このページでは伊藤信太郎衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○伊藤信太郎君 自由民主党の伊藤信太郎です。 党派を超えて、思想の違いを超えて尊敬できる議員はいます。しかし、その気持ちが崩れ去るのは、暴力を目の当たりにしたときであります。 今般、厚生労働委員会において、多数の民主党議員が、委員長を委員長席から引きずりおろし、拉致を試み、手で口をふさいで発言を封じて、まるで集団リンチのように委員長に暴行を加えたことは、まことに悲しむべきことであります。これはまさに暴力による言論封殺であり、決して許されるべきことではありません。私たち議会人は、暴力でなく、言論によって国民に奉仕すべきであります。 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております内……
○伊藤大臣政務官 今般、外務大臣政務官を拝命した伊藤信太郎でございます。 麻生大臣の御指導のもと、外務大臣政務官として、その職責を果たすべく全力を尽くしてまいる所存でございます。平沢委員長初め本委員会の皆様の御指導と御協力、御鞭撻を賜りますようによろしくお願い申し上げて、ごあいさつとさせていただきます。
○伊藤大臣政務官 外務大臣政務官の伊藤信太郎でございます。 浜田委員長を初め委員各位にごあいさつ申し上げます。 国際情勢が依然として不透明な中、我が国の安全と繁栄を確保するため一層の努力が必要であります。私は、外務大臣政務官として、その責任を果たすべく、麻生外務大臣の御指導のもと、外交政策の推進に全力で努力する所存でございます。 委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただきますように、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○伊藤大臣政務官 外務大臣政務官の伊藤信太郎でございます。川内委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げます。 外務大臣政務官としての職責を全うすべく、麻生大臣の御指導のもと、全力を尽くす所存でございます。 川内委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただきますようよろしくお願い申し上げ、私のあいさつとさせていただきます。(拍手)
○伊藤大臣政務官 昨年十一月より外務大臣政務官を務めさせていただいております伊藤信太郎でございます。原田委員長を初め委員の皆様にごあいさつ申し上げます。 我が国及び我が国国民の安全と繁栄を確保することは外交の最優先課題でございます。麻生外務大臣の御指導のもと、北米、中東、アフリカ、また経済協力、軍縮・不拡散等の分野の諸課題に全力で取り組み、外務大臣政務官としての職務を全うする決意でございます。 三人の政務官の中では、私が特に本委員会を担当することになっております。委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただきますように、よろしくお願い申し上げます。
○伊藤大臣政務官 多少、質問通告の内容と違いますので……(水野委員「いや、しているんですよね、ちゃんと。冒頭にしていますよ」と呼ぶ)新提案の内容の特に核心の部分でございますけれども、日本側からは常に、中国側から開発の中止、データの提供について強く求めていたわけでございますけれども、中国側が従来からの立場といいますか、中国側としては係争のない水域で行われているという従来の立場を繰り返しまして、情報の提供、一方的な作業の中止について前向きな回答は得られなかったということでございます。 この情報提供については、前回の第三回協議、昨年九月に行われたものでございますが、中国側は、情報提供については共同……
○伊藤大臣政務官 谷口議員の御疑問、もっともだと思いますけれども、この問題、いろいろただいま協議中でもございますし、要は、やはり沖縄の負担というものを一日も早く減らしたい、そういう観点から今回進めているわけでございまして、今回の兵力態勢の再編に関する日米の外務、防衛当局間の協議の真っただ中でございますので、在沖の海兵隊のグアム移転に関して必要となる経費の詳細について今詰めている最中ということもありまして、この詳細について今つまびらかにすることはなかなか困難であると思います。 いずれにしても、我が国としていかなる措置をとるべきかについて、今真剣に検討しているということでありまして、協議の進展そ……
○伊藤大臣政務官 松原議員の熱情にはいつも敬服しているところでございますけれども、これは大変難しい、またセンシティブなイシューでございます。先生御存じのように、ODAというのは単なる施しでもありませんし、日本の国益を戦略的に、究極的に実現するための最も有効な外交手段だというふうに認識しております。 そういった観点から、今回そのODAの供与国でG4提案はどうかという御質問でございますけれども、そもそもODAというのは、そういう短期的な外交課題の実現のみならず、良好な二国間の関係の形成や国際社会における我が国の信頼の評価という中長期的な観点ということもあわせて行っております。 今回のことに関し……
○伊藤大臣政務官 お答え申し上げます。 政務官会議、開かれているわけですけれども、この政務官会議というのは、もともと各府省庁のおのおのの政務官が本来の所掌を離れて自由に意見を非公式な形でするという場であるというふうに私は認識しております。 これが実際に行われたのは二十三日でございますけれども、今御指摘の二十三日の政務官会議の場でも、この竹島問題について幾人かの政務官から意見の表明等がございました。ただ、前段に申し上げましたように、政務官会議の性格、趣旨にかんがみ、やりとりの詳細というものをここでつまびらかにすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○伊藤大臣政務官 お答え申し上げます。 今議員御指摘のとおり、今回閣議決定を行うに当たって、先般の2プラス2で承認された在日米軍の兵力態勢の見直しに関する具体的な計画につき、着実かつ早期に実施するとの観点から、関係省庁との間でいろいろな検討を行ったわけでございますけれども、その検討の過程の詳細については、お答えすることを差し控えさせていただきたいと思います。 いずれにしても、外務省としては、今回の閣議決定を受けて、先般の2プラス2で承認された案を着実に行うため、引き続き、沖縄県また関係地方公共団体の理解を得つつ、着実に実施されるように努力を続けていくという所存でございます。
○伊藤大臣政務官 さきの大戦で硫黄島の司令官をなさった栗林大将を祖父に持たれる新藤議員の日本に対する大変な愛情、そしてまた島国、海洋国である日本の権益を守ることに対する熱情には大変敬服するところでございますし、先ほど名前が出ましたクリント・イーストウッド監督でありますけれども、今度は、栗林大将が新藤さんのお母様に書かれた手紙を一つのベースに、日本語による硫黄島の映画を撮られて、全世界で公開されるということでございます。 これからの広報というもの、おっしゃられたようなホームページまたパンフレット、また今はビジュアルといいますか映像の衝撃もありますので、ぜひ政治主導で、日本国民に対する御理解を深……
○伊藤大臣政務官 篠原議員の御高説は四半世紀前からいつも傾聴しているところでございますけれども、この地球温暖化問題の実効性を確保するには、篠原議員御指摘のとおり、すべての国がその能力に応じて排出削減に取り組むことが可能として、主要排出国に最大限の削減努力を促すという枠組みの構築が必要で、アメリカは一九九〇年において二二・八%排出しているわけですから、当然我が国は、このアメリカに対して、これまでも京都議定書への参加、地球温暖化対策のさらなる取り組みを強く促してきているところでございます。 残念ながらまだ締結に至っていないわけでございますけれども、昨年十一月から十二月にかけてカナダのモントリオー……
○伊藤大臣政務官 松島委員にお答えいたします。 今回の短期滞在査証の免除については、いろいろ慎重に検討したことでございますけれども、まず、一般にこの査免ということを考えた場合に、もちろん今日本はビジット・ジャパン・キャンペーンをやっているわけですけれども、そういう観光を含む二国間の人的交流の促進の観点に加え、今松島委員御指摘の犯罪対策、出入国管理等の観点を総合的に踏まえて判断を行っているというところでございます。 そして、韓国人については、昨年三月以降の期間限定の短期滞在査証免除措置の結果につき、一昨年のデータと比較したところ、我が国における韓国人による犯罪等の悪化というものは特に認められ……
○伊藤大臣政務官 松島議員にお答えいたします。 このICチップには、現物をお見せした方がいいと思いますが、サイズは同じなんで、これは五年と十年ですけれども、こちらに今までのような通常のものがございます。この真ん中ぐらいのページを見ますと、ちょっと折れないプラスチックが入っていますね。このプラスチックの、余り言うとあれですけれども、この辺にICチップが入っていまして、この辺にアンテナがあります。 こちらの顔写真情報、あと、氏名、生年月日等の情報がコード化されてここに入っております。通常こちらを偽造するんですけれども、このコードは秘密になっておりますので、なかなかこれは偽造できません。ですから……
○伊藤大臣政務官 お答え申し上げます。 結論から申し上げると不可能でございますが、御説明申し上げます。 本条約で言うこの重大な犯罪を長期五年以上または五年超の自由刑を定めた犯罪に限定して、長期四年以上五年未満または五年以下の自由刑を定めた犯罪を排除するとの趣旨の留保を付すことは、法定刑に基づく一律の基準により定められた重大な犯罪を対象として共謀罪等を設けることをすべての締約国に義務づけることにより組織的な犯罪を実効的に防止しようとする本条約の趣旨、目的に反するものでございます。そしてまた、ウィーン条約法条約第十九条に規定しているとおり、本条約上、そのような留保を付すことは許されないものと考……
○伊藤大臣政務官 お答え申し上げます。
この条約の第五条1の(a)の(i)をベースに置いて法律化したものでございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。
今回対象になっている国際組織犯罪防止条約でございますけれども、この条約の第三十四条2においては、「第五条」「に従って定められる犯罪については、各締約国の国内法において、第三条1に定める国際的な性質又は組織的な犯罪集団の関与とは関係なく定める。」と規定しておりまして、このことがベースになっているということです。
特に、この条約は、法の抜け穴というものを巧みに利用して行われる国際的な組織犯罪の実態に適切に対応するために、国際的な組織犯罪の……
○伊藤大臣政務官 お答え申し上げます。 ヘーグ国際私法会議によって作成された条約のうち、現在までに我が国が締結した条約は、御指摘のとおり六件でございます。 委員御指摘のように、三十六あるうち、なぜ六つしか締結していないのかという話でございますけれども、その三十の内訳を見てみますと、それぞれの理由があるということでございまして、我が国が締結していない条約の多くは、条約自体が未発効であるか、締約国数がまだ多くない、あるいはヘーグ国際私法会議等において対象分野の重複する新たな条約の作成が現在検討されている等の事情により、締結に向けてさらに慎重な検討を行い、また各国の動向に合わせて見守るという必要……
○伊藤(信)委員長代理 藤崎食品安全部長、質問に御的確にお答えをお願いします。
【次の発言】 次に、末松義規君。
○伊藤(信)委員長代理 次に、田名部匡代君。
【次の発言】 次に、高橋千鶴子君。
○伊藤(信)委員長代理 次に、高橋千鶴子君。
○伊藤(信)委員長代理 次に、福島豊君。
【次の発言】 次に、園田康博君。
○伊藤(信)委員長代理 次に、内山晃君。
○伊藤(信)委員長代理 次に、阿部知子君。
【次の発言】 次に、糸川正晃君。
○伊藤(信)委員長代理 古屋範子さん。
【次の発言】 これにて午前の質疑は終了しました。
午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時三分休憩
【次の発言】 次に、山井和則君。
【次の発言】 次に、内山晃君。
【次の発言】 次に、郡和子さん。
○伊藤(信)委員長代理 次に、郡和子君。
○伊藤(信)委員長代理 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
水野法務副大臣。
【次の発言】 次に、大島敦君。
○伊藤(信)委員長代理 次に、糸川正晃君。
【次の発言】 次に、山井和則君。
○伊藤(信)委員長代理 次に、松本洋平君。
○伊藤(信)委員 自由民主党の伊藤信太郎です。 私は、自由民主党及び公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました厚生労働委員長櫻田義孝君不信任に関する動議に対し、反対の討論を行うものであります。 櫻田委員長は、委員長就任以来、国民の負託にこたえるため、決して一党派に偏することなく、常に公正中立の立場から円滑かつ円満な委員会運営を図り、その職責を全うしてこられました。このことは野党の諸君も十分御存じであると思います。 にもかかわらず、今回の厚生労働委員長櫻田義孝君不信任に関する動議の提出は、いたずらに国会を混乱に陥れ、国民の信頼を失わせるものにほかなりません。 また、委員会審議にお……
○伊藤(信)委員長代理 次に、阿部知子さん。
【次の発言】 後刻理事会で協議します。
○伊藤(信)委員長代理 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 次に、阿部知子さん。
○伊藤(信)委員長代理 次に、古屋範子さん。
○伊藤(信)委員 自由民主党の伊藤信太郎でございます。
高村外務大臣にお伺いしたいと思います。
つい先ほどまで中国の国家主席であられる胡錦濤さんと会談をなさっていたと思いますけれども、ここにおいて、今、日中が目指しております戦略的互恵関係、そしてまた、ことしを日中関係の飛躍の年にしよう、そういう大きなもくろみがあるわけですけれども、政治の面あるいは経済の面、文化交流の面、また地球的課題についての協力面、そういう会談の中での具体的な進展があったかどうか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 きょうという日を数えてみますと、田中内閣のときに大平外務大臣とともに北京に行き、日中国交正常化が……
○伊藤(信)委員 自由民主党の伊藤信太郎でございます。 質問に先立ち、今回の岩手・宮城内陸地震で亡くなられた皆様方に心の底からお悔やみを申し上げます。また、今回被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。 私は、地震の翌日六月十五日、自民党宮城県連の調査団として、また六月二十一日には、今お話がありましたこの衆議院災害対策特別委員会の調査団として被災地に入りました。宮城県栗原市坂下、浅布、小川原等の崩落、河道閉塞の現場、また、石楠花コミュニティセンター、みちのく伝創館等の避難所、また、大崎市上野目小学校等の十カ所以上を視察、調査するとともに、被災者の皆様にお見舞いを申し上げてまいりました。……
○伊藤副大臣 外務副大臣の伊藤信太郎でございます。 今津委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 我が国が平和のうちに繁栄するためには、日々積極的な外交努力を重ねていくことが一層重要となっております。我が国の安全と繁栄を確保するため、外交、安全保障上の諸課題に取り組むに当たり、中曽根外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職務を全うするために全力を尽くす所存でございます。 委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただきますように、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 委員御指摘のとおり、本年七月二十二日に、韓国与野党国会議員五十人の発議により、対馬の大韓民国領土確認及び返還要求決議案というものが提出されました。これは、八月二十九日に外交通商統一委員会及び行政安全委員会に付託されましたけれども、これまで審議はなされていないということを承知しております。 その上で、日本政府といたしましては、対馬が我が国固有の領土であり、また、韓国政府も対馬を韓国の領土であるとは考えていないことは明らかであるという認識に基づき、引き続き、対馬をめぐる状況をよく注視して、必要に応じて韓国政府の注意喚起をする等、適切に対処していくという考えで……
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 尖閣諸島が我が国固有の領土であることは、歴史的にも国際法上も疑いのないところでございまして、外務省といたしましては、直ちに外交ルートを通じ、複数のレベルから、実際には七つのレベルですけれども、中国に対して抗議の申し入れを行うとともに、我が国領海から即時退去するように繰り返し強く要求したところでございます。 具体的に申し上げますと、同日十一時の段階で、在中国大使の一等書記官から中国外交部アジア司日本処副処長に、そしてまた十二時には、当時ちょうど訪中しておりました齋木アジア大洋州局長から武大偉外交部副部長に対して、そしてまた同時間に鯰中国大使館の参事官から熊……
○伊藤副大臣 外務副大臣の伊藤信太郎でございます。 本委員会において扱われる沖縄及び北方四島に関連する問題は、我が国の外交にとって極めて重要な問題でございます。 外務副大臣として、中曽根外務大臣を補佐し、沖縄及び北方問題に全力で取り組んでいく覚悟でございます。 藤村委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただきますように、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 御指摘の点を含め、ロシアにおける貿易・投資環境の改善については、経済界からのいろいろな御要望を踏まえた上で、累次の機会にロシア側に申し入れを行っているところでございます。 本年十月、貿易経済に関する日ロ政府間委員会の場で、中曽根大臣の方からフリステンコ産業貿易大臣に対して貿易・投資環境の改善に向けた申し入れを行ったところでございますし、それに先立つ九月にも、同委員会の分科会である貿易投資分科会において、日本側より同様の申し入れを行いました。私自身も、十二月八日にクレパッチ経済発展次官にそのような申し入れを行ったところでございます。 政府といたしましても……
○伊藤副大臣 外務副大臣の伊藤信太郎でございます。 河野太郎委員長初め委員各位にごあいさつ申し上げます。 我が国の安全と繁栄を確保することは、外交に課せられた最も重要な使命でございます。 中曽根大臣を補佐し、直面する外交課題に全力で取り組み、我が国が国際社会においてリーダーシップを発揮するように努めてまいります。 また、国際社会の責任ある一員として、テロとの闘いの一翼を引き続き担うべく、インド洋における海上自衛隊の補給活動の継続を含め、全力で取り組んでまいります。 河野委員長初め委員の先生方の御指導と御協力をいただきますように、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○伊藤副大臣 人の命が奪われるというのは大変悲しいことだと思いますし、ましてやそれが誤爆によるものである、その悲しみも本当に筆舌に尽くしがたいと思います。 アフガニスタンにおいては、反政府勢力が意図的に民間人を巻き込む戦術をとる、そういうこともあって、民間人に大変な犠牲が出ているわけです。一方、テロとの闘いを続けるアフガニスタン政府及び国際部隊の活動によっても市民に犠牲が出ているということは、議員御指摘のとおりでございます。 アフガニスタンの国民、政府及び国際社会の双方が一日も早いアフガニスタンの安定と復興を望み、懸命な努力を続ける中、こういう無辜の市民、無辜の民間人に犠牲が出てしまうこと……
○伊藤副大臣 野田委員にお答え申し上げます。 委員御指摘のとおり、今回の金融危機への対応については、ワシントンにおける金融・世界経済に関する首脳会合の結果をアジア太平洋諸国等をメンバーとするいわゆるAPECの間で共有したところでございます。 その中で、世界経済に関するAPEC首脳リマ声明の内容については、二十二日に行われました首脳のリトリート1における議論の内容も踏まえ作成されたものであり、具体的な日時も含めた目標を持って首脳としての政治的決意をあらわすことが重要であるという判断から盛り込まれたものでございます。 そして、その十八カ月間ということの根拠という御質問でございますけれども、O……
○伊藤副大臣 委員がおっしゃられるとおりで、まさにこの経済協力が日本の国益のために大変役に立っているというふうに認識しているわけでございますけれども、今般行われた内閣府の政府広報室による外交に関する世論調査において、御指摘のとおり、経済協力について、積極的に進めるべきだとの回答が前年の二四・八%から三〇・四%というふうに大幅に増加しているわけでございまして、我が国の経済協力の推進に肯定的な意見というものが国民の中で非常に高まっているということだろうと思います。 これはいろいろな理由があると思いますけれども、一つには、本年、第四回アフリカ開発会議、いわゆるTICAD4が行われたこと、また、北海……
○伊藤副大臣 山口議員にお答えします。 一般的に申し上げて、各国軍隊は、おのおのの作戦の円滑な遂行とか、また作戦参加者の安全確保という観点から、作戦にかかわる事実関係の詳細については公表していないということを承知しているわけでございます。 その上で御質問にお答えして申し上げれば、アフガニスタンにおいては、アフガニスタン政府及び国際部隊の活動によって市民の犠牲が出ているということは承知しております。 アフガニスタン政府の公式な統計というものがあるのかないのか、これについてはまだ承知しておりませんけれども、国連資料によれば、本年一月から八月にかけて、アフガニスタン政府及び国際部隊の活動に伴い……
○伊藤副大臣 委員にお答え申し上げます。 どちらがよりとりやすいかはちょっと一概にお答えできないんですけれども、興行査証、興行ビザの申請に当たっては、通常、法務省の入国管理局が発行する在留資格認定証明書をあらかじめ取得した上で、同証明書とその他の必要書類を在外公館に提出し、査証申請することになります。また、短期滞在査証については、在留資格認定証明書の手続分が省略されるということであります。 なお、在留資格認定証明書を取得しないで直接大使館に興行査証を申請する場合には、在留資格認定証明書を交付申請の際に必要な書類を査証申請時に提出するということになるわけであります。 そして、もう一つの御質……
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 今般の六者会合の首席代表者会合に際し、ロシアも、我が国同様、しっかりとした検証の具体的枠組みが重要との立場から会合に臨んでいたと承知しております。また、同会合の際行われた日ロのバイ協議の場においても、ロシアからは、拉致問題に同情しており、拉致問題の解決に向けた日朝間の対話を促進したいとの立場が表明されました。 今委員御指摘のとおり、本年十一月の日ロ外相会談においても、中曽根外務大臣とラブロフ外相との間で、拉致問題に関する協力というものを確認しているところでございます。 私自身も、十二月八日、モスクワにおいてデニソフ第一外務次官と会談いたしまして、その際……
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 委員御指摘のとおり、マラッカ海峡の海賊問題は非常に大きな問題であったわけでございますけれども、このマラッカ海峡を中心とした東南アジアにおける海賊事案は、最近大幅に減少いたしました。二〇〇〇年がピークで、このときは二百四十二件、世界全体の約半分がこの地域ということであったわけですが、直近の数字で、二〇〇八年には五十四件ということで、世界全体の二割に減少したというわけでございます。 この東南アジアの海賊の減少は歓迎すべきことでありまして、これは沿岸各国の能力の向上と関係国間の情報共有を通じた協力の成果と言えるのではないかなと思います。 具体的には、マラッカ……
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 一般国際法の解釈として、執行管轄権は基本的には自国の領海内に限り認められるということでありますけれども、公海においても、安保理決議に基づき要請がなされている場合や旗国の同意がある場合には、例外的に、その範囲内において他国船舶に対して執行管轄権を行使することは可能であります。 安保理決議一八七四号においては、公海上での貨物検査は、その対象となる船舶の旗国の同意を得て行うこととされているということでございます。
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 国連決議第一七一八に基づき設置された制裁委員会でございますけれども、この一七一八号の主文八の規定及び安全保障決議の一八七四に課された措置を調整することとされておるわけであります。このような措置の調整には、団体、そして今御指摘の物品及び個人の指定を行うことが含まれております。 日本はこの制裁委員会のメンバーであります。この制裁委員会における議論の詳細については、ほかの国との関係もあり、明らかにすることができないことは御理解いただきたいと思いますけれども、我が国としても、この制裁委員会の一員として、先生御指摘のように、安保理の決議に基づく措置が実効あるものに……
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 政府としては、北朝鮮のさまざまな情報について、我が国の持つ情報収集、そしてまた各国との情報交換、あるいは脱北者を含む関係者から、いろいろな方法で聴取して、また全力で分析し、取り組んできているところでございます。 委員御指摘のように、北朝鮮情勢については、さまざまな情報に接しておりますけれども、後継問題、あるいはその金正日国防委員長の健康問題といろいろあります。ただ、確定的に申し上げることは、この委員会の状況もかんがみ、なかなか困難でございますが、また、北朝鮮は極めて閉鎖的な体制をしいており、政府として確定的には申し上げられませんが、いかなる行動であっても……
○伊藤副大臣 平成二十一年度外務省所管予算案について概要を説明いたします。 平成二十一年度一般会計予算において、外務省は六千六百九十九億六千六百五十万円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、一・四%の減額となっております。また、ODA予算は、外務省所管分として、対前年度比一・〇%の減額の四千三百六十三億二千百二十五万円となっております。 外交は、中長期の観点を踏まえ、国益を確保することを目的とするものです。我が国の国益、すなわち我が国の安全と繁栄及び我が国国民の生命財産の確保は、世界の平和と繁栄の実現なくしてはあり得ません。このような考え方に基づき、平成二十一年度については、以……
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 議員が御指摘になったアフガニスタン警察官の給与への日本政府の取り組み、また、その進捗状況でございましたけれども、先般御承認いただきました平成二十年度の第二次補正予算における対アフガニスタン支援には、このアフガニスタン警察への支援を計上しております。 具体的には、国連開発計画、UNDPに設置されておりますアフガニスタン法秩序信託基金、LOTFA、これに対する約百四十一億円の拠出というものが含まれており、今般、送金手続を終了したところでございます。 なお、この拠出金は、今後、このLOTFAの口座に移換された後、アフガニスタン内務省が実施する警察官の給与支払……
○伊藤副大臣 いつもながら、篠原議員の複眼的な思考、深い思慮には敬意を表するところでございます。 他方、日本とキルギスでは、米国との関係においても、また諸般の状況においても、歴史的な経緯、地政学上、また他の面についても非常に異なる部分があると思います。そういうことを総合して考えますと、まず、日米同盟というものが我が国の外交の基軸でありますので、したがって、我が国の平和と安全を確保する上で、御指摘のように、キルギスのようにといいますか、米国とロシアをてんびんにかけるといいますか、このような動きをするということは、我が国の外交政策として適当であるというふうには考えていないわけでございます。 そ……
○伊藤副大臣 お答えを申し上げます。 外交体制の強化の中でも、議員御指摘の部分というのは非常に重要だというふうに外務省としても考えております。 現在、外務省としては、沖縄には沖縄担当大使以下の職員による沖縄事務所がございますが、それ以外の地方についても、関係都道府県及び市町村に外務省職員を派遣して地元の声を伺ったり、また、関係自治体の方々が上京される際に意見交換を行うなどして、限られた人数のもとでありますが、関係自治体との緊密な連携をとっているところでございます。 また、昨年十二月三日には、米軍基地の所在する十四都道府県で構成されている渉外知事会からの御要望を踏まえ、在日米軍施設・区域に……
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 このたび、大変な問題になりましたいわゆる出入国カードの問題については、二月にサハリンで行われた日ロ首脳会談において、両首脳は、四島交流等は信頼醸成の観点から重要であり、お互いにこれを継続していく意向であることを確認いたしまして、その上で、友好的かつ建設的にこの問題を解決させるべく事務方に至急作業させることで一致したところでございます。 このような首脳間の合意も踏まえ、本年五月から四島交流等を予定どおり行うことができるよう、早期に調整を完了すべく、現在、ロシア側との間でモスクワあるいは東京においてさまざまなレベルでこの問題の解決に向け、協議をしているところ……
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 本条約においては、クラスター弾の禁止という法規範を国際社会の中において進展させて、また、議員御指摘のように、クラスター弾がもたらす人道上の懸念への対応に向けた国際的な協力、これを促進するものであります。 日本政府としては、できる限り多くの国がこの条約を締結することが重要というふうに考えております。政府としては、非締約国に対して、この条約の批准等を奨励するとの第二十一条1の規定に従いまして、非締約国に対しこの条約の締結を働きかけていく考えであり、これまでも実際にこういう働きかけを行ってきているところでございます。 また、CCWとの関連もありますけれども、……
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 委員御指摘のように、対中国ODA、これまで大部分を占めていた円借款については、二〇〇八年の北京オリンピックの前までにその新規供与を円満終了する、こういうことで日中間の合意がありまして、その合意に基づいて、二〇〇七年十二月一日の交換公文書の署名分を最後としているわけでございます。これは、御案内のように、近年の中国の著しい経済発展に伴って、円借款の必要性というものが低下してきている、そういうことを踏まえて判断したわけでございます。 今後の対中国ODAについては、無償資金協力や技術協力を活用していくということになりますけれども、今後の協力のあり方については、日……
○伊藤副大臣 お答えさせていただきたいと思います。 委員御指摘のように、日本・ASEAN包括的経済連携協定というのがございまして、この主な意義というのは、我が国とASEANとの戦略的な関係の強化に加え、日・ASEAN域内全体の生産ネットワークの強化にも資するという点が挙げられるのではないかなと思います。 これに対して、今回のこの日本・ベトナムのEPA、これは、二国間の経済関係にかんがみ、双方の個別の関心を踏まえた交渉を行った結果、我が国が高い関心を有する多くの品目についてベトナム側の関税というものが撤廃され、より高いレベルの自由化を実現することになったという面で意義があると考えております。……
○伊藤副大臣 猪口委員にお答え申し上げます。 御指摘のように、本年二月にサハリンで行われた日ロ首脳会談において、麻生総理とメドベージェフ大統領は、この問題を我々の世代で解決すること、これまで達成された諸合意及び諸文書に基づいて作業を行うこと、メドベージェフ大統領が指示を出した、新たな独創的で型にはまらないアプローチのもとで作業を行うこと、そして、北方四島の帰属の問題、すなわち国境の画定の最終的な解決につながる作業を加速するべく追加的な指示を出すことで一致したわけでございます。 このうち、今委員から御指摘があった、我々の世代でという意味でございますけれども、昨年十一月のリマにおける日ロ首脳会……
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 米国政府は二〇〇七年二月以降、北朝鮮のテロ支援国家指定解除の可能性を示しつつ、北朝鮮との交渉を進めてまいりました。我が国としては、この指定解除を効果的に利用することが肝要と考えて、米国との間で相当緊密にこの点について協議をしてきたわけでございます。米国が、そのような日米間の協議も踏まえながら、昨年十月十一日に、停滞していた六者会合プロセス、これを再度動かすことが重要であるとの判断から指定解除を行ったものと理解しております。 そもそも、米国によるテロ支援国家の指定及び解除については米国内の法令の解釈適用の面がありまして、最終的には米国政府が判断する事項でご……
○伊藤副大臣 委員御指摘のとおり、ブラジル、ハンガリー、スウェーデンとの間では、今、社会保障協定締結の可能性を検討する協議というのが進められております。
御指摘のオーストリア、これは本年下半期に当局間で意見交換を行う予定になっております。そして、フィリピンとの関係ですが、政府としても、委員御指摘のように問題意識を大変有しておりまして、実は、あすの日比首脳会談の機会もとらえて、今後の取り進めぶりについて両国間で鋭意調整しているところでございます。
【次の発言】 社会保障協定の優先順位については委員がお述べになったとおりで、重複は避けます。
他方、御指摘があったように、相手国の社会保障制度とい……
○伊藤副大臣 お答えを申し上げます。 北朝鮮は、四月二十九日の外務省スポークスマン声明において核実験及び大陸間弾道ミサイル発射を行う旨立場を表明した後、五月二十五日に実際に核実験を実施、また六月十三日の外務省声明において、米国とその追従勢力が封鎖を試みた場合、戦争行為とみなし、断固軍事的に対応するなどとしており、こうした動きを踏まえれば、弾道ミサイル発射実験を行う可能性は否定できないものと考えております。 政府といたしましては、平素より、国民の安全、安心を確保する観点から、万全の体制をとるよう全力を尽くしているところでありまして、その一環として、まさにさまざまな情報収集を行っております。我……
○伊藤副大臣 お答え申し上げます。 スリランカの内戦終盤において、政府軍によって追い詰められたタミール・イーラム解放のトラ、LTTEは、一般市民を人間の盾としてその移動を禁じ、政府軍に抵抗を続けるという、まさに人道上看過できない状況というものが続いたわけでございます。 我が国といたしましては、この一般市民の安全を確保するために、スリランカ政府による一時的な戦闘停止とLTTEによる一般市民の解放が不可欠というふうに考えまして、四共同議長国との間で繰り返し協議を重ねるとともに、四月に外務報道官談話やG8外相声明を発出しまして、スリランカ政府とLTTEの双方に対して働きかけを行ってきたところでご……
○伊藤副大臣 委員御指摘のとおり、今回の北朝鮮ミサイル発射に対して、まさに日本政府一丸となって適切な、また敏速な対応をすべく日夜努力をしてきたわけでございます。 その中におきましても、特に今御指摘があったように、中曽根外務大臣が累次にわたり、米国、韓国、中国、ロシア等の外相等と何度も電話会談を通じて協議を行っておりましたし、私も、九日からニューヨークに赴きまして、米中ロはもとより、議長国メキシコを初めとする安保理非常任理事国のすべての常駐代表等に対して直接働きかけを行いました。 どういう働きかけを行ったかということでございますけれども、まず第一に、今回の発射は、北朝鮮が先に人工衛星があると……
○伊藤副大臣 原子力発電を導入するにはいろいろな要件が必要なんですけれども、導入を企画する国にとっては、原子力エネルギーの特性というものがありますので、核不拡散、また原子力安全及び核セキュリティーを確保するための基盤というものを整備するということが必要となってくるわけであります。
外務省としては、原子力発電の導入に関心を持っているアジアの諸国の基盤整備を促進するために、国際原子力機関、IAEAとともにセミナーを開催するなどの支援を行っております。
今後とも、このような支援を継続して行っていくという考えでございます。
【次の発言】 現時点においては、インドとの間で原子力協定の締結交渉を行う具……
○伊藤副大臣 外務省としては、厳しい財政状況を踏まえて、今大臣及び審議官から御答弁あったとおり、UNIC東京に二〇〇七年十二月末の時点で約一千万円の残高が存在していたことも踏まえて、限られた財源の中で予算配分について総合的に検討した結果、UNIC東京の活動経費に係る予算要求の配分については、八月末の平成二十一年度の概算要求において、前年度比で約一千万減額して要求したということだと承知しております。
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