赤松常子 参議院議員
5期国会発言一覧

赤松常子[参]在籍期 : 1期- 2期- 3期- 4期-| 5期|- 6期
赤松常子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは赤松常子参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

赤松常子[参]本会議発言(全期間)
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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 参議院本会議 第15号(1960/03/31、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私は、民主社会党を代表いたしまして、政府提案のじん肺法案及び労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案、並びに衆議院与党提出の修正案に対しまして、反対の意見を申し述べたいと存じます。  すでに早くわが民主社会党は、今日各産業の職場の中に発生しております各種の職業病の予防と健康管理及び補償などについて適切なる対策を施す必要を痛切に感じて参っておりました。ところが、政府は、今回けい肺等の療養に関する臨時措置法第十三条に基づいて、じん肺法案並びに労働者災害保険法の一部を改正する法律案を提出したのでございますが、この法案を成立するまでの経過の内容を見ますと、けい肺審議会、労働者災害保険審……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 参議院本会議 第20号(1962/05/04、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま上程になっております日本国に対する戦後の経済援助の処理に関する日本国とアメリカ合策国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、反対の意思を表明いたしたいと存じます。  戦後のアメリカの対日援助、いわゆるガリオア・エロア問題は、いつかは解決しなければならない両国の間のかねての懸案ではありましたが、元来この援助の性格そのものが、法律的にあいまいな点が多く、公正妥当な解決は容易でないと見られて参りました。すなわち、この援助は、占領地の秩序を維持し、住民を飢えから救う占領国の国際法上の当然の義務だから、無償と見るべきなのか、それとも、……

赤松常子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

赤松常子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 法務委員会 第閉会後2号(1959/08/31、5期、日本社会党)

○赤松常子君 私、やはり青少年問題でちょっとお尋ねしたいのでございますが、最近少年法の改正を法務省は取り組んでいらっしゃるように何っております。この問題は、すでに二、三年来、いろいろ法務委員会でも問題になった事柄でございますが、今どういう経過で、どういう段階でいらっしゃるのでございましょうか。これは、非常に法務省のねらっていらっしゃる、法務省というよりも、検察当局のねらっていらっしゃるところがおもに改正されるように聞いているのでございますけれども、裁判関係の方、あるいは第三者も、その検察当局の意見にはまだまだ反対がある問題でございます。つまり年令を十八才に引き上げる問題でございますが、この点、……

第32回国会 法務委員会 第閉会後3号(1959/09/02、5期、日本社会党)

○赤松常子君 私、もう時間もございませんから、要約して竹内局長に一、二御質問したいのでございますけれども、その前に、私、ただいまの田原製作所のこの労働争議が大へん、不祥事が起きましたことを伺って、はしなくも昨年本州製紙の汚水が東京湾に流出しまして、浦安付近の漁民の方々との非常に乱闘事件が起きた際の警察官の方方の行動、これを思い出しましたわけですが、そのとき二十数人の傷害を受けた方の傷が、背中から多くこずかれたりなぐられたり、逃げていくその争議団員をうしろから警察官が襲うて傷を負わされたということで、当時やはり当委員会でこれを取り上げたことがございましたのですが、そのときも、警察官の少し行き過ぎ……

第32回国会 法務委員会 第閉会後4号(1959/09/22、5期、日本社会党)

○赤松常子君 この前の法務委員会で、ちょっとこのことについてお尋ねしたのでございますけれども、時間もございませんでしたし、また、関係当局の方が見えなかったものですから、きょうに持ちこされたわけでございます。  最近の少年犯罪にからみまして必ずと言っていいくらい、飛び出しナイフが用いられている。これは、かつて、三十国会でございましたが、当時「暴力教室」という映画がアメリカから入りまして、この影響が非常に日本の青少年に、悪く波紋を描いて急に飛び出しナイフが社会の話題になったわけでございましたことは、御承知の通りだと思います。そのとき、これはやはり国会で取り上げまして、これは地方行政委員会の問題でも……

第32回国会 法務委員会 第閉会後5号(1959/10/09、5期、日本社会党)

○赤松常子君 私は神崎先生に御意見を伺いたいのですけれども、最近あのマスコミの被害というものは、相当社会の世論に上っておるわけですけれども、今、出版倫理協議会ですか、できておりましてその人的構成、その委員ですね。それが今のでよろしいとお思いでございましょうか。出版社の代表とそれからその売りさばくルートの代表とでできておる。それでよろしいのでございましょうか。もっと社会の要望あるいは社会の声を代表する人々が入っていく必要があるのではございませんでしょうか。新聞をちょっと拝見したのでは、私はまだ不満のように思うのですが……。
【次の発言】 同じく映倫も私そうだと思うのですけれども、今まで映画製作に……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 法務委員会 第2号(1959/11/05、5期、社会クラブ)

○赤松常子君 ちょっと簡単に……。非常に青少年対策が最近強く要望されておりまして、法務省関係及び裁判所関係の予算を拝見いたしまして、私もまだ研究いたしておりませんけれども、これで果たしていいのがどうか、十分仕事ができるかどうかということに実は不安を持っておるわけでございます。その中で特に裁判所関係の、家庭裁判所の整備充実、青少年対策の強化という第三項ですが、「再犯予測研究および非行少年の実態調査」これを百万円内外でございますけれども、こういう非常に大事な仕事に、これが基礎になると思うのです。この項目はほんとうに基礎になる。こういうお仕事に対して、百万円内外ということは、私非常に不可解に思うので……

第33回国会 法務委員会 第3号(1959/11/12、5期、社会クラブ)

○赤松常子君 時間がございませんから、簡単にちょっと一、二点お尋ねをしたいのですが、大竹先生に。いろいろ問題をお取り扱いになりまして、側面的にごらんになる立場でいらっしゃいますが、こういう少年問題、それから、特に不良少年が相手の仕事の中で、婦人が相当受け持っていい部面があると思う次第でございますが、母性的な愛情を持って接していくことが、いろいろな場合に、男子の方がなさるよりは、婦人が受け持って、よりよい効果を上げる面がありはしないか、こういう点について御意見をちょっと伺いたいと存じます。
【次の発言】 私ども、仲間の人に、そういう機会にいろいろお話も申しておりますし、いろいろむずかしい試験もご……

第33回国会 法務委員会 第6号(1959/12/17、5期、社会クラブ)

○赤松常子君 この間、久里浜の少年院を視察いたしまして、非常に私ども、今、高田議員のおっしゃられましたように、予算の不足をしみじみ痛感いたしました。  この間、時間もございませんでしたけど、少年だけの意見を聞く座談会を持ちまして、そのときには院の職員の方全部に退席していただいて、ほんとうに子供たちの気持々聞いてみたわけです。ところが、時間もございませんでしたし、何か初めて会うわけですから、少しぎこちない空気もあったようですけれども、だんだん口をほぐして、ほんとうの気持を語ってくれた次第です。そのとき、一番強く申しましたことは、やはり予算の不足から食事のまずさ、たとえば、けさは何でしたかと聞いた……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 法務委員会 第4号(1960/03/03、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと一、二お尋ねしたいのですけれども、五十名今度増員になりましたのですが、これであれでしょうか、事務量は相当さばけるのでしょうか、また十分の仕事を消化していくにはどういう、まだ欠員が相当あるのではございませんでしょうか。その辺のところをちょっとお聞かせ下さいませんか。
【次の発言】 十分いえばどの程度増員の必要があるのですか。足りないのはどのくらいですか。
【次の発言】 ちょっと伺いますと、何か計画性が足りないように私感じましたのでございますよ。まだどれくらい処理するのに人が足りないかということは、相当資料があっていいのではないかと思ったのですが、今度その辺のところをお聞かせ……

第34回国会 法務委員会 第8号(1960/03/22、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連質問。今のその十坪作ってそれから五坪増築した、それは任意の登記でありますから、してもしなくてもいいのでござましょうか。
【次の発言】 そうすると、さっきあなたさまは、あまり職権に変わりはないとおっしゃったのですが、そうすると、今のは、出せば、そういう場合は職権……。
【次の発言】 十坪のものに保存登記をしていたからですね。
【次の発言】 ちょっと私簡単に加藤先生にお伺いしたいのでございます。加藤先生は、先ほど私法と公法を一つにするのだけれども、これは単なる手続法だからというようなお話をなさいました。ところが伊藤先生のお話を伺いますと、非常にこの二つが、つまり台帳と登記簿の性格……

第34回国会 法務委員会 第9号(1960/03/25、5期、民主社会党)

○赤松常子君 小さなことでございますけれども、この間、参考人の方で、たしか銀行関係の取引をやっておいでになる方に対する御質問で、台帳と登記簿との食い違いというか、相違というか、それについて御質問があって、あまりないというようなお話でございましたが、政府側からごらんになって、そういう点の大へんな違いとか相違とかいうものが相当あるんじゃないかと思うのでございますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 それは、こちらの帳面になくて、台帳の方にあるという相違である、そういう御答弁ですが、私の申したいのは、両方にあるけれども、その広さがこちらは百坪といい、こちらは八十坪といい、その数字の開きといおうか、書……

第34回国会 法務委員会 第10号(1960/03/29、5期、民主社会党)

○赤松常子君 今、私この表を拝見いたしまして、下から三番目あたり、ちょつと今見たのですけれども、裁判官俸給月額の表と一般職のそれとの比較におきまして、下から三番目でございますね、改正案は一万八千三百円になるわけです。そうして増加額が、九百七十円、ところが一般職は、増加額が九百九十円で、そうして改正案は一万八千三百円になるわけでございますが、こういうふうに見てきますと、決して一般職よりも高くないのですね。増加額も、一般職は九百九十円上がるのに、こちらは九百七十円というので、何か今までいろいろ論議されておりますこととは、逆行しているといいましょうか、追いつけないといいましょうか、はっきりした数字が……

第34回国会 法務委員会 第11号(1960/03/30、5期、民主社会党)

○赤松常子君 二、三ちょっと簡単にお尋ねしたいのでございますけれども、私きょうこういう委員会で、こういう問題を取り上げてお尋ねせんならぬということは、ほんとうに私は恥ずかしい気持で一ぱいなんでございますけれども、たまたま女中さんが怒って、そして意見を言い出したから、われわれの目に入ったと、こういうのでして、もしもこれを泣き寝入りしていたら、こういうことが問題にもされなかったでしょうしと思うと、こういうことはまだまだたくさん行なわれているような気がしてならないわけです。そういうことをほんとうに恥ずかしく、また当委員会でこういうことを取り上げてやらなければならぬということ自体、いろいろ原因もあると……

第34回国会 法務委員会 第12号(1960/04/05、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連して。こういう変更は、そこの住民の方々に周知徹底させる方法を親切になされるのでしょうと思いますけれども、そういう点の御配慮は、何かしていらっしゃいますか。
【次の発言】 住民の方々にはもう迷惑をかけないように、不便のないようにということは、万全になっておると考えてよろしゅうございますね。

第34回国会 法務委員会 第14号(1960/04/12、5期、民主社会党)

○赤松常子君 二、三ちょつとお尋ねしてみたいと思うのでございますけれども、この表で見ましても、呼吸器病の人もありますし、伝染性の病気を持っている人もあるのですが、私補導院をまだ一度も拝見いたしておりません。普通の一時収容所は時々拝見いたしておりまして、少年の例の江戸川にございます江戸川寮、あそこにちょっと行ってみたのでございますけれども、まだああいうところは設備は不十分でございましたね。伝染性の人を別に分類しておりませんのですが、補導院の場合はこの呼吸器病あるいは伝染性――異常関係の分数はちゃんとしておいででございましょうか。
【次の発言】 それと同時に、窃盗の人だとか、ここにもございます精神……

第34回国会 法務委員会 第15号(1960/04/19、5期、民主社会党)

○赤松常子君 今のお尋ねに対するお答えの中に、調査委員会ですか、その内容ですね、事務量の問題であるとか、権限、それから待遇問題、大へん広範にいろいろおきめになる委員会の性格なり、あるいはその構成ですね、どういう方々でこの委員会をお作りになっていらっしゃるか、大へん重要だと思いますから……。
【次の発言】 もう一点。構成メンバーの中に書記官の方も入っていらっしゃるのですね。それ、どれくらいの割合でおいでになるのですか。私の心配いたしますのは、そういう書記官の声が正当に強力に発言されているかどうかということが心配なのです。
【次の発言】 ちょっと伺いまして、裁判所判事さんだとか検事さん、ちょっと上……

第34回国会 法務委員会 第18号(1960/05/10、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと二、三お尋ねいたしたいと思うのでございますが、まず最初、さっき井川委員おっしゃいました裁判関係の方々の俸給というものが、他の一般職の方たと比べて非常に低いということは、いつも言われているわけでございまして、ここでもしょつちゆうそのことは取り上げられて、そういう待遇の向上についていろいろ論議がかわされております。ところが、先ほど人事局長の御答弁では、そう低くないとおっしゃっていますが、私が調べて参りました資料では、これは非常に低い数字が出ているわけでございますが、一般職員の方々は三十八万五千人の平均賃金が三万四百四十円、ところが裁判所職員の一万九千七百人の方を調べてみますと……

第34回国会 法務委員会 第19号(1960/05/12、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと二、三お尋ねしたいと思うのでございますけれども、この改正の第二の境界の毀損の関係についてでございますけれども、これはあれでございましょうか、善意の場合もこれは含まれているように、この間からいろいろの質疑で解釈いたすのでございますけれども、善意の場合も、これにくるまってこういう結果になるという改正でございましょうか。たとえば最近善意じゃない、故意でもないけれども、そうせざるを得ない場合が都会地にはたくさんあると思います。たとえば建築の場合でございますね、ビルの建築が行なわれるとします。非常に境界線が接近しておりまして、ぎりぎりの場所に余儀なく建てるということになっておる場合……

第34回国会 法務委員会 第21号(1960/05/19、5期、民主社会党)

○赤松常子君 きょういただきましたこの資料の第一でございますけれどもね、前々回の委員会で私ちょっと質問いたしましたのと比較いたしまして私の質問のときに、町長さん、少しそれは筋が違うのじゃないかという御答弁であったようでした。それは政府の一般職員の平均と裁判所の皆さんの平均の割合を尋ねたときに、非常に私の方の言い方が、違う資料のように御答弁があったんでございますね。そのとき、私政府の一般職員の平均が二万四百四十円と申しまして、きょうこれを拝見いたしますと、まあこれは三十四年の一月一日現在でございますので、少し日にちがずれているからちょっと金額が違うのだと私思うのですが、これでは一万九千九百十四円……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 法務委員会 第閉会後4号(1960/10/10、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私もちょっと二、三お尋ねしたいと思っております。この前の委員会に私欠席して失礼いたしまして、話題が出たかとも存じますが、この間私どもは四国班に入りまして高松管区の刑務所、少年院を少し見せていただいたわけですが、いろいろ感ずるところがたくさんございました。先ほど、今度少年院を四国、東北、北海道に新設する御計画のようでございましたが、普通の少年院なんでございましょうか、四国においてはいかがなんでございましょうか。
【次の発言】 それを伺って安心いたしました。この間、高松管区をちょっと拝見したのでございますけれども、四国には特別少年院も医療少年院も独立していない実情でございまして、大へ……


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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 法務委員会 第閉会後2号(1960/12/01、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと私簡単に鑑別所長さんにお尋ねしたいのでございますが、あの山口少年事件のあと、たしかあなた様でしたか、新聞に御発表の意見の中に、今度の事件で、教官の不足を非常に言っておられたのですが、教官の数の不足ですね、これはその後どういうふうになっているのでございましょうか、今あなたのおっしゃった中にもやはりずっと山口少年を見張りしておけばよかったとおっしゃるのですが、それは教官が不足だからそういうことができなかったのでございましょうとも思いますが、その以前に、こういう不幸な事件が起きるどいう予測がなかったというお言葉もあるのですが、事実教官不足であったということをおっしゃっておるので……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 地方行政委員会 第19号(1961/04/27、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私も、本法案及びただいま提出されました修正案及び御提出なさいました附帯決議を込めまして、全部に心から賛意を表したいと思っております。  諸外国のこういう問題と比較いたしますと、日本の酔っぱらいに対する法律の制定というものが非常におくれておりますことは、ほんとうに残念なことでございましたが、今、これが制定されようといたしておりますことは、ほんとうに喜ばしいことだと思っております。この過程におきまして、一人の反対者もなかった、つまり社会の世論もほとんどこれを支持している。前の売春防止法の制定のときと比べますと、一人の反対陳情もございませんであったということは、社会のまたこれの要望が強……

第38回国会 法務委員会 第閉会後1号(1961/07/31、5期、民主社会党)

○赤松常子君 売春防止法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  売春防止法が制定されましてから五年を経過いたしましたが、関係機関団体の御努力により、法施行による成果が実を結びつつありますにもかかわらず、最近においては売春がとみに潜在化し、また、悪質化して行なわれる傾向が見られることは、すでに御承知のことと存じます。  もちろん、このような事態は、売春を根絶するために必要な諸施策や、思い切った社会改善を伴わないからでもありますが、いま一つは現行の売春防止法の不備にも大きな原因があると考えられますので、ここに売春防止法の一部を改正する法律案を提案する次第でございま……

第38回国会 法務委員会 第4号(1961/02/21、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連いたしまして。  ただいまの市川議員の御質問にちょっと関連いたしまして、社会教育局長さんの御意見を伺いたいと思うのでございます。今いみじくも局長さんがおっしゃいました、文部当局の社会教育を担当する場面は対症療法ではない、売春問題に対しては対症療法をするのではないと、いみじくもおっしゃったのです。ほんとうにその通りなんで、売春防止法は現象的な問題をとらえて、これに対する対症療法的な行政なのでございますが、もっともっと根本的な大事な点は教育にあると思うのでございます。一番大事な社会教育を担当していらっしゃいます局長さんの先ほどからの答弁を伺ってみますと、一体どうでございましょうか……

第38回国会 法務委員会 第7号(1961/03/16、5期、民主社会党)

○赤松常子君 二、三お尋ねいたしたいと思います。私は、かねてこういう矯正医官及びこういう所に入っていられる方へ対処していく、お世話をしていく人には、特に少年院とか少年鑑別所または婦人補導院などには、婦人の職員を多く使ってほしいということをしばしば申しているわけなんです。ですから、この採用法ももちろん男女平等で、女医さんの採用、登用も考えていらっしゃるわけでしょうね、区別なく。
【次の発言】 先ほど井川委員が繰り返しおっしゃったのでございますけれども、この矯正医官の資格と申しますか、もちろん医術の面も十分身につけていただくということも大事でございますけれども、相手が特殊の人でございますから、どう……

第38回国会 法務委員会 第10号(1961/04/06、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ただいま高田委員及び大川委員からおっしゃいました内容の問題につきましても、どうぞ国民のみんなが治安維持のために要望していることが切だと思うのでございます。幸い大川委員から三党が話し合いの共通の場を持って、おのおのその今出しておりますものはニュアンスが違うわけでございますけれど、最善のものを作ることに私ども心がけますから、どうぞ政府もその意をおくみ下さいまして、この機会に御協力、御理解のほどをお願いいたしますよう御要望申し上げておきます。

第38回国会 法務委員会 第14号(1961/05/16、5期、民主社会党)

○赤松常子君 この参考賃料を拝見いたしまして、今さらのように証人の人々の日当の低いのにちょっと驚いたわけでございますが、今度増額されまして後、総額はどのくらいになるのでございますか。一人にはこの増額でございますが、総額はどのくらいの予算のワクをとってあるのでございますか。
【次の発言】 それで一人二百三十円のが三百円ということになるのですね。  それから、この前、あまり日当が少ないから証人の出頭がずいぶん少ないと伺いましたが、全事件の中で、そういう故障から事件が進まないというような割合はどのくらいあるのでございますか。
【次の発言】 そういう事例もあることはあるわけでございますね。


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 地方行政委員会 第9号(1961/10/30、5期、民主社会党)

○赤松常子君 たいへん時間もおそくなってあれですが、私しろうとでございますので、教えていただきながらお答え願いたいと思うのです。先ほどからいろいろ御質疑を伺ってみまして、私たいへん心配になっている次第でございまして、いろいろ今これを見て参りますと、この中央防災会議を総理府にお置きになるということが、非常に弱い、弱体の一点だと私は思うのです。それは各省と肩を並べているという、そういう建前になるのじゃないかと思うので、これは私のしろうと考えでございますが、そういう横の同じ権限を持っているとの会議から各省にいろいろ諮問したり、あるいは調査をしたり、協力を求めるという場合に、私は弱い拘束力しか持てない……

第39回国会 内閣委員会 第9号(1961/10/26、5期、民主社会党)

○赤松常子君 大臣、もうお急ぎでいらっしゃいますから、政府の考えをちょっと伺っておきたいと思うんです。それは最近男女同一賃金問題を労働省がお取り上げ下さいまして、婦人少年局主催でいろいろな集会や行事をお持ちいただきましたことについて、私たちたいへん感謝いたしております。幸い労働省には、国家公務員の中で、たった一人の婦人局長さんをかかえていらっしゃいますし、そうしてまた婦人課長もいらっしゃいまして、私たちたいへん期待をいたしている次第でございます。それで私あとで人事院の方にもお伺いしたいのでございますけれども、同じ能力を持って同じ生産を上げていて、男女の賃金の差というものは、諸外国と比較いたしま……

第39回国会 内閣委員会 第10号(1961/10/28、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私、内閣委員にはまだしろうとでございますので、めくらヘビにおじずの御質問をするかもしれません。どうぞその辺お含みでお答え願いたいと思います。  この法案が提出されましたいきさつはいろいろ伺いました。で、ごく最近に、行審の第五次の答申によってこの案が組まれたということはよくわかっております。ところが、先ほど長官もおっしゃいましたように、過去幾たびかこの行審から政府に対して、行政の簡素化、能率化について意見が出されていたけれども、それは何か数十次に及んでと聞いておりますが、それが実現をしないで、ようやっと今日この案が提出されるということになった。その間に、今、長官もおっしゃいましたよ……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 運輸委員会 第14号(1962/03/15、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連で。私も単なるしろうとでございますから、教えていただきたいと思っております。  今の南波佐間参考人、米田参考人のその審議会に対する御発言のところに何か食い違いがあるように思うのでございますが、米田さんにお尋ねいたします。政府の意見として委員長が御発表なすったのですか。私がちょっと皆様のお話を伺っていますと、郵政省と運輸省と、全然意見が統一されていないまま、その審議会に御出席なすったように受け取れるのです。にもかかわらず、委員長が、政府の意見として発表されたというところに、私ども了解に苦しむ点がございますのです。
【次の発言】 そうですが。運輸省の諮問が中心で出されたのですね。

第40回国会 法務委員会 第5号(1962/02/08、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私、二、三ちょっと予算に関してお尋ねしたいと存じます。  まず第一に、刑務所作業の賞与金制度ですね、これについて私少し疑問がございますので、これに関してどういう方途をお持ちでございましょうか、お尋ねしたいのです。よく新聞を見ますと、罪を犯す――強盗をしたり殺人をした人が、出所後二、三日目にそういうまた罪を犯しておるという記事をたくさん見るわけです。もちろんこれは今大谷先生の御質疑のように、保護会がしっかりと出所者を抱きとめて、そうしてそこであたたかく社会へ復帰する道の指導が行なわれなければならないと思うのですが、きょうは予算の面で、一体この賞与金制度というものがここに書いてござい……

第40回国会 法務委員会 第8号(1962/03/01、5期、民主社会党)

○赤松常子君 矯正局長さんに二、三お尋ねしたいと思うのでございます。  それは、この問題はだいぶ前にこの法務委員会でも取り上げられた問題だと思うのでございますが、少年院とか刑務所に働いていらっしゃる職員の処遇あるいは待遇の問題でございますが、最近私のところへわざわざ婦人職責が陳情に来られたのであります。その内容につきまして、私矯正局長にただし、将来こういう問題に対する法務省矯正局の御方針、これをはっきり伺っておきたいと思うのです。  そのまず第一は、苦情処理の問題でございますけれども、刑務所、少年院、そういうところの職員の人々に労働組合を作る権利を認められておりません。これは警察庁、消防庁もそ……

第40回国会 法務委員会 第10号(1962/03/08、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連して。昨年の暮れでございましたけれども、婦人調査官の方々、それから相当国家公務員の上級クラスにいらっしゃる婦人の方々との懇談会がございまして、ほんとうに私ども皆様のごりっぱなお姿を拝見して力強く思ったのです。今お話伺ってみますと、この供給源に非常な隘路があるとおっしゃっていますが、婦人がそういう志願をする、そうして試験にパスするその割合というものは一体最近どのようになっておるでしょうか。たいへんりっぱな方がいらっしゃることはうれしく思うのでございますが、この供給源の培養と申しましょうか、養成と申しましょうか、その辺のところを。

第40回国会 法務委員会 第14号(1962/03/22、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連して。これは申し出の三カ月の期間中に、たとえば内縁の妻あるいは遠くに子供がいた。それが知って請求した場合に、その三カ月間は待つわけですね。三カ月間中に二人、三人申し出るかもしれませんね。そうすると、その三カ月間は待ってもらえるわけですね。待つわけですね。あるいは二人申し出る。三人申し出る。子供が二人も三人も方々にいた。内縁の妻もいた。それを知って、続々申し出たという場合に、一番先申し出たというので、それに全部行くわけじゃないのでございますね。
【次の発言】 その場合、子供のことはもちろんはっきりわかっておりまするが、財産の分配は、妻が半分、子供は均等にするという財産の分け方が……

第40回国会 法務委員会 第16号(1962/03/29、5期、民主社会党)

○赤松常子君 関連して。私今ちょっと思い出したのでございますけれど、二、三年前に参議院会館で火事が起こりました。ぼやが起きたことがございまして、それが二階と下との間の押し入れ部分から火が出たんですね。それはぼやでございましたから、大事には至りませんでしたけれども、それが上の人は、いや下の空間の下のほうから出たと言い、下の人は、いや上のほうから出たと言い、ちょっとうるさいことがあったのでございます。そういう故障が起きたということだけでなくて、今言うように非常に不幸な火災が起きたというような場合に、火元になった人は非常に責任を感じ、周囲の人からあそこから出たということで指をさされるわけです。そうい……

第40回国会 法務委員会 第17号(1962/04/03、5期、民主社会党)

○赤松常子君 委員長、二つ簡単に……。
【次の発言】 私しろうとでございますもんですから、まことに、教えていただくという立場からちょっとお尋ねしたいのでございますが、この法案がまあだんだん前進して参ったということは三人の御参考人お認めでございますが、まだまだ不備な点があるようでございます。それで、諸外国の例と比較しまして、この法案程度では非常に整備しているものか、不備な点がどのくらい残っているものか、どういう段階か、諸外国の進んでおる例と比較をしての御感想を雄川参考人からでけっこうでございますので、どうぞ教えて下さいませ。
【次の発言】 もう一つ平峯参考人にお尋ねします。  内閣総理大臣の異議……

第40回国会 法務委員会 第18号(1962/04/04、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっと簡単に一、二点教えていただきたいと思います。私ほんとにしろうとでございますから、なかなか、こういう会社の経理、あるいはこういう問題に対して、まことに知らないことばかりでございまして、一番私どもがこういう問題について関心を持ちますのは、非常に一般が、会社の発表する経理内容と申しましょうか、そういうものに不信を抱いているんじゃないかと、こう思うのです。たとえば、私どもがそういう問題に関連いたしますのは、従業員の賃金値上げの問題が起きた場合に、会社はあまり出したがらない。純益がないんだ、最初口でそう申しておりますが、証拠を見せてほしいと言うと、帳簿を見せられる。けれども、しろう……

第40回国会 法務委員会 第24号(1962/04/26、5期、民主社会党)

○赤松常子君 ちょっとこの問題に関連してでございますが、今、憲法に違反しないとおっしゃっていらっしゃいますが、いろいろこの解釈があると思うのです。一応外国には、こういう最高元首が司法裁判にこういう場合に執行停止をお命じになるということがございますか、いかがでしょう。外国の例をお知らせ下さい。
【次の発言】 どうも私、その点が納得いかないのでございますが、たとえば、従来ともこういう内閣総理大臣が執行停止をお命じにならねばならぬというような事態、それがあったのかどうか、たとえば、今予定されているそういう事態というものは、一体どういう事態でございましょうか。その予想があって、この二十七条ができたと思……

第40回国会 法務委員会 第27号(1962/05/07、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私、今亀田委員のお話を聞いておりまして、ちょうど三十条のところで、この前参考人の方から、いろいろ個々の内容について御意見が出たわけでございまして、単なる「裁量権の範囲をこえ又はその濫用があった場合に限り」ということでは、言われたように、何と申しましょうか、受ける国民からいえば、非常に幅が狭い。ですから、ここにもっと、公平でない取り扱いがされたときとか、あるいは正確でない処分をされたときとかいう言葉をもっと入れたらいいんじゃないか、これだけでは、少し受ける側からいえば狭過ぎる、こういうふうな御意見があったのでございますが、ここにそういう言葉で表現するお考えはございませんでしょうか。


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1962/03/27、5期、民主社会党)

○赤松常子君 大臣に一、二点……
【次の発言】 終戦後たいへん社会悪が激増して参りまして、私ども売春問題であるとか、いろいろ取っ組んで参りましたけれども、それと非常に結びついているのは麻薬問題ですが、最近アメリカと日本が麻薬天国といわれていること、非常に私は恥ずかしいことだと思うのですが、そのおもな舞台が、密輸のルートが船舶とそれから飛行機なんです。これの対策は、いろいろ考えられまして、それは省くといたしますが、たとえば日本側の駐在官を香港に一人置いているのですね。この間厚生省の方に聞いたのですが、ところが、その駐在官が、きょう出帆した船がどうも怪しい、麻薬の密輸が行なわれている、こういう情報……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1962/03/28、5期、民主社会党)

○赤松常子君 私は、たまたま最近、第一線に働いていられる女の方と多く会う機会を持ちましたので、そのときに訴えられた諸問題を中心に二、三お尋ねしたいと思っております。  それは、私郵政事業全般にはしろうとでございますから、的はずれのこともあるかと思います。その辺はまた御教授願いたいと思っております。全特定の業務に働いていらっしゃる方々が、一番おっしゃったことは、局舎が非常に古いし、狭いし、とても能率的に仕事ができないということを強く訴えていらっしゃいました。今度の予算を拝見いたしますと、郵便局舎の改善、施設拡充経費に去年よりは相当取っていらっしゃいますが、ことしこの費用の中で、いわゆる遠方にある……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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