このページでは高瀬荘太郎参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。
○高瀬荘太郎君 只今のお話伺つておりまして、資料を政府の方で出さなければ審議が進められんという御意見のようでございますが、私少し遅く来て聞き漏したかも知れませんが、どういう資料を御要求になりますか。具体的にお話になりませんと分らないのではないかと私考えます〇
○高瀬荘太郎君 ちよつとお尋ねしたいのですが、この歳出の第九番の義務教育費国庫負担金の不足七億二千七百万円、これは二十四年度の年末手当の過年度拂という意味だと思いますが、これはまだ義務教育費国庫負担法がある時分のものですから、これで無論いいと思います。併し十三番の義務教育職員分九億円、これはもう義務教育費国庫負担法というものがなくなつて、平衡交付金によつて地方に中央財政から補助するというときになつてからのものですから、この分は平衡交付金の中で出すべきものじやないでしようか。
【次の発言】 そうすると平衡交付金として出るわけですね。
【次の発言】 そうするとこの次にもう一つお伺いしたいのですが、……
○高瀬荘太郎君 設備資金のほうは六カ月、運転資金は八カ月となつておりますね。普通設備のほうは長期であつて運転のほうが短いのだと存じますが、その点どうなりますか。
○高瀬荘太郎君 企業合理化促進法案につきまして二、三質問をしたいと思います。この法案の趣旨につきましては、現在の日本の経済の実情から申しまして非常に結構な、是非必要な法案だと考えておりますが、その内容につきまして二、三質問をして見たいと思います。 この法案の第三條に規定されております技術向上の促進の問題につきまして試験研究費の補助が出されるということになつておりますが、従来通商産業省所管の試験研究費補助というものがあるわけで、それとどういう点が違つて来るのか、又その予算の点につきまして工業技術庁所管の補助金とどういう関係になりますか、その点を先ず承わりたいと思います。
○国務大臣(高瀬荘太郎君) 私、このたびの組閣に当りまして郵政大臣を拝命いたし、郵便、貯金、保険の三事業と共に、当委員会で御審議をお願いいたします、電波行政並びに電気通信に関する事務をお預りすることと相成つたのでありますが、この部面におきましては、電波の獲得、或いはテレビジヨン放送の免許を初め、立後れの甚だしい電話施設の整備拡充等、解決を要する重要課題が横たわつておるのでありまして、私といたしましてもお引受けいたしました以上、これら懸案の解決に微力ながら懸命の努力をいたす所存でありまりますから、委員各位におかれましては何とぞ御教示、御支援を賜わりますよう先ず以てお願い申上げる次第であります。 ……
○国務大臣(高瀬荘太郎君) お答えいたします。国営事業から公社に形態を変えた趣旨、それから国営事業の性質と公社の性質等の違い等から申しまして、給与が全然同じでなければならんということはないと私も考えております。ですから理論的には差があつても決して差支えがない問題である。ただお話のように実際運営上は同じ庁舎の中で以て両方の職員が似たような仕事をしておるという点で、その場合に両者に非常な違いがあるというようなことになりますと、やはり実際問題としてはいろいろ困難が起きて来るわけでありますから、理論的には決して差支えないわけでありますけれども、実際実施する上においてはそういう点はやはり十分考慮はしてお……
○国務大臣(高瀬荘太郎君) 個々の具体的な問題になりますと、その問題ごとに又いろいろ意見があると思いますが、根本の方針としましては、今までの方針を堅持して行くというつもりでおります。
【次の発言】 その点はやはり根本的な問題だと思います。放送法によりまして、純民間の放送というものと、有料による公共放送というものが併立するということになつているわけであります。ですから私はそれを尊重して行きたいという考え方であります。
【次の発言】 その通りであります。
【次の発言】 今回NHKの補正予算を提出いたしましたのは、やはりNHKのこれからの事業計画と関連しまして出したわけで、私の意見を附して委員会に承……
○国務大臣(高瀬荘太郎君) 今の御質問は技術的な点をお考えになつての御質問でございますか。ただそういうことを考えない、いわゆるラジオの放送というものと、テレビジヨンの放送というものとの関係とか違いとか、こういう意味での御質問でありましようか。
【次の発言】 そうしますと、まあサウンドだけの放送というものと、テレビジヨンの放送というものとの違いというような意味にとつてよろしいじやないかとも思いますが、その違いといつても、それらの意味があるかと思いますが、無論その放送の状況が違うのは勿論でございますが、その結果から来る社会的な影響とか何とかというような意味ではないかと考えますが、私も去年までは日本……
○国務大臣(高瀬荘太郎君) 只今議題となりました電話設備費負担臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。 日本電信電話公社の補正予算につきましては只今国会において御審議願つているところでありますが、建設資金財源の一部として二十億円の電信電話債券が計上せられております。政府といたしましては重要施策中に「経済基盤の発展」の一施策として「電信電話の拡充」をとり上げたのでありますが、我が国の復興を促進し現下の熾烈な電話に対する要望に応えるため、電話拡張資金をできる限り増加し、急速に電話設備の拡張を図ることが急務と考えられますので、従来認められておりました拡張資金以外に臨時的措置と……
○国務大臣(高瀬荘太郎君) お話になりましたような点確かに御尤もな点があると考えます。従つて経理はまあはつきり分けるべきであろうと思つております。そうしてラジオ聴取者が必ずしもテレビを見たり聴取するわけでもありませんので、ラジオ聴取者の犠牲でテレビジヨン聴取者のほうが助けられるというようなことはできるだけ避けなければならんと考えております。
【次の発言】 私の説明の仕方が悪かつたのかも知れません。それでそういうふうに解釈されたのでありましようが、それについて再び質問がありまして、それに対して丁度今お答えしたと同じようなお答えをしてございます。
○国務大臣(高瀬荘太郎君) たしかに電話の架設につきまして、受益者に債券を持つてもらわなければならないということは望ましいことではありません。ただ併し運用部の資金から金を借りるとか、運用部で社債を引受けるということが十分に行きますれば、こういうことに訴える必要もないのでありますが、運用部の資金につきましては、予測通りなかなか今年度は伸びておりません。そんな関係から運用部資金計画のほうも非常に窮屈でありますので、せめて臨時的なこういう措置でもやりまして極力整備拡充をしたい、こういう考えで提案をいたしたわけであります。どこまでもこれは臨時的な措置でありまして、昭和三十一年三月までの措置で、できるだ……
○国務大臣(高瀬荘太郎君) お話のような点、目下予算を動かさないで、予算の範囲内におきまして、流用等の措置であの調停案を尊重して、できるだけのことをしたいということで、こちらも検討をし、大蔵省も検討をし、折衝を続けておるわけであります。新聞に五億八千万円とかいうようなことが出ておりましたが、程度ということが書いてあります。大蔵当局はあの程度を考えておるということであろうと思います。併し私のほうは、流用等をもう少し何とかすれば、まだ何とかなろう、こういうことでずつとまだ折衝を続けておるというわけであります。併しなかなか折衝がそう早く進まないものですから、遅れておつて、大変恐縮に思いますが、ここ二……
○国務大臣(高瀬荘太郎君) 日本放送協会の昭和二十八年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由と、これらに対する郵政大臣の意見書の提出について御説明申上げます。 この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条の規定によりまして、国会の承認を受けるために提出されたのでありますが、その作成に当りましては、協会の業務運営を指導統制する経営委員会が、公衆の要望と社会の諸情勢とを慎重に検討の上、経営の適正を考慮し決定したものと考えられます。 郵政大臣といたしましては、この収支予算、事業計画等につきまして、放送法の趣旨、放送事業の現状、聴取者の要望等、各方面からこれに慎重な検討を加えました結……
○国務大臣(高瀬荘太郎君) 今お話がありましたように、その問題につきましては規則改正を検討いたしているわけであります。予算編成の時分もお話がありましたような陳情もあり、こちらもいろいろ考えた結果、大体において現在ありますNHKの放送を地方の実情に応じてやつて行こうという方針を持つておりまして、ただ規則改正をしなければその通り行けるかどうかという問題は検討中であつたわけで、無論実施するにしましても五月の割当等もありますからそのまま行くかどうか、これは細かい点につきましてはいろいろ問題があると思いますが、大体において地方の要望に副うという方針で行こうという考えで予算の編成についての検討をいたした次……
○国務大臣(高瀬荘太郎君) 地域的な放送についてのこれからの方針という点じやないかと思うのでありますが、それについてはお話がありましたように、電波だとか財政とがいう無論制約はあるわけでありますが、そのほかの点につきましては、やはり第一はその必要ということを考えなければならんわけでありましようが、理想から言えばできるだけたくさんNHKについてもできたほうが地域の人たちには都合がいいということがありましようが、それはやはり必要度というものを考えて行くべきでありましようし、具体的にはつきり基準というものを私としては今考えておりませんが、抽象的に申しまして、その地方の人たちの要望、その要望の妥当性とい……
○国務大臣(高瀬荘太郎君) 私このたびの組閣に当りまして、郵政大臣を拜命いたし、当委員会において御審議をお願いいたします郵便、為替貯金及び簡易生命保険、郵便年金の事業をお預りすることと相成つたのでありますが、何分にも全く経験のない仕事でありまして、委員各位の御教示、御援助を得て及ばずながら事業の整備充実に努力いたす覚悟でありますから、どうか各位におかれましては、格別の御支援、御協力を賜りまするよう切にお願い申上げる次第であります。 本日は、最初の委員会開催でありまするし、前国会当時と委員のかたがたも相当お変りになつておりますので、この機会に事業の現況なり当面の課題につきまして極く簡単に御報告……
○国務大臣(高瀬荘太郎君) 只今議題となりました郵便法の一部を改正する法律案につきまして提案理由を御説明申上げます。 この法律案は、本年一月十五日から改正されました鉄道小荷物運賃との調整等を図る目的で、小包郵便物の料金を改正いたしますと共に、航空郵便制度を速達郵便制度に統合してこれを合理化する等、若干の制度の改善をいたそうとするものであります。 改正の要点といたしましては、先ず、小包郵便物の料金改正につきましては、鉄道小荷物運賃との均衡を図るために、昭和二十六年六月から従来の均一料金制を地帯別料金制に改正して参つたのでありますが、今般去る一月十五日から鉄道小荷物運賃が改正されましたのに伴い……
○国務大臣(高瀬荘太郎君) この事件に関係を持つた郵政省職員についてお尋ねがありましたが、その点を先ず申上げますと、東京都の本郷四丁目郵便局長滝川某外数名の者が関係がありました。併しこれは職務とは関係がなく、外部の者から依頼されまして売買を斡旋したという事実であります。それでこれは刑事事件としまして目下検察庁或いは裁判所でそれぞれ審理中でありますが、身分上の処置といたしましては、すでに起訴されました分が、局長三名であります。郵政省へこの事件と関連して偽造印紙の鑑定を依頼された事実につきましてお答えを申上げますと、本年七月から八月に亘りまして、浦和地方検察庁及び浦和市警から郵政省監察局に対しまし……
○高瀬荘太郎君 今日は通産大臣、農林大臣がお見えになりますか。
【次の発言】 この法案は、日本の通商政策の基本をきめるものでありますし、産業、貿易、国民生活の上から言いまして、非常に重大な法案であると考えております。そこで私は、この法案と国内の経済との一般的な緊密な関係を中心といたしまして、政府にお伺いをいたしたいと思います。
先ず第一に、この法案を立案されました政府の貿易政策の基本的な考え方、基本的な方針というものは、政府が提案理由で御説明になつておられるところや、又法案の内容になつております定率主義等から考えまして、いわゆる自由貿易主義の原則をおとりになつて、その原則に立脚してお作りにな……
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