このページでは二田孝治衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○二田委員 自由民主党の二田孝治でございます。 憲法調査会も、大詰めに来た議論に到達したようでございます。大変勉強になりまして、ありがたいと思っております。 いろいろ議論はありましたけれども、私は、憲法改正という問題点をとらえてみました場合に、やはり九十六条というものを一つよく考えてみなければならないと思います。 先ほども伊藤先生からお話がありましたように、従来は、憲法は不磨の大典である、触れることはアンタッチャブルだというようなことで、つい七、八年前までは議論にさえなりませんでした。しかし、今は、こういう憲法調査会とかいろいろなものを通じて、国民も憲法というものに対して大変関心を持って……
○二田小委員 先生、いろいろな御高説、どうもありがとうございました。 憲法三十二条で国民の裁判を受ける権利を規定しております。これは一つには、私人間の争いを迅速に公平に処理するという建前である。それからもう一つは、やはりどういいましても、公権力に対して国民がどういうような手だてをとって裁判に持ち込むか、その権利を保障したものである、こう思います。 でございますので、この実効をいかに担保されるかということがやはり一つ国民の権利として大変大事な問題じゃないかなと思うわけでございます。 私どもは、憲法を習いましたときに、憲法の規定の中には多くプログラム規定も含まれております。そして、それが実際……
○二田小委員 きょうは、貴重な御意見を拝聴いたしまして、どうもありがとうございました。私は、二つの点についてお尋ねいたしたいと思います。 一つは、先生が先ほど、法令の適用除外ということをおっしゃいました。これは、九十五条の規定に関したことだと思うのでございますけれども、この九十五条というのは、やはり一つの地方の住民の意思を重んじるというようなこと、九十二条から、本旨に基づいて、法律でこれを定めるというようなことで、非常に地方自治の生きた一つの憲法上の規定だ、こう思っております。 そこで、これは主に、特別法が適用される場合に住民にその可否を求める、こういう趣旨だと私は解釈しておるのでございま……
○二田委員 二田でございます。 両院の制度につきましては、憲法上の規定どおり、基本的には私は賛成でございます。でありますけれども、現在のこの執行がうまくいかれているかというと、私は、必ずしもそうではない、こう思って見ております。 といいますのは、憲法上明らかに衆議院の優位という、優越性ということは保障されているわけでございますけれども、実態的に見ていった場合、その優越性というものが担保されていないな、こう思います。予算の先議権があり、そしてまた否決された場合でも予算は両院の協議により、これでも調わない場合は衆議院が優先されるということは、これは自明の理でございますけれども、さて、それを執行……
○二田委員 自由民主党の二田孝治です。 きょうまで五年間、本当に理事の皆さん方も調査会長も御苦労さまでございました。心から敬意を表します。 現憲法のことについて考えてみますると、現憲法というのは、私どもにとりまして非常にやはり大きな影響を与えてきた、こう思っております。殊に、平和希求主義というものは、日本人の心に深く踏み込ませるその効果というものは多大であったんじゃないのかな、こう思っている者の一人でございます。 ちょうど私どもは、憲法が発布されましたときには小学校の二年でございました。それから、戦後教育を受けたのは、この憲法はすばらしいものだというようなことを受けてきたような感じがいた……
○二田主査代理 これにて佐藤錬君の質疑は終了いたしました。
次に、加藤勝信君。
【次の発言】 これにて加藤勝信君の質疑は終了いたしました。
次に、葉梨康弘君。
【次の発言】 これにて葉梨康弘君の質疑は終了いたしました。
次に、田村謙治君。
【次の発言】 これにて田村謙治君の質疑は終了いたしました。
次に、中山泰秀君。
【次の発言】 これにて中山泰秀君の質疑は終了いたしました。
午後一時三十分から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時四十四分休憩
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。