このページでは村井宗明衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○村井宗明君 民主党の村井宗明です。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました障害者の自立の支援及び社会参加の促進に関する法律案の提案理由及び概要の説明を申し上げます。(拍手) そして、ここにお集まりの、志と良心を持つ国会議員の皆さんに心の底からのお願いを申し上げます。ぜひ、全国の障害者の方々の悲痛な叫びに耳を傾けてください。 この法案は、民主党にとって前原新代表となってからの対案、第二弾となります。 私たち民主党は、決して自民党と一緒になって小さな政府競争をしようとしているわけではありません。税金のむだ遣いを徹底的になくすとともに、このような必要な福祉などへの財……
○村井宗明君 民主党の村井宗明です。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。(拍手) 五年間の小泉改革は、競争を進め、格差社会を生み出しました。今こそ競争の対立軸となる新たな理念が求められています。その対立軸こそが、民主党の小沢一郎代表が唱える共生の理念です。ともに生きる共生です。冷たい競争社会か温かい共生社会か、これが日本の新しい対立軸となったのです。 この共生の理念、これは福祉や雇用だけではありません。人と自然との共生、それが環境問題です。人間が自然と……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょうはアスベスト問題を中心に大臣に御質問をしたいと思っております。 今、国民全体にアスベストの不安が広がり続けています。連日、どのテレビを見てもアスベストに対しての不安の声、ニュースなどが次々と起こっています。そんな中で、私たち民主党は対案を提出する新しい執行部をつくりました。このアスベスト問題についても、自民党、そして与党の法案に対してのしっかりとした対案をまとめていきたい、そして、その骨子として、まず二つお話ししたいと思います。 政府・与党は救済という言葉を使っています。私たちは救済ではなく補償だと訴えていきたいと思っています。まず、救済と補償の……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 さて、本日のアスベストの審議でございますが、先ほど五島議員からもありました、私たちはアスベストに対する民主党の法案を提出することにしています。やはり国民の皆さんは今アスベストに関心が非常にあります。当然、国会でも我々が出した法案について議論をすべきだと思います。かつて野党でいろいろな法案を出したときに、この委員会で議論すらしなかったということがあったんですが、当然議論していくべきだ、民主党の法案について、国民の関心の高いアスベストの民主党の法案について議論すべきだと、大臣、思いますよね。どうでしょうか。
○村井委員 民主党の村井宗明です。 今回の障害者自立支援法についての質問をしたいと思うんです。 先週水曜日、私もここで同じく障害者自立支援法についての質問を大臣に行わせていただきました。そのときに言うておったがです、結局利用者負担が皆さんは不安なんです。ここにお集まりの障害者の関係の皆さんも利用者負担がわからぬから不安なんです。だから、実際利用者負担のお金はどのぐらいになるがんか。特に、軽減措置を言っているわけですから、軽減措置を見て、どのぐらいのお金になっていって、どういうベースで厚生労働省は計算しているか出してくれ、そういう話をさせてもらいました。 何回質問しても答えてもらえない。結……
○村井委員 民主党の村井宗明です。このイラク特別委員会では初めての質問になります。よろしくお願いします。 さて、私は、日本のとるべき非軍事的国際貢献についての質問に三十分間を充てたいと思っています。 私たち民主党も、国際社会の一員として十分な責任を担わなければならない、そのように考えています。また、アメリカが日米同盟の重要なパートナーである、そして、十分アメリカとも連携しながら国際社会に貢献をしていかなければならない、その思いは皆さん方と同じ思いです。ただ一つ、自衛隊だけではない、非軍事的な国際貢献によってしっかりと世界の責任を担っていかなければならない、私たち民主党はそう考えています。 ……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 私たち民主党は、アスベスト総合対策推進法をしっかりと国会に提出して、そして総合的に漏れのない一括の法律としてやっていきたいと訴えています。ところが、自民党さんが出された、もしくは政府が出された、この四つの法律を変えるというのは、すき間のないようにすると言いながらも、どうしても四つばらばらにやったままだといろいろなすき間が出てしまっている、私はそのように思っています。 その上で、そのことをまず裏づけるために、アスベストの含有率の規制値について、まず一個一個お伺いしたいと思います。まず、労働安全衛生法、衛生法自身には数値は書いていないんですが、その施行令で定……
○村井委員 私は、大気汚染防止法等の一部を改正する法律案については賛成します。しかし、政府が出した原案に反対し、本当に多くのアスベスト被害者が望んでいる修正案に賛成の方向で討論を行います。 今、マスコミの方々がたくさん来られています。そして、アスベストの被害者の方々もたくさん来られています。大臣は今、目を見て答えられませんでした。明らかにこの原案は、アスベスト被害者ですら納得していない。だれもが反対しているすき間だらけのこういった救済法案で、だれが救われるんでしょうか。 私たち政治家の使命は、国民の安全と安心をしっかり守ることなんです。今多くの国民が注目して見ているのは、この政府に責任があ……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょうは、この問題についてお話ししたいと思います。容器包装リサイクル法の改正です。ことしの環境委員会の中心テーマになると思うんですが、きょうはまだ法案が出ていない段階で、野球でいえばいわばオープン戦のような形で大まかなことをまず話をする、そして、本番は、環境省そして大臣の方から本格的な法案が出てからしっかりと詰めていきたいと思います。 まず最初に、理念の方からちょっとお話ししたいと思うんです。 我々が目指す目的は何なのか。リサイクルをふやすことなのか、それとも環境負荷を減らすことなのか。そうですよね。環境負荷を減らすということがこの法案の目的のはずなん……
○村井委員 衆議院議員の民主党の村井宗明です。 きょうは地球温暖化についての御質問をさせていただきたいと思うんですが、まずもって私の考え方を言いたいと思うんです。いろいろな考えはありますけれども、日本が排出している温室効果ガスをいかに減らすのか、それが最優先で、それができない分の補完的な措置として京都メカニズムがある、そういうふうに思うんです。 では、どれだけ京都メカニズムを使って、どれだけ排出権取引でお金をたくさん出して、それで京都議定書を達成したからといって、それで地球環境が守れるのか。守れるわけないんですよ。 大臣、まず確認します。これはあくまで補完的措置で、排出権、つまり取引をす……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょうは容器包装リサイクル法の改正案について、本会議でも質問をさせていただきましたが、より詳細に詰めさせて質問をさせていただきたいと思います。 まずもって、今ちょうど長浜議員の話でちょっと出た部分、私も言いたいなと思うことが出ました。例の一面新聞広告、環境省は特によく言われていることがあります。環境省の広報予算というのは小泉さんの広報予算に使われている、それが小泉政権の勝利の要因だというふうに言われました。 皆さんも御存じのとおり、今回の地球温暖化防止対策も、六%削減を要求している民主党対〇・五%削減で五・五%はお金で解決しようという自民党が争点であっ……
○村井委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提案の鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に反対の立場で討論を行います。なお、修正案には賛成です。 生物多様性の確保の観点から鳥獣の保護の重要性が高まる中、一方では、保護されるべき鳥獣による農作物などの被害が増大し、深刻な社会問題となっております。 その意味でも、鳥獣の保護と鳥獣による被害の防止の両立といった観点から、それを満たすような対応策あるいは解決策を講ずることが急務と言えます。 ところが、今回の政府提案の改正案の中身は、こうした要請に正面からこたえるものとは到底思えないものであります。 以下、政府案に……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょう、私は、今回出ている法案の中で、特に地域介護・福祉空間整備等交付金の見直しについてお話ししたいと思うんです。 今回の今私たちが審議している法案は、児童手当ばかり目が行っています。だけれども、いろいろな地域の福祉関係者の方々に聞いてください。本当に皆さんに今衝撃が走っています。なぜならば、この児童手当の中に隠れて、大きな問題が起こっているからです。 今まで、この地域介護、国が大きく面倒を見てきました。そして、この地域介護についての交付金、何と八百六十六億円から四百七十六億円へ四五%もカットされるんです。自民党の皆さん、これから介護の需要はふえるんで……
○村井委員 民主党の村井宗明です。延びた本会議に引き続き、厚生労働委員会で質問をさせていただきたいと思います。 さて、きょう私が取り上げたいテーマは二つです。がん対策の地域格差の問題、そしてもう一つは、射水市民病院で起こったあの尊厳死にかかわる背景の問題についてです。 その前に、ちょっとだけ大臣に直接お聞きしたいことがあります。 柚木議員からも先ほどちょっとだけありました、本日、読売新聞や朝日新聞を初め全国紙の一面、許しがたい事件が起こってしまいました。中央労働災害防止協会にかかわる問題なんですが、大臣はきちんとあるコメントを出されました。職員の報酬などをちゃんと公表しますというふうに発……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょう、私は、病院のレセプト、明細書の問題を中心に取り上げたいと思うんです。 その前に、何で私が明細書の問題を取り上げるか。これはわかりづらいと思うので、一回、例え話をしたいと思うんです。 議員の皆さん、そしてマスコミの皆さんがスーパーに行ったとする。でかいといろいろなものを買う。よし、ではこの魚を買う、肉を買う、野菜を買うと。いろいろなものを買って、日用品をたくさん買って、かごをいっぱいにして、そしてレジへ行った。レジへ行って、はいこれと言って出したら、いつもは大体そのぐらい買ったら一万三千円ぐらいなものが、いきなり四万五千六百三十八円ですとかと言わ……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 私も、引き続き、今回、全国民が注目しております年金偽装事件についての質問をさせていただきたいと思います。 さて、そこで、今、きのうの話をちょっとしたいと思うんです。もうさすが社会保険庁はすばらしいですね。資料を請求したら、この国民が注目している、解明してほしいという願いにきちんとこたえて、そして隠ぺいしようとしない。今回、社会保険庁が隠ぺいするのか、それとも解明に協力するのかが注目されていました。資料請求したんです、きのうの午前中。一時まで持ってくると言った。ところが、二時半に電話したら、今出ましたと言うんです。二時半に出ましたと言って、三時になっても四……
○村井委員 民主党の村井宗明です。私は、戦傷病者の妻に対する特別給付金の問題、そして、今回の日本・カナダの社会保障協定について質問をさせていただきます。 私たちが、この平和な日本という国、そして今の文化、これを受けられるのも、やはり戦前の多くの方々のおかげによるものです。そして、私たちは、それに対して敬意と感謝の念を持って過ごしていかなければなりません。そういった問題の中で、さまざまな議論がありますが、やはりこの戦傷病者の妻の方々に対しても、特別給付金などによって慰藉の念をしっかりと出していかなければなりません。 さてそこで、戦後六十年もたって、今回、戦傷病者の妻に対する特別給付金継続支給……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 私は富山県の出身です。富山は、富山の薬売りといって知られるように、配置販売業が非常に盛んなところなんです。その配置販売業の資格、もちろんいろいろな経過措置を置いていただいているんですが、今回、その資格が廃止されるということになって、そういった業界に携わっている多くの方に今不安が広がっています。 もちろんいろいろな経過措置をやっておられること、これは説明されるまでもなく私も十分知っております。ただ、そんな中で、本当に法人にまで許可を与える、経過措置を与える。個人に経過措置を与えれば、それは確かに平均寿命というものがありますから、そのうち経過措置は切れるので……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょうは皆さんに資料をお配りさせていただきました。これは、所沢の問題です。所沢の問題はちょっと特殊なんです。長官の視察があるから、そのために一瞬違法な手続をして、そして一週間後にすぐにその違法な手続を取り消したという事例です。千九百二十四人もの人が、わずか一週間の間だけですが、違法な手続を長官の視察のためにされました。 さて、それをしたのがこのパソコンです。(パネルを示す)現場の方まで行ってこさせていただきました。このパソコンで一瞬、長官の視察のために入力し、一週間後にもう一度外しました。 さて、長官、この事件についてどう分析されていますか。率直な感想……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょうは、非常にタブーな質問をしたいと思います。 私の地元、富山県で、射水市民病院における尊厳死問題が発生しました。これは一地方の問題では済みません。なぜかといえば、今、全国の医療で同じように、この尊厳死の問題をどう解釈したらいいかについて問いかけがたくさんあるからです。地元の北日本新聞、そして富山新聞で、連日のように、この問題が尊厳死なのか、それとも殺人罪なのか、自殺幇助罪なのか、それが問われています。地元の新聞やテレビだけじゃないんです。今や、もうこの問題は全国ニュースになっています。 なぜこの問題が起こったんでしょうか。そうです、日本には尊厳死に……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょうは本当に、こういう質問の時間をいただいたことを感謝します。 私、本当にきょう感謝しているのは何かといえば、北陸の人、そして東北の人がクマの問題で本気で困っています。ことしは、何と百四十人に上る死傷者を出しました。ところが、政府は今、本当に手つかずで無策のままなんです。 去年は、当然無策でよかったと思うんです。ほとんど被害がないんです。二年前に初めて百人に上る死傷者を出したときも、その年だけ、台風がたまたまあったから、たまたま異常気象で異常出没したんだで済まされました。数年前までは余り出なかったんです。だから、今まで予算がつけられていないのは当然だ……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 私も引き続き地球温暖化の問題に取り組みたいと思っているんですが、温暖化という言葉自身を私はちょっと否定的にとらえています。 私は富山県の議員でして、ことし、いや、温暖でいいねというふうによく言われるんです。毎年毎年、私たちは非常に雪で大変な思いをしています。東京とかと違って、富山の場合、道路のほとんどが真ん中に穴があいているんです。そこから水が出て雪を解かす。何が一番大変か。そうなんです、朝、車で行く前に、車の窓ガラスが凍っていて、そこにお湯をかけて解かす。それから、すぐにエンジンはかからぬがです、暖めにゃならぬがです。もちろん、雪をどかす、そういった作……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 今回の環境大臣のG8の報告、私は本当に大臣がすばらしいなと思う点が一点ありました。それは何かというと、中長期的に世界全体の温室効果ガス排出量を半分以下に削減することが必要であるという発言をされたことです。 今、この地球環境問題、日本の場合、具体的な話とそしてどうでもいい話の二つに分かれていると思います。地球温暖化問題を解決することは可能です。そのためには具体的な三つの方法のどれかをやらなければならない。環境税か、税制のグリーン化か、はたまたキャップ・アンド・トレードか。具体的な方法によって削減できるにもかかわらず、いろいろな反対があって、今まで私たちはそ……
○村井委員 民主党の村井宗明です。
きょうは、二酸化炭素の貯留を含めた海洋汚染防止法の改正についての質問をさせていただきます。
まずもって、私は、大臣にお聞きしたいと思います。
附帯決議とは一体何なんでしょうか。大臣、お答えください。
【次の発言】 では、大臣に改めてお聞きします。
その附帯決議というのは、三権分立の中で、立法権に属するものでしょうか、それとも行政権に属するものでしょうか。どちらでしょうか。
【次の発言】 さて、そこで、今大臣からも、附帯決議とは立法権に属するもので、役所主導、行政主導、官僚の言いなりになるものではないという話をお答えいただきました。
この法案は、自民……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 本日夕方、民主党は記者会見を環境省にて開くことになっています。その内容は、民主党独自のCO2の削減、地球温暖化防止に対する対策案を発表させていただくことになっています。詳細はまた後でになるんですが、民主党の中身を簡単に説明しますと、政府案に比べて三本、入っていないものが入っています。それは、一つは環境税、二つ目はキャップ・アンド・トレード、そして三点目が、今から、きょう私が質問をさせていただきますカーボンディスクロージャーです。私たちは、二〇五〇年までに温室効果ガスを半減すること、そして二〇二〇年までに二〇%削減することを民主党として打ち出しました。 そ……
○村井委員 衆議院議員の村井宗明です。 私はこれまで、安倍内閣が環境問題に本気で取り組むものだと信じて期待してきました。しかし、その期待は残念ながら大きく裏切られました。環境問題に取り組む政治家は二通りしかいません。まじめに環境政策に取り組む政治家と、環境予算を政治的に利用する、そういったパフォーマンスだけの政治家、この二択しかないんです。 さて、残念ながら、きょうは多くの国民ががっかりしてしまいました。これだけマスコミなどで問題となった環境省の予算の政治的流用、あれだけマスコミなどに取り上げられ抗議が殺到した問題、六月五日のこの広告が出た以上、さすがに、きょう、もう一回、こんな参議院選挙……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょうは、能登半島地震についての質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 私は、大学時代、阪神大震災のときに、ちょうど関西の方に下宿をしていました。そのときに、よし、ボランティアで手伝おうと思って、避難所の方に行って、小学校の体育館に二カ月間寝泊まりしながらボランティア活動をしました。それが今の私の政治の原点です。そして、そんな中で、まさしく先日地震が起こったとき、もちろん私の富山県もかなり揺れました、すぐにそれでも能登半島へ行こうと思って、行ってきました。被災者の現場を見ました。 そんな中で、きょうは二つのお話をしたいと思います。一つは、避難……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 今回のこの法案は、国政選挙で使う国費の問題です。その国政選挙に使う国費の問題で、今国民が一番思っていることを代弁したいと思っております。 これは、六百四十四億円と書かせていただきました。郵政民営化を問う選挙にかけた国費は六百四十四億円です。郵政民営化に反対した造反議員を自民党から落とすため、だからあの選挙には意味があったと最初は多くの国民は思っていました。ところが、郵政民営化に賛成した人も反対した人も当選すれば全部自民党ということで、結局、何のための選挙だったのか、何のためにこんな莫大な国費をかけたのかよくわからないではないかという声が国民から上がってい……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 大臣にまず質問させていただきたいと思いますが、前の大臣のとき、そして通常国会のときに、環境省は、さまざまなマスコミからある一点でたたかれました。テレビや新聞などでも報道されたように、他の省庁の広報予算は当然政治的流用などはなく、タレントなどを使って、政治的にも中立に予算が執行されていたわけでございますが、環境省の広報予算だけは特定政党の政治家ばかりをどんどんと使った。中立的なタレントを使う方が、そして国民に親近感のあるタレントを使う方がはるかに広報効果があるにもかかわらず、他の省庁からは、環境省の予算だけは特定政党の選挙予算みたいなものだなどと陰口をたたか……
○村井委員 ただいま議題となりました被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案の附帯決議案につきまして、提出者を代表して御説明させていただきたいと思います。 まずもって、与野党がそれぞれの違いを乗り越えて、本当に被災者のためにこうやって法案を成立できたのはよかったと思います。内容につきましては、各委員の皆様がよく知っておられると思いますので、案文を朗読することをもちまして説明をさせていただきたいと思います。 被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 自然災害による被災者がその被害から回復するためには、日常生活の再建とともに、その生活の基盤たる「住まい」の再……
○村井委員 民主党の村井宗明です。きょうは、鳩山法務大臣に、富山冤罪事件について、再発を防止するためのお願いをさせていただきたいと思っています。 その富山冤罪事件について、どういう事件だったかということは、今こうやって各委員の皆さんに新聞記事を資料として配らせていただきました。簡単に言えば、任意同行で連れていかれて、その取り調べの間に心が折れて、すべてを認めてしまった。でも、判決を受けて、実態として後で見れば、別の真犯人が見つかった。そして、事実、冤罪だったことが発覚したという事件です。 そんな中で、まず私は、任意同行の部分が一つのポイントだと思っています。任意同行であれば、当然逮捕状も何……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょうは、鴨下環境大臣にイタイイタイ病の政治的解決のお願いをしたいと思っています。 今、自民党の皆さん、与党の皆さんも含めて、水俣病、肝炎は政治的解決に導いてどんどん前へ進んでいますが、もう一つの大きな課題であるイタイイタイ病は、まだ政治的解決の道筋が立っていません、終わった課題ではありません。今でも、どんどんと行政に認定をお願いしながらも不認定、却下される。そして、不服審査をしてもまた却下されるという状態にあります。なぜこの問題がこうやって取り残されるのか。 公害問題はすべて同じような経過をたどります。それは、行政がそのまま裁判官も務めるのと同じ状態……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょうは、二酸化炭素の見える化についてお話を、そして質問をしたいと思うんです。 ほかの環境問題とこの地球温暖化の問題、二酸化炭素排出の問題の一番大きい違いは何かと考えてみるんです。例えばかつての重油流出事故とか砂漠化というのは、目に見てぱっとわかるんです、あっ、これはひどいなと。廃棄物、例えば産廃が大量に捨てられているときも、こんなにたくさん不法投棄されているんだと見えるんです。ところが、二酸化炭素というのは見えないんです。こんなにたくさん出されたんだ、すごいなというのが目に見えてこない。これが二酸化炭素排出量がどんどんふえている要因だし、ほかの問題との……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 私の方は、参考人の皆さんに、今回の温対法の争点になっている部分についてお聞きしたいと思います。 それは、原案については与野党そんなに意見の相違はないんですが、修正案の協議を理事会などでも今随分やっているんですが、その争点になっているのが二カ所あります。 まず飯田参考人に聞いて、残りのお二人にお聞きしたいと思うんですが、先ほどちょっと参考人から一般消費者に対するエネルギー供給事業者による情報の提供、欧州各国ではできているという話がありました。そういった発電源証明などについて、ちょっとお話しいただいていいでしょうか。
○村井委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、その提出の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 本修正案は、委員会における質疑等を踏まえ、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党の協議の結果、合意が得られたものであります。 地球温暖化対策のより一層の推進を図るためには、各主体が一丸となって取り組むことが何よりも重要であります。その意味で、国民一人一人がどのくらい二酸化炭素を排出しているか、容易に把握できるよう、国民に対し必要な情報の提供を行っていくことが重要であります。 また、各事業者から排出される温室効果ガスに係る情……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 まずもって、ことしの環境委員会は、本当に有意義なものが多かったと思っています。特に、与党の皆さんの紳士的な対応と、協調路線になりながら大きな修正を、そして成果をかち取ることができました。私たち民主党がずっと主張してきたCO2見える化についても、今回の法改正を与野党一致して可決することができました。その上で、その点についての確認をさせていただきたいと思います。 先日の地球温暖化対策法の修正案については、与野党協議、そして与野党が一致して法改正をし、CO2の見える化制度、カーボンディスクロージャー制度を導入することになりました。内容は主に二つで、一つ目が、電……
○村井委員 衆議院議員の村井宗明です。 さて、平成十二年、痛ましい災害が起こりました。文部科学省の登山研修所主催、つまり国が主催した大日岳での冬山の登山研修会、ここで二人の大学生が亡くなりました。内藤三恭司さん、溝上国秀さん、お二人の御冥福をお祈り申し上げます。 それと同時に、この問題をもう一度深く検証する必要があると思っています。 事故直後、国は、国には全く過失はない、不可抗力だったという事故調査報告書を発表しました。遺族側は、そうではない、予測できたはずだ、過失があったはずだということで裁判を起こしました。結果、富山地裁で行われた第一審では国側が敗訴し、そして控訴審では和解し、国が賠……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょうは、最初に太陽光発電、それからグリーンエネルギーの話、そして生物多様性の話と聞きたいと思います。 今、本当に、このグリーンエネルギー、グリーン・ニューディールというのはチャンスだと思うんです。今、日本経済がぼろぼろの中で、唯一伸ばしてきて成長を引っ張る大事なポイントになってくるのがこのグリーン・ニューディール政策です。そして、与党も野党もなく、今のこのエネルギー転換をしっかり進めていく、そしてそれによって日本の経済を再生させていく、そういう大きなエネルギーになっていかなければなりません。 その中で、私はまず、政府がこの間発表した余剰電力の買い取り……
○村井委員 民主党の村井宗明です。
きょうは、自然公園法の問題について質問させていただくんですが、その前に、今回の立法の目的を一個、確認させていただきたいんです。
今回は、自然公園法の「目的」に生物多様性の確保というのを盛り込んだんですが、それはこの生物多様性基本法が、与野党が一致して、自民、民主、公明、それから各党がみんな一致してつくった議員立法である生物多様性基本法がもとになっての法改正という認識でよろしいでしょうか。
【次の発言】 さて、ではその上で、この生物多様性基本法、これはもう自民党の皆さんにも公明党の皆さんにも御協力をいただいて、みんなでつくったこの法律の中で最大の論点になっ……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょうはもしかしたら最後の環境委員会になるかもしれませんが、生物多様性条約国際会議が来年開かれます。与党にとっても野党にとっても、もちろん民主党にとっても自民党にとっても、この問題は非常に重要で、ともに力を合わせて進めなければならないと思います。その時点で環境大臣がかわっているのかこのままなのか私にもわかりませんが、少なくとも、今この問題にしっかりと対応していかなければならないという思いは与野党共通していると思うんです。 さて、その生物多様性という問題をちゃんと維持して進めていくためにさまざまな取り組みがされるんですが、そんな中で、まず七月二十日、七月二……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 きょうは、私も、岡本さんに引き続き、新型インフルエンザの対策の話をしたいんですが、我々災害対策委員には使命があります。それは何かというと、一つは、起こった災害に対して的確に対応すること、そしてもう一つは予防することです。 新型インフルエンザ対策の中で、今、国の方でもこういった形で行動計画やガイドラインをつくっています。ただ、私はこれで本当に大丈夫かなと思った点があるんです。やらなければならない、そして本当にパンデミックを防ぐためには、国民の行動をかなりの部分で制限しなければならないことがあるんです。法的な拘束力のない行動計画やガイドラインで本当に大丈夫な……
○村井分科員 民主党の村井宗明です。 私のホームグラウンドである環境委員会ではいつも小池大臣に質問をさせていただきますが、今回は、農林水産省とも合同で第六分科会となっています。我が郷土の誇りであります、富山の誇りであります宮腰副大臣にも質問をさせていただけることを非常に誇りに思っております。 ことしの国会でテーマとなる容器包装リサイクル法においては、事業者負担なのかそれとも消費者負担なのか、民主党が求める拡大生産者責任とそれを否定する自民党との間で対決が予想されるわけでございますが、ところが、この里山保全の問題そしてクマの問題というのは、政党間にとらわれることなく、やはり協力して進めていか……
○村井分科員 民主党の村井宗明です。 きょうは、介護保険のルールの不透明な部分をもう少し透明にしていただきたいというお願いをさせていただきたいと思います。 よく大臣のところでも陳情があると思うんです。何かといったら、うちの事業者も特養をつくりたい、何床ふやしたい。それぞれの選挙区、それぞれの市町村に、そういう介護保険をやっておられる事業者がたくさんおられると思うんです。ところが、各都道府県で枠が当然決まっているんです。介護保険事業支援計画で、この県は何床ふやす、市町村で何床ふやすというふうに決まっている。 私がきょう質問をしたい内容は何かというと、どの事業者が何床ふやすというルールが非常……
○村井委員 民主党の村井宗明です。 今、近藤議員がおっしゃられた、まさに配られた資料にあるように、REACHの方は、競争力の向上と健康面での安全性と両方セットできているのに、日本は競争力の向上、産業の競争力の部分が目的に入っていないということを質問するというふうに通告していました。 質問がかぶるので、ちょっとだけ切り口を変えさせてもらいたいんです。 先ほど返答があったときに、産業面にマイナスにならないようにという言い方をされたのがちょっとあれっと思ったんですね。リスク評価とかハザードを我々がきちんと評価すること自身は、国際的な展開をするに当たって、いや、日本のこの製品、これは安全なんです……
○村井分科員 民主党の村井宗明です。 今の大畠さんの最後の質問に引き続き、電力の、特に新エネルギーについてのお話をさせていただけたらと思うんです。 私は、世界経済というのは成長に限界があると思っています。それは、今の石油それから原油というものをエネルギーにしていく限り必ず限界があるし、生産量によって、例えば中国やインドなども日本と同じぐらい発展するかといえば、石油を頼っている限り、この限界となるエネルギーが足かせになるんじゃないかというふうに思うんです。でも、世界経済全体が発展していくためには、エネルギーを転換すれば、まだまだその足かせはないと思います。 足かせは二重にあります。それは、……
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