このページでは伊藤忠治衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○伊藤忠治君 私は、郵政民営化関連法案及び与党提案の修正案に対し、断固反対、即刻廃案を求めて討論を行う民主党・無所属クラブの伊藤忠治であります。(拍手) 討論に先立ち、昨日、郵政民営化に関する特別委員会において、中央公聴会の開催、三十三条問題に関する参考人招致を初め、法案の疑問点、問題点について疑義があり、いまだ審議不十分にもかかわらず、ひたすら小泉総理が今月六日にサミットに向けて出発する外交日程に合わせ、強行採決を行い、本日の本会議に強引に上程したことを、私どもは断じて許すことができません。(拍手) ここに、怒りを込めて、断固抗議するものであります。 さて、本題の郵政民営化法案について……
○伊藤(忠)委員 民主党の伊藤忠治でございます。 大臣と対面しますのは本当に久しぶりでございまして、大臣は記憶にないかもわからぬと思います。ちょうど十五、六年前ですか、大臣が外務委員長をなさっていましたときに、私も一年生でございましたが、外務委員として籍を置いておりまして、鈴木宗男さんも一年生で、与党側の理事の末席に見えまして、私が質問に立ちましたら、彼、元気いいですから、気に入らぬことはすぐ反論のやじが飛びまして、喧騒をきわめた場面がございました。 当時は、委員長でございますから、不規則発言停止の再三の大臣の運びが出まして、それでも彼はやまりませんので、私もちょっと頭にきまして、質問席か……
○伊藤(忠)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の地方税法等の一部を改正する法律案、所得譲与税法案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案に、それぞれ反対する立場から討論を行います。 小泉総理は三位一体改革というスローガンを掲げていますが、その実態は、中央の既得権益を温存し、地方を一方的に疲弊させるものであります。議題となりました三法案と政府の三位一体改革に対しては、セットで反対せざるを得ません。 以下、反対の理由を具体的に申し述べます。 第一に、政府提出の三法案は、小泉内閣のいわゆる三位一体改革を前提としており、真の地方分権につながりません。 政府の三位一体改革は、ま……
○伊藤(忠)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 電波法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の各項の実施に努めるべきである。 一 電波の再配分にかかる給付金は、公正かつ合理的な方法を用いて算定するとともに、給付金支給の実施状況を明らかにする等制度の透明性の確保に努めること。 二 電波の再配分に当たっては、既存の免許人への経済的な影響等に加え、当該免許人からサービスの提供を受けている利用者への影響について……
○伊藤(忠)委員 民主党の伊藤忠治でございます。 私にいただきました時間は四十分でございますが、RDF問題に絞って質問をさせていただきますので、お答えによっては時間が早く終わる可能性が十分ございます。余った時間は同僚議員の大出さんとか松野さんに有効に使っていただきたい、私はこう思っておるんです。 一点に絞って質問させていただきます。なぜかといいますと、昨年の三重県のRDFの爆発事故、火災事故は起こっているんですが、爆発に至ったというような事故は初めてのケースだと聞いておりまして、私も同県人としまして、道義的な、悪いことしたな、迷惑かけたなという気持ちが非常に強くございまして、こういう大規模……
○伊藤(忠)委員 民主党の伊藤忠治でございます。よろしくお願いいたします。 まず初めに、地方公務員法と任期付職員の採用について、この問題からお聞きをしてまいります。 まず、人事委員会、公平委員会の機能を強化したいというこの法案の中身でございますが、私が考えますところ、苦情処理だとか競争試験、競争試験といいますのは公平委員会の事務として付加されるという面が多いわけですが、これらの事務が今後自治体において拡大をするということが予想される、そういうことだろうと思うんです。ただ量的に拡大するだけではなくて、専門的な、人事行政機関としてのつまり質的強化、これが図られなければならない、そのように変わっ……
○伊藤(忠)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律を廃止する等の法律案に賛成の立場で討論を行います。 さきの国会で成立した年金改革関連法に対して、国民は、その成立前も、成立後の現在も、強い不信を抱いています。 まず、負担と給付の数字を明確に打ち出したことが抜本改革であるとしながら、実はその負担と給付がまやかしであることが明らかになりました。加入者の約四割が保険料を納付していない、すなわち既に制度として破綻状態にある国民年金に至っては、何ら根本的解決策が示されず、放置されたままです。 さらには、法案の成立後に発表された……
○伊藤(忠)委員 民主党の伊藤忠治でございます。 NHKの海老沢会長を初め参考人の皆さん、御出席をいただきましてありがとうございます。お聞きをしまして、私は四十分間質問させていただきますが、少しでも全容解明ができますように、簡潔な答弁と問題点をひとつ明らかにしていただきますようにお願いをいたします。 幾つか不正疑惑問題が出たわけでございますが、これは他のマスコミが、新聞から始まりまして雑誌に至るまで、随分早い段階から集中的に報道されておりました。私たちはそれを耳にもしましたし、読んでもまいりましたが、正式にNHKの全容解明の中身が正式決定の形で出されましたのは、九月七日の協会としての、つま……
○伊藤(忠)委員 提出法案、二つございまして、一つは特別職職員の給与改定、もう一つの法案が障害の改定ですね。 特別職職員の給与改定、これが提案されておりまして、私ども読ませていただきましたが、現行制度を前提にした改定になっておりまして、行政府のトップであります内閣総理大臣、内閣総理大臣の報酬は月額にしまして二百六十万、これを頂点にして公務員の給与体系が決められているわけですね。もちろんこれは三権の長でございまして、行政府の長は総理、立法府が国会両院の議長、それから最高裁の長官ということになるわけですが、公務員の給与体系ですから、行政府の総理大臣を頂点とした公務員の給与体系、この中での格付をど……
○伊藤委員長 これより会議を開きます。
一言ごあいさつ申し上げます。
去る十月十二日の本会議におきまして、私が懲罰委員長に選任されました。まことに光栄に存じます。
申し上げるまでもなく、当委員会は、議院の秩序維持及び規律保持に関し重大なる責務を課せられており、その職責の重大さを痛感している次第であります。
委員各位の御協力と御支援を賜りまして、誠心誠意努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が五名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例……
○伊藤(忠)委員 民主党の伊藤忠治でございます。 私は、こういう認識で審議に臨みたいと思っているんです。NHKの今日の事業運営、これは極めて厳しい状況にあると私は認識をしております。そういう状況認識に立って、質問をしたいと思います。 まず、新会長に就任された橋本会長さんから順次行きますが、あなたは放送法第二十七条に定めます経営委員会の任命によって就任なさった。なぜここで会長交代が行われたのかということなんですが、海老沢前会長の辞任といいますのは、今まで議論に出ていましたとおり、一連の不祥事件あるいは不正事件に端を発しているわけです。これらに対する世論の批判が、受信料の巨額の未納問題に発展を……
○伊藤(忠)委員 民主党の伊藤忠治でございます。 竹中大臣にまずお伺いいたします。 私は、あなたに質問事項を提起いたしまして、出てきてくださいよということを質問取りに来ました担当の方に申し上げたんです。私自身があなたを呼んだんです。ほかの同僚議員も呼んだと思いますが、要請したんです。何の返事もなく、きょう初めてお会いして、杉浦官房副長官ですか、あの方が何か政府を代表して見解を表明される、それに続いてあなたが釈明をされておるんですが、私には何の連絡もないんですよ。 御存じですか。委員会で質問するときは、質問者がどなたに答弁していただきたいということを事前質問を出すときにちゃんと言うんですよ……
○伊藤(忠)委員 民主党の伊藤忠治でございます。 実は、一連の審議を聞いていまして、私、こんな感じを受けています。審議に入る前から、この郵政民営化問題というのは、政策論よりも、政治論、政党論というんですか、そういう流れが非常に強まっていまして、御承知のように、この委員会が開かれるまでにさまざま動きがございました。 まず初めに問題になったのは、改革基本法の第三十三条問題だったわけです。議運の段階から随分意見対立、この問題の解決をめぐっていろいろ厳しい動きが起こったわけです。 特に、この特別委員会の特徴は、名簿提出がないにもかかわらず委員会が走っていったわけですね。それで、委員長は大変な役割……
○伊藤(忠)委員 民主党の伊藤忠治でございます。きょうはありがとうございます。 恐らく、四人の先生方も、急遽の日程で大変でございましたでしょうが、そろって御出席を賜りまして、また貴重な御意見を承ることができまして、心から感謝を申し上げます。 日ごろ私の考えておりますことを含めまして質問をさせていただきたいと思うのですが、今回のこの特別委員会、郵政の民営化集中審議をやってまいりまして、あと残すところわずかになりました。来週の月曜日に総括質問が引き続きございまして、火曜日には本会議で採決ということになります。そんな大詰めに私たち呼ばれても、私たちの言った意見は一体どうなるんだという御心配があろ……
○伊藤(忠)委員 伊藤です。 せんだって、EU大使のお話を聞きまして私の感じましたことを申し述べさせていただきますが、まさしく壮大な実験でございまして、歴史的に、第一次、第二次大戦を経まして、その反省からEUを立ち上げられたということだろうと思います。 ハイブリッド国家、現状はそうだと思いますが、これまでの経過を見ましても、安全保障の面では、NATOは冷戦構造の中でヨーロッパ地域では一つの核になっていたわけですし、皆さん御承知のとおりですが、しかし、その後、安全保障というよりも経済の問題、これを両立させるというかむしろ先行させることによって、市場形成をどう図るかということがEUレベルで真剣……
○伊藤(忠)委員 民主党の伊藤忠治でございます。 私は、この通常国会で初めて委員会に参加をさせていただきました。したがいまして、それ以前の議論は経験をしていないわけですが、この一年間、諸先生方からいろいろな角度からレクチャーをいただいたり、あるいは先生方の相互討論を拝聴しておりまして、大変有益でございましたし、勉強させていただきました。 そこで、私の感じておりますことについて述べさせていただきたいと思いますが、憲法といいますと、どうしても、憲法は統治法である、国家の基本法である、こういうことが前面に出るわけですが、憲法というのは一体どうあるべきなのかということとはまた別だと思います。つまり……
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