捕獲された鳥獣を輸入した鳥獣と偽って飼養している例が見られ、輸入された鳥獣の適切な管理が求められています。 このような状……
○小池国務大臣 そもそも違法なわなの使用というのは野生鳥獣の保護にも重大な支障を及ぼすわけでございますし、また、人そしてペットにも危害を与えるということで極めて遺憾なことになる。そのためにも、環境省として厳しく取り締まりを進めるように、都道府県が鳥獣保護員を決めますので、それによる巡視の徹底なども国の方から、さらに、また警察とも連携した上で行ってまいりたいと考えております。 また、今回の法改正によりまして、住宅地の周辺などで危険なわなの設置を禁止する区域を指定することであるとか、それから、都道府県の職員などによります違法なわなの撤去が促進されるように、すべてのわなに設置者の名前を書いて責任を……
○小池国務大臣 免許が必要だという、そのことが明記されていないということではないかと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 鳴き合わせ会と聞きますと、確かにとても優雅な響きがございますし、実際、室町時代からはある種の高貴な遊びとして、それから江戸時代になりますと、庶民を含めて、ウグイスなどを中心に鳴き合わせ会が行われていたそうでございます。
この鳴き合わせ会そのものに参加すること自体は、鳥獣法に基づいて、所定の手続を経て、そして、その種類としてメジロなどを用いる限りは違法とは当然言えないわけでございますが、ただ、この新聞記事にありますように、このケース、この文も読ませていただきますと、……
○小池国務大臣 石綿問題に係る総合対策の主な進捗状況について御報告させていただきます。 昨年六月以降、石綿問題の広がりと深刻さへの国民の関心が高まる中、政府においては、七月以来、関係閣僚による会合において石綿問題への対応を検討し、昨年十二月、アスベスト問題に係る総合対策を取りまとめました。 この総合対策を踏まえ、本年一月に、石綿による健康被害の救済に関する法律案及び石綿による健康等に係る被害の防止のための大気汚染防止法等の一部を改正する法律案を国会に提出し、二月三日に成立させていただいたところでございます。 石綿健康被害救済法については、迅速な救済の実施に向け、全国的な受け付け体制を整え……
○小池国務大臣 今回、環境省、最も小さな役所ではございますけれども、随契の比率が最も高いということ、入院中ではございましたけれども、そのニュースに改めて接したところでございます。 その中で、一つ一つ精査を私なりにもやってみたわけでございますけれども、やはり極めて専門性が高いということは事実、そういう部分の調査研究ということを発注することも事実でございますが、一方で、これまでそうしてきたんだからというような安易な形での随意契約がないかどうか、これから官房長のもとにプロジェクトチームをつくりまして、そしてこれからの契約の透明性、効率性という観点から見直しをしていきたい、こういう気持ちでこれから取……
○小池国務大臣 今回の補正でございますけれども、まず、救済制度の施行当初、闘病中の被害者からの医療費、療養手当の申請、それから遺族からの特別遺族弔慰金の申請が集中することが予想されるわけでございまして、まず今回の補正でそういったことについての裏打ちをさせていただきたいと思っております。 そして、事業者から、この今回の制度は、事業者、そして国、さらに地方公共団体が全体で基金をつくって費用負担を行っていこうというものでございますけれども、事業者からの費用徴収が平成十九年度から開始される予定となっております。そして、今申し上げましたような中身の施行ですね、当初必要となる資金をまず基金に確保すること……
○小池国務大臣 失礼いたしました。 このたびの法案につきまして、中皮腫、肺がんを対象としている理由の方をお答えすることによって先生の御質問にお答えできることが可能かと思いますが、かつて、広範な分野で大量に石綿を使用してきたことが原因でも……。ごめんなさい。 中皮腫の患者数は徐々に増加してきておりまして、今後しばらくは増加するものと予想されておりますけれども、このような中皮腫など……。ごめんなさい、ちょっと待ってください。失礼いたしました。 中皮腫と肺がん以外のことでございますけれども、これにつきましては、専門家の先生方でただいま御議論いただいているところでございます。石綿肺、びまん性胸膜……
○小池国務大臣 これまでの過去の経緯などを整理したわけでございますけれども、ちなみに、環境庁、環境省の前身である旧環境庁でございますが、昭和四十六年の発足でございます。これまでの流れを振り返ってみますと、国際労働機関、ILOでございますけれども、それからWHO、各専門家会合におきまして石綿のがん原性が指摘された時期というのが、その昭和四十六年環境庁発足直後でございますけれども、昭和四十七年でございます。その四十七年当時から石綿の健康影響に関する情報の収集を進めていたということでございます。
【次の発言】 旧環境庁におきまして、先ほど昭和四十七年という時点をお示しいたしましたけれども、その後、昭……
○小池国務大臣 沓掛大臣のお答えと全く同じでございます。
○小池国務大臣 このたびの御慶事によりまして、改めてコウノトリが注目されているところでございます。また、豊岡市は、長年にわたりまして、古くから、昭和三十年から、コウノトリの保護活動を組織化されて、これまで取り組んでこられました。また、地元の自治体、市民団体を中心として、その活動に際しても心から敬意を表したいと存じます。 また、こういった地元におけます関係者の協力関係が確立されていたということで、今御指摘ありましたように、自然再生推進法に基づいての自然再生協議会などをつくったらどうかという御提案だと思うんですけれども、ある意味でもう確立されている部分があるので、どういうふうにうまく今後支援がで……
○小池国務大臣 石綿による被害に遭われた皆様方を一日も早く救済をということで、このたび、石綿に関しての被害救済の法律、補正予算とともに成立を見たところでございます。貴党におかれましても、参議院の方で御賛成をいただいたということで、これからは一刻も早く救済の運用を始めてまいりたい、このように考えている次第でございます。 その上で御質問に当たりましてのお答えでございますけれども、アスベスト禍、この法案について、御審議の最中にも何度か同様の御質問を受けたところでございます。その際に、いつも申し上げてきたことでございますけれども、幾つかの特殊な背景があると。 それは、石綿を原因とする中皮腫、肺がん……
○小池国務大臣 最初の予算委員会の御質問におきまして地球温暖化問題を取り上げていただいていることに、まず感謝を申し上げたいと思います。 御質問にお答えいたしますと、気候変動問題などを専門とします科学者によって取りまとめられたIPCCの第三次評価報告書というのがあることは御存じだと思いますけれども、ここでは、地球の平均気温が、二十世紀中に約〇・六度上昇し、また今世紀中に最大で五・八度上昇するという予測がされております。こうした地球温暖化の影響で、例えば、北極の海氷が、氷が減ってきている、それから、ヒマラヤの氷河が解けているといったような報告がされておりますし、また、生態系に対しましても、動植物……
○小池委員 おはようございます。小池でございます。きょうは久しぶりの質問でございますので、よろしくお願いいたします。 まずは、総理、スイスへの御出張、弾丸ツアー、御苦労さまでございました。まさに、日本の総理というのは、気力、体力、知力、この三つがそろっていなければならないわけでございますし、ますますこれからも御活躍を期待いたすと同時に、くれぐれも御自愛をいただきたい、このように思います。 といいながら、きょうの質問は、できるだけこの国のかじ取りについての考え方について伺いたく思いますので、特に総理からお答えいただくということでお願いを申し上げたく存じます。 まず、今回のスイス御出張もそう……
○小池委員 おはようございます。小池百合子でございます。 総裁選の最中にはいろいろと鍛えていただきまして、まことにありがとうございます。麻生総理におかれましては、経営者感覚、国際感覚を生かして、今次の国際金融の混乱、そしてまた国民生活を守る、そして何よりも、本日審議させていただきます国際的なテロに対しての対処、これについてしっかりとリーダーシップをとっていただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 さて、補給支援特措法の審議に入るわけでございますが、これは大変重要な法律であるということから、昨年のこの時期は衆参合わせまして何と百時間近い審議を行ったわけでございます。ところが、ことしは一……
○小池委員 小池でございます。 ただいまの中谷議員からの数々の重要な御質問に加えまして、できるだけ重複しない形で関係の方々に質問させていただきます。 私の場合は、特に、そもそもなぜ海賊がソマリアで出没するようになったのか、その根本問題なども伺ってまいりたいと思います。 その前に、中谷議員も再三指摘されておられましたように、我が国は海洋国家であり、そして貿易立国であります。シーレーンの安全の確保というのは、我が国にとりましても文字どおりの死活問題であり、生命線であるということが言えると思います。このたびの海賊対処の法律をしっかり整えるということは、この我が国の生命線を確保し、そしてまた公の……
○小池委員 小池百合子でございます。 先ほど、衆議院本会議場にて、麻生政権に対します不信任案、これに対します採決が行われました。そして、粛々と麻生政権が信任をされ、そして、我々、政治の責任を預かる議員として、国家の一番基本である安全保障政策、その一端であります貨物検査特措法案について審議を行うところでございますが、野党席は空席となっております。生活が第一と言いながら、結局、政局が第一であるということをこの空席が証明しているのではないでしょうか。 ましてや、安全保障政策がいまだに一枚岩であるということは聞いておりません。この特措法の審議をめぐりまして、党内で一致した意見が見られない、そのため……
○小池委員 おはようございます。衆議院議員小池百合子でございます。 まず、麻生総理、御就任以来既に百日がたったということで、きょうは多分百三日あたりになるのではないかと思いますが、いわゆるハネムーン期間が過ぎたということが言えると思います。これからがまさに勝負でございますし、揺らぐことなく現下のこの危機的な状況に大胆に立ち向かっていただきたい、このようにまずはエールを送らせていただきたく存じます。 ただいま石原議員からいろいろ、経済、今回の第二次補正予算について、各分野のお話がございました。私は、今回の危機、金融危機、経済危機、これがまさに世界的なものであるという観点から、国際的な切り口か……
○小池国務大臣 平成十六年度環境省主管一般会計歳入決算並びに環境省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳入決算について申し上げます。 歳入予算額は十三億五千八百二万円余、これに対しまして、収納済み歳入額は十五億九千五百十九万円余、歳入予算額と収納済み歳入額との差は二億三千七百十六万円余の増加となっております。 次に、一般会計歳出決算について申し上げます。 当初予算額は二千八百三十七億一千四百四万円余でありましたが、これに予算補正追加額七百七十三億二千百八十二万円余、予算補正修正減少額二十四億四千四百二十五万円余、予……
○小池国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきましては、会計検査院の検査の結果を踏まえ、沖縄総合事務局において改善措置を講じたところであります。
今後、道路整備事業を所管する国土交通省の指揮監督のもと、沖縄総合事務局において一層適正な会計処理に努めてまいる所存でございます。
【次の発言】 御質問にもあったかと思いますけれども、産業廃棄物は、実際の加茂町の事例をとりましても三重県内の業者からのものでございます。よって、広域的に移動することが多いというのがまず大きな問題かと思います。そのために、適正処理を確保するために都道府県、政令市間の連携が重要であるということは言うまでも……
○小池国務大臣 ありがとうございます。 平成十八年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明申し上げます。 まず予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。 私たちは、今、地球から絶え間ない警告を受けています。世界各地で熱波、洪水、干ばつ等の異常気象が発生し、我が国でも強大な台風による被害が発生しました。この冬の豪雪被害をもたらしている寒波も、東南アジアの上昇気流の活発化と、北極周辺の気圧変動などの要素が複雑に関係していると言われています。 これらの自然災害と地球温暖化との関係を個別に実証することはできませんが、今後、地球温暖化……
○小池国務大臣 ロハスでございますが、昨年、クールビズで流行語大賞をちょうだいしたんですが、そのうちのまた別の候補としてロハスがもう既に挙がっておりました。 女性を中心に広がっているということでございますが、そもそもロハスの考え方というのは、アメリカ、特に西海岸だと思いますけれども、ここで生まれた概念として、環境に関心が高いということだけでなくて、ちゃんとその行動も伴うというような意味で広がっていると聞いております。また、民間の調査によりますと、日本人の約三割がロハス層に当たるという結果が出ているようでございまして、単に女性だけでなくて、男性にもこの考え方は広がっている。 そういった背景を……
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