このページでは日森文尋衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、特例公債法案外二法案について質問をさせていただきます。 質問に先立ちまして、えひめ丸の事故についてどうしても触れなければなりません。 最初に、犠牲になられた方々やその御家族に心からお見舞いを申し上げたいと存じます。 この事件に関して、国民は、いまだ行方不明の九名の方々の安否を気遣い、その無事を願うとともに、この信じがたい事故の原因究明を求めております。時間がたつにつれて、民間人がかじを握っていた事実、安全確認を原潜が怠っていた事実、このような事故当時のアメリカ原潜の余りにずさんな航行の実態が明らかになりつつあります。 日米外交にも重大な……
○日森文尋君 社民党の日森文尋でございます。 私は、社会民主党・市民連合を代表しまして、土地収用法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。(拍手) 先ほど、扇大臣や法務大臣から御答弁がございました。重複する点もあるかもしれませんが、ぜひ真摯な御答弁をお願いしたいと思います。 土地収用法は、憲法第二十九条第三項に基づいて、公共事業に必要な用地取得に際し、地権者の同意が得られない場合に、公共の福祉と私有財産を調整するための法律である、これはもう皆さん御存じのとおりです。 政府は、今回の法改正を、一九六七年以来の抜本改正、こう位置づけて、事業認定における公聴会の開催、第三者機……
○日森文尋君 社民党・市民連合の日森文尋でございます。 私は、社会民主党・市民連合を代表して、議題となりました道路関係四公団民営化推進委員会設置法案について、小泉総理及び関係閣僚に質問いたします。(拍手) 「聖域なき構造改革」をスローガンに掲げて登場された小泉総理、あなたが総理になられて一年が経過しようとしています。痛みに耐えて頑張れ、改革なくして成長なしという総理のお得意の言葉も、今や、すっかり色あせ、半ば死語になりつつあるのじゃないでしょうか。国民生活やこの国の経済の現状を見るとき、そう感じるのは、私一人ではないはずです。 内閣府の調査によると、日常生活で不安、悩みを感じるとした人は……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、野党共同提出案に賛成、与党案に反対の立場で討論を行います。(拍手) 小泉総理が「聖域なき構造改革」を掲げ、自民党をぶっ壊すと言いながら、郵政選挙違反事件、加藤紘一自民党元幹事長秘書事件、あるいは井上前参議院議長の元秘書が逮捕される事件など、金まみれ・口きき政治が相変わらず横行し、国民の怒りは頂点に達しています。小泉総理は、政官業の癒着構造、利益誘導と金権腐敗体質にメスを入れる姿勢も覚悟もないということが、国民の共通認識になっ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最後の質問で、大変お疲れで恐縮でございますが、簡潔に御答弁いただきたいと存じます。 最初に、規制緩和と生活路線の維持、これについては今田先生から御質問がございましたが、若干重複する部分もあるかもしれませんが、御質問申し上げたいと思います。 地方の交通手段である地方バスの生活不便の問題なんです。 今、地方では、過疎化が進行している、あるいはマイカーが大変大幅に普及をしている、こういう状況の中で、それでなくとも厳しい地方バスというか地方生活路線の経営実態になっているわけなんです。その上で、さきの国会で乗り合いバスの需給調整規制が撤廃をされる、こう……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、前回の質問でも見解をお伺いしたのですが、地方バスの補助制度について改めて御見解を伺いたいと思います。 来年の四月から新しい補助制度がスタートをすることになりました。特に国の広域的、幹線的な路線の補助、これだけではなくて、関連する都道府県や市町村の補助制度もこれにかかわってくるわけでありまして、これを決定していくのにもう余り時間が残されていないということに今なっているかと思うのです。 八月の質問のときにも、十二月ごろまでをめどに一定の方向を出したいという趣旨の発言が確かにあったと思うのですが、実際には事業者の側も自治体の側も、なるべく早く……
○日森委員 私の方も時間が限られておりますので、ハイ・タク労働者に関係する事項だけ質問をさせていただきたいと思います。 最初に、基本的な問題なんですが、ハイ・タク労働者の実態についてお聞きをしたいと思うんです。 昨年の資料によりますと、この十年間で輸送人員が三二・二%減っている。その背景には、二〇〇〇年度の各運輸局の需給動向判断、これによっても、バブルのときの増車がそのまま維持をされているという状況があって、その後恐らくふえているんじゃないかという話もあるんですが、全国で三万一千八百四十四両、今でも過剰状態にあるということが背景にあるようなんです。 こういう中で、ハイ・タク労働者の実態で……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大臣、大変お疲れのところ恐縮でございますが、社民党、最後でございますので、元気を出して御答弁いただきたいと存じます。 最初に、改めて大臣にお伺いをしたいと思います。 地位協定の二十四条関係と今回の特別協定で約六千六百億円強のお金がかかる。これは国際比較をしてみますと、我が国の負担が突出をしているのが明らかになっています。 九八年のペンタゴン統計ですが、一ドル百三十円九十銭の換算で、米駐留軍受け入れ国の経費負担の総額は、直接間接を合わせますと約九千八百五十七億三千四百万円。このうち我が国の負担総額が五千二百五十三億四千八百万円、全負担総額の約五……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。大臣がいらっしゃいますので、少し大きな話から最初にお伺いをさせていただきたいと思います。 国土交通省、発足をしましたけれども、依然として、旧局といいますか、これまでの建設省、運輸省の局がずっと残されていて、縦割り行政が余り変わっていないんじゃないか、どうもこんな気がしてなりません。 せっかく国土交通省という、統合されて大きな省庁になったんです。ちょっと利権なんかできちゃ困るんですけれども、せっかく大きな省庁になったわけですから、統合のメリットをぜひ発揮していただきたい。そのために、横断的でかつ総合的な行政をぜひ行っていただきたい、そういう視点で扇大……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大臣がいらっしゃいませんが、私は通告どおり、踏切道改良促進法をお尋ねしたいと思います。 最初なんですが、これは何度も主張されていますが、一千カ所あるボトルネックの踏切を五百カ所ぐらいに減らしたいという十年間のスパンでの計画が一方ではあって、もう一方では、今回改正されるというか延長される法律は一応五年の時限になっている。法律自体は昭和三十六年以来ずっと五年刻みで来たわけですけれども、計画自体は十年のスパンでつくられている。ここは整合性が一体どうなっているのか。十年間のスパンで半分にしましょう、こう言っているにもかかわらず、それを実行するための法が五……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大変お疲れのところ恐縮でございますが、四人の参考人の方々に御質問させていただきたいと思います。 最初に、鉄道問題なんですが、実は、九一年に信楽鉄道の大事故がございまして、そこの事故の関係者や弁護士さんや従業員の方々も含めて、通称TASKなんですが、鉄道安全推進会議というのがつくられました。実は、きょうもう少し時間があれば、そのTASKの方々もここにお呼びをして、もう十数年にわたって、鉄道安全について海外の視察を行ったり、あるいはその団体から意見を伺ったりして随分精力的に勉強をやられているところなので、ぜひ参考人として意見を聞きたかったんですが、残……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 重複する質問もあるかと思いますが、大変この法案、重要法案だというふうに考えておりますので、質問をさせていただきたいと思います。 先ほど、副大臣、これからも、世界というか国際的な事故調査機関を参考にしながら充実を図りたいという趣旨のお話がございました。もちろんそのとおりなんですが、実は、今回の事故調査委員会、この法律の改正に当たって、諸外国の事故調査機関の調査をどの程度行ったのか、そして、その調査で得た教訓、これが今回の法改正にどのように生かされたのか、具体的に、まず最初に御報告いただきたいと思います。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 お疲れのところ大変恐縮ですが、三十分ですので、質問させていただきたいと思います。 先ほども御報告ございましたが、あり方懇談会が五回開かれて、そのうち二回、特に業界の方中心だと思うんですが、ヒアリングが行われたという報告がありました。 最初に、ちょっとそのヒアリング、どういう中身であったかという資料を持ち合わせていないものですから、ぜひこの法律の改正に当たって、関係労働者や労働組合あるいは倉庫業界の意見を聴取したのはわかりましたけれども、聴取したその中で、特にそれぞれの各界からの特徴的な意見はどんなものであったのか、具体的にお聞きをしておきたいと……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 農住組合法と緑地保全法について質問いたします。 先ほど山田先生のお話で、本当にこの法律はどの程度効果があるのかというお話がありましたので、なるほどというふうに私も思ったんですが、その辺も含めてちょっと御質問したいと思うんです。 二十年で六十三組合しか、いや、あるいは六十三組合もという評価もあるかもしれませんが、六十三組合しか残念ながら結成をされていないという御報告がありました。先ほども何か御質問があったと思うので、その基本的な原因は一体どこにあるのか、法律上の問題があるのかどうなのか、それらも含めて一つ聞きたい。 私は埼玉なんですが、埼玉は五……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大変お疲れのところ恐縮ですが、もう少しでございますので、ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。 最初に、桜井先生にお伺いしたいんですが、先ほど先生の御報告の中で、日本の民営化に見習ってかどうかわかりませんが、これを契機というか、それ以後、ヨーロッパ各地でも民営化が行われてきた、しかし、完全民営化が行われたのはイギリスのみであって、例えばドイツ、スウェーデンというのは、いわば部分民営化というか不完全民営化というか、そういう格好になっているんだと。 先ほど、具体的にドイツの例をお示しいただきました。イギリスも、イギリスの会社は百を超えているん……
○日森委員 国鉄分割・民営化から十五年目を迎えました。 当時、大赤字の国鉄を再建するということで分割・民営の案が出されたわけですが、どうも最初から分割・民営ありきという方向で話が進められてきた、今でもそんな気がしてなりません。むしろ国鉄は解体をされたという認識で今でもいるんですが、特に、一昨日の参考人の陳述の中でもございました、日本的公共企業体のあり方についてどれだけ深く突っ込んだ議論がされたのか、そこはむしろ避けて、初めに分割・民営ありきで、そういう格好で議論が進んできたのではないかという思いが今でもしてなりません。 それはともかく、むしろ、分割・民営を契機に、規制緩和であるとか行革であ……
○日森委員 参考人の皆さんには、お疲れのところ、大変恐縮でございます。社民党の日森文尋と申します。 大分質問が出尽くしている感じなので、少し突っ込んだお話になるかもしれませんが、お聞きをしたいと思います。 最初に、倉沢先生なんですが、紛争を解決する機関の問題について、当初、審議会の答申の中では、事故調査やそれから紛争のあっせん、調停、仲裁をできる、そういう機関を政府内に設置するということも検討されたと。しかし、現実的に出てきたものは若干後退をしているような感じもするんですが、その辺の経過について、差し支えなければお聞かせいただきたいと思っております。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、基本的な問題について何点か質問させていただきたいと思います。 残念ながら、今の山田先生の御意見と私はちょっと違いまして、車の保有者に義務づけられている自賠責保険というのは、台湾と韓国だというふうに先ほどお聞きしましたけれども、諸外国に例を見ないということなんですが、被害者保護という観点からいうと、いわば画期的な世界に誇れる制度ではないかというふうに私どもは評価をしております。 この世界に誇れる自賠責保険なんですが、規制緩和三カ年計画に基づいて政府再保険制度が原則的に廃止をされるということになります。審議会の答申だと思うんですが、その中で……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 参考人の先生方には、大変お疲れのところ恐縮ですが、もうしばらくですので、ぜひ真摯な御意見をいただきたいと思います。 では、座って失礼いたします。 四人の参考人、それぞれ、先ほどもお話ございましたけれども、前段、要するに入り口、上流での住民参加、情報公開ということが非常に重要なんだという共通した御意見をおっしゃいました。先ほどちょっと原科先生も触れましたけれども、旧建設省の建設白書の中でも、事業のおくれというのは、その一つの重要な要因として、計画段階からの住民合意を形成するための仕組みが非常に不十分である、そのために非常に長い時間かかってしまうと……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 土地収用法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由の説明を申し上げます。 土地収用法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国においては、公共事業の早期段階での情報提供や住民参加が法的に義務づけられてこなかった経緯があります。そのため、住民合意のない事業や、長期を要し必要性を失った事業、また安全性が確認されない事業など、いわゆる公益性が疑問視される事業で、関係住民の間に不利益が予測される場合でも、事業の変更や中止が不可能なまま、事業予定地内の私有財産を共有し、世論の高まりに……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 ややギャラリーがまだ少ないようですが、時間の都合もございますので。 先日、本会議で扇大臣に真摯な答弁をというふうに申し上げたら、国土交通委員長から、大臣は淑女である、紳士ではなくて淑女であるという御指摘を受けましたので、きょうは本音のところでぜひ御答弁をいただきたいと思っています。 先ほど前原先生のお話にも出ましたけれども、最初に、道路特定財源について大臣のお考えをお伺いしたいと思うんです。 特定財源そのものは、十一の税の項目で、国税及び地方税で構成をされておりますが、今年度の予算で、国税でいうと五兆二千六百億円、地方税で一兆七千五百億円、合……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 十九分しか与えられた時間がございませんので、ものつくり大学に関してのみ御質問申し上げたいと思います。 実は、KSD疑惑、なぜか埼玉でございまして、最初に逮捕されました小山孝雄前参議院議員さんは埼玉県川越市というところにお住みでございまして、きょう証人喚問に出席をされました村上正邦前参議院議員さんは埼玉県志木市にお住みでございます。小山さんが逮捕の契機になったアイム・ジャパン、これの研修施設の一部が実は埼玉県越谷市にございまして、きょう質問いたしますものつくり大学が埼玉県行田市ということでございますので、県民の一人として、どうしても、ものつくり大学……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 来年度予算の要求につきまして、とりわけ名誉議員の胸像設置経費というのがございますが、これも国民の理解を得られないという意味から今回に計上すべきではないというふうに考えておりますので、この要求については同意しがたいということを御意見として申し上げたいと思います。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 時間が少ないので簡潔に質問いたしますので、御答弁も簡潔にお願いしたいと思います。 道路計画合意形成研究会というのが先ごろ提言をお出しになりました。学者の皆さんが協議をして、国土交通省あてに提言をされたんですが、これまで、公共事業、特に道路事業が中心なんですが、どうも入り口のところで、情報の公開が不備であったり、住民参加の制度がない、そういうことがあったので、各地で紛争が起きている、その反省の上に立って、ヨーロッパ並みのPI、パブリックインボルブメント、大臣がよくお触れになるんですが、これの日本版といいますか、これを導入しようということで、この研究……
○日森委員 日森でございます。ことしもどうぞよろしくお願い申し上げます。今、佐藤副大臣、いい目で見ていただいたのですが。 恐らく重複した質問になるかもしれませんけれども、御容赦いただきたいと思います。 最初に、不審船事件というふうに言っておきたいと思うのですが、双方が銃撃戦になるという前代未聞の事件に発展をいたしました。そのときに、本来指揮に当たるべき安倍官房副長官が、実は事態が急展開する前に帰宅をしてしまったというような話がありましたし、これは今度の問題に対する政府の対応が非常に不十分だったというふうに言えるのではないかと思っているのです。 と同時に、海上保安庁は直ちに対策本部を設置い……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私も、ただいまの動議に反対する立場で意見を申し上げたいと思います。 一つは、NTT、略称で申し上げますが、この法案に対する対応を含めて、この間の与党の議院運営のあり方について、まず最初に疑問を呈したいと思うのです。 最初に全部決めるべき日程までセットしてしまって、その間にすべてのものを押し込んで決めていこうというやり方は、本来、議院運営委員会は議院の運営について民主的にとり行う、これを具体的な任務にしているというふうに私は思っていますが、これを逸脱するものではないかという気がしてなりません。結果として議院運営委員会の権威をおとしめるものにならな……
○日森委員 私どもも、承認には反対です。 理由は、現場の予算委員会の中で、審議未了といいますか、審議不十分なままの状態が続いているにもかかわらず、与党の御都合で出口を先に決めてしまって、ともかく日程優先ということで、十分な審議をさせないような、そういう流れをつくってはいけないというふうに考えていますので、反対をしたいと思います。
○日森委員 社民党・市民連合の日森文尋でございます。 最初に、本決議案に賛成の立場で意見表明を申し上げたいと思います。 決議案の趣旨は、るる申されているとおり、鈴木議員が政治的道義的責任を自覚し、みずから辞職するよう勧告するものであって、この限りにおいて与党の皆さん方の主張は的外れである、こう言わなければなりません。 二つ目に、鈴木議員をめぐるさまざまな疑惑は、NGO問題にとどまらず、証人喚問以後も新たな疑惑が次々と明らかにされています。疑惑は外務省、国土交通省、防衛庁など多岐にわたっており、その一部については、不十分な調査とはいえ、外務省調査報告やその他の調査で既に事実関係が明確になっ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 小委員長の提案に、諸般の経済事情からかんがみて賛成をいたします。 その上で、幾つか懸念される問題について、ここで表明をさせていただきたいと思います。 一つは、各方面への影響、これが懸念をされております。とりわけ、公務員給与への影響というのが心配をされております。 と申しますのは、平成十三年、昨年の十二月六日に、官房長官が記者会見で、まず国会議員の歳費を削減した上で国家公務員にも協力をお願いしなければならない、こういう発言をされています。大変心配な発言でございまして、特例的な措置ですが、今回の国会議員の歳費削減がこうした発言によって直接国家公務……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私も、鈴木宗男議員の辞職勧告決議案を速やかに本会議で採決することを求める意見を表明したいと思います。 鈴木宗男議員の疑惑をめぐる問題は、公設秘書の逮捕という新たな事態を迎えました。我々は、こうした事態を予測し得たからこそ、三月二十日、鈴木議員の辞職勧告決議案を本会議で採決するよう求めました。しかし、残念ながら、与党の多数によってこれは否決をされました。 その後も、鈴木議員にかかわる疑惑はますます深まっているにもかかわらず、予算委員会での再喚問及び議院証言法違反での告発も否決をされるなど、与党による疑惑隠しがまかり通る異常な事態が続いています。こ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私ども社民党は、会期の延長に反対を表明いたします。 そもそも、あらかじめ決められた土俵を与党の都合によって広げてしまう、これは言語道断の行為と言わなければならないと思っています。 先ほど御意見もございましたけれども、そもそも、一体なぜ、今度の国会で会期内に法案を成立させることができなかったのか、その原因について改めて検証する必要があるというふうに思っているわけです。 一つは、鈴木宗男さんの疑惑に示されるように、政治と金の問題、この問題について徹底的にメスを入れなければならないはずであったのに、総理を初め与党の皆さん方は、これについて十分な取り……
○日森委員 社会民主党・市民連合の日森文尋でございます。 私は、議員鈴木宗男君辞職勧告決議案に賛成の意見を表明したいと思います。 鈴木宗男君は、六月十九日、東京地検特捜部によって、あっせん収賄罪の容疑で逮捕されました。疑惑のデパートとも言われた数々の疑惑について、司直の手によって解明が始まることになりました。鈴木宗男君は、今、刑事責任を追及される立場にあり、もはや議員の地位にとどまることは許されない状況にあると改めて判断いたします。したがって、本院は、鈴木宗男君辞職勧告決議案を可決して、本人に対し、速やかに議員辞職を求めるべきと考えます。 同時に、今国会が政治と金の問題に終始した事実を重……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私どもも、委員会への付託については反対です。 有明海、八代海の再生の問題については、極めて重要な問題であり、さらに時間をかけて資料をもとに具体的な検討を進めていかなければならない課題だと思っています。同時に、そうした不十分なままで委員会に付託をするというのは、極めてバランスを欠いた、議運として感心できないやり方ではないかというふうに思っています。 先ほど児玉先生もおっしゃいましたけれども、今度の国会は政治と金の問題が大きな問題になりました。そういう意味では、この国会の会期中に、野党四党が提出をした政治資金規正法改正案等も真摯に議論をして、この問……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 都市の再生について、最初にお伺いをしたいと思います。 今国会に再開発法の改正と都市再生特別措置法、両法案が提案をされることになっています。具体的な質問についてはその法案審議のときに行っていきたいと思いますが、この都市再生というのがいわば小泉内閣の目玉商品の一つであるという観点に立って、国土交通省の基本的なスタンスというか考え方、その大枠で結構なんですが、それを最初にお聞きしておきたいと思うんです。 午前中の議論で、阿久津議員から都市再生するには分権ということがきちんとなければいけないし、とりわけ情報公開とそれから住民参加、これは徹底しなければい……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 前回は、大変失礼いたしました。委員長からおしかりもいただきまして、きょうは、委員長の御指示をしっかり守って発言をしていきたいと思っています。 最初に、前回も大枠をお聞きしたんですが、それからきょうの午前中、午後の論議を通しても、どうもこの法案で言っている都市再生の理念というのが極めて抽象的であって、イメージを私の頭の中でなかなか結ぶことができない。いや、大臣、それぞれのおっしゃっていることを聞くと大変すばらしいわけですが、しかし、法律にはそういうことは書かれていないわけで、どうもイメージがわかないわけです。 そこで、その第一条で、都市機能の高度……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、大臣にお尋ねをしたいと思います。 小泉総理が民間事業者による都市再生促進を指示して、その諮問を受けたのが社会資本整備審議会の都市計画分科会。この構成を見ると、委員や臨時委員として、それぞれ大手の不動産会社の社長であるとかビルディングの会社の社長が参加をしているんです。この大手企業や企業団体は、自民党に合計で年間約数千万円の政治献金をしている。これはだれでも明らかなことなんですが、今回の法案では、この民間事業者に無利子の融資や買い上げ制度を導入するという、いわば我々から見るとやり過ぎではないかというぐらいの優遇措置が盛り込まれているわけです……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。
最初に、国土交通省設置法改正案について質問をしたいと思います。
大臣の趣旨説明にもございましたように、今回地方運輸局の陸運支局と海運支局が統合されて運輸支局というのが設置をされることになるわけですけれども、このことによって、具体的にどのような行政サービスの向上が図られるのか、どんな効果が生まれるのか、これについて最初にお聞きをしておきたいと思います。
【次の発言】 それと関連して、国土交通省の組織令が改正されるということになります。地方運輸局の部の再編であるとか管轄区域の見直し、これが行われるということですが、その内容についてちょっと最初にお聞き……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 議事進行に協力するために、簡潔に質問させていただきたいと思います。若干重複があるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。 この改正案の趣旨には賛成ですが、幾つか質問をしたいと思います。 現行法の名称に小型船舶操縦者を別途加えるという改正案になっておりますが、その選択肢として、小型船舶操縦免許、これだけを切り離すこともできたのではないか、こんなふうに思っております。そうすれば、改正案のように随分長い戒名の法律の名前ではなくて、もう少しコンパクトな、スリムな、わかりやすい法律になったんじゃないかという気がしているんです。プレジャーボートの……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 かなり質問の内容が重複をしておりまして恐縮でございますが、今さら変更はできません。このままやらせていただきたいと思います。 この法案の前に、都市再生二法というのを審議させていただきました。そこでも申し上げたんですが、このマンションの建替え円滑化法というのは、ある面では景気対策、景気対策というか内需拡大といいましょうか、そういう側面もあるというふうに思っています。それはそれで私の感想なんですが、実は、この法案が通ると、ちょっと心配していることは、居住者が住み続けたいという意思に反して追い出されてしまうという問題も含んでいるのではないか、そんな心配を……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大臣、副大臣、それから政務官、特に三沢局長、大変御苦労さまでございます。心中お察し申し上げますが、もうしばらくおつき合いいただきたいと思います。 最初に、これは改めてお聞きをしたいということなんですが、法案の二条で、マンションの定義を「二以上の区分所有者が存する建物で人の居住の用に供する専有部分のあるもの」とされています。 居住部分がなく、店舗だけが入っているビルでも区分所有権では共通の問題がある、こう考えられますが、今回の法案で店舗ビルを対象としなかった理由について改めてお聞かせいただきたいと思います。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 再確認、再々確認の質問になりますので、ひとつお許しいただきたいと思います。 先ほど二階建てという話が古賀先生からございました。私もその二階建ての二階の方の今議論をしているんですが、その一階部分について、二階部分とどうリンクしていくのかということが大変気になっています。 そこで、その点について御質問をしたいと思うんですが、この法案は、もう皆さんおっしゃっているとおり、建てかえ決議が行われた後の各手続が円滑に進められるように措置をしていこうということになっているわけです。しかし、そうはいっても、そういうことになれば、一階部分である区分所有法とつかず……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、扇大臣にお伺いをしたいんですが、これは基本的な問題で、しかも、今度の法案に対して、恐らくここにいらっしゃる委員さんすべてに近い多くの方々が、なぜかというふうに思っている課題ではないかと思うのです。なぜJR本州三社が所有する新幹線、これだけに本法案を適用しようとしているのかということなんです。 いろいろ御意見がございました。完全民営化になってまだ間もない。完全民営化ならば、その会社の責任で大規模改修は行うべきではないのかという意見もございましたし、それはそれで理屈としてはもう全く正しいというふうに思っているんです。 これまでも同じような質……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 質問も最後の方になりますと重複する質問がたくさん出てくるかと思います。ぜひ嫌がらずにしっかり御答弁いただきたいと思います。さらに、もし時間が足りなかったら、委員長に貸してある分について、きょうは無理でしょうけれども、お返しをいただきたい、そんなふうに思います。これは冗談です。 最初にトラックの関係についてお伺いをしたいんですが、一九九〇年に物流二法が制定をされました。先ほど来の御答弁によりますと、この十年間で新規参入してくる事業者、これは約一万五千社というふうに御答弁がございまして、平均すると一年間に千五百社、二千ぐらい入って五百ぐらいやめていく……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは御三方の参考人、大変御苦労さまでございます。それでは座って質問させていただきます。 最初に、伊藤さんに二点ほどお伺いをしたいことがございます。 一つは、先ほど来から出ていますが、JR貨物の経営実態の関係なんですが、八期連続赤字になった、しかし、昨年度は若干の黒字に転向して、経営状態は徐々に好転をしているのではないかというお話でございました。 しかし、実際に今回、運賃・料金の関係や、それから規制緩和がずっとかかっていくわけです。例えば、国鉄改革の理念でいえば、健全経営がきちんとできた、そういう段階でやろうじゃないかとか、完全民営化、純民……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。
三人の参考人の先生方、大変御苦労さまでございます。
最初に、ざくっとした質問で大変恐縮なんですが、今度の法律案が成立したと仮定をして、マンションの建てかえはかなり進むんでしょうか、うまくいくんでしょうかという感想を、大変恐縮なんですが、お三方にそれぞれお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 穐山さんにお伺いしたいんですが、先ほど来管理組合の役割がこれからますます大きくなるということをずっとおっしゃっておりましたし、それについてなかなか明快な法的根拠もないということについての御不満も当然おありになると思うんです。区分所有法では管理組合という言葉す……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 個別の課題は後ほど論議をする時間がたくさんあるようですから、きょうは、総理初め関係大臣に基本的な問題を改めてお聞きしたいと思っています。 先ほど来、総理からもおっしゃられていますが、現在の特殊法人、確かにたくさん問題を抱えております。 責任体制のあいまいさということも指摘をされています。それから、経営の自律性が欠如している、天下りが常態化、今お話ありました。それから情報開示、これが全く不徹底である。あるいは運営実態、これも非常に不透明さがあって、なかなか外から見えにくいというのがありました。それから、これが持っている宿命と言ってもいいのかもしれ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私も、週二回は扇大臣のお顔を拝見しておりますので、きょうはまた御苦労さまでございます。 最初に、先ほど扇大臣がおっしゃいました、道路特定財源、一般財源化ということよりも、少し枠を広げて使った方がいいだろうと。私も全くそのとおりというふうに思っていまして、再三再四そのお話は国土交通委員会で申し上げているんです。特に環境という意味では、モーダルシフト、数値目標まで決めたわけですから、それをしっかりと確保していく、もう少し公共交通全体を維持発展させるというところで活用していけたらいいのではないかということで、先ほどの発言について、大変感動いたしました、……
○日森委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました独立行政法人国民生活センター法案等特殊法人等改革関連四十六法案につきまして、そのうち八法案に反対の立場で討論を行います。 特殊法人には、責任体制のあいまいさや経営の自律性の欠如、天下りの固定化、情報開示の不徹底、運営実態の不透明さ、組織・業務の自己増殖、むだな公共事業の実施によってつくられた巨額債務による財務の悪化、ファミリー企業など子会社のあり方を初めとするさまざまな問題があることを指摘してまいりました。 これらの問題の背景には、政官業の癒着構造、自民党的支配があると言わざるを得ません。もともと特殊法人は、国家的責任……
○日森委員 社民党・市民連合の日森文尋でございます。 私も、佐田筆頭理事の動議に反対いたします。 これは与野党共通した認識だと思いますが、現下の経済社会情勢というのは国会に対して慎重かつ十分な審議を求めているというふうに思っています。特に、小泉内閣が発足して一年十カ月、約二年になろうとしているわけですから、この間の内閣の政策についての総括や、あるいはその反省点も含めて、国会全体が大いに論議しなければいけない。とりわけ、代表質問という場は、総理が所信表明を出すわけですから、その大きな舞台になるということは明らかだと思うのです。 その意味で考えますと、きょう所信表明があって、しかも、月曜日か……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。
最初に、お二人から感想をお聞きしたいと思うのです。
先ほど筒井委員からもお話がありました。つい先ほどの予算委員会の中で、委員長が、常識では考えられない答弁を法制局はやっているという指摘がありました。確かに、聞いている限り、私もそう思わざるを得ないのですが、こう委員長に言われたことに対して局長並びに次長はどういうふうに受けとめられていらっしゃるか、まずその点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 関連してですが、先ほど、二点について抗議文を対週刊文春にお出しになったということがありました。この抗議文については、局長も次長も確認をされた上でお出しに……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私は、社会民主党・市民連合を代表して、本件についての態度表明を行います。 結論から申し上げます。 社民党・市民連合は、衆議院議員坂井隆憲君に対する逮捕許諾請求について、これを許諾することに賛成であります。 昨日、本委員会において、森山法務大臣及び樋渡法務省刑事局長から、被疑事実、捜査経過、逮捕を必要とする事由について詳細な説明があり、委員各位の質疑も行われました。 その結果を受けて、社民党として、坂井隆憲君の行為及び逮捕の必然性、緊急性等に関して、真摯に検討してまいりました。残念ながら、本来、国会で真情を吐露すべき坂井隆憲君の弁明を聴取する……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私は、社会民主党・市民連合を代表して、議員坂井隆憲君の辞職勧告決議に賛成する意見表明を行います。 去る三月七日、政治資金規正法違反で逮捕された坂井議員は、その後も、議員辞職の意思がないことを繰り返し強調しております。判明しているだけでも一億二千万円もの政治資金を故意に報告せず、その使途も明らかにしない坂井議員の行為は、それだけでも重大犯罪と言うほかありません。みずからの不明を恥じ、道義的政治的責任を自覚するなら、直ちに議員の職を退くことが坂井議員のとるべき態度です。 しかも、報道等によると、その後の捜査当局の調べでは、地元企業からのやみ献金や口……
○日森委員 社民党の日森文尋です。 私は、議員松浪健四郎君に対する議員辞職勧告決議案の本会議上程に賛成する意見表明を行います。 議員松浪健四郎君は、一九九七年から九八年にかけて、当時、暴力団員が会長をしていた土木建設会社に秘書給与二百七十万円を肩がわりさせ、これが政治献金に当たるにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載せず、規正法に違反する行為を行ったこと、また、当該暴力団員が指名手配中であるにもかかわらず大阪府警に捜査状況を照会するかのような行為を行ったこと、これら一連の行為は、松浪議員本人が認めるとおり、金の面倒を見てもらった見返りに暴力団関係者に便宜を図ったとされても、弁解の余地のな……
○日森委員 私は、会期延長に反対をいたします。 初めに、総理並びに与党は、一体なぜ、何のために会期を延長しなければならないのか、何よりも国民に対してわかりやすく説明すべきであります。 与党は、野党に対して、二十九本の審議未了の法案が残っているとか、国際貢献が求められているのでイラク新法を成立させなければならないなどと理屈を述べていますが、これが会期延長の理由になるなどとは到底思われません。 綿貫衆議院議長も、イラク復興支援特別措置法案が今なぜ必要なのか、政局とか党利党略とかと見られているのでは困るとおっしゃっているではありませんか。 意味するところは明白です。すなわち、イラク新法には会……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 質問者の名前を見て出なくてもいいのではないかと考えている方がいらっしゃるのではないかと、なかなか出席が少ないので残念なんですが、午後の一番で質問させていただきます。 川辺川ダムの問題なんですが、これは計画以来、もう既に三十五年がたっているわけです。この間、さまざまな新しい事実、これが明らかになりました。そうした事実の一つ一つを見てみると、ダム建設を強行する根拠、これがますます希薄になっている、こう言わざるを得ないと思うんです。 同時に、河川法が改正をされて既に七年を経過いたしましたが、この間、特にこの数年なんですが、河川をめぐる状況というのは大……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 二〇〇一年から二年間で十七回、これは何の数だかおわかりでしょうか。扇大臣が答弁の中でパブリックインボルブメントに触れた回数だそうでございます。私どものスタッフが、決して暇に飽かせて調べたわけではございませんで、パブリックインボルブメントということについて大臣がこれほど重要視をされている、何としても内実あるものとして実現をしたい、そういう思いのあらわれがこの十七回という数になっているんだと思うんです。ちなみに、PIという言葉を入れると十九回だそうです。もっとしゃべっているかもしれませんが、先ほど、PIじゃなくてPHだという話もありましたけれども、いず……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうこれから、三時から大臣、QTがあるそうなので、どうぞ時間が来ましたら、遠慮は要りませんから、きょうは大事なQTだそうでございまして、ぜひそちらの方に遠慮なく出席していただきたいと思います。 ちょっと順序を変えて、そんな事情もありますので、大臣に先にお伺いをしておきたいと思うんです。 今度の、新方式と言っていいと思うんですが、これは、道路関係四公団民営化推進委員会が昨年十二月の最終報告で新規建設に新しい歯どめをかけた、まあ、これは本当に歯どめがかかっているかどうかというのは私は疑問に思っているんですが、これに対する補完措置である。不採算路線……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、最後の、おなかがすいている時間の質問になりましたが、しばらく辛抱いただきたいと思います。 最初に、特殊法人全体がそうなんですが、とりわけ道路公団が経営破綻していく、四十兆円という膨大な負債を抱えていたり、行き詰まりを見せているということの基本的な原因は、実は、政治的な圧力に屈したというか、これに左右されてきたことがこうした結果を生み出したのではないかというふうに私は思っています。 問題は、だから、こういう結果を生み出してしまったことに対する総括、これをしっかりやることが実は一番大事なことであって、原因、それからそれを生み出した温床、こ……
○日森委員 社民党の日森でございます。 先行七法人でこの住宅金融公庫が入っちゃった、非常に残念に思っているんですが、この間、住宅金融公庫が果たしてきた役割というのは非常に大きなものがあると思うんです。その役割は、これまでも大きかったけれども、これからも国民の側のニーズからいうとかなり期待度が大きいし、実際にシェアでいうと三五%、四割近いシェアを抱えていて、それだけ信頼があるというか安心感があるということで、ずっとやってこられたと思うんですね。 これについて、私は率直に申し上げると、なぜ廃止をしなければならないのかということ自体がどうも疑問に思っているんです。 そういう意味で、いろいろなア……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 三人の参考人、大変お疲れのところ恐縮でございますが、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。なるべく重複を避けて質問申し上げたいと思うんです。 最初に、岩沙参考人にお伺いしたいんですが、都市再生、これはもう絶対必要条件だ、現在のこの国の経済社会にとって絶対必要条件だ、そういう大変強い思い入れで、夢も含めて語っていただきました。 随分楽しい部分もあって、なるほどなという部分もたくさんあったんですが、しかし一方で、東京都内の今の都市再生緊急地域だけで見てみますと、ビッグプロジェクトが大変物すごい勢いで進んでいまして、あっという間に百何十メーターの……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 成田空港が民営化されるその第一歩を歩み始めようということになっているわけですが、私、個人的にも大変感慨無量のものがあります。今から三十数年前ですが、実は、芝山や三里塚の農民と一緒に成田空港の建設についての運動にかかわってきた一人として、大変感慨深いものがあります。もちろん、瀬古先生が言われたように過激派では断じてございませんが、そういう意味も含めて質問させていただきたいと思っております。 最初、新聞記事を忘れてしまいましたが、民営化に際して最重要課題の一つと言われているんだと思いますが、現在、二千百八十の暫定滑走路、平行の滑走路ですが、これを二千……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初から最後まで、油濁損害賠償保障法についての質問になります。 今回の改正で損害補償額が五〇%ふえるということでは、一歩も二歩も前進をしたというふうに評価をしていますし、私ども、この法案については賛成をしていきたいと最初に申し上げておきたいと思うんですが、油濁損害賠償保障法の目的であります被害者の保護を図る、こういう観点からいうと、残された課題もまだまだたくさんあるのではないのかという思いがあります。 被害者を保護するためには、油防除資金をどうするかという問題と一緒に、油濁事故が起こることを前提として必要な油防除体制をどう構築していくのか、この……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、密集市街地における防災地区整備促進法について何点かお伺いしたいと思います。 大臣もせきで、私もちょっと風邪が十日ほど治らないで声がセクシーになってしまっていますが、御了承いただきたいと思います。 最初に、本来、住宅政策であるとか都市計画という観点から検討しなければいけないという課題が、都市再生というものが一番中心にあって、加えて、景気対策といいますか、そういう観点から提起をされている、こういうふうに思っているわけです。 この法案は、密集市街地における防災対策でどうやって民間活力を引き出そうとするのか、こういう発想も含まれていると思いま……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、公務員制度改革とイラク問題について御質問したいと思います。 大変お疲れのところ、片山大臣、大変御苦労さまでございます。 この問題については、きょうここにいらっしゃいます自由党の中塚議員さん、それから、恐らくこの予算委員会の場で質問された民主党の島さん、それから私も、昨年の暮れにジュネーブのILOに行ってまいりました。非常に貴重な御教示もいただいたし、勉強もさせていただきました。そういう意味で、改めてということになりますけれども、質問をさせていただきたいと思います。 特に公務員制度改革は、この国の姿やありようを左右するような重要な問題……
○日森委員 佐々木先生、大変お疲れのところ恐縮でございますが、社民党の日森でございます。質問を幾つか用意したのですが、それぞれ質問された方もいらっしゃいますので……。 政治改革について研究されていまして、全部は読めなかったのですが、膨大なドキュメンタリーを国会図書館からお借りいたしまして、目を通させていただいたのですが、私は議員になってまだ四カ月でございますけれども、今の国会のあり方に大変びっくりしているわけです。先ほど共産党さんの方もお触れになりましたけれども、議会制民主主義というのが一体どうなっているのかという疑問を大変持ちました。 先ほど先生がずっと主張されていました政治主導の問題な……
○日森委員 先生お疲れのところ申しわけございません。社民党の日森文尋と申します。 最初に、今山口委員からもお話が出ましたけれども、ナショナルアイデンティティーの問題についてお聞きをしたいと思うんです。 確かに、その国の文化、それを大切にしていくということは恐らく二十一世紀でも重要な課題になっているんだと思うんです。先生もそういうふうにおっしゃいました。しかし同時に、先生が強調されたように、歴史を正しく把握をするという立場も当然重要なことであって、先生もそうおっしゃっておられました。 そこで、ナショナルアイデンティティー、いわば一定の統一性をつくっていこうというときに、教育の問題が大変重要……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 先生、きょうはお疲れのところ、大変恐縮でございます。 私も、十五年間自治体の議員をやっておりまして、トラバーユをして国会に来たのですが、きょうの先生のお話の中で、地方自治というのは民主主義の学校、もうこれを卒業して、民主主義の原動力だということを強調されまして、まさにそのとおりだというふうに大変勇気づけられました。 民主主義の原動力になるために、地方自治体を強化していかなければいけない、それは憲法が求めるところだというお話だったのですが、その中身の問題として、財政自主権、これをきっちり強化していこう、いわば歳入自治を確立しようというお話だったと……
○日森分科員 社民党の日森文尋でございます。 私は、大きく二点について御質問申し上げたいと思います。 最初に、国道の百二十二号線の、これは延伸になるんでしょうか延長になるんでしょうか、ちょっと役所の中でどういう言葉を使うかわかりませんが、これに関することについて質問申し上げたいと思います。 質問の前に、ちょっと地図をお配りいたしました。社民党、時間もないのもあるんですが、まず金がないので、見にくいところがあると思うんですが、コピーで申しわけございません。 ここでマーカーで印をつけてございます、ダイダイ色というかミカン色の。ここがこれから百二十二号線の延長される区間でございます。その先の……
○日森分科員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、大きく二点について国土交通省にお伺いをいたしたいと思います。 一つは、地下鉄七号線の延伸関係についてお伺いをしたいと思います。これは昨年の予算委員会の分科会でもお尋ねをしたのですが、大変重要な路線であるし、国土交通省としても積極的な御支援をいただきたいという意味も込めて、お伺いをしたいと思っています。 幸か不幸か、この地下鉄七号線が通過をするところは、先ごろ成立をしました五増五減案で私の選挙区と別のところになってしまいました。非常に残念なんですが、しかし、そうはいっても埼玉県民の重要な足ですから、ぜひ十分な配慮をいただきたい、そう思……
○日森小委員 社民党の日森文尋でございます。 大変お疲れのところ恐縮ですが、幾つかお尋ねをしていきたいと思います。 ちょっと重複を避けてお尋ねをしたいんですが、一つは、理念的な話になるんですが、分権の時代にふさわしい自治体のあり方といいますか、例えば欧米の自治体ではかなり権限もきちんと持っていますけれども、基本的には、情報公開、住民と情報を共有する、それから住民参加ということがいわば当然のように、かつては違ったんでしょうけれども、最近になって当然のように行われてきていて、これが本当に地方自治をきちんと確立していく大きなキーワードになっているというふうに思っているんです。 例えば、町づくり……
○日森委員 私どもも今意見を集約中でございまして、ちょっと時間的なずれがあって申しわけないんですが、きょう十七時から両院議員総会を開いて、この問題で開くわけではないんですが、そこまでに意見を持ってきていただきたいというふうにしています。 やはり、何度か提起をして党内でいただいた意見は、高木筆頭がおっしゃったとおり、首都機能移転との整合性はどうなんだという大きな問題がありまして、今、特別委員会でも、その再編成をどうするかとか、いろいろ議論がされているようなんですが、どうも余り先が見えるような状況になっていないということもあって、そのことが一つ大きな意見としてはありました。 それから、前から私……
○日森委員 私どもも、一応代議士会等を通じて一定の結論は持っておるのですが、しかし、高木筆頭以下言われたように、クリアしなきゃならない問題がある。 これは前から言っていますけれども、国会等移転の問題との整合性、これはあくまでも中途半端にしてはならない課題だと思っていますし、特に、十二年から二年間たって、経済情勢がますます悪化をしている問題、しかも千三百億円という膨大なお金を使って建設をするということ、それからPFIについては慎重にということをずっと言ってまいりましたけれども、それらも含めて、少し調査活動みたいなものをさらに続けるべきではないのかというふうに思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。