このページでは松岡利勝衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○松岡利勝君 自由民主党、公明党を代表して、ただいま議題となっております平成十七年度補正予算三案に対しまして、賛成の討論を行うものであります。(拍手) 小泉内閣は、改革なくして成長なしとの方針のもと、官から民へ、民間でできることは民間でとの抜本的かつ思い切った構造改革に全力で取り組んでこられ、その結果、日本経済は、不良債権の処理目標を達成し、政府の財政出動に頼ることなく、民間主導の景気回復の道を歩んでいます。今後も、この改革の手綱を緩めることなく財政構造改革を進めていかなくてはなりません。他方、国民生活の安心と安全の確保を図る上で重大な問題となっておりますアスベスト問題や新型インフルエンザ、……
○国務大臣(松岡利勝君) 三ッ矢議員の御質問にお答えいたします。 日・フィリピンEPAの我が国の農林水産業に対する影響についてのお尋ねでありますが、フィリピンとのEPA交渉に当たりましては、我が国の輸出関心品目でございますその品目につきまして関税撤廃を求める一方で、農林水産業の多面的機能や食料安全保障の確保、我が国農林水産業の構造改革の努力などに悪影響を与えないよう、十分留意して交渉に取り組んできたところでございます。 その結果、フィリピンとの協定におきましては、一つといたしまして、我が国の関心品目でございますリンゴ、ブドウ、ナシなどフィリピンの関税撤廃を行う一方で、二つといたしまして、国……
○国務大臣(松岡利勝君) 志位議員の御質問にお答えいたします。 事務所費についてのお尋ねでございますが、まず、法律に定められたとおり、正直に報告したすべてが記載をされ、報告をし、そして公開されているわけであります。法律に定められたとおりのことを報告して疑惑と言われるのは、まことに心外であります。 当該政治団体の実際に支出をされた経費を計上した金額であり、当然、架空の団体、そういった経費や他団体の経費をつけかえるというような、そういう違法のものでは全くないとの報告を受けております。 また、今……(発言する者あり)当然のことながら会計責任者がやっておりますから。 昨今の政治と金の問題で、き……
○国務大臣(松岡利勝君) 塩川議員の御質問にお答えいたします。 農地転用に関するお尋ねでありますが、昨年十二月、甘利大臣から、大臣権限である農地転用許可事務の知事への移譲、手続の迅速化について要請があり、私からは、農地転用は農業の生命線であるとした上で、可能な連携は行うとお答えしました。 最終的には、大臣から知事への権限移譲は行わないものの、本法案に農林水産大臣が主務大臣として参画することにより、手続の迅速化を図るとの整理をいたしたところでございます。(拍手)
○国務大臣(松岡利勝君) 農山漁村の活性化のための定住等及び地域間交流の促進に関する法律案の趣旨につきまして、御説明申し上げます。 我が国の国土の大部分を占める農山漁村については、人口の減少や高齢化の進展に加え、基幹産業である農林漁業をめぐる厳しい情勢、生活環境の整備のおくれ等により、その活力が低下しております。 このような状況を打開し、今後、農山漁村の活性化を図っていくためには、都市住民の農山漁村への関心の高まりといった社会情勢の変化を踏まえ、農林漁業の振興とあわせ、農山漁村における居住者及び滞在者を増加させるという新たな視点からの対策が必要であります。このため、農山漁村における定住等及……
○国務大臣(松岡利勝君) 木村議員の御質問にお答えいたします。 農林水産分野の資金供給に新公庫が果たす役割についてのお尋ねでありますが、現在、農政においては、御指摘のとおり、担い手の育成確保を通じた国内農業の体質強化を早急に進めるため、品目横断的経営安定対策等の改革を強力に推し進めているところであります。 現在、農林漁業金融公庫が行っている長期、低利の資金供給は、このような農政改革等を進めていく上で不可欠な政策手段であり、新公庫においても、このような資金供給機能が十分に発揮される必要があります。 したがって、今回の法案においては、一方で、行政改革推進法に従い、大企業向けの食品産業融資を廃……
○松岡委員 おはようございます。自由民主党の松岡利勝でございます。よろしくお願いを申し上げます。 昨日の本会議に引き続きまして、いよいよ本日からこの特別委員会の審議が始まるわけでございます。まさしく世紀の大改革を目指しまして、その実現を目前にいたしました歴史的な大場面だと思っておりますが、そのような大場面に当たりまして自民党のトップバッターとして質問をさせていただきますことは、まことに光栄でございまして、大きな感動を覚えております。このような立場をお与えいただきましたその御配慮に対しまして、心から感謝とお礼を申し上げる次第でございます。 そして、前国会以来、大変な御苦労でこの委員会の運営に……
○松岡委員 自由民主党の松岡利勝でございます。 自由民主党の質問の最後を承りまして、よろしくお願いしたいと思います。 まず冒頭、総理にお伺いをいたしたいと思いますが、これも何度かもう言われたことでありますけれども、総理は、任期いっぱいを全うする、全力で全うする、こういったことを再三表明されておられます。そういう意味では、今国会は、いよいよ最終コーナーといいますか、野球でいいますと九回の攻防、こういうことになると思います。よく言われることでありますが、選挙は最後の五分間、特に、戦は最後の五分間が大事だ、こう言われるわけであります。そういたしますと、恐らくこれまで以上にこれからの時間が大事なん……
○松岡委員 自由民主党の松岡利勝でございます。 ただいま委員長からも冒頭御表明がございましたように、きょうは、米国産牛肉輸入停止問題、いわゆるBSE問題の集中審議であります。 この問題は、国民の健康と生命を直結するといいますか左右いたします、食の安全問題にかかわる重要な重要な問題でございます。したがいまして、その集中審議に当たりまして、冒頭に我が党の立場を申し述べたいと存じますが、我々、政府・与党でございますから、通常は、議院内閣制の制度のもとにおきまして、与党が政府を厳しく攻撃をしたり、また厳しく批判をしたりというのは、これは余りないわけでありますが、しかし、事は、これは国民の食の安全と……
○松岡委員 第一分科会における審査の経過及び内容について御報告申し上げます。 本分科会は、二月二十八日及び三月一日の両日審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは主な質疑事項について申し上げます。 まず、国会所管については、事務局改革及び立法機能強化のあり方など、 次に、内閣所管については、政府機関の情報セキュリティー対策、子供の安全対策、皇室典範改正問題など、 次に、内閣府所管については、企業会計基準見直しへの取り組み、金融行政における法的規制のあり方、北海道道州制特区の検討状況、在日米軍再編問題、基地周辺の騒音防止対策、治安・防犯対策、自動車運転代行業問……
○松岡国務大臣 一言ごあいさつを申し上げます。 農林水産大臣を拝命いたしました松岡利勝でございます。 委員長初め委員の諸先生におかれましては、日ごろから農林水産行政の推進に格段の御理解と御支援をいただいているところであり、この機会に厚く御礼を申し上げます。山本、国井両副大臣、福井、永岡両大臣政務官ともども、農林水産行政の推進に全力を挙げてまいる考えであります。委員長初め委員の皆様方の御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 引き続きまして、農林水産委員会の開催に当たりまして、当面の課題に対する私の考え方の一端を申し上げます。 まず初めに、本年の豪雨や台風による災害で亡くなられ……
○松岡国務大臣 それでは、ただいま近藤先生から御指摘がございました点につきまして、お答えをさせていただきます。 その前に、今、近藤先生、自民党の農林部会長に御就任をされたということでございますが、本当におめでとうございます。また、これまでも随分、野菜対策等の小委員会の委員長としても頑張ってこられたわけでありますけれども、今度は農林全体のまとめ役としてしっかり頑張っていただけるものと思っておりますが、まず、先生にもいろいろこれから農林水産行政全般にわたってお世話になると思いますので、よろしくお願いいたします。 そこで、今御指摘がありました点でございますが、安倍総理も所信表明におきまして、農林……
○松岡国務大臣 お答えいたします。 今、小里先生御指摘のとおりでございまして、我が国の食料自給率は、昭和三十五年には七九%、まさに八割を自給いたしておったわけでございますが、それからずっと低下の一途をたどりまして、今現在は四〇%、こういうことになっております。 そこで、この自給率をどう定めるかという議論をいたしましたときに、私も自民党内でこの問題を取り扱う農業基本政策委員長をやらせていただいておりました。そこで、何としても五割以上というのが、まず当面目指すべき目標ではないか、いろいろな議論があったわけでありますが、しかし、最終的にはその五割というものを、これはやはりせめて半分は確保するとい……
○松岡国務大臣 お答えさせていただきます。 今、赤城先生の御指摘の点、WTO交渉におきまして、オーストラリアはケアンズ・グループの中心でありまして、私ども日本というのは、輸入国の代表的な立場、こういう関係であります。そして、オーストラリアは、WTO交渉におきましては、自由化といいますか市場アクセスの改善ということにつきましては一番強硬な立場で主張いたしておる。これはもう先生の御指摘のとおりでございます。 どういう主張かといいますと、上限関税を設けよとか、そしてまた市場アクセスにつきましては、もう本当にこれは最大限の関税の撤廃をしろとか、そういったことでありまして、我が国といたしましては、多……
○松岡国務大臣 大変重要な御指摘をいただきました。 まず、食料需給ですが、簡単に、将来どういうことが言われておるのかと申しますと、先ほど総理も御答弁があり、また森先生からも御指摘があったわけでありますが、幾つかさまざま、いろいろなことが指摘をされております。予測も含めまして、見通しも含めまして。 まず、要因としては、先ほどお話ございましたように、約三十億ぐらい二〇五〇年には人口が増加するだろう、これが第一点ですね。 それから、環境変化。先ほど先生がおっしゃいました温暖化の問題。これは、作物生態学の研究の世界では、温度が一度C上がりますと、特に成長期間の適正温度が一度C上がりますと穀物の生……
○松岡国務大臣 田中先生にお答えさせていただきます。 田中先生の選挙区にも私も二度ほどお伺いさせていただきまして、ウルグアイ・ラウンドのときも一緒に回らせていただきました。 今のお尋ねでございますが、食の安全の問題というのは、これは何といっても国民の健康、生命の最大基本ですから、何よりも重要問題であることは間違いありません。 そこで、BSE発生が十三年にありました後、私ども当時自民党でありましたけれども、これにどう対応するか。イギリスの例をいろいろ調べまして、その結果、やはり科学者の判断、これが一番基本である、こういったことから、イギリスの例等も参考にいたしまして、食品安全委員会というも……
○松岡国務大臣 お答えをいたします。 この件につきましては、先般も記者会見で事実関係を申し上げまして、そして、足らざるところ、至らざるところ、お騒がせを申し上げましたことにつきまして、十分国民の皆様また関係の方々におわびを申し上げた次第でございますが、今、国会の場でお尋ねでございますので、改めて事実関係を申し上げたいと存じます。 今、中川先生の方から、まず、やましいことがあったために隠したのではないか、こういうことでございますが、私は、今問題になっておりますこの組織とは全く面識もなく、一切の関係もございません。 ただ、毎年パーティーを実施いたしておりますが、そのパーティーのときに、私の事……
○松岡国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げます。 農林水産業は、自然を相手にして営まれ、自然の力に大きく左右される産業です。本年が、自然災害がなく、実りの多い年となりますことを心から祈念しております。 農林水産業と農山漁村は、食料の安定供給はもちろんのこと、国土や自然環境の保全、良好な景観の形成などの多面的機能の発揮を通じ、国民の毎日の生活において重要な役割を担っています。さらに、農林水産業や農山漁村が持つ潜在能力を最大限に引き出すことは、国民生活を一層豊かなものとするとともに、農林水産業を二十一世紀にふさわしい戦略産業とすることにつながるものと確信してい……
○松岡国務大臣 岩永先生の御質問にお答えいたします。 まず、今大村副大臣から御答弁がございましたこのワーキングチームの先生方の発言について、岩永先生御懸念でございますが、どのように受けとめているか、こういうことでございます。 もとより、今大変な国際化、グローバル化という中で、そういう状況の中で日本の農業もどのように対応していくか、そしてまた発展を目指していくか、これは今そういうスタンスにあることは間違いがない、こう思っております。 そこで、私も経済財政諮問会議で、その委員の先生方と昨年ちょうどお話をする機会がございまして、そこで議論になったわけでありますが、日本の農業は国境措置に頼らない……
○松岡国務大臣 飯島先生にお答えさせていただきます。 先生が御指摘になられましたように、いわゆる限度数量、これは補給金単価の対象となります加工乳の数量でございますが、それからまた、補給金の単価、これは何といっても今回の対策の一番基本をなしております。 私も、平成二年に初当選させていただきました。二月の十八日の総選挙だったわけでありますが、それから国会に出てまいりまして、一番最初にその場面にありましたのが、この畜産物価格の決定でございました。毎年、畜産物の価格の決定を皮切りに、あとは米とか麦とか、いろいろな甘味資源とか野菜とかを決めていくわけでありますが、そのときから本当に印象に残っておりま……
○松岡国務大臣 独立行政法人に係る改革を推進するための独立行政法人農林水産消費技術センター法及び独立行政法人森林総合研究所法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 政府においては、これまで、簡素で効率的な政府の実現を図る観点から行政改革を積極的に推進してきたところであり、この行政改革の一環として、平成十七年十二月に閣議決定された行政改革の重要方針等において、平成十七年度末に中期目標期間が終了した独立行政法人の組織、業務全般の見直しを行うこととしたところであります。 この法律案は、こうした政府の方針を受け、平成十七年度末に中期目標期間が終了した……
○松岡国務大臣 仲野先生にお答えいたします。 先生、御指摘ございましたように、効率的、効果的、まさにそのことを最大のねらいとしてこのような整理統合ということをやったわけでございますが、改革として進めてきたわけでございますが、今回、検査三法人を統合いたしまして発足いたします農林水産消費安全技術センターは、農場から食卓までの一連の過程を対象に検査等業務を一体的に実施する、こういう目的で行うものでございます。 新法人の発足に当たりましては、達成すべき業務の内容や組織のあり方について、国として、これまでの業務の実績等も十分踏まえまして、中期目標を定め、これに基づきより効果的な業務運営に努めるよう指……
○松岡国務大臣 農山漁村の活性化のための定住等及び地域間交流の促進に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 我が国の国土の大部分を占める農山漁村については、人口の減少や高齢化の進展に加え、基幹産業である農林漁業をめぐる厳しい情勢、生活環境の整備のおくれ等により、その活力が低下しております。 このような状況を打開し、今後、農山漁村の活性化を図っていくためには、都市住民の農山漁村への関心の高まりといった社会情勢の変化を踏まえ、農林漁業の振興とあわせ、農山漁村における居住者及び滞在者を増加させるという新たな視点からの対策が必要であります。このため、農山漁村に……
○松岡国務大臣 岡本先生にお答えいたします。 先生御指摘のとおりでございまして、地方の活力なくして国の活力なし、これは安倍総理の基本認識でございますが、私どもも全くそのように思っております。 農山漁村につきましては、過疎化、高齢化の進展等によりまして、今後ともに急激に人口減少が進むと見込まれておるわけでございますが、そういう状況で、非常に厳しい状況に置かれている一方、従来の手法で農山漁村の活性化を図ることについては限界がある、このように認識をいたしております。 そういった中で、農山漁村の活性化を図っていきますためには、都市住民の農山漁村への関心の高まり、こういった社会経済情勢の変化もござ……
○松岡国務大臣 やめないで頑張ってくれ、そういうことではなくて、しっかり職務を果たして、そして負託にこたえていくように、このような御趣旨だと受けとめております。
【次の発言】 漁港漁場整備法及び後進地域の開発に関する公共事業に係る国の負担割合の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。
我が国水産業の基盤である漁場につきましては、これまで地方公共団体及び水産業協同組合により整備が行われてまいりました。これにより、沿岸海域におきましては、漁場整備に一定の進捗が見られるところであります。しかしながら、沖合漁業の漁獲量は減少傾向にあること……
○松岡国務大臣 井上先生の今御指摘の点でございますが、まず、日本経済調査協議会が行った提言をどう評価するかということでございますが、これは、私ども、大変大事な御提言である、このように受けとめたいと思っております。そして、必要なことにつきましては、我々もそういった提言を受けとめながら対処してまいりたい、まずそのように評価いたしております。 それから、水産資源を国民共有の財産としてというこの点についてでございますが、井上先生の御指摘の御趣旨それからまた経済調査会の御趣旨、こういった点につきましては、私ども、政策理念としては我々も全く同様に認識をして対処していかなければならない、このように思ってお……
○松岡国務大臣 それでは、森山先生にお答えいたします。 先生お尋ねの件でございますが、我が国の水産業は、資源状況の悪化や、漁業者の減少、高齢化や漁船の老朽化等の漁業生産構造の脆弱化によりまして厳しい状況にありますとともに、世界的に水産物への需要が高まる等の情勢の変化に直面をいたしております。 このような情勢変化を踏まえまして、本年三月に、水産業の中長期的な戦略として、新たな水産基本計画を策定したところでございます。 この新たな水産基本計画におきましては、藻場、干潟の造成、保全による漁場環境の改善や資源回復計画の着実な推進、漁船漁業構造改革の推進や、積極的に経営改善に取り組む漁業者を対象と……
○松岡国務大臣 その点に関しましては、もう何度も先般来申し上げたことでございますが、既に申し上げたとおりでございます。それ以上のことはございません。
【次の発言】 これは、党でも議論され、また与党でも議論されておることでありますし、そういった議論の推移を見守りたいと思っております。
【次の発言】 もう何度も申し上げておりますが、私は、法律に基づき、必要なことについてすべて尽くしているつもりでございます。このことにつきましては何度も申し上げましたとおりでございまして、それ以上のことはございませんので、以上であります。
【次の発言】 これはもう収支報告書に報告をしているとおりでありまして、今、現時……
○松岡国務大臣 今、菅野先生の御指摘につきましては、私もこれについては真摯に受けとめたいと思っておりますし、また今御指摘の緑資源機構への家宅捜査、そしてそのもとになった官製談合の疑い、極めて遺憾なことである、そのように深く認識をいたしております。 そこで、先生のお尋ねの点でございますが、公正取引委員会から家宅捜査を受けた御指摘の五つの公益法人ということでございますが、今私どもが承知をいたしておるところでは、この五つの公益法人は、林野弘済会、それから林業土木コンサルタンツ、日本森林技術協会、森公弘済会、林業土木施設研究所の五つ、このように受けとめております。 そこで、今先生お尋ねの、この五つ……
○松岡国務大臣 近藤先生にお答えいたします。 まず、近藤先生におかれましては、自民党の農林部会長をお務めでございますし、そのお立場でWTOを初めとする国際的な問題に対しましても中心的に先頭に立って取り組んでいただいておるところでございますし、その御努力と、またいろいろの御指導、お力添えに、心から感謝と敬意を表しているところでございます。 そこで、今お尋ねの件でございますが、私は、グローバル化ということをどうとらえるか、幾つかあると思いますが、まず一つには、これはグローバル化という国際的な、世界的な中で競争を強いられる、こういう一面と、それから、世界的な市場、そういった中で日本の農産物がどの……
○松岡国務大臣 それはそれぞれ与党のお立場また野党のお立場で出されたことでありますし、これから国会でそのことは議論がされるんだと思いますので、今私は、それに対して私の立場でどうこう見解をまだ申し上げるようなことではないと思っておりますし、議論の推移を見守りながら対応してまいりたいと思っています。
【次の発言】 北村先生の御指摘についてお答えしたいと思いますが、まず、事実関係でございますけれども、十八年は、前年に比べまして農林水産物の輸出が一三%という大変大幅な伸びを示したところでございます。
その背景といたしましては、これはもう日本の農林水産物は非常にすぐれた高級品として、そのような意味で海……
○松岡国務大臣 競馬法及び日本中央競馬会法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 日本中央競馬会及び地方競馬全国協会につきましては、平成十七年十二月に閣議決定された行政改革の重要方針の中で改革の方向性が示されたところであります。一方、我が国の競馬は、近年の景気の低迷、趣味や娯楽の多様化等に伴い売り上げの減少が続いており、特に地方競馬におきましては、平成三年以降売り上げが下げどまらず、ピーク時の四割を下回る水準まで減少するなど、大変厳しい状況となっております。 競馬をめぐるこのような状況にかんがみ、行政改革の重要方針を踏まえるとともに、競馬事業……
○松岡国務大臣 今、田端先生から御質問がございました。 まず、何よりも、きょうは傍聴席の方にもお見えでございますけれども、患者の皆様方、本当に今日まで大変なお苦しみであったと思いますし、本当に御苦労も多かったと思います。そのことに対しまして心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 実は、今先生御指摘のように、私も、水俣病問題、これにつきましては自民党の委員長として長い間この解決に向かって携わってまいりましたし、また、与党全体の水俣病のプロジェクトチームの座長としても取り組んでまいったわけでありますし、その取り組んでいる中で、やはり皆様方の大変なお苦しみというのは本当に実感を持って受けと……
○松岡国務大臣 御質問にお答えさせていただきます。 鳥のインフルエンザにつきましては、一月の十一日、疑いの例が発生をいたしまして以来、四件相次いで発生ということになりまして、まことに残念なことでありますが、今は、毎日、とにかく新しい発生がないようにと祈る日々でございます。 この発生しました四カ所につきましては、とにかく関係機関とも連携をしっかりととりながら、農林水産省の総力を挙げまして、一日も早く解決ができますように、そしてまた、処理が進みまして清浄化宣言ができますようにと取り組んでいるところでございます。また、自衛隊の方からも、新田原におきましては、土地もお借りをさせていただきまして、埋……
○松岡国務大臣 お答えいたします。 斉藤先生御指摘のように、通常、牛乳は、搾乳した生乳を殺菌したというのが牛乳でして、これは大体三・五%以上の脂肪を含んでおります。ところが、最近は、低脂肪に対する志向というのも強くなってきておりまして、メーカーによりましては、〇・五%以下を無脂肪牛乳、〇・五から一・五%の間を、言ってみれば低脂肪牛乳、こういう形でいろいろな商品開発も進んできております。 そしてまた、もともとは、低脂肪というのは加工乳で、脱脂粉乳をもとにつくっておったんですが、最近は、生乳の中から脂肪を取り出して二・五%のものもつくる。いろいろな技術も開発されております。 したがいまして、……
○松岡国務大臣 お答えいたしますが、基本的には今伊吹大臣がお答えになったとおりと同じでありますが、私も、私の立場からこれはしっかり答えさせていただきたいと思います。 本会議で申し上げましたのは、私の当該政治団体の事務所費というのは、これは、正直にかかったものをきちんと整理をして計上し報告を申し上げておる、このことを申し上げたわけであります。そして、法律で決められていないから一切公開する必要もないなんという言葉は一つも使っておりません。これは、今お話しございましたように、各政党政派で取り扱いをお決めになれば、それに従って対応いたします、こういうことを申し上げたわけであります。 以上であります……
○松岡国務大臣 お答えいたします。 先生御指摘の点ですが、いろいろ御心配な点につきましては、私どものところにもいろいろ意見が参っておりまして、それを踏まえまして、さらなる対応をしっかりしなきゃならぬと思っていますが、まず端的に申し上げまして、今回の改革といいますのは、歴史的に言うと本当に一度か二度かあるかないかぐらいの改革でございますから、いろいろな戸惑いや混乱もそれなりにあるかと思っております。 しかし、これは切り捨てではなくて、今のままでは三反、四反の方々は認定農家になるとか法人経営に移行するとかいうことは、規模的にもこれはかなり難しゅうございます。したがいまして、そういった方々がまと……
○松岡国務大臣 宮下先生にお答えいたします。 日ごろから先生は、環境問題に非常に熱心でございまして、緑のエネルギー促進議員連盟、さらにはまた違法伐採等々で大変御活躍をいただいておりますが、今、その視点からのバイオマス燃料の利活用ということで、またさらにその中でも木質系、これをしっかり使えという御指摘があったところでございます。 ちょっとだけ申し上げますと、これは温暖化という問題が背景にやはり大きくあると思っております。このことによって、例えば穀物の成長期の適正温度が一度上がれば穀物の生産が一〇%減る、今はそういったようなことが現実に起きておると思っておりますので、そういった面からもバイオ燃……
○松岡国務大臣 松木先生にお答えいたします。 その前に、いろいろ御高配、御配慮賜りましてありがとうございました。 今、先生の御指摘でございますが、これは世界的に見まして、歴史的に見まして、どの国におきましても、経済の発展、特に工業化、都市化の進展という中で、農家人口それからまた農業者数は減ってきておるというのが趨勢でございます。ちなみに、我が国と大体同程度の国の規模というか国力といいますか、そういった面で見て、例えばイギリスを例にとりますと、昭和三十五年と比較いたしまして、これは一九六〇年なんですが、イギリスが大体五割強、約半分農家数も減ってきております。したがって、農業者等もそれに付随し……
○松岡国務大臣 川内先生にお答えいたします。 今、柳澤大臣から御答弁がございましたように、アメリカ政府に詳細な調査を求めておりまして、これにつきまして、今先生が御指摘のございました、その仕組み全体のミスにつながる問題か、それとも、やった人がついついたまたま間違えて積んだのか、単純なミスであったのか、こういったことについては、アメリカ側のやはりその詳細な調査を待たないことにはどちらともこれは判定しようがない、そういう面がございますので、今、詳細な調査を求めている、こういうようなことでございます。 もちろん、その調査に当たりましては、回答につきましては、一日も早く早急に今求めている、こういう段……
○松岡国務大臣 先生の御質問でございますが、実は、これは本来、厚生労働大臣がお答えいただくことが第一義的だろうと思うんですが、屠畜場の方からの食品衛生ということになりますと本来厚生労働省なんですが、アメリカの場合は、農務長官が出てきますのは、農務省の中に実は食品衛生の方も所管をしておるということで向こうは農務長官が出てくるんですが、本当は、屠畜場に行くまでの家畜としての世界が実は私どもの所管であります。そういうことでございまして、本来、厚生労働大臣からお答えいただくのが第一義だと思いますが、御指摘でございますから。 動物衛生研究所というところがございまして、そこに川崎分室というのがございます……
○松岡国務大臣 原口先生にお答えいたしますが、アメリカの所得政策は、今先生がお示しになった八番のナンバーの資料ですか、そのとおりの仕組みで行われております。 そこで、私がここで松木先生のときに申し上げたのは、これは客観的な、今のWTO交渉における農業分野、WTO交渉というのは、まず全体があって、農業分野もその一部分であるのですが、今、独立変数としては、農業分野、全体のyイコール農業のx、xは農業みたいなところが今あるわけですよ。(原口委員「yイコールxとは何ですか」と呼ぶ)だから、方程式に例えれば、全体のWTO交渉がうまくいくかいかぬかということを例えれば、かぎを握っているのは農業分野だ。そ……
○松岡国務大臣 小川先生が御指摘の点でございますが、きのう、そういったような報道がございまして、この点につきましては私ども報道をまことに重く受けとめておりまして、また、この点につきましては今公正取引委員会で調査中でございますから、それをまず見守るというのが基本的な姿勢でございますが、これまでこの公正取引委員会の調査に対しましては、我が省といたしましても全面的に協力を申し上げてきたところでございます。もし、その結果として不正なことがあれば、これは厳正に対処する必要がある、まずこのように思っております。 そこで、今、小川先生御指摘の調査の件でございますが、報道によりますと、九六年までは農水省の職……
○松岡国務大臣 葉梨先生にお答えいたします。 地方の活力なくして国の活力なし、これはもう安倍総理の施政方針演説であります。 私どもといたしましては、当然のことながら、それを受けまして、地方の大部分を占める農山漁村、なかんずく農村ですね、農林水産業、このやはり活性化を図ることが地方全体の活力であり、また国の活力につながる、こういう認識に立っております。 そこで、ちょっと話が外国との比較になりますが、EUは構造改革をやってから価格政策をやった。我が日本は価格政策を先にやった。したがって、価格政策を先にやったものですから構造改革が進まなかった、これが現実であります。 EUの場合、特にフランス……
○松岡国務大臣 随分いろいろ、朝日新聞をベースに、馬淵先生も御一緒に調べられたのか、調査されたのかわかりませんが、そういう御指摘がございましたが、まず端的に申し上げますと、中川委員に先般の臨時国会でお答えいたしましたように、この組織とは面識もなく、一切直接の関係はございませんと。全くそのとおりであります。 それから、今、「私のサイド」というのはどういう意味かということでありますが、それは、私の事務所という意味で「私のサイド」、こういうふうに申したと思いますが、そのような意味でございます。そして、これについて、一切働きかけや、言ってみれば要請をした事実はございませんと。これも全くそのとおりでご……
○松岡国務大臣 お答えいたします。 まず事実関係だけをきちんとさせていただきたいと思うのでありますが、まずその前に、この緑資源機構の談合の問題につきましては、今、談合という形で公正取引委員会の強制調査を受けている、そしてまた、報道によっていろいろと今言われているわけでありますが、このような事態になったことに対しましては、所管の大臣といたしまして、また私自身も、今先生から御指摘あったわけでありますが、ずっと以前に林野庁、農林水産省に身を置いていた立場からいたしましても、まことに遺憾のきわみであり、残念のきわみであり、これはもう申しわけなく、おわびを申し上げたい、そのように思っております。 そ……
○松岡主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました松岡利勝でございます。よろしくお願いいたします。
本分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣及び内閣府並びに他の分科会の所管以外の事項についての審査を行うことになっております。
平成十八年度一般会計予算、平成十八年度特別会計予算及び平成十八年度政府関係機関予算中皇室費について審査を進めます。
政府から説明を聴取いたします。風岡宮内庁次長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
別に質疑の申し出もありませんので、皇室費については終了いたしました。
それでは、どうぞ御退席く……
○松岡主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
平成十八年度一般会計予算、平成十八年度特別会計予算及び平成十八年度政府関係機関予算中内閣府所管について審査を進めます。
防衛庁について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安次富修君。
【次の発言】 これにて安次富修君の質疑は終了いたしました。
次に、福田良彦君。
【次の発言】 これにて照屋寛徳君の質疑は終了いたしました。
次に、谷口和史君。
【次の発言】 これにて谷口和史君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして防衛庁についての質疑は終了いたしました。
午後一時から本分科会を再開することとし、この際、休憩い……
○松岡国務大臣 平成十七年度における農林水産省の決算の概要を御説明申し上げます。 最初に、一般会計について申し上げます。 まず、一般会計の歳入につきましては、歳入予算額は三千五百六十七億三千七百七十九万円余に対しまして、収納済み歳入額は三千六百六十億九千六百六十四万円余であり、差し引きいたしますと、九十三億五千八百八十四万円余の増加となっております。 次に、一般会計の歳出につきましては、歳出予算現額は三兆五千四百六十一億四千七百三十七万円余に対しまして、支出済み歳出額は三兆九百二十一億三千四百七十九万円余、翌年度繰越額は三千七百九十六億二千三十五万円余、不用額は七百四十三億九千二百二十一……
○松岡国務大臣 平成十九年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。 初めに、予算の基礎となっている農林水産施策の基本方針について御説明いたします。 農林水産業と農山漁村は、食料の安定供給はもちろんのこと、国土や自然環境の保全、良好な景観の形成などの多面的機能の発揮を通じ、国民の毎日の生活において重要な役割を担っています。さらに、農林水産業や農山漁村が持つ潜在能力を最大限に引き出すことは、国民生活を一層豊かなものとするとともに、農林水産業を二十一世紀にふさわしい戦略産業とすることにつながるものと確信しています。 私は、昨年九月に農林水産大臣に就任して以来、これまでの施策の効果や、地域に息……
○松岡国務大臣 まず、北村先生に、日ごろから先生は先頭に立ってこの農山漁村の問題、また農林漁業の振興の問題に取り組んでおられますことに、心から敬意を表する次第でございます。そしてまた、党内の議論におきましても、常に発言をされ、いろいろとまた御指導いただいておりますこと、心から敬意を表しているところでございます。 そこで、今先生お尋ねの点でございますが、安倍総理の所信、施政方針演説にもございますように、地方の活力なくして国の活力なし、このようにおっしゃっておられます。全くそのとおりだと思っております。地方が生き生きとして活力が出てくる、そのことによって国全体が大きく発展をしていく、私はまさにそ……
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