藤原道子 参議院議員
2期国会発言一覧

藤原道子[参]在籍期 : | 2期|- 3期- 4期- 5期- 6期- 7期- 8期- 9期
藤原道子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは藤原道子参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

藤原道子[参]本会議発言(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第2号(1950/12/16、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は日本社会党を代表いたしまして本法案に絶対反対をいたすものでございます。  元来社会保障制度は労働者にとりましてはその日その日の糧でございます。労働者を病から守り、労働力の保全を策するところの最も緊要なる制度でございます。ところが今はこの制度が会計上の赤字によつて危機に陷つて来たのであります。これに対して政府は、三たび料率の引上げと被保險者の資格の制限によつて、その一方的なる犠牲において、この危機を切抜けようといたしておるのでございます。保險財政の赤字、保險財政の危機はすでにわかつていたはずでございます。社会保障制度審議会の勧告、医師会、保險組合等々、各方面より強く叫ばれて来て……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第28号(1953/02/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私はこの際、駐留軍軍人の子女及び警察官に対する暴行事件と売春行為対策に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの際、駐留軍軍人の子女及び警察官に対する暴行事件と売春行為対策に関する件につきまして御質問申上げたいと存じます。吉田総理初め各所管大臣より責任ある御答弁をお伺いいたしたいと存じます。  政府は、総理を初めといたしまして、事ごとに道義の高揚をやかましく主張されておりまするが、一体、道義の頽廃の根源はどこにありとお考えでありましようか。各地における青少年の特に性犯罪、学童の桃色遊戯等の取調べの際、彼らは係官に対して、アメリカ兵の真似をしたことがなぜ悪いかと……

第15回国会 参議院本会議 第31号(1953/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 只今議題となりました医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律の一部を改正する法律案の委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  先ず、本案は藤原道子議員ほか七名の提案でありまして、三月四日の厚生委員会におきまして藤原議員より提案理由の説明がなされたのであります。その概要を申上げますと、医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律は、医師法第十二条に対する特例でありまして、従来大陸向けの医師の養成を目的としていた医学校の卒業者や、朝鮮総督の行なつた医師試験の第一部試験に合格した者、満州国の行なつた医師考試に合格した者等に対しまして、医師になる途を開くため制……

藤原道子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

藤原道子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1950/10/03、2期、日本社会党)

○藤原道子君 どうしても無料にならないのでしようか。無料にする意思はないのですか。
【次の発言】 ちよつとお伺いしたいのですが、地方を廻つて見て、兒童福祉司に誠にどうも間に合せのような者が沢山ありまして、私非常に遺憾に思いました。この点について社会事業の方には研修生がありますが、こういうような兒童福祉司も再教育というようなことについてはお考えがありますか。
【次の発言】 今一つ重ねてお伺いしたいのは、保姆さんの再教育というようなことはお考えでございますか。この中に入つておるのでございましようか。
【次の発言】 社命事業学校のその後の様子と、それからそこを卒業した人達がその後どういう方面に入つて……

第8回国会 厚生委員会 第閉会後2号(1950/10/04、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、保健所の待遇の改善についてはいろいろ考えておいでになるのでございますけれども、何と申しましても保健所の受持つ使命は非常に重大だと思うのでございますが、待遇改善々々といつて困難なことばかりにいつも行き当つて、少しもなされていないと思うのです。今度十万円の研究費は結構でございます。大変有難いと思うのでございますけれども、私昨年北海道のほうを視察に参りましたときに、北海道においては夕張、根室、室蘭或いは釧路というような大都市の保健所にお医者さんがいない、いろいろ調査しましたら、殆んど三分の二と言つてもいいくらいの保健所に医者がいない。それで私帰つて来て早速局長にお伺いしましたらば……

第8回国会 厚生委員会 第3号(1950/07/21、2期、日本社会党)

○藤原道子君 ちよつとお伺いしたいのでございますが、この予防接種法によつて行つておるわけでありますが、この予防接種法の審議のときに、時の予防局長に、法律を以て施行し、これに違反した者には罰金がついておるわけでありますから、それについて費用は全額国庫負担でやるべきではないかという質問をいたしましたときに、僅か全部で五円くらいでできるというような御答弁であつた、記録にあると思うのでございます。ところがそれに対してB・C・Gだけでも十五円、それからチブスだとか、赤痢等の接種についてもそれぞれ費用を取つておると思いますが、今これを全額でどのくらい、予防接種法によつて施行するところの費用は全部でどのくら……

第8回国会 厚生委員会 第閉会後3号(1950/10/14、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私も今回の災害に対しまして、各証人の皆様方が、大変にお働きを頂きまして、そのことを御報告を伺い、非常に感謝いたしております。それは、私はこの際とかく民間団体と申しましようか、そういうものも災害救助法ができてから、そういう既設の団体がやるものだというような風潮に陥り勝ちなときに、女性の団体であり、而も女ばかりで新しい社会事業をというふうなことを計画され、いろいろとふだんから社会事業に挺身しておいでになつておるということは伺つておりましたけれども、今回のこの災害で男の人さえ躊躇するようなあの困難な災害救助のために、女性ばかりで挺身して下さいました白鳩会の皆様、その他又婦人団体の活動は……

第8回国会 厚生委員会 第6号(1950/07/27、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は社会福祉と地方行政事務に関してちよつと御質問申上げたいのでございますが、昨日の朝日新聞によりますと、こういう記事が出ているのでございます。「地方行政事務を拡充、調査委員会議勧告試案を作成」、こういう記事が載つておりまして、これから多く国の事務になることも……国と地方との分担でいろいろ混乱を起す等のこともあるので非常に不便である。従つてこの際地方行政全般を再検討しているが、近く次のようなことを十月末までに政府に勧告を行う予定であるというようなことが載つております。その中に、これから地方行政、市町村へ移す問題の中に生活保護法、例えば「生活保護法のように、国の事務であつて市町村長に……

第8回国会 厚生委員会 第7号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○藤原道子君 ちよつと関連して一つだけ伺いたいと思います。限度を超えることができるということにはなつておりますが、東京都で限度を超えた救助をした例がどのくらいあるのでございますか。それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 五十件。それから今の補導所で働かしても差引かなければならない。法の建前はそうなつておりますけれども、生活保護法を作るときには、その点は聊か大目に見て貰わないと困る。働かないでも五千円、働いても五千円ということになれば、それでは何と申しますか、労働意欲を阻害させることになりはしないか。それでは怠惰な人を作るということになるのでありまして、この点は東京都では、前にそれを差引い……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 厚生委員会 第2号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は重複を避けまして納得の行かない点を少しお聞きしたいと思います。  先ず第一に、今度の解雇に当りましては米軍によつて直接解雇された。そのときに、隊員は、日本政府に雇われたのであるから、日本政府の近接の命令を聞きたいと言つたけれどもそれは今の場合在方がないのだから了承してくれというようなことであつたということを聞くのでございますが、大体警察予備隊の本質、その責任の所在というものをこの際明らかにして頂きたい。
【次の発言】 先程の法務総裁の御答弁を聞いておりまして、どうも納得が行かなかつたのでございますが、これからいろいろなことを調整しながら恒久的態勢を整えるというようなことでござ……

第9回国会 厚生委員会 第3号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は只今時間もございませんし、松原さんから御質問がございましたので、その点は重複を避けますけれども、どうも騒ぎ出せば考える。騒がなければそのまま頬被りをして行くという今の政府のやり方に絶対に承服できない。この間の予備隊員の問題でもそうだと思うのです。ああいうむごい首切りをして、そうして本部へ交渉しても、本部は仕方がないと言つておる。病院へ行けば、病院では見てやりたいから本部の指令が欲しいと言つたら、それも本部は断つておる。けれども多くの人が騒ぎ出したから、又国会の問題にならんとしたから大あわてにあわててああいう措置をした。今度の問題もそうだと思う。当然この問題でいろいろの委員会、……

第9回国会 厚生委員会 第6号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○藤原道子君 この従来における保險料の徴収成績はどんなふうなんですか。
【次の発言】 九割までいつておりますか。
【次の発言】 今年は。
【次の発言】 この徴収率の、何といいますか滯納ですね、滯納しておる原因はどういうところにあるのですか。
【次の発言】 今でさえそういう経済の不況その他でこういうふうになつている、それから労働者も生活にあえいでおる、低賃金でいるというときに、料率を引上げて、滯納というものはどうなつて行くとお考えになりますか。
【次の発言】 私はこの保險料率の引上げとか、或いは健康保險の被保險者の資格喪失後の給付についての制限でございますね、こういうありかたで、この危機を切扱け……

第9回国会 厚生委員会 第7号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○藤原道子君 この問題に関連してちよつと……。
【次の発言】 私大臣にお願いがあるのでございます。今あの交付金の法的な改正をしなければできないというお言葉でございますが、特にお考え願いたいことは、この児童措置費は生活保護費とその性質を同じうしておるものでございます。生活保護費は生活保護費として支給されておるのでございます。交付金の枠に入つていないのでございます。でございまするから、私たちは同じ性質を持つものであるから、是非ともかわいい子供たちの人命に関する問題、これを考えまするとき段と御考慮を願つて処置して頂かなければならないと思うのであります。(「同感」と呼ぶ者あり)この点を親心を持つてどう……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1951/07/26、2期、日本社会党)

○藤原道子君 社会不安の激化しておるこの大切なときに新大臣が就任されましたので、私は新大臣に対しまして非常に期待しておるわけでございます。そこで先ず第一にお伺い申上げたいところは、もとよりこれは新聞の報ずるところでございまして私どももはつきりしたところはつかんでいないかもわかりませんが、先ず第一に一つ大臣から明らかして置いて頂きたいと存じますことは、行政機構の改革及び行政整理の問題に対して一つお伺いをいたしたいのでございます。厚生省の存廃問題であるとか、或いは巷間伝えるところによると兒童局が廃止せられるとか、或いは人員の整理によつてただでさえ足りない国立病院、国立療養所なんかにおきましても、非……

第10回国会 厚生委員会 第閉会後2号(1951/07/27、2期、日本社会党)

○藤原道子君 この講習は、今の次長のお言葉ですけれども、これはこうしなければならないだろうという諸般の状況が考慮されて講習ということが定められたのであつて、むずかしい意味の認定講習ではないということが、たびたび質疑応答の過程において明らかになつておるわけでございます。従つて国家試験を受けるときに受験料をとるのだから、この講習に金をとつたらというような意見が若しございましても、それはもう絶対に反対で一つ克服して頂五なければなりません。むしろ私は今になつて厚生省が非常にこの講習の問題で困つておいでになる、それからいま一つは、同じ看護婦でありながら、開業医のところにいる看護婦であるとか或いはこういう……

第10回国会 厚生委員会 第3号(1950/12/15、2期、日本社会党)

○藤原道子君 これは前国会で御提案になりましたものと同じ趣旨の下にそのまま提案されておるのでございます。私たちは前国会におきましてこの問題の審議に当りまして、あらゆる角度から御質問も申上げ、御答弁も頂いたのでございますが、私が最も恐れておりまするのは、三十億のうちこれだけのことをしても、その收入増は僅かなのですね、それと同時に、私はこれによつて働く階級に与える心理的影響と申しましようか、国民感情を刺戟するというような点から参りまして、却つて大きなマイナスになると思うのでございます。又社会保障制度の勧告案等によりましても、もう明らかになつておりまして、こういう点はどうしても国庫で二割ぐらいを負担……

第10回国会 厚生委員会 第閉会後3号(1951/08/06、2期、日本社会党)

○藤原道子君 井上さんから言われましたように、助産婦の学校ができていないし、看護婦法ですでにああいうふうな改正ができておりますのに、この際どうも法律があるからというので、行わなければならないというような考え方でなくて、学校を卒業した者がいないのでございますが、暫定的に、受ける対象がいないことはないから、まあ行うというお言葉でございますけれども、恐らくこの次にはこれは廃止になる、又そうしたいと私たちも思つているわけでございますから、ここで受ける人は本当の何というのでしようか、別に今まで産婆の講習も始まつているとも聞いておりません際でございますので、この際思い切つて延期等の処置には出られないもので……

第10回国会 厚生委員会 第4号(1951/02/02、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、又おしまいになつて殺到して、ろくに審議のできないようなことにならないように、その点十分考慮して頂きたいと思います。責任ある審議のできるように、期間を與えて頂きたいと思います。
【次の発言】 この際皆様に御相談申上げたいのでございますが、前国会で癩とか結核療養所に勤務する医療従事者の号俸調整が非常に切下げられた。そのとき、前国会でも考慮するということにはなつていたはずでございますけれども、非常に不安でございまして、今人事委員会へもその点各方面からいろいろ陳情等がなされているようでございますが、この際断じて私は元の号俸に返すために、一つこの委員会でも努力したいと思いますので、元……

第10回国会 厚生委員会 第5号(1951/02/05、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私どもも絶えずそういうことを言われるのですけれども、どうしても医務局長の御判断でもこれを別個にするだけの何と申しましようか、理論的根拠というような、そういうことはないのですか。見出すことはできないのでしようか。やり方は全然違うのだけれども、どんなものでございましよう。私たちもわからない。
【次の発言】 これはどう私は現わしていいかわからないのですが、結局マツサージ師は、あん摩の中に含むと言われることに非常に感情上の割切れないものを持つておるのですね。どうもマツサージをやる人はあん摩とは違うのだということを一つの誇りといいましようか、変なふうな感情が残つておるものですから、どうして……

第10回国会 厚生委員会 第6号(1951/02/15、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は林先生と竹山先生にお伺いしたい。これは治療上或いは研究上必要だとおつしやる気持はわかるのでございますが、この覚醒剤がなければ絶対に駄目なのでございましようか。治療のほうでほかにそれに代るべき薬は絶対にないものかどうか、仮に治療に必要なものといたしましても、今私どもが恐れますのは、心身共に未熟の者が中毒患者に多いということであります。これが社会にどれだけの害悪を与えているかということを考ええまして、先日来各方面に調査等に参りまして、まあ慄然としておるのであります。このときたださえ社会不安の醸されております今日に、果して僅かな治療の面に必要ということでこれを作らなければならないも……

第10回国会 厚生委員会 第7号(1951/02/16、2期、日本社会党)

○藤原道子君 ちよつと東さんにお伺いしたいのですが、今六三五ですね、とにかく五年ということなんですね。はり、きゆうをとるには六三五と六三三を経ても五ということですね、四年以上でしよう、両方やるならば五年ですね、それを一部から非常に中途半端である長い期間に、若しほかへというような場合には、中学卒業の資格しかもらえないと、そこでこれを高等学校を出てあと二年というふうに規定して欲しいというような意見も大分あるよろでございますが、私としては義務教育からすぐ行ける道にしなければ困ると思つております。併しそういう意見の人たちは、是非高等学校の資格を与えたいという意味において、そういうような方法にしてもらい……

第10回国会 厚生委員会 第8号(1951/02/22、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私どもも先ほどから伺つていて納得が行かないわけでございます。私たちがこのヒロポン問題をこれほど重要視いたしますのは、非常に社会的な害毒が大き過ぎるということです。而もその中毒者が心身共に未熟な青少年において最もこれが多いということなのでございます。そのヒロポンを使用することによつて疲れが治るのではなくて、これはごまかしなのでございますから、そのために精神病者さえ出て来ておる。それが年中殖えて来ておるというような意味からして、私は断じて禁止すべきであるという私の持論を持つております。そこで禁止したに越したことはございませんが、それには何といいますか、補償が伴う。だから制限で行つたほ……

第10回国会 厚生委員会 第12号(1951/03/13、2期、日本社会党)

○藤原道子君 大分、光明寮の卒業者が出ておるようでございますが、それらの人は社会に復帰いたしましてどういう状況でござましようか。
【次の発言】 それからもう一つお伺いしたいのですが、入所する希望者が二千名を数えているということでございますがこの入所の順位とか、或いは入所後の費用というようなものをもう一度。
【次の発言】 費用はどのくらい……。
【次の発言】 卒業後の開業についてのいろいろな困難ですね、折角卒業した者がいろいろ費用その他の制限で困ることもないように、どうぞその点は親心を持つて一つお世話を十分にして頂きたいということをお願いいたして置きます。

第10回国会 厚生委員会 第15号(1951/03/19、2期、日本社会党)

○藤原道子君 それでは私から保健婦助産婦看護婦法の改正に関する小委員会の経過につきまして、御報告をさせて頂きます。  小委員長が河崎さんでございましたが、委員長に就任されましたので、私代つて小委員長となりましたので、その後一月三十日に私がやることに相成りました。そこで二月の三日、九日、十七日、十九日、二十日、二十八日、それから三月の八日までに、通じまして八回の小委員会を開きまして愼重に審議を重ねて参りました。二月の三日及び二月の九日の小委員会におきましては、愼重を期するために、厚生省、産婦協会或いは看護婦法改正研究会、それから看護婦、保健婦の実務に従事している人達或いは日本医師会、官公私立病院……

第10回国会 厚生委員会 第21号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は先ず第一にお伺いいたしたいと思いますのは、この結核予防法案を、後保護を加えて結核対策法又は結核法とすべきであると存ずるのでございますが、従来我が国における結核予防対策という概念は、結核撲滅という意味であると思います。この法案にも結核の予防と医療とが含まれております。併し結核撲滅対策としての予防と医療、後保護が有機的に行われなければ、決して効果は挙るものではないと存じまするので、従つてこの法案に欠けておる後保護を加えて、結核対策法又は結核法とすべきであると思いますが、これに対する大臣のお考えを伺いたいと思います
【次の発言】 予算がないからということで、いつも中途半端なものを作……

第10回国会 厚生委員会 第22号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○藤原道子君 先ず第一にお伺いいたしたいと存じますのは、昨日松原委員の質問に対しまして東医務局長は、看護婦その他の結核の発病については採用時に厳重に健康診断を行なつているので、採用後六カ月経つて発病した者は公病と認定しているという御答弁でございましたが、現状は殆んど全部が共済組合の治療を受けておるというような状態でございますが、長期療養者の中で公病と認定されている者のパーセンテージをお伺いいたしたいと思います。  それからそれと関連いたしまして、今度の予算を見ますると、他の官庁におきましては少いところでもその災害補償費が一割以上殖えておりまするのに、厚生省だけが、殊に一般会計におきまして約半分……

第10回国会 厚生委員会 第23号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○藤原道子君 十一月の二十六日に看護婦法改正の小委員会が発足いたしまして、爾来愼重に審議をいたしまして、その間只今青柳衆議院議員のお話にもございましたように、衆議院との合同審査も六回、あらゆる角度から研究をいたして参りました。その間におきましては公聴会を開き、関係のあらゆる人々を参考人としてお招きいたしましたり、或いはPHWのオルトさんをも御招待をしたり、或いは向うからも会いたいというようなお話もございまして、衆議院、参議院の小委員会が同道して向うへ訪問いたしたり、あらゆる努力をいたしました結果が本法案となつて昨日OKを得ることができたようなわけでございます。殊に一時は非常に難関に遭遇いたしま……

第10回国会 厚生委員会 第24号(1951/05/07、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は本法案の審議に入る前に政府にお伺いして置きたいと思う二、三の点があるのでございますが、一つ責任ある御答弁をお伺いしたいと思います。  まず第一に本法案は非常に重要法案だと世間では言われているのでございますが、果して政府はこれを重要法案と思つておいでになるのかどうかという点をまず一つ第一に伺いたい。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、閣議においても、この法案は三回も保留というのですか、になつたと聞いておりますが、それはどういう理由でございますか。
【次の発言】 本法案は政府の提出法案でございますし、而も非常に重要な法案だと今お答えになつたのでございますが、然らばこの重要……

第10回国会 厚生委員会 第26号(1951/05/11、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は遺族援護に関する小委員会の委員及び厚生住宅に関する小委員会の委員の定数を二名増加し、そうしてその人選は委員長に御一任することについての動議を提出いたします。
【次の発言】 私この際ちよつとお伺いしたいのでございますが、本案の実施については国民生活に重大な影響ありと言われておるわけでございます。そこでその具体的な事例、特に国民の受ける利益とか損失のバランスをどう考えられたかということを伺いたい。これは先の清水さんのお話でそういう点があまり考えられなかつたということで非常に失望しておるのですが、その点について齋藤証人にお伺いしたい。

第10回国会 厚生委員会 第28号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私今日お忙しい先生がたにお出で願いましたのは、私が実は委員会へ要請したわけでございます。それは先立つて以来、非常に重要法案である医薬分業が提案されておりますが、これに対して医者の側、薬剤師の側からいろいろと猛烈な運動があるわけでございます。併し私たちはこの公聴会を開いたときに、或るかたの証言の中に、医者には調剤権がない、調剤能力なしというようなお言葉がございましたので、私たち素人でございますので、調剤の能力がない人が処方箋を出すというところに非常に疑問を持つたのであります。私たちは少くとも国会議員として立法府にありまする以上は、医者の運動、薬剤師の運動に左右されてこの法案が決定さ……

第10回国会 厚生委員会 第29号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は厚生省にお伺いしたいのでございますが、看護婦法の改正は三月の三十一日に通過いたしたのでございますが、その後私は全国の国立病院とか、或いは私立病院或いは日赤等へ参りまして、実に容易ならざることを聞いたのでございまするが、厚生省は我々国会において改正いたしました法案を実施する意図なきやに私は聞くのでございまするが、私はその点の厚生省のお考えを聞きたいのでございます。たとえ国会が通しても、厚生省がこれを実施する意思がない。或いは又厚生大臣の定める講習というようなものはとてもむずかしくつて、到底そんなものは実施されるものではない。たとえ国会は通つても実施が不可能なものであるから、国家……

第10回国会 厚生委員会 第30号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○藤原道子君 厚生大臣は代理でありますか。
【次の発言】 保利さんが見えるわけでございますね。

第10回国会 厚生委員会 第32号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は先日質問いたしましたときに、厚生省としては調査をするというお話でございましたので、久下さんからその後の調査の経過をお伺いいたしたいのでございます。
【次の発言】 私の只今の御報告の中で、一つ伺つて置きたいことは、済生会病院、共済会病院の三上勝榮と松木はつゑをその参考人にお選びになりましたのは、どういう関係でそのお二人をお選びになつたか。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、看護課長は、公開の席上でお話になつたのは、只今次長からお話のあつたところ以外ではお話になつたことはございませんか。金子課長に少しお伺いしたい。

第10回国会 厚生委員会 第33号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私はこの法案には別に反対ではないのです。当然通過させなければならない法律だと思つているのでございますが、この生活保護法の運営その他につきまして、少し御質問申上げたいのでございますが、その前に委員会へお諮り願いたいと存じますが、会期の延長は、衆議院の議運ではすでにもう決定している、そしてまだ本会議には諮つておりませんが、衆議院のほうがもうきまつしてまえば、結局そうなるのじやないかと思うのでございますけれども、先ほど衆議院のほうの会期延長の理由は、北海道開発法案の審査に五日ぐらいはかかるであろうということで、五日間の延長を求めたのだということが議題で言われておりましたが、その北海道開……

第10回国会 厚生委員会 第35号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○藤原道子君 社会局長にお伺いいたしますが、現在生活扶助によつて入院しておる入院患者の生活扶助料は現在幾らになつておりますか。
【次の発言】 何分にも御承知のように今日物価高によりまして、四百五十円では到底やつて行けないというところから、いろいろな問題が起つおると思いますが、私の手許へもそうした入院患者からの陳情等がたくさん来ておりまして、最近全国を廻つて見まして、至るところの病院に余りにも少い生活費の訴えがあるのでございますが、局長は現在の四百五十円で妥当なりとお考えで、ございましようか。それともこれを早急に引上げるという考えを持つておいででございましようか。この点を……。

第10回国会 厚生委員会 第37号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○藤原道子君 この法律は誠にこんがらがつていてちよつとわかりにくいのです。そこでまあ今の御説明を聴いてややわかつて来たのです。そこで私、児童相談所の行う権限でございますね、それを一つもう一遍伺いたいのでございます。それはときどきいろいろな問題が起つておりますが、過ぐる五月二十七日の毎日新聞に長野県長野中央児童相談所の首席が思春期の少女百数十名を全裸にして猥褻行為をしていたということが明らかになつているという記事が載つておるのですね。そうしてそれの中には、同相談所は貧困家庭や父母のない不幸な少女たち(十八歳まで)が県下の養護施設や教護施設に収谷される前に、ここで一応知能、性格体力等のテストをする……

第10回国会 厚生委員会 第38号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○藤原道子君 ちよつと……、私は看護法の問題について、少しこの席上で、委員会で厚生省当局に対して質して置きたいととがあるのでございますが、是非お取上げを願うことをお諮り願いたいのですが。簡單でございますから……。
【次の発言】 幸い医務課長がおいでになりますので、時間の関係もございますので、質疑を続けさして頂きたいと思います。  先日私どもの所へ国立療養所の長寿園ですか、投書が参りましたので、直ちにこのことを調査さしたのでございます。調査の結果につきまして、私が非常に重大だと存じますので、当局の御意思を一つ伺いたい、かように存ずるのでございます。先ず私どもの所へ訴えて参りましたのは、院長が殆ん……

第10回国会 厚生委員会 第39号(1951/06/05、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私も御説明は懇談の形で又して頂きたいと思います。その前に一つ私に質問をやらして頂きたい。
【次の発言】 私先日の委員会で、国立療養所長壽園における医療拒否騒擾事件につきまして質問をいたしたのでございますが、委員会の都合によりまして本日に相成つたわけでございます。従いまして当局に対しまして、一つ納得の行くまで御説明を願いたい。御答弁を願いたい。かように存ずるものでございます。  この騒擾は国立療養所長壽園における園長に対する患者の全面的医療拒否というような重大な問題が起つておるのでございます。これに対しまして私どもの調査によりますると、容易ならさる問題が各所に見出されるのでございま……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 厚生委員会 第1号(1951/08/16、2期、日本社会党)

○藤原道子君 それは有資格者ですか。

第11回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1951/09/12、2期、日本社会党)

○藤原道子君 只今の山下委員のあの御質問にちよつと関連するわけでございますが、只今局長の御答弁の中に中毒事件等に関連して食品衛生監視員ですか、今の制度で相当努力して来ておるというお話でございます。私もこの衛生監視員ですか、あの活動によつて各所の中毒問題或いはアイス・キヤンデー等にしても相当今年度は効果を挙げて来ておると思つておるのでございます。ところがこの間聞くところによると、私どものほうへ陳情で来ておるのでございますが、今度政令諮問委員会が、その答申の中にはこの監視員を廃止するというようなことが言われておるというので、六大都市の衛生関係の人たちの会合の結果で陳情が来ておるのでございますが、そ……

第11回国会 厚生委員会 第2号(1951/08/17、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私ちよつとお伺いしておきたいと思いますが、二、三日前の新聞には、講和を結ぶについては外国へ与える影響等も考慮されるので、この際遺族、傷痍者等に関する年金とか或いは又扶助料等々に関する援護に対する予算は、一応今度の補正予算からは取除くことに決定したというような記事が載つていたのでございます。ところが今遺族や或いは傷痍者の人たちがこうした問題に対して非常に期待し、待ちこがれているわけです。従いましてこの新聞記事が真実であるかどうか、果して今政府の動きはどういうふうになつておられるかということをちよつとお伺いしたい。
【次の発言】 私が質問を中止いたしましたのはもう質問しても意味ないと……

第11回国会 厚生委員会 第閉会後2号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○藤原道子君 本小委員会は九月十二日六名の小委員を設けて、私が小委員長に選ばれまして当日第一回の小委員会を開催いたしました。  保健婦、助産婦、看護婦法の改正後における法の実施状況につき医務局久下次長、金子看護課長より説明を聴取いたしたのであります。本小委員会で審議中明らかになつた諸点並びに今後研究を要する論点は左の通りでございます。  一、保健婦、助産婦の国家試験について。この点につきましては臨時国会において法律の改正される場合をも予想勘案いたしまして、政府においては十二月の八日、九日施行のこととなつておるので、今後なお検討を加えた上法律改正の必要があると考えられます。  第二点は所属の既得……

第11回国会 厚生委員会 第3号(1951/08/18、2期、日本社会党)

○藤原道子君 只今石原委員から一応の御質問があつたのでございますが、なおこの際大臣から一つ安心のできるお答えを頂いておきたいと思うのでございます。  それは只今も委員長から御注意がございましたので、極く簡単に申上げますが、もう長い間私どもが悩んで参りましたのは、児童措置費が平衡交付金に含まれておる。そのために全国廻りましても、どこに行きましても非常に行詰りを来たしておるのでございまして、地方によつてはもう投げ出したいというようなところさえ出て来ているような状態であります。従つて先だつても大蔵省のほうに御質問申上げましたときには、二十七年度は何とか平衡交付金から外したいという言葉もあつたのでござ……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 厚生委員会 第2号(1951/10/16、2期、日本社会党)

○藤原道子君 その前にちよつと伺いたいことがあるのですが。
【次の発言】 先ほど大臣が出席できないのは本会議へ出席するためにこちらへ出られないというので、本委員会で問題になつたのだと思います。ところが現在なお衆議院の本会議は継続中でございますか。
【次の発言】 それで本会議は終了したのに、なお大臣は何らの回答なくして出席をしない。その後の大臣がどういう行動をとつておられるか、御調査になつたのでございますか。
【次の発言】 只今片岡委員外議員から御発言がありましたが、私どもも昨日現場へも参りまして、つぶさにお見舞をして参りました。事が起りますと同時に、遺家族小委員長としての山下委員が取られました……

第12回国会 厚生委員会 第3号(1951/10/17、2期、日本社会党第二控室(左))

○藤原道子君 私はすでに山下委員、松原委員から御質疑がございましたので、大体それで意は尽されておるとは存じますが、なお私から一言御質疑を申上げて、大臣にお願いしたい点もあるのでございます。それはこの悲痛なる叫びの一つとして、強制退院絶対反対、退所命令ですね、病院からのこれがあるのでございます。これは誠に尤もの点が多々ございますので、以前には、義手や義足を付けた場合には、訓練期間というものが病院にちやんとあつた。義手義足を付けて、社会人として復帰するまでの期間がある。ところがそれが今日ではございません。或いは結核が快癒したとはいつても、社会人としては十分働き得ない状態のままに放り出されておるとい……

第12回国会 厚生委員会 第4号(1951/10/20、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私いろいろ御質疑いたしたいと思つておりましたが、すでに専門家の藤森さんから御質疑もございましたし、まだあとに公聴会が二日に亘つてございますので、今日は時間の関係もございますので、質問は省略いたしたいと存じます。ただこの際一言戸田証人にお願い申し上げたいと存じますことは、私は昭和二十三年の予防接種法が制定されますときに、今日問題になつておる点は十分に質疑、審議いたしたわけでございます。そのときにもあらゆる学者の御意見も聞き、又当局者としてその衝に当られました浜野当時の予防局長とも一問一答のように、今日問題になつております潰瘍という点が将来問題に残らないかというような点で、これ又応答……

第12回国会 厚生委員会 第5号(1951/10/24、2期、日本社会党)

○藤原道子君 看護に関する小委員会を十月十七日、十九日、二十二日に開きまして、政府当局より実情を聽取いたしますると共に、次の改正点について慎重審議を進めました結果、次の結論に到達いたしました。  改正の主要点はいわゆる既得権者、即ち旧規則により保健婦、助産婦、看護婦の免許を受けた者は、国家試験若しくは認定講習によらないで新法による免許を與えることであります。  次に保健婦、助産婦、看護婦の外地からの引揚者についても当分の間、旧規則で免許が得られる途を講ずることとしたのであります。次は八月に文部、厚生省令で保健婦、助産婦、看護婦養成所指定規則が出ましたので、保健婦、助産婦、看護婦法第二十八條に、……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 厚生委員会 第2号(1951/12/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 只今中山さんからの御発言があつて、委員長としても今後は十分慣例を尊重して行くという今御発言があつたわけなんであります。私病気で長い間この委員会を欠席しておりましたので、事情はよくわかりませんけれども、本日この委員会を開催するに至つた事情を今日御説明になつて、それから私は今日の委員会もその問題を取上げておやりになるということで開かれたと了承しておるわけでありますが、今日の委員会に対して政府当局、責任者に御連絡がしてあつたことと存じますが、それはどういうふうな状態になつているのですか、厚生大臣であるとか或いは大蔵大臣とかというような方面へは十分出席を求めておいでになつたのでございまし……

第13回国会 厚生委員会 第4号(1952/02/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 看護に関する小委員会の経過について御報告申上げます。本七日第一回の小委員会を開会いたしましたが、保健婦、助産婦、看護婦の待遇改善等なお研究を要する点も多々ありますが、この際看護に関する小委員会は発展的解消をなし、看護に関する問題に限定されることなく広く医療に関する諸般の調査を行う小委員会を設置し、その小委員会において調査研究を続行いたしたい、そういうことの結論に達した次第であります。以上御報告申上げます。
【次の発言】 私は山下さんの動議に賛成いたします。非常に重大な問題でございますから、是非ともお取上げを願いたいと思います。

第13回国会 厚生委員会 第5号(1952/02/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 国立病院の地方移管についてその後の経緯を一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私も時間がないので、極く大ざつぱのところだけを伺つておきたいと思うのです。どうもよく私わからないんですが、昨年八月十日に全医労のほうで、これは全国衆参両院議員に六百八十通、学識経験者、文化人に百二十通、その他病院長等に対して千五百通の輿論調査を行なつたところがそれに対して七〇%までは地方移管は絶対反対なんです。賛成三〇%の中にもいろいろ条件附きなんです、医療の社会化の徹底とか、地方財政が貧困であつて地方差があること、医療内容が低下するとか、ボス化される虞れがあるとか、営利化される虞れがあるという……

第13回国会 厚生委員会 第6号(1952/02/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は前委員会で皆様がた一致しての意見であつたと思うのです。従いまして今山下さんから言われましたように、出席しないというお言葉でなくて、旅行中で出席できないということでありまする以上、再び出席を求める手続を至急おとり願いたい。で万一出席しないということの口実でそういうことが言われておるといたしまするならば、これ又山下さんの御意見と同じように、私たちはどうしても出席を求めるために成規の手続をとるべきだと、私はさように思いますので、山下さんの今の御発言に同意いたします。
【次の発言】 只今のお取扱で結構だし、草葉さんの言われることも御尤もだと思うのですけれども、際限なく旅行を延ばされち……

第13回国会 厚生委員会 第7号(1952/02/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は一昨年来問題になつておりました児童措置費の平衡交付金に含まれておりますことによつて、折角児童福祉法が制定され、又昨年五月には児童憲章も制定されて、而もその会長には吉田総理大臣が当られておるにもかかわらず、長年の間の懸案である児童措置費が今なお平衡交付金の枠から外すことができないこの点について、今日は大臣並びに大蔵当局の責任ある御答弁を伺いたいと存ずるものでございます。本年の山下議員が本会議における質疑に対しましても、見通しがついたということの御答弁があり、それから昨年河崎ナツ氏が本会議で縷々例を挙げてこのことを質しましたところが、これに対しましても御趣旨に副うような見通しがつ……

第13回国会 厚生委員会 第10号(1952/02/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(藤原道子君) 委員外ですが、私……
【次の発言】 ちよつと法務府へお伺いしたいのですがね、優生保護指定医というのがあるのですね。そこでまあ当然人工妊娠中絶をやるべきなんですが、今日もう社会の常識になつているのは、非合法につまり一般の医者がこれを扱つている。それで産科医と言つてはあれでしようが、一般の医者がこれが相当な収入になつているということが相当流布されているわけですね。こういう非合法なやり方をした人たちが今までにどのくらい挙げられておるか、お手入れができておるか、ちよつと……。処罰されておるか、全然これは放置されておるのかという点をちよつと……。

第13回国会 厚生委員会 第11号(1952/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 第一班の御報告を申上げます。  第一班は、一月十四日より二十日に亘つて茨城、宮城、福島三県の厚生行政の実際を視察に参つたのであります。松原議員、井上議員と私と三名で、外に事務局側から新田調査員の四名でした。日程の時間の都合上県庁におきましては、厚生行政の全般について説明を聞く余裕を持たなかつたので、それぞれの県におきまする特色のある施策とか、行政の隘路となつている事例とか、特筆すべき業績などについて重点的に説明を承わつたのでありますから、詳細な点につきましては、資料が專門室に備えてございますから、ここでは極く要点だけを御報告いたします。  茨城県の状況を申上げます。生活保護法によ……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 厚生委員会 第2号(1952/11/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私から外務省のかたにお伺いしたい。  虞は私マニラのモンテンルパへ七月の二十七日にお訪ねいたしまして、今の証人のがたにも現地でお目にかかつて来たわけでございます。そのときに現地で宣教師として、本当によき父ともなりよき相談相手ともなり、本当に身を粉にして働いて下さる賀川さんからいろいろお話やら御依頼を受けて参りました。そうして私は外務省へお伺いをいたしまして、そうしてその中のどうしても私聞いて頂きたいと思いましたのは、今も証人が申されましたように、差入れでどうやら賄われている刑務所に、日本の同胞には差入れというものは本当に少いのでございます。幸いにして無実のかたが多い、戦時中も原住……

第15回国会 厚生委員会 第3号(1952/11/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 一つだけ大臣に簡単に……。私は先ほどの堂森さんの御質問に関連してお伺いしたい。大臣は今社会保障の問題についていろいろ御答弁がありましたけれども、その中で私聞き捨てにならないと思うのでありますが、英国の社会保障制度が国民を怠惰にしておるというような点を大臣は見て来られたらしい口吻でございますが、そういう点はどういうことであつたかということを具体的に伺いたい。私の見て来たことと全然反対の印象を今受けたので、この点を具体的にお伺いしたい。それからいつの政府もいつの大臣も研究中々々々と言われるのでございますが、社会保障制度審議会は政府が構成されたはずだと思います。この社会保障制度審議会は……

第15回国会 厚生委員会 第4号(1952/11/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 九十三円ですか。

第15回国会 厚生委員会 第6号(1952/12/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ちよつとお伺いしたいのですけれども、先ほどの山下さんの御質問で或る程度納得いつたのですけれども、今度中共から三万の者がいるという通知があつたわけです。これは向うから家族に連絡のあつた者だけに対して帰還の手配をするというようなことなんですが、こちらから積極的に何らか連絡をするというようなことをしておいでになるのですか。
【次の発言】 重ねてお伺いしたいのですが、向うからの船賃は政府が負担しておるが、只今のお話では港までの費用が要る人には負担をするということでございましたが、今までに帰つて来た人で金がないために港まで来る費用を借りて帰つて来たという人が大分あります。ところが帰つて来て……

第15回国会 厚生委員会 第7号(1952/12/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 大変に大臣がお急ぎのようで、非常に残念でございますが、これからは大臣がしばしば当委員会へ御出席を願つて御答弁願いますればこういうこともないと思いますが、今後大臣の委員会出席を先ず最初に要望いたしておきます。  私は生活保護法の適用についてお伺いしたいのでございますが、時間がないので箇條書的に御質問を申上げます。  生活保護法の適用について、法律の保護は、立法に当りましては、断じてこれは恩恵的のものではない、憲法で保障された健康にして文化的な最低限度の生活を営む権利を有する、ここからこの法の精神が生まれて来ておるということで、飽くまでも恩恵的ではない、救貧法ではないということが建前……

第15回国会 厚生委員会 第8号(1952/12/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私大変今日は医者の治療等で遅刻をしておりますので、すでに御質問があつたかと思いますが、二、三お伺いしたいと思います。  婦人ホームの問題も先ほどちよつと御質問にあつたと思うのでありますが、婦人ホームの実態と今後の方針をちよつと伺いたいと思います。遅いから箇條書で聞きますけれども、この特殊婦人の転落の原因を当局はどのように考えておられるか。それから赤線区域なるものをどう考えておいでになるか。それから性病対策、それからこれらの実施要項等についてちよつとお伺いしたい。それに婦人ホームに必要な経費が計上されておるのですが、これで事足れりとお考えであるかどうか。

第15回国会 厚生委員会 第9号(1952/12/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ちよつとお伺いいたしたいのでございますが、過日木村さんには御質問申上げましたが、その後新聞等の発表がまちまちでございまして、私たちは大変心配いたしておるのでございますが、政府は政府代表を派遣するというようなことを発表されたようでございますが、その後において、向うでは日本政府を相手とせずというようなことが発表されておる、この点はどういうふうになつておるのでございましようか、外務省のかたにお願いします。
【次の発言】 只今局長は大変楽観的なお話なんでございますけれども、誠に早急にそうなれば大変結構なんです。終戦以来七年以上経過している留守家族の気持等察しますときに、人道上の見地という……

第15回国会 厚生委員会 第11号(1952/12/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 長い間の要望であつた母子福祉法の一環として本法案が上程されるまでに御努力頂きましたことに対して私も感謝いたします。只今山下委員から十分御質問があつたのでございますが、なお重復を避けまして二、三の点についてお伺いしておきたいと思います。  現在地方自治体の財政の困窮の中に相当厚生行政関係のものが食行つておるということで、絶えず私どもは不平を聞かされておるわけでございます。従いまして非常に本法の施行に当つても私は危惧を持つものでございますが、こはれ結核予防法などにおいて苦い例がたくさんございますので、殊更に危惧を持つております。従いましてこの法案は全額国庫負担というふうに私は是非した……

第15回国会 厚生委員会 第14号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(藤原道子君) ちよつと速記をとめて下さい。    午後二時五分速記中止
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。暫時休憩いたします。    午後三時四十五分休憩

第15回国会 厚生委員会 第15号(1953/02/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私はこの際細かい質疑の点は又いずれ時期を改めてお伺いするといたしまして、生活保護法で軍人軍族の援護法の給与等については成るべくこれを差引かないようにしてほしいということをかねがねお願いしておきましたけれども、最近になりまして非常に悲惨な訴えの手紙が次々と山積いたしておりますので、この点について厚生大臣としてはどのようなお考えであるかということについてお伺いしたいのでございます。  収入算定とでも申しましようか、遺族に対する恩給、それが即収入と認められて生活保護を打切られる、それから入院している人に対して医療給付の打切りが続々と通告されて、そのためにもう自殺するよりほかに途がないと……

第15回国会 厚生委員会 第16号(1953/02/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 今の問題ですね、ちよつと速記を止めて頂いてお話を伺つたほうが……
【次の発言】 昨日私はこの点大臣にも御質問いたしまして、満足ではございません。私今日は御質問申上げたいと思つていたところでございます。私責任ある御答弁を頂きたい。このことについては再三当委員会で問題になつております。梅毒の輸血をして患者が感染したときにも大騒ぎになつたはずです。過日、いつ頃だかちよつと失念いたしましたが、青少年、児童福祉法の該当者が血を売つてふらふらして問題を起しました。そのときにも御質問申上げてある。ところがそのときに、その後に厚生省のたしか児童局かと思いましたが、年少者が血を売ることに対しては法……

第15回国会 厚生委員会 第17号(1953/02/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 今の河崎さんの質問に関連して、一つだけ聞きたいのですが、この輸血の問題は、私非常に当局の答弁に不満でございます。事が起きてから騒ぐというけれども、私はこの輸血の問題は、こういうことがあることはすでに十分わかつていた筈なんです。もう何年か前にも性病がうつつた問題のときにも、大きな問題になつた筈です。又昨年は児童福祉法に保護されるべき年少者がやはり輸血、売血ですか、供給によつてふらふらになつて非常に問題を起したことがある。そのときにも当委員会で私は問題にした筈なんです。又つい最近におきましても、前の委員会でこの問題は十分採上げて御質問申上げた筈なんです。従いまして私は、事は人命に関す……

第15回国会 厚生委員会 第22号(1953/03/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 只今議題となりました医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申上げます。  医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律は、現行医師法によりまして医師国家試験予備試験の受験資格を認められておらないで、一定の医学の教習を目的とする学校を卒業した者や、朝鮮総督の行なつた医師試験の第一部試験に合格し、又は満州国の行なつた医師考試に及格した者等に対して医師になる途を開いて、将来に対する希望を持たせてやるために制定されましたことは、すでに皆様のよく御存知のことでございます。併しながら、これらの人たちと医学に関して同等以上の知識及び技能を有……

第15回国会 厚生委員会 第23号(1953/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 この頃貸付法案というのができても、結局は地方財政が逼迫しているときに、これがこちらの政府で予定しているように、地方がやはりこれを受けて立つだけの用意ありというお見通しですか。
【次の発言】 私どもとしては本当にこの金額の点からいつても、又地方へ何でもあれする点で満足すべきものではございませんけれども、まあ一応頭を出したというところに一つの希望を持つという程度の法律ですね。で政府はこの運営の如何によつては今後もつと強化して行くという見通しは持つておるんですか。
【次の発言】 今全国的に見て消費生活協同組合の状況はどんなふうでございますか。

第15回国会 厚生委員会 第26号(1953/03/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 食品衛生法の問題について過日質疑を申上げたのでございますが、どうしても農林省にお伺いしなければ納得いたしかねる点がございましたので、今日はその方面について少し御質問申上げたいと思います。米の輸入、主食の輸入等について政府は今どういう方法で輸入をしておいでになるかについて先ずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 お伺いいたしますが、政府取引ではあるけれども、この商社に指定されたものが政府を代行しておるということになるのでございますか。若しそうだとするならば、それに対しての監査というようなものはどういう方法でやつておいでになるか。

第15回国会 厚生委員会 第28号(1953/03/14、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(藤原道子君) それでは次に覚せい剤取締法の一部を改正する法律案についての提案理由の説明を谷口先生にお願いいたします。
【次の発言】 この厚生年金のほうでございますか、これは当局には近く根本的に改正を行う意思をお持ちでございましようが、その点についてちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 たしか坑内夫等においては今年の十一月頃から適用される人が相当数あるんですね、三千ぐらいですか。
【次の発言】 これについては私ども相当な意見を持つておるんでございますが、政府が取りあえず暫定的にこれを出した、そうしてその給付までに間に合わせるような改正をする準備が進められておるということでございますな……

第15回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第2号(1953/03/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 委員長に一任いたします。

第15回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第3号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ちよつとお伺いしたいのですが、政府は場合によれば逆送還をするというようなことを前に言つておられましたが、その点はどうなつたのですか。
【次の発言】 好ましからざるという者はどういうふうな人を指して言われるのか。政府が恐れておられるということと、又国民の考えていることとは違うかも知れないので、念のために伺つておきたいのでございますが、政府が逆送還等を考えておられる人たちはどういう人々であるかということをこの際ちよつとお伺いしておきたい。
【次の発言】 日本人と結婚した人であつた場合には差支えないのですね。
【次の発言】 一時帰還を認めないという政府の声明はその後どういうふうになつて……

第15回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第4号(1953/03/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私も昨夕お迎えに行つたわけでございまして、その空港長の態度に対しては、委員長初め憤慨したわけでございます。従つて、私はああした挑発的な態度が不測な事態を起す危険が十分にあると存じますので、ここに召喚することは賛成いたします。今後そういうことのないように是非これは皆さんで愛情を持つて迎えなければならないときに、ああいうことは如何かと存じますので、是非ともこの委員会に関係者を召喚することに賛成いたします。
【次の発言】 それからいま一つちよつとお伺いしたいのでございますが過日白山丸へ参りましたときに、引揚げが女、子供が多いので、それに対してどうも婦人の乗員が少な過ぎる。僅かに看護婦、……

第15回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第5号(1953/03/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 どうも御苦労様でございました。私もいろいろと御質問を申上げたいと思つておりましたが、お帰りになりました夜飛行場へ参りまして皆様のもみくちやになつた姿を見まして、それを今日朝から皆様衆議院、そして又こちらで、六時の会合であるにもかかわらず、時間ぎりぎりまでいろいろお話を伺いましたので誠に有難うございました。御苦労のほどは十分にわかるのであります。私はこの際たつた一言だけお伺いしたいのでございますが、先ほど来の御質問にいたしましても、結局、日本と中国との関係を先ず考えてみたいと思うのでございます。結局降伏後中国を相手にしないで講和条約を、それは台湾政府とは結んだけれども、中国とはその……

第15回国会 予算委員会 第閉会後1号(1953/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 この際外務大臣にお伺いいたしますが、防衛費の使途についてでございますが、最近基地附近における衛生管理が非常によろしくない、水洗便所等が非常に粗雑なために、汚水が附近の民家の井戸に滲透して来まして、国民の衛生上よろしくない状況にあるのでございますが、これは防衛費のどういう費目でこれらを処理されて来ておるか。今後又これに対してどういう……、この予算の中にはそういう点も或いは入つているのかどうか、そういう点についてお伺いたしたいと思います。
【次の発言】 どうもおかしいと思うのでございますが、これから起る問題でございましたら研究してきめるということも納得行くのでございますが、すでにこう……


藤原道子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院2期)

藤原道子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 厚生・文部・地方行政連合委員会 第閉会後1号(1950/11/16、2期、日本社会党)

○藤原道子君 厚生大臣にお伺いいたします。この池上の問題を契機といたしまして、非常に輿論が高まつて来ておるのでございますが、厚生大臣といたされまして、私は女性の立場から女性の体が売買されておる、この対象になつておる。これには幾多の事情もございましよけれども、この特殊婦人というものに対してその更生政策というようなものに対して、厚生大臣はその後どういうふうな態度をとつておいでになるかということが一つと、それからいつも輿論が高まつたときには騒がれるのでございますが、輿論が少し收まつて来るとそのまま放置される。昨年山形県の上ノ山温泉で子供連が公衆浴場から性病に感染いたしました、そのときにも参議院の厚生……

第8回国会 厚生・文部連合委員会 第閉会後1号(1950/11/15、2期、日本社会党)

○藤原道子君 最近子供の下良化が非常に憂えられているときに、私は子供の下良化を問題にする前に、これを不良化せしめる環境を是正しなければならない。子供の周囲に幾多の不良な大人の社会がある。これを先ず是正すべきであるという私は所信を以て従来から運動して参りました。ところが最近池上、高田馬場その他に特殊料飲店の建設が進められているということを聞きまして、これは一大問題である。かように存じまして、私もと池上に住んでおりました関係上、土地の状況をよく存じておりますので、これは大変だと存じまして先ず第一に社会党の所属の婦人議員で十月の十四日に現地を調査いたしました。それからその後十一月の二日には地元で演説……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 厚生・労働連合委員会 第1号(1950/12/15、2期、日本社会党)

○藤原道子君 委員長、済みませんがちよつと……。社会保障制度審議会へ提案されたときですね、この問題の審議を市川さんにお伺いしますが……。
【次の発言】 これは何日だつたと思いますか。
【次の発言】 社会保險制度ではないのですね。
【次の発言】 どうも有難うございました。


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 文部・法務・厚生連合委員会 第閉会後1号(1951/09/03、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私はこの際お伺いいたしたいのでございますが、私は病気のために非常に勉強不足でございまして、その点は一つお許しを願いたい。先ず第一にお伺いいたしたいことは、建築許可は軽飲食である。営業許可はどういうふうな名目でこれがなされておるかということを一つお伺いいたしたい。それからいま一つ、これは警察署長にお伺いいたしたいのでございますが、どうも私は今日のこの証人喚問の委員会に出席いたしましてわからないことだらけなのでございます。先ず第一に取締の方法がないというようなことを言つておりますけれども、私は軽飲食でさような業態は許されていない、警視庁管下におきましてはどんどん潰しておるはずでござい……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 厚生委員会遺族援護に関する小委員会 第1号(1951/12/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 全然関知しないとおつしやいますけれども、ああいうふうなものは、今お考えになつておるものとは全然違うとおつしやるのでございましようか。どうぞ今日は真劍でございますから、余りこう隠さないようにね、ざつくばらんに言つて頂きたいと思うのです。お互いに国をどうしようという考えは同じだと思いますので……。
【次の発言】 もう一ぺんお伺いしたいのですが、この頃地方へ参りますと、政府が早くから宣伝されましたので、この暮の越冬資金には問に合うようなつもりで待ち焦れている人がいるんです。今日はぎりぎり一ぱい、最近においてお考えになつている件だけでもお漏し願えないでしようか。


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 厚生委員会母子福祉に関する小委員会 第1号(1952/12/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私おとなしくしておりましたが、実はこの沢田さんとのお話合したように、私の気持としましては、アメリカに対して責任を追及する、公式な立場から追及するということは私はできないと思つております。今度南方へ参りまして、日本の混血児が如何に多く残されておるかということを考えるときに、これに対して何ら日本は責任を果しておりません。殊に日本の男の場合にも、日本の石川であるとか日本の江藤であるとかいうようなことより女に話してない。必ず帰つて来るから待つててくれと言つて逃げて帰つております。どうこの問題について私の子供はこんなに大きくなつていますから、日本に帰つたら父親に話して下さい。独立したら必ず……

第15回国会 法務・地方行政・厚生連合委員会 第1号(1953/03/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は根本的にはこの法案には賛成でございます。なお従来も法律が幾多ありながら、これが運営されていないというようなところに、こうした行為が非常に彌漫して来たということにも相成つておりますので、この法律を作りまする以上は、飽くまでもこの法の精神を十分に活かして、どうぞして、腐敗いたしました日本の性道徳を回復させて行きたいと、私は強く念願いたすものでございます。につきましては、二、三の点について、なおこの施行の上において幾多の又見解の相違等によつてごまかされても困りますので、この点二、三明らかにいたしておきたい、かように考えるものでございます。  先ず第一に、「この法律で「売春」とは、婦……



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データ更新日:2022/12/18

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