赤松常子 参議院議員
3期国会発言一覧

赤松常子[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|- 4期- 5期- 6期
赤松常子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは赤松常子参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

赤松常子[参]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第34号(1953/08/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は、日本社会党を代表いたしまして、本法案に対し国民の納得の行かない疑問点が多くございますので、この際、小坂労働大臣並びに犬養法務大臣に対し質問を申上げ、誠意ある御答弁をお願いいたしたいと存じます。  今日この時、電気及び石炭に関係する労働者のみならず、六百万の組織労働者及びその家族、又一般勤労大衆は、本日のこの国会を注目し、本法案の運命を大きな関心を持つて見守つているでございましよう。この法案の行方そのものが日本の将来の運命に通ずるものがあるからでございます。(拍手)かかる重要なる法案であるにもかかわらず、十分に常任委員会において審議されることなく、いわれなき多数の圧力によつて……

第16回国会 参議院本会議 第36号(1953/08/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は、日本社会党第二控室を代表いたしまして只今上程になつております政府提案の日雇労働者健康保険法案に反対の意を表明せんとするものでございます。  日雇労働者健康保険法案に関しまして、今国会において、両社会党案と政参府案が提出されておることは、皆様御承知の通りでございます。然るに政府案よりも遥かに優れており、且つ長い間日雇労働者によつて要望され続けておる両社会党案が審議せられずに、内容的には極めて粗雑な政府案が、厚生委員会によつて可決すべきものと決定を見たことに対しまして、心から遺憾に存ずるのでございます。  元来日雇労働者の層がどういう理由でできたかと申しますと、農村の不況から故……

赤松常子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

赤松常子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 法務委員会 第3号(1953/06/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 最初の増額の中の家庭裁判所の十二億七千百余万円の増額は、主にどういうものでございましようか。事件のための増加でしようか。
【次の発言】 前年度と比較してどのくらい増しておりますのですか。
【次の発言】 その次の二番目の裁判官司法修習生その他とございますが、最近、婦人の採用がだんだん殖えて来ておりますことは、私非常に嬉しいことに思つておりますが、ちよつとこれと関連して、今どのくらい婦人がこういうところに出ておられるか、採用されているか、それをちよつと伺いたいのでございます。
【次の発言】 後に又よくお調べ下さいまして……そして婦人がこういう職場に適しているかどうかということも、若し……

第16回国会 法務委員会 第6号(1953/07/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつとお尋ねいたしますが、この法律の適用を受けるかたが現在どのくらいあるのでございましようか。
【次の発言】 この二頁の初めの新らしく附加える四の項目についてちよつとお尋ねしたいのでございますが、これはいろいろの角度から見て大変いいことであると思うのでありますけれども、これがよく使われればいいのですけれども、又反対にこれが悪用されると問題が起きると思うのでございます。この四の項目をお加えにならなければならないような事例というものが今までございましたのでしようか。……法律案の二頁の四の項目、法務大臣がその推薦した人が不適当と認める場合に、他の候補者を推薦させることができるというふ……

第16回国会 法務委員会 第8号(1953/07/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 最近アメリカからいろいろの飛行機を買入れておるようでございますけれども、この間のもく星号みたいに非常にボロ飛行機を買わされる場合がございますですね。ところがそういうボロ飛行機をこういうふうに抵当にするというふうな場合に、うつかりそんなのに当つたら大変だと思うのですが、そういう場合にこの飛行機の性能とか何とかいうことはどこで証明されますですか。

第16回国会 法務委員会 第10号(1953/07/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は本案には賛成いたしたいと思つておりますが、折角こういう金融の据置を講ずる便宜が与えられる法律ができて参つたのでございますから、どうぞ民間会社においても民間航空の発達のために考えてもらいたいし、又当局に、これを所管なさいまする当局におきましても、昨日ちよつと拝見しただけではございますけれども、まだ技術の面で国際的水準に達しないからあちらの技師が必要だというようなこと、それからパイロットもまだまだ日本の飛行士が養成されていないから向うの人をやむなく使つている関係から、サラリーの面でも非常に高額を払つているというようなアンバランスがございますようですから、まあ早くそういう点の無駄を……

第16回国会 法務委員会 第12号(1953/07/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私問題が違いますけれども、たしか三、四回前の法務委員会にお願いしておいたことでございますが、最近新らしい職業分野といたしまして、こういう司法関係に婦人のかたがだんだん出て参りました。そのかたがたの御成績や或いは適否というようなものを一応お願いしたいと思つておりましたが、これをお示し下さい。  それからもう一つは、司法試験法の一部改正に関連いたしまして受験料の割合と試験をなさいますときの費用の割合をお示し願えたらということをお願いいたしておきましたが、その資料をどうぞお願いいたします。

第16回国会 法務委員会 第13号(1953/07/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 只今の宮城委員の御質題に関連いたしましてでございますが、保護司に対する国家の手当というものは、一体何を基準に割出しておいでになるのでございましようか。
【次の発言】 ここで再び繰返す必要もございませんが、最近の青少年不良化の増大ということは大きな社会問題にもなりつつあるわけでございます。殊に保護司の方々がそういう刑余の青少年及び底に落込もうとしている青少年の保護にお当りになつていらつしやるかたで、ここにも多く予算を組んで頂いて、そのかたがたの活動を十分に能率化せしめることが、この不良化防止に役立つ大きな要件だと思うのでございますが、私お聞きしたいことは、そういう問題に対しまして、……

第16回国会 法務委員会 第14号(1953/07/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 今度期間が七年から五年に縮められますと、どのくらいのかたがそれに属されますでしようか。
【次の発言】 これが毎年実施されましてもその程度の数字、予想と見てよろしうございましようか。
【次の発言】 殖えるわけですか。
【次の発言】 だんだん植えて参りますわけで、それが大変うまく行けば非常に喜ばしいことであるが、宮城委員もおつしやつたように、これほどの大きな改革が行われて、それを受入れる態勢というものが非常に、先ほどから伺いましたところ貧弱だと感ずるわけでございます。それで私ちよつと素人でよくわからないので伺いますが、今現在全国には保護観察所が幾らで、保護観察官は幾らで、その養成とい……

第16回国会 法務委員会 第16号(1953/07/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私大変素人なんでございまして、ちよつとお尋ねしたいのでございますが、多衆共同ということの、その多衆の意味はどういうふうに解釈されるのでございましようか。二人以上も多衆だと思うのですが、どういうふうにここでは解釈されておるのでしようか。
【次の発言】 その多衆共同ということは、犯罪の性格や犯罪の種類によつて、時には多く、時には少なくなるわけでございますね。
【次の発言】 では、それに関係した者は全部除外されることになるのでございますか。そのうちでも主謀者及び巻き添えを食つた者、いろいろ種類があると思うのでございますが、そういうところはどんなことになつておるのでしようか。

第16回国会 法務委員会 第23号(1953/07/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は法務大臣に一、二ちよつとお尋ねいたしたいのでございます。昨日の予算委員会におきまして同僚議員が売春問題に関しいろいろ質問いたしましたことに対しまして誠に熱意ある御答弁を頂いて心から感謝申上げます。それに関連いたしましてでございますけれども、先般刑法の一部改正に関する質疑をいろいろいたしております間に疑問も出て参りましたし、又心配な点が出て参つたのでございます。それは言うまでもございませんが、執行猶予を七年を五年にいたしますと、相当のかたが保護観察に廻されるわけですが、それを受取る側の保護観察官或いは保護司の網の目というものが誠に荒くて、折角法律ができても、その成果を挙げるとい……

第16回国会 法務委員会 第24号(1953/07/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつとお伺いしますが、百九十八条でございますね、あの供述拒否権を知らせる場合でございますが、これでちよつと私心配なんですが、それは調べる人が直接調べられる人に不利益なことを供述する必要がないと告知するわけですね。警察であれ、検察官であれ、或いは裁判官であれ、そういう場合の空気なり或いはその調べられる人の心理状態までを考えて、これで果してこの目的とするところが達せられるだろうということが心配なんでございますが、例えば原案と修正案がそう変らないと思うのでございますが、結局はその調べられる人の権利が守られればいいのであつて、不利益な誘導訊問にひつかからないようにするということが目的だ……

第16回国会 法務委員会 第26号(1953/07/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつと条文でお伺いしたいのでございますが、私、七年が五年になりましたのですが、この五年というのが適当でございましようか。それはいろいろと御経験の結果だ思うのですが、もう少し短かくして上げるというようなことを考えられないのですか。
【次の発言】 それからこれの現行法と改正条文の対象表の中でお尋ねしたいのでございますが、第二十六条ノ二でございますね。その二項に「保護観察ニ付セラレタル者遵守ス可キ事項」というのがございますが、現在はどういうふうになつておるのでございましようか。私昔のことより知らないのでございますが、これは非常に手続きがやかましかつたり、却つてうるさかつたりというよう……

第16回国会 法務委員会 第27号(1953/07/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私、今度の予算の節約で、今まで一年に五百円であつた保護司に対する謝金だけでもびつくりいたしましたのですが、又それが五十円削られて四百五十円ということになつたという点で、いよいよ私どもはびつくりいたしまして、やり切れない気持です。もつとこれを多くしてあげたいとこそ思つておりますのに……。でございますが、こういう予算の技術的な措置が何とか削らないで済むようなことが、法務省の中でやりくりができないものでございますか。
【次の発言】 本当に私法務大臣を信用申上げないというわけではないのでございますけれども、このくらいのことが何かどこからか捻り出せないかと、再度お願いしてみたい気持なんです……

第16回国会 法務委員会 第29号(1953/08/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は只今宮城委員の述べられた衆議院の修正部分を除いた政府の原案並びに衆議院の修正案並びにこの附帯決議案全部に賛成いたす者でございます。我々の終局の目的は、言うまでもございません、泥棒のいない国、犯罪者のない社会の建設でございます。それに向つて一歩これは前進したと私考えますわけで、非常に喜ばしいことだと思いますが、折角こういうふうに画期的な改正をなさいましても、その実が結ぶか結ばないかということは、ひとえにこの保護観察制度の充実が図られるかどうかということにかかつていると存じます。私は審議の過程におきましてさまざまはつきりいたしましたことの一つは、この保護観察制度の従来のあり方につ……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 農林委員会 第閉会後3号(1953/11/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつと私人造米のことで一点お聞きしたいのでございますが、食糧庁長官は人造米の生産を積極的にお進めになるつもりですか、なお又しようがないからという程度でしようか、これが一点。それから現在までの人造米の生産に政府の補助金をお出しになつているのでございましようか、今度予算をお組みになるのが初めてでございましようか、その二つをお伺いしたい。
【次の発言】 斡旋していらつしやる例があるんでございますか、どのくらいそのお世話を焼いていらつしやいますんですか。

第17回国会 法務委員会 第閉会後1号(1953/11/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私最初に與謝野課長にお伺いいたしますが、先ほどいろいろ御説明がございまして、今の十一条の取締はどうしても手ぬるいということを言われましたのですが、特に私どもいろいろな場合につきましてそうだと存じております。こういうことに対しましては、今散娼が街でつかまるのでございますけれども、集娼地区に対しましては絶対に手が届かないという実情でございましようか、その辺をもう少しお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 だんだんよくわかつて参りましたけれども、いつも言われますことは、末端で働くほうの人数が少い、予算が不足しているということでございますが、それのみと解釈し……

第17回国会 法務委員会 第2号(1953/10/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 これ以外のことで……、私栃木の女囚の刑務所に参りましたのですが、引つ張られておりますパンパンさんに会つたのでありますが、引張られて裁判で調べられたそうですが、自分の言い分はまあ言うけれども、弁護士みたいな人がなく、ただ向うの人がこうだろう、ああだろうと言われて自分はそうでないと言うけれども、別に擁護し弁護する人もなくて、向うの言いなりに罪がきまつてしまうというようなことを聞きましたのですけれども、そういう場合は今どうなつておるのでございましようか。それは去年の話です。
【次の発言】 私伺いたいのは、そういう場合に女の立場、それから調べられる人にかかわらず、第三者的な人がその場に立……

第17回国会 法務委員会 第閉会後2号(1953/11/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつと伺いたいのでございますが、ベリヤの追放事件と日本共産党との関係、伊藤律氏の追放と関係がございましようか。
【次の発言】 今の共産党の新指導部の構成ですね、それはどういうふうになつておりますか。それと地下に潜行している人々もやはりそこから指令が連絡されているのでございましようか、如何がですか。
【次の発言】 私ちよつとお伺いしたいのでございますが、私よくわからないのでございますが、少し遅く来たからでもございますが、事件がこんなにたくさんたまつた理由は、事件が多かつたからでございましようか。それとも下級審の、何と申しますか不信から起きているのでございましようか。最高裁のこの事……

第17回国会 法務委員会 第5号(1953/11/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 これはちよつと別の問題でございますけれども、実は昨日新聞に出たと思うのでございますが、農民組合の凶作対策の示威運動がございました。丁度私もそこに参加したのでございますが、もと大蔵省の傍にベースがございますが、あすこの傍を通りましたときに三階の窓からちよつと汚物、汚水を入れたようなものを投げた事件がございまして、それがデモに参加いたしておりました七、八人の人にかかつたわけです。すぐに麹町署でございますので問題を持ち込み、MPもそこに参りまして、そして一応犯人というのですか、投げた人或いは投げたその窓の確証はしてもらつたのでございますけれども、その問題につきまして、一種の暴行事件でご……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 法務委員会 第2号(1953/12/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私ちよつとお尋ねしたいのでございますが、先ほど中山委員もおつしやいましたように、とても忙しくオーバーの仕事で疲れていらつしやるのがどうも裁判官の実情のように考えます。それで今度の新らしい改正に当りまして、そういう非常に忙しいところのかたに対して、特に何か改正に温かい考慮が払われているかどうかということを先ずお聞きしたいのでございます。
【次の発言】 この号俸の中で一番人数の多い号俸はどこぐらいのかたでございますか。具体的に……。
【次の発言】 それから最近婦人のかたで、検事及び判事に任用されていらつしやるかたがだんだん殖えておりまして大変嬉しいことだと思いますが、先だつても私名古……

第18回国会 法務委員会 第4号(1953/12/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 大変私積極的な御意見伺いまして非常に私希望的でございます。特に審議会の性格につきまして非常に心配な点を私ども感じていたのでございますけれども、はつきりと法務省がイニシアテイプをおとり下さいまして、その審議会の運営をなさるということも伺いまして、非常に私は希望を持つたわけでございます。どうぞ是非通常国会には御提出をお願いいたしたい、併せてお願いを申上げます。
【次の発言】 この前お願いいたしておきましたが、十一月四日に農民組合の凶作対策のデモがございました。丁度デモ隊がファイナンス・ビルにさしかかつたときに、駐留軍から汚物を投げかけた事件がございました。その取扱やその処置がどうなつ……

第18回国会 法務委員会 第6号(1953/12/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 文部大臣にひとことお伺いいたします。只今売春問題がいろいろな角度から社会の輿論に上つております。賛成あり反対あり、さまざまでございますが、それにつけましても私ども婦人議員が中心となりまして、こういう問題を取上げまして、一つの処罪法というものを作り上げようという動きをいたしております。それに相呼応されまして、今藤田局長の御報告のように各省の連絡協議会をお持もちになつておりますが、文部当局として、売春問題に関しこれが起りましてから何か御相談なさつて文部省の態度というものを根本的におきめになつたのでしようか、伺いたいのでございます。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 法務委員会 第4号(1954/02/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 一、二ちよつとお伺いいたしますが、昨年来大変問題になつております保護司の方の手当はどこに入つておりますのですか。どのくらい増額なさつたのでございましようか。伺いたいと存じます。
【次の発言】 今実費弁償とおつしやつておりますが、昨年来ここでいろいろ話題になりましたときには、一年手当金としてという説明であつて五百円くらいのことをおつしやつておりましたのですが、いつ実費弁償になつたのでしようか。
【次の発言】 この三千幾ら増額になつたことはややいいと思いますけれども、これは実際の場合と比較いたしましてまだまだこれだけでは本当に足りないと思うのでございまして、大変不満足なのでございます……

第19回国会 労働委員会 第閉会後1号(1954/07/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 近江絹糸の問題は、私は労働大臣が御出席になつて頂きたいと存じます。
【次の発言】 特に今度労使の斡旋をして頂いておるような関係もございますので、是非大臣の御出席を願いたいと思います。
【次の発言】 私労働大臣に簡単にお伺いいたしたいのでございますが、今しばしばおつしやいますように、今度の問題は労働争議以前の問題でございますし、人権闘争と言われておるくらい誠にささやかな可憐な要求を出して争議が起つた次第でございます。こういう問題が中小企業にございます場合にはいろんな事情がございますから許す点もございますけれども、近江絹糸は御承知のように一流中の一流の紡織会社にのし上つている会社の職……

第19回国会 労働委員会 第3号(1954/02/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(赤松常子君) 簡単にちよつと労働大臣にお聞きしたいのでございますが、私前回に大臣が御説明なさいましたこれを拝見いたしました。この中で労働基準法に関係いたしておりまする諸規則の改正に対する政府の態度をお聞きしたいのでございますが、この中に改正すべきであるという意見が各方面にあると書いてございます。政府は各方面という、この各方面の頭の向け方はどちらに向けておりますか
【次の発言】 私はそういう御返事に対しましても決して納得いたしません。その事実は、すでに示されております、諸規則の改正要綱が出ております。これは中央審議会にかけられる問題でございますから、そこで論議されるわけでございます……

第19回国会 労働委員会 第4号(1954/02/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 大変この問題は重要でございまするし、もう二、三年来懸案の問題でございますので、やつとここまで漕ぎ付けた次第でございますが、できればこの国会中に何とかの目鼻を付けるという一応の期日の目標をそこに置いて審議を進めて頂きたいと思います。

第19回国会 労働委員会 第5号(1954/02/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は労働大臣の先ほどからの御態度についてちよつと疑問を持つのですが、というのは、先ほどから労働大臣は今起きております争議の実態をまだ知らない、把握していないとおつしやつておるのでございます。そういう段階において先ほどからの労働大臣の御発言は、この渦中にある労使双方のいずれの側に利益するかということを考えますと、非常に私は今重大だと思うのであります。それで先ほどから大臣は争議に介入はしないとおつしやつております。又これは単なる法規解釈だとおつしやつております。けれどもその意図はそうあろうと、結果的に見まして、結論的には、大臣がこういう段階において発言をなさつたことがどちらに大きな影……

第19回国会 労働委員会 第閉会後5号(1954/09/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 簡単に伺いますが、難航を極めております近江絹糸の争議に対して大臣初め労働当局の方々がその対策のために大変御努力を頂いておりますことは深く感謝いたします。二度あることは三度あるということは今度は御免こうむりたいと思いまして、二度の心配をいたしましたのですが、今度はどうにか解決に持つて行きたいと私どもは考えておる次第でございます。  そこでこれと別に労働基準法違反の摘発を随分各労働基準監督署では監督してなすつたようでございますが、その後の経過、それから措置の進行状態を簡単にお聞きしたいのと、それから夏川社長を喚問なさつたようでございますが、召喚の結果はどういうふうに答えられたか、その……

第19回国会 労働委員会 第6号(1954/02/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 江下局長にちよつと……。先だつて私調査をお願いしておりました田園調布看護婦、派出婦労働組合の労務供給事業許可申請の問題でございますが、御報告願うように申上げておきましたが、どういうふうになつておりますでしようか。
【次の発言】 明確なお答えを頂いたんでございますけれども、その間いろいろと私のほうも申上げたい点もあるのでございますが、どうぞそういう場合に書類を成るだけ机の上におとどめおきにならないで、是は是、非は非としてはつきり問題点を明らかにして、今後そういう場合の指導を本当に公明にして頂きたいと附加えてちよつと要望して申上げておきます。それでは二、三日うちに許可は下りるのでござ……

第19回国会 労働委員会 第閉会後6号(1954/09/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 退職金制度がございますとおつしやいましたが、その割合はどれくらいになりますか。それと八前とはそう開きがあるんでございますか、どうでございますか。
【次の発言】 今御説明を伺いましたのですが、それの適用者の数が問題になると思うのでございますが、トータルはどうなるのでございますか。
【次の発言】 ちよつと一、二私お尋ねしたいのでございますが、今これについて御説明頂いたのでございますけれども、大変いい政策がたくさん列べてございますけれども、これは一応何年か続けてなされるおつもりなんでしようか。
【次の発言】 今の御説明でわかつたのでございますけれども、これにはやはり序列が必要だと思うの……

第19回国会 労働委員会 第7号(1954/02/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(赤松常子君) 今日はこのあとけい肺法案に対する重要な参考人の御意見を伺うことになつておりますので、私の質問は端折りまして極く簡単に申上げたいと存じます。  中西労政局長にお尋ねいたしたいのでございますが、今まで安井政務次官がおいでになつて、安井政務次官にもお聞きしたいと思つていたのでございますが、御退座なさつて残念ですが、私今日近江絹糸の不当労働行為について労働委員会で問題にいたしますことを非常に悲しむものでございます。と申しますのは、もう数々の不当労働行為、労働基準法違反があちこちの近江絹関係の工合に挙げられておりますことは枚挙に遑のないくらいでございます。これに対しまして、昨……

第19回国会 労働委員会 第11号(1954/03/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私は途中から参りまして失礼いたしました。一つ細川さんにお尋ねいたします。伺つておりますと認定期間が非常に長過ぎますが、それはあなたのほうではどういうところに隘路があるとお思いでしようか。
【次の発言】 もう一つ細川さんに伺います。入院患者が五名で、自宅で治療しておいでになる方が二十六名とおつしやいました。これはベット数が足りないのでございましようか、経費の面から自宅でなさるのでございましようか。
【次の発言】 もう一つ三井の佐伯さんにちよつとお尋ねいたします。マスクの使用者の割合を伺いたいのでございますが、一万幾らとおつしやいましたが、それは全労働者はどのくらいなんでございますか……

第19回国会 労働委員会 第閉会後11号(1954/11/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつと簡単な質問でございますが、今の交渉の経堀を伺つておりますと、大変もどかしいような思いをするわけです。というのは、向うでは失業手当の性格だとか、退職金の性格すらわわらない人を相手にいろいろ交渉をしておられるようですが、駐留軍がもう駐留いたしまして十年になろうというのに、向うの軍ではこういう労働問題に専門の人がいないのではしようか、そういう交渉に当る人は一体どういうふうに向うが選出しておるのでしようか。困つておいでになるように思うのですが、その辺の事情をちよつと伺いたいのです。

第19回国会 労働委員会 第閉会後12号(1954/11/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 近江絹糸の調停をして頂いていることも存じておりますし、いろいろよく御承知の上での御発言としてさつきのお話を伺つて非常に残念に思うことは、この通牒が出方が遅い、又生ぬるいとおつしやるためのいろいろな例の中に、近江絹糸の問題をお引きになりまして、御飯を食べさせなかつたとか或いは非常に拘束したとかとおつしやつておりました。ところがその前に各一工場で昼食を拒否されまして二千人、三千人の女子工員、男子工員の食糧を絶たれたという事実があるということは御承知だと思います。そういうことがあるからそれに反撥してこちらで少し行き過ぎの点があつて、丁度あなたが本店にいらつしやつて御注意頂いたのでやめた……

第19回国会 労働委員会 第13号(1954/03/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私誠に知らないわけでございますが、吾孫子さんの位置はどういう方でいらつしやいますか、現在の……。
【次の発言】 こういう事務の責任者でいらつしやつた方でございますか。
【次の発言】 最後に一つ、ちよつと時間が迫つておりますので……、私先ほど瀬谷さんの御説明を伺いましてちよつと驚いたのでございますが、遵法闘争をなさいまして、その内容が荷物の愛護運動という姿で現われ、そういうことをなさつて荷物を傷付けないように守つておいでになつたということを伺つて、その半面普段は今お話のように荷物の上を歩いて、又天井すれずれに積み上げてあるものですから、従業員が非常に御苦労なすつていらつしやるという……

第19回国会 労働委員会 第14号(1954/03/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 今日は労政局長はおいでにならないのでございましようか。この前私が質問申上げておきましたことに対しまして御回答頂きたいと思うのでありますが……。
【次の発言】 では基準局長にちよつとお尋ねいたします。  最近近江絹糸の各工場における労働基準法の違反は、かずかず枚挙にいとまがないことなのでございますが、岸和田工場におきまして、いわゆるふくろう労働なるものが実施されている。この実情について御承知でいらつしやいましようか。
【次の発言】 ふくろう労働と申しますのは、深夜業専門の労働者なのであつて、夜分だけ働かしている恰好なんですね、それに対しまして交替制というものはして上げなくちやいけな……

第19回国会 労働委員会 第17号(1954/04/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 毎度近江絹糸のことを取上げることは本当に私は悲しく思うのでございますが、今かずかず基準法違反の実例を挙げられたのに見ましてもわかるように、近江絹糸の各工場でも次々とこういう違反事件が挙げられたという実情なんでございますが、これらは監督なさつていらつしやるようでもございますが、その実効が一向に挙らないということになつておるのでございますが、こういうことはどういうふうにすればよろしいのでございましようか。もつと監督行政を厳重にして頂くとか、或いは近江絹糸の労務管理、労務政策というものはもう天下に名立たる封建制であることも言うまでもないことでございますけれども、もつとこの監督行政の百面……

第19回国会 労働委員会 第25号(1954/05/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 さつき船舶局長でございますか、将来の対策をちよつとお話なさいましたが、そのとき懇話会を開いて船舶建造費を下げたり或いはお互いが不当の出血競争をしないようにする、その懇話会の構成はどういう構成なのでございますか、どういう経緯がございますですか。
【次の発言】 一つ安井政務次官にお伺いします。今の問題になつております基幹産業ですら失業者がどんどん殖えておりますし、未払賃金が数億に上るという状態でございます。すでに中小企業は非常に倒産、破産を関西方面でも見ておりますが、デフレ政策がだんだん深刻な様相を呈して来ている。又これからも深刻になると思うのでございます。労働対策の面で非常に労働省……

第19回国会 労働委員会 第26号(1954/05/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつとお尋ねしたいのでございますが、私大変詳しく御報告を伺いまして非常に嬉しく思いましたことは、自由党の政調会も相当これに対して関心を持つておられ、持永委員のあれほどの御発言を伺つたということは私は非常に希望的に考えられた次第でございます。それで又持永委員の御発言のあと、それは政調会としては正式な決定でないということでございますが、その点はどうなつているんでございましようか。正式にまだ持永委員の御発言の内容が政調会としてきまつていないのでございましようか、その後如何なんでございましようか。
【次の発言】 では大体そういうお考えで自由党の政調会もお進みになると承認してよろしゆうご……

第19回国会 労働委員会 第27号(1954/05/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私労働基準局長に二、三お尋ねいたしたいと思うのでございます。  かねて労働基準法の施行規則及び年少労働者の関係法規を改正する手続が行われておりまして、中央労働基準審議会の結論が出ておるわけでございます。私大体の報告がこの労働委員会であつたことは聞いておりますが、あいにく私健康を害しておりまして、欠席して伺うことができなかつたのでございますが、それを繰返して今お尋ねするということは失礼と存じますので……、大体その結論は最終的なものでございましようか。それを政府は今どういう扱いをなさるおつもりなのでございましようか。
【次の発言】 その結論の中で三者の意見の不一致の点がかなりあるよう……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 労働委員会 第3号(1955/01/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 昨日の新聞でもそういう問題が出ておりまして、解雇の問題が取り上げられておりながら、最近それがまた引っ込められたという事情の一つに、やはり選挙に際しまして、労働者を刺激してはならないというような意向から、急にそれが変更されたというようなことで、ちょっと不明朗と申しましょろか、そういう政策に利用されているような印象を受けるわけであります。ここ最近の保安に関する解雇問題もさることながら、整理による解雇問題についても事情を少し話してもらいたいと思います。
【次の発言】 ちょっと中西局長に伺いたいのでございますが、事件が発生いたしまして解決いたします期間が、日本の労務者に問題が起きた場合の……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 地方行政委員会 第10号(1955/06/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちょっとお尋ねいたしますが、飛び出しナイフというものが作られたのはどういう原因が主なのでしょうか。たとえば軍事的に必要だったとか、何か利便はどういう点であったのでございましょうか。
【次の発言】 そういたしますと、駐留軍や何かにどのくらい買われて、どのくらい外貨の獲得になっているのでございましょうか。
【次の発言】 さっき、関市の代表者がおっしゃいまして、刃渡り五・五センチは許してもらいたいとおっしゃっているんですが、その程度のものは犯罪面から見て有害でしょうか、いかがでしょうか。
【次の発言】 空気銃のことでちょっと伺いたいのでございますけれども、おもちゃの空気銃はどの程度の規……

第22回国会 地方行政委員会 第12号(1955/06/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 警察庁長官にお伺いいたします。二、三年前から売春取締法が非常に要望されておりまして、そういう機運にだんだん動いておることも事実ですし、また目にあまる人権じゅうりんが数々起っておりますことに刺激されまして、最近取締法の制定が非常に要望されております。ところが従来の傾向を見て参りますと、どうも取締り当局が非常に消極的でございます、この売春法の制定に関しまして。その理由はせっかく法律ができても、第一線に働く側といたしまして十分な取締りができないということで、この法律の成立に対して非常に消極的でいらっしゃるのでございます。この前の法務委員会でも警視庁当局の忌憚ない御意見を伺ったときも、そ……

第22回国会 地方行政委員会 第13号(1955/06/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちょっとお尋ねいたします。今度内閣総理大臣は、助言、勧告をすることができると規定されたと伺いましたが、今までそういう例はしばしばございましたのですか、どうでございますか。
【次の発言】 今までにしばしばそういう例はございましたでしょうか。
【次の発言】 事実がございますか。
【次の発言】 それで、今度さらに報告を提出しなければいけないということにお変えになりますのでございまが、どういう利便のためでございましょうか、よく言えば監督をなさるという意味でしょうか、統制をきつくするという意味なのでございましょうか。よりよく勧告、助言をするための報告を提出するという意味に考えられるのでござ……

第22回国会 地方行政委員会 第14号(1955/06/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 この改正によりまして、実際地方財政はどのくらい潤うことになるのでございましょうか。数学的に大体でよろしゅうございますが、二、三の点ちょっと例をおっしゃってみて下さい。
【次の発言】 今度……。
【次の発言】 地方に潤うことになるのですか。
【次の発言】 これは三十年度及び三十一年度における特別措置としてございますが、それはそういう意味なのでしょうか。この年度だけでよろしいのでしょうか。もっと先になると徴収額がふえるというわけで、三十一年度までになっているんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、その三十二年度以降そういうことをしなくてもよろしいということはどういうわけなんでござい……

第22回国会 地方行政委員会 第18号(1955/07/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 きょう出ておりますこれの資料について、一、二聞いてみたいと思いますが、五十八ページの奄美群島の復興事業費の内容でございますけれども、私たまたま昨年ちょっと奄美大島を見る機会を持ったのでございまして、この復興事業が大変なことだと思うのでございます。中央政府から相当力を貸してあげないと復興するまでには大変なことだと思うのでございますが、これは三十年度は六億七千万円でございますのですが、十億と聞いておったのでございますが、数字の関係はどうなのでございましょう。
【次の発言】 私たまたまこういうことを聞いたのでございますが、国の補助金が正しく地方の要請にこたえて生きているかどうかというこ……

第22回国会 法務委員会 第閉会後1号(1955/10/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私、簡単に人権擁護局長にお尋ねと要望を申し上げておきたいと思います。このドライ・ミルク事件で、今さまざま被害者及び死亡者がたくさん出ておりなすが、その被害者の親たちが、自分たちのかわいい子供を思いがけなく死なしたというその悲嘆の中に、いろいろとまた今後もこういうことがあってはならないという気持もございまして、被害者の方々が一つ団体をお作りになった次第です。それはまことに私どもは、こういう現象が起きるということが悲しいことなのでございまして、今度の問題は権利とか義務以前の問題だと思うのです。人権を守り人命を尊重するためには、あらゆるものに先立ってやられなくてはならない、こういう考え……

第22回国会 法務委員会 第15号(1955/07/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(赤松常子君) 私委員外でございますが、一つちょっと質問してよろしゅうございますか。
【次の発言】 今あなた様のお話しの中で上告件数の百件に一件あればいい方だとおっしゃったのですが……。
【次の発言】 それを聞きましてしろうとでございますもので、ちょっと驚いたのでございますが、どこに隘路がございますのでしょうか。
【次の発言】 それだけのことでございますか。
【次の発言】 私それを伺いまして、しろうとでございますので、実はちょっと驚いたのでございますが、それで正しい判決というものができるものでございましょうか。
【次の発言】 そこに一つ不備がある。

第22回国会 法務委員会 第16号(1955/07/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 関連して。私は非常に本質的な問題だと思うのでございます。少年院のあり方につきまして、またその補導の仕方についての御苦労はよくお察しいたしおりますが、突然こういう手錠が飛び出たり、逮捕状が出たりする改正が出ますと、私はほんとうに将来の少年院の方向というものに大きな不安とそれから疑惑を持たざるを得ないのでございます。今局長もおっしゃいましたように、いろいろ御困難がございますならば、もっと施設を増設するなり、職員の質をよくするためのいろいろなことをなさったり、また職員を増員したり、そういうもっと別の観点から少年院のあり方を明るく希望的に運営していけるような御構想があってしかるべきだと思……

第22回国会 法務委員会 第17号(1955/07/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私、局長にお尋ねしたいのでございますが、前回の委員会で非常に論議になりました問題点でございます。手錠をはめるということをどうして法律に書かなくちゃならないのか。行政措置と申しましょうか、省令で現在行われておるのでよろしいのじゃないかと思うのですが、なぜそういうことを法律に書かなければならないのかという、その根拠を詳しくおっしゃっていただきたいのでございます。私どもしろうとでございますものですから、わざわざ法律に書く必要はないような気もいたしますわけですから、その点、おっしゃっていただきます。
【次の発言】 私、それは人権を守る建前に立つということも、いろんな、場合によりけりでござ……

第22回国会 法務委員会 第18号(1955/07/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私も松尾先生にちょっと伺いたいと思います。さっき先生のお言葉の中に、日本の今の社会状態において、この現実において犯春処罰法を作るということは、木に竹を継いだようなこっけいさが感じられるとおっしゃったが、私どももちろんこの法律を作る前に、農村の貧困に十分なる対策をいたしまして、そうしてそこから流れ出る女子を救う道、これも一応は考えてそうしてそこに一時資金の貸付制度を考えてから考えるべきでございましよう。それからまた保護対策の不備がしきりに言われておりまして、十分国の施設において、そういう更生していきたいという女子に対して技術の補遺をし、生活できる技術を身につけさせるということのそう……

第22回国会 法務委員会 第19号(1955/07/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私はこの宮城委員の提案なさいました修正案に、涙をのんで賛成をいたします。  年端のいかない不幸な子供たち、それはみんな社会国家の愛情の足りないところに、その犠牲者として発生いたしております。そういう子供たちのことを考えまして、いろいろ教育をし直し、国家の責任においてそういう子供たちをよりよく育てていかなければならない少年院に、手錠や何かというものをことさらまた持ち出さなくてはいけないということの責任を深く政府は考えなければならないものだと思います。法務当局の方々にくれぐれもお願いいたしますが、早くこういう手錠などを法律の表面から抹殺できるような、充実した施設、それから職員の増員等……

第22回国会 法務委員会 第20号(1955/07/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちょっと私一、二質問いたしたいと思います。今までは船舶だけに限定されていたのでございますけれども、今度艦艇までも秘密保護法の中に加えるということになりまして、またこれからだんだんと他のいろんな産業などにこれが拡大するということは考えられないのでございましょうか。すでに御質問済みかと思うのですけれども、ちょっと退席いたしておりまして失礼いたしました。これがだんだん他のいろんな技術や産業にどんどん拡げられるということはあるかないか、秘密の分野がどんどん拡げられていくということを不安に思うのでありますが、それを伺います。
【次の発言】 もう一つ、秘密を要するものというようなことは、アメ……

第22回国会 法務委員会 第21号(1955/07/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちょっと今御説明の中で雷が鳴りましてよく聞き取れなかったのですが、諸外国の例をお知らせ下さいませ。イギリス、フランスのその幼児の年令を何才でございますか。
【次の発言】 もう一つその刑量、二、三外国の例を教えて下さいませ。
【次の発言】 誘拐罪のその人々で男性、女性はどのくらいの比率でございますか。刑の成立したその従来の成績というのですか、男性、女性どのくらいの割合でこういう罪悪を犯しているのでしょうか。
【次の発言】 文部大臣、大へんお忙がしい中御出席いただきまして、ありがとうございました。大へんお待ち申し上げていた次第です。それで実は売春等処罰法案が否決されましたことは、ほん……

第22回国会 法務委員会 第22号(1955/07/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 私聞き間違いだったでしょうか、さっきこの法案に対する法務省当局の御意見の中で反対の理由の一つに、この法律ができてもこれを適用する場合が少いからというような理由がちょっとあったと思うのですが、私の聞き間違いでございましょうか、その反対の理由にそういうことをあげておいでになって、そうして今伺うと六千件以上というようなことで、そこが私少し腑に落ちないのでございますが、反対の理由のところをもう少し詳しくおっしゃって下さい。
【次の発言】 私ほんとうにしろうとで、あまりよくわからないのでございますけれども、この法律ができますればそういう問題が続々起きるわけでございますね。この法律の適用がそ……

第22回国会 法務委員会 第23号(1955/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 今全国に執行吏がどのくらいおいでになるのでしょうか。それからこの手数料の改正によって予算はどのくらい要るのでございましょうか、その二点を伺いたいと思います。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 社会労働委員会 第37号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○赤松常子君 一、二ちょっと政府にお尋ねしたいのでございますが、三十年度が特異の年であったという理由に、特別のいろいろな行政措置をお講じになった、このことにつきまして一、二ちょっと私お尋ねしたいのでございますが、それは三十年度だけで打ち切られるものであったのでしょうか、その点をちょっと伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、これは三十一年度も続いてずっと継続されているということなんですか。
【次の発言】 私は今、相馬委員の御発言でちょっと疑惑が生じた次第でありますが、先ほど須藤委員が政府のお立てになりました見込み違いの点につきまして、政府の御答弁では、医師会の見込みと、それから政府側の……

第24回国会 法務委員会 第1号(1955/12/20、3期、日本社会党)

○赤松常子君 私もそれを申し上げたいと思っていましたが、ちょうど予算編成期に入っておりますので、相当に私もいろいろ質問をしたい点もありますので、そういう機会をぜひお作り願いたいということ、重ねて要望しておきます。

第24回国会 法務委員会 第3号(1956/02/16、3期、日本社会党)

○赤松常子君 時間も一時過ぎましたので簡単に二、三点法務大臣にお聞きしておきたいことがございます。  それは昨年の暮でございましたが、私ども同僚議員とそれから数人の熱心な売春問題に関心をもっております婦人代表が、法務大臣が初めて御就任なさいまして、この売春禁止法に対しどういう御所見をお持ちであろうかということを聞きに参ったことがございまして、法務大臣も覚えていらっしゃることと存じます。この席上さまざま議論が出た次第でございますけれども、私どもは御意見を拝聴に行った建前から、法務大臣のお言葉を主としてお聞きした次第でございまして、その中で非常に私ども意を解せない大臣のお言葉がございました。それは……

第24回国会 法務委員会 第4号(1956/02/21、3期、日本社会党)

○赤松常子君 たびたび質問がございまして重複している点は避けるつもりでございますが、もう一度その提案者に伺いたいのでありますが、今まで家事審判法があっても泣き寝入の人がなきにしもあらずで、むしろ泣き寝入りの人が多いからこそこの改正案が必要であったと思いますが、その点一つ。
【次の発言】 それであれば先ほどからしばしば指摘されておりますように、勧告することができるというようなことは非常にあいまいだと思うのであって、この改正案の必要性を貫徹するならば、必ず勧告しなければならないと改めたいと思うのでございますが、ただこういう程度で今おっしゃったような改正案を必要とする目的が遂行されるかどうか、その点……

第24回国会 法務委員会 第8号(1956/03/12、3期、日本社会党)

○赤松常子君 ちょっと一つ……、衆議院の最後の採決の日の改正に対する趣旨の説明は、ほんとうに法律論に終始いたしているわけでございました。それでその後いろいろまあ私どもが衆議院に参りまして、法務委員の方にお聞きいたしますと、その弊害の点をつけ加えて、その点をおもにおっしゃるように、何か変って来ておる次第です。それで私非常にこの改正案に対しての修正案の趣旨というものが、その当時なされたのと、その後私どもがいろいろ申し出ました時期のズレでございますね、ずいぶん御説明が変っていると思うのでございますが、もう一度、単なる法律論に終始していらっしゃる意思というものが変らないのかどうか、もう少しその辺のこと……

第24回国会 法務委員会 第11号(1956/04/03、3期、日本社会党)

○赤松常子君 ちょっと朝日の方にお尋ねしたいのでございますが、それは本問題とちょっとずれますのですが、親探しの運動をなすっていることは、私非常に嬉しく思う次第です。これは朝日が中心でなすっておられますが、私、せんだってちょっと地方でいろいろ、各新聞社の意識と申しますか、対立的な立場などで、せっかく朝日新聞がこういうお仕事をなさいますのに、それ以外の新聞社で少しけちをつけるといいますか、そういう投書も載せていたのを見た次第であります。それは、せっかく不幸な小供たちの、自分の身の上を上手に、世間に知られないように、温く保護されていた人々が写真に出ますと、ああ、あの子はみなしごであったのだ、捨て子で……

第24回国会 法務委員会 第12号(1956/04/06、3期、日本社会党)

○赤松常子君 私も新聞の記事を拝見いたしまして実は驚いた者の一人でございます。しかもその警官の方が一人二人というのではなくて、集団的に、今お話を伺いますと十五、六人の人がそういう渦に巻き込まれたといいましょうか、そういう渦中の人になっておられるということに、私は非常に何かこうふだんの訓練に見のがされているものがありはしないか、また警官の、何と申しましょうか、秩序あるいはその内部に、何か私ども察知することのできない空気というものが、ふだんもやもやしていたのではないかという気持も判明されるわけでございます。それは今おっしゃいますように、調査の結果判明することでございましょうが、私ちょっと伺いたいの……

第24回国会 法務委員会 第13号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○赤松常子君 私はしろうとでございますが、ちょっとお伺いいたします。こういう場合にそれを取り調べた人、関係当局というものが非常にミスをした次第でございますが、それに対する従来の例といたしまして、どの程度責任をとらしていらっしゃるのか、あるいは減俸というのですか、譴責というのでございましょうか、どういう程度にこういう場合の責任をとらしていらっしゃいますか、それをちょっと従来の例から聞かしていただきたいと存じます。
【次の発言】 ではどうぞそういう御調査なりをまた御報告願いたいと思います。  それからもう一つ、四人の少年が長い間、四月から六月まででございますけれども、一応自由を拘束されたり、いろい……

第24回国会 法務委員会 第18号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○赤松常子君 お医者様においでになるのに申しわけございませんけれども、一言御要望だけ申し上げます。  それはやはり売春禁止法に関する最近の動きでございますけれども、ちょっと漏れ伺うところによりますと、実は二十日前後に衆議院に御提出に相なるようなお話を伺ったのでございますが、まだこの審議会の答申案と与党とのいろいろ意見の調整中だというお話を承わり、今日すでに二十六日でございますけれども、それがなかなかはかどらないということをちょっと伺っておりますのですが、どうぞこの際一日も早く御提出いただきたいということが一つ。折柄赤線地帯の業者の人々が集団で自民党に御人党なさるというような新聞記事もちらほら見……

第24回国会 法務委員会 第19号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○赤松常子君 この問題については賛成でございますが、この前も、たしか新潟の場合も、この問題に関連して法律を問題にしたときに、火災の予防について当局の処置がどうなっているかというようなことに対しての御報告と申しましょうか、そういう点の御報告をいただくということが、一応各委員から御発言があったと思うのですけれども、それはその後どういうような機会にここで御報告されたのでしょうか、まだでございましょうか。そういうことはどういうふうにお取り計らいいただけるものでしょうか。

第24回国会 法務委員会 第20号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○赤松常子君 ちょっと亀田さんにお尋ねいたしますが、ただいま報告書を伺いますと、ほんとうに私どもりつ然とした次第でございます。いろいろの問題がございますわけですが、御調査に行かれましたときに、これを拝見いたしますと、ずいぶん目撃した大衆が出ているということでございますが、この大衆に対する警察の調べというようなものは、どの程度いたしておりましたでしょうか。またあなた方おいでになったときに、そういう人々にはお会いにならなかったのでございますか。
【次の発言】 ほんとうにそういう点に問題があると思うのでございまして、何か警察が取り調べる態度に、非常に威嚇的な態度があるものですから、市民はさわらぬ神に……

第24回国会 法務委員会 第21号(1956/05/18、3期、日本社会党)

○赤松常子君 私この法案にちょっと二、三はっきりしておきたい点がございますので、お伺いしたいと思うのでございますが、第十一条の二項でございますね。「売春を行う場所を提供することを業とした者は、」云々の箇条でございますけれども、これはアパートなどで、そのアパート全体がそういう業とする人が住んでいるわけでなくて、その一室、あるいは数室がそういうようなことに供せられた場合に、その部屋の人はもちろんこの罰則に当ると思うのですが、そのアパートを持っている人、管理している人、そういう人々が――非常に私ここは微妙だと思うのですが、情を知って貸しているような場合はもちろんこれに当ると思うのですが、そういう点は……

第24回国会 法務委員会 第22号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○赤松常子君 一、二ちょっと石井さんにお聞きをしたいのでございますけれども、私どもこういう懲戒とかいうような程度がよくわからないのでございますが、今伺いましたら、中隊長の方が百分の二の減給とおっしゃっております。これはただ一カ月分が引かれるだけなのですか。
【次の発言】 これはあれでしょうか、何か成績表にちゃんと書き入れられて残って、将来昇給とか昇格に影響するようになっているのですか。
【次の発言】 最後に、今横浜の検察庁に送付していらっしゃる五名の方及び会社側の六名の方、今審理中でございましょうが、いつごろ結果がわかるのでございますか。

第24回国会 法務委員会 第23号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○赤松常子君 私も非常に人権擁護問題は重要だと思うのでございますが、いつも行政機構改革案が出ますときに、法務省の中ではいつも人権擁護局が整理のやり玉にあがっております例がしばしばでございます。今も伺いますと、二十六人もいらしったのが、その半数に減っているということは、非常に私遺憾だと思うのでございます。ことに私どももそういう行政機構改革のときにこれが抹殺されないようにということから、あとからバック・アップしなければいけないと思うのでございますが、どうぞその点十分お考えいただきたいと思うのですが、私地方に参りましていつも思いますことは、地方民の方の中に人権擁護委員会というものがあるということが非……


赤松常子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 法務委員会売春対策に関する小委員会 第閉会後1号(1953/09/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○赤松常子君 ちよつとお尋ねしたいのでございますが、只今この前の国会が終りましてから四回各省の関係の懇談会をお開きになつた……。大体どういう点が問題になつたんでございましようか。もう少し詳しくお聞きしたいと存じます。
【次の発言】 その今おつしやいましたように各省でそれぞれの問題を取上げて、そうして一応縦の意見はまとまるといたしまして、今のそれを横に連絡をとり合い、そうしてそれを主として取扱つて行くところをまあ内閣に置くとおつしやいましたけれども、併しその内閣に置くとしまして、やはりその各省の中でどこかが主導になる必要があると思うのでありますが、そういう点について何かお考えがまとまつておりまし……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 法務委員会公聴会 第2号(1956/05/10、3期、日本社会党)

○赤松常子君 関連してちょっと一つ……。  先ほど、いろいろ実例をおっしゃいまして、ことに私ども、身の毛のよだつ残忍さを知らされた次第ですが、いろいろ伺ってみますと、そういうことをする人は、私、一種の病人ではないかと思うのです。そういう病人をただ死刑にしていいものかどうか、もっと別の角度から、あるいは病院に入れるとかということの方法が、もっと広く考えられていいのではないかと思うのです。極悪犯人であるから死刑ということよりも、もっと広く考えられると私は思うのですが、そういう点に思いをいたされたことがございましょうか。  それからもう一つ、いろいろ実務家としてお扱いになった場合に、今申しますように……

第24回国会 法務委員会公聴会 第3号(1956/05/11、3期、日本社会党)

○赤松常子君 ちょっと一、二正木先生とそれから渡辺さんのおっしゃいました中に、聞き違いかもしれませんけれども納得いかない点が一つございました。それは正木先生のいろいろ死刑囚にお会いになって、その殺人の動機をお尋ねになったときに、ほとんど偶発的だということをおっしゃったのです。そうすると、今、渡辺さんのお話の中にいろいろの実例をおっしゃいましで、計画的に殺人をしたパーセンテージを相当多く述べられました。そこはどういうふうに解釈すべきなんでしょうか。
【次の発言】 私森戸先生にちょっと先ほどから非常に贖罪の意味から、宗教的な環境でいろいろ服役するというようことが理想だとおっしゃっておりましたし、人……



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データ更新日:2022/12/18

赤松常子[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|- 4期- 5期- 6期
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