このページでは小熊慎司衆議院議員の47期(2014/12/14〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は47期国会活動統計で確認できます。
○小熊慎司君 維新の党の小熊慎司です。 維新の党を代表して、通告に従い、質問をいたします。(拍手) 地方創生は安倍内閣の重要課題の一つであると位置づけ、これまで非常に複雑で大きな課題に真正面から取り組んでこられました。現在、本院におきましても、本会議や委員会などで真摯な議論が積み重ねられているところです。 少子高齢化、地域の過疎化などの課題を抱える課題先進国として、今後、我が国がいかに問題を乗り越えていったかという姿勢を世界に示すことで、国際社会におけるフロントランナーとしてリーダーシップを発揮することが可能になりますが、その道は大変に険しいことは言うまでもありません。 そもそも、少子……
○小熊慎司君 民進党・無所属クラブの小熊慎司です。 ただいま議題となりました原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とインド共和国政府との間の協定について質問いたします。(拍手) 初めに、政府に対し、日印原子力協定への基本的なスタンスをお聞きいたします。 まずお聞きしたいのは、今まさに核兵器不拡散条約、NPT体制が揺らいでいるときに、その揺らぎを加速する協定を結ぶべきかどうかということであります。 北朝鮮が小型核弾頭を搭載し、米国本土にも届く大陸間弾道弾を完成させることは目に見えています。その弾道ミサイルが実戦配備されたとき、NPT体制は崩壊したのも同然です。この現状の北朝鮮危……
○小熊慎司君 民進党の小熊慎司です。 私は、民進党・無所属クラブを代表いたしまして、原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とインド共和国政府との間の協定、いわゆる日印原子力協定に対し、反対の立場から討論を行います。(拍手) 昨年開かれた五年に一度の核拡散防止条約、いわゆるNPT再検討会議では、NPT体制の弱体化に大きな警戒感が示されました。その最大の要因は、核兵器国が約束した核兵器削減計画が進んでいないこと、また、核兵器保有国が実際どのくらい核弾頭を保有しているかも不明であって、それに対し、非核兵器国から大きな不満が出たためです。 そうした中で、核兵器国を主要なメンバーとする原……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。
まず初めに、国際平和対処事態における復興支援活動について、維新提出者と、そして政府と、それぞれお聞きをしたいというふうに思います。
国際平和対処事態における武力紛争時の後方支援活動が行われた後、紛争が終結すれば、そのまま人道復興支援活動に移行することになると考えられますが、人道復興支援活動は国際平和協力法に基づく活動ですから、同法に基づいて改めて自衛隊を派遣する手続が必要となるのかどうか、まず維新の方からお伺いをいたします。
【次の発言】 政府の方にも同じ質問を。
【次の発言】 手続が必要なのか、一連の復興支援活動がスムーズにいけるかどうかという意味で……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 質問をさせていただきます。 まず初めに、先日、アメリカのオバマ大統領夫人が来日をされて、また、非常にいい来日、成果も上がったというふうに思いますが、その成果の一つとして、安倍首相の昭恵夫人とともに、女子教育推進に向けた日米協力に関する文書を発表されて、この分野について、今後、世界で協力をし合って支援をしていくということをうたっていきました。 女性の社会進出、これは安倍政権のテーマの一つでもありますが、世界経済フォーラムの男女格差のランキングでいうと、日本はめちゃくちゃ低い、先進国の中でも低いわけであります。 ただ、四つぐらいの指標の中で、教育分野は……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 まず、過日、大変な被害に見舞われた、サイクロンで被害を受けたバヌアツ等の地域において、日本もさまざまな支援をして、また、政務官も迅速に現地に飛んで、バヌアツの外相とも会談をされたということでありますけれども、どういう支援をしてきたか、しっかり日本がやったということは報道等で承知をしておりますので、今後、日本の対応として、バヌアツに限らず、こうした被害に対してどのような支援を行っていくのか。来週、緑の基金について質疑もありますので、大きな意味での気候変動に対する日本の支援の仕方はそこで細かく聞きますが、今回、バヌアツの現地調査をされて、その中で薗浦政務官が……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 緑の基金についてお聞きをいたします。 今ほど寺田委員のちょっと厳し目の質疑もありましたけれども、この気候変動対策、地球温暖化対策は、これは全世界を挙げて取り組まなきゃいけない喫緊の課題でもあります。この分野において日本がどのように国際的に貢献していくのか、その期待のあらわれもあるところであり、今回の基金に十五億ドル拠出するということは、これは一定の評価をされるべきだろうというふうに思っています。 ただ、一方で、今ほど寺田委員の言ったとおり、自分に甘く他人に厳しくではやはりよくなくて、国内の対策もしっかりとっていかなければいけないと思うんですけれども、……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 通告に従って質問をいたします。 まずは、日本・モンゴル経済連携協定、今まで質疑が続いたので同趣旨のものになるかもしれませんが、モンゴルが一番最初に経済連携協定は日本ということでやっていただいたということの意味は、経済的な連携だけではなくて、もっとまた広い意味での狙いというのも両国にもあるというふうに捉えています。 そのとおり、二月十日に締結をされたときに、サイハンビレグ首相と共同記者会見をやった際にも、安倍総理も、今後も、戦略的パートナーシップに基づいて、安全保障や経済においてさらなる関係強化をしていくという発言もございました。 今回の経済連携協定……
○小熊委員 格調高い質問の後に恐縮ですが、一時間ほどやります。盛りだくさんですが、数が多いので答弁も端的にお願いをしたいと思います。
先ほど岡本委員も、サイバーテロ、ドローンの話が出ていました。また、昨日の本会議でもこの質問が出ていましたけれども、四月二十二日に総理官邸の屋上でドローンが発見されました。その概要と今後の防止対策、これは既に官房長官の方から規制について言及がなされ、取り組みが始まっているところでありますけれども、その点についてお伺いをいたします。
【次の発言】 ドローン様のもの、あれはドローンなんですけれどもね。カメラ様のもの、あれもカメラなんですけれども、まあ、それはいいんで……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 特許法条約についてお聞きしますが、これは非常にいい条約で、しっかり進めていかなければならないわけでありますが、一方で、国際的にもなのかもしれませんし、国民の多くは、まあまあ、日本は物まねだみたいなイメージがあって、でも、ちゃんとデータを見れば、日本は知財に関してはトップクラスですし、企業別においても日本の企業がトップを占めているという状況であります。 ただ、やはり、ほかの特許の出願件数が多い国を見てみると、査定率においては、日本は、なかなか、ちょっと低い部分があるなというふうに思っています。こうやって知財をしっかりやっていこうということであれば、海外か……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 三つの投資協定、租税協定、社会保障協定とありますけれども、質疑をさせていただきます。 日本・ウクライナ投資協定について、通告はしていたんですけれども、もう既に緒方委員、また長島委員からも同様のが出ていますが、今、クリミア問題を抱えている中でのこの協定でもあります。事前の外務省とのやりとりの中でも、クリミアが、しっかり範囲に含む、ただ、現状としてはここでの活動ができないというのも確認をさせていただいているところであります。 こうした特殊事情を抱えている中で、この協定、ほかの国との協定もそうですけれども、国益にかなうものでもありますし、どんどんほかの国に……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 今、田島委員が大体質疑したんですけれども、改めてさせていただきます。 今回の法律、東日本大震災の教訓、知見を踏まえということでありますが、私も現地にそのとき車で寝泊まりしながら入っていて、大分混乱もありました。本当にあれだけの大規模災害、これは備えあれば憂いなしですから、しっかり対応していくという意味では、今回の法律、方向性としてはこれは非常にいいことだなというふうに思っています。 改めて、では、その東日本大震災をどう捉えているのか。教訓、知見とはいいますけれども、どういったものを知見として持たれたのか、まず初めにお聞きいたします。
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 午前中の質疑も、同僚委員の質問、ほかの委員会もあったりして出たり入ったりはしていたんですけれども、党派を超えて大変すばらしい質問も出ていましたし、また、大臣の答弁もすばらしい答弁が多かったと思います。これはやはり、本来であれば、多くの国民の皆さんに、国会というのはちゃんとやっているんだというのを、一回どこかで集中でテレビ入りでもしてやっていただきたいなというふうに思っていました、国会はスキャンダルを追及したり与野党がけんかするところじゃないよというのを。まさにこの地方創生、委員長を初めすばらしい委員の皆さん、そして答弁者側のすばらしい答弁で成り立っていま……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 今、同僚の木内議員からもありましたけれども、おとといは、都構想、残念ながら否決をされました、僅差でありましたけれども。ただ、やはり、今特区なんかでもやってはいますけれども、国と地方とのあり方を見直していく、地方創生のためには、いろいろな仕事とかそういう側面もありますけれども、制度として国と地方とのあり方を変えていくということが地方創生の重要な観点の一つであるというふうに思いますし、大阪都構想、否決はされましたけれども、対案として大阪の自民、公明の方々が出していた総合区制度も、逆に橋下市長も取り組んでいこうということで、新たな取り組みを始めているところであ……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 昨日も大臣とは、私ながらにはいい議論ができたなというふうに思っておりますけれども、きょうも引き続きよろしくお願いをいたします。 こういう午後の時間帯になってきて、だんだん睡魔に襲われそうな方々もいっぱいいらっしゃいますけれども、目の覚めるような議論とまでいくかどうかわかりませんが、しっかりとやっていきたいというふうに思っています。 きのうも大臣との質疑の中で話題に出た教育の部分なんですけれども、違うところ、予算委員会とかでも地方創生にかかわって、地方創生は雇用とかも大事ですが、やはり教育、人づくりこそ地方創生の根幹だというふうに私は思っています。 ……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 きょうのみならずこれまでも石破大臣とは、ほかの委員もそうですけれども、大変いい議論が続いているなというふうに拝察をしていたんですが、特別委員会の宿命か、きょう、常任委員会も開かれていますので定足数ぎりぎりで、まあ、きょうはちょっと割れましたけれども、これは非常に残念なことであるかなというふうに思っています。安倍内閣としてもこれは根幹の政策ということでありますし、また日本においても、この地方創生、人口減少問題にどう対応していくかということは非常に重要な問題であるのにもかかわらず、この委員会が低空飛行というのは本当に改めて非常に残念に思う次第であります。 ……
○小熊委員 おはようございます。維新の党の小熊慎司です。 それぞれの参考人におかれましては、大変お忙しい中、また、急遽の参考人質疑に御出席をいただきまして、御礼を申し上げる次第であります。 早速質問に移りたいと思いますけれども、地方の人口問題というのは今に始まったばかりではなくて、従前から都市部に集中をする。東京だけではない。阿部市長のところでいえば、東北の中では仙台集中というところがありますし、各県ごとを見ても、県庁所在地に集中をしている、福島県はちょっと分散しているんですけれども。そういった日本全体の集中度合いもあれば、地域における集中度合いもあります。 私の地元の会津から室井市長が……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして質疑をさせていただきます。 これは地元自治体からの要望を踏まえて、県を通して国がこの改正に至ったという経緯は重々承知をしておるところでありますけれども、このいわゆる一団地の復興拠点のところに想定人口が書いてありますが、これは三千人ということですが、町内が千人、町外が二千人ということであろうかと思うんです。 この想定人口、御承知のとおり、国でもいろいろな住民の意向調査をとっておりますけれども、帰る、帰れない、帰らないというくくりでいうと、年々、残念ながら帰らないという人がふえているところであって、……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 通告に従って質問いたしますが、まずドローンについてです。 官邸の屋上にドローンが落ちていたということで、発見されるまで大分時間があった。私も、第一議員会館の官邸側にいるので、八階ですからよく見えるんですけれども、よく外を見て、官邸で菅官房長官や安倍総理がここで頑張っているんだなと思っていながら見ていたんですが、あそこに落ちているというのは、私も発見できなかったのはじくじたる思いであります。 実は、私自身もドローンを三機持っていて、一時期は私があれの犯人じゃないかともちょっとからかわれたんです。何で持っているかというと、残念なことですけれども、昨年のあ……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 今御紹介いただきましたドローンユーザーでもあります。 大体もう議論は出尽くしたところもありますけれども、今回の立法に当たっては、提出者の皆さんには大変な御努力をされたことに敬意と感謝を申し上げる次第であります。 これはずっと議論も出ているんですけれども、日本の場合、規制、規制となっているんですが、海外でもいろいろな事故が起きているのも事実ではありますけれども、やはりいろいろな、先般も日本でドローンの見本市が開催されたところでもあるんですが、日本はどっちかというとやはり規制の方が先に立って、利活用をどうするかという議論がなかなか足りていない。 もちろ……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 きょうの午前中も質疑がありましたし、昨日、参議院の方でも質疑がありました。私自身は、外務委員会で、四月の二十四日にTPPにおける情報のあり方について西村副大臣と質疑をして、五月四日の発言はよかったなというふうに思っていたんですが、撤回をしたということで、四月の外務委員会での西村副大臣との質疑でも、もちろん、日米の制度の違い、仕組みの違いがあるという前提で、この日本の仕組みの中で情報公開というのをやっていかなきゃいけないでしょうと言ったら、そのとおりで、検討していきたいということですから、真意が違うから撤回というのではなくて、誤解を与えたことに関しては、詳……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 政府におかれましては、今、理不尽なテロの対応で大変苦慮しているところ、また、検証しなければなりませんけれども、一定程度の評価をしたいというふうに思っています。 また、理不尽なことというのは、四年たとうとしておりますけれども、東日本大震災、そしていまだ継続中の原発事故災害というのも、これは今、被災地においてもまだ理不尽な状況が解消されていないという点を考えれば、総理初め政府においては、これからまた復興に向けての力強い推進を求めていきたいというふうに思っているところであります。 そうしたさなかで、まず最初に質問いたしますけれども、二〇二〇年に東京でオリン……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 この一週間、西川前農水大臣、また、きょうの下村大臣、政治と金ということでは、我が党は、文書通信交通滞在費の公開ですとか、またいろいろ内規の中でさまざまな取り組みをしているところであります。 この政治と金というのはしっかりと、国民の納得の中で、透明度を図り、そして政治活動もしっかりやっていくということを、これは党派を超えて取り組まなければいけない課題であります。 先週の木曜日、私が二十六年前にその門をたたいて師と仰いだ新井将敬さんの命日でもありました。ある意味では、この新井先生も、政治と金の中で、そうした問題に巻き込まれていったということを墓前でしばし……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。 まず初めに、この後、夕方四時から、まさにこの委員会室で、アイスランドの議員さんたちとの懇談があるわけでありますけれども、前外務委員長の土屋委員が超党派の友好議連の会長もされていて、きのうも議連の方では懇談をさせていただきました。 その際に、アイスランドの議員さんたちから、日本との自由貿易協定について国会決議がなされたということで、お手元に資料をお配りしておりますけれども、こうしたことがアイスランドの国会で決議をされたところであります。 アイスランドと日本との友好関係、これから進展していかなきゃいけないという思いで、土屋委員の強い御指導のもとで今こ……
○小熊委員 おはようございます。改革結集の会の小熊慎司です。 私、本来的には順序が一番最後なんですけれども、きょう三月十一日、地元福島の追悼式に参加をするということで、先に質問させていただく機会を与えていただきましたことを、まず、委員長、理事の皆様初め、皆様方に御礼を申し上げる次第であります。 早速質問に入ります。 この在外公館法、今回設置をされるベンガルールは、ちょうど委員長と二年半前にこの外務委員会の調査でも現地を訪れまして、日系企業の進出といったものが盛んであるというのを目の当たりにしてきました。ただ、現地で聞くと、インドの場合は州法がきつくて、強い権限があったりして、日系企業も大……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。
きょうは、協定について、ホスト・ネーション・サポートについて審議をする委員会ではあるんですが、その前にちょっと、先週、報道等でもありました、共同通信の配信ですから各新聞にも掲載されていますが、資料としてお配りしております。
アフリカのエチオピアにおいて、昨年、JICAボランティアが東日本大震災の展示、東京電力福島第一原発の事故の展示をしようとしたところ、中止になってしまったということがありました。
まずは、この中止に至った経緯と、外務省としての見解をお聞きいたします。
【次の発言】 丁寧にやらなきゃいけなかったという反省も今お聞きしたんですが。
……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。 まず初めに、冒頭、ベルギーで起きたテロにおきましては、犠牲となられた、亡くなられた方々、また負傷された方々には心から哀悼の意とお見舞いを申し上げる次第でありますし、また、こうしたテロ行為に関しては、日本も、国際的な連携の中で、テロに屈しない、闘っていくということをしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思っております。 それに関連して、今ほども話に出ていた来月の外相会合、またサミットの議長国として、さまざまな国際的な課題を日本がリードしてやっていかなければいけない、また、非常任理事国としての責務も果たさなければならない中で、日本は約八・一億米ド……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 先週とは私も立場が少し変わりましたけれども、国際情勢の変化に比べれば大した変化ではないのかなと思っていますけれども、早速質問に移らせていただきます。 重なる質問もあるんですが、割愛していきますけれども、ちょうど五年ちょっと前に、私は参議院の外交防衛委員会の海外調査でメコン地域を訪れまして、非常に親日的な地域でもありますし、外交上しっかりと連携をとっていかなければならない国だなというのを実感してまいりました。 ただ、当時、カンボジアなんかへの直行便がなかったんですけれども、アンコールワットの世界遺産には日本人観光客が一番多かった。でも、直行便がないがゆえ……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 まず初めに、日本・オマーン投資協定についてお伺いをいたします。 今、熊本、大分、九州地方で発生している地震が大変心配ではありますが、五年前、我が東北でも大震災があって、その折にオマーンからは大変な御支援をいただいた。 これは、緊急回避の支援が一定程度おさまれば、実際いろいろな支援物資とかボランティアというのも実はありがたかったんですけれども、やはり地元経済をしっかり動かしていく。いつまでも何かをもらったり、してもらったり、我々被災地も、ありがとう、ありがとうというのじゃなくて、同じビジネスをしていくとかつき合いをしていく、観光に来てもらう、物を買っても……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 アメリカのオバマ大統領の広島訪問が正式に決定したということは大変喜ばしいことだというふうに思いますし、これも岸田大臣初め外務省のこれまでの努力のたまものかなというふうに思います。それも、外務省が先月発表した外交に関する世論調査によると、岸田大臣の外交活動について、評価する、どちらかといえば評価すると回答した人が八七%を超えるという、安倍総理の支持率よりもめちゃくちゃ高いという、次期総理も決まったのかなと思うぐらいの、外務省自前の調査ですからお手盛り感もあるという指摘もありながら、さはさりながら、これは、党派を超えて外交をしっかり見てみると、そうした努力のま……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 国立西洋美術館が世界遺産にということで、大変いいニュースが飛び込んできました。文科省の努力もあるんでしょうけれども、これも、八七%の支持を誇る岸田外交の成果の一つかなというふうに感じ入ったところでありますけれども。 また一方で、世界記憶遺産の南京の件がありました。その後、日本政府の方でもこの改革を求めて、今進んでいるというふうに聞いておりますが。ただ一方で、選定方法の改革をするのはいいんだけれども、中身についてはやはり各国のいろいろな違いがあるというふうにも聞いております。 現状をちょっと明らかにしていただきたいと思います。
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 冒頭、私からも、熊本、九州地方の地震において犠牲になられた方々、また被災された皆様には、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げる次第でございます。 昨日も、我が党の岡田代表が、官邸において総理に、今回の災害の激甚災害への指定とか、また首相を本部長とする緊急災害対策本部の設置を求めました。また、その際に、九州の川内原発について、避難先の受け入れ体制とか、検証をしっかりしていただきたいということもあわせて申し入れした次第であります。 この件に関しまして、三月十四日の朝日新聞の朝刊の報道について田中委員長にお聞きします。 田中委員長は福島の県北の御出身で、中学……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 五年前に発生しました東京電力の原子力発電所の事故以来、地震、津波だけでなかったわけですね、東日本大震災はこの原子力発電所の事故でいまだに継続中の災害ですし、複合的なさまざまなことが起きている中で、原子力災害というのは、長期間にわたって、しかも、当該地域だけではなくて国全体に大きく影響を与えるということで、もう再び事故を起こしてはならないということは皆さん共有をしているところでもありますし、そうしたさなかで、規制委員会というのも立ち上がって、今努力をしているところであります。 そのとき、私たちは、いろいろな説明の中で想定外でしたという言葉が一番耳ざわりな言……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。おはようございます。 今回の地域再生法の一部を改正する法律案ですけれども、大きな項目の中で、私も地方にいる中でとりわけ大事だなと思うのは、生涯活躍のまち、これは新たな取り組み。海外を見ればこうした取り組みはもう行われているわけでありますけれども、新たに日本版ということでやるわけです。 さはさりながら、これをやっていく上では、これは大ざっぱに言うと広域移住型と近隣転居型ということでありますけれども、いずれにしろ、都会でもコミュニティー、人間関係というのはありますけれども、大臣のところもそうでしょうけれども、やはり地域の人間関係がどうなっていくかというこ……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。 今ほど、椎木委員の質問、大臣もまあまあの答弁でしたけれども、今までずっと努力してきていて、結果が出ていないんですね、最後の理解を得られないところは。 何かのシンポジウムで、あのときは小泉さんもいらっしゃいましたけれども、現地に思いをはせるのは大事だけれども、皆さんの住んでいるところも現地だという話をさせてもらいました。 政府の取り組みもありながら、それぞれ政治家が自分の地元のPTAの人としゃべって、もう一回福島に修学旅行に行ってよと言ったって、なかなかしんどいんです、本当は。これまでの民主党政権のときも自民党政権になってからも努力はしているんです……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 まず、質問の前に、熊本、九州地方で亡くなった方々、また被災に遭われている方々には、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げると同時に、これまでの質疑の中でも、東日本大震災のさまざまな知見、経験といったものがしっかりと九州地方の早期の復旧復興につながるように政府も全力を挙げて取り組んでいるということでありますので、ぜひそこはよろしくお願いをいたします。 同時に、きょうは委員会がいろいろ立て込んでいる中ではありますが、一旦この委員会が中断してしまったということは大変じくじたる思いでもありますし、これが一部言われている風化とかと連動しているとは思いたくはありませんが……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 復興集中期間から、今、復興・創生期間に移行して、震災から五年以上が経過をしていますけれども、御承知のとおり、原発事故災害はいまだ継続中の災害でありますし、もちろん解決して進んでいるものもあれば、逆に、積み上がっていく課題なども山積をしているところであって、復興が道半ばというよりは、まだ緒についたばかりとも言える部分もあります。 そうしたさなかで、この後、同僚議員が質疑で触れますけれども、我が党といたしましても、復興加速四法案というのを過日提出させていただきました。しっかりと復興を進めていかなければならないという思いで、今解決すべき課題についてこの法案をつ……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。 我々は、改革結集の旗印として、四つの大きな骨太の方針を出させていただいています。日本の最大の問題である人口問題を初めとして、消費税の増税を凍結、憲法改正、そして原発ゼロ社会といったものを挙げておりますけれども、この中で、増税の前にやはりやるべきことがある、政治家自身がしっかりと範を示して、身を切る改革に徹すべきだと。 そういう意味では、今回の選挙法の改正も、二〇二〇年なんということを言わずに、先ほどの議論でもありましたけれども、しっかりと速やかにこの改革を行っていく、そして抜本的にまた改めていかなければいけないというふうに考えているところであります……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。 きょうは、お忙しい中、四名の意見陳述者の皆様には、本当にありがとうございます、御礼を申し上げる次第であります。 この福島のこととなると、私も地元でありますし、よくよく考えると、ちょうど県議会にいたときに、山崎さんも選管の委員として県議会におられましたが、十年前、東電の福島県内の原発がデータ改ざんで不祥事を起こして原発がとまっていたときに、県議会としては、安全を確保しながら再稼働に判こを押したんですけれども、その当時のことを振り返ると、先ほど人災という言葉がありましたが、私自身もどれだけやれたかはわかりませんけれども、その後ちゃんと検証していなかった……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 現在、パリ協定についてですが、内容は条約の批准がこの委員会にかかったときに質疑しますけれども、どうしても、各国の批准の状況に関しては、やはり情報を見誤ったというふうに言わざるを得ません。これほどではなかったんですけれども、昨年のAIIBの状況も、外務省の把握した情報がやはりしっかりとれていなかったという感も否めません。 こういったことで、日本の外交力が問われる中で弱点をさらけ出したんじゃないかなというふうに思っています。情報なくして戦略なしです。正しい情報把握に努めていかなければなりませんし、今回のパリ協定の各国の批准の状況を正しくとれなかったことについ……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 田島委員も御指摘しましたし、また、過日の外務委員会でも指摘をさせていただきましたが、今回のパリ協定についての発効時期を見誤ったことについてであります。 前回、ちょっと建設的な視点から質問させていただきましたが、やはり大いなる反省点に立ってこれは改善をしていかなきゃいけないという意味では、どういうふうに反省しているのかを、根本的に何が原因だったのか、足りなかったのか。見誤っていないという言葉は聞きたくないんですが、見誤ったということに対する経緯と、それに対しての、それをどう改善していくかという具体的な対策について、まずお伺いいたします。
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 今村大臣に質問するのはこれが初めてであります。 内閣改造は総理の専権事項ではありますが、やはりこの復興、五年八カ月がたとうとしている中で、解決していく課題もありますし、いい状況に向かっていく課題もありますが、時間が経過するごとに課題が積み上がって多層化していくという部分もあるのは御承知のとおりであります。この夏、こうして大臣また政務三役がかわられた中で、地元の人間としてやはり、こうころころかわると、復興って何だろうと。 留任する大臣もいながら、復興にかかわる経産大臣、環境大臣もかわっていく。内閣改造が行われた当時、さすがの温厚な内堀知事も、今の福島はか……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 まず、十二月三日、今村大臣におかれましては、福島県を御視察いただきまして、私の選挙区にも訪れていただきましたことは、復興は党派を超えて取り組まなきゃいけない課題でありますので、大変ありがたいなというふうに思っておりますし、いろいろな考え方もまたいろいろお持ちになったというふうに思います。御連絡いただければ私もいろいろ御案内さしあげたんですが、今度来るときはぜひお知らせいただきたいというふうに思います。 ちょうど今、二〇二〇年のオリンピック・パラリンピックについては、いろいろな課題を抱えながらもオール・ジャパンで取り組んでいこう、またそういう中でも復興の姿……
○小熊委員 おはようございます。民進党の小熊慎司でございます。 まず、北朝鮮の過日の弾道ミサイルの発射は大変許しがたい暴挙であり、これは、この周辺地域、東アジア地域のみならず、世界に対しての大きな脅威となっているところでもありますし、こうした冒険主義を許すということは、今後、世界の平和に大きくマイナスの影響を与えるということで、適正に対処をしなければならないところであります。 この中で、政府においても、アメリカ、また韓国との連携をしながら対応していくということでもありますが、昨年十一月に採択された国連での安全保障理事会決議に基づく北朝鮮に対する新たな制裁措置は、中国が制裁の履行が不十分なた……
○小熊委員 おはようございます。民進党の小熊慎司です。 過日のこの委員会でも質疑をさせていただきましたが、南スーダンのPKOについては、党といたしましても、かねてから、自衛隊派遣については、派遣決定当初とはマンデートが変更され、本来想定されている任務では対応が困難なことである、また現地の厳しい治安情勢がさらに流動化していると考えられること、またシビリアンコントロールが十分機能していない状態での任務継続は重大なリスクがあるということを踏まえて、撤収すべきであるということを党としても表明し、また政府にも意見を具申してきたところであって、これは撤収すべしということを先日の委員会でも私は発言させてい……
○小熊委員 民進党の小熊慎司でございます。 まず冒頭、原口一博先輩が久々に委員会に戻られて、また、委員長初め、新藤筆頭を初め理事の皆さんにも特別な御配慮をいただいたことにまず感謝を申し上げます。 また、冒頭、きょうの午前中、北朝鮮がまたミサイル発射を行ったようで、これは大変遺憾なことでもあります。まだ詳細は伝わっておらないわけでありますけれども、これは、日本の安全保障だけではなくて、地域の安全保障にもかかわり、また、世界の安定に対しても、冒険主義的な、挑戦的な、許しがたい行為であるというふうに思います。 このミサイル発射について、稲田朋美大臣、どのように今詳細を把握し、対応しているか、お……
○小熊委員 まず初めに、これは過日の委員会でも結局こんな感じだったんですけれども、北朝鮮のたび重なるミサイル発射は本当に許しがたい行為でありまして、大臣も、我が国を含む地域、国際社会の安全保障に対する明らかな挑発行為であり断じて容認することはできないと、けさ外務省で記者団にも語っていて、この言葉は大臣ももう何回も言って、もうすらすらと出てくるような言葉になっちゃっていますけれども、本当に北朝鮮のこうした行為というのは国際社会一体となって阻止をしていかなければなりません。 総理におかれましても、けさほど指示として、情報収集、分析、また国民に対するしっかりとした情報公開、航空機、船舶などの安全、……
○小熊委員 民進党の小熊慎司でございます。
ちょうど、本日はアメリカにおいて米中首脳会談が行われているところでありますが、この委員会の開催中に、海外の報道でもまだ詳細は伝わっておりませんが、報道によれば、アメリカがシリアに七十発以上の巡航ミサイルを発射して攻撃をしたというニュースが飛び込んでまいりましたけれども、まずは、この点について今どのように情報を把握しておられるのか、お聞きをいたします。
【次の発言】 日米関係は重要な同盟関係であって、これは強固にしていかなければいけないと常日ごろ、これは党派を超えて思っているところでありますけれども。特定の軍事行動を事前に日本にお知らせすることがある……
○小熊委員 おはようございます。民進党の小熊慎司でございます。 本日は租税に関する五条約の審議でありますが、まず初めに、日・バハマ租税情報交換協定改正議定書についてお伺いをいたします。 租税関係の条約それぞれ、その国との経済交流の拡大、進展、また租税回避等の抑制的な措置が大きな意義として、目的として結ばれるわけであります。バハマについては、距離的には遠い国ではありますが、今、政府におかれても、カリブの国々に対して新しいアプローチで支援をしているところでもありますし、今後そうしたカリブの、バハマとの経済交流をどのように進展させていくのか、まずお聞きをいたします。
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 本日は、浅田参考人、鈴木参考人、福永参考人、それぞれ、お忙しい中、お時間を割いて外務委員会にお越しいただいたことを感謝申し上げる次第であります。 それぞれの陳述も、本当はもっと時間をかけてお聞きしたい、また我々ももっと時間をかけて三人の参考人に質疑したいわけでありますけれども。 というのは、やはりこのインドとの原子力協定は、まずは核兵器廃絶、不拡散、安全保障上の問題、また、さらには原発の電源としての課題、そしてまたインフラ輸出ということに関してのその経済性、またそのリスクといったものを多角的に議論しなければならないわけであります。 やはりこの協定、我……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 今、さまざまな世界状況の変化の中で、北朝鮮の無謀なああいったミサイル実験も続いていて、安全保障上のいろいろな課題が惹起していますけれども、そういった中で、憲法の問題でも、久々に岸田大臣の気概を見たな、九条に関して変えることはないと。改憲、護憲、また公明党さんの言っている加憲という問題もありますが、私、先輩の政治家が、まずは論憲が大事なんだと。それは岸田大臣も言っておられますけれども、最終的には国民投票で決するわけですから、やはり、しっかりとした国民的な議論が沸き起こってくるという意味では、岸田大臣が九条に言及されたことは大変よかったなというふうに思いますし……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 今国会のこの外務委員会の議論の深まりは先ほど新藤筆頭理事の質問の中でもありました。我々議員が外交に果たすべき役割といったものも、過日も議員外交について質問させていただき、委員長から大変いい答弁をいただいたところでありますけれども。過去にもこの外務委員会での提案があったということを委員長からもお聞きして、全会派が提案しているのに衆議院で、国会で決まらなかった、なぜなんだろうというところがありますが、ちょっと時間がないので。 委員会での海外とのかかわり、また政党間、また有志、あと個人でも議員外交というのがあって、この間の外務委員会でもそこは外務省においても評……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 今回、たび重なる北朝鮮のミサイル発射実験、また核実験に関しては、これは許しがたい暴挙であると言わざるを得ないということを冒頭お伝えいたしたいと思います。 また、河野大臣にお聞きいたしますが、退席中でありましたが、同じ委員の遠山清彦代議士が御紹介しましたけれども、先週、我々、公明党の遠山団長と、超党派の中堅、若手で組織する日中次世代交流委員会の第五次訪中団として中国に行ってまいりました。 その際に、ミサイル発射実験の後、中国の政府要人また共産党要人と会談をしてまいりましたが、それは先ほど遠山委員からも御紹介があったとおりであり、その中で、孔鉉佑外交部部長……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 今ほど、先輩の伴野委員からでもありましたとおり、田中委員長におかれましては、初代規制委員長としてこれまでさまざま御尽力いただいたことに、同じ福島県民としても感謝申し上げるところでもありますし、また、私の高校の先輩ということで、大変優秀な先輩の一人であり、私は優秀じゃない後輩ではありますが、退任後もまたいろいろな立場で福島のために、また、この原発事故災害は現在でも継続中の災害でもあります、終わりが見えていない戦いでもありますので、またいろいろな立場から、大所高所、御指導いただきたいというふうに思います。 先ほどの伴野委員に対する委員長の答弁で、私はちょっと……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 まず初めに、東電の山口副社長初め東電の皆様方、急なお呼び出しをおわび申し上げますとともに、急なお呼び出しにもかかわらず応じていただいたことに感謝を申し上げます。 また、吉野委員長、そして谷筆頭理事初め理事会の皆様方にも、急な対応についてお取り計らいをいただいたことに感謝を申し上げて、質問に移っていきます。 先ほどの中野委員と大分重なるわけでありますけれども、大事な話でありますので、より深掘りするためにも、重複はなるべく避けながら、同じようなテーマについて質問していきたいと思います。 まず初めに、原発避難いじめについてでありますけれども、昨年もこの委員……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 本日は、東電の廣瀬社長もお越しいただきまして、心から感謝を申し上げる次第であります。 また、先週末、安倍総理とともに今村大臣も来県をされましたこと、たびたび来県をしていただいてその現場の現状を見ていただくということは大変結構なことではあります。 報道によれば、きょう文科省の方から、この委員会でも質疑をさせていただきましたが、いわゆる原発避難いじめの全国調査の結果が公表される。それに先立って、報道ベースでは内訳が出ておりますけれども、震災から六年、きょうでちょうど六年一カ月が経過をいたしました。 こうした中でも、やはり不理解におけるいじめが起きていると……
○小熊委員 民進党の小熊慎司です。 吉野大臣におかれましては、十数年来公私ともにいろいろ御指導を賜っているところであり、また、復興そのものは、先日の委員会でも何人かの委員から意見が出ていましたけれども、これは党派を超えて取り組まなきゃいけない課題でもあり、これは地元の市町村議会、県議会でもそれぞれそういった取り組みをしているということでもありますし、また、私にとっても、吉野大臣におかれましては県議会、国会議員としての先輩でもありますので、同じ福島県人として期待をしたいところであります。 質問に入る冒頭で、安倍内閣の最重要課題、これも方向性としては、あり方としては非常にいいことだというふうに……
○小熊委員 民進党の小熊慎司でございます。 来年は戊辰戦争から数えて満百五十年になります。政府におかれては、明治百五十年ということでさまざまな記念施策を今検討中でありますが、元号でいえばことしが明治百五十年で、正確に言えば、満百五十年という言い方をするのであれば、百五十周年という言い方の方が正しいかと思いますけれども、昭和四十三年も明治百年ということでやっています。 明治五十年、一九一八年、大正七年は寺内正毅内閣、昭和四十三年、一九六八年は佐藤栄作内閣、来年はどうなっているかわかりませんが、いずれにしても長州の方々ばかりであります。来年もそうなのかもしれません。 ただ、その後、明治五十年……
○小熊分科員 維新の党の小熊慎司です。おはようございます。 まず初めに、キャリア教育の件についてお聞きをいたします。 これは、経産省だけではなくて、厚労省、文科省、それぞれ所管もしているわけでありますけれども、経産省においては、二〇一〇年、キャリア教育アワードというものをやって、いろいろな各地域、各団体の取り組みを表彰しているところです。 そのはえある第一回のキャリア教育アワードは、私の地元の、私も所属していますけれども、商工会議所青年部のジュニアエコノミーカレッジという、小学生に模擬企業をやらせて、いろいろ競わせて、その中で就労観を高めていくという取り組みが優秀賞を受賞させていただいて……
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。 本日は、公述人の皆様におかれましては、本当にお忙しい中おいでいただきまして、ありがとうございます。 まず初めに、竹森さんと工藤さん、それぞれにお伺いいたしますけれども、消費税の話がありました。軽減税率の話もあります。私も地元に帰るといろいろな意見をいただきますし、ちょっと縁戚に国税庁の人間もいるものですから、税金というのは、やはり、公平で透明性があって簡素でなきゃいけないというふうに思います。 この軽減税率を入れている国のところもいろいろ調べると、いろいろなメリットもありながらデメリットもある。全ての制度、全ての税制が完璧なものはありませんから、……
○小熊分科員 改革結集の会の小熊慎司です。 まず初めに、少子化については、人口減少が今、日本の最大の課題の一つでもあるというふうに言われていますが、この少子化対策、予算においても三世代同居に支援をするなど、いろいろやっているところではありますけれども、いろいろデータを見ると、結婚した人が産んでいる数というのは、ここ近年少し下がってはきていますが、長いスパンでいうとそんなに激減しているわけではなくて、やはり非婚化というのが非常に大きな要因になっています。この非婚化の要因をしっかり把握して、これに対策をとっていかないと、大きく少子化に対策を打ったということにはなりません。 ただ、難しいのは、結……
○小熊分科員 改革結集の会の小熊慎司です。 たくさん通告はしていたんですが、これまでも質疑の中で出たと思いますけれども、東電の「福島第一原子力発電所事故当時における通報・報告状況について」というのが、私の事務所にもきのう報告が来ましたが、またかという印象でありました。大臣を初め経産省の皆さんについても憤りを感じているところだとは思いますが、これまでいろいろな委員会でも東電の企業体質については指摘をしてきたところであります。その都度、改めますとか改善に努めますと言っていながら、本当にまたかという思いです。 三年前の原子力特委でも御紹介した経緯が私もあるんですけれども、二〇〇〇年の初めに福島の……
○小熊分科員 民進党の小熊慎司です。 まず初めに、昨年発効されましたパリ協定についてお伺いをいたします。 御承知のとおり、温暖化防止のための二酸化炭素抑制の国際的な合意でありますけれども、日本は二〇三〇年度までに二〇一三年度比で温室効果ガスの排出を二六%削減するという大変野心的な目標が、挑戦的な目標が設定をされています。二〇五〇年には八〇%削減するという高い目標が掲げられていますけれども、この目標を達成するためには、現段階では政府の見解としてはエネルギー基本計画どおりにいくということではありますけれども、二〇三〇年度、もうあと、えとが一回りすれば来るわけでありますけれども、十二年、長いよう……
○小熊分科員 民進党の小熊慎司です。 もう間もなく、東日本大震災、また原発事故災害から六年がたとうとしております。御承知のとおり、原発事故災害はまだ継続中の災害でもありますし、そういったさなかにおいては、県内市町村、また県、県民一丸となってこの克服に努めているところでありますけれども、解決していく課題もありながら、逆にまた積み上がっていく課題もあるところであります。 質問にはしていませんが、昨日も大変残念なニュースが流れました。小学校なんかでのいじめの問題がありましたけれども、大学までこういったことがあったということ、さらには、そういった不適切な発言をした先生が外国人講師だったということで……
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