このページでは田島一成衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○田島副大臣 このたび、環境副大臣を拝命いたしました田島一成でございます。 小沢大臣のもと、この職責をしっかりと果たしていくために、粉骨砕身努力をしてまいりたいと思います。 また、山積するこの環境行政、しっかりと向き合っていくためにも、樽床委員長初め委員各位の皆様の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げ、一言のごあいさつにさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○田島副大臣 お答えを申し上げます。 キロリットル当たり、またトン当たり、それから炭素トン当たりという数字から、今、二酸化炭素トン当たりの額をという御質問だったかというふうに思います。 これを単純に計算させていただきますと、まず、輸入者、採取者に対して、原油、石油製品に関しては二酸化炭素トン当たり千六十四円、それからガス状炭化水素につきましては同じく千六十四円、石炭につきましては二酸化炭素トン当たり千百七十四円となります。なお、製造者等に課すガソリンにつきましては、二酸化炭素トン当たり七千四百六十七円というふうになっております。 以上です。
○田島副大臣 私の方から、平成二十二年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について御説明申し上げます。 まず、一般会計予算では、総額二千七十一億八千四百万円を計上しております。 以下、その主要施策について御説明申し上げます。 第一に、地球環境保全対策については、コペンハーゲン合意を踏まえた国際的枠組みづくりを進めつつ、温室効果ガス排出量を二〇二〇年までに二五%削減に向けた各種対策に取り組んでまいります。あわせて、そのための税制の推進については、低炭素化を促進する観点から、地球温暖化対策税の検討を含め、税制全体のグリーン化を推進してまいります。また、アジアを中心とする環境協力を含む地球……
○田島副大臣 お答え申し上げます。 気象予報士として十八年間気候変動に向き合ってきていただいた斎藤先生からの御質問でございます。 気象庁の観測によりますと、我が国におきましても、平均気温が長期的に見ると上昇しておりまして、百年で約一・一度上昇すると言われております。特に一九九〇年代以降、高温となる年が頻繁に出てまいりまして、温暖化の影響が色濃く出てきていると私どもも認識をしているところでございます。 また、幾つか御指摘をいただいたとおり、桜の花ももちろんそうですが、とりわけ九州におきましては、夏の高温が大きな影響となって米の品質低下等が発生しておると言われておりますし、また、果実、野菜等……
○田島副大臣 お答え申し上げます。 企業によるデータの改ざんにつきましては、平成十七年に判明いたしました大手鉄鋼メーカーの事案以来、こうした事案が発生するたびに、自治体を通じまして各企業に対する立入検査等を求めまして、製紙メーカーでありますとか電気事業者等においては同じような事案が相次いで明るみになってきたところでございます。 しかしながら、最近におきましても、これらの調査におきましては確認ができなかったデータ改ざんが明らかとなっておりまして、御指摘いただきましたように、環境省におきまして把握している事案が必ずしもすべてではないというふうに考えておるところでございます。 したがいまして、……
○田島副大臣 お答え申し上げます。 川越委員御指摘の、離島などの海岸漂着物が現在大量に押し寄せているこの地域におきましては、御指摘いただきましたように、海上運搬などその処理費用の部分については大変大きな課題があるものと承知をしているところでございます。 このため、環境省におきましては、一般廃棄物または産業廃棄物の区分に関係なく、先ほども御紹介をいただきました平成二十一年度の補正予算約六十億円で積み上げました地域グリーンニューディール基金におきまして、海岸管理者等が行う海岸漂着物の回収また処理等の事業に対して支援を行っているところでございます。 今御指摘いただきました課題、また、対馬におい……
○田島副大臣 私の方からお答えをさせていただきたいと思います。 委員が御指摘をいただきました生物多様性保全推進支援事業は、平成二十年度にスタートいたしまして、二十一年度までに全国二十六地域で実施をしてきたところでございまして、今御指摘いただきました、委員の御地元でもあります富士見町のアツモリソウ、そしてまたホテイアツモリの環境保全事業につきましても、それこそ富士見町アツモリソウ再生会議に対しましてこれまで支援をさせてもらってきたところでもございます。 この事業を通じて培っていただきました保全活動の手法でありますとか参加者間の連携等々を活用いただきまして、事業期間が終了した後でも引き続き活動……
○田島副大臣 お答え申し上げます。 建設産業は、御承知とは存じますけれども、元請業者があり、またその下には下請業者、中には孫請業者と言われる、構造がいわゆる複層的になっており、非常に複雑な存在にあることがまず一つの大きな特殊性だというふうに考えます。こうしたことから、建設現場で出てまいります個々の廃棄物が、一体だれが出したものなのか、その処理責任を有する排出した事業者がなかなか特定しにくいという問題がございました。 こうした状況の中から、問題となるような事態が生じた場合には、都道府県知事等が行政処分を行う相手方が明確でなくなってくるという問題が起こりまして、改善命令を出すにしても、適正処理……
○田島副大臣 ただいま御質問いただきました国民、産業界の理解、協力につきましては、この温暖化対策には欠くことのできない課題だというふうに考えておりまして、ことしの一月から、新たな国民運動といたしまして、チャレンジ25キャンペーンをこれまで展開してまいりました。 家庭やオフィス、地域で国民の皆様お一人お一人が実践できること、六つのチャレンジと題して、エコな生活スタイルの選択、省エネ製品の選択、また自然を利用したエネルギーの選択、ビル、住宅のエコ化の選択、そしてCO2削減につながるような取り組みを応援していただくとか、また、地域で温暖化対策防止の活動に参加していただくなどのさまざまな提案を呼びか……
○田島副大臣 お答え申し上げます。 現在、基本法案に沿った形で、次期通常国会への関連法案の提出に向けて、幅広く関係者、また国民の皆様からの意見を聞きつつ、検討を始めさせていただいたところでございます。 具体的に申し上げますならば、先月、中央環境審議会に国内排出量取引制度の小委員会を設置いたしまして、ちょうどきのうより、関係団体からのヒアリングを始めたところでございます。引き続きまして、幅広い見地からの意見を聞きつつ、専門的な検討、また論点整理を進めていただくこととしておるところでございます。 また、四月の二十六日から一カ月間、国民の皆様からのパブリックコメント、意見募集も行っております。……
○田島副大臣 委員御指摘いただきました計画段階からの配慮書、SEAの実施につきましては、やはり今日までさまざまな問題、また、実施計画段階から住民や知事等々の意見をしっかりと出していただき、その中で、今後、事業が実施段階に及ぶに至る段階になってもしっかりと前もってきちっとした検討をしていくことが何より重要だろうというような考え方から、この計画段階でのアセスといったものを盛り込ませていただいたところでございます。 今し方からも申し上げてきたとおり、時代の流れ等々から、十年という長い見直しといいますか、現行法の流れの中でもこうした意見等々は中環審等でも随分出てきたところでもありますし、さまざまな事……
○田島副大臣 御質問に端的にお答えを申し上げたいと思います。 環境省といたしましては、この二五%削減の目標達成のための道筋を、去る三月三十一日に環境相の中長期ロードマップの試案として公表させていただいたところでございます。省エネ機器でありますとか、次世代自動車、そして再生可能エネルギーも含め、御指摘いただきましたこの日本の最先端の技術を最大限に導入して、チャレンジングではありますけれども、二五%削減を真水で実現することができるというふうに示させていただいたところでございます。 経済のモデルの構造でありますとか、前提が異なるために、どのモデルやどの前提条件が正しいというのは、なかなか一概には……
○田島副大臣 お答えを申し上げます。 COP15におきましてのコペンハーゲン合意につきましては、委員御指摘のとおり、合意ではなくテークノート、留意するという形にとどまりました。これについては先生がおっしゃるとおりでございます。 しかしながら、このコペンハーゲン合意につきましては、最大排出国と言われております中国やアメリカなどの主要国が参加をし、また、我が国を初め既に百カ国以上が賛同をしておりまして、そのうち削減目標や行動を提示している七十三カ国の排出量を合計いたしますと世界全体の約八一%に相当しておりまして、これ自体は重要な進展だというふうに私どもは評価をしているところでございます。 コ……
○田島(一)委員 民主党の田島一成でございます。今国会、初めて質問に立たせていただきます。 まずは、松本大臣と申しますか、COP10、生物多様性条約第十回締約国会議議長、松本議長、本当にお疲れさまでございました。私も、事前交渉に多少なりともかかわらせてもらった者の一人として、今回のこの名古屋議定書の採択を初め、COP10の成功を大変うれしく、また心からお祝いを申し上げたいと思うところでございます。大変な険しい道のりであったと想像いたしますし、私も、あの最終日、深夜一時半近くになったかと思いますが、あの議長が満面の笑みで木づちを振りおろされ、そして会場じゅうの方々がすべて総立ちで、拍手鳴りやま……
○田島(一)委員 ただいま委員長から趣旨説明がございました環境の保全のための意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、民主党を代表いたしまして発言させていただきます。 平成十五年に議員立法で制定されたこの環境保全活動・環境教育推進法は、制定から七年の間、持続可能な社会の実現に向けて、さまざまな主体による環境保全活動と環境保全の意欲増進及び環境教育を促進するために、一定の成果を上げてきたものでございます。 一方、社会は大きく変化をし、環境保全活動や環境教育を一層推進することはもちろんでありますが、体験学習に重点を置く取り組みから、幅広い実践的な人材づくりとそ……
○田島(一)委員 私は、ただいま議決されました水質汚濁防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 水質汚濁防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 平成二十三年三月十一日に発生した東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故による影響が広範囲に及んでいる現実を直視し、放射性物質による環境汚染については、環境の保全を図るべき環境省……
○田島(一)委員 ただいま趣旨説明がございました動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、民主党・無所属クラブを代表して発言させていただきます。 二年前から政府の中央環境審議会で検討を始めていただき、各党で議論が重ねられてきたこの動物愛護法の見直しにつきましては、自民、公明、国民生活、そして我々民主党の実務協議を経て合意に至り、今回も委員長提案という形で改正案が提出できました。改めて、御協力をいただきました皆様に心から感謝を申し上げます。 今後は、本改正案の運用に当たって実効性をどう担保していくかが重要であります。また、今回の法改正の中に盛り込めなかった課題を、次回……
○田島(一)議員 お答え申し上げます。
一般に、合併におきましては全ての権利また義務が包括的に継承されまして、労働関係の権利義務におきましても包括的に継承されるものというふうに考えております。したがいまして、社員の方々に不利益が生ずる場合はほとんどないというふうに想定しておりまして、雇用は確保されるものと考えております。
日本郵政におきましては、今回の合併に当たりましては、雇用の確保に特に十分に配慮していただきたいと考えているところでございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。
かんぽの宿やメルパルクは、今御指摘をいただきましたとおり、現在は、郵政株式処分凍結法によりまして、譲渡また……
○田島(一)委員 民主党の田島一成でございます。 お許しをいただきまして、きょうは、政策効果検証の中で高校無償化に的を絞って、総理以下、大臣にお尋ねをしたいと思っております。 高校無償化が制度としてスタートいたしまして二年、この制度は、家庭の状況にかかわらず、全ての意志ある高校生が安心して勉学に打ち込めるために、そんな社会をつくるためにと実施してきたものであり、その意義は非常に大きいものと私自身も考えておるところであります。 経済的な理由で中途退学を余儀なくされてきた生徒の数も大幅に減少しておりますし、一定の政策効果があらわれていると考えておりますが、文部科学省としては具体的にどのような……
○田島副大臣 環境省では、今委員が御指摘いただきましたように、温暖化対策は、ありとあらゆる政策を総動員して取り組むべきものというふうに考えております。御指摘をいただきました林地残材の利用でありますとか間伐の促進によりましてもCO2の削減また吸収に貢献するということから、企業活動でありますとか国民生活によって排出された温室効果ガス、この排出量の埋め合わせをするカーボンオフセットの取り組みを現在、普及促進しているところでございます。 具体的には、国内の未利用材による燃料代替でありますとか森林整備によってのCO2削減や吸収量というものを認証いたしまして、市場流通できるようにするオフセットクレジット……
○田島副大臣 お答えを申し上げます。 委員も御指摘をいただいておりますとおり、我が国の資源が少ないという事実を踏まえながら、まずはやはり国内での資源循環をしっかりと最大限有効利用していくことは何よりも優先すべき課題だろうというふうにも認識をしております。 御指摘をいただきましたように、今後、こうしたレアメタルを多く所有する中国との協力関係は大変重要でございまして、もう委員もよく御承知のとおり、毎年、局長クラスの政策対話など、緊密な連携等々をとっているところでもございます。また、昨年六月に両国で合意をされました、神奈川県の川崎市と中国の瀋陽市との間でのエコタウンに関する協力の具体化に向けまし……
○田島副大臣 御質問ありがとうございます。 今御指摘をいただいております食品リサイクル法、こちらの方は、食品製造業でありますとか食品小売業、また外食産業等の食品関連事業者における再生利用等の促進を目的として、必要な措置を講じてきたところでございます。 今御指摘いただきました家庭用の生ごみにつきましては、それこそ、個々の家庭から多様な品目が少量ずつ発生をし、また腐敗しやすいという性状を持っているところに加えまして、不特定多数の住民の協力をいただいていくということに大変多くの時間と労力を割かなければならないということを踏まえて、食品関連事業者から排出される廃棄物とは異なる取り扱いをし、発生抑制……
○田島副大臣 御質問ありがとうございます。 シカやイノシシがふえ過ぎて農業被害を及ぼしている事例、これはもう先生の御地元千葉県だけではなく、全国各地でそういった話は枚挙にいとまがない状況にございます。 それだけに、鳥獣を適正に管理していくということにつきましては、各都道府県で特定鳥獣保護の管理計画を策定いただいて、個体数の調整また被害防除などの対策を講じていくことがやはり必要だというふうに考えておりますし、御地元の千葉県でも、猿とシカの管理計画がつくられているところだと認識をしているところでございます。 しかしながら、今御指摘いただいたとおり、この捕獲の担い手であります狩猟者数の減少また……
○田島(一)委員 民主党の田島一成でございます。 きょうは、こうして経産委員会にかけられております再エネ特措法の連合審査を実現していただきました。田中けいしゅう委員長以下、経産委員会の皆様に心から厚く御礼を申し上げたいと思います。 時間が限られておりますので、早速質問に入らせていただきたいと思います。 御承知のように、最近のデータとしまして、手元にある二〇〇八年の電力供給量を拝見いたしますと、再生可能エネルギーの発電の割合はわずか一・九%、大規模水力発電の割合は七・一%という状況にございます。何としてもこの割合を引き上げていかなければならないというのが大きな課題であろうかと思います。 ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。