このページでは松野博一衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○松野(博)委員 自由民主党の松野博一でございます。 引き続き、本法案の改正について質問させていただきたいと思いますが、岩崎委員の方から、改正点に関しては、もう総括的にポイントをついた質問をしていただきましたので、私は、私自身生活をしておりますのもいわゆる地方都市でございますし、地方都市の再生に対する個人的な思いをお話しさせていただきながら、疑問点をお聞きしていきたいというふうに思います。 今回の改正のキャッチフレーズは、先ほど質問の中にありましたとおり、稚内から石垣までということでございまして、このキャッチフレーズからも、今回の改正が主に地方都市の再生に焦点を当てているということがうかが……
○松野(博)委員 おはようございます。自由民主党の松野博一でございます。 道路関係四公団民営化関連法案に関しまして質疑をさせていただきたいと思います。 けさは、イラクにおきまして三人の邦人の皆様が誘拐されるという事件を得て、非常に緊迫した状況であります。無事の救出を心からお祈り申し上げ、その中で、国民生活に直結する重要法案であるこの民営化関連法案に関し質問をさせていただきたいというふうに思います。 この法案に関しましては、総理への質問を含めて、既に同僚議員から九時間にわたって、多方面、細部に至って質疑が行われてまいりました。その内容を踏まえて、国民共通の財産であります、最も重要なインフラ……
○松野(博)委員 自由民主党の松野博一でございます。 参考人の皆様、御苦労さまでございます。早速質問に入らせていただきたいと思います。 石田参考人にお聞きをしたいというふうに思いますが、高速道路が現在まで日本の経済の発展ですとか社会生活の利便性の向上等に大きな役割を果たしてきたことは、これはひとしく国民が認めるところでありますけれども、しかし、一方で、今も議論に上っておりましたプール制の功罪の指摘もありました。これは、今までの参考人の議論の中にありましたとおり、一体、日本の中において、国民にとって必要な高速道路というのはどの程度のものなのかという議論が国民の中に今まで合意形成がされてこなか……
○松野(博)委員 自由民主党の松野博一でございます。 参考人の皆さん、御苦労さまでございます。 早速、景観三法に対する質問をさせていただきたいというふうに思います。 今までの参考人の皆さんのお話や、午前中からも含めての審議の中で、景観というものは大事だ、今の時期、景観法というものを立法するのは非常に重要だというところはほぼ全員の方が合意をしている状況でありますが、その中において、景観とは何ぞやという議論が繰り返し出てまいりまして、これがなかなか統一的な見解が難しいということがあるかと思います。 景観とは何ぞやという議論の難しさというのは、地域による多様性もありますし、また一方で、同じ地……
○松野(博)委員 自由民主党の松野博一でございます。参考人の皆様、御苦労さまでございます。 私は、青年等の就農促進の問題と、農業普及事業の国から地方への流れ、この二点に関して質問させていただきたいと思います。 まず、中村参考人に、特に青年層の就農促進の問題についてお伺いをさせていただきたいというふうに思いますが、まさにこの担い手の問題というのが日本農業が抱える最大の問題であります。この担い手の問題の中にあって特に重要なポイントというのが、新規営農者の参入が少ないということであります。 新規の農業への参入が少ないという大きな原因として、今までの時代の流れの中にあって農業が非常に厳しかった、……
○松野(博)委員 自由民主党の松野博一でございます。 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表して、農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、担い手・農地施策の推進主体である農業委員会が、その機能を一層効果的・効率的に発揮することができるよう、左記事項の実現に努めるべきである。 記 一 農地制度に関する業務の執行の全国的な統一性、公平性、客観性を確保す……
○松野(博)委員 自由民主党の松野博一でございます。 質問に先立ちまして、四月二十五日に発生をいたしましたJR福知山線の列車事故でお亡くなりになりました皆様に心からお悔やみを申し上げますとともに、おけがをされた皆様や御家族の方々に心からのお見舞いを申し上げます。 現在も救出作業が続いておりますが、北側国土交通大臣を初め、現場で救助に当たっている方々、昼夜を問わない懸命な御努力を続けていただいておりますけれども、引き続き、人命を第一に、最善の取り組みをお願いしたいというふうに思います。また、私も交通運輸の安全を主管する国土交通委員会の一員として、橘委員長を初め委員各位とともに、この深刻な事態……
○松野(博)委員 おはようございます。自由民主党の松野博一でございます。 本日の議題であります物流総合効率化法について質問をさせていただく前に、冒頭、きのうロンドンにおいて発生をいたしました地下鉄及びバスの爆破事件について質問させていただきたいというふうに思います。 まことに卑劣、悲惨なテロであります。亡くなられた方の御冥福を心からお祈りするとともに、おけがをされた方や御家族に対しお見舞いを申し上げる次第でございます。こういった悲惨な、卑劣なテロに関しては、国内はもちろん、各国連携をして毅然として対応していきたい、そういう思いを、この国土交通委員会、委員の皆様とともに誓いを新たにしたいと思……
○松野(博)委員長代理 次に、山内おさむ君。
○松野(博)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、公益法人改革を推進し、消費者の合理的な選択に資するよう、左記事項の実現に努めるべきである。 記 一 新たな制度への円滑な移行が図られるよう、製造、加工等関係事業者や消費者に対し、流通の方法についての基準を内容とするJAS規格の制定や登録認定機関制度の改善など、制度の十分な普及啓発に取り組むこと。……
○松野(博)委員 自由民主党の松野博一でございます。 憲法の前文について意見を言わせていただきたいというふうに思います。 憲法の前文は、国家の包括的な意思を国内外に表明する極めて重要な部分であると認識をしております。現行の日本国憲法は、その前文において、日本国民が国家の名誉にかけて全力で達成すべき理念として、その方向、範囲に対して、大きくは二つの分野を挙げています。 一つは、日本国内において日本国政府と国民の間において実現されるべき内容。主権在民でありますとか基本的人権を中心に規定をされておりまして、これを受けて、本文の各条項においてそれを具現化すべき条文が規定をされているわけであります……
○松野(博)小委員 内野先生、よろしくお願いします。 最初の質問は、きょう先生にお話をいただいた現憲法下での十四条を中心とした国内における平等、差別の問題とちょっと違った観点になるかもしれませんけれども、先生にお話をいただいて、国内において憲法の非常に大きな柱としてこの基本的人権の確立ということが挙げられているというお話がありました。一方で、憲法の前文の中に、国内外にかかわらず人類の普遍的な権利として基本的人権を尊重し確立をしていこうという宣言が述べられているわけであります。 現実的に、各国の内政不干渉という前提を超えて各国がさまざまな働きかけをするときに、第一の大義として挙げるのが人道上……
○松野(博)小委員 自由民主党の松野博一でございます。 一点、政教分離と皇室の儀式の問題、行事の問題という点で発言をさせていただきたいというふうに思います。 現在の裁判の判例の流れは、この資料の中に、儀式そのものは宗教的色彩を持つとしても、社会的儀礼としての敬意、祝意等をあらわすために儀式に参列することは政教分離に反しないというような解釈が今流れになってきているというふうなことであります。 しかし、一方で、天皇家、皇室の地位というのは憲法の中でいわば例外規定として規定をされているものでありまして、それは単に人間個人としての地位保障というよりも、天皇家、皇室にまつわる宗教的要素も含めての伝……
○松野(博)小委員 自由民主党の松野博一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、憲法で保護をするべき基本的人権の範囲と、新たに承認せられることがあるとすれば、その承認の過程についてお伺いをさせていただきたいというふうに思います。 先ほど来、例えば環境権の問題、プライバシー権、名誉権、こういったものを憲法に書き込む、列挙する必要があるかどうかというような議論がございましたし、先生のお話の中で、例えばプライバシー権というのは、明文の根拠はないけれども、今このプライバシー権が憲法上保護されるべき基本的人権であるということに異論を挟む人はいないというようなお話もいただきました。……
○松野(博)小委員 自由民主党の松野博一でございます。本日は御苦労さまでございます。 私は、先生の方のお話をお伺いしている中で、容疑者、被告、受刑者、こういった社会的なある種の極限に置かれている方々の人権をどう扱うか、とらえるかということが、その国、社会の人権意識の象徴であり、集中的な形であらわれるというお話をお伺いしまして、まさにそのとおりであろうというふうに思います。 そこで、今回、先生の方にお話をお伺いしたいと思いますのは、容疑者、被告、受刑者の人権と、先ほど先生もお話をされておりましたけれども、報道、国民の知る権利を両方あわせて比較をして、容疑者の人権がどう守られていくかということ……
○松野(博)委員 自由民主党の松野博一でございます。 ここ十年間の政治分野に対する意識変化の中で一番大きく変化を遂げたのは、実はこの憲法に対する意識ではないかというふうに思います。 私の個人的な体験を通しましても、私が政治活動を始めました平成七年の時点で、候補者といいますか政治家に対するアンケートの第一問は、あなたは改憲派ですか、護憲派ですかというアンケートが第一問目でございました。そして、改憲派というところに丸をつけるのは、いわば世間から見るとタカ派的なレッテルを張られる危険性があるというような状況であったことを記憶しております。 この一年間、憲法調査会に参加をさせていただいて、公述人……
○松野(博)委員 自由民主党の松野博一でございます。公述人の皆様、御苦労さまでございます。 まず、御意見をいただきました順番どおりに、高竹公述人からお話をお伺いさせていただきたいというふうに思いますが、JCのOBは国会にも大勢おりまして、私も二年前まで地元の方で活動をしておりました。御苦労さまでございます。 まず、高竹公述人の御指摘の中にあった、憲法の前文も含めて、書かれている言語表現が非常に日本語として違和感を感じるというのは、私も同意見でありますし、重要な指摘であろうというふうに思います。 これはもう言うまでもなく、英文で書かれたものを日本語にその当時の訳し方で訳したことから発生をし……
○松野(博)委員 自由民主党の松野博一であります。 現在の象徴天皇制度は、日本国憲法の基本原則との調和を目指して存在をしているとの指摘がありますけれども、もちろんそういった側面もあると思いますし、私自身も、象徴天皇制の形が日本にとって望まれる天皇制のあり方であるというふうに認識をしておりますが、その一方で、憲法における天皇の地位というのは、極めて特殊な地位として規定をされている、特例であるとされているわけであります。 先ほど来議論がありましたとおり、世襲による天皇制度といいますのは、生まれによる差別を認めない、それとは相入れないものでありますし、一般国民に認められております基本的人権も天皇……
○松野(博)委員 自由民主党の松野博一でございます。 私も、人権と、それを制限する公共の福祉についてお話をさせていただきたいと思いますが、今まで議論の中にありましたとおり、この公共の福祉の概念に関しては、より具体的、個別的に挙げられていくべきだろうというふうに思いますし、この公共の福祉を、時代時代の価値観によって変遷をしていきますから、それをつくっていくシステムというものを確立していくことが大事であろうというふうに思います。 現状においては、公共の福祉による人権の制約というのは議会による立法によってなされているわけでありますが、議会による立法によってといっても、現実的には、司法による判断に……
○松野(博)委員 自民党の松野博一でございます。 ここ十年間の国民の政治意識の変化の中で最大のものは、憲法に対する考え方の変化であろうというふうに思います。私ごとでありますけれども、私が政治への参画を目指して活動を開始したのが平成七年、ちょうど今から十年前でありますが、その当時のマスコミの一番最初のアンケート調査の質問事項といいますのが、あなたは護憲派ですか、改憲派ですかという質問でありました。改憲派というふうに丸をつけるのは、大分世論のプレッシャーを感じながらつけざるを得ないというような状況でありましたけれども、十年間で大変大きな国民の意識変化があった。 それは、日本の果たすべき国際貢献……
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