このページでは日森文尋衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、平成十八年度一般会計予算、平成十八年度特別会計予算、そして平成十八年度政府関係機関予算に対し、反対の討論を行います。(拍手) 予算を見れば、国がどんな経済社会を目指していくのか、来年度どこに重点を置こうとしているのか、これが浮き彫りになってきます。小泉総理は九月での退任を表明しており、二〇〇六年度予算は、まさに小泉内閣最後の予算になります。 政府は、そういう意味で、二〇〇六年度予算案を、小さくて効率的な政府を目指した改革の総仕上げ予算と位置づけました。しかし、その実態は、定率減税の廃止、保険料の値上げ、高齢者医療費の窓口負担増などの負担の押……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案、良質な医療を提供する体制の確立を図るための医療法等の一部を改正する法律案、この両案について、反対の立場で討論いたします。(拍手) まず、冒頭、昨日、厚生労働委員会において、国民の命に直結する本重要法案を政府・与党が強行採決したことに対し、満身の怒りをもって抗議をいたします。(拍手) 本法案は、政府の財政支出の削減のみが目的です。公的医療の範囲の縮小、削減は、国民共有の財産である国民皆保険制度を縮小し、所得による医療格差を持ち込むものです。医療費適正化は避けて通れない重要な課題ではありますが、本法案の基礎……
○日森文尋君 社民党・市民連合を代表して、安倍総理の所信表明演説に質問いたします。(拍手) 総理、あなたは、美しい国について、凜とした国、活力にあふれ、自律の精神を大事にし、世界から尊敬される国とおっしゃいましたが、残念ながら具体性がありません。しかも、骨太方針の内容を随所にちりばめて、筋肉質の政府を目指すと言われると、生活や福祉を切り捨て、外交、安全保障のみを重視する強い国こそ美しい国という印象しか残りません。美しい国について、国民にもっとわかりやすく説明してください。 総理は、都市と地方の不均衡や、勝ち組と負け組の固定化への懸念などを解決すべき重要な課題、こう位置づけていらっしゃいます……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、党利党略の会期延長に怒りを込めて反対する立場で討論を行います。(拍手) 教育基本法案の重大な問題点が審議を通じて明らかになりつつあります。そして、これに対して大きな国民的な批判の声が高まっています。そのさなか、昨日の参議院教育基本法特別委員会で教育基本法の採決が強行されました。衆議院の特別委員会でも強行採決でした。教育に関する基本法を非民主的手法で押し通そうとする政府・与党に、教育を語る資格はありません。 与党の皆さんに申し上げたい。きょうも、この国会を多くの子供たちが見学しています。その子供たちに、これが国権の最高機関であり、唯一の立法……
○日森文尋君 社民党の日森文尋でございます。 私は、社会民主党・市民連合を代表して、政府提案の在日米軍再編特措法、仮にそう申し上げておきますが、これについて反対の立場から討論を申し上げたいと思います。(拍手) 最初に、審議が極めて不十分にもかかわらず、昨日、強行採決を衆議院の委員会でされたということに対して、心から強く抗議を申し上げたいと思います。 まず最初に、米軍再編は我が国及び極東の平和や安全の維持とは何の関係もないということを申し上げたいと思うんです。世界のどこで紛争が発生した場合にも迅速に兵力を展開するために米軍の態勢を見直すもので、米軍の米軍による米軍のための再編にほかなりませ……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、柳澤厚生労働大臣不信任決議案に賛成する立場から討論を行います。(拍手) 賛成の理由の第一は、柳澤厚生労働大臣の無責任、不誠実な姿勢にあります。 公的年金に加入する国民は七千万人、そのうち約五千万件もの年金納付記録が、だれのものか特定されず、宙に浮いたままこれまで放置されてきました。また、本人が保険料を納め、領収書があるのに、社会保険庁のずさんな業務が原因で、過去の納付記録が失われ、本来受け取れるはずの年金を満額受け取ることができないなど、公的年金制度の信頼を根底から喪失させる驚くべき実態が次々と明らかになりました。 これらの原因は、加入……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題になりました会期延長の件につきまして、怒りを込めて反対する討論を行います。(拍手) 今回ほど、党利党略のきわみとも言える会期延長は見たことがありません。以下、反対の理由を申し上げます。 第一に、国会ルールに反し、追い詰められた与党が勝手に土俵を広げるようなものだからです。通常国会は百五十日間と定められており、与党が会期延長を一方的に決めていいのであれば、国会法は必要がありません。 第二に、国民に背を向けた御都合主義の延長であるからです。支持率が下がっているから、安倍カラーを前面に出し、首相のリーダーシップを演出したい、そのた……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました会期延長の件につきまして、反対の討論を行います。(拍手) 理由の第一は、与党単独の会期延長は、土俵際に追い詰められたら勝手に土俵の幅を広げようとするものであり、会期制という国会の基本ルールに反するからです。積み残しの法案は、審議未了、廃案にして仕切り直しをすべきです。どうしても延長が必要だというのであれば、与野党で全会一致の合意を図るべきです。 第二は、再延長が、憲法違反の悪法である新テロ特措法を成立させるためのものだからです。アメリカに義理立てするための御都合主義の延長は断じて認められません。 第三は、大幅再延……
○日森文尋君 社会民主党・市民連合の日森文尋でございます。 質問に入る前に、本日午前四時ごろ、千葉県野島崎の南約四十キロの太平洋上で、海上自衛隊のイージス護衛艦「あたご」と漁船の衝突事故が発生しました。安否が気遣われる二名の捜索救助に全力を挙げるとともに、事故原因の究明はもとより、今後再びかかる事故が起こることのないよう、万全の対策を確立するよう強く求めておきたいと思います。 私は、社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました地方財政関連三法案につきまして、総理大臣並びに関係閣僚に質問いたします。(拍手) 政府・与党は、さきの参議院選挙で敗北したことへの反省もあって、地方への配……
○日森文尋君 私は、社民党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました動議に対し、以下の立場から賛成の討論を行います。(拍手) 冒頭、ミャンマーでのサイクロン、中国四川省を中心とした地震で被災された方々にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興に向けて、我が国政府の一層の支援をお願いしておきたいと思います。 さて、賛成の第一。与党は、憲法五十九条第二項を盾に、参議院で否決された道路財源特例法案を衆議院で再議決しようとしている。つまり、憲法に明記されているから不当ではないと強弁しているわけです。しかし、参議院は直近の民意を反映しているのであり、その民意を覆すのは、憲法の理念を否定する……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、二〇〇八年度補正予算案に反対の立場で討論を行います。(拍手) 日本経済は全治三年とするのであれば、治療に当たっては、しっかりとした原因究明が不可欠です。しかし、今回の総合対策は、「景気回復は総じて外需依存型であり、家計全体は賃金増を通じてその恩恵を実感するにはいたらなかった。」と指摘はするものの、その原因の分析がありません。 この間の景気回復は、労働者派遣事業の自由化による低賃金労働者の創出、規制緩和路線によって激化した企業間競争を口実にした賃金抑制策などをてこにしたリストラ景気にほかなりません。このような実態を放置したまま、ばんそうこう……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、金融サミット報告に対して総理に質問いたします。(拍手) 最初に、サミットや重要な国際会議に先んじて、従来、各党の党首の意見を伺うというのが通例でしたけれども、なぜ今回そうしなかったのか、これをまずお伺いしたいと思います。 世界大恐慌以来とも言われる今回の危機に際して、G8の枠を超えて二十の国と地域が集まり、当面の危機の克服と二十一世紀型の国際金融体制の構築について、進むべき方向を一定確認したことは評価をしたいと思います。しかし、後世、歴史的なものと言われるとは総理の気負いにすぎず、細部の設計は先送り、日本の存在もかすんでいるように思えてな……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、金融法案本院議決案を再議決すべしとの動議に対し、反対の討論を行います。(拍手) 反対理由の第一は、直近の民意を反映している参議院での議決を多数の力で衆議院において否定することは、到底許されないからです。少なくとも、参議院に対して両院協議会の開催を求めるべきだと考えます。 第二の理由は、金融法案本院議決案自体が多くの欠陥を抱えているからであります。 第一に、本院議決案は、これまでの金融機関への公的資金の注入についての総括が不十分なまま提案をされています。国民の血税で再建された銀行が自行の利益のために貸し渋り、貸しはがしを行うことは許されませ……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、政府提出の地方税法等の一部改正案、地方交付税法等一部改正案、二〇〇九年度地方財政計画について質問いたします。(拍手) 小泉政権以来拍車のかかった構造改革路線のもと、平成の大合併を通じて、自治体の効率化のみを求める再編が進められました。 また、税源移譲、国庫補助金、地方交付税の三位一体改革は、地方が割を食う負担のツケ回しに終わり、分権自治、福祉の基盤である地方財政は、ますます深刻な危機に直面しています。 結局、地方の真の自立、住民自治を高めるための改革ではなく、国の財政再建のための改革、地方に行革を強いるための改革であったことは明らかです……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、憲法第五十九条第二項に基づき、平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案を議題とし、直ちに再議決すべしとの動議に対し、反対の討論を行います。(拍手) 反対の第一の理由は、直近の民意である参議院の議決の重みを否定している点です。 第二の理由は、麻生太郎首相自身が、国民生活に直結するような法律、例えば予算関連法案などについては与野党で徹底的に議論をしていくべきで、三分の二条項を使うにはなじまないのではないかと夕刊紙に寄稿し、予算関連法案の衆院再議決に慎重な考えを示していた点です。両院協議会の開催すら行……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました消費者庁設置関連三法案及び民主党提出の対案に対して質問を行います。 中央省庁は、産業育成や事業者規制中心の発想が主で、消費者の視点というのが残念ながら弱く、社民党としても、消費者の目線で考え、生活者の利益を追求する消費者庁的な行政機関の創設を求めてきました。消費者保護基本法から四十年、ようやく消費者行政を統一的、専門的に所管する行政機関ができつつあることに感慨深いものを感じています。 麻生総理は、自民党幹事長時代、当時の太田誠一農水大臣の消費者がやかましい発言に対し、関西以西ではよく知っているという意味と擁護されま……
○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、地方税二法案を憲法第五十九条第二項に基づき、直ちに再議決すべしとの動議に反対の立場で討論を行います。(拍手) 地方税二法案は、雇用創出推進費五千億円を含む交付税の一兆円の特別加算、病院対策や消費者行政対策の充実、地方公共団体金融機構の設置といった前進面もありますが、上場株式等の配当、譲渡益に係る軽減税率の適用期限の延長等、不公平税制の是正に逆行するものも盛り込まれていることや、地方の道路特定財源の一般財源化も骨抜きに終わっていること、地方交付税法第六条の三第二項の原則に立ち戻るのではなく、臨時財政対策債へのツケ回し拡大で財源不足に対応している……
○日森委員 私どもも、郵政特それから憲法特、いずれも設置に反対です。 郵政については、もともと郵政民営化そのものに反対をしてきたという経過があります。国民生活にとって百害あって一利なしだ、理屈は余り申し上げませんが、ということもありました。 したがって、本来議論するとすれば、これまで、例えば公社法もそうですし、あるいは信書法も総務委員会で議論されてきたという経過があって、そこではそういう郵政関係の論議の積み上げがあるわけですから、総務委員会で議論すべきであって、特別委員会で定例日も外して拙速に議論していくようなことは避けるべきだ。 それから、憲法についても、最終報告で憲法調査会の仕事は終……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。きょうはピンチヒッターでこの場に立たせていただきました。 最初に、イラクに派兵されている自衛隊、直ちに撤収すべきであるという私たちの主張を前提に、時間がありませんので、幾つかまとめて御質問申し上げたいと思うんです。 先ほど来意見が出ているように、今、撤収について決断をしなければならない、その時期に来ているというのは全く私も同感なんです。決断と実行の大野長官がいらっしゃるわけですから、ぜひそうしていただきたいと思いますし、しかも、一年間の延長というのは、どうもいよいよ撤収の時期を明確にすべきなのかという思いが込められた延長であったのかなという思いもす……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 国土交通委員会に出戻ってまいりまして、古賀先生や中馬先生もそうですが、懐かしいお顔にお会いできまして、大変光栄に思っております。 午前中の質疑でもあったんですが、最初に、JR福知山線事故に関する航空・鉄道事故調査委員会、この経過報告と建議についてお伺いしたいと思います。 事故調が経過報告をお出しになりました。この経過報告、大変御苦労されてお出しになったことと思うんですが、犠牲者の皆さんやあるいは専門家から見ても、余り評価が高くないというか芳しい評判を聞かないということになっています。 特に、事実関係の特定を中心に調査されて、制限時速七十キロの……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私も、穀田委員に続いて、命の問題で、アスベストの問題を中心に御質問したいと思います。先ほど古賀先生から大分詳しいお話がございました。重複をしない形で御質問したいと思うんです。 アスベスト新法が準備をされる、これについて後で触れたいと思いますが、省庁の壁を超えて、ともかく全閣僚でしっかりと対策を練っていかなければいけないということはもちろんそうですし、それはもう官民挙げて解決をしていかないと、環境省が出した数字でも八万数千人という数字が出ていまして、恐らくそれは氷山の一角であって、どこでどう暴露したかわからない人たちがたくさんいるわけですから、恐ら……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 それぞれ各委員から発言ありましたが、命と財産にかかわる重要な問題です。私からも、きょう出席されたすべての皆さんがきっちりと責任を自覚されて、そして対応されるよう、最初に要望しておきたいと思います。 私、時間が限られていますので、検査機関に限って、参考人、イーホームズさんだけで大変申しわけないんですが、限って質問させていただきたいと思います。 その前に、最初に、十月の二十七日、ヒューザーの小嶋社長からいろいろ御提起というか不規則発言というか、先ほどもございましたが、ありました。その小嶋社長のお話というか発言を聞いてどんな感想を持たれたか、まず最初……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 あと二十分ですので、ぜひ頑張って、私の質問を聞いていただきたいと思います。 時間が大変少ないものですから、大きく二点に絞って質問したいと思うんです。 一つは、再発防止、そのために具体的に何をしなければいけないのかということ、問題提起も含めてなんですが。もう一つは、一番大事な、被害に遭われた住民の皆さん方をどう救済していくかということについて御質問したいと思いますが、その前に、最初に、大臣の所見といいますか、今回の事件についてどのようなお考えを持っていらっしゃるのか、お聞きをしたいと思うんです。 きのう、参考人でいらっしゃいましたある社長は、正……
○日森委員 私も、各党要求があったとおり、証人喚問について委員長に要求をしておきたいと思います。 一人は姉歯建築士、それから総合経営研究所の内河氏、この二人は何としても証人喚問としてこの場に来ていただきたいということですね。それから、平成設計の山口社長につきましても、当面参考人招致になるのかどうかわかりませんが、御配慮いただきたいということを最初に要求しておきたいと思います。 ERIの鈴木参考人にお伺いします。 ホームページを見させていただきました。御社の理念というのは、情報の公開が基本であると。積極的に情報を公開しなければ秘密主義、隠ぺい体質になってしまうんだというふうに、みずからおっ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、具体的な話に入る前に証人にお聞きをしたいと思うんですが、この間、二回、国土交通委員会の参考人招致、新聞報道等によるとさまざまな理由があるようですが、おいでいただけませんでした。きょうは証人として、当然そうなんですが、出席をしていただいたわけなんですが、報道等によると、あなたは、森田さんという設計事務所の社長さんが自殺をされたという報道を見たりして、怖くて外出できない状態なんだという話がございました。もちろん、そのことも含めて、体調が不良だったんだということを理由に参考人招致に二回にわたって出席されなかったということが一つなんです。 それか……
○日森委員 私からも委員長に取り計らいをお願いしたいと思うんですが、先ほどから名前が挙がっております今度の事件に関係する方々について、とりわけヒューザーの小嶋社長、これは証人喚問、それからその他四名いらっしゃいますが、これは参考人招致で、ぜひ国会に呼んでいただきたいということをまず最初にお願いしておきたいと思います。 といいますのは、先ほどの大臣が、捜査中であっても、国土交通省、特定行政庁として真相究明に積極的に取り組んでいくんだという決意を示されました。ひとり国会だけが事態の推移を見守るなどという態度では、それは国民が納得しません。そういう意味も含めて、改めてお願いをしたいと思います。
○日森委員 社民党の日森でございます。 私どもも、議員年金を廃止するということに合意したことについて大いに評価をいたしました。 その際、私どもが主張してきたのは、一日も早く公的年金の一元化を実現する、そして、これに収れんをしていく。暫定的な措置として、経過措置として、これに収れんをしていく。つまり、今国民年金になっていますが、生活の最低保障としての、私どもの言葉で言うと基礎的暮らし年金、そして所得比例年金ということに収れんをしていくという主張をしてまいりました。もちろん、その際、経過措置であっても特権は徹底的に排除をするということを前提として、こういう提案をしてまいりました。 しかし、今……
○日森委員 参考人の先生方、どうもお疲れさまでございます。大変長時間で恐縮ですが、社民党の日森文尋でございます。 最初に、梶田先生に二問、御質問させていただきたいと思うんです。 ちょっと新聞の記事で恐縮なんですが、二月二十五日の毎日新聞、ここで、先生がインタビューか何かにお答えになっている記事の中で、「米国が持ち込んだものであっても、民主的な教育理念は今後とも大事にしていくべき」だということを強調しておられました。私どもも、民主的な教育理念というのは、これはしっかり守っていかなきゃいかぬという思いは十分に持っているつもりなんですが、先生のお考えになっている民主的教育理念、現行の教育基本法の……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、中馬大臣、ヒートアップなしで、冷静にやりとりをしたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 これまでも公共サービスについては、民営化あるいは民託、PFI、指定管理者制度、さまざまなことで民間にゆだねる、そういう措置がとられてまいりました。国立病院が廃止をされる、あるいは公設の老人ホームや保育園が民営化される、こういう動きの中で、利用者や保護者の利便性を損ねて、あるいはそこで働いていた職員の不安が高まっているということも実態として私はあるというふうに思っているんです。 今度の市場化テストという、いわば民間企業にゆだねてい……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大変時間が限られておりますので、私は、きょうは、地方公務員や国家公務員、それから独法職員、この方々の労働条件について絞って、総理並びに川崎大臣、中馬大臣に御質問をしたいと思います。 その前に、今度の出された行革法案、とりわけ行革推進法案あるいは市場化テストの法案なんですが、これについて一言申し上げておきたいと思うんですが、実は、独法化のときの議論でも私同じことを申し上げました。総理からどういう答弁をいただいたか、大変あいまいな答弁をいただいた覚えがあるんですが、今回の市場化テストあるいは行革推進法案の中でも、政府、自治体の事務事業のあるべき姿、こ……
○日森委員 三月には建築基準法やあるいは関連する法律の改正案が出されるということなので、きょうは少し大きな観点から大臣の御所見を伺いたいと思います。 耐震偽造問題、当初は、民間に確認検査事務を開放したことが是か非かという議論もあったと思うんですが、これが非姉歯物件まで広がってきた、これからもっと広がるかもしれないということを考えると、実はそれだけではなくて、また同時に特定行政庁も見過ごしていたという事実も明らかになった、そうすると、今や確認制度そのものの是非が問われているのではないかというふうに考えているんです。 時間があったら最後にちょっと問題提起だけしたいと思うんですが、最初に、民間に……
○日森委員 五年前に引き続いて、続きの質問をさせていただきたいと思います。 踏切事故は今、減少傾向にあるわけですが、しかし、依然として事故が起きているわけです。これは、直接、例えば列車の側に重大な支障があれば大変な死傷者が出るわけで、私どもとしても、踏切を改良してともかく踏切事故をなくしていくということについては、これは一緒ですが、積極的に進めていきたいと思っているんです。 それで、五年前、こだわっているわけじゃありませんが、第七次の踏切事故防止総合対策、内閣府の所管になっていますが、ここで改めてお聞きしたいんですが、具体的な数値目標を示しました。先ほども御答弁の中に少し示されていましたが……
○日森委員 最初に、事故調について御質問したいと思います。 冒頭、先ほど不規則発言もいろいろございましたが、私どもも、航空・鉄道事故調査委員会については、現在の八条から三条委員会にきっちりと位置づけて、そして、独立性、中立性、公平性、これをしっかりと担保するという立場であることを明確にしておきたいと思うんです。 この前の参考人の質疑のときも、NTSBのお話もたくさん出ました。これ以外に、さまざまな先進国では独立性を持った機関があるわけですが、これらの機関が国際的にお互いに交流して事故防止を図っていくために、さまざま研さんしていこうという意味も含めて、ITSAという協議機関もあって、国際的に……
○日森委員 最初に、大臣にお聞きをしたいと思うんです。 官から民というのは内閣のいわば一つのスローガンであって、小泉さん、一生懸命おっしゃっているわけですが、しかし、独法の非公務員化も含めて、独法の問題についても、本来国が行っていくべき業務が民間に開放されて、例えば耐震強度の偽装問題、これに示されるように国民の生命財産が脅かされる、こういうことがあってはならないというふうに思っているんです。 例えば、今回、特定がとれる。特定独立行政法人以外の独立行政法人と、特定がとれてしまう。建築研究所、今理事長さんがお出ましになりましたけれども、例えばこの建築研究所は、その基本方針の中で「国民の安全性の……
○日森委員 一番最初に大臣にお伺いしたいと思いますが、報道等によると、国土交通省は、この四月から五月にかけて、地下鉄の霞ケ関駅、ここにおいて、鉄道テロ対策として顔認証システムの実証実験を行うということのようです。 これは、実験について大変さまざまな問題があるので中止をすべきであるとかいう申し入れも当然あったと思うんですが、それはそれとして、具体的な実験内容、目的、それから実験に関してだれが責任を負っていくのか、経費はだれが負担するのか、もちろん大臣御存じかもしれません、大臣はこの実験についてきちんと承知をしているのか、この四点について最初にお聞かせいただきたいと思います。
○日森委員 最初に大臣にお聞かせをいただきたいと思うんですが、この十年間、いろいろな施策を打ってきたけれども、残念ながら成果は上がらなかったという結果だったと思うんです。これは重大な問題点が実はあるのではないかというふうに思っているわけです。 九八年、ちょうど十年前の四月二十八日、当時、商工、建設両委員会の連合審査というのが行われました。瓦大臣がそこで、各省庁が連携をして都市の再構築、これをしっかり図っていくんだというふうな発言をされまして、ちょっとおさらいになりますけれども、この段階で都市計画法が改正をされ、また、中心市街地活性化法が成立をしていく。 さらに二年後、二〇〇〇年になりますけ……
○日森委員 お疲れのところ大変恐縮でございます。社民党の日森文尋と申します。四人の先生方、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。 最初に、これは感想で結構なんですが、四人の先生にお聞きをしたいのですが、大店法が立地法に変えられる段階で、商調協がなくなってしまった。もちろんオールマイティーではなかったわけですが、商調協自体が、大型店舗の進出と、それから地元の、特に商店になると思いますが、そこが共存共栄していこうというようなことで、随分協議を重ねてきて、果たしてきた役割は大変大きいと思うんです。これを廃止してしまった、そしてそういう制度がなかなか再び立ち上がってこないということについて、お……
○日森委員 お疲れのところ、大変恐縮でございます。 西松次期社長にお伺いしたいと思います。 中期経営計画が発表されました。二〇〇〇年度には最高益を記録したけれども、それ以降ちょっと厳しくなって、ことしは、燃料価格が上がっちゃったとか、あるいは安全問題で顧客離れがあったということで、大変厳しい決算であると。数字も出ているようですけれども。 その中期計画において、業績が低下した内的要因として、これはずっとおっしゃっていますが、社内コミュニケーションの不足によるグループ一体感の欠如、これを挙げています。それから、安全に関するトラブルとサービス競争力低下による顧客離れを挙げていますね。この二つを……
○日森委員 四人の参考人の皆さん、大変お疲れのところ御苦労さまでございます。 社民党の日森と申します。座って質問させていただきます。 今、参考人の皆さん方の御意見それから質疑を聞いていて一番思ったことは、まだまだ意見の、あるいは考え方の差がかなり開いているということをちょっと痛感させられました。例えば、安全の問題もそうですが、資格の問題がそうですし、対価の問題がそうですし、それから移動制約者の範囲の問題であるとか、さまざまな問題が整理をしなきゃいけないということになっているんだと思います。 そこで、これでいうと運営協議会、そこにそういう問題が丸投げされるというとおかしいですけれども、そこ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 両先生には、お疲れのところ大変恐縮でございますが、もうしばらくよろしくおつき合いいただきたいと思います。 では、座って質問させていただきます。 重複する点もあると思うんですが、住生活基本法と銘打っている以上、住宅及び住生活に関する憲法であるというふうに考えているわけです。 憲法である以上、ちょっと今具体的にお答えになられるかどうか、大変面倒くさい質問になってしまうんですが、上位法であって、この住生活基本法で触れられている例えば良質な住宅の供給であるとか、良好な住環境の整備であるとか、あるいは、高齢者、障害者もそうでしょう、それから低所得者、子……
○日森委員 先ほどの大臣の答弁にもございましたが、日本に入港するコンテナ船の荷物の扱い量が、韓国の釜山であるとか台湾の高雄であるとかシンガポール、香港、シンセンもそうですが、そこに比べて非常に伸びが減少しているというお話がございました。それは我々も大変心配しているところなんですが、その原因ということで、港湾の経費がよそよりも三割方高いんじゃないか、あるいは、水先料金をもっと下げろという声や、タグボート、これを安くしろという話が出ているんだと思うんです。 つまり、今度の法案、国際競争力の確保のためということですが、そのためにはコストの削減要求というのが今回の改正案の背景にあるというふうに考えて……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大変お疲れのところ恐縮ですが、私からも質問させていただきたいと思います。座らせていただきます。 最初に久保先生に御質問させていただきたいと思うんですが、今回の構造計算偽装問題というのは、大臣認定のプログラム、これを悪用して行われてきたということで、先ほど三点挙げられましたけれども、これを偽装できないように改善しようということであったと思うんです。 問題は、八年間にわたって、百七プログラムがあるそうなんです、百六ですか、百六か七、プログラムがあるんですが、この八年間に、このプログラムについて検証したり、これは悪用されないのかとか、きちっと点検をし……
○日森委員 もう一度質問の機会があるようですから、きょうは再確認などを含めて、参考人中心に質問していきたいと思います。 最初に、報道によると、これは被害者救済の問題について幾つかお尋ねしたいんですが、建てかえが正式に決まったのは、国、自治体主導の提案に任せず、住民の独自案で建てかえを決めたというのが一棟であって、除却命令が出ているにもかかわらず建てかえが遅々として進んでいないということがあると思うんです。これはもうこの間の議論に出ていましたが、建てかえについては合意形成というのが大変重要なんですが、一つは、一番大きな問題は、ローンを新たに組まなきゃいかぬということが大きなネックになっていて、……
○日森委員 藤田社長が逮捕されて、イーホームズ社は今月末で廃業するということになりました。逮捕理由等々についてはここで触れませんけれども、国土交通省は先日の委員会の答弁で、このイーホームズの指定に関しては適正に審査をしたというふうにお答えをしておりますが、しかし、どうもいろいろ仄聞するところによると、ずさんな審査だったのではないかということと同時に、基本的には、営利を目的とする民間企業に公的事務をゆだねる、そこに潜む危険性について、国土交通省自身の認識が非常に甘かったのではないかというふうに言わざるを得ないと思うんです。 そこで、イーホームズ社が廃業するに伴って、イーホームズが持っていた設計……
○日森委員 今回の改正で、有害液体物質等を積載して航行する船舶の所有者、これは排出油等の防除のために必要な資材を備えつけ、機械器具を配備するとともに、排出油等の防除に関し必要な知識を有する要員を確保しなければならないということになりました。 そこで、最初にお聞きしたいのは、この必要な知識を有する要員というのをこれまでどのように養成されてきたのか、あるいは今後養成をされていくのか。それから、これは法律上施行日までに確保しなければならないというふうにされているようですが、それはきっちりと実現できるのかどうか、最初にお聞きしたいと思います。
○日森委員 お疲れのところ、大変恐縮でございます。社民党の日森文尋と申します。 最初に、STSについてお伺いをしたいと思うんですが、先ほど、秋山先生は最初の提起の中でこれに触れられました。たしか前回の法案ができたときの附帯決議でもSTSを導入しようということが触れられていましたし、例えば障害者基本計画などでもこれについて触れられている。 残念ながら、今回の法改正でもここが明確にならなかったということがあるんですが、具体的に、このSTSの概念であるとか役割であるとか、これを促進していくためにどんな方法があるのか、ここら辺がはっきりしていないものですから、ぜひ秋山先生と川内先生にお聞きをしたい……
○日森委員 もう既に質問があったかもしれませんが、シンドラーのエレベーターということについて最初にお伺いしたいと思います。 もちろん、原因の究明というのはこれからの課題になると思いますが、死亡事故が起きて以来、シンドラー社のエレベーター、これのふぐあいが次々と明るみに出ている、報道されているということだと思うんです。新聞等によると、これまでは、こういう事故の情報について、国交省にはこれを収集するチャンネルがなかったということなんですが、しかし、もう一方の報道によると、国交省では、建築物やエレベーター等で発生した事故、トラブルのデータベース化を進めているということがありました。 最初に、この……
○日森委員 きょうは、雪害についてお伺いをしたいと思います。 実は、一月の末なんですが、私ども社民党も、新潟県の小千谷、十日町、津南を調査団として視察してまいりました。そのときに、行政、それから非常に被害に遭われている住民の方々から、特に中山間部にお住みの方々なんですが、いろいろな御意見を伺ってきました。 これは、それぞれ出ていることですから、政府側も御存じのことだと思いますが、行政側が共通して心配していたのは、今回、雪害の被害地域が非常に広域にわたっている、だから特別交付税の枠が相当広がらないと、私のところには十分な雪害からの復興のお金が回ってこないのではないかという心配もありましたし、……
○日森委員 まず、犠牲になられた方々の御冥福をお祈りすると同時に、被災された方々にお見舞いを申し上げたいと思います。 最初に要望を申し上げたいと思います。 実は、私ども社民党の各県の組織が鹿児島それから長野の被災地を視察調査いたしました。各県知事さん、三十項目を超える要望を出しているんですが、その中で特にぜひここで要望として申し上げたいことがございますので、お聞きいただきたいと思います。 鹿児島でいうと、先ほど来お話がございました川内川それから米ノ津川の流域にある自治体、ここになるべく早く、先ほど御答弁ありましたけれども、激甚災害指定をぜひ行っていただきたいということと、同時に、両河川の……
○日森委員 北朝鮮のミサイル発射問題、これは、もうるる言われているように、ミサイル発射のモラトリアムを決めた二〇〇二年の日朝平壌宣言、これに明確に違反をするというふうに思いますし、先ほど来議論がありましたように、種々の国際法にも違反する行為であります。極めて遺憾であり、私どもも強く抗議をし、糾弾をしたいという立場でおります。 同時に、この解決は、これも議論がございました、六カ国協議の枠組みをしっかり守って、とにかく日米はしっかりときずながあるということですから、むしろ韓国、中国、ロシア、こことしっかり連携をして解決の道を探っていくというのが基本的な方向だろうというふうに私どもは考えています。……
○日森委員 社民党の日森でございます。 きょうは、格差の問題について、格差そのものではなくて、二極化が急激に進行した結果、一体何が起きているのか、そのことについて政府として具体的な対応は何かあるのかということについて、お伺いをしたいと思うんです。 最初に大臣にお聞きしたいと思うんですが、貧困化ということが言われています。下流だとかさまざまな言葉で言われていますが、これはもうさまざまな統計でも明らかになっています。 日銀が事務局を務めている金融広報中央委員会の家計の金融資産に関する世論調査、これは昨年度の調査になりますが、これによりますと、貯蓄を持っていないと回答した世帯が、単身だと四一・……
○日森委員 社民党の日森でございます。 余り大きな声ではなくて御質問させていただきたいと思いますが、一体この内閣はどうなっているのだという思いが、少数派の人はいらっしゃるかもしれませんが、多くの国民がそう思い始めているのではないかという心配があります。 もちろん、大臣の発言もそうですが、先ほどまでそこにいらっしゃった下村官房副長官、当時の河野官房長官の談話について疑義を呈するというようなことがありましたし、これは自民党の党内ですが、中川政調会長も危ない発言をして、これがとりわけ国際社会から大変心配の目で見られているという状況があるわけです。 これは何度も質問されていることですが、私はきょ……
○日森委員 基本的な問題について、最初に改めて、確認の意味も含めてお伺いしたいと思います。 シンガポール、メキシコ、マレーシア等々とEPAあるいはFTAを締結してきまして、さらにタイ、チリとは既に大筋合意されたということになっているようです。今後は、ASEAN全体やインドネシア、韓国とこの交渉を進めていこうという流れになると思うんです。 これと関係の深いWTOの関係なんですが、これがなかなかうまく進んでいなくて、非常に困難な状態にあるということも一方では事実だと思うんです。WTO機能をいわば補強する形で、この地域間協定とか、あるいは二国間、多国間の協定があるというふうに一般的に言われている……
○日森委員 社民党の日森でございます。
私どもも、ミサイル発射、それからそれに引き続く、一方的ですが、核実験を実施したという北朝鮮の態度、これは国際社会の平和と安定に対する挑戦であり、断じて許しがたい行為であるということを前提に質問させていただきたいと思います。
最初に、原則的な問題なんですが、万景峰号の入港禁止措置、この措置と、それから海洋法条約の中で無害通航権というのが保障されている、この整合性は一体どういうふうにとられてきたのかということについて最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に、ミサイルの発射が実際にあったわけですが、額賀防衛庁長官が九月の十五日ですか、記者会見で記……
○日森委員 私も、この間の偽装請負の問題等について、重複を避けて質問させていただきます。 言語道断、大臣は遺憾だというふうにおっしゃいましたが、これはもう許しがたい行為が法令を守らなきゃいけない役所にあったということですから、遺憾だけではとても済みません。そのことをぜひ確認しておいていただきたいと思うんです。 一つは、建設弘済会の関係については、あり方検討委員会というのがありまして、そこが「建設弘済会への業務委託のあり方について」というのを取りまとめたようです。その中で民間出向者の見直し等が言われていて、これはこれで一定評価をしたいと思いますが、こういうことを出さざるを得なかった弘済会への……
○日森委員 お疲れのところ恐縮でございます。社民党の日森文尋と申します。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 仙田先生が、「グローカルな二十一世紀建築家像をめざして」という本の中で、今度の姉歯問題について、日本の建築家を法的に規定しているのは建築士法である、この劣化現象の最たるものが二〇〇五年の事件であったというふうにおっしゃっていました。まさにそのとおりだというふうに私は思うんですが、そこで、仙田先生にはぜひ、今の建築士法がいかに劣化をしているのかというところを具体的にお示しいただきたいと思うんです。 今回も、資格法としての位置づけしかずっとされてこなかったという建築士法。これは、先生方……
○日森委員 国土交通省が大変御努力をされているJRの三島と貨物会社の経営状況について、何遍も質問しているんですが、今大変重要な時期に来ていますので、また今回も改めて質問させていただきたいと思います。 分割・民営化当時でも大変危惧されたことは、それぞれの会社が担当するエリア、そこのエリアの経済的あるいは地理的、社会的条件の違いというのが分割後の地域会社の経営にどの程度影響を与えるかということが大変心配を当初からされていました。 それが、当然政府の方もそういう認識に立って、当初から赤字経営が予想されていた三島会社に対しては、経営安定基金を設定して運用益で赤字を補てんしていくという対策を立ててき……
○日森委員 最初に大臣に政治献金について、これは倫理上の問題ということになりますので、お伺いをしたいと思います。 最近、特に政治と金をめぐる不祥事ということが全国で起きていまして、防衛施設庁の談合問題、あるいは福島、今度は和歌山ですか、知事が逮捕される、こんな問題が起きています。政治と金という問題で言えば、安倍内閣の発足直後に、農水大臣が政治資金収支報告書の記載漏れがあったなどという、事件と言っていいかわかりませんが、ありました。依然として、何度も何度も強調されてきたにもかかわらず国民の政治不信を助長するような出来事が続いている、こう言わざるを得ないわけです。 こうした状況について、大臣自……
○日森委員 ピンチヒッターで参りました日森でございます。大臣にはよろしく御答弁いただきたいと思います。 基本的なことで、重複があるかもしれませんが、お聞きをしたいと思います。 いじめについては、私どももプロジェクトチームをつくって、調査をしたり、現地に行ったり、さまざまなことをこれからやって、その上で一定の方向性を打ち出して文科省なりにきちんと言おうということなので、きょうは未履修問題で質問させていただきたいと思います。 学校数で一〇%、生徒数で七・二%、驚くべき実態が明らかになったということだと思うんです。文科省は十一月二日に通達を出して、この内容は時間がありませんから触れませんが、通……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、主にミサイル防衛システム、MDについて、防衛大臣と外務大臣にお尋ねをしたいと思います。 三月二十三日の閣議で、いわゆる緊急対処要領というのが決定をされました。そして、三月二十九日には、私も埼玉なんですが、航空自衛隊の入間基地にPAC3が配備をされるということになっています。地元では、本州で初めてといいますか、PAC3が配備をされるということで、大変不安もあるし、反対だという声も大変強くあるわけです。 そこで、最初にお聞きをしたいと思うんですが、航空自衛隊の入間基地にPAC3を配備するという基本的な理由は一体何かということが一点と、それ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。
大変お疲れのところ恐縮ですが、時間もありませんので、端的に質問させていただきたいと思います。
最初に、新崎先生にお伺いしたいんですが、先生は論文の中で、米軍再編は明らかに地域及び世界における安全保障環境を悪化させているというふうに断定されて、私もまさにそういうことがあるのかなという思いがあるんですが、その辺のことについて少し具体的に教えていただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
江畑先生にお伺いしたいんですが、先生も論文の中で、米軍再編イコール在日米軍縮小ととらえていると、大きな失望を抱くようになるかもしれない、こうおっ……
○日森委員 おはようございます。社民党の日森です。 きょうは、発言時間割りを御配慮いただきまして、最初に御礼を申し上げておきたいと思います。 今回の改正案について、これは閣法の方ですが、大変看過できない問題点が幾つかあるというふうに思っています。きょうは、既に取り上げた課題でもあるんですが、中でも最も問題だと思われる外国人の雇用状況報告制度、これについて中心的に質問をさせていただきたいと思います。 日弁連だとか外国人の人権擁護団体、あるいは雇用を監視するような団体も、どうもこれは大きな問題があるということで反対の意思を表明しているということは、御存じのとおりだと思います。 比較をしてみ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私どもも、このイラク特措法については、大義なき戦争に加担をするなという立場で反対をしてまいりましたし、今でも活動している航空自衛隊についても直ちに撤収をすべきであるという立場からお聞きをしたいと思います。 最初に、外務大臣なんですが、イラクが内戦状態にあるかどうかは国際法上の定義がないから明確に言えないという話だったんですが、アメリカのマスコミ等もどうも内戦ということで統一をしているし、これはもう、ある意味では国際社会共通な見方になっているんじゃないかと思うんですよ。 そこで改めて、外務省の文書だと基本的に厳しい治安情勢が継続しているということ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私からも、最初に、今回の地震でお亡くなりになりました女性の方の御冥福をお祈り申し上げたいと思いますし、同時に、負傷された皆さん、被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。 私どもも、直後に社民党の石川県連合が現地の調査に入りまして、被災者の声、行政の声などを聞かせていただきました。これらを前提に政府の見解をお聞きしたいと思います。 最初に、これは質問だったんですが、それぞれ各委員さんから質問が出されましたので、激甚災害指定、これを、総理もかなり積極的な姿勢を示されておりますし、それから、この間、手続も随分迅速化されたという報告も……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、今回の法改正は、民主党の提出者がおっしゃっているように、これだけ広がってしまった政治不信をどう払拭していくのかということに最大の眼目があるというふうに思っています。 その意味では、今の議員も触れられましたけれども、佐田行革担当大臣、不正経理問題で、今お聞きしたら修正も行われていないということですね。それから、亡くなられた松岡前農水大臣の光熱水費の問題、さらには伊吹文科大臣の四千万円という事務所費、この問題が実際に解明されないということになるんだと思います。 どの問題についても、真相が全くわからないままやみに葬られていくということで大変残……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。
恐縮ですが、私も教科書検定の問題でお尋ねをしたいと思います。
最初に、去年までは修正意見がつかなかった、〇六年になって修正意見がついた、それは審議会の答申なんだというお話、先ほど伺いましたが、その具体的な理由について改めてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 それは先ほどもお聞きをいたしましたが、最近の著書であるとか、書籍であるとか、あるいは学説と言っているんですよ。去年まではよしとしていたものがことしになって修正意見がつくということになって、それは、新たな学説だとかあるいは著書があったという判断に立っているからこういう変化があったとい……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、厚生労働大臣に、特に非正規雇用の問題を中心にお話を伺いたいと思っています。 イザナギ景気を超えて、六十カ月超えたんですかね、景気が上昇傾向にあるという話があって、二〇〇一年と比較しても株主配当が二・八倍、役員の報酬、賞与などは二倍になったという統計があるようですが、しかし一方で、勤労者の賃金というのは、これはもう大臣御存じのとおり、なかなか厳しい状況にあるということで、今や、マスコミもそうなんですが、世間を挙げて、賃上げが実はこの景気を支えていくのではないか、支えるためには賃上げが必要だぞという声が実は一般的になっているんじゃないかと思……
○日森委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、国会同意人事のあり方について一言申し上げます。 国会同意人事は、本来、国の重要政策を扱う、あるいは性格上特に中立公平が要請される、また公益性が非常に高いといったことなどを理由に、国会の同意を得るものと定められております。 しかし、従来の国会同意人事の審査は形式的なものにとどまっており、形骸化が目立ち、ほとんど実質的なチェック機能を果たし得ていない現状にあります。 今回、会計検査官候補者の意見陳述の実施や、事前に与党、野党の順で政府案を示す方法を改め、新設する衆参両院の与野党議運委理事らで構成する会議に提示するといった新たな試みが行われまし……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 再建支援法をめぐって内閣府も検討委員会を設置されて、中間報告をまとめました。それからまた、民主党も与党もそれぞれ改正案をまとめて提出をした。大変問題になっていた、使い勝手の悪い現行法がその改正に向けて大きく動き出した。そういう意味で私たちも全面的に評価をしたいと思います。その意味で、先月七日でしたでしょうか、泉大臣に私どもも支援法改正についての申し入れというのを行わせていただきました。 これはもう皆さん共通しておっしゃっていることですが、大変ハードルの高かった住宅本体の再建への支援ということが盛り込まれる等々、特に民主党案、与党案ともに共通点があ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 与党のチームで支援法の改正に向けた成案をつくっていただいたことには、最初に感謝を申し上げたいと思います。お互い切磋琢磨していいものをつくっていこうということにこれからなるんだと思います。 そこで、最初に、これはちょっと質問項目に入っていないんですが、決意だけちょっと聞きたいんですがね。それぞれ、内閣府の検討委員会も、両論併記のところもありますけれども、いわゆる中間報告を出されて、それから民主党案も出て、そして与党案も出された。これは、私はきのうもそう申し上げたんですが、ともかく被災者の立場に立って、本当に生活再建に実効性ある法律にしていかなきゃい……
○日森委員 私は、被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案について、賛成の立場から一言発言をさせていただきます。 最初に、本案をまとめるに当たって、被災者の願いを真摯に受けとめ、法案成文化に御尽力をいただいた委員各位に対して、心から敬意を表したいと思います。 このたびの被災者生活再建支援法の一部改正に当たり、被災者の長年にわたる運動の成果として、住宅本体の建設、購入にも支援が行われるようになった点や、支援金を受け取る際の被災世帯の世帯主の年齢及び収入に関する要件が廃止されたことを心から歓迎いたします。 大きな懸案であり、最後まで議論されていた改正案の遡及適用についても配慮がなされており……
○日森委員 先ほどの佐々木先生の話とちょっと重複するかもしれないんですが、今後、いわゆるファイアウオール、この規制緩和が進んでいくということが予想されているんですが、そうすると、新たな金融のコングロマリットでの利益相反という問題だとか、あるいは銀行の優越的な地位による不当な商品であるとかサービスが販売されるとか、あるいは銀行部門以外の損失を銀行が補てんするということで預金保険基金がなくなってしまう、あるいはそのグループ内で複雑な業務がどんどんふえてコストが増加したり、したがって行政監督が非常に難しくなるとか、さまざまな問題が予想されているんですが、先ほど先生がおっしゃったような形で解決をしてい……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 柏崎刈羽原発が受けた地震の揺れについて御質問したいと思います。 昨年七月の中越沖地震、これは、原発が想定以上の大きな揺れを受けた、そのことによって、原発の地震対策を大きく見直すことの契機になったんじゃないかというふうに思っています。 今後の地震対策や原発の耐震設計を考える上で、中越沖地震によって刈羽原発が実際に受けた揺れと設計との違い、これをはっきりさせることは大変重要な課題だというふうに思っているわけです。 そこで、まずお伺いしたいんですが、今後の耐震設計上大きな意味を持つと言われている中越沖地震時の刈羽原発の解放基盤面での最大加速度、これ……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 私は、最初に地震について質問させていただきたいと思います。 ことし七月に、岩手県中部地震がありました。揺れの方ですが、最大震度が六強ということでした。最近で見ると、この六強を記録した地震というのは、岩手・宮城内陸、新潟中越沖それから能登半島沖等々があるわけですが、これらの地震では、いずれも、全壊したとかあるいは半壊したとかいう被害が残念ながら出てしまいました。幸いにして、岩手・宮城の中部地震では全半壊の住宅は出ていないということになっているわけです。 気象庁の震度階級関連解説表というちょっと長い戒名の表があるそうなんですが、これでいうと、震度六……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、ちょっと大きな話になりますが、現場で頑張っている教師の教育実践というのは何を目的にして行われているのかということについてお聞きをしたいのと同時に、現在教師が置かれている現場の状況、環境、これは教育実践が目指している崇高な目的を実現するのに十分な環境条件になっているのかということについて、ちょっとお聞きをしたいと思っているんです。 私は、教育基本法が新しくなって、若干疑問を持っているんですが、しかし、基本的には、教師の教育実践の基本的な目的というのは、子供たちの成長と人格形成、学力の問題、さまざまな問題がありますが、これに直接現場の教師が責……
○日森委員 社民党の日森でございます。 実は、ちょうど一年前になりますけれども、教科書検定の問題について、当時の伊吹文科大臣に質問いたしました。一年たって、大分状況の変化があったということも含めて、改めて、沖縄の集団自決に関する記述についてお聞きをしたいと思っています。 検定意見を変えたということの理由の一つとして、旧日本軍の戦隊長らが、大江健三郎氏それから岩波書店に対して起こした訴訟があった、これも一つの要因としてあるということが、当時私はそういうふうに受けとめたんですが、明らかになったと思っていますが、改めて、その辺、確認をしておきたいと思います。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 重複を避けて質問したかったんですが、既に通告をした分がほとんど重複をしていますので、やや角度を変えて御質問をさせていただきたいと思います。 最初に、発生者責任ということが、平野さんもおっしゃられたし、それから御答弁の中でも大変出てまいりました。この発生者責任の原則というのは、処理処分過程でどこまでが包括をされたものなのか。もうちょっと具体的に、二千四百事業者がいるけれども、そこからお金を出せば機構に処分をゆだねることができるし、そうすると、その後は機構が一切責任を負うということになるのかということが一点なんです。 先ほどの御答弁をいろいろ聞いて……
○日森委員 大臣、また最初からお金の話で恐縮なんですが、今回の改正問題で、教育委員会、公民館、図書館、博物館の役割というのが改めて重視をされて、これまで以上の課題あるいは役割がこれらのところに課せられるということになると思うんです。それはそれで大変重要なことだと思いますし、評価をしたいと思います。 現在の状態を見ても、例えば公民館の学級、講座、これもふえていますし、公共図書館の貸出書籍数、貸出者数、これも増加をしている。これは、実際現場で働いている人たちが必死で頑張って、努力をして、その成果だというふうに私は思っています。 しかし一方で、この間の社会教育関係予算、これの推移を見ていると、大……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、三人の先生方、本当に貴重な意見をありがとうございました。私で最後でございますので、簡潔に先生方に御質問をさせていただきたいと思います。 最初に、糸賀先生に御質問します。 先ほど、なるほどというお話を聞きました。図書館の中で、書籍が一割、資料が二割、人材がどう活用されて、これはどういう仕事をしているのかということが実は七割なんだというお話をお聞きしまして、司書の役割がいかに重要かということを改めて認識させていただきました。残念ながら、であるにもかかわらず、司書が配置をされていないとかいう図書館がたくさんある。図書館自体も、先進七カ国で比……
○日森委員 先月九日のこの委員会で、新学習指導要領のパブコメがありまして、公示後、その内容について本質的な部分が改正されていたということについて見解をお尋ねいたしました。その答弁の中で、「寄せられた意見につきましては、新しい教育基本法や中央教育審議会答申を踏まえ、文部科学大臣の責任において個々に判断した結果、必要な修正を行ったものでございます。」というふうに金森さんがお答えいただきました。 しかし、教育基本法あるいは中教審答申、それぞれいろいろな意見があるわけで、特に新しい教育基本法については、賛否両論、大変な議論もありました。これはもう事実としてそういうことがあったわけです。 そうすると……
○日森委員 社民党の日森でございます。 ちょっと、行革関係は先ほど御答弁いただいてほぼ理解できたんですが、第三条第二項で、研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進は、行革の基本方針との整合性を配慮して行わなければならないというふうに書いてございました。基本方針というのは何を指すのか、ちょっと不明なんですが、行政改革の重要方針であるとか、あるいは行革推進法で言われているところだというふうに思います。 そうすると、この整合性を考えていくと、当然、一律人員削減とかいうことが出てくるわけで、整合性に配慮をしていくと、実は、これだけしっかりと研究開発を充実して……
○日森委員 社民党の日森でございます。 文科省は今後五年間で危険性の高い校舎を耐震化させるというふうに計画を立てていらっしゃいます。 人と防災未来センターというところの全国調査によりますと、回答した八百七十自治体のうち一九%で学校耐震化補強のめどが立っていないということが言われているようです。その原因としては財源不足、九三%の自治体がお金がないからめどが立たないんだ、こうおっしゃっているようです。私の地元の埼玉でも全国平均以下でございまして、その意味では、この改正案が成立をすること、非常に大きな期待が寄せられていると思います。 先ほど来、さまざまな御質問がありますが、この改正によって、向……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、総理に二つ御質問をしたいと思います。 今回、予算委員会の中で、道路特定財源をめぐって、これほど真摯で白熱した議論が行われたということは最近は例がないんじゃないかと思っています。 審議はまだ半ばですけれども、これまでの議論を通じて、世論を見てもわかりますけれども、五十九兆円を十年間で道路に使い切ります、いや、違うとおっしゃるかもしれないけれども、その政府・与党の方針は、国民の理解を得られたと思っているんでしょうか。それが一点。 もう一点は、これは、中期計画策定の要旨でも触れられておりますし、それから、昨年十二月の政府・与党合意の道路特定……
○日森委員 社民党の日森でございます。
消防庁がことしの九月の十八日に、防災拠点となる公共施設等の耐震化推進状況調査結果というのを公表いたしました。この結果によりますと、平成十九年度末の耐震率は六二・五%ということになっているんですが、まず、この六二・五%という結果についての評価をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 積極的に努力をしていただきたいということですが、特に、学校の耐震化については、五カ年計画というのが策定をされて、それが一年間前倒しをされて四年へ短縮されたということを聞いています。防災拠点となる公共施設の耐震化促進についても、これは今おっしゃったとおり大変重要な事業だと思いま……
○日森委員 社民党の日森でございます。 恐縮ですが、引き続き学力テストの問題で御質問をしたいと思います。重複がありますので、そこは全部省いて質問させていただきたいと思います。 学力テストの目的だとかいうことについては、大臣から明快な御答弁がありました。その上、この学力テストについては、全国一律、悉皆でやるということ以外に、県レベルであるとかあるいは市レベルなどで独自に行われているという話も聞いているわけです。 一つは、この実施状況などについて文科省は把握をしているのかということ。それから、こうした独自に行われている学力テストで得られたデータというか結果、結論みたいなものと全国学力テストの……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょう、ちょっと風邪を引いておりまして、お聞き苦しいところもあるかもしれませんが、豚、鳥、そのいずれをかけ合わせたものでもございませんので、ぜひ御心配なさらないでいただきたいと思います。(発言する者あり)ありがとうございます。やはり同郷は大変うれしいと思います。 カザフスタンとブルネイ、いずれも石油や天然ガス、これらが豊富な資源国というふうに言われております。租税条約というのはお互いの投資の促進を目的にする条約だ、こう理解をしております。したがって、カザフスタンとブルネイ、この条約を結ぶに当たっては、エネルギー資源開発への日本からの投資を促進する……
○日森委員 私も、最初に、与野党合意のないまま、中山太郎先生を参考人としてこの場にお呼びをしてお話を聞くということが強行されたことに、厳しく抗議をしたいと思います。 私どもは、憲法調査会それから国民投票の関係についても一貫して反対してまいりました。今、なぜ憲法改正なのかということが明確にならないまま、前のめりで憲法改正の具体的な審議をする憲法審査会を設置していくということにも当然反対をしてまいりました。 と申しますのは、この間の議論を見ていて、憲法改正の焦点が、現憲法のいわば肝といいますか、基幹であるところの平和主義、これを否定する方向や、あるいは基本的な人権を制約するということで改正論議……
○日森議員 質問通告はございませんでしたが、お答えをしたいと思います。 監査体制の強化というのは全くおっしゃるとおりで、若干人数もふえているようですけれども、さらに権限とかあるいはチェック体制をもっとしっかりしていかなきゃいかぬというふうに思います。 とりわけ、タクシー労働者の労働条件の問題というのは極めて重要な問題で、私ども、これ以上労働条件の悪化が続いていくことになれば、タクシー産業自体が崩壊しかねないというぐらいの危機感を持っているわけです。そういう意味では、ここを全面的に改善するための措置というのが当然必要になるというふうに考えているわけです。 参考人の意見の中でも議論がありまし……
○日森委員 消費者庁の設置ということについて、これは、総合的、統一的な消費者行政を担保するために貴重な一歩を踏み出したというふうに評価をしております。しかし、消費者庁という名前を冠した役所を設置するだけでは、これを担保したことにならないというふうに思うんですね。 そういう意味では、民主党案についても私ども一定の理解はしています。それは、ある意味では、与党案には入っていますが、消費者政策委員会の機能強化をするということも一つの考え方としてあっていいのではないかというふうに私たちは思っているわけです。 そこで、消費者庁が横並びで、各省庁に物が言えない役所であっては全く意味がないわけでありまして……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、郷原先生にちょっとお伺いをしたいと思います。 「消費者庁法案の問題点」の中で、先ほどちょっと枝野さんもお触れになったんですが、三番目の「安全確保における「重大事故の消費者への情報提供」の位置づけ」をめぐって、「製品起因の判断と原因究明をどこが責任を持って行うか」ということが提起をされていまして、私もなるほどというふうに思いました。 後の方で運輸安全委員会の話が出てきまして、たしか、航空、鉄道事故、それから今度は海も入ったんですかね、その分野では、ここが、運輸安全委員会が専門的に調査をし、原因究明をする。これは犯罪を摘発するわけではなくて……
○日森委員 社民党の日森でございます。 農林水産省の消費・安全局、ここに基本理念があるそうなんですが、理念の中で、第一に「消費者の視点を大切にして、国民の健康を守ることが何よりも重要であるという考え方の下で、「食」の安全と安定供給を確保し、消費者が「食」に対する信頼感を持てるような政策を実施します。」というふうに書かれておりまして、三つの基本理念があるようですが、いずれも消費者庁に直接かかわるものになっていると思います。 ここは府省における数少ない消費者政策専任セクションと言っても過言ではないようなところで、これは経産省とここぐらいにしかないんじゃないか、専門的に消費者問題の。そういう意味……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 どうも紀藤先生、しばらくぶりでございます。 きょうは、お二人とも、大変お疲れのところ恐縮でございます。 最初に松本先生にお伺いをしたいのですが、先生のレジュメといいますかメモの中で、消費者行政には四つのタイプがあるんだということをおっしゃった上で、現在の消費者行政の一元化に関しては規制行政と支援行政が中心である、そういう意味では協働行政と救済行政が非常に弱いのではないかという御指摘だと思います。 救済の方は後でまた改めてお伺いしたいと思うんですが、協働行政としての側面を充実するというのは大変重要だというふうに私も思っております。例えば、政策委……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、参考人のお二方の先生、大変御苦労さまでございます。 最初に、下谷内参考人にお伺いをしたいと思います。 だまされていることに気がつかない島の話をされて、善良な方が多いということなんでしょうけれども、本当に全国に相談窓口があればもっとちゃんと対応できるのではないか、こういうふうにおっしゃっていました。 そして一方で、これは先生がお書きになった論文です、読んだのは二〇〇三年の話だったものですから。年を追うごとに、消費生活センターなどに相談窓口があるぞということについては大変認知度は高まってきたけれども、一方では、その認知度の高まりに比例し……
○日森委員 社民党の日森でございます。 最初に、公安委員長にお聞きをしたいと思いますが、警察庁は悪質商法の摘発だけではなくて、悪質な商法にひっかからないように啓発活動を行ったり、あるいは消費者からさまざま相談に応じている。その窓口としては、警察本部や、各署の悪質商法担当係というのがあるそうなんですが、ここの係や、あるいは警察安全相談窓口というところで消費者からの相談を受けているというふうに聞いております。 警察は摘発が中心なんでしょうけれども、こういう相談をおやりになっているわけですが、窓口の方の育成とかいうのはどのようにされているのか。それから、警察に持ってこられる相談内容、その傾向はど……
○日森委員 消費者庁を設置するに当たって、法務省との関係では、出資法、出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律、これだけが共管事項になったというふうになっているわけです。取り締まりに関する法律なんですが、これだけを共管にしたということの意味、意義、それぞれ御意見はあると思いますが、まず最初に、野田大臣からお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 法務大臣の側から見て、これを共管にしたということの意義について。
【次の発言】 関連して、これはさまざまなところで触れられているんですが、消費者行政推進会議が、今後消費者庁の関与について検討すべき例として、総合法律支援法とか利息制限法と……
○日森委員 最初に中村参考人にお聞きをしたいと思うんですが、先ほど来、情報の問題について幾つか質問がございました。私も、情報の一元化とこれをどう公表するかというのは大変こだわっておりまして、先ほど消費者庁の肝だというふうにおっしゃっておりましたが、まさに同感です。そういう意味では、情報の一元化というのをどう実現していくかというのは大変大きな課題だと思います。 ちょっとお聞きしたいのは、この委員会でも大分議論になったんですが、パロマの湯沸かし器の事故について、日弁連が三月六日にシンポジウムを行いました。その資料は拝見をさせていただいたんですけれども、役所の方もいろいろ反省点を挙げているようなん……
○日森委員 社民党の日森でございます。 総務大臣に基本的なことをお伺いしたいと思うんですが、先ほど、消費生活相談員についてイメージがわかないというお話でした。地方の消費者行政そのものについてなかなかまだイメージが持ち切れていないのではないかと思いますが、いずれにしましても、この間この委員会の中でも、各委員の発言の中で、地方の消費者行政が惨たんたる状況になっているというお話がたくさん出されました。基金や地方支援事業などで、あるいは交付金で何とかしましょうとかいう話で、それなりに立て直そうという意思は十分感じられるんですが、しかし、いかにせん、これだけでは極めて不十分だというふうに思っているわけ……
○日森委員 二〇〇六年に貸金業法が改正をされて、ことしの十二月までで第五次の施行が実施されるということになっているわけです。
これは報道なのでちょっと確認の意味なんですが、信用収縮が非常に激しくなっているということを配慮してだと思いますが、資金繰りが大変厳しいということで、借り入れ規制を来春以降に先延ばしするということがございました。期限は来年六月だからそれまでに施行するということになれば問題はないということなのかもしれませんが、こういう措置をとられようとした金融庁の意図についてだけ、ちょっと教えていただきたいと思います。
【次の発言】 消費者金融が、過酷な金利とともに、大変問題になっている……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 大変長時間な集中的な審議が行われまして、修正協議で本法案に関して与野党の合意が得られたことを私は心の底から歓迎したいというふうに思っております。 これは委員各位がそれぞれ御努力された、ルビコン川を渡り、清水の舞台から飛びおりたというお話が双方からございましたが、そういう努力もあったんですが、一方では、消費者行政の一元化をずっと求め続けてきた消費者団体の皆さんやあるいは日弁連の皆さん、それから何よりも、消費者行政を一番末端といいますか最前線で支えてくださってきた相談員の皆さんなど、そうした皆さん方の努力の結果だ、成果だというふうに思っているわけです……
○日森委員 社民党の日森でございます。 きょうは、子供の学力と子供の家庭環境あるいは家庭の経済状況について、中心にお伺いをしたいと思います。 先ほど小宮山委員の方からPISA調査の話が出ました。このOECDの学力到達度調査、これは三回、二〇〇〇年、三年、六年と行われていますが、数学的リテラシー、科学的リテラシー、読解力、いずれも低下をしているということが小宮山委員からも御紹介がありました。 この結果を受けて、当然学習指導要領の見直しということになっているんだと思いますが、文科省は、数学について、知識・技能を実際の場面で活用する力に課題がある、それから、科学への興味・関心が低い、読解力の向……
○日森委員 今回の法改正によって、独法の統廃合、移管あるいは廃止、国立高専の高度化再編、これらが予定をされるということになりますが、それぞれ大変心配なのは、職員の数がどういうふうに変化をしていくのか。統廃合によって業務量にも当然変化が生じるわけですが、これに応じて職員数も変化をするということであって、とりわけ仕事が厳しくなるとかいうことが想定を、当然されないということなんでしょうけれども、ちょっとその辺について、最初に教えていただきたいと思います。
【次の発言】 ぜひ、雇用問題が生じないように最大限の努力をしていただきたいと思います。
国立高専機構法が一部改正されて、四県において国立高専が二……
○日森委員 社民党の日森でございます。 きょうは、御配慮をいただきまして、質問時間を変更させていただきました。委員長並びに各位に心から御礼を申し上げたいと思います。 また、大臣、先日は甲子園ですばらしい投球を拝見させていただきました。高校球児の励ましになったというふうに思います。届かないかと思ったんですが、大丈夫でした。 文科省は、平成十八年に教員勤務実態調査というのを行って、教員が非常に忙し過ぎる、その多忙化の実態が明らかになりました。 一方、国民教育文化総合研究所というのがあるんですが、ことしの二月に教職員労働国際比較研究委員会報告書というのを公表いたしました。 この調査結果によ……
○日森委員 ジェー・シー・オーの臨界事故は、原発の安全神話を打ち壊してしまった、こう言えるのではないかと思います。そういう意味では、絶対安全なんというのはこの世の中にないぞという思いを強くしたんです。
このジェー・シー・オーの臨界事故で、被害の申し出数が八千件、被害総額が百五十億円に上ったというふうに聞いております。なかなかこの補償が進まないという状況の中で、行政による支援の一つとして原子力損害調査研究会というのが設置をされたというふうに聞いておりますが、この研究会が果たした具体的な役割についてまず教えていただきたいと思います。
【次の発言】 その原子力損害調査研究会の活動を踏まえてというこ……
○日森委員 やや重複することもあるかもしれませんが、通告をしてありますので、質問させていただきたいと思います。 平成十八年の四月五日の文部科学委員会、研究交流促進法及び特定放射光施設の共用の促進に関する法律の一部を改正する法律案、これは附帯決議がつけられました。その中で、「本法に基づいて研究交流を促進するに当たっては、日本国憲法の理念である平和国家の立場を踏まえ、進んで全世界の科学技術の発展と国際平和に資するよう努めること。」と政府関係者に求めているわけです。 それらを踏まえて最初にお尋ねをしたいと思いますが、施設を利用するための条件、これは何か具体的なものがあるのか。 同時に、どのよう……
○日森委員 私どもの福島党首が、昨年の六月の三日に「外国人学校等に関する質問主意書」というのを出しました。その中で、外国人学校の実態を把握するために調査をすべきではないかというふうに聞いておりますが、これに対して政府は、「外国人児童生徒に係る施策を行う上で必要が生じた場合には、その都度、日本語指導が必要な外国人児童生徒数や一部の地方公共団体における学齢相当の外国人の就学状況等について調査を行うなど、学校基本調査以外の方法による外国人児童生徒等の実態把握にも努めているところである。」と答弁して、一定のデータもあるようです。 しかし、現在、外国人学校が必要としている支援策は、もはやその個別的対策……
○日森委員 社民党の日森でございます。 最初に、ちょっと基本的なことをお聞きしておきたいと思うんですが、今回の法改正では、デジタルコンテンツの流通促進あるいはその有効活用と同時に、違法な著作物の流通抑止という二つの側面を持った改正が行われるということになるんだと思います。 著作権の保護と流通促進というのは、ある意味、相反する側面があるんじゃないか、こう思っているわけです。インターネットの利用拡大の経済効果、これははかり知れないものがあるというふうに私も考えておりますが、その効果を手に入れるために、仮に著作権の保護がおろそかになるとかいうことがあったら、これは文化財産を生み出す知的創造力の弱……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 最初に、各委員から質問が出されておりますけれども、日本経団連の産業技術委員会、ここが出した世界最先端研究支援強化プログラム、この創設を経団連は求めてきたわけですが、先ほど来ずっと主張されているように、今回の文科省がお出しになられたこの法律といいますか、三千億円の金を使う基金の中身は、どうもこの経団連の主張されていることを丸のみをしている、こう言わざるを得ないと思っているわけです。先ほど来、説明を聞いてもどうも釈然としない、一体どこに文科省の独自性があるのか、なかなか理解しがたいということになっているというふうに思います。 しかも、これは緊急の経済……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 民主党のいわゆる高校無償化法案、大変御努力されておつくりになったということについて敬意を表したいと思いますし、積極的に評価をしていきたいということを最初に申し上げておきたいと思います。 幾つか似通った質問もあると思いますが、懲りずにぜひお答えいただきたいと思います。 最初に、先ほど来出ていますが、現在の高校進学率が通信教育を含めると九八%ぐらいになっている。これはもう法案が言っているとおり、ほぼ義務教育に準ずる進学率というふうに言えるんだと思います。これだけ多くの子供たちが高校に進学をし、保護者も、高校に進学することで、現在の日本社会で働き、生……
○日森委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、本法案に対する反対討論を行います。 第一に、〇九年度補正予算は、この間の〇九年度本予算を含め三度にわたる予算編成、経済対策に対する真剣な総括もなく、また、個人消費の拡大による成長戦略を確立することもなく編成されています。本法案も、財界の要望を機械的に受け入れた場当たり的なものと言えます。 第二に、さらに先端研究助成基金には総額二千七百億円もの巨額な税金が投入されるにもかかわらず、具体的にはどのような基準で支援する研究テーマを選定するのか、また、事後においてどのような評価が下されるのかもはっきりしません。その上、どのように国民生活向上に貢献す……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、国立大学法人について、大臣初め文科省の御意見をお聞きしたいと思います。 国立大学法人法案等が成立をした際に、衆議院では十項目の附帯決議が委員会、本会議でつけられました。その第六項目めで、「運営費交付金等の算定に当たっては、公正かつ透明性のある基準に従って行うとともに、法人化前の公費投入額を十分に確保し、必要な運営費交付金等を措置するよう努めること。」というふうにされているわけです。 しかし、法人化以降、国立大学を運営するための基本的な資金、基盤的な資金なんですが、その運営費交付金は、いろいろあるんですが、一兆二千四百十五億円から一兆一……
○日森委員 社民党の日森でございます。 雇用問題を中心に質問させていただきたいと思います。 総理が、欧米に比べて大したことはない、こうおっしゃった話、何度も出されました。金融や自動車を中心に、つぶれないから大丈夫なんだというようなことをおっしゃったわけですが、これはとんでもない勘違い、見込み違いだ、こう言わなければいけないんですが、同時に、国民の暮らしにとっては極めて重大な影響を及ぼしている、さらにこれは深刻化するんだという認識をぜひ持っていただきたいと思っております。 きのう、与謝野大臣、テレビで、成長率についての議論がおありになったようですね。ほとんどシンクタンクなどがマイナス成長と……
○日森委員 今の質問に関連すると思うんですが、確認の意味も含めてお伺いしたいと思います。 今回の改正のいわば目玉と言っていいと思うんですが、選択と集中ということが盛り込まれました。 分権の時代であるんですが、実は今の御答弁を聞いていると、制度はつくったけれども市町村の方でそれを使いこなせなかった、いわば市町村の方に問題があるような、そう聞こえるような御答弁がありました。そう言っているわけじゃないんでしょうが。それはともかく、分権の時代、本当に市町村が主体的に自分たちの町の実態、実情に合わせて計画をつくってそしてまちづくりを進める、もちろん中心市街地の活性化も進めていくということが時代にふさ……
○日森委員 四人の公述人の皆さん、大変御苦労さまでございます。社民党の日森文尋と申します。 最初に、吉野先生にお伺いしたいと思うんです。 スウェーデンの例をお出しになって、ナショナルミニマムの定義をしっかりしよう、そのことが大事だという御指摘がありました。御承知のとおり、先ほど小川先生の話にも出ましたが、スウェーデン、高福祉・高負担という国になっていますが、しかし、国際競争力はたしか日本より上だと思うんですね、国際比較で。それで、ナショナルミニマムの定義を明確にして、そして、先生の御提起で、それを超える部分は、PPPそれからレベニュー債券、こういうものでやっていこうと。 つまり、こういう……
○日森分科員 社民党の日森文尋でございます。 前回に引き続いて、消費者金融の問題について政府のお考えをお伺いしたいと思います。 御案内のとおり、一月十三日に画期的な最高裁の判決が出されました。ちょっと触れておきますと、弁済受領時の交付書面の記載方法について、貸金業規制法施行規則では、契約年月日にかえて契約番号、これで結構だと認めているのは、法の委任の範囲を超えた違法な規定であるというふうに述べて、これは無効だということを明確にいたしました。 これを受けて金融庁は、一つは、貸金業施行規則の十五条の二項を削除しようということが一点。もう一つは、加えて、利息制限法の上限金利を超える利息について……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、大変長時間、お疲れさまでございますが、もうしばらくでございますので、ぜひよろしくお話をいただきたいと思います。 最初に、ちょっと小さな話になるんですが、今度の法律改正で、教育課程の問題をめぐって、現行法でいうと、教科に関する事項は文部科学大臣が決めていくんだということになっているんですが、改正法は、教育課程に関する事項は文部科学大臣というふうに、「課程」が入っているんですね。 これは、解釈をめぐってさまざま論議があるんですが、基本的には、大枠については文科大臣が決めるけれども、しかし、細々したカリキュラムについては学校に編成権があるん……
○日森分科員 社民党の日森文尋でございます。 きょうは、先日といいますか二月十八日に大阪の吹田でスキー客を乗せたツアーバスが重大事故を起こしたということに関連して、幾つかお聞きをしたいと思っています。 これは、添乗員の方が亡くなって、二十数名ですか、けがをされたという大変重大な事故があったわけです。最初に、亡くなった方の御冥福をお祈りしたいと思いますし、おけがをなされた方々の一日も早い回復をお祈りしたいと思います。 この事故なんですが、この十年間の統計を見ると、バスによる事故というのは一千件増大しているという統計があるようです。こう考えてくると、どうもこの事故は、その背景には、この間政府……
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。 先に中林先生にお伺いしたいと思うんですが、〇九年度、来年度の予算について、一定、めり張りがある、あるが、しかし、もう少し踏み込み不足の点もあるのではないかというお話をされました。これをちょっと具体的に、どこにどう踏み込んだらもう少しめり張りがきくのかということをお聞きしたいんです。 それと、それに関連して、先ほど先生もおっしゃいましたけれども、GDP、年率換算で一二・七%、与謝野大臣は戦後最大の危機だというふうにおっしゃっておりました。先日は蚊が刺したようなと言ったような気がしたんですが、戦後最大の危機だというふうにおっしゃっておりました。輸出が……
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