藤原道子 参議院議員
8期国会発言一覧

藤原道子[参]在籍期 : 2期- 3期- 4期- 5期- 6期- 7期-| 8期|- 9期
藤原道子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは藤原道子参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院8期)

藤原道子[参]本会議発言(全期間)
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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 参議院本会議 第39号(1969/07/30、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律等の一部を改正する法律案について、総理大臣をはじめ関係大臣並びに修正案に関し、関係者に質問をいたしたいと思います。  まず、本論に入ります前に佐藤総理に申し上げたいと思います。  私は、この法案の審議に立つこと自体はなはだ残念でございます。申し上げるまでもなく、この法案は違憲の疑いが濃い、違法である――大きな世論になっておりますことは、あなたも新聞その他で御案内だと思います。私は、この存在を認めない立場におきまして、なおかつ院議に縛られてこの場所に立ちますことは、まことに残念でござい……

藤原道子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院8期)

藤原道子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 社会労働委員会 第1号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。お話を伺っておりまして、どうも納得がいかないのです。八百億あれば対処できる、こういうことになれば、国民に及ぼす健康上の問題、環境衛生の問題、その他を考えるときに、私はその金が出ないはずはないと思うのです。ことに、なんでもかんでも国鉄の新しい活動とか何とかに対して全部乗車賃でまかなおうとすれば赤字が出るのはあたりまえだと思うのです。幸い、ここには、労働大臣、厚生大臣がおいでになるし、大蔵省も来ていらっしゃる。国民の保健衛生に関する問題ならば、この際思い切って国が金を出したらいいじゃないか。害があることがわかり、国民の不安がここまで盛り上がってきている。国鉄だけに責任を負わ……

第59回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1968/11/05、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。赤字のためにやむを得ず給食を下請に許したというお話でございますが、私は若干納得いかないのです。最近、給食下請化がだいぶ進んでおるようです。いま全国でどのくらいな病院が下請を許しておるのか。さらに、赤字であるならば、大事な療養の目的も含まれておる大切な患者の給食が下請に出される、赤字対策だからそうされる、こういうことでは私は納得がまいりません。いま、どの程度が赤字のために下請に出されておるのか、これをひとつこの際明確にお知らせをいただきたい。
【次の発言】 国立は。
【次の発言】 私は、母子保健に対して少しお伺いしておきたいと思います。  園田厚生大臣が就任されて以来約一……

第59回国会 社会労働委員会 第閉会後4号(1968/11/21、8期、日本社会党)

○藤原道子君 時間もあまりございませんし、大臣の御退席のお申し出がございますので、私は、まくらことばはやめまして、そのものずばりでお伺いしたいと思いますので、当局側でも、粉飾なく、誠意をもって御答弁を願いたいと思います。  私は、労働省で機構改革を進めているということは伺っておりました。今日、高度経済成長のために、労働力が非常に不足してきておる。その争奪戦とか、あるいはまた労働基準法違反が随所で行なわれておるというようなことは、御案内のとおりだろうと思います。労働者のサービス省として発足された労働省として、この際こそ労働者保護を重点的にお考え願わなければならないと思いますときに、今度の改革案を……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 社会労働委員会 第2号(1968/12/17、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この際、労働省の機構改革についてお伺いしたいと思いますが、前の委員会でいろいろお伺いしておりますので、時間の関係上、ごく要点だけをお伺いしたいと思います。  今回の労働省の機構改革については、世上いろいろと論議を呼んでおりすまし、相当の反対もあるようでございますが、その後どのようになっておるか。私どもが陳情に参りましたときに、自民党の総裁選を前にして、その前日に、急遽、労働大臣、自治大臣、さらに処政管理庁長官と、三者の覚え書きを確定して、これが内閣に提出された、こういうふうに伺っておりますが、その後どのようになっておるか、その点についてお伺いしたいと思います。

第60回国会 社会労働委員会 第3号(1968/12/20、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は過日の委員会で東大病院のことについて御質問申し上げましたが、争議は解決したやに聞いておりますが、さようでございますか。――このあいだ東大病院で看護婦さんたちとの間にトラブルがあったはずなんです。それは、人事院判定で夜勤は月八日以内、それから複数夜勤――一人夜勤は排除するというようなことで、それを実行していたためにいろいろ病院側でも対策を講じられて解決をしたというふうに伺っておりますが、さようでございますか。
【次の発言】 そのときの覚え書き等も私は拝見いたしたのでございますが、これがぜひ一日も早く実施されることを要望いたします。病院の責任において昭和四十四年度中に八十名以上の……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 社会労働委員会 第7号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま議題となりました出産手当法案について、その提案理由を御説明申し上げます。  わが国の母子保健の現状を見ますと、妊産婦の死亡、異常産、新生児死亡はきわめて高く、その上心身障害児出産も最近上昇しつつあると憂慮されております。すなわち、出生一〇万に対する妊産婦死亡率の国際比較によれば、戦前昭和十五年においては、日本二三八・六、アメリカ三七六、カナダ四〇〇・三、フランス一八一・二、スウェーデン二一六・一であったのが、戦後には世界各国とも妊娠、出産を国の手でと競って母子保健を政治の重要問題として取り上げてまいりました。その効果は現実にあらわれ、昭和四十年度において、イギリス一八、フ……

第61回国会 社会労働委員会 第13号(1969/04/10、8期、日本社会党)

○藤原道子君 たいへん時間もおそくなりまして御迷惑だと思いますので、質問はなるべく省略しながらお伺いをしてみたい、こう考えます。  最近の新聞で警視総監が、異常を異常と思わなくなった、異常が成立するまでの過程を解明しなければならないと嘆いておられます。私はまさにそのとおりだと思う。最近あまりにも異常な事件が続発をいたしておりますが、その中でも、次代をになう青少年、次代をになう勤労青少年の非行化、これは大きな問題であると考えております。技術革新とか、都市集中化などの影響で、地方出の青少年が都会生活、職場生活に適応できない。孤独感にとらわれて安易に転職を重ね、さらには非行に走る例が少なくなく、大き……

第61回国会 社会労働委員会 第16号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、心身障害児対策と母子保健について若干お伺いをしたいと思います。  最近相次いで問題が起こっておりますが、私の地元である静岡県でも、母親が、自分がなきあとこの子はどうなるんだろう、近所の子供は喜々として入学する、その新入生の喜ぶ姿をわが子と比較いたしまして、非常に心をいため、ついにわが子を殺した事件が起こっております。一日おいて、またちょっと離れた磐田のほうで親子心中というのが起こっております。これはもうすでに、老医師がわが子を殺したというときに、厚生省では、こういう事態が再び起こってはいけない、万全の対策を立てますと、はっきり言明されたはずでございますが、事実はその後も各地……

第61回国会 社会労働委員会 第18号(1969/05/06、8期、日本社会党)

○藤原道子君 赤十字の方には、参考人として御出席いただきまして、御苦労さまでございます。  今日、日本の医療は、看護婦不足からくずれるのじゃないかというくらいに、看護婦問題が重要になってまいりました。毎日の新聞やあるいはテレビ等を通じまして、これらの問題が取り上げられない日はないくらいに、いま大きな社会問題になっておることは御案内のとおりでございます。人事院が、夜勤は月八回、二人以上という判定を出されましてもう四年を経過したわけでございます。それにつきまして、当局が看護婦の増員計画にあまりにも不熱心だと思うのです。そういうことから、承るところによりますと、日赤では新看護体制というのでしょうか、……

第61回国会 社会労働委員会 第19号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。最近労働災害があまりにも多過ぎると思う。本委員会でも、従来これを監督する監督官が少な過ぎるのじゃないか。いま基準どおりにやれば十年に一回くらいしか行けない。とにかく工場はふえる、危険作業がふえてきている、にもかかわらず監督官が少ない。いつも委員会で質問するたびに、増員に努力いたします、こういうことの答弁は得てきたのです。ことしは一体どのくらいふえたのか。  それから、いま全国の事業所と称するものはどのくらいあるか。監督官の人数はどのくらいあるか。
【次の発言】 ほんとうですか。たった二十五名――それで二百五十万の事業所を監督するのですね、できないわけですよ。夢物語です。大臣……

第61回国会 社会労働委員会 第22号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま議題となりました看護婦国家試験の受験資格の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の御説明を申し上げます。  昭和二十三年に制定された保健婦助産婦看護婦法によって、わが国の看護婦は、「甲種」と「乙種」の二種類に分けられたのであります。すなわち、甲種看護婦は、高等学校を卒業後、文部、厚生両大臣の指定する学校または養成所において、三カ年の専門教育を受け、国家試験に合格した者、乙種看護婦は、義務教育を終了後、厚生大臣の指定する養成所において、二カ年の専門教育を受け、地方庁が行なう試験に合格した者と定められたのであります。この乙種看護婦につきましては、全くわが国の特……

第61回国会 社会労働委員会 第24号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○藤原道子君 本日は、終わるのが四時までということでございますと、あまり時間がございませんので、ごくあらましのことをお伺いいたしまして後日に質問を残したい、かように考えておるわけでございます。  まず第一にお伺いいたしたいことは、血液行政に対する基本的な方針、これを伺いたい。  三十九年の閣議決定は献血中心ということになっておりますことは御案内のとおり。したがいまして、この基本方針と血液事業の現況についてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 血液需給の調整と申しましょうか、こういうことについて、いまのままでよろしいとお考えになっているのでしょうか。問題は、日赤が中心で、ほとんど日赤オンリ……

第61回国会 社会労働委員会 第25号(1969/06/19、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま大橋委員から御質問がございましたが、私も、どうしても納得できなかったのは、審議会の答申されたことと提案されたこととあまりに違うという点でございますが、それはこの次に譲らしていただきますが、私は具体的な面について二、三お伺いをしていきたいと思います。  私も、地方の訓練所を一カ所と、それから心身障害者の訓練所、それから、過日、大橋さんと一緒に都内の訓練所を視察させていただきました。まあ、かってにふらりと行って視察してきたので、実態がよくわかったと思うのです。私は、いまの局長の御答弁で、よくするのだということをお答えになっていらっしゃいますが、どのくらいかかるでしょう。いまの……

第61回国会 社会労働委員会 第28号(1969/07/01、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、最近の保育所の問題、保母さんの処遇に対しまして若干御質問したいと思います。  最近働く婦人の増加は目ざましいものがございまして、保育所の必要性は言うまでもなく、特に乳児保育所が非常に要望されております。ところが、これが非常な不足でございまして、どちらへ行ってもその悩みを訴えられております。したがって、これは可及的すみやかに要望にこたえるというような答弁をいままでしばしば伺っておりますが、来年度はどれだけ予定しているか。また、現在、乳児保育所はどのようになっているかということをまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今年はあまりとれなかったけれども、来年度は強い要望……

第61回国会 社会労働委員会 第30号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○藤原道子君 時間もございませんので、ごく一、二点についてお伺いをしたいと思うのでございます。  結局、広島、長崎で受けたこの原爆は、世界人類始まって以来の最高の不幸だと思うのです。ところが、いまいろいろお話伺ってみまして、疑わしきは治療せずというようなあり方というものは、私ども納得がいかないわけです。結局、原爆小頭症患者すら、一昨年、やっと一部が認定されたというようなことですね。ということになると、いまの原爆医療審議会のあり方に問題があるのじゃないかというふうに考えますが、原田参考人、志水さんからお伺いをしたい。  それから、続きまして、医療審議会に対する厚生大臣の諮問のしかたと、これに対す……

第61回国会 社会労働委員会 第31号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと資料の要求……。  どうもさっきからの質疑応答を聞いておりまして、納得いかないのですが、この失業保険は最低生活を保障するというものとは意味が違う、こういう御答弁がございました。そこで、それなら最低生活はできないはずでございまして、私は質問は後日といたしまして、資料要求したい。いま、現に働いている人でも生活保護基準より低い給与の人があるはずです。いろいろ陳情を受けております。生活保譲基準よりも下回る俸給より受けていない人があるのです。それがどのくらいあるか、調べてほしい。そうしてそれの六割ということに問題がありますから、これは別に質疑の方向としまして、生活保護基準を下回る労……

第61回国会 社会労働委員会 第32号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、児童扶養手当法案等について御質問したいと思いますが、あまり時間が経過して、きょうは流れるんじゃないかと、こう思っておったので、あまり質問する元気もないんですけれども、せっかく委員長が御苦労なさり、理事間でも長い間の御苦労があったことでもございますので、委員会の決定に従いまして質問さしていただきます。  まず、基本的な問題についてお伺いしたいと思いますが、児童の権利宣言が国際連合第十四回総会で採択されてから、ことしで十周年を迎える。また、わが国の児童福祉法が施行されて二十有余年になっております。その間に児童福祉の進展は若干はございます。しかしながら、振り返ってみますと、要保護……

第61回国会 法務委員会 第11号(1969/06/12、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと関連。諮問されたことがあるというお話でございますが、私ずいぶん長く審議会の委員をいたしましたが、私がやっている間には一回もなかった。もし諮問した例があれば、どういうことを何回諮問されたかちょっとお伺いしたい。どうも売春審議会は無用の長物のような扱いを受けておりまして、ほとんど諮問を受けたことがないと私は記憶いたしますが。
【次の発言】 私たちも、審議会全体としても、まま子扱いのような不平不満が満ちております。意見具申はいたしましても、弱いのですね。これだけ性病の問題がやかましい。あるいは麻薬の問題がやかましい。けれども、政府としては何ら知らぬ顔というようなことでは、張り合……

第61回国会 法務委員会 第12号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は地方出張からかけつけましたが、天候でいささかおくれまして、まだ十分まとまっていないんですが、せっかく参考人に来ていただいているわけでございますから、何とか売春をなくすると同時に婦人の転落を防ぎたいというのがわれわれの悲願でございますので、それぞれの道で御努力をいただいている参考人の皆さまにほんとうに感謝したい気持ちでございます。  そこでお伺いしたいと思いますのは、皆さまの希望として、どうしたらよくなるかと、どうすべきかという御希望等もございましたら、鈴木さんからちょっとお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 一般の家出した子供とかあるいは集団就職の子供たちは、東京都に婦……


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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1970/06/11、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、最近非常に問題となっております公害問題、これが及ぼす人体への影響、こういう点について若干お伺いをしたいと思います。  すでに各委員会でも取り上げられておりますし、衆議院の公害委員会では三日にわたって参考人を呼び、あらゆる角度から検討が続けられており、私も傍聴してまいりました。そこで重複は避けまして、私の納得のいかない点、そしてそれが人体に及ぼした影響、これの管理、これの対策等についてお伺いしたいと思います。  大体いまの政府の言われる高度経済成長政策、経済は世界第二位だと、ところが公害はこれまた世界第一と国際的な科学者から指摘されております。要するに、企業の高度成長は国民の……

第63回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1970/07/03、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。渋谷委員が言われるように、いまの答弁を聞いておりましても、国民の不安は解消できない。若干前進したということは言えますけれども、とにかく二十六年から毎年十名内外の人の死亡が出ているということは、あなたのほうの統計で明らかになった。  それともう一つ、私がこの際伺いたいのは、種痘による後遺症ということが明らかなときには云々ということを言われた。私はこれはちょっとおかしいと思う。そういうことでいつも森永にしてもあるいはカネミにしても、水俣にしても、延び延びになった患者の苦痛というものははかり知ることができないと思う。ドイツあたりでは、聞き及ぶところによると、種痘後三日ないし十……

第63回国会 社会労働委員会 第3号(1970/03/10、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この際、血液行政についての政府の所信をただしたいと思います。  まず、第一にお伺いいたしたいことは、血液行政に対する政府の基本方針、これを伺いたい。昭和三十九年の閣議決定に基づいてつくられたものでございますが、この基本方針、これをさらにこの席で明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 献血に踏み切ったのは、当時、御案内のように、血清肝炎、黄色い血の問題が大きな社会問題になって、売血だから血清肝炎が多いんだ、献血にしたら血清肝炎が解消していくんじゃないかというようなこともあったと思う。そこで、最近まで血清肝炎が一時若干減りましたけれども、また再びもとに返って、現在で……

第63回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1970/08/11、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、まず質問に入ります前に第一にお伺いしておきたいことがございます。  私、前にいろいろ質問しましたけれども、政府は何かと言いわけのようなことが多くて納得できないものがたくさんございます。まず第一にお伺いしたいことは、国の責任について基本的な考え方を伺っておきたいと思います。行政庁の行政指導が誤って、それによって損害が発生したときには、国は被害者に対してどういう責任を負うことになるのでしょうか。それからお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 私は、いろいろ問題がございますけれども、国に法的責任があると思うのです、森永事件にしても。ところが、一般論は責任があると思うけれども……

第63回国会 社会労働委員会 第閉会後4号(1970/09/11、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、きょうは清掃事業並びに下水、上水問題についてお伺いしたいと思います。  先ほど渋谷委員から若干の御質問がございましたけれども、どうも答弁を聞いておりましても絶望に近いような感じを持たざるを得ない。したがって、ぜひ前向きの姿勢でしっかりした御答弁をまず最初にお願いいたしておきます。  そこで、清掃事業についての基本的な考え方を伺いたい。清掃事業は環境衛生、公害防除等における基盤的な施策であります。また国民の日常生活にきわめて身近な事業であるのにもかかわらず、行政的にも技術上からも他の分野に比して著しく立ちおくれているといわれております。最近における経済社会の変貌に伴い、清掃事……

第63回国会 社会労働委員会 第5号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、質問に入ります前に、視察の結果について問題を提起いたしたいと思います。  去る三月の十二日の午後、佐野委員長、吉田理事、山崎委員、それに中沢委員及び私は、川崎市の生田にある医療法人新光会経営の生田精神科病院を視察した後、川崎市所在の関東労災病院を視察いたしました。関東労災病院は、目下、看護婦不足と病棟の縮小とをめぐって紛争中でありましたので、関係者から、今日までの経過、紛争解決の見通し等につき意見を聴取いたしました。  以下、両病院の実情等につきまして簡単に紹介を兼ね、あわせて、若干の問題提起をいたしたいと存じます。  川崎市の生田病院は、総病床数三百五十二床、指定病床数百……

第63回国会 社会労働委員会 第閉会後5号(1970/10/08、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、厚生大臣に対しまして、厚生行政の長期構想についてお伺いしたい。  厚生行政の長期構想の内容について、まず説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 私は新聞等を通じて承知したわけでございますが、大臣は厚生行政の長期構想、生きがいのある社会を目ざすと、こういうまことに意気盛んな構想を発表していらっしゃる。だからもっと歯切れのいい答弁がいただけると思ったら、いま聞いていると何かたよりないようなお話で、もっと確信を持ってこれを実現するために努力するという答弁がほしかった。  と同時に、長期構想が発表されながらわれわれの手にはいただいていないんですね。これはせめて社労委員くらいに……

第63回国会 社会労働委員会 第閉会後6号(1970/11/09、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この前の当委員会で労働大臣に対して、労働省は、最近の動向から見て労働者の保護の役割りが忘れられて、企業に対する労働力の提供サービス機関化しているのではないかとお尋ねいたしました。ところが大臣は、大きく首を振って否定されました。つまり労働者の保護は忘れてはいないということでございましたが、大臣の気持ちを再確認してから質問に入りたいと思います。いかがですか。
【次の発言】 そこで、これから私が質問いたします問題は労働者の保護の問題が中心でありますので、企業やその他の省庁に遠慮せずに、大臣のお心持ちを率直に、前向きでひとつ御答弁を願いたい。血の通った御答弁をお願いしておきます。 ……

第63回国会 社会労働委員会 第7号(1970/03/26、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、問題は違うんですが、ちょっと厚生省と労働省にお願いしておきたいことがあります。  当委員会から、過日川崎の労災病院の視察に参りました。私たち行ってみての感じが、非常に感情的だという感じを受けたのです。部長も、病院側も、組合側もそれぞれ感情的になっているということを見てまいりました。  そこで、この間から福祉事業団が私のところへ報告に来たので、私たちが見た感じでは話し合いの可能性はあると、話し合えば何とか妥結すると思うからよく話し合うようにということを吉田委員からも話しました。それで事業団がいる前で吉田理事が労働組合の小柳さんに電話をしまして、あんたたちも事業団が話し合うと言……

第63回国会 社会労働委員会 第9号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま議題となりました労働基準法一部改正案について、その提案理由を説明申し上げます。  わが国の女子の雇用者は、三十年代後半から、男子の増加率を上回って急速に増加しております。労働省の記録によれば、昭和四十三年度で約千三十二万人、四十四年度で千四十八万人と伸びており、これは全雇用者の三割以上を占める数であります。  このように多数の婦人が、いわば日本経済の重要なにない手として働いている反面、妊産婦の死亡、異常産、新生児死亡はきわめて多数にのぼり、その上心身障害児出産も最近上昇しつつあるという憂慮すべき事態にあるのであります。国際的に比較しましても、出生十万人に対する妊産婦死亡率……

第63回国会 社会労働委員会 第10号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、本法案につきまして、二、三の点について御質問をいたしたいと思います。  今度、政令で定める「特定建築物」とはいかなる規模を有する建築物であるか、その対象となるものはどのくらいの数にのぼるか、この点についてまずお伺いいたしたい。
【次の発言】 そこで、私は、環境衛生上特に配慮が必要である建築物は、むしろ八千平米以下のものではないかと、こう思うんです。それで八千平米以上のものは比較的管理されているが、八千平米以下のものが今日管理が行なわれていないものが多いように見受けられます。特に清潔な清掃とか、ゴキブリ退治の必要があると思いますが、厚生省は、この点に対してどういう指導をなされ……

第63回国会 社会労働委員会 第18号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、しばらく休んでおりましたために、昨日の審議も伺っておりません。したがって、重複するかもわかりませんけれども、その点は御了承願いまして、重複してもさらに御親切な御答弁をいただきたいと思います。  まず、きょうは厚生省に来ていただいておりますが、かけ持ちだそうでございますので、最初に厚生省のほうへお伺いしたいと思います。  私がまずお伺いしたいのは、家内労働法の中に授産所の問題も入るのですか。それをちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、授産所の工賃の問題でございますけれども、主として授産所関係の工賃は安いですよね。これはどういうふうに扱うのですか。

第63回国会 社会労働委員会 第19号(1970/05/11、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま議題となりました保健婦助産婦看護婦法の一部改正案について、提案理由とその内容の概要を御説明申し上げます。  一昨年春ごろから全国各地の病院で、看護婦増員のための夜勤制限闘争が相次いで起こりました。夜勤回数が多いため過労で倒れたり、やめていく看護婦がふえたため、看護婦が「夜勤を月八日以内に減らし、夜勤人員を二人以上に」というスローガンを掲げて、みずからの生活と権利を守るため、さらに国民の医療を守るために立ち上がったのであります。  看護婦の労働がいかに過酷なものであるかは、平均月十回、個々には二十回にも及ぶという夜勤は、労働医学調査によって、婦人労働の限界を越えていることが……

第63回国会 社会労働委員会 第20号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、時間がたいへんないので残念でございますが、二、三について御質問したい。  本法は、各党の共同提案で衆議院で審議されて、私も提案者に対する御質問が若干ございましたが、これは省略したいと思います。ぜひ、この法案が遅滞なく行なわれるように、提案者のほうからも十分厚生省を叱咤激励して、本法の精神が生かされるような御努力を願いたいことを要望いたします。  そこで、私は厚生省にお伺いしたいと思います。身障者の福祉法もあるし、いろいろな法案でここに盛られたようなことは規定されておるのです。ところが、それが一向に守られていない。また、とかく議員立法に対しては、成立後、当局のこの運営がまこと……

第63回国会 社会労働委員会 第21号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、旅館業法の一部を改正する法律案が、幸い衆議院の社労委員会から提案され、そして衆議院で成立したことを非常に喜んでおります。また、各方面からもいろいろ陳情を受けておりますので、ほんとうによかったと考えておるものでございますが、さらに、この法律は適正に運用され、効果が上がりますよう祈念いたしますので、二、三点について局長に御質問いたしたいと思います。  ただいま伺いますと、モーテルが二千三百十何カ所かある、これらに対してきょうまでにどのような監督が行なわれてきたか、どのような指導が行なわれきたかについてお伺いしたいと思います。

第63回国会 物価等対策特別委員会 第閉会後1号(1970/06/09、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。  私、もうこのごろ、新聞を見るのがこわいのです。この点に対して厚生省はもう少し強くなってほしい。さっき竹田先生の御質問にもございましたけれども、この食品にはこのぐらいな基準は許される……。けれども、これが幾つも重なった場合には一体どうなるのですか。危険はないのですか。この点をひとつ伺いたい。  それからもう一つ、牛乳ですね。牛乳に、いろいろ、BHCの問題もあれば、ペニシリンが入っているというので、このごろ飲むのがこわいのです。食品にも牛乳にも、お茶にすら、このごろは問題が起きております。まして、お米の問題、こういうようなことになっているのに対して、厚生省はどういう手段……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 社会労働委員会 第14号(1971/05/18、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。私も、昨年の十二月から病気でずっと休んでおりましたので、おとなしく聞いているつもりでいたんですけれども、がまんができない。私、昨年も一昨年も定年制の延長については御質問申し上げた。そのときの答弁といまの答弁と同じようなんです。大臣が、もし六十歳まで定年の延長が必要であるということになれば、はっきりした方針で指導に当られてしかるべきじゃないかと思う。もともと労働省が発足したのは、労働者のサービス機関としてできたはずなんです。ところが、いつの間にやら資本家べったりのような感じを一般に与えている。非常に私は残念でございます。もし六十歳まで定年制延長ということが正しいとお考えになり……

第65回国会 社会労働委員会 第15号(1971/05/19、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。生保とは併給することになるだろうということははっきりしないんですか、まだ煮詰めてないんですか。  それからもう一つ地方自治体が第二子から出しているところがありますね、そういう場合はどうなんですか。
【次の発言】 生保はどうなんですか。

第65回国会 社会労働委員会 第16号(1971/05/20、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、質問に先立って御了承を得たいと思います。長く健康を害して休んでおりましたので勉強不足でございます。と同時に、きのうの質問者の問題も十分に伺っておりませんので、あるいは重複するかもわかりませんが、そ点は御了承願いたいと思います。  まず、児童手当が問題になりましたのは十年以上も前だと思う。それがようやく今回提案になりまして、提案になったことはたいへん私としてもうれしいんでございますが、どうも内容について理解ができない点がございますので、若干お伺をしたいと思います。  まず第一に、児童手当そのものは、社会福祉の観点に立つのか、社会保険でおやりになるのか、これをこの際はっきりお伺……


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データ更新日:2022/12/18

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