このページでは富田茂之衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○富田茂之君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております平成二十二年度一般会計予算、平成二十二年度特別会計予算、平成二十二年度政府関係機関予算、以上三案に対して、反対の立場から討論を行うものであります。(拍手) 以下、反対する主な理由を申し述べます。 第一には、現下の経済状況にこたえ得るような、経済立て直しに向けた視点を欠く予算であるという点であります。 鳩山内閣は、マニフェストありきの視点からか、昨年十月、平成二十一年度第一次補正予算を二兆九千億円も執行停止するなど、景気にブレーキをかけてしまいました。公明党は、執行停止の解除が最善の景気対策であると提言しましたが、鳩山内閣は……
○富田茂之君 公明党の富田茂之です。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十三年度補正予算三案について、賛成の立場から討論を行います。(拍手) 以下、賛成する理由を申し述べます。 東北地方、東日本を襲った大地震と大津波、東京電力福島第一原発事故、そして、いまだ余震が続く状況下にあって、被災者の方々は、なお多くの困難と不安の中、日々の生活に立ち向かっておられます。国会に籍を置く政治家として、被災者の方々の御心情、御苦労に深く思いをいたし、与野党の枠を超えて一致努力していくべきは当然であります。 与党民主党の議員の皆様、いつまでも党内抗争にかまけていては、国民から本当に見……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 川端大臣を初め副大臣、政務官、御就任おめでとうございます。川端大臣とは新進党以来でございますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 最初に、平成二十一年度の補正予算の執行停止について何点かお尋ねしたいと思います。 お手元に、文科省の方が作成しました、執行停止の事業、三十七事業を三枚の資料にしていただいたものを配付させていただいております。これは、衆議院の予算委員会の理事会で、執行停止分について、どれが無駄で、どれが不要不急なんだ、明らかにしてくれということを野党側からお願いしましたら、できる限り分類してということで出てきた資料ですが、残念な……
○富田委員 総理にまずお尋ねをしたいんですが、今、斉藤政調会長の方から、命を大切にするということで、がん対策と肝炎対策について質問をさせていただきました。 平成二十一年度補正予算の執行停止に絡んで、先週の代表質問の際、自民党の西村議員の方から、私は聞いていて鋭い質問だなと思ったんですが、総理の御答弁がちょっと間違えているんじゃないかなという点がございました。 「がんや小児分野の未承認薬の開発支援などの予算も執行停止にされました。」西村議員はこう訴えて、期待していた多くの患者さんたちから落胆の声が多数寄せられております。「人の命こそ何より大事にするとおっしゃっていたのではないでしょうか。まさ……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 選挙執行経費基準法の改正案について、まず大臣にお尋ねします。 ただいまの提案理由の説明の中で、最近における状況を踏まえ、実情に即するようというふうに二回言われました。実際に選挙の経費が下がってきていて、それが実情だということなら問題ないと思うんですが、今回、削減が八十一億円にも及ぶということで、かなり大きな金額になっています。 前回の参議院選挙のときの数字もいただいていますが、予算額、前回五百二十六億ですか、それが今回四百三十六億ということで、前回の五百二十六億の予算の中で使い切れないで戻ってきた分とか、実際に地方自治体の方もいろいろ配慮がある……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 四人の参考人の皆さんには、本当に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。 まず、川崎参考人にお伺いしたいんですが、この委員会でも、都道府県の私立高校生への授業料減免補助、これが〇九年度と二〇一〇年度当初予算で、今回の就学支援金ができたということでかなり減額になってくるんじゃないかというのが話題になっていました。 それで、文科省の方がつくった資料ですと、佐賀県は、二〇〇九年度の当初予算が三千四百万、ところが、二〇一〇年度でやはり二千四百万に減額されています、数字上は。私、千葉県なんですが、千葉も三億が八千二百万に減額されていたので、ど……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 今の馳委員と中川副大臣のやりとりを聞いていて、質問の順番を変えようと思いました。 中川さん、はっきり言ってうそをついている。政府税調の議事録を全部見ました。経過を見ると、今言ったような経過にはなっていませんでしたと私は理解しました。中川さんは、いや、そういうことだったんだと言うんだろうけれども。やはり今の特定扶養控除の縮減のところは、外から見ているとよくわかりません。中川さんは最初抵抗していましたよね。古本政務官が冒頭から特定扶養控除の話を出したときに、いや、おかしい、マニフェストにそういうふうに書いていない。渡辺総務副大臣も、そんなことをやったらだまし……
○富田委員 ただいま議題となりました修正案について、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明いたします。 本修正案は、本法律案施行後の高等学校等における教育の充実の状況、高等学校等における教育に係る経済的負担の軽減の状況等を踏まえ、この制度のより一層の充実を図るため、本法律案の附則に、この法律の施行後三年を経過した場合において、この法律の施行の状況を勘案し、この法律の規定について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に応じて所要の見直しを行うものとする旨の規定を加えるものであります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○富田委員 公明党の富田茂之です。 お時間を四十分いただきましたので、何点か質問させていただきます。 小林千代美議員の件がこの委員会でも何度も取り上げられました。私は千葉県なんですが、けさ、千葉の地元紙に「小林議員が辞職の意向」というふうに一面にぼんと載っていて、見てびっくりしたんです。冒頭、こんなふうに書いてありました。「民主党の小林千代美衆院議員が、北海道教職員組合側による陣営に対する不正資金提供事件の責任を取り、議員辞職する意向を党関係者に伝えていることが十六日、分かった。党関係者が明らかにした。 小林氏はこの日、国会内で記者団に辞職を否定したが、近く執行部と調整に入る。」事件に絡ん……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 まず、法案について何点かお伺いしたいと思います。 これまでの委員からもほぼ質問は出尽くした感はあるんですが、先ほど来の審議を聞いていましても、ちょっと、あれっと思うような部分もありました。 クリアランス制度を今回なぜ導入するんだということで、事前に事務方の方から何度も説明を受けましたが、審議で明らかになったように、今、放射性廃棄物が二百リットルドラム缶換算で二十五万本ある。先ほど中川副大臣は、毎年六千本ぐらいふえていくんだというお話をされていましたが、事前に受けた説明では、六千三百本あたり出てくるというような御説明もありました。そのうち五割は自……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 最初に、公立学校施設の耐震化等の早期実現に関しまして何点か質問をさせていただきます。 四月十四日の当委員会におきまして、委員会決議で、耐震化をしっかりやっていこうということを全党の賛成で決めていただきました。この決議に対して大臣から、 ただいまの決議につきましては、その趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。 今後とも、地方自治体が計画的に整備を行うことができるよう、学校施設の耐震化や老朽化対策等を積極的に推進し、子供たちの安全、安心の確保等に全力で取り組んでまいります。 という御発言がありました。 通常、附帯決議とかこういう……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。締めくくり質疑をさせていただきます。 菅副総理、一月二十日の参議院の本会議で、我が党の松あきら議員の代表質問に対して、菅さんはこういうふうにお答えになっています。 松さんが、「菅副総理が政治の世界に飛び込まれたときに真っ先に師事をされ、終生清潔な政治の実現に尽力をされた、かの市川房枝さんは、政治家の金銭関係を清潔にするということが何よりも大事と主張されておられました。鳩山総理や小沢幹事長にまつわる不可解な政治と金の問題について、菅副総理の御見解をお聞きしたいと思います。」こういうふうに尋ねられたんですが、菅大臣はこれに対して、「亡くなられて三十年に……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 私は、まず子ども手当について、総理初め関係大臣に御質問をしたいというふうに思います。 昨日も我が党の斉藤政調会長、また自民党の加藤勝信議員から子ども手当について何点か御質問がありました。その中で、子ども手当と児童手当の制度設計はどう違っているんだというような指摘がありました。私もここは大変関心がございます。 二月一日の衆議院の本会議、谷垣自民党総裁がこの点を総理に質問されました。 「子ども手当と児童手当で制度設計がどのように異なり、それによっていかなる政策効果の差異が生じるのか、総理に改めてお伺いいたします。」と谷垣総裁が聞かれて、総理はこの……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 四人の陳述人の先生方、きょうは本当にありがとうございます。 座って質問をさせていただきます。 まず、佐藤さんにちょっとお伺いしたいんですが、先ほど、政治の方の方針が、幼保一元化を打ち出したと思えば、それがいつの間にかなくなって認定こども園、やったらいいのかやらない方がいいのかよくわからない。また、最近は幼保一体化という言葉が出てきた、現場では本当に困っているんだ、明確なものが出てこないのは困るというお話をいただいて、政治の責任がかなりあるなというふうな印象を受けました。 ただ、ちょっと誤解があるのかなと思うのは、認定こども園をなくそうというふ……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 締めくくり質疑ということで、まず最初に総理と文科大臣にお尋ねをしたいというふうに思います。 私は、この委員会に所属させていただいて三年目になりますが、ずっと、経済的理由により高等学校等の生徒が学業を断念することのない制度をということを訴え続けてきました。 先日の本会議で川端文科大臣は、各党の議員の質問、高校無償化法案についての代表質問があったわけですが、その中でこういう答弁をされました。 公私間格差についてのお尋ねがありましたということで、私立高校生に対しては、高等学校等就学支援金として公立高校生一人当たりの負担軽減額と同等の額を支給するとと……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 閉会中審査ということで、質問の機会をいただきまして、感謝申し上げます。 私から、まず、新卒者雇用に関する緊急対策について大臣にお伺いをしたいと思います。 先日、内閣府の新卒者雇用・特命チームの方から、今どういう取り組みをしているか説明を受けました。高井政務官もチームに入られて活躍されているというふうに伺いましたけれども、春にこの委員会で、日本学術会議の中間報告ということで大臣にちょっと御提示させていただいて、どう思われますかということを質問しましたけれども、ほぼその中間報告どおりに、八月の十七日ですか、大臣に、「大学教育の分野別質保証の在り方に……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 尖閣諸島をめぐる問題等について、総理を初め関係大臣に質問させていただきます。 お手元に「尖閣諸島の領有権についての基本見解」という外務省のホームページから印刷したものを一枚配らせていただきました。一昨日の参議院の外交防衛委員会で、今うなずいていらっしゃいますが、外務大臣が、法的な根拠についてという我が党の山本委員からの質問に答えられた、多分このペーパーに基づいて答弁をされたんだと思います。 総理、今、領土の問題については一歩も譲らないというふうに、最後に強い決意を述べられました。尖閣が我が国固有の領土だという、その法的根拠を国民の皆さんに、こう……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 委員長とは新進党で一緒に活動して以来、委員長に御就任、本当におめでとうございます。 また、大臣、副大臣、政務官、それぞれ地方自治の経験豊かな三名の方とこういう質疑ができるというのは大変うれしく思うんですが、きょうはちょっと地方自治の質問はしませんので、私も西野先生と一緒に、政治と金の問題について、二十分時間をいただきましたので、質問をさせていただきたいと思います。 鈴木副大臣、政治倫理綱領は御存じですよね。どんなことが書いてあるか、覚えていらっしゃいますか、ちょっと質問通告していないので申しわけないんですが。
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 ことしの六月一日に質疑を用意しておりまして、先ほど提案者の大口さんの方から経緯の御説明がありましたけれども、きょう、こういうふうに公明党提出の法案の審議をしていただけるということで、委員長、また手塚筆頭理事を初め、理事、委員の皆さんに本当に感謝いたします。 先ほど来、やはり相当の注意というところに、手塚委員の方からも、また石田委員の方からも御質問がありました。社会通念というその一言でよくわからないというような御趣旨だったと思いますが、提案者の大口さんの方で、ちょっと先ほど私メモをさせてもらったんですが、相当の注意を怠ったときというのは、選任の場合……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 今の自民党の委員の皆さんとのやりとりを聞いていまして、多分、インターネット等で見ている国民の皆さんも何をやっているんだろうと。仙谷さんはうなずいていらっしゃいますが。 今、柴山委員が最後に言われたように、海上保安庁は、海上でのいろいろな出来事なので情報は共有しているというのがこれまでの例だったようです。我が党の大臣経験者からお伺いしても、そのようにおっしゃっていました。 そういう中で、九月七日に事件が起きて、仙谷長官に言わせれば、そこから捜査資料になっていったんだということであれば、そのときからこの映像に関しては徹底した管理が必要だったはずです……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。時間は五分と限られていますので、簡潔に御答弁をいただきたいというふうに思います。
今回の法案の名称ですが、平成二十三年東北地方太平洋沖地震に伴うというような名称になっておりますけれども、当然、関東地方も被災地になっておりますので、対象としては関東も含めるというふうな理解でよろしいんでしょうか。その点、まず確認をしておきたいと思います。
【次の発言】 総務大臣が指定する際、法文では、地震の影響のために選挙を適正に行うことが困難と認められる、こういうふうに総務大臣が判断して指定するというような書きぶりになっています。
阪神・淡路大震災の際には、三つの市……
○富田委員 公明党の富田茂之です。
今、赤澤先生にほとんど聞かれてしまったので、できるだけダブらないように質問をしたいと思いますが、今回の改正案は、当初、総務省の方から内々御説明を受けていた段階では、来年の五月三十一日まで延期できるようにしたいというふうな話でした。それが、前回改正した現行法と同じように九月二十二日までというふうにされたわけですけれども、与野党間のいろいろな折衝等あったと思いますが、なぜ九月二十二日までになったのか、その間の経緯について、ちょっと大臣の方から御説明いただければと思います。
【次の発言】 私は、ちょっと事前の交渉経過を見ていて、大臣、五月三十一日と言ったのが九月……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 今、石井先生と西野先生の質問を聞いておりまして、私が予定していた質問を全部聞かれてしまいました。ダブらないように、ちょっと視点を変えて御質問したいと思うんです。 田口部長で結構なんですが、現地調査を総務省の方でされた、有権者の把握とか、選挙執行のための人員体制とか、投開票所の施設、選挙に必要な備品等の確保ができているかどうか等を、各自治体に行って、総務省の方で調査してきた。その上で、今回、まだ、九月二十二日までに実施が困難だというふうな団体が上がってきている。そこと総務省の調査とがきちんと整合性がとれているかどうかという観点から、調査結果について……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 三十分お時間をいただきましたので、何点か質問をさせていただきたいと思います。 委員会の冒頭で委員長から大臣に、被災地に行ってきたかというお話がありました。私の地元千葉県も、余り報道されておりませんけれども、大変な被害をこうむりまして、浦安では四万世帯近くが断水、またガスが停止、すごい液状化の状況でした。 旭市では、三陸沖と同じように津波に襲われまして、五百棟が全半壊、飯岡港という港では五十そう近くが打ち上げられたり沈んだり、大変な状況でした。山口代表と一緒に飯岡港を視察した際に、クレーンで沈没していた船を揚げていたんですけれども、陸に揚がった途……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 きょうはスポーツ施策等の諸課題についてということですが、実は、先週の十八日水曜日、予算委員会の理事として岩手県の方の視察を担当させていただきまして、宮古から釜石まで、沿岸部をずっと視察してまいりました。 最後の釜石市で、中学生と小学生が一緒に避難して全員助かったというところを、たまたま現場を見ることができまして、そこでいろいろ説明を伺いました。その件について、震災での質問ができませんでしたので、まず質問させていただきたいというふうに思います。 釜石東中学校と鵜住居小学校というのが、大槌湾から鵜住居川というのが少し入ってきているんですが、その真ん前に二つ……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 四人の参考人の先生方には、それぞれのお立場から貴重な御意見をいただきまして、本当に勉強になりました。ありがとうございました。 一番親しくさせていただいております了徳寺先生に先にちょっと御質問したいんですが、先ほど、先生の提言の中でセカンドキャリアのお話とかがありましたけれども、先生の学園では、本来、筑波大とか、大学のレベルでかなりハイレベルの競技者をやっていて、ではその後どこに行くんだと。 普通でしたら、これはまたいろいろな実業団でやられて、全国レベルあるいは世界レベルの競技者として育っていきますけれども、なかなかそういう場がなくて、先生の学園で職員と……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 きょうは、委員長初め各党理事の皆さんに、質疑順について御配慮いただきまして本当にありがとうございます。また、特に本村先生には、順番を変えていただきまして本当にありがとうございます。 先週の月曜日、私は宮城県石巻市立の大川小学校を訪問してまいりました。予算委員会でもちょっと取り上げさせていただきましたけれども、被災状況を確認させていただくとともに、有志の方がつくられた慰霊碑に献花をしてまいりました。たまたま、お子さんを亡くされたお父さん、お母さんとおばあちゃんが来ておりまして、毎日お花を手向けに来ているというお話をされていました。 校庭の裏側では、三十人……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 この委員会に所属して四年目になりました。毎年の委員会で、子供たちが親の経済的理由によって学業に専念できない、そういう事態にならないようにという観点から質問をさせていただいております。 きょうは最初に、去年、民主党政権になって、いわゆる高校無償化法案が成立しました。その過程の中で、この予算委員会、そして文部科学委員会の中で、文部科学省の方で、二〇〇九年の十二月十六日、高校授業料の実質無料化に合わせて特定扶養控除の圧縮を実施した場合に、無償化実施前と比べて各家庭ごとにどの程度得をするのかという試算を公表されました。 お手元に資料を配っておりますが、……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 基本的質疑で子ども手当の地方負担分について質問させていただきましたが、昨日、自由民主党の加藤勝信議員の方から、子ども手当と児童手当の違いは何なんだという本質的な質問がありまして、私も全く同じように問題意識を持っていたものですから鋭い指摘だなと思ったんですが、その結果、けさの予算委員会の理事会に厚生労働省の方から小宮山副大臣が来てくださいまして、「子ども手当について」というペーパーを出していただきました。 委員の皆さんには資料配付されているようですが、ちょっと確認をいたしたいと思うんです。 「子ども手当の目的と少子化との関係」ということにつきまし……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 陳述人の先生方、きょうは本当に貴重な御意見ありがとうございます。 昨日こちらに来させていただきまして、きょうは午前中、本当に豪雪の被害、また豪雪対策の現場をしっかり見学させていただきました。 私は、千葉県の銚子の生まれでして、今公明党千葉県本部の代表をしておりますから、ずっと千葉です。こういう豪雪の状況を見たのは本当に生まれて初めてでございます。本当に大変な中で皆様御苦労されていますし、先ほども、現場で、自民党の高木先生に食ってかかっていた女性の姿を見まして、今ごろ何しに来たんだ、何も持ってこないで、スコップぐらい持ってこいというような、本当に……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 私は、三十分の時間をいただきましたので、総理に対して、日中関係について特に御質問をさせていただきたいと思います。 昨年の九月三十日、この予算委員会の閉会中審査におきまして、尖閣諸島をめぐる問題について、菅総理、前原外務大臣に質問をしました。 その際に、一九七二年七月二十八日に行われました公明党訪中団と周恩来首相との会談の内容を紹介させていただいて、先人の知恵に学ぶべきだという御指摘をさせていただきました。 実は、ことしの一月の十一日から十三日まで、日中友好協会会長を務める自由民主党の加藤紘一衆議院議員に同行させていただきまして、この尖閣問題で……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 四人の参考人の皆さん、きょうは本当に貴重な御意見をありがとうございました。 この予算委員会で、二月の三日、十日と子ども手当について集中的に質問をさせていただきました。子ども手当法案が出てくるわけですが、子ども手当について大きな問題があるなということがはっきりしてきました。 民主党の皆さんは、もともと児童手当とは違うんだ、目的、性質も違って、新たに子ども手当をつくったんだというふうに言われたんですが、審議の中でこんな文書が出てきました。「子ども手当と児童手当は、子どもの育ちを支援するという面では、共通する面があるほか、いずれの制度も家庭に対する現……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 基本的質疑、一般的質疑、集中審議と、いろいろな質問をさせていただきました。委員長にはいろいろお取り計らいいただいて熟議の国会になりつつあったと思ったんですが、先週の金曜日以来の委員長の対応は、私はよくなかったんじゃないかなと。 そちらに菅総理、枝野官房長官いらっしゃいますが、お二人が予算委員会の野党の理事をされていたとき、私は与党理事で、枝野さんの言い分をほとんど丸のみしていました。前原外務大臣と岡田幹事長が理事のときも、我々与党は野党の言い分をしっかり聞いて、できる限りの審議をしてきたことをよく覚えています。せっかく熟議の国会、そしてねじれてい……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 私も、質問通告しておりませんが、先ほどの小里委員と一緒に、小佐古内閣官房参与の辞任に伴う件について質問したいと思います。 昨夜、家に帰りましてニュースを見て、小佐古参与の本当に絞り出すような思いを言われていたのを見て、やはり大変なことだなというふうに思いました。 実は文科省の方に、四月十九日以前に、私の友人から二十ミリシーベルトというのはとんでもない数字だというような問い合わせが来たということで、お問い合わせをしました。私の友人がこういうふうに書いてきました。放射線の量と健康障害についてはさまざまな学説がありますが、五十年にわたる研究の結果がICRP及……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 締めくくりということで、十五分間の時間ですので、端的にお答えをいただければと思います。 私、一昨日、七月十八日の月曜日、宮城県の石巻市立大川小学校を訪問してまいりました。昨日、武部議員の方から、津波対策が十分でなくて大勢のお子さんが亡くなったと言われた学校であります。 被害状況を見てまいりましたけれども、本当に大変な状況でした。有志の方が建立された慰霊碑に献花をしてまいりましたけれども、たまたまお子さんを亡くされた御両親とおばあちゃんがお花を手向けに来ていました。毎日そこに来ているというふうにおっしゃっていました。学校の裏手では、三十人近くの警察官がス……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 今、石井政調会長の方から、いつ帰れるんだというお話がありました。それに関連して、東京電力の西澤社長にお見えになっていただいていますので、東電にまず先にお伺いしたいと思います。 昨日のこの委員会で、枝野経産大臣の方から、請求の案内を見て唖然としたというお話がありました。昨日、委員会終了後に東電の副社長さんを呼んで、きちんと改善指導をしたいというお話がありました。きょうの朝の一般各紙にはなかなかちょっと記事が出ていなかったものですから、いろいろ調べてみまして、東電の方で経産省の方に一枚ペーパーを渡したというようなお話がありました。 ちょっと東京電力の皆さん……
○富田委員 公明党の富田茂之です。ありがとうございます。 私は九三年初当選なんですが、国土交通委員会に所属させていただくのは今回が初めてであります。一度だけ、平成十六年に羽田の再拡張事業の法案が審議されたときに、千葉県の浦安市上空がそもそもの飛行ルートになっておりまして、浦安の住民の皆さんから、とんでもないということで、その声を受けて、一度だけこの国土交通委員会で質疑をさせていただきました。 当時も、飛行ルートを平成十六年の二月九日に国交省の方で地元に提示していただいたんですが、それまでの地元への説明とかが必ずしも十分ではなかった。地元、当時は千葉県と十四の市町村が一緒に協議会をつくってお……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 津波防災地域づくりに関する法律案並びにその整備法案について質疑をさせていただきます。 この法案の立法の背景ということで、東日本大震災により甚大な被害を受けた地域の復興に当たっては、将来を見据えた津波災害に強い地域づくりを推進する必要がある、また、将来起こり得る津波災害の防止、軽減のため、全国で活用可能な一般的な制度を創設する必要があるという御説明でした。これに反対する政党はないと思います。 国土交通大臣の方で基本指針を定めて、都道府県知事が基本指針に基づいて津波浸水想定を設定して公表する。市町村は、その基本指針に基づいて、かつ津波浸水想定を踏まえて、津……
○富田委員 公明党の富田茂之です。竹内議員に続いて質問させていただきたいと思います。 復興庁の末松副大臣に来ていただいていますので、先に質問して、退席していただいて結構ですので。 復興交付金についてお尋ねしたいと思います。 第一次の申請に対して交付決定が出て、宮城県知事が五七%しか認められなかったということでかなりお怒りでしたが、私の地元千葉県、横に林幹雄先輩がいらっしゃいますが、千葉でも浦安市と香取市が、申請した金額に比べて本当に一割にも満たない、浦安に至ってはもっとひどい交付決定額だったということで、かなり両市長は怒られて、昨日は浦安の松崎市長が副大臣のところにわざわざ行かれた。きょ……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 今、菅原委員と穀田委員から非常に大事な指摘があったというふうに思います。同じような観点から何点か質問したいんです。 この一時間、帰宅困難者という言葉が出ていますが、読んで字のごとく帰宅が困難だというだけじゃなくて、内閣府がどういうふうに定義しているかというのをちょっと調べてみましたら、こんなふうに書いてありました。帰宅困難者対策協議会に資料が出ているんですが、首都直下地震の被害想定における帰宅困難者とは、滞留者のうち、帰宅までの距離が遠く、徒歩による帰宅が困難な人を指すと。自宅までの距離が十キロ以内は全員帰宅可能とされ、十キロから二十キロでは帰宅困難者の……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 私は、まず前回の一般質疑で質問しました復興交付金について、きょうは末松副大臣に見えていただいておりますので、ちょっと質問をしたいというふうに思います。 前回、千葉県内の市町村から復興交付金の申請がありましたけれども、液状化対策になかなか予算がつかなかったということでお尋ねをしました。その後、末松副大臣は、浦安、香取、千葉ですか、全部回っていただいたというふうに伺っております。 実はきのう、成田市の隣、栄町で統一外の町議選がありまして、私も応援に行って現場を見てきたんですが、応急措置はされているんですけれども、電信柱がまだ二メートル下がったままの……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 三人の参考人の皆様には、大変示唆に富む御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。 最初に、小田参考人にお尋ねしたいんです。 今、最後に鷲尾委員の方からお尋ねがありましたけれども、バス事業のあり方検討会、また、ことしの一月号の「交通公論」の中で小田参考人が、あり方検討会の議論を踏まえて、高速ツアーバスを高速乗り合いバスに一本化していく中で、新高速バス事業として一本化すると同時に、それ以降、従前の高速ツアーバスは廃止すべきというふうにずっと主張されております。先ほども、禁止までいっていないのが問題だというふうに言われました。 参考人の意……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 先ほど山本先生の方から、再保険がヨーロッパ中心になっているのを何とかできないのかという質問がありました。 現在の責任保険の枠組みの中で、EUの域外の企業による再保険の引き受けというのは全然されていないんでしょうか。報道では、八割ぐらいがEUの域内だというふうにされているんですけれども、事前に我が党の合同部会に説明に来た方は、ほとんどがEUの域内だというふうに言われていたんです。八割とほとんどというのは随分数字が違うと思いますし、責任保険について、もう再保険ができないんだという前提でこの法案の審議が始まっているものですから、そのあたり、具体的な数字を示して……
○富田委員 公明党の富田茂之です。
委員長、定足数は足りていますか。
【次の発言】 出席率が悪いようなので、ちょっと一言。
私の方からは、まず、小水力発電の水利使用許可の手続についてちょっと大臣にお尋ねをしたいというふうに思います。
再生可能エネルギーを大事にしていこうという流れは誰も反対しないと思うんですが、国土交通省の関係では、河川を管理していますので、水利権の問題が出てきて、そこが一番かかわってくるようになると思うんです。小水力発電はかなりのポテンシャルがあると思うんですが、なかなか地域によって運びが違うということで、ちょっと問題点を指摘させていただきたいというふうに思います。
……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 この法案に関しての個別の論点は、今、小宮山先生に全部聞かれちゃいました。 もともとの立法趣旨のところで、目的等でいろいろ言われているんですが、東日本大震災を契機としてエネルギー需給が変化し、国民のエネルギーや地球温暖化に関する意識が高揚していることなどを背景として、民間投資の促進を通じて、都市や交通の低炭素化、エネルギー利用の合理化などの成功事例を蓄積し、その普及を図るとともに、住宅市場や地域経済の活性化を図ることを目的としておりますというふうに言われるんですが、どうも何か、すとんと落ちてこないんですね。 調査室の方からいろいろ資料をいただいた……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。
私の方から、先ほど民主党の向山議員が尋ねられていましたけれども、中国漁船ミンシンリョウ五一七九公務執行妨害等被疑事件からまず御質問したいというふうに思います。
先ほど向山議員は無罪釈放されたとおっしゃっていましたが、これはちょっと違っていまして、処分保留で釈放された。そういう経緯はありましたけれども、海上保安庁としてはこの事件に関してどういうふうに教訓を得たのか、その点からまずお話をいただきたいというふうに思います。
【次の発言】 今長官が言われた、漁船だったわけですよね。あの事件が起きた後、一昨年の九月三十日だったと思うんですが、予算委員会で私……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 午前中の質疑をずっと伺っておりまして、何かやはりよくわからない、はっきり説明いただけない部分がかなり多いなという印象を受けました。JALの再生につきまして、会社更生法の適用に加えて公的支援がなされた、この二本立てでいったということに本当に問題がなかったのかというのが、午前中の質疑者の基本的な視点だったと思うんですね。 特に、瀬戸参考人にお伺いしたいんですが、先ほど、もともと三千億支援する予定だったけれども、それが三千五百億まで膨らんできた、プラスもっと考えられないのかということで債権者側からいろいろ要望があった、更生計画をきちんとやっていく上には債権者の……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 三人の参考人の皆さん、貴重な御意見をありがとうございました。後ほど順次御質問をさせていただきたいというふうに思います。 大西参考人は成田の整備関係のお勤めが長かったというふうに伺っておりますが、実は私、千葉県習志野市に住んでおりまして、二十五年前に京成線沿線の四百五十世帯ぐらいの戸建て住宅の団地に引っ越したんですね。京成の駅から歩いて五分ぐらいですから、当時、千葉で弁護士を開業していまして、この駅から京成線で千葉まで通っていたんですけれども、私の家の斜め前のお宅がJALの方でした。朝起きると、黒塗りのハイヤーが少し先にとまっているんですね。時間になるとす……
○富田委員 公明党の富田茂之です。
石山証人に、まず、あなたの経歴について確認をさせていただきたいと思います。
セミナーの講師紹介欄とか、先ほども出ておりましたけれども、雑誌のインタビュー記事等ではこのように書かれております。一九九六年四月、東日本文具販売厚生年金基金常務理事に就任、二〇〇四年、平成十六年二月、同基金退職、そして、二〇〇四年、平成十六年四月、株式会社東京年金経済研究所設立、こういうふうに書かれていますが、これで間違いないでしょうか。
【次の発言】 そのとおりなんですよ。でも、あなたの今までのいろいろな紹介を見ると、今のようなことではなかったですよね。
平成十五年の二月二十……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 四人の先生方には、大変示唆に富む御意見をいただきまして、ありがとうございます。 かなり両論に分かれたという感じで、各党の協議が調わないのも、学者の先生たちがこれだけ分かれるんだから無理もないかなと思うんですが、今、一人別枠方式の件について西野先生の方からお尋ねがありましたけれども、各党の協議の中で、〇増五減案を先行させようというような話が今出ております。この点について、これがいい方向なのかどうか。 〇増五減は、今も出ておりました一人別枠方式について何の解決策も示していないというふうに私は思います。また、神奈川県と大阪府を比べますと、神奈川の方が……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 私は、ただいま議題となりました政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長赤松広隆君の不信任を求める動議について、賛成の立場で討論をいたします。 赤松委員長の強引かつ身勝手な委員会運営は、議会制民主主義の根幹を崩壊させる暴挙であると言わざるを得ません。 八月二十七日の委員会においては、民主党提出の衆議院選挙制度改革関連法案を、全野党が欠席のまま民主党単独で強行採決、可決させるという、およそ民主主義とは相入れない委員会運営を行いました。選挙制度は議会制民主主義の土台であり、与党だけで強行することは断じて許されません。 翌八月二十八日付の新聞各紙は……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 きょうは、高校無償化の政策効果の検証を三十分間やらせていただきたいというふうに思います。 一昨年の三月、衆議院の文部科学委員会で高校無償化法案の審議が始まりまして、その過程の中で、さまざまなことが判明してきました。 当委員会でも何度も質問させていただきましたけれども、特定扶養控除縮減、民主党の皆さんは見直しと言っていますけれども、その見直しの影響で、逆に実質負担増になる世帯がかなり多く出てきたということ。このパネルも何度かここで出させていただきましたけれども、当初、文部科学省は、全日制の公立の高等学校、そして私立の高等学校は全部、高校無償化によって負担……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 羽田大臣の所信に対する質疑をさせていただきます。 大臣は所信でこのように述べられておりました。「発生が懸念される首都直下地震や南海トラフが引き起こす巨大地震などの大災害に対しては、災害に強い国土づくりを進めることが不可欠です。このため、東日本大震災の教訓を踏まえ、住宅・建築物や公共施設、交通施設の耐震性向上、津波対策の強化、ミッシングリンクの解消、初動体制の強化等に取り組む」というふうに言われておりました。 実はこの委員会で、十月の四日、五日、高知県と愛媛県、山本公一筆頭理事がいろいろ配慮していただいて、視察をしてきました。 特に高知県の黒潮……
○富田委員 公明党の富田茂之です。 実は、この委員会が始まる前までは、最初にこういう質問をしようと思っていました。 選挙制度改革をめぐる各党協議会では、一票の格差是正、定数是正、そして選挙制度の抜本改革がセットで議論されてきたはずだ。民主党は協議を打ち切って、六月十八日、今回の法案と同様の法案を提出、最終的に廃案となった。この経過を踏まえると、なぜ今回、廃案となった法案と全く同様の法案を提出されたのか理解に苦しむ、提出者の意図はどこにあるのかと聞こうと思っていたんですが、先ほど逢坂修正案提出者の方からお話がありましたので、全く同様ではなくなったのでこの質問は使えないんですが。 ここで修正……
○富田委員 公明党の富田茂之でございます。 三人の公述人の先生方、きょうは本当にありがとうございます。 私からは、まず駒村先生にちょっとお尋ねしたいんですが、先生の先ほどのお話の中で、保育制度は社会保障制度のかぎだ、特に年金財政の前提となっている有配偶女性の就業率、ここをアップさせる。これは、団塊世代が定年を迎えて、団塊ジュニアがあと何年かでお子さんを産める世代を通り過ぎてしまう。そういった意味で、ここをきちんと国の施策として対応しないと、本当に大変なことになるなというふうに私自身も感じています。 調査室の方等でいろいろ資料を用意していただいて、先生の論文を幾つか読ませていただいたんです……
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