藤原道子 参議院議員
5期国会発言一覧

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藤原道子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは藤原道子参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

藤原道子[参]本会議発言(全期間)
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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 参議院本会議 第5号(1960/10/23、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、日本社会党を代表して、池田総理の施政方針に対して御質問申し上げたいと存じます。  わが党淺沼委員長は、去る十月十二日、三党首立会演説会の壇上におきまして、右翼テロによって刺殺されました。池田さん、あなたの目の前で殺されたのであります。淺沼委員長は、死の瞬間まで、憲法を守り、議会政治と民主主義、平和を守るため、また来たるべき総選挙にはあくまで公明選挙をと、声を大にして叫び続けながら倒れたのであります。池田総理も、その施政の方針の中におきまして、民主政治のルールに従い、公明選挙が保証され、政治が秩序正しく運営され、社会秩序が平穏に維持されて、政治に対する内外の信用を高めることを……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 参議院本会議 第8号(1961/10/13、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました国民年金法の一部を改正する法律案に対しまして、若干の質問をし、総理を初め関係大臣の答弁を求めんとするものであります。  現行法は、その上程当時より、およそ社会保障とは縁遠きものとして、対象者はもとより、一般世論からも強く批判され、反対されたものでございます。このことは、実質的な実施に至らずして、すでに本改正案の提出を見たことでも明らかでございます。本改正案についても、国民の年金をよくしたいというその世論に押された結果であり、その改正もまことに末梢的な改正であって、何ら本質的な点には触れていないのでございます。この問題につい……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 参議院本会議 第20号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この際、米国の核実験の再開に対する政府の態度並びにその対策について、緊急質問を行ないたいことの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表いたしまして、アメリカの核実験の再開に対して、政府の態度並びにその対策についての緊急質問を行ないたいと思います。  私が申し上げますまでもなく、ジュネーブの核実験停止委員会におきましても、この核実験の禁止、これに対しましては、あらゆる困難とあらゆる努力を積み重ねまして、その成果は、まさに査察問題を残すばかりというところまで煮詰まってきたやさきにおきまして、全世界の悲願にも似た世論を無視いたしまして、ついにアメリカは再開に踏……

藤原道子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

藤原道子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 外務委員会 第閉会後2号(1959/08/28、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。森さんの質問は、何も予算とか自衛船をどんどん出すとかということじゃないと思うのです。政府は、一体外交をどう思っているのですか。私たちは、自衛船を出して激突してもやれというようなことは絶対に言っていない。何のために外交というものがあるのですか。日韓会談のその後の経過はどうなっているのですか。力とか予算とか、予算以前の問題です。その心がまえを伺いたい。
【次の発言】 外交が弱腰なんですよ。


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 社会労働委員会 第2号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○委員外議員(藤原道子君) もう大へん時間もおそいようでございますので、さらに続いてこの問題は御討議いただけるようなお話でございましたので、私はいろいろ調査いたしておりますけれども、それは次の機会に譲らしていただきまして、そのときは本委員となって遠慮なく質問したい。きょうは委員外でございますのでごくおとなしく今伺っていたところで納得のいかない点二、三だけお伺いしたいと思います。  私は先ほど基準局長のお話がございましたが、自家用ののりには差しつかえないということに御決定になった、これは非常に危険だと思う。私現地でいろいろ調査をいたしております。そうすると、自家用として作ったのりを内職のものと一……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 社会労働委員会 第4号(1960/02/11、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私、今度の乱売の問題は少しめちゃくちゃだと思うのです。それは何とか手を打たなければならないように思います。けれども、ちょっと、この際、私はしろうとですからしろうとなりの質問をしたいと思います。ずいぶんいいお薬の宣伝がじゃんじゃん広告されるのです。ところが、今のお薬は高過ぎると思うんですよ。庶民は買いたくても買えないというような心理が乱売をやらせておると思うのです。それで、今の薬の価格が妥当かどうかというようなことは、これはいろいろいい薬を作るには費用もかかることでしょうが、ずいぶん広告その他に多額の費用がかかるから、よけい高くなるのではないか。それから一面においては、少し製造過剰……

第34回国会 社会労働委員会 第21号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○藤原道子君 まず時間もございませんので、ごく要点だけを御質問いたしまして、法案が通っても、通ったらいいというのでなく、さらにその後において私はただすべきことを十分ただし、よりよき福祉のために努力していきたい、かように考えております。  従って、要点のみをお伺いしたいのですが、大臣に伺いたいのです。私は声なき者の声を取り上げるのがほんとうの政治だと思う。生まれながらにして自分の責任でもなく、こうした不幸な子供が今までどれだけ守られてきたかということが問題なんです。私は特に――不十分ながらも児童福祉法で子供の場合は若干守られてきている、ところが、成人になってほとんど野放しだったのが、少しここに芽……

第34回国会 社会労働委員会 第26号(1960/04/21、5期、日本社会党)

○藤原道子君 伺いますが、私今の御答弁にもございましたように、母子福祉資金貸付法ができますときに、私たちはこの利子を取ることに反対したのです。大体未亡人というのは、夫がいてさえ食えないのですよ、今の世の中に食いかねるのですよ。ところが、夫を失った場合には、片腕を取られた片羽鳥と同じなんです。それに子供をかかえて生きていくのにどれだけ困難かということをあの当時も私ずいぶん主張したのですよ。ところが、奨学金も利子をかけた。ところがその後、その当時すでに一般の他の奨学金が利子がないのだからと言ったけれども、まあ理解されなくて、とうとう押し切られたのですよ。ところがその後、いろいろの運動その他で奨学金……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1960/08/11、5期、日本社会党)

○藤原道子君 まず第一に、中山さんおめでとうございます。日本で初めての婦人大臣が出現いたしたということは、社会一般から非常に大きな期待を持たれておりまして、あなたの言動はすなわちその影響するところが大きいと思います。どうか御自重なさいまして、しかも大胆に勇敢に福祉行政と取っ組んでやっていただきたいということを、お祝いとともに御要望を申し上げたいと思います。  私は、まだ大臣が、御就任になりまして日も浅いことでございますから、あまり突っ込んだ御質問をいたしますことは、きょうは御遠慮しておきたいと思います。で、今御所信を伺いまして、ただ、二、三の点だけ御要望申し上げ、おただししておかなければならな……

第35回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1960/09/07、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私はきょう委員会で各委員からそれぞれ御発言があったことは、要するに、日本の社会保障を推進していきたい、この一点にあると思うのです。私たち野党といえども、この社会保障に対してはぜひ実現させたい、この気持に燃えておればこそいろいろ申し上げておるのでありまして、中山さんも虚心たんかい、その気持はくみ取ってほしいのです。私はあなたが初めて委員会にお出になったときに、どうぞ強くなって下さい、こういうことを申し上げた。今その時期だと思うのです。私は野党ではございますが、初めて出た婦人の厚生大臣に、ぜひあなたに成功してほしいのです。ところが、今朝私は、あなたは先ほど新聞が少し非観的に書き過ぎる……

第35回国会 法務委員会 第閉会後3号(1960/09/06、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は大臣にちょっと今まで聞いていて下すっただろうと思うのでお伺いしたい。  売春防止法を制定するときに、今の案にはわれわれは反対であったのです、ところが審議会を作って、そこの案で、そこにたえず諮問しながら漸次欠陥を補っていく、こういうことで審議会は生まれたわけなんです、私、最初からタッチしておりますが、そういうことで、私たちもなきにまさるというので、今の案を賛成したわけなんです。ところが、そのときにすでに一部からは、どうせ三年ぐらいでまたもとへ戻るのだから、売春は今婦人たちがうるさいから一応これをやるのだというようなことで業者を説得したというようなうわさが当時流れたわけです。業者……


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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1960/11/28、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私はどうも納得いかないので、医療の根本についての厚生省のお考えをまず聞きたいと思う。私は今の相模原の例が出たので、とくと研究していきます、こう言っていらっしゃいますけれども、答えは明らかに出ていると思うのです。あそこでは、あの保育箱ですか、あれは非常に古くて、修理しなければいけないと業者から申し出があったのに、それをしていなかった。看護婦さんが十五分おきに回ることになっていたといっても、回れないような陣容が、私はわざわいしたと思う。そこで伺いたいのは、医療に対して厚生当局はどういうようにお考えになっていらっしゃるかということです。問題は、看護婦さんの定員にしても、何も法的根拠があ……


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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 社会労働委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は葛西さんに伺いたいのですがね。古い制度だけを振り回していらっしゃるように思えるのです。それで現実に今の労務管理の状態が正しいと思っていらっしゃるか。  それといま一つは、今の何といいますか、社会全般と比較して日赤の待遇がそれでいいとお考えになっているかどうか。  それからもう一つは、三十二時間も連続勤務をさしている、あるいは二十七時間やっている。そうしてそれが疲れれば、これを表面づらは時間を合わせて、そうして実働は相変わらずやらしておる。こういう人道を無視したやり方をしていらっしゃる。これに対していいと思って、それをそのままにして制度がこうだから仕方がない、金がないから仕方が……

第37回国会 社会労働委員会 第3号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。まじめですけれどもね。私は合の答弁で満足できないのです。上坂本先生がおっしゃったように、アメリカですでに一九二七年からこういう事件が起きていたというのですね。これを使い出したときにこれは少しでも気分が悪かったら配置転換をするとか、許容量とか、こういうものについての報告が必要だったという指示は労働省としてはしておいでになったかどうか。それからこの前もベンゾールの中毒のときに大騒ぎをいたしました。今度も労働者が騒がなければ取り上げない。ベンゾール中毒のときもそうだった。私はこういう労働行政というものがどうしても納得いかない。ですから今までに指示しておいでになったのかどうか、……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1961/07/15、5期、日本社会党)

○藤原道子君 建設省の方見えておりますか。
【次の発言】 ちょっとお伺いしたいのですが、私は奥地の被害が相当ひどかったと同時に、前に被害があった所がまた繰り返されているのですね。今度の水害では狩野川の問題にいたしましても、他の被害が大きかったから割合と騒がれていなかったけれども、前に被害を受けた所がまた被害を受けたという状況なんです。そこで私がお伺いしたいのは、河川の改修工事等がどういうお考えで進められているのか、これを伺いたい。たとえて言えば、狩野川の放水路ができている、だからもう大丈夫だ、それから黄瀬川の工事も――富士山から来ている川ですね、あれも上の方がずっとできて、下の方でも工事が進む……

第38回国会 社会労働委員会 第11号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この母子福祉資金の貸付の問題については前々から要望申し上げておるんですが、ずいぶんよくなったといいながら、今小柳委員が言われたように、申し出て借りられないという嘆きが非常に多いんです。あんまりきびし過ぎるというようなこと、それから地方の県でやはり負担金ですか、こういうことの関係もあって、ほんとうにほしい人が借りられてないんです。縁故関係なんと言っては悪いけれども、そういう人たちに割合スムースに行って、ほんとうにほしい未亡人の手に渡っていないといううらみが非常に強いのでございます。ですからあなた方が全国を調査してどういうふうなことになっておるか知りませんけれども、この精神から……

第38回国会 社会労働委員会 第13号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は関連してちょっと伺いたいのですが、先ほど来の大臣初め局長その他の御答弁が、どうもあまりにも自信のない御答弁だ。そんなことでは私たちは納得できない。ほんとうに正直に言ってもらいたい。日本の医療はあなた方の肩にかかっているのですよ。それで大臣は、最初に何とおっしゃいました、今まで看護婦の負担がずいぶん重過ぎた、無理をさせ過ぎた、これからそれを解消していきたいと思う。そう言った口の下から今の御答弁なんです。私は伺いたいのは、超勤をこれ以上ふやして、看護婦のからだが持つのですか。日本の医療はほんとうに運営していけるという確信がおありになるのでしょうか。大体医療法の制定されるときに、看……

第38回国会 社会労働委員会 第15号(1961/03/25、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、日赤の精神からいって、格差をとっていることは、非常に心苦しいことだろうと思うのです。そういうふうに直すことも約束されたはずです。ところが、この間中央病院へ行ってみましたところが、個室というのですか、差額を取って入れている病室はそのまま運営している。大衆、庶民の入る病室が、次々に閉鎖されて、三百幾つかの病床があいている。それを調べると、大衆が入るべき部屋だけが締められている。人手が足りないとおっしゃるならば、個室の方が人手がかかるはずです。ところが、個室はそのままにしておいて、大衆病棟が締められている。最近に至っては乳幼児、新生児の部屋まで締められている。これは一体どういうわ……

第38回国会 社会労働委員会 第22号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと関連。この点は明確にしておいてほしいのです。今の一部負担という一般のきびしさといったら、目をおおうものがあるのです。実にひどい。強制入所命令出しますね。今一部で心配されておるのは、菌が出るから収容する。そのかわり一部生活保護なんかで入っている人は、菌が出なくなったという理由でどんどん退院さしている傾向がある。空床があるあるというけれども、もう少し置いてくれというにもかかわらず、菌がなくなったからというので出している。そしてまた悪くなる。こういう愚かなことを繰り返しているのですよ。法律ができると、これはもうすぐ効力を発するわけでございますから、そういう場合に、こういう点につ……

第38回国会 社会労働委員会 第31号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと一言だけ。私はたまに出席しているからと思って発言を遠慮している。だけれども、もう少しまじめに考えてほしいのですよ。御答弁もまじめを欠いているように思えてたまらない。大体労働基準法では母体保護の立場から、産前産後の休暇ははっきりきまっているのです。ところが、日雇い労務者なるがゆえに二十一日でいいというその理論的根拠を私は伺いたい。初めから貧乏人は出産後二十一日でからだがなおる、どういうつもりで二十一日でいいという結論が出たのか、労働基準法違反じゃないですか、どういうお考えですか。それを聞きたい。
【次の発言】 社会保障がやかましく言われて、自民党さんだって社会保障が表看板な……

第38回国会 社会労働委員会 第33号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。私どうしても厚生省が熱意がないと思うのですよ。ほんとうに生ワクをやろう、このおそろしい小児麻痺から国民を守ろうという熱意があれば、うわさ程度でなくても聞く方法はあるだろうと思うのです。どういうのですか、一体。やる気があるのですか、ないのですか。これを聞きたいのですよ、私は。
【次の発言】 私は先ほど熱意がないというような失礼なことを申し上げましたが、聞けば聞くほど熱意がないと思います。私は今の牛丸さんの御答弁を伺いましても、結局が出てから考えなきゃならぬというふうに理解いたしました。もし一九五五年ごろから生ワクの研究が外国で行なわれていたならば、私はすでにソークワクチンに踏……

第38回国会 地方行政委員会 第19号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○委員外議員(藤原道子君) この法律ではっきり「救護施設、警察署等の適当な場所に、これを保護しなければならない。」とあります以上は、この法律が通りましたならば、それと並行いたしまして保護するに足りる救護施設、保護室等は十分できるような予算措置を努力する考え方でございます。
【次の発言】 この六条の点につきましては、まず私たち提案者といたしまして考えましたことは、最近酔っぱらいによる家庭悲劇、こういうものは日常の新聞を見ていただけばすでに明確なように、目に余るものがあるわけでございます。そのために子が親を殺し、親が子を殺すというような実態は御案内の通り、あるいは生活保護法でもらう金すらもおやじさ……

第38回国会 法務委員会 第3号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は大臣に伺いたいのですが、大臣はまだ十分研究はしてないということでお逃げになるようでございますが、非常に困ると思うのです。今の売春の実態を大臣はどうお考えになっているか。ことに与党の方、重要な方たちまでが、最近は売春防止法はなくなるのだ、業者は元通り営業がまたできるようになるのだというような意味のことを、公然と演説したりしている。業者はもう売春防止法はなくなるのだというようなことで、どんどん女を集めているという実態も起きている。それから皆さんも温泉場その他にはおいでになると思うが、その周辺における売春の実態が、よもや目につかないことはないと思う。私はこういうことに対して、さいぜ……

第38回国会 法務委員会 第4号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私も関連でお伺いいたします。私たちは売春防止法ができたときに、これは刑罰でなくて指導と教育でなるべく効果を上げるんだというようにいろいろ伺ってきた。またそう信じていた。従って、社会教育の面で果たす役割は非常に大きいと期待していたわけなんです。ところが、私は売春対策審議会に出ておりますけれども、文部省の御出席が一番悪いわけです。それから先ほど来の皆さんの御答弁を伺っておりますと、非常に今度は社会教育の面の予算がふえて、その使途は、婦人学級とか青年学級を拡充強化する、ここに重点をおいていられるらしいし、また、その指導者の養成だという御答弁でございました。私、各地を回ってみましてたまた……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 社会労働委員会 第5号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。局長にお伺いしますが、今、政務次官からいろいろ御答弁があって、そうやってほしい。しかし、今のような対策で、いつになったら看護婦の充足ができるのですか。充足できるというお見通しを持っておいでになるのか、これをちょっと聞かして下さい。こんなわずかな補助金なんか出したって――今のままでいつになったら看護婦の充足はできるのか。
【次の発言】 そこで、どうしたら充足できるか伺いたい。
【次の発言】 聞けば聞くほど不安になってならないのです。ちっとも自信のある答弁じゃない。一体日本の医療をどうしてくれるのです。大体においてどういうふうに労働条件の改善を考えておられるのか。大体今、中学卒……

第39回国会 社会労働委員会 第9号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。私ハンゼン氏病の知覚麻痺の問題が、これが内部疾患として扱うべきだろうか――その辺おかしいと思うのです。現実に知覚麻痺しているんですね。ところが、外見的にはわからないけれども、知覚が麻痺しているからやけどするとか、あるいは引っくり返るとか、あるいは何か物が手に持てない。完全にそこに障害状況が現われているんですね。ただ見た目が、知覚が麻痺しているかどうかがわからないというだけで、現実にそういう悩みを持っている人たちがたくさんいるんだから、これは結核と精神を検討なさるときに、直ちにこれも一つ加えるように検討してもらいたいのですよ。それはその身にならなければわからない苦痛と思う……

第39回国会 社会労働委員会 第10号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は今のに関連して、ひとつ保育所の問題、いま一点だけお伺いしたいのです。  大臣の先ほど来の御答弁で、私は大臣の精神はよくわかった。けれども、厚生省として将来の児童対策というものをどう考えてらっしゃるか。大臣がおっしゃるように、富める者と貧しい者との子供が差別があっちゃいけないと思うのです。児童福祉法ができるときにも、児童教育の一本化ということがずいぶん問題になったのです。私どもとしては低年層というのですか、小さいうちを保育所として、その上になったときに、学齢前一年ぐらいを義務的に幼稚園幼児教育というふうにもつていくべきだと思ってるのですが、大臣はどうお考えでしょうか。


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 社会労働委員会 第11号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。私はおくれて参りましたので、あるいは相馬さんから御質問があったかと思いますので、多くは伺いませんが、ただ一点だけ伺っておきたい。  これは最近目にあまるものがあるのです。労働条件が非常に悪くて、次から次にかわっていくからどこも同じだ。ひどいところが私ども目にあまるものがあることは事実でございますから、これは真剣にやってほしいのです。ただ先ほどの局長のお話を伺っておりますと、厚生省自体は保健所を通じて、保健所の報告の資料を持っておる、こういうお話だったように伺いましたが、その保健所なるものが人員不足で、なかなか調査が行き渡っておりません。労働基準局にしても監督官が少な過ぎ……

第40回国会 社会労働委員会 第13号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま鹿島委員からも御指摘のございましたように、医療の問題は国民の命を預かるものでございまして、非常に重大だと思います。結局一人の人の命は地球よりも重たい、こういう言葉もございます。ところが、今の医療の現状を見ますとき、まことに暗い気持になるといいますか、それを乗りこえて怒りを持ちたいという状態にあると思うのです。私は、最近各地の病院を視察いたしまして、一体これでいいのか、こういう気持にかり立てられます。きょうは大臣にその御所見を伺いたいと思うのであります。  一昨年の秋以来、国立医療機関を初めとして、全国にいわゆる病院ストというものが展開されました。それは単に医療労働者の問題……

第40回国会 社会労働委員会 第23号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま議題となりました牛乳等無償給与法案について、提案理由及び概要の説明を申し上げます。  一国の文化水準を反映するといわれる乳幼児や妊産婦の死亡率等に見られるごとく、わが国民の健康状態や体位は近年漸次向上されてはきましたが、欧米先進国に比べて、なお、かなりの劣位にあり、さらに相当の改善を必要とする現状であります。したがって、国民の健康を増進し、さらにその体位や資質を向上させるためには、特に乳幼児及び妊産婦に対する栄養の強化を行なう必要があります。  最近の経済の急速な発展の中で、わが国においても社会福祉の水準の大幅な向上を望む声はきわめて強くなっており、特に児童、母子の福祉に……

第40回国会 予算委員会 第13号(1962/03/14、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私はこの際、医療制度について御質問いたしたいと思いますが、まず十三日の毎日新聞によりますと、広島、長崎の原爆病院におきまして、非常に最近ガン患者がふえてきて、はなはだしきは半数に及ぶ者が死亡しておる。にもかかわらず病院にガンの関係の施設ができてない。これを日赤病院に依頼してわずかにしのいでおりましたけれども、日赤でもすでに手をあげてしまった。で、これを厚生省に相談して何とかしてほしい、こういうことを申し出ているけれども、厚生省もなかなか腰が重いというようなことが報じられておりますが、これが事実であるかどうか。また原爆によって侵されたものと推定される肺ガン、喉頭ガン、これが非常にふ……


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各種会議発言一覧(参議院5期)

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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、運輸委員会連合審査会 第閉会後1号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。大臣にお伺いしたいのですが、極力早くという言葉では、私たち地元民として納得いかない。放水路ができないために、トンネルはできておりらがら、放水路ができないために、あの大きな被害を起している。今度は沼津市が危険に瀕した。沼津市は各所の堤防が決壊いたしました。それと同時に、先ほど大臣は、下流から直していくのが常識のようなことをおっしゃいましたけれども、狩野川の富士山からきている方の黄瀬川ですね、あれは自衛隊が上の方をずっと直したもんですから、水量が急速にふえてきた。ところが下流を直していないために、それと狩野川の放水路ができていないために、被害が加重されて、全く危殆に瀕したわけな……



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データ更新日:2022/12/18

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