このページでは富田茂之衆議院議員の47期(2014/12/14〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は47期国会活動統計で確認できます。
○富田茂之君 公明党の富田茂之です。 ただいま議題となりました法律案につき、公明党を代表して、松野文部科学大臣、麻生財務大臣に質問いたします。(拍手) 安倍内閣総理大臣は、一月二十日の施政方針演説において、「どんなに貧しい家庭で育っても、夢をかなえることができる。そのためには、誰もが希望すれば、高校にも、専修学校、大学にも進学できる環境を整えなければなりません。」と指摘され、無利子奨学金の残存適格者の解消、成績要件の事実上撤廃、新所得連動返還型奨学金制度の導入、給付型奨学金制度の創設を宣言されました。 そもそも、現在の奨学金制度の原型は、一九四三年、昭和十八年に、後に第六十八代内閣総理大……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 二十分時間をいただきましたので、大臣、よろしくお願いいたします。 大臣は所信表明で、「高レベル放射性廃棄物の最終処分の問題は、国が前面に立って取り組むことが必要な国家的課題です。特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律に基づく基本方針を速やかに改定してまいります。」というふうに述べられました。 昨日、運転期間が法定上限の四十年前後となった原発七基のうち、関西電力が美浜原発一、二号機、日本原子力発電も敦賀原発一号機の廃炉を正式決定しました。中国電力の島根原発一号機や九州電力の玄海原発一号機も、本日、廃炉を正式に決めるのではないかというふうに報道され……
○富田委員長代理 木下先生、今、昨年の九月八日と言われましたけれども、ブエノスアイレスの発言は一昨年です。
【次の発言】 公明党の富田茂之です。
まず、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水対策についてお尋ねしたいと思います。
一昨年、昨年と、この委員会で現地を視察させていただきました。
昨年の六月に伺った際には、凍土遮水壁の実証実験がちょうど終わって、工事に着工した日に現場を見させていただいたんですが、凍土遮水壁の工事は今どんな進捗状況なんでしょうか。
【次の発言】 設置状況はかなり進捗しているというようなお話でした。
実は、二月九日に特定原子力施設監視・評価検討会の第三十一回会合が開……
○富田委員長代理 次に、鈴木義弘君。
○富田委員 公明党の富田茂之です。 きょうは、十五分お時間をいただきましたので、中小企業、小規模事業者に対する国の支援策について、何点か確認をさせていただきたいというふうに思います。 安倍内閣では一昨年六月に、新たな成長戦略、日本再興戦略の中に中小企業、小規模事業者の革新を位置づけました。その中で具体的な成果目標を掲げております。これは昨年も改正版が出ております。その一つに、黒字企業を二〇二〇年までに現在の七十万社から百四十万社に引き上げるという目標が設定されています。 これをどうやって達成していくのかというのが一番課題だと思うんですが、私は、平成二十五年三月末の中小企業金融円滑化法の終……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 二十分、お時間をいただきましたので、質問させていただきます。 まず、先週、四月十七日、公明党の総合エネルギー対策本部、経済産業部会合同で、菅官房長官に対しまして、エネルギーミックス策定に向けた提言を行わせていただきました。 その中で、再生可能エネルギー、蓄電池に関し、次のような提言をさせていただきました。少し長くなりますが、御紹介をさせていただきたいと思います。 再生可能エネルギーについては、東京電力福島第一原子力発電所事故によって根底から見直されることになったエネルギー政策において、温室効果ガスを排出せず、国産エネルギー源としてエネルギー安全保障の……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 四人の参考人の皆様、きょうは本当に貴重な御意見をありがとうございました。大変勉強になりました。 何点か質問をさせていただきたいと思うんですが、まず、八木参考人に何点かお尋ねしたいんです。 実は、四月十二日、統一地方選挙前半選の投票日の朝、日経新聞を見まして、びっくりしました。「関電、首都圏初の発電所」ということで一面に大きく出ておりまして、多分、委員の皆さんは選挙の応援で見ていないんだと思うんですが、先週、実はこの件をこの委員会で質問させていただきました。見出しに大きく、「東燃ゼネと三千億円投資 越境、東電に挑む」というような大きな見出しが出て……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 私も八木理事と同じで十五分しか時間がありませんので、簡潔にお答えをいただきたいというふうに思います。 まず、長期エネルギー需給見通しと温室効果ガス削減目標について総理にお伺いをいたします。 五月十二日に、公明党の総合エネルギー対策本部・経済産業部会といたしまして、経済産業省より長期エネルギー需給見通し骨子案の説明を受けました。その内容は、エネルギー基本計画を踏まえ、中長期的な視点から、二〇三〇年のエネルギー需給構造の見通しを策定する。具体的な政策目標として、自給率は震災前をさらに上回る水準、おおむね二五%程度まで改善する、電力コストは現状よりも……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 私からも、職務発明制度の見直しについてまず御質問したいと思います。 産業構造審議会知的財産分科会特許制度小委員会が、ことしの一月に「我が国のイノベーション促進及び国際的な制度調和のための知的財産制度の見直しに向けて」の報告書を公表されました。 同報告書では、現行制度が企業におけるイノベーションの実態に対応しなくなっている問題点として、第一に、企業におけるイノベーションは、一人の発明者が行うよりもグループ単位で行うことが多く、また、一つの発明を生み出すのに発明者以外の多くの従業者が協力する場合が一般的である、第二点として、製品の高度化、複雑化により、一製……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 今、勝俣先生の質問を聞いていまして、ほとんどかぶっております。やはり同じように思うんだなということで、用意しておりますので質問させていただきたいと思います。 不正競争防止法改正のまず立法事実について確認をさせていただきます。 事務方の方からは、秘密として管理される企業情報をめぐって、スマートフォンの普及、サイバー攻撃技術の高度化といったIT環境の変化等を背景に情報漏えいが深刻化している、一方で、オープン・アンド・クローズ戦略の広がり等を背景に競争力や雇用の基盤として企業の情報の重要性が増大、このため、企業情報の漏えい防止のため法制面における抑止……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 まず、事業引き継ぎ支援事業についてお伺いしたいと思います。 TKC全国会の六月号の会報に、北川中小企業庁長官と粟飯原TKC全国会会長との対談が掲載されておりました。 この中で長官は、地方創生の課題は、小規模事業者の活性化、取引単価の適正化に力を注いでいく、また、地域に根差した持続的な事業を支援し、収益性を高めることが事業承継の前提だというふうに、この二点を強調されておりました。 これを受けまして、粟飯原TKC全国会会長はこんなふうにおっしゃっていました。 実際にクライアントに接していて思うのは、事業承継がうまく進んでいない例が多いということです。ま……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 九州電力川内原子力発電所一号機が八月十一日に再稼働しました。昨日、出力が九五%にアップしたという報道もされています。 この夏の連日の猛暑にもかかわらず、電力供給不足にならなかった。原発再稼働は必要ないのではないかという意見もあります。原発の再稼働はなぜ必要なのか、この点についてまず御質問したいと思います。 二十一世紀政策研究所研究主幹の沢昭裕氏が、八月十二日付の読売新聞で次のような提言をされておりました。 今の日本の電力供給で最大の問題は脆弱性だ。原発の停止を火力発電で補っており、二〇一四年度は発電量全体の約八八%が火力だった。大規模な停電……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 林大臣の所信に対する質疑をさせていただきます。 大臣に質問するのは初めてですので、大臣御就任おめでとうございます。私の銚子第四中学校の七年先輩、郷土の誉れでございますので、しっかり質問させていただきたいと思います。 大臣は、所信で、再生可能エネルギーについては、国民負担を抑制しつつ、最大限導入を進めますというふうに御指摘をされておりました。この再生可能エネルギーについて質問をさせていただきたいと思います。 公明党の経済産業部会と省エネ社会推進本部合同で、二月の五日、菅官房長官宛て、そして十日には大臣宛てに、FIT法改正に関連しまして、再生可能……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 今、大臣の方から、寺田先生の最後の質問に対して、新輸出大国コンソーシアムのお話がありました。これを聞こうと思っていたので、うまくつないでいただいたなというふうに思います。 皆さんのお手元に一枚のポンチ絵を配らせていただきましたけれども、支援機関の連携による具体的な支援の進め方ということで、ジェトロ、中小機構、NEDO、金融機関などの支援機関を幅広く結集したコンソーシアムを設立する、海外展開を図る中堅・中小企業に対して、専門家が寄り添い、技術開発から市場開拓に至るまで、さまざまな段階に応じて、場合によっては、複数の機関が連携して、単一の支援機関では……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 五人の参考人の皆さんには、本当に貴重な御意見をありがとうございました。八木会長そして松村先生には、毎年この委員会に出ていただいて、電力改革のことでいろいろ御指導をいただいておりますし、高橋参考人にも以前こちらの委員会で御指導をいただきました。きょうは、本当に示唆に富む御意見をいろいろいただきました。 その中で、まず松村先生にお伺いしたいんですが、先生の先ほどの御指摘の中で、再生可能電源の中のベストミックスも考える必要がある、太陽光や風力に偏らず、より安定的な小水力、地熱、バイオもバランスよく入れていくことが重要だというお話がありました。 超党派……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 きょうは、時間を十五分いただきましたので、高レベル放射性廃棄物の最終処分場問題について、何点かお尋ねをしたいと思います。 実は昨年の三月十八日のこの委員会で、スウェーデンの例を引きまして、当時の宮沢大臣に何点か御質問をさせていただきました。その際、宮沢大臣は、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定問題に関しまして、選定方法について政策の見直しを行っているということで三点述べられておりました。 地層処分を前提に取り組みを進めつつ、将来世代に再選択の可能性を残すんだ。そして二点目として、これまでのいわゆる手挙げ方式から転換して、科学的有望地を提示し……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 松野大臣、まず、御就任おめでとうございます。同じ千葉県で、自由民主党千葉県支部連合会の会長、私は公明党千葉県本部の代表で、ずっと一緒に戦ってきた経験もありますので、大臣の御就任、本当に心からお喜び申し上げます。 大臣は、挨拶の中でこのように述べておられました。「我が国が成長、発展を持続するためには、一人一人の能力や可能性を最大限に引き出し、多様な個性を伸ばす教育が不可欠です。家庭の経済事情にかかわらず、誰もが希望する教育を受けられるよう、その突破口となる給付型奨学金の実現に向け、具体的な制度設計を早急に進めます。」また、「幼児教育無償化の段階的推……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 前回、公明党の奨学金に対する取り組みについてずっと質問させていただきましたが、その中で、ちょっと何点か残ってしまいました。きょうは、木原財務副大臣に来ていただいていますので、ちょっと通告と順番が変わりますが、副大臣に絡むところから先に質問させていただきたいというふうに思います。 今、給付型奨学金の制度設計について、自民党、公明党で協議を進めています。また、文科省の方も財務省と財源論についていろいろ詰めていると思いますが、なかなかまだ具体像が見えてきていません。 公明党の中で今どのように考えているかを、まずちょっと御紹介させていただきたいと思いま……
○富田議員 吉田委員が御指摘になりましたように、私どもは、立法府の責任だという思いから、超党派で立法チームをつくりまして、二十一回にわたる議論を重ねてこの法案の提出に至りました。 不登校に関しては、学校に行けないことへの罪悪感を抱く児童生徒や、不安を抱えている保護者も少なからずいらっしゃいます。また、児童生徒の学習環境が十分に整っていないケースもあるなどさまざまな課題があり、個別の状況に応じた対応が求められているというふうに考えております。 夜間中学に関しては、さまざまな事情により義務教育を修了することができず、教育の機会を希望される方も多数いらっしゃいます。 本法案は、こうした課題に対……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 前回に続きまして、ちょっと奨学金の件について質問をしたいと思います。 まず、無利子奨学金についてですが、本年九月二十六日、安倍総理は、所信表明演説におきまして、「若者こそ、我が国の未来。若者への投資を拡大します。本年採用する進学予定者から、その成績にかかわらず、必要とする全ての学生が無利子の奨学金を受けられるようにします。」というふうに表明されました。 無利子奨学金の受給者は、予算措置により年々増加させており、親の年収三百万円以下の家庭の学生、全体の約三割程度ですが、成績要件を満たせば全員が受給できることとなっております。平成二十八年度予算では……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 大臣所信に対する質疑をさせていただきたいというふうに思います。 今、亀岡先生の方からも再就職問題に関しての御質問がありました。私も、まずその点から聞かざるを得ないというのは、ちょっと残念なんですが、皆さんのお手元に資料を二つ、机上配付させていただきました。 資料の一は、二月五日付の朝日新聞、編集委員の曽我豪氏の「日曜に想う」という記事であります。表題は「百年前の文部省廃止論」。ちょっとびっくりするような表題が出ていまして、これは何だということで読んだんですが、高橋是清が原敬内閣の大蔵大臣だった一九二〇年、大正九年、このときに提出した「内外国策私見」とい……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 ちょっと法案の質疑に入る前に一点、前回の委員会でも取り上げられていましたが、要保護児童生徒援助費補助金についてお尋ねをしたいというふうに思います。 お手元に机上配付させていただきました資料の二に、義務教育段階の就学援助ということで、文科省の資料をもとに、私の事務所でちょっと問題点をまとめさせていただいたものであります。 学校教育法第十九条で、経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対しては、市町村は必要な援助を与えなければならないという規定に基づきまして、就学援助は市町村が実施主体とされています。 この市町村の行う就学援助のうち、……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 四人の参考人の皆さんには、貴重な御意見、本当にありがとうございました。 まず、小林参考人にお伺いいたしたいと思います。 先生には、二月二十一日の予算委員会の公聴会にも御出席いただきまして、大変貴重な御意見をいただきました。その際も質問をさせていただきまして、質問ができなかった点についてちょっとお尋ねをしたいというふうに思います。 今さまざまなお話がありましたけれども、奨学金の拡充に伴って、多額の奨学金返還債務に苦しむ学生がふえたということも事実であります。この点に関して、小林先生は、日本経済新聞のインタビューにこういうふうに答えられていました……
○富田委員 三人の参考人の皆さん方、貴重な御意見をありがとうございました。 先ほど永田参考人の方から本案の成立の経過について御説明いただきましたが、実は私、教育再生実行会議にオブザーバーとしてずっと参加させていただいておりまして、今回のこの職業教育の点も、ずっと委員の皆さんの意見を聞いておりました。 第五次提言で、こんなふうに提言をさせていただきました。 社会、経済の変化に伴う人材需要に即応した質の高い職業人を育成するとともに、専門高校卒業者の進学機会や社会人の学び直しの機会の拡大に資するため、国は、実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関を制度化する。これによって、学校教育において多様……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 きょうは、最初に、組織的な天下りあっせんの再発防止策についてお尋ねしたいというふうに思います。 文部科学省の組織的な天下りあっせんの再発防止策を話し合う有識者検討会が、五月十一日、違法な再就職がないかを監視する組織を省内に新設する方針を決めたとの報道がございます。監視組織は、外部有識者で構成し、会合を毎年四回程度開いて、職員やOBの再就職に違法性がないかをチェックするとのことであります。 これは、先般出ました文部科学省における再就職問題に係る調査報告、最終まとめの中に、「硬直化した人事慣行や組織体制の見直し」という項目がありまして、その中に、「再就職等……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 籠池証人、どうぞよろしくお願いいたします。 先ほどの葉梨委員の質問を聞いておりまして、幼稚園の先生としての経験は物すごく長くある、ただ、小学校教員の免許は持っていらっしゃらないということでした。 平成二十六年の十月三十一日に大阪府の方に小学校の設置認可申請をされましたよね。設置認可申請に当たって、大阪府の方には、私立の小学校及び中学校の設置認可等に関する審査基準というのがございます。A4判の書類で五ページ程度のものですが、この審査基準については、申請に当たって、籠池証人はよく調査されましたか。
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 四人の公述人の先生方、大変貴重な御意見、ありがとうございました。六年ぶりに予算委員会の席に座って、本当に勉強になりました。ありがとうございます。 私の方からは、特に小林先生に、給付型奨学金の制度設計について、教育再生実行会議の専門家会議とか、私ども公明党の給付型奨学金推進プロジェクトチームにも来ていただきまして御講演をいただきまして、大変参考になりましたので、その点も含めて、きょうの御意見を踏まえた上で、何点か確認をさせていただきたいというふうに思います。 先生は、制度設計に当たって、公明新聞の方でインタビューをさせていただいたときに、こんなふ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。