このページでは小熊慎司衆議院議員の46期(2012/12/16〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は46期国会活動統計で確認できます。
○小熊慎司君 日本維新の会の小熊慎司です。(拍手) グローバル化の進展とともに、日本人と外国人との国際結婚も増加し、各国との交流の幅が広がっていくことは、国際社会において相互理解の一助となり、歓迎すべきことではあります。しかしながら、一方で、国際離婚、またあるいは、夫婦が別居する件数も増加しているところであります。 そうした中、一方の親による国境を越えた子の連れ去り事案も増加をしております。親が我が子を奪い合う、大変世知辛い場面も多数見受けられます。 こうした子供の連れ去り問題を解決するための国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約は、子の監護に関する事項において最も重要なものは子の利……
○小熊慎司君 まず、冒頭、相次ぐ台風の上陸により被害に遭われた全ての皆様方に、心よりお見舞いを申し上げます。 また、江渡大臣個人の問題で、国家にかかわる安全保障の課題が国会で議論を真っ当にされない、このかかる事態に遺憾の意を表明し、大臣の真摯なる対応を求めて、質問に入ります。(拍手) 地方創生を安倍内閣の重要課題の一つとして位置づけ、人口減少などの課題に真正面から取り組むことは、一定の評価をするところであります。 また、この危機に取り組み、地方創生に資することは、与野党を問わず、政治家としての責務であると考えます。 しかしながら、これは今に始まったものではなく、これまでも起きていた危機……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 安倍政権発足後、総理、岸田外務大臣初め、ほかの閣僚の皆様、また森元総理も、さまざまな国に行って外交関係の深化を遂げようと努力をされてきたところでもありますし、また、不幸な事件ではありましたけれども、アルジェリアにおいて城内政務官の活躍もございました。 その中で、各国とも重要な国でありますし、日本との距離の近い遠いにかかわらず、やはり、価値観外交の点からいえば、価値を共有する国との連携強化というのはこれからやっていかなければならないところであります。 そうした国々の、エリアの一つにASEANがありますけれども、ASEANも、各国さまざまな政治体制は……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 長島議員のすばらしい質問の後にいささか緊張しておりますけれども、今の沖縄の基地も、沖縄の局地的な話ではなくて、これは全国民で考えるべきだという、すばらしい切り口だというふうに思います。 まず初めに質問したいのは風評被害についてなんですけれども、私の地元の福島県は原発事故によって多くの課題を抱えて、その中に風評被害もありますけれども、これも国際的に見れば福島だけの問題ではなくて日本全体を覆う話になっておりますから、実は、この原発事故災害というのは、まさに全国民がこれを受けとめて考えていかなければならないところであります。 前政権下の中で、やはり同じ……
○小熊委員 国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約、ハーグ条約について質問させていただきます。 過日の本会議でも、私自身、党を代表して質問させていただきました。非常に重要な条約でもあり、本会議場でも質疑をさせていただいたときに表現をさせていただきましたけれども、これはもう三十年出おくれているということと、あとは、今ほど山口委員の中でも北朝鮮の話も出ましたけれども、北朝鮮に対して拉致国家と言いながら、逆にハーグ条約に関しては取り組みがおくれていた点に関して、国際的には日本は拉致という言葉まで使われて早期の締結を施された、そうした側面もこれまでの経緯の中ではあります。 そういった中で、子供……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず、北太平洋公海漁業資源保存条約についてお伺いをいたします。 これまでの質疑にもありましたとおり、この条約は、対象地域での海洋資源の利益、国際的な利益また日本の国益に関して、非常にこれが確保される条約であり、また、この条約に関しては、さまざまな委員が御指摘のとおり、日本が主導してやってきたところでありますし、条約を各国が締結、発効後には、またさらに日本のリーダーシップが求められるところであります。 この件に関しまして、条約が発効されていけば、事務局をどこに置くかということが課題になってまいります。これはまさに日本のリーダーシップで行ってきた、提……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず初めに、アスベストの対策についてお伺いをいたします。 数多くの国会議員の方々も、被災直後、さまざまな被災地に入って瓦れきの中を見て回ったり活動された方は多いと思いますけれども、私自身もそのときに感じたのは、ほこりが舞っている中で、この中にはやはりアスベストもかなりあるんだろうな、どうなるんだろうということをその当時から懸念していたわけであります。 昨年は阪神・淡路からもう二十年近く、十七年目、ことしは十八年目ですけれども、十七年目のときに、二カ月間だけ瓦れきの撤去作業をされた方が中皮腫になって亡くなられた、それで労災認定をされたという現状も踏……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 黒川参考人初め元事故調の皆様には、本当に、これまでの御努力に感謝を申し上げます。 また、とりわけ蜂須賀さんにおかれましては、私も会津でございますので、浜通り、会津、同じ福島県ですけれども雪国と南国ぐらいに差がある気候の中で、我々、雪国に暮らしている中でも、雪のすばらしさ、また文化の奥深さもあることながら、やはりなかなか雪の大変さというのも、ずっと暮らしている私たちにとっても大変な中で、なれない雪国生活、本当に大変なことだと思います。雪が降るだけじゃなくて、大体冬は晴れやかな空が浜通りは当たり前なのが、我々は、冬の間はずっと鉛色の空で、暗く閉ざされた……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 田中委員長は、私の尊敬すべき高校の先輩でもありまして、会津高校というところで、本当に重責を担って御尽力されていることに深く敬意を申し上げる次第であります。 私も、国会議員になる前は福島県の県会議員をしておりました。何度か国会の、参議院の方から今は衆議院ですけれども、参議院のときにもお話をさせていただきましたけれども、私が県会議員になったのは、ちょうど東電のトラブル隠し、データ改ざんを検証する年でありました。 そのとき、当時の東電の役員、また従前の組織であった保安院の方々も呼んで、二年にわたって検証したんですけれども、それを振り返ると、やはり安全神……
○小熊委員 先日の委員会でも信頼と信認という言葉が出てきましたけれども、また原子力行政について、原子力研究開発機構の放射能漏れの報告が三十時間以上おくれたという、きょう東電の社長が来ていますけれども、東電だけじゃなくて、これはまさに原子力全体、いわゆる原子力村にかかわる、信頼がやはりされないということでして、本当に信じられないような組織状態になっているなというふうに思います。 今、国民の信頼を得ていないこうした原子力行政について、もう一度立ち返ってみたいんですけれども、東電の社長にお伺いをいたします。 今回の原発事故、またそれにかかわる汚染水の処理の問題でも、あり得ないことが起きましたと。……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。
五項目ほど通告をさせていただいておりますけれども、まず初めに、原子力災害による被災者支援策パッケージ、また、これと子ども・被災者支援法については大きく関連をしますので、二つあわせて、それぞれ質問を織りまぜていたしたいというふうに思います。
今ほど吉田委員からもありましたけれども、低線量の基準の一ミリというのが大きな数字になってきているわけでありますけれども、改めて冒頭、放射線の低線量被曝について、現時点での見解を求めます。
【次の発言】 先ほども吉田委員が世界各地の放射線の話もしましたけれども、ローマの名誉のために言っておきますけれども、ローマは二……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 参考人の皆様には、お忙しい中おいでいただきまして、ありがとうございます。また、それぞれのお立場で復興に向けて御尽力されていることに深く感謝と敬意を申し上げる次第であります。 まず初めに、遠藤参考人にお伺いをいたします。 県内ではいち早く帰村宣言をされて、これまで、リーダーシップを発揮してさまざまな取り組みをされてきました。陳述の中にもその辺を言及されておりましたけれども。 過日、これは東北だけの放映ではありましたが、「クローズアップ東北」というNHKの番組において特集がありまして、村長と村民の、とりわけ若い方々との座談会の経過を放映されておりま……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。
これまで、この委員会のほかでもいろいろ議論をしてまいりましたけれども、いわゆる線量について、今、原子力災害対策本部の方で防護基準についての検討を行っているところでありますけれども、冒頭、改めて、この線量基準に応じた防護措置についての詳細をお聞きいたします。
【次の発言】 この防護の基準、これと連動してくるものが幾つかあると思います。いわゆる子ども・被災者生活支援法、これはまだ一定の基準の地域、その対象地域が示されていないわけでありますけれども、過日の原子力特委の方でも規制委員長にお聞きをいたしましたところ、あくまでも、除染に関しては、二十ミリ以下は、……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司でございます。 東日本大震災、そして東電の原発事故災害から、昨日で二年が経過をしました。昨年、私は地元福島県の追悼式に出席をし、昨日は政府が主催する追悼式典に出席をさせていただきました。 その際、各党代表の献花が行われていたわけでありますけれども、日本維新の会は、石原、橋下両代表が公務等のため出席できず、松野頼久国会議員団幹事長が、党としての、党を代表しての献花をさせてほしいと申し入れをさせていただいたにもかかわらず断られたということとなっております。 この式典に出席したさまざまな方々から、私も含めて、日本維新の会はこの大震災に対して真摯に向き合わないの……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 昨日に引き続きまして、質疑をさせていただきます。 まず初めに、原発事故災害における子供の健康についてお伺いをいたしたいと思いますけれども、過日も、環境省の調査によって、福島県外の子供たちの甲状腺の状況、これは福島県とほとんど変わりがなかった、そのような発表もあったところであります。しかしながら、一方で、今、県内の親御さん、また子供たちは、不安の中で生活をしているというのも実態でございます。 私も参議院時代に賛同者の一人となりましたけれども、まず初めに、子ども・被災者支援法の基本方針、これは、取り組むという姿勢も衆参のさまざまな答弁の中でお聞きはい……
○小熊委員 態度は小さく、志は大きく頑張ってまいります。 私も、渡辺敬夫市長、また馬場町長と同じく、福島県会議員の出身でもございます。ちょうど十年前に県会議員にさせていただいて、まさにあれから十年たちましたけれども、今こうしてあるのも先輩方の御指導のおかげであります。 ちょうどその十年前は、東電のトラブル、事故隠しがありまして、県議会で検証しておりました。全員協議会の席で、当時の渡辺敬夫県会議員が、東電の社長、また保安院の方々に、鋭い指摘をしていたのを覚えております。 そのときにも東電は、あり得ないことが起きた、二度とこういうことがあってはならない、情報も、隠すことはもとより、おくれるこ……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 東日本大震災、東京電力の原発の事故から二年半が過ぎて、過日の報道でもありましたとおり、宮城、岩手では震災瓦れきの処理状況が格段に進んでいる、仙台市では終了したという報道もなされた中で、一方で、私も福島県でありますけれども、福島県においては処理が進んでいない、また原発事故災害はまだ収束をしていない、現在進行形の災害であるということで、そういった段階において、政府が汚染水処理を初め国が前面に立ってこの対応をしていくということは、これは大変ありがたいことであります。 ただ、これまでの二年半の経過、政権が民主党から自民党にかわったという背景の違いはあります……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会、小熊慎司でございます。 きょう十一月六日というのは、明治元年に、あのときは旧暦でありましたから、旧暦に直すと明治元年九月二十二日、これは会津戊辰戦争終結の日であります。まさにこうした日に会津人の私が御質問に立たせていただく。大臣の所信にもありました、世界の平和と繁栄に貢献をしていくという、そうしたまさに崇高なる志、目標に向かって日本の外交をしっかりとやっていくという点におきましては、大臣と志を同じくするものでありますので、そうした世界平和に向けての日本の外交のあり方といった基本を踏まえつつ、質問に入らせていただきます。 一五年の五月に行われる島……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会、小熊慎司でございます。 玄葉委員また玉城委員の大変ハイレベルな質疑の後、緊張しておりますし、また、先日の外務委員会でも、玄葉前大臣が若いころに使われた言葉で、外交こそ国益という意味では、大変さまざまな常任委員会がありますけれども、この外務委員会、特に、前大臣、元大臣もそろっていて、大変すばらしいメンバーに恵まれて、また日本のこれからのしっかりとした進路について質疑ができるということは、大変すばらしい委員会に所属をさせてもらっているということを冒頭申し上げます。 玄葉委員の中にもありましたけれども、日本を取り巻く外交のあり方として、先ほど大臣と玄……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司でございます。 去る九月の国連での安倍総理の演説は大変すばらしいものだったなというふうに私も評価をするものでありますし、とりわけ女性の社会進出については、国内についても、今後の日本の活力としてはこれにしっかりと取り組んでいかなきゃいけないという部分と、国外的にも、さまざまな女性の迫害やいろいろな部分に言及しながら、日本としてもこれを支援していく、そういう演説でありました。これは本当に国際的にも評価をされたところでありますし、言葉だけではなく、日本も世界の中でしっかりとリーダーシップを発揮して取り組んでいかなければなりません。 三本の柱を……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司でございます。 我が党は、十月一日に、汚染水漏れの調査で、東電の福島第一原子力発電所視察を行わせていただきました。また、昨日は部会で、東電の方からいわゆる漏水に関しての聞き取り調査もさせていただいたところであります。 大変多くの課題を抱えながら、完全収束に向けて着実に、早急にこれを進めていかなければならないところでもあります。また、他方で、こうした問題を抱えながらも、復旧復興の一つの足がかり、前向きな取り組みとして、東京オリンピックも決まりましたし、また、県内においては、次回の島サミットの開催もいわき市で決まるという明るい話題も出ている……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。
まず初めに、何点か確認から入りたいと思いますけれども、これまでの質疑の中でも、原子力発電所また原発事故にかかわる情報のあり方について幾つか確認はされてきました。SPEEDI等の避難にかかわる情報というのは特定秘密に入らないという確認はとれているところでもありますけれども、また一方で、原子力発電所の警察等の警備については、これが含まれるのではないかというようなことも確認をされております。
そこで、まず初めに、原子力発電所の警察等の警備についての現況をお伺いいたします。
【次の発言】 再度確認しますが、常駐というのは、原発施設内に常駐ということでよろし……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。
冒頭、午前中の質疑で、我が党の山田宏議員からの質問に対して、甘利大臣から発言があるということの申し出がありますので、よろしくお願いをいたします。
【次の発言】 それでは、質問に移ります。
先月、九月二十二日というのは、会津で行われた戊辰戦争終結の日でありました。総理も見ておられるかわかりませんけれども、「八重の桜」も戊辰戦争が終わって今京都の方に移っていますけれども、あの苦難の時代に、まさに、逆に戦争が終わってから明治時代を生き抜いた会津人、福島県人の生きざまというのがこれからの復興にもやはり生かされていかなければならないというふうに思います。
……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 午前中は大変高尚な質疑が続きましたが、私も頑張りたいと思います。 まず初めに、我が党の阪口委員も御指摘をされましたけれども、いわゆる衛藤晟一首相補佐官の発言について、これは公私の区別とかいろいろあるとは思うんですが、やはり政治家の発言というのは公私の区別ということで言い切れない部分もあるというふうに思いますし、発言は撤回されましたけれども、それによってアメリカも、それは問題にしないという大人の対応をしてもらっているのも事実ではありますが、人の記憶は消せませんし、そのことに対してアメリカも大人にはなっているところはありますけれども、やはり少なからずこ……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず、先ほど民主党の小川淳也委員からも質疑がありましたウクライナの件についてですけれども、先ほどの質疑でもありましたとおり、談話を発表されたということではありますが、アメリカも制裁を発動して、これからそれを実行していくという段に入っています。欧米と足並みがそろっている部分と、必ずしも欧米の方もそろっていない部分、それぞれの国の立場、背景によって対応が細かいところでは分かれているというのが実情でもあります。 我が国も、極東地域においてはロシアも隣国でありますし、ロシアとの間の領土問題の解決に向けてもしっかり取り組んでいかなければいけないという課題もあ……
○小熊委員 まず初めに、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律についておただしをいたします。 過日、我が党でも党内手続をとったときにいろいろ議論が出ました。逆に、我が党は、在勤手当とかこういう話よりも、外交活動の経費をもっと増額すべきだという意見が多数出まして、それは国によって、また内容によってしっかり精査をしなければなりませんし、ある意味、透明性も確保しなければいけない、また、機密費みたいに透明性とは相反するような経費もあるということもありながら、日本の外交力強化のためには、在外公館の強化、これは喫緊の課題であろうという前向きな議論が出たところであります……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 常日ごろ、ODAに関しては選択と集中と拡大ということを言い続けておったんですが、昨今悲しいニュースが入ったのは、インドネシアでの火力発電事業について丸紅が賄賂を贈っていたということで、アメリカに罰金を払い、外務省としても丸紅のODA事業の参加を九カ月間停止するということがあります。 世界的な腐敗認識指数で見ると、いろいろな国があって、確かにそういう途上国においては指数が高い国がありますから、私も海外へ行っていろいろな関係者と話すと、賄賂の世界というのが本当に現実にあるというのはもちろん認識はしております。でも、そういう中でしっかりと日本のODAをや……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 午前中の質疑では、委員長を初め定足数が足りていないという状況、また、これは大事な協定の質疑ということであれば、外務委員会は、私は、ほかの委員会よりも質疑者も答弁者も含め非常に格調高い、いい委員会だとは思っているんですけれども、非常に残念な状況でありました。二度とこのようなことがないことを、私自身も含めて、これは肝に銘じなければならないというふうに冒頭申し上げまして、質問に移ります。 この原子力協定、午前中の質疑もありました。御承知のとおり、我が党でも、昨年、非常に時間をかけて党内でも議論をし、また、両院議員総会という大きな党内手続を経て、最終的には……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。
まず、武器貿易条約についてお伺いをいたします。これは、いろいろ外交上も日本が主導的役割を担った、大変いい条約だというふうに思います。
まず、事実的な確認からですが、これは五十カ国が締結をしてから効力を発揮していくということになっておりますけれども、今の段階ではおよそ三十カ国を超えるぐらいになっています。その五十カ国、発効までの見込み、それは国によっていろいろな状況もありますから、一応見込みとしてはいつごろ発効になるのか、確認をさせてください。
【次の発言】 これはそれぞれの国々で手続を踏むものですから、一日も早く発効できるように祈るしかないというか……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。
きょうの質疑でもこれまでもされてきましたけれども、改めて、日米首脳会談の成果と、今、日本を取り巻く、また太平洋地域のみならず国際的な情勢を考えれば、日米首脳会談で話し合わなければならない課題というのは数多くあったわけですけれども、限られた時間でもありましたので、その成果と、逆に積み残してしまった課題についてお伺いをいたします。
【次の発言】 TPP、道筋というのは具体的にどういうことなんですか。
【次の発言】 非常に苦しい表現だったというふうには思いますが、我が党もTPPは推進をする立場でありますので、早期妥結に向けて、しっかりと国益を確保するという……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず初めに、投資協定が三つかかっていますけれども、ミャンマーの投資協定についてお伺いをいたします。 昨年、外務委員会の海外調査で、私も調査班に入れていただいて、前委員長の河井委員、原田理事と一緒に南アジアを回って、ミャンマーにも行ってまいりました。そこで、いろいろ現地の状況を大使館を通じて、また、ミャンマーの要人との交流もさせていただきました。やはり発展している国でありますし、非常に親日的な国で、限りない可能性を感じたところでもありますけれども、首都が最大の都市ヤンゴンからネピドーに移っていて、でも、各国大使館はネピドーに行かずにヤンゴンにとどまっ……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司でございます。 五項目ほど通告をさせていただいておりますけれども、きょうの質疑の中でも、中越の領海の問題については既に鈴木委員また黄川田委員がすばらしい質問をされましたので、ここは私なりの御提言というか考えを述べさせてもらいたいと思います。 きょうも、ベトナムの漁船が中国の船に体当たりされて沈没する映像が公開をされておりましたけれども、まさに法の支配、領土、領海といったものは二国間で解決すべき問題でもありますけれども、やはり力による現状変更は認められないという、ロシアの問題もありますし、これはしっかりと国際社会の中で正義を貫いていかなけ……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司でございます。 これまで予算委員会等々でも、大臣とも議論をさせていただいてまいりましたけれども、いわゆる除染で生じる除去土壌等の中間貯蔵施設、最終処分場にかかわる件について質問させていただきます。 今、大臣を初め、政府一丸となって国が前面に立つということで、この原発事故災害について対応していただいているところであります。福島県内においては、除染も国直轄、また各市町村ごとの計画なども進んでいる中で、この汚染された土壌等の処理、今、仮置き場、仮置き場のさらにまた一時保管といった状況で、しっかりとこれを前に進めるためには、その貯蔵施設をつくっ……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司でございます。 今、原発の収束に向けては、関係各位に努力をしていただいているところでありますけれども、たびたび汚染水の問題が出たり、また多核種除去施設も思ったように動かなかったり、完全な収束まではやはり長い時間を要さなければならないなというふうに思っています。遅々として進まずということは言いませんけれども、遅々としながらも何とか進んでいるという状況なのかなというふうに捉えています。 そういった中で、この原子力委員会だけではなくて、復興特なんかでも、またほかの各種委員会でもたびたび質問させていただきましたけれども、汚染水の処理をしている中でどうしてもトリチウ……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず初めに、私の母校、高校の尊敬する先輩の一人である田中委員長にお聞きをいたしますけれども、きょうも質疑の中で出ていましたが、エネルギー基本計画についてであります。 これは、二月の原案が示されたときと、閣議決定されるまでいろいろ意見が出て、とりわけ序文に関して、最初は福島の事故の反省が色濃く入っていたのが、文言としてはその文章の中には入っていますけれども、私の地元の福島県でも、やはりこれは一番最初に出ていた原案が素直にそうなるべきであって、一度落とされたというか後ろの方に回って、また、削除された部分が一部復活をしたりという、この経緯自体が非常に問題……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 きょうは、参考人の皆様におかれましては、大変お忙しい中、時間をつくっていただきましたことを、まず御礼申し上げたいというふうに思います。 私の方からは、私も、先ほどの吉野委員と同じく福島県議会の出身でもありまして、また、この震災のあったときには参議院議員をさせていただいていましたけれども、現場をいろいろ訪れて、大変お忙しい中でも、桜井市長にもいろいろ現場の状況をお聞きしたり、また、本当は入ってはいけなかったんですが、二十キロ圏内にも立ち入って、震災の一週間後ぐらいに佐藤前知事にお電話をして、私自身のいろいろな思いと、また前知事のいろいろな御意見、御指……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず初めに、次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律案について、読み上げるだけで大変なんですが、質疑をさせていただきます。 これは今まで、くるみん認定制度、マークを使っていました。新たにプラチナくるみんというのが出てきましたけれども、必ずしも、くるみんが国民の中で認知度が高かったかというと、なかなかこれは厳しい状況であったというふうに思いますし、このマークをもらうことで企業のイメージがアップする、また優秀な人材が集まるという、その効果もなかなか、あらわれている部分もありますけれども、大きく波及はし……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司です。 差しかえで総務委員会で質問させていただきます。よろしくお願いをいたします。 前段の佐藤正夫委員がやる予定の質問を、私、関連もあったので、そこから入りたいと思います。私は資料を配っていないんですけれども、佐藤正夫委員が配ったので、せっかくですから活用します。 この携帯電話の料金について、総務省、内外調査、比較をしていますけれども、これは直近のものだけですけれども、いろいろな過去のものを見ると、為替の変動によって、また国際比較も多少は変わってきます。年によっては、日本が海外の中では安い料金体系になっているというのもあれば、まあまあ……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 今、同僚の三木委員の、甲状腺の検査、私の子供も小学生が三人いますから、ある日、家に帰ったときに、甲状腺の検査の申込書が置いてあったときは、一瞬、えも言われぬ感情に襲われたのも事実であります。 私は原発から遠く離れた会津ではありますけれども、全県の子供が対象ということでやっていますが、とりわけ浜通りの子供たち、相馬市の方でも、リスクコミュニケーションをしっかりして、女子中学生に放射線の授業を行った後でも、アンケートをとれば、結婚のときに何らかの不利益が出るんじゃないか、そういう答えをした生徒が四割に上ったという事例もあります。 事実をしっかり積み上……
○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司です。 これまで同僚の玄葉委員、また福田委員からもありましたけれども、大変残念な石原大臣の発言で、私の地元の福島県内はもとより、大きな影響を今及ぼしているというふうに断じざるを得ませんし、これは必要な施設ではありますけれども、やはりこの件についてしっかりと真意を、また、今後の対応をただしていかなければならないというふうに思っています。 多少重なる質問も出てくるかと思いますけれども、御本人をここにお呼びできていないのでしっかりと掘り下げることはできないんですが、環境省として、まずこの真意をしっかりと説明をしていただかなければならないと思い……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず初めに、森林の件についてお伺いをいたします。 私の地元も、福島県で、北海道、岩手に次ぐ面積を抱えて、森林面積も多数抱えていますけれども、今、大変森林も荒廃をしていて、鹿やイノシシや猿や熊が頻繁に出て、農産物や、また人にも危害を与えています。熊が出るたびに、私も小熊ですけれども、熊が出た、熊が出たと言われて、私は何か悪いなという気にもなってくるんです。 これはやはり、手つかずの自然というのもありますけれども、古来、人間がかかわっていって、森林の環境が保たれていた、循環がしっかりとなされていたということですから、人がしっかりとかかわっていく、入っ……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 今、農業のこれからについては、大きく社会が変化をして、またグローバル化をしている中で、今後の農業のあり方が問われていますし、また農村をいかに維持していくかということも非常に重要な課題であります。 そこで、今回提出されています法案、政府案と民主党案をそれぞれ比べますと、同じようなところもあったりしているわけではありますけれども、その対象者が大きく違うというふうに、これはこれまでの委員会の議論でもありました。 まず初めに、民主党案の戸別所得補償法案の対象者の範囲が販売農家までというところで、広くなっておりますが、その理由についてお答えをお願いいたしま……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 復興をテーマに、とりわけ東京電力福島第一原子力発電所の原子力事故災害について主に質問をさせていただきます。 昨年、私の地元福島県の会津では、総理初め閣僚の皆さんも見ていただいていたというふうに思いますけれども、NHKの大河ドラマ「八重の桜」で大変にぎわい、総理、ごらんになっていただいていなければ……(安倍内閣総理大臣「いいえ、見ていますよ」と呼ぶ)ありがとうございます。盛り上がりましたけれども、風評被害の払拭、観光客の入れ込みについては、まだまだこれから努力をしていかなければならないところであります。NHKの中継があるからNHKの宣伝をするわけでは……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 若井委員のエボラを引き継いで質問したいと思います。ここも野党共闘がちゃんとできているなと。 まず、エボラ出血熱の対策についてですが、これは本当に猛威を振るっていて、今のペースですと、一週間に千人以上犠牲者が出ている状況ですが、直近のWHOの発表であると、恐らく、ことしの十二月初旬には一週間で一万人の犠牲者が出るという予測すらも出ているところであります。 今ほど若井委員の質問でもあって、政府の対応もありますし、また、政府におかれましては、国内の対策としては、感染症法改正案を閣議決定されているところでもあります。 ただ、これは、アフリカだけではなくて先……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 この質疑に先立って、ちょっと文科委員会の方に差しかえで質問に行ってきまして、文科委員会の方では、CSC条約の条約締結に伴う国内法の改正の質疑をもうしていて、きょう、決をとるらしいんですけれども、本来は、条約が締結をされるから国内法整備という順序、大臣に言ってもこれはしようがないんですが。 私も委員の一人として、文科委員会と連携して外務委員会の名誉が保たれなかった、外務省としても、条約もまだ衆議院としてイエスかノーかはっきりしていないのに国内法が先に整備されるというこの順序の違いというのは、私自身も含め、理事として反省ですけれども、この議論の進め方という……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 本日は、酒井、渡邉両参考人におかれましては、お忙しい中おいでいただきまして、本当にありがとうございます。 また、渡邉参考人におかれては、私の地元の尊敬する高校の先輩ということで、公私ともに御指導いただいていることを、この場をおかりして御礼申し上げます。 今も牧原、吉田委員からの質疑がありましたけれども、いろいろな科学的知見に立ってしっかりと安全に輸送して管理をするということは、これはもう当たり前のことでもあります。 ただ一方で、福島県民が非常に不安に思っているのは、これは三年間と環境省も言っているんですけれども、先日も事前に説明を受けたんですが、三……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 大熊議員に引き続き、小さい熊ですけれども頑張っていきたいというふうに思います。 今回のJESCO法、これまでの過日の委員会での質疑、またきょうの質疑、やはりまず前提は、これは民主党政権時代、また自民党にかわってからも、信頼がなければこれは進められないところであります。 さはさりながら、三年七カ月が過ぎて、県内各地で、私は地元は会津で、福島県の中でも一番原発から遠い地域で、ちなみに、先ほど質疑された福田委員のところよりも線量なんかもほとんど出ないようなところではありますけれども、それでも自主的に町村が除染をしたりして除去土壌等が発生をしておりますので、……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。
今国会で、地方創生をテーマにして、とりわけ人口問題、これはさきの通常国会でも、私は、常日ごろは……(発言する者あり)
ちょっと今の、委員長、これは大臣のせいで始められなかったんですよ。(発言する者あり)それは違いますよ。
【次の発言】 地方の問題は非常に大事で、さきの通常国会でも、私はふだんは外務委員会にいますけれども、差しかえでいろいろな委員会に行って人口問題をやったんですが、厚労に行っても少子化の部分は答えていただきますし、農水に行って農村集落の話をしても、そこは答えるんですけれども、包括的な人口問題というのを答弁していただける方がいなかった中で、……
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。 私、常日ごろは外務委員会に所属しているんですけれども、きょうは差しかえで質問に立たせていただきます。 冒頭申し上げます。これは外務でも条約そのものがかかっているんですが、外務委員会はきょうお経読みで、来週質疑なんですね。これはやはり、条約と同時か、条約が先に委員会で結論が出てから国内法ということが本来的にはいいんですけれども、これは大臣のあれではないんですが、少し順序が整理をされなかったことが残念だなというふうに私自身は思っていますし、私は、この後引き続いてすぐ外務委員会でも、きょうは一般的事項ですけれども、このCSCについても議論をさせていただくこと……
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。 日本維新の会としましては、緊急事態の規定をしっかりと憲法に明記すべきと考えます。 日本維新の会は、国の役割を、外交・安全保障、危機管理、マクロ経済政策などに絞り込んで、地方の権限を強化するとともに国の機能を強化するということをうたっております。当然、緊急事態体制を強化する方向で統治機構の改革を推進すべきだという立場に立っております。 現在、我が国には、緊急事態への対応を平素から検討し、緊急事態に対する体制を整備する恒常的な組織が政府には存在しておりません。緊急事態があるたびに、各省庁の寄り合いによる対策本部が設置される仕組みとなっております。その……
○小熊分科員 日本維新の会の小熊慎司です。 今、消防の話、いい話だったなというふうに思います。私も地元で消防に入っていますし、震災のときは、さまざまな国会議員が被災地に入っていましたけれども、党の服を着たり院の服を着たりしていましたけれども、私は消防団の服を着て入っていて、自分の身分というよりも消防団の一員として被災地を見回っていましたが、さまざま、消防団の服を着ていると声をかけていただいたりしていました。 私は福島県議会議員の出身でありますけれども、福島県議会には全党が入って消防協力議員連盟というのがあって、これはやはり国会にもつくらなきゃいけないなと思って、我が党には、ある意味消防の親……
○小熊分科員 日本維新の会の小熊慎司です。 私も福島県出身でございますし、今ほどもさまざま議論もありました。また各種委員会、予算委員会でも、またこの環境省に係る環境の委員会でも、議論がずっと積み上がってきているところもありますが、再度基本に立ち返って質問させていただきたいというふうに思います。 今、県内でも種々さまざま議論をしているところであります、いわゆる年間の放射線量、これは一ミリという数字が出ていますが、既に承知をしておりますけれども、原子力規制委員会の方にこの見直しということで、年内に見直しを図るということではあります。もう一ミリという数字が出ていて、これを何ミリかに変えるとなると……
○小熊分科員 日本維新の会の小熊慎司です。 まず初めに、ワクチンの接種についてお伺いをいたします。 常任委員会の中でも、このテーマについてはこれまでもさまざま議論してきたところであるというふうに私も承知をしております。 改めて、今、子宮頸がんの部分でも課題をちょっと抱えてはいますけれども、私としては、やはり、日本はワクチン接種に関しては世界の中ではちょっとおくれているというふうにも言われているところでもありますし、もちろん、いろいろなリスクを背負うわけですから、これは慎重に進めていかなければいけないところでありますけれども、国民の生命と財産を守るその責務としては、ワクチンの接種をより広く……
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