阿部昭吾 衆議院議員
32期国会発言一覧

阿部昭吾[衆]在籍期 : 31期-|32期|-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期
阿部昭吾[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは阿部昭吾衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院32期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
阿部昭吾[衆]本会議発言(全期間)
31期-|32期|-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院32期)

阿部昭吾[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-|32期|-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期
第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 建設委員会 第3号(1970/03/11、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 大臣の所信表明が行なわれました際に、「住みよい国土を建設し、国民生活の向上と国民経済の発展をはかるこ乏あります。」――各般の施策を通じてそういう目標に向かって努力をする、こういう意味だと思うのでありますが、大臣は現在の、たとえば都市の状況あるいは農山村地方における状況、こういう状況が住みよい状況だ、こういう御認識をなさっておるのか、あるいはまた、国民生活の向上と国民経済の発展をはかる、一体この目標はどういうあたりに置いておるのか、お聞きしたいわけであります。七〇年代の日本、これは十五年後にはアメリカを追い抜く、そして世界一の富裕国にするんだということがいましきりにいわれておる……

第63回国会 建設委員会 第4号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 大臣もいない、委員長も代理、このままで重大な問題を審議するについてはちょっと問題があるように思いますので、今後委員会として善処してもらわなければならぬと思いますが、大臣は五十六分に到着するということでありますから、それまでの間、主として田村政務次官に対してお尋ねをしたい、こう思うのですが、いままでただされましたように、四分の三、三分の二、さっきからずっと答弁を聞いておりますと、どうも田村さんは政務次官になったら、往年の在野の政治家田村さんらしいところが全然なくなってしまって、まるで局長かだれかに吹き込まれておるテープか何かを繰り返し繰り返し言っておるにすぎない、こう思われるの……

第63回国会 建設委員会 第5号(1970/03/20、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 私は、日本社会党、公明党、民社党及び共産党を代表いたしまして、ただいまお手元に配付をされました河川法施行法の一部を改正する法律案に対する修正案について、簡潔にその理由と内容を御説明申し上げたいと思います。  まず第一に、治水事業の高率国庫負担の特例措置は、国の長期計画に基づいて緊急に整備を進めるという国の政策のもとに、国及び地方の負担割合を定めたものであります。地方団体の固有事業や施設に対する補助金とは、その役割りと性格を異にしていると思うのであります。したがって、国庫負担率は、理念的にも国の財政捻出などの都合のために、一定の方針もなく安易に引き下げられるというようなものでな……

第63回国会 建設委員会 第6号(1970/03/25、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 関連して。消防庁と建設省との間に、三十六年に団地、こういう場合の基準を緩和することについて合意に達しているわけです。この合意に達したときの情勢については、先ほど説明のように、大体四階建て程度のものだったということなんでありますが、その合意に達した当時の、いわば文書交換がされておる、これをひとつこの委員会に出してほしいと思うのです。  私の記憶では、たしか消防庁予防課長と当時の稗田住宅局長との間に合意に達した文書交換があるはずであります。これに基づいて消防庁は、傘下の各組織に対して一定の指示をしておって、それぞれの消防当局はいまの緩和基準というのを明確にしておるわけであります。……

第63回国会 建設委員会 第9号(1970/04/03、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 いま建設省の業務のやり方をずっと振り返ってみますると、従来、建設省が直営で実際の事業をやってきた時代がずっとあったわけであります。現状段階では、これはもうほとんど全部請負に回されて、直営現場というものはほとんどないようになってきておる。そこで今回地方道路公社法、こういうものがだんだん広がっていく。しかも本来有料制の道路という形態にすべきでない基幹的な道路までが、有料制道路になってきつつあるように思うのです。したがって、建設省は、従来の事業をみずからやっていくというシステムから、いわば行政官庁にするなどということをある時期にいわれた。最近は今度経済官庁にするんだ、こういう言い方……

第63回国会 建設委員会 第12号(1970/04/17、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 私は、日本社会党を代表し、地方道路公社法案に対し反対の立場を表明するものであります。  われわれは、道路については本来無料、公開の原則に立って政府が責任を持つのが当然のことであると確信をいたします。ところが、この原則とは逆に、道路はもう料金を払わなければ車を走らすことは国民にとってできないようなものになってしまう、このような傾向に対し私どもは強く警告をしなければならぬと考えるのであります。  今回の地方道路公社法案は、民間資金の導入について出資することはできない、このことを明確に限定し、出資は地方公共団体でなければできないというこの限定をいたしましたことは、われわれの考え方と……

第63回国会 建設委員会 第15号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 私は、この起草に参加をいたしました各党の立場を代表し、この際、政府関係当局の見解を明らかにしておかなければならぬ点があるのであります。以下、それらの点に関しまして簡潔にお尋ねをしたいと思うのであります。  筑波研究学園都市の建設につきましては、すでに八百万坪という膨大な土地の用地買収をいたしておるわけであります。この用地買収は、すでに九九%まで完了いたしておるのであります。しかるに現在の状態は、なかなか学園都市の整備が進捗をしておらない。土地を提供した農民の中には、当時何名かの自殺をした者が出るというような、そういう状態の中で用地確保が行なわれたのであります。しかるに、相当の……

第63回国会 建設委員会 第17号(1970/05/11、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 私はきわめて簡潔にお尋ねをしたいと思うのでありますが、いままで各委員によって明らかにされたところでありますけれども、第一は、登録制度から許可制に切りかえるわけです。この理由というものが私は説得力を持っておらぬと思うのであります。提案理由の説明によりますと、一言にしていえば不良業者をチェックするということでございますが、施工能力、資力、信用のない業者の輩出をもたらした原因の一つは現行建設業法の登録制度にある、だから許可制にする、こういっておるのであります。  そこで大臣、いまの業法が発足いたしました昭和二十五年当時に三万人余の登録業者だったのが現在十六万、私は、戦後の二十五年と……

第63回国会 建設委員会 第20号(1970/07/01、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 そこで、いま建設大臣から長々と御答弁がございました。私はちょっと違うと思うのです、ずっと経過からいうと。私が十一日――本委員会で業法が採決される直前の質疑をやった十一日です。そうして十三日に国会が終わった。そうして十四日の新聞に、先ほど与党の天野理事が示した新聞のあれが出た。それで私は梅本局長に、松浦委員とさっそく驚いて電話をした。流れた以上しようがない、こういう答弁でした。それはあなた話が違う。それからさっそく今度は建設省の官房長その他に電話をした、計画局長。何か厚生省のほうから事務当局は相談があったか。いや何にもありません。委員長に今度は――厚生大臣とはしかも同じ選挙区、……


■ページ上部へ

第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 建設委員会 第3号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 私は簡潔にお尋ねをしたいと思うのでありますが、今度の国会が公害国会といわれ、国民が大きな期待をもって見守っておるわけであります。私どもは、今度の国会において政府から提案された下水道法案については、連合審査をはじめ、各党あまたの質疑を通じまして、その問題点を掘り下げてまいったところであります。そうして、その中から国民の要望にこたえよう、こういう立場で努力をしてまいったわけでありますが、特に私は、この機会に、社会党、公明党、民社党の野党三党がかたく手を握り合いまして、今度の下水道法案に対して国民の望んでおるような考え方を盛り込みたい、こういう立場で実は修正案を準備をしてまいったと……

第64回国会 建設委員会 第5号(1970/12/16、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 私は、本日参考人として出席をお願いしました東京都の建設局長に主としてお尋ねをしたいと思うのでありますが、その前に、都市局長に若干あらかじめ見解を承っておきたいのであります。  いま、わが国の都市はたいへんな過密の状況にあるわけであります。したがって、私ども都市再開発法の審議を通じましても明らかにいたしましたように、今日の都市が再開発をされていかなければならぬということは当然であります。その際に、一体何が一番重要と考えられなければならぬのかという点でありますが、私は、何といっても、その再開発事業の対象地域に住んでおります住民の利益ということが、住民の立場というものが一番守られな……

第64回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1970/12/08、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 私は、短い時間、簡潔にお尋ねをしたいと思うのでありますが、明春行なわれる統一地方選挙を前にいたしまして、先般地方の町村議会議員の皆さんやあるいは町村長の皆さん、あるいはまた選挙に直面をしております市長、市会議員といったような皆さんから、こういうお話をされたのです。  いま農村の過疎地域を中心にいたしまして、ものすごく大ぜいの皆さんが長期の季節出かせぎ者として、選挙人名簿に登録をしております居住地からはるか離れた地域に出かせぎに出ておる。この皆さんの投票が、ほんとうに現行の不在者投票の制度の中で保障されるのかどうかということになると、残念ながら保障されない。そこで、いま私は革新……

第64回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1970/12/10、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 ただいま議題となっております職選挙法の一部改正案に対し、日本社会党を代表し、反対の意思を表明するものであります。  選挙の公正を期すということは言うまでもないことであります。政策文書とは異なる非難、中傷等の文書が大量に配布また頒布をされるというようなことは、規制されるべきことは当然だと思うのであります。しかし政党の政治活動の自由を押えるということは、民主主義の方向に逆行するものだと思うのであります。特に私どもは、昨年の国会において政党の政治活動の自由、選挙活動の自由化のための改正を行なったばかりでありますが、それを朝令暮改もいいところでありますが、十分の見きわめもなされておら……

第64回国会 農林水産委員会 第3号(1970/12/08、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 私はこの間の連合審査の際も倉石農林大臣にお尋ねをしたのでありますが、林野庁におきましては、国有林に大量の枯殺剤、除草剤――農薬を散布いたしておるわけでございます。その際に私どもも、特に私の郷里のある町におきましては、有権者が六千名の中に、四千五百名ほどの皆さんがこの除草剤の散布を中止をしてほしいという署名をもって要請をしたのであります。その署名をもとにして林野庁の出先の関係の方面といろいろ協議をいたしました。その際に、林野庁中央におきましては、地域の住民の反対を無視して強行するようなことはしない、こういう方針でありますと、こう言っておったのであります。しかし、結果的には、七割……


■ページ上部へ

第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 建設委員会 第5号(1971/02/19、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 いま提案をされております農住賃貸住宅に対する利子補給の法律に対して若干お尋ねをしたいと思うのであります。  その前提に、いま浜田委員の質問に対してお答えもあったのでありますが、大臣、政府は日本という国をどういうふうに構想していこうとなさるのか。人口の都市集中というのがたいへんにはなはだしい。なぜ集中が行なわれるかということになれば、経済がそこに集中しておるからだと私は思うのであります。今日の都市は、人間が生活をするのに好適な条件というものはほとんど失われつつある。失われつつあるが、なおかつ都市に人口は集中をする。それは都市に経済が集中するからであります。したがって人口が集中す……

第65回国会 建設委員会 第7号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 時間がないようでありますから簡潔に伺います。  いま松浦委員がお尋ねをいたしましたが、都市周辺の「水田の宅地化に資すること」ということを本法の第一条で明らかにしておるわけであります。都市周辺の水田というのは、農地としては、ある意味でいえば平たん地であり、優良農地ということになろうと思います。かりに、水田としての農地利用でなくて、野菜をやるにいたしましても、何をやるにいたしましても、優良農地ということになろうかと思うのであります。したがって、現在法律では市街化区域の中に限定をして今回の農地所有者等の賃貸住宅を構想しておるわけですが、この考え方が、「水田の宅地化に資すること」とい……

第65回国会 建設委員会 第11号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 簡潔に質問いたします。  いま井上委員からもお尋ねがあったのでありますが、前の国会において、本委員会において、きわめて強い要望を附帯決議として採択をしておるわけであります。そこで、その内容をあらためて確認をして、その方向に向かっての大臣の決意を承りたいと思うのであります。  いまも御指摘のように、地方団体の財源という問題が大きな問題である。そこで「現行公共下水道十分の四、流域下水道十分の五、都市下水路三分の一を公共下水道流域下水道各四分の三、都市下水道二分の一の方向で大幅に引き上げること。」次には「現行幹線管渠、終末処理場等限定された補助対象を改め、地方公共団体が設置する下水……

第65回国会 建設委員会 第13号(1971/04/28、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 ちょっと関連。  局長、いまのことですが、たとえば完成時の形状とか、そういうものは重要事項の説明の義務があるわけですね。この重要事項は文書にして契約をするということですね。
【次の発言】 関連質問。  局長、私どもは農協が入らぬという認識はしていませんでした。いま、特に都市近郊の農地所有者はほとんど農協の組合員であります。この皆さんが農地を宅地造成をやるとか、いろいろなことが起こってきておる。したがって、農協それ自体がこういう宅地造成なり何なりいろいろなことをやっていくということさえいま起こり得ておるわけであります。 その際に、農協がいまの前金保全措置の指定機関にならないとい……

第65回国会 建設委員会 第14号(1971/05/07、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 宅建業法の問題について、会の答申は、開発業者は二百五十万円、それから売買業者は五十万円、それから仲介を業とする者は十五万円という保証金を求めておるのであります。これに対して、私どもは、今回のこの答申はおよそたいへん控え目な遠慮した答申ではないか、何億という開発事業を行なうような業者が二百五十万円なんという保証金では全く意味をなさない、それから相当大量の高額な額にのぼる売買業者が五十万円なんという保証金では、これもおよそナンセンスである、仲介を業とする者の十五万円も、これも現実には問題にならないという観点から、この非常に控え目な現実にそぐわない答申の内容というものを当面とらない……

第65回国会 農林水産委員会 第30号(1971/05/21、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 いま議題になっております家畜伝染病予防法の一部を改正する法案、これもいま畜産というものの持つウエートが非常に重くなってきておるということから、たくさんの要望が出ておるわけであります。  そういう観点から若干具体的な問題でお尋ねをしたいのでありますが、実は私の地域で、あるえさ会社のえさで、養豚、養鶏等を非常に熱心にやっておるグループがあるのであります。ところがこのえさ会社は東北飼料株式会社というえさ会社でありますが、ここのえさを食べさせましたところ、豚が大きく育つのじゃなくて、かじかんで、だんだん縮こまって小さくなってしまう。鶏なども卵の産みがだんだん悪くなる。したがって、いま……


■ページ上部へ

第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 建設委員会 第2号(1971/08/11、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 西村大臣に簡潔にお尋ねしたいと思います。  過般の台風災害あるいは梅雨前線による公共土木災害というものが相当起こっておるわけであります。この災害復旧対策について、地方自治体の中で要望として起こっております問題は、災害が発生する、そうすると、国の補助というのが三カ年間にいわば分割をして決定をされてくる、したがって、県なり市町村段階の立場からいえば、一気に復旧工事をしたい、こういう考えを持つ。特に、この復旧工事が分割をしてやられますために、復旧が行なわれておらぬ間に再びまた災害が起こって傷あとが非常に大きくなる。こういう観点から、何とかこの災害復旧工事というもののスピードアップを……

第66回国会 災害対策特別委員会 第2号(1971/07/22、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 簡潔にお尋ねをしたいと思います。  念のため伺いたいのでありますが、公共の災害復旧事業、これは従来三カ年で完了する、こういうことになっておると思うのであります。現状はどうかということになりますと、三年間で完了しておらない、こういう状況だと思うのでありますが、所管の総理府においてはどのように現状を把握されておられるか、念のため、最初に承りたいと思います。
【次の発言】 そこで、これは河川局長の答弁なんですが、砂田副長官にお尋ねをしたい。  今回の災害が発生をいたしますると、県当局や地方自治団体から――従来、復旧事業に対して、国の補助というのが何年か刻みでついてくるわけであります……


■ページ上部へ

第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 建設委員会 第1号(1971/11/12、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 ただいま建設大臣、それから大津留官房長から御説明がございました。政府の、今回の起こった問題に対する遺憾の意思の表明、それから事故が起こった状況、経過等について説明があったわけでありますが、第一に、きのう事故が起こった。そういたしますると、報道陣やその他が危険な場所におったからなんだ、こういう言い方をしておるようですね。たぶんあれは、私の記憶によれば、科学技術庁の関係のどこかの部署の人じゃないかと思うのですが、いわば政府関係の立場にある人であります。いま大臣の説明によりますと、どこかで大きなミスがあったんだということであります。したがって調査委員会ということになるのですが、十五……

第67回国会 建設委員会 第5号(1971/12/22、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 いま大臣政務次官から御発言がございましたが、公団住宅の家賃値上げ問題は、ただいまの田中政務次官御発言のように、国会におきましても総理大臣の御発言もあり、また建設大臣の御意向等も明らかにされて、慎重なる審議を行なってきておったわけであります。その際に、建設省がこの問題に、国会の意を受けて、あるいはまた住宅公団におきましても、慎重な取り組みをなさってきたわけでありますけれども、大蔵省が突如として、いわば建設大臣の権限を越え、または住宅公団総裁の意向等をも乗り越えて発表したということについて、遺憾であったという意向の表明があったわけであります。自今こういうような、いわば財政当局はあ……


■ページ上部へ

第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 建設委員会 第2号(1972/03/08、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 そこで、大臣にお伺いいたしますが、今回の四十七年度予算、この中には大尉が所管をされておるたくさんの建設予算が計上されておるわけであります。この予算の性格は、円の大幅切り上げによって日本の経済が停滞をする、そこで、公債一兆九千五百億円を含む大型予算で、特に公共事業を大いに強化をして景気の落ち込みをサポートをする、ここに今回の予算のいわばねらいかあるというふうにいわれておるのでありますが、政府の、何というんですか、政権末期、いわばそういう状況から予算の審議が非常におくれておるという関係で、この予算が目標としております景気浮揚策、これがはたして目的のとおりに機能するだろうかというこ……

第68回国会 建設委員会 第3号(1972/03/10、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 関連でお尋ねをいたしますが、首都圏の防災、首都圏の整備その他、これは建設大臣が所管をするので、したがって――いまそのことを言ったか言わぬか、どうも一言一句までははっきり記憶はないということですから、その先になるのでありますが、私どもは、少なくとも首都圏の防災という観点で立川に行ったとするならば、立川移駐にそういう目標を持っておるならば、これは当然首都圏の整備その他の責任を持っておる建設大臣との間に協議なり意思の統一かなければならぬものと、こういう認識をしておる。先ほどそのことをわがほうの井上委員が建設大臣に質問いたしましたら、江崎長官からは何らの相談もありません、こういう答弁……

第68回国会 建設委員会 第6号(1972/04/05、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 大臣、簡潔にお尋ねをいたします。  いままでもこの法案の審議の過程においていろいろと論議がかわされた点でありますけれども、今回の改正によって、民間デベロッパーがたとえばマンション等を建てるというような場合に、今度公庫の融資対象にするという内容になっておるわけでありますが、民間デベロッパーに対する融資が、今回の改正を機会として次第次第に広げられていくのではないか。このことは、住宅金融公庫法が個人住宅の融資、いわば庶民の住宅建設資金の問題を解決していくという本来のたてまえから、そういう民間デベロッパーという業者を擁護する制度に、次第次第に質的な変化を遂げていくのではないかというこ……

第68回国会 建設委員会 第8号(1972/04/12、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 最初に大臣、道路公団の幹部がいま汚職、贈賄の事件に問われている。それから、元の建設委員長の金丸さんはたいへん栄進をされて、まさに時の人なんでありますが、一昨年私どもは中央高速道の調査に行ってきました。いま中央高速道は地すべりか何かで問題が起こっております。こういう状態でありますが、特に池上という道路公団の名古屋の支社長が汚職事件を起こした。二月であります。その以降いろいろな機会がありましたが、大臣から綱紀の粛正をやるというごあいさつを伺ったこともない。道路公団総裁のほうからも、一体どういうふうにするのかという意思表明もない。現時点でどういうふうに思っていらっしゃるのか、承りた……

第68回国会 建設委員会 第13号(1972/05/09、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 時間がないようでありますから、私の質疑は関連でお願いしたいと思います。  そこで、いまも井上委員から具体的に指摘がありましたが、今度の、林野庁が四十八年度に行なおうとする根本的な諸改革、これは長官も何度も答弁されておりますように、林野庁自体の立場から見ますと銭にならないことを大いにやらざるを得ないようになってくるわけであります。もちろんわがほうの建設サイドの治山治水計画を遂行するという観点からも、やはり今度の改革の段階では、山を荒廃に追い込むようなことにならぬように、皆伐はせぬとか切るのはうんと減らしていくとか、いろいろなことをやらざるを得ない。それから、うんと長期的になって……

第68回国会 建設委員会 第22号(1972/06/02、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 いまの新都市基盤整備法案の審議も大詰めに来たのでありますが、従来新住法その他都市の再開発のいろいろな問題を出してきておるわけでありますが、実際問題として、こういうやり方を建設省がいろいろ出してみましても、根本的には地価対策なり土地対策なりの根本が解決されないと、現場のほうがこれを受けとめる自治体なりそういうところまでまいりますと、全部しわが寄っておってなかなか簡単にいかない。したがって、根本的には土地対策、地価対策、住宅政策、こういうものの基本的なところにしっかりしためどを立てていかなければ、こういう手法というものを矢つぎばやに出しましても、必ずしも十分な成果をあげるというこ……

第68回国会 建設委員会 第24号(1972/06/09、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 簡潔にお尋ねいたしますが、今回のこの五カ年計画、この措置法と都市公園法との関係、これがすかっとつながらないものがあるわけであります。たとえばいまも議論になりましたレクリエーション都市、こういうような問題などでもありまするし、本来、この五カ年計画の措置法の中にいろいろなものが盛られてくる場合に、本法の都市公園法の整備、これをやっておかなければならないというふうに思われるのであります。そういう個所が幾つかあります。したがって、本法といまの都市公園措置法との関係を一体のものとして整備をする、こういう必要があると思うのであります。私ども実は前提としては、修正案を出そうというふうに思っ……

第68回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1971/12/30、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、岡崎英城君を委員長に推薦したいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。


■ページ上部へ

第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 建設委員会 第4号(1972/09/08、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 木村大臣と大平外務大臣にお尋ねをしたいのでありますが、いまの、米軍の相模補給廠からベトナム戦線向けの戦闘車を搬出する問題について、道路のいろいろな法令等々の関連でこの搬出がチェックされておる。ところが建設大臣はこれに対して許可を与えられております。このいきさつを簡潔に御説明をいただきたいということと、それから、これとの関連で、建設大臣は相模補給廠というものを廃止をする、こういう申し入れをなさった。ところが外務大臣のほう――外務大臣直接かどうかわかりませんが、とにかく外務省が、それはいかぬ、こういう意思表示をなさっておる。この辺の経過、これもぜひひとつ外務大臣のほうから簡潔に御……

第69回国会 建設委員会 第5号(1972/10/11、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 大臣、私は大臣と同郷でありますし、同郷の大先輩の大臣が、舌禍事件かどうかわかりませんが、いろいろ出ますと実はたいへんつらいのであります。ぜひひとつ自重をこの上ともお願いしたい。  そこで、大臣は時間の制約があるようでありますから大まかなことだけ大臣の考えを伺いまして、具体的な点は道路局長のほうからお願いしたいと思っておるのでありますが、第七次道路整備五カ年計画、これは六次計画が本来四十九年までということになっておったわけでありますが、普通の場合ですと五カ年計画の最終年、五年目が次の段階の五カ年計画の初年度にスイッチをしていく、これが従来の慣例であったわけであります。今回はこの……


■ページ上部へ

第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 建設委員会 第1号(1972/11/08、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 簡潔にお尋ねをいたします。  前に鹿島の工業開発の問題についてお尋ねをしたのでありますが、あの当時問題になりましたように、いま鹿島の工業用水の一期工事から二期工事に入っておるわけであります。この二期工事にからんで、建設省に用地関係者に対する土地収用の事業認定の申請が昨年の暮れに出たわけであります。これに対して建設省は事業認定の承認を与えた。与えましたが、いま目下それに基づいて茨城県の土地収用委員会において審査が行なわれておるのである。この審査の過程の中で実はいろいろな問題が起こってきておる。したがって、私がお尋ねしたいのは、建設省への土地収用に関する事業認定申請というものは一……


阿部昭吾[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-|32期|-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院32期)

阿部昭吾[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-|32期|-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期
第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1970/12/04、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 ただいまの小林議員の質問のうち、環境基準の問題に関連をして、特に私は施設環境基準についてお尋ねをしたいと思うのであります。  国民が良好かつ快適な環境を保障されることを、今回の公害対策に望んでおるわけであります。そういう立場から、下水道あるいは廃棄物の処理、あるいは公園、緑地、道路、交通等、こういう施設環境の整備に対して、今回の公害対策が大きな実を実らすであろうことを期待しておるわけであります。  そこで、きのうのわが党の島本議員の質問に対しまして、この基準は政策の目標であって、必ず達成をしようといったものからは若干後退をした答弁のように国民は受け取っておるのであります。私ど……


■ページ上部へ

第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 大蔵委員会地方行政委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1971/05/14、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 最初に根本大臣に伺いたいのですが、本来、新しい五カ年計画の財源不足、これが契機になっていまの重量税の問題か提起をされてきた、こういうふうに認識をしておるのですが、この認識、間違いないかどうか。
【次の発言】 大蔵大臣にお伺いいたしますが、いまの重量税というこの財源に対して虎視たんたんとしてねらっておるのはどことどこか。これを見ますと、「道路その他の社会資本」、こういっておるわけであります。その他の社会資本というやつは、先ほどの答弁では明瞭でないように思うのであります。したがって道路以外にこの重量トン税に対して虎視たんたんたるものが幾つかあるように思うのでありますが、大臣は、い……


■ページ上部へ

第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1972/04/26、32期、日本社会党)

○阿部(昭)委員 渡海自治大臣にお伺いしたいのでありますが、前の建設大臣根本龍太郎氏が、いわゆる土地政策に関する根本構想というものを発表したわけでございます。私ども、当時、あの根本構想について、ちょっぴり前向きなポーズをとりながら、内容的には、きびしい現状に対して必ずしも多くの効果をあげることは困難じゃないかという感を抱いたわけです。特に、都市周辺その他における法人所有地というものを構想の対象から全くはずして、もっぱら農地とか山林とかいうようなものを対象にしたという意味で、根本構想は、実質的には、都市化現象で激動しておる現状には対応し得ないものの、それにしても、まあ若干の意味はある。こういう認……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○阿部(昭)分科員 私は、土地収用法と環境庁のいわば権限、かかわり合い、こういう問題でまずお尋ねをしたいのであります。  土地収用法による収用の基準というのは、言うまでもなく、公共性、公益性に基づいて個人の土地の使用権なり所有権なりいろいろなものを収用していく、こういうことになるわけでありますが、いま開発事業が行なわれておる。その場合に、開発に伴ってどんどん有害物質や汚染物質を大量に排出をしていく。こういう場合に公害をどんどん出すような現状というのが、はたして土地収用法でいっておるところの公共性、公益性と合致するものなのかどうか、合致しないではないか、こういう問題が随所に起こっておるのでありま……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○阿部(昭)分科員 国鉄の御当局おいでになっていると思いますが、この間の新しいダイヤの関係でありますが、なかなか各方面でダイヤの問題があるのであります。丹羽運輸大臣はこの新ダイヤにつきましては固執をしないで手直しをする、こういう御意向を表明されておられるのでありまして、私ども実情に即した手直しをぜひやってもらいたい、かように考えておるのであります。  そこで、私のほうでも若干の資料を準備しておるのでありますが、たとえば、私の地域は羽越線、ここから東京にストレートで入ってまいります急行列車が何本かあるのでありますが、特に夜間の寝台列車、これはいままでたった一本しかなかったのであります。私などもと……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○阿部(昭)分科員 三点ほどにわたってお尋ねしたいと思うのでありますが、一つは土地改良事業でありますけれども、最近、土地改良事業の農民の負担がなかなかきついというのでいろいろな意見が出ておるのであります。そこで、特に土地改良基盤整備を進めます場合に、一番事業費のかさむ部分というのが農道と水路、こういう工事費が一番かさむのであります。したがって、農道や水路工事部分については農民の負担というものを全廃をすべきではないか、そして個々のいわば圃場、そういうものの費用、これはまあ現在程度の補助率というような考え方が合理的ではないかという考え方なんでありますが、そのことが一つ。  第二は、現在県営事業や国……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○阿部(昭)分科員 私は、さっきの原子力の問題とは違って、いま当面のエネルギーの根本であります石油の問題でお尋ねをしたいのであります。  大臣、実は大臣の御郷里の新潟県、私の郷里の山形県、秋田県、この三県はわが国における石油産油地でありましたが、陸地のほうがだんだん細ってまいり、つい最近に至ってやっと阿賀野川沖で大陸だながどうやらうまくいきそうだ、こういう状態になっておるのです。そこでいま阿賀野川沖を掘さくいたしました「第二日竜号」、これは石油公団の石油の掘さく船でありますが、わが国ではこういう大陸だな開発に対応できるような掘さく装置というものをほとんど持っておらない。いま通産省のほうでは、遠……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○阿部(昭)分科員 私は、現在労働省が進めていらっしゃる雇用促進対策について、まずお尋ねをしたいと思うのであります。  いま雇用促進事業としていろいろな施設をつくったりなさっておるわけであります。あるいはまた職業訓練の問題でありますとか、相当多方面にわたった事業をやっていらっしゃるわけでありますが、この中では職業訓練、このことはいろいろな意味でたいへん効果をあげておるのじゃないか。しかし、たとえば旅館のような施設を事業団でやっていらっしゃるが、ああいうものは、どう考えましても雇用促進対策事業という性格からいって、必ずしも効果をあげておる事業だとはいえないというふうに思うのであります。そういう意……



阿部昭吾[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
31期-|32期|-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

阿部昭吾[衆]在籍期 : 31期-|32期|-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期
阿部昭吾[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 32期在籍の他の議員はこちら→32期衆議院議員(五十音順) 32期衆議院議員(選挙区順) 32期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。