岡田宗司 参議院議員
3期国会発言一覧

岡田宗司[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|- 4期- 6期- 7期
岡田宗司[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは岡田宗司参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

岡田宗司[参]本会議発言(全期間)
1期- 2期-| 3期|- 4期- 6期- 7期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第7号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私はこの際、内灘及び浅間山麓等演習地に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私はここに、内灘の試射場そのほか浅間山麓、妙義山麓等、アメリカ軍の演習地の問題につきまして、政府に緊急質問をいたします。  昨年の秋、アメリカ軍当局の要求によりまして石川県河北郡内灘村に試射場を設置しようといたしました際に、地元村民を初め石川県民の間に、これに対しまして激しい反対運動が起つたのであります。政府は反対運動の猛烈なのに慌てまして、同県出身の国務大臣林屋亀次郎君を派遣いたしまして、反対者を慰撫し、地元村民に設置を納得させようとしたのであります。その際、林屋氏は、閣議の決定に基きま……

第16回国会 参議院本会議 第19号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案は、我が国経済の特質と実態に即応するために提案されたものであるとの説明でありますが、この改正は、日本経済のあり方にとつて、又将来の発展にとつて、重大な意義を持つ改正であると言わなければならないのであります。戦前我が国には、カルテルやトラストを禁止する法律もなければ、持株会社を禁止し、三井、三菱、住友その他のいわゆる財閥の形式を阻止する法律もなかつたのであります。そうして、カルテル、トラスト、持株会社、コンツエルン等が、なに憚るところなく組織され、大手を振つて自由に活動し、その強大な経済力を用いて競争者を抑え、これを……

第16回国会 参議院本会議 第35号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私は社会党第四控室を代表しまして、只今議題となつております私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に反対するものであります。  本改正法律案の要旨は、提案理由並びに委員長報告に述べられておりますように、第一に、不況に対処するために企業がカルテルを形成すること、又、企業の合理化を促進するためにカルテルを形成することを容認し、第二に不当な事業能力の較差の排除の規定を削除いたしまして、大資本がその他を圧倒するがごとき事業能力を以て業界を支配することを禁じ、その事業者に対して、常業施設その他の必要な措置を講じて、大企業が独占的支配力をふるうことを抑制しようとした……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第24号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 議事進行について発言を求めます。
【次の発言】 本日第三次補正予算の上程の日に当りまして、当然従来の慣例によりますれば、総理が出席をしなければならないのでございます。然るに本日総理は出席をしておらない。昨日緒方副総理は、大磯に赴かれまして、そうして総理の出席を促されたようでございますが、併し本日はついにお見えにならないのであります。第一次吉田内閣が成立しましてから、かなりの歳月が経つております。そうしてその間、国会の会期の長い短いにかかわりませず、随分重ねて参つたのでございますが、その間或いは委員会に、或いは本会議に、総理が出席をしませんがために議事に渋滞を来たしましたとしばしば……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第16号(1955/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 今回、政府が松本全権をロンドンに派遣いたしまして、日ソ国交回復のために交渉を開始しようという措置をとられたことに対しましては、かねがね日ソの国交回復が急務であることを主張して参りましたわが党といたしましては、これを心から歓迎するものであります。(拍手)それと同時に、日本政府が自主独立の立場からいたしまして、あるいは起るかもしれない第三国の干渉、圧迫等を排しまして、すみやかに交渉の円満妥結をはかり、もって両国の国交回復が世界の緊張を緩和し、自由、共産両陣営の共存に資し、ひいては世界平和の確立を促進することに大いなる貢献をなすことを期待しておるのであります。かかる見地からいたしまして……

第22回国会 参議院本会議 第38号(1955/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私は、この際ジュネーヴにおける四巨頭会談に対する日本政府の態度に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 去る十八日から、ジュネーヴにおきまして米ソ英仏最高首脳者会談が開かれておるのであります。この会談はポツダム会談以降のことでございまして、非常に画期的なことであると思うのでございますが、東西の緊張の緩和に対しまして、多大の貢献をいたすであろうということは世界全体が認めておるところでございます。従って世界は、この会議を注視いたしまして、その成果に多大の期待をかけておるわけでございます。この会議におきまして、東洋の問題は直接議題とはなっておりません。しかしこの会議の成り……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 参議院本会議 第3号(1955/12/03、3期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表して、鳩山総理並びに閣僚諸君に対しまして、次の諸点について質問をいたします。  本年二月の総選挙のあと、第二次鳩山内閣が成立したのでありますがこれは衆議院において過半数を占めず、参議院におきましては、わずか二十数名の勢力しか持たない民主党を土台とするもので弱体な内閣でありました。しかも内外にわたる失政のゆえに、わが党は鳩山内閣の退陣を求めて参ったのでありますが、この内閣は本国会において危機に直面せざるを得なかったのであります。この形勢を憂慮し、また社会党の合同に刺激されまして、十一月中旬、にわかに自民両党の合同が行われ、第三次鳩山内閣はこの合同政党を土台にして……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第5号(1956/01/31、3期、日本社会党)

○岡田宗司君 去る二十八日わが国、民主政治発展のため力を尽されました衆議院議員緒方竹虎君が逝去されました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。つきましては、この際、参議院は同君に対し院議をもって弔詞を贈ることとし、なお弔詞文は議長に一件することの動議を提出いたします。(拍手)

岡田宗司[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

岡田宗司[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 外務委員会 第24号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 本委員会を閉じる前に、一言委員長に対しまして要望いたします。先ほど羽生委員からも申上げたと思いますけれども、MSAによる対日援助の交渉が目下行われております。衆議院におきましても、この交渉についての中間報告を岡崎外務大臣より求めるということが問題になつております。当然今日これをなさるべきものと私は考えておりますが、一つ委員長よりも、この点につきまして岡崎外務大臣に対しまして、本日或いは明日の本会議で、この中間報告をなされるよう要求されることを委員長に要望いたします。
【次の発言】 そうではないのです。本会議においてもなされるようにということを要求して頂きたい。

第16回国会 議院運営委員会 第22号(1953/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 只今の緒方副総理の言によりますというと、修正案が成立するまでは、この修正案について政府は何ら責任がない。こう御答弁です。ところが修正案自体はそのもとをなす、前に提出になつた予算案と一緒にちやんと出て来ておる。そうしてこれは、例えば予算委員会にかかつたときに本当に修正案の部分だけが、全く別個の問題じやない。これは織り込まれて、例えば米価の問題等を見ますれば、これは全部織り込まれておる。保安庁の経費の問題を見れば、これ又織り込まれておる。そういたしますと、修正の金額だけが問題ではなくて、その修正によつて生ずるところのいろいろな今後の予算の執行の面まで関連しておる。それをただ責任がない……

第16回国会 経済安定委員会 第8号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 どうも通産大臣がおいでにならんので遺憾なんですが、理由からお聞きするのに非常に困るのですが、先ずそれでは公取委員長にお伺いいたします。  この法律の改正案が出るに至りました事情について、大分通産省と公取委員会との間にいろいろな意見の対立もあつたように聞いております。まあそういうようなことで、恐らくこの改正案ができるに至りますまでには、両側にいろいろ意見があつたと思うのですが、意見がどういう形で合致してこういう改正案になつたか、公取側のほうから、これが必要になつた理由、それからまあその過程においてどういう点で通産省側と意見の相違があつたか、どうしてこの改正案にまとまつたか、この点を……

第16回国会 経済安定委員会 第9号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私は今次の先ず改正の理由からお伺いしたいと思います。政府が提出されました改正案の最後の頁に理由が附せられておりまして、その理由の中に「わが国経済の特質と実態に即応するよう、共同行為の禁止を緩和するとともに、」云々とあります。そこで先、ず我が国の経済の特質と実態とは何ぞやということからお伺いしなければならない。なぜその特質と実態の故にカルテルの禁止されておるものを緩和する必要があるのかという関連をお伺いしたいと思いますが、先ず我が国の経済の特質と実態ということについての御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、こういうようなお考えがあると今の御説明から推測できま……

第16回国会 経済安定委員会 第10号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 緒方副総理にお尋ねをいたします。先に本改正法律案が提出されました際に、緒方副総理がこの提案について御説明に相成つたわけでありますが、今次の改正がまあ成立をいたしますと、かなり前と違いまして、カルテルに対する態度、或いはトラストに対する態度というものが、緩和されて参るのであります。で今私は緒方副総理に、カルテル、トラストが全体の経済に及ぼす影響等についてお伺いしようとしているのではないのでありますが、そうなつて参りました場合に、今日の公正取引委員会というものの機構、これで果して十分であるかという問題が一つ生じて来るのでありますが、その前に私は、今までこの私的独占禁止法に対する、財界……

第16回国会 経済安定委員会 第12号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 合理化カルテルの問題について公取委員長にお尋ねします。この合理化カルテルですがね。現在ここにあるいわゆる合理化カルテルは、どういうような種類のものが今後できると予想されるのですか、形ですね、それからどういう事業に、どういう種類の事業にそういうものができるというお考えですか。
【次の発言】 私もここに書いてある合理化カルテルはまさしくその例の屑鉄に対するものと、それをどうもここに屑鉄に対するものと書けないから、そこにカモフラージユをしてこういう一般的な形を与えたのじやないかと、こういうふうに思つておる。で、品種の規格の統一といいますか、制限といいますか、そういうものは果していわゆる……

第16回国会 水産委員会 第3号(1953/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 五月二十九日の朝日新聞の夕刊を見ますというと、「内灘試射場問題について政府は地元との折衝を重ねているが、このほど漁業損失補償を一千四百五十万円とすることに地元との話合いがまとまり、二十九日の閣議で小坂担当大臣から報告した。政府としては更に今後も地元を説得する努力を続ける方針である。」。こういう記事が出ておるのであります。これで見ますというと、漁業の損失補償の額が地元との話合できまつたということになつておりまするが、この漁業損失補償というのは将来に対するものであるか、それから過去四カ月間に使用されておる間の損失補償であるかという点が第一、それから第二には、地元との話合と言うておりま……

第16回国会 水産委員会 第4号(1953/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 これは証人としてやつぱり喚問して頂きたいな。大勢切捨てたのだから、これだけは僕のほうを入れて下さい。ギヴ・アンド・テイク。
【次の発言】 実は私は大勢の人を証人として喚問しようと思つたのですが、いろいろどうも青山さん等の御意見もありまして一人に限定したのでございますから、そのことは一つ曲げて、そう私の顔を潰さないで頂きたい。
【次の発言】 どうも又嘘をつかれそうな気がするので、この点について二枚舌を使わないという保証を青山さんにして頂ければ、それは何ですが、青山さんもそこまでの保証は付かんように思います。

第16回国会 水産委員会 第6号(1953/06/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 内灘の問題も非常に複雑な経過を辿りまして、そしていよいよ六月十五日からアメリカ軍の試射が開始されるようなことになつたのであります。で、この問題につきましては、すでにいろいろ論議されたところでありますが、一番問題になりました点は、やはり昨年の暮に政府が閣議の結局といたしまして内灘を四カ月に限つて使用する、こういうことできめたのでありますが、そして地元のほうも大体そういうふうに了解しておつたのでありますが、それが延期される、而も永久使用というようなことに政府の態度がきまりましたために、内灘の村民たちが激昂したことから非常にもつれて参つたように思うのであります。従いまして最初にこの政府……

第16回国会 水産委員会 第10号(1953/07/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私はこの法律案に賛成いたします。なお秋山委員並びに松浦委員より提案されました附帯事項につきましても賛成いたす次第であります。

第16回国会 水産委員会 第11号(1953/07/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 青山委員の御質問は大分林屋さんなり、政府の立場を擁護する観点からなされたもので、かなり柴野知事の主観と言いますか、そういうものを引出そうとされておつたようでありますが、私はそうではなくて、事実を確める問題で二、三御質問をしたいと思います。先ず私は柴野さんにお伺いしたいのでありますが、先ほどの御発言で、第一にこの調査等はすべて県に何ら知らせないで、外務省か、或いはどこか知りませんが、アメリカ軍かも知れませんが、すつかり行なつた。そうしてさあことを使用するという段になつて知事に話があつた。すべてが秘密裡に行われたと、こういうことでございますが、すべてが秘密裡に行われて、そうしてすつか……

第16回国会 水産委員会 第12号(1953/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 山中部長にお伺いしますが、過日の参考人を呼びましたときの話によりましても、政府のほうから、あそこの漁業協同組合へ出した漁業権制限の通知書を見ますと、一月一日から四月三十日までということで、その通知書に対して各漁業協同組合から承諾書が出ている。そして合意の上でとにかく使用が開始されておつたのですね。今度は何ら手続きをとつておらんというのがこの間の御返答だつたのですが、その後何かそういう問題について手続きをとつておられるかどうかということについてお伺いしたい。
【次の発言】 閣議で六月十五日から使用するということは決定したことなんでありますが、その決定に基いて、どういう方法で向うに通……

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 関連質問……。違法の措置はとつておらん、それはまあそれでよろしい。併しながら、その昨年の暮に〇・二五十出たということは、成るほど違法の措置ではなかつたけれども、〇・五というきめたものにプラスをしたことになつている。それは大臣のほうで以ておやりになつたのですから、これはあなたの見解でなくて、今度小笠原大蔵大臣はそれをおやりになるかどうかということをお聞きしたい。
【次の発言】 財政事情等もあるからよくお考えになるということは、これは七月の暫定予算において何らか考慮する余地もある、こういうことに解釈してよろしうございますか。

第16回国会 予算委員会 第7号(1953/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 今の問題に関連して質問いたします。福永官房長官の選挙違反の問題につきましては、五月三十日の予算委員会におきまして、私はこの点について緒方副総理にいろいろとお質しをしたのであります。幸い福永さんもお見えになつておりますので、私福永さんからお伺いしたいと思うのでありますが、五月三十日の予算委員会におきまして、私が、公明選挙を進めることを首相以下一生懸命やつておられるこの内閣において、その内閣の番頭である福永君のところから非常に大掛りな選挙違反を出したということは、これは非常に大きな政治問題である、こういう観点から緒方副総理に対していろいろと御質問を申上げたのであります。その質問の最後……

第16回国会 予算委員会 第17号(1953/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 只今の石原君の御意見を聞いておりますと、急ぐからということであります。併しながら急ぐと言つても性格を明らかにしなければならないものをそのまま放つておいて急ぐということは、却つて審議を紛糾させ長引かすだけであります。我々はこの予算案修正案なるものの取扱い方については、十分に予算委員会自体が検討しなければならん問題であると思うのであります。理事会はその内容に立至つて論議して、理事会が決定したから、これを直ちに予算委員会において強行するというべき筋合のものではない。理事会というものの身分は単に議事の運営を円滑ならしめるための申合せをやるところに過ぎないのであります。(「その通り」と呼ぶ……

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 修正案の性格等につきまして、先ず吉田総理大臣の御所見を承わりたいと存じます。  衆議院におきまして予算が大巾に修正をされ、その修正案が本院に回付せられて参つたのであります。この修正案は一体本院において取扱う上におきまして、誰が修正案の提案者であるか、或いは又この修正案に対して誰が責任を負うかという問題は、憲法に定められましたる予算の提出権の問題と関連いたしまして重要な問題でございます。そこで先ず総理にお伺いいたしたいのは、この修正案は政府がこれを了承をしたはずでございます。政府はこの修正案について責任を負われるものであるかどうかという点を総理大臣より御答弁願いたいのであります。

第16回国会 予算委員会 第19号(1953/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 只今の緒方副総理の食い違いがないと言われたのは私はどうもおかしいと思う。委員長は修正案の説明について全責任を持つと言う、ところが緒方副総理は説明された部分について責任を持つという、修正案のうちで、能う限りというのですから、或いは説明されない部分もあるかも知れない。そうするとその部分については責任を持たないということを意味する。意味が違うのです。私は委員長が言われたことを政府が率直にお呑みになればこの問題は難なく解決すると思うので、委員長の言われたようにこの修正の部分について政府が責任を持つて説明に当るというふうにして頂きたいと思います。

第16回国会 予算委員会 第22号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 極めて簡単なことからお伺いしますが、一つ一言々々御答弁願います。大蔵大臣にお伺いします。或る村が千石の割当てを受けた。その村の農家が百戸ございまして、そしてまあこれを十石ずつ出すことになつておると仮定します。その場合そのうちの二戸の農家が何かのことで五石しか出せない。ところが他の農家が十五石出したことによつて、この村は完遂したことになります。そこで問題になるのは、この村は完遂したのでありますから、大蔵大臣の言う通りにちやんと完遂奨励金は石八百円千石あたりやつて来る。そのうちで何かの都合で五石しか出なかつた家は石八百円、五石分もらえるのかもらえないのか。又十五石出した農家は十石分し……

第16回国会 予算委員会 第23号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 関連質問。このアメリカ駐留軍の引揚と申しますか、この問題について外務大臣にちよつと関連質問をさして頂きます。アメリカ側でこのアメリカ軍を引揚げるということの意思表明をしたのは誰によつてどういうような形でなされたかということを先ず伺いたいのであります。
【次の発言】 最近相互防衛協定というようなものが、このMSAの交渉の後にできるというふうに私ども考えておるのですが、そういうようなこととの関連。或いはダレス国務長官がアメリカの国会の証言で言つております日本の保安隊ですが、或いは日本の軍事力ですか、これを増加する問題との関連。こういうような点から見ますと、最近このことが特に取上げられ……

第16回国会 予算委員会 第24号(1953/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 只今の資料の要求の問題についてですが、よろしうございますか。
【次の発言】 先ほど木村君の言われました第一点。自由党、改進党、鳩山自由党の三党の間に秘密協定があるかどうかという問題は、一昨日の本予算委員会におきましてもいろいろ論議をされたのであります。その際に三派からは、と申しますか、改進党の竹山君並びに自由党の小澤君からはそういうものはないということを言われておつたのであります。然るにこういうものがある。昭和二十八年度一般会計、特別会計及び政府機関各予算案修正についての自由、改進、鳩山自由三党間の了解事項というものがございまして、昭和二十八年七月二十四日、以上の各項に亘る了解事……

第16回国会 予算委員会 第27号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 只今郵政大臣の言葉を聞いておりますと、まあ一生懸命に努力をしてそうしてそれでもどうにも足らないところはこれは一つ公債の枠を殖やすことによつてなんとかしよう、こういうお話でありました。大変わかつたようなお話でありますけれども、実はこの予算というものはやはり何のために設けてあるかということを考えて頂きたい。予算制度というものはちやんと一年間の計画を立ててそれを遂行するために、大福帳式のものでやつているのではない。それはおわかりになつていると思う。そういたしますと、ああいう修正を組みました以上、大体節約によつてどれくらい出る、或いはこうくこういう方法によつてどれくらい出る。それから先に……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 経済安定委員会 第閉会後1号(1954/08/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 二、三日前の新聞でしたか、新らしい経済政策、とにかく計画化された経済をやるんだというのでずらつと作文が出ておりましたが、あれは一体経済審議庁のほうで何か試案としてお作りになつたものですか。どうも新聞で知つたんでちよつとあれですが……。
【次の発言】 まだまとまつたものが出てないが、何かここで以て少くとも二十九年度予算の編成の際に当つて、大蔵大臣なり経済審議庁長官なりが国会で以て説明をしたものと違つた政策をとらなければならんということは考えられておるのですか。
【次の発言】 とにかく研究を命ぜられて何かを、お作りになつておるんなら、そういう下心が大臣のほうにあるからおやりになつてお……

第19回国会 経済安定委員会 第3号(1954/04/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 今の措置に関連してお伺いするのですが、例えば重油の使用で、今まで重油の使用を行われるのは結局燃料費の節約、それによつて価格を下げるという意味に使われておつたと思うのです。ところが今度行政措置その他で重油の節約を図るためにもう一遍もとへ戻す、こうなつて来ると今の石炭の価格から言いますれば、折角重油で節約したものが又そのために燃料費が殖える、そうすると又政府の物価引上げと矛盾して来るのじやないか、この点について政府のほうでは石炭の価格を引下げるとか、何とかいうようなことを考えておられるのかどうか。そうせんと折角或る種の、特にセメントなんかこれで相当価格を騰貴するのを抑えて行くことがで……

第19回国会 経済安定委員会 第閉会後3号(1954/09/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 この新輸出計画の策定について、前提となるものは輸入をほぼ今年度くらいにとどめる、こういうことが一方において考えられておるわけですね、そうしますとこの新政策のほうにあるのですが、食糧の輸入の増加、人口が毎年殖えて来る、それでそれに見合うだけの食糧を供給するのに、これは輸入を抑えて行つて、国内だけの増産で以て賄なつて本年度程度の食糧輸入にとどめよということが考えられております。ところでその後も、これは更に問題になるのでありますけれども、この年々の人口の増加、これは百何方になりますか、それと一体並行的に国内の食糧の増産が図れるものかどうか、それをどうお考えになつておるか。

第19回国会 経済安定委員会 第閉会後4号(1954/09/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 資料の問題ですがね。私昨日から要求したものはまあ出せないというお話でありました。尤もはつきりあれば出せないというのではなく、新聞に出ておるようなものはない、これはまあいろいろなものを何というのですか、ピツク・アツプして作つたもので、そういうものはない、それはなかなかお上手な返事のようであります、無論これは審議庁のほうからの答えでなく通産省からの答えであつたろうと思うのですが、まあなかなかずるいですね。とにかく通学省で輸出計画案なるものができておるのですね、これがそうなんです。こういうものをこしらえておいて、殆どまあ抜萃のようなものですが、それが出せないということは私は以てのほかだ……

第19回国会 経済安定委員会 第閉会後5号(1954/09/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 先ず石炭からお伺いします。先ず石炭ですが、竪坑なんか大分進められておるようですが、今日石炭界が非常に不況にあることは御承知の通りでありますが、基礎産業の一つとしての石炭は非常に景気変動の際にその景気変動の波に揺られやすい産業である。日本の場合におきましては、まあ大手筋は別といたしまして、特に中小企業、そのうちの小企業、石炭などの小企業、これが景気気変動に対する一つのクツシヨンのような役目をしておる。景気がよくなるというとだあつと始まる。そして景気が悪くなるというと何かもうすつぽらかしちやつてやめる。景気がよくなると又始める。確かにこれは一つのクツシヨンの役目をしていると思う。併し……

第19回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1954/08/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 極く僅かな点を二、三お聞きします。過日新聞紙上に出たところですが、防衛庁におきまして自衛隊の増強計画が、第九次の計画ですかについて木村長官の談話なるものが出ておりましたが、いわゆる第九次計画なるものは目下進めておられるのですか。
【次の発言】 先ほど長官は矢嶋君に対して、来年度の予算についてのお答えがあつたのですが、私はやはり来年度の増強計画も、まあ長期計画が確定はしておらないけれども、大体長期計画の一部としておやりになつておるものと、こういうふうに考えます。特にアメリカとの関係において、やはり昨年の池田・ロバートソン会談、その後のこちらにおけるいろいろな会談、或いはアメリカから……

第19回国会 内閣委員会 第閉会後3号(1954/09/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 内閣委員会の決定に基きまして、八月二十六日より九月一日までの一週間、白波瀬委員、矢嶋委員、それに私と、それから正式の派遣議員ではございませんでしたが、これに野本委員が加りまして、北海道に参りまして、北海道の陸上自衛隊を視察調査して参つたのであります。  北海道は御承知のように、北部方面総職部というものが設けられましてその下に第二管区隊、それから今度新設の第五管区隊が置かれ、更にこれらの両管区隊のほかに、北部方面総監部直轄の部隊がございます。第五管区隊のほうはまだ漸く総監部が新設されたばかりで、部隊が現在内地から移動しつつあるような状況でございますので、私どもはそのほうは視察いたし……

第19回国会 内閣委員会 第閉会後5号(1954/09/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 竹島問題について国際司法裁判所に提訴するという御方針のようでありますが、これはもうすつかりその手続はできているのですか。
【次の発言】 現実にはいつ頃提訴す  ることになりますか。
【次の発言】 今までの韓国とのいきさつから考えまして、その場合に韓国が同意しないことも考えられる、そうなるとどうなりますか。
【次の発言】 そうすると国際司法裁判所への提訴は直接のきめ手にはならん場合もある、こういうことでございますね。
【次の発言】 そうするとほかに何かきめ手はお考えになつていないのですか。
【次の発言】 先ほどからのお話ですというとまだ侵略とは認めておらん。とにかく韓国人が日本領土……

第19回国会 内閣委員会 第閉会後6号(1954/11/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 先ほど公安調査庁の活動についての御説明がありまして、公安調査庁ができましてからその組織も大分拡充されまして、人もこの表で見ますというと千六百七十八人おる。ところが御報告になつた活動を見ますというと、千六百七十八人の人が活動をしておるその役所の活動振りとは思えないような結果しか出ておらんのであります。まあ怠けておるとは思いません。一生懸命活動しておられるでありましようが、そういうふうな結果しか出てないということは、これはあれだけぐらいしか発表できないんで、あとはみんな秘密だ、こういうことなんですか。
【次の発言】 まあ只今のお話ですと、大きな複雑な刑事事件と同じようだと、こういうお……

第19回国会 内閣委員会 第閉会後8号(1954/11/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 保安庁の二十八年度の予算の費用の問題ですがね、まあ調達関係だけお調べになつてほかはやつておらないようなので、あなたのほうから詳しいことを或いはお聞きできんかとも思うが、あそこに技術研究所というのがありますね、保安庁に。保安庁の技術研究所に委託研究費といいますか、方々へ出す金、あれがどういうふうに使われたか調べたことがありますか。
【次の発言】 調べてなければ、まあ二十八年度の使い途を今調べろというのはどうもあなたのほうの仕事の範囲と違うかも知らんけれども、二十九年度と関係があるから私はちよつと申上げておくのだが、二十八年度の保安庁の技術研究所の委託研究費か何かは年度末にむやみにあ……

第19回国会 内閣委員会 第30号(1954/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 衆議院の議員提出法律になつておるほうでは法制局長官、内閣官房副長官、それから人事官及び検査官、大使、公使まで含んでいますが、この点こちらのは政務次官までで限られておりますが、これはやはわここまで含ませるほうがいいのではないかと思いますが、その点はどうでしようか。
【次の発言】 私はやはり入れたほうがいいように思うのですが、まあ内閣官房副長官にいたしましても、とにかくまあ長官とはかなり違いますけれども、併しやはり相当何といいますか任命等に当つて政務次官と同じようなことであるのでやはりこれは入れたほうがいいのじやないかと、他についても同じと思います。  それから先ほど竹下さんの指摘さ……

第19回国会 内閣委員会 第34号(1954/05/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 大変長い御説明で私ども大いに労を多とするものでありますが、この法案を審議するについて先ほども話しましたように相当やはり資料を出して頂かないといかんと思います。で、私どものほうとしても資料をいろいろ要求したい思うのでございますが、やつばり今ここで思いついてどういう資料ということを申上げかねるのですが、それを出して頂くについての便宜として、今までの衆議院のほうの審議の際にどういう資料が出されておつたかということをちよつとおわかりでしたならばここで言つて頂きたいのです。そうしましたらそれに落ちておるものを私どものほうとして出して頂きたいと、こう要求するつもりでおりますので、どういう資料……

第19回国会 内閣委員会 第35号(1954/05/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 これは一つ自治庁長官としてお伺いしておくのですが、今度市町村の合併が大分進行しております。殊に市が大分できまして恐らく町村のほうもできるだろうと思いますが、現在までのところ市がああいうふうに合併してできそれから町村ができましたが、あれによつて地方自治体の職員の減少が現実にどの程度行われたか。そうして又本年度中に行われる地方自治体の合併による減少、これはこれとは別だと思うのですけれども、それがどれくらいの予定になるのでしようか。
【次の発言】 それから警察法の改正が今日衆議院を通過いたしました。それでこちらへ送付されておるのですが、あれによりますと、大都市の自治警察がそのまま一年間……

第19回国会 内閣委員会 第40号(1954/05/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 資料の要求について。警察予備隊ができましてから今日に至るまでアメリカの軍事顧問が入つておりましたね。その警察予備隊ができましてから今日までのアメリカの軍事顧問の数の変遷があつたと思うが、それを警察予備隊時代はどれくらい、それから保安隊時代はどれくらい、今度はきまつておりますよ、それを一つ表にして出して頂きたい。それからそれがどういう所に配属されていたかを若し説明があつたら簡単につけて下さい。

第19回国会 内閣委員会 第41号(1954/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私は副総理にお伺いしたいのですが、第四十二条には「内閣に、国防会議を置く。」こう書いてある。そうしてその構成を見ますと、保安庁案によれば副総理、防衛庁長官、外務大臣、大蔵大臣、通商産業大臣、経済審議庁長官となつており、全部閣僚で充てられている。そうして「関係者の出席」ということがございますが、これは先ほどからの御答弁によりますと、構成員ではなく内閣総理大臣が必要に応じてこれを喚ぶということになつている。従いましてこれは明らかに内閣の内部の機関、そうしてここで以て諮られました案というものはここで以て決定されてそのまま生きるのじやない。これはやはり閣議の決定を経なければならんかと思う……

第19回国会 内閣委員会 第42号(1954/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 先ず木村長官にお伺いいたします。  自衛隊法の第三条によりますというと、「自衛隊は、わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対しわが国を防衛することを主たる任務とし、」、こうなつている。これは保安庁の場合の保安隊と違うということは、先ほど竹下委員の質問の際にも論じられたところであります。そこでお伺いしたいのですが、今自衛隊は、あなたのしばしばの言明、或いは副総理或いは吉田総理の言明によりましても、軍隊ではない、こういうふうに言われている。勿論私どもは今日の自衛隊は、もうすでに軍隊であると、こういうふうに考えているのですが、仮に一歩をあなたがたの議論に譲……

第19回国会 内閣委員会 第43号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 議事進行について。私は防衛庁並びに自衛隊法案の審議について外務大臣、大蔵大臣並びに通産大臣の出席を要求しておいたのですが、今朝はまだお見えになりませんでしようか。
【次の発言】 若しお見えになりましたならば、私はなお質問の持ち時間が残つておりますので、それらの方々に対する質問を続けたいと思います。
【次の発言】 岡崎外務大臣の御出席がありましたので、外務大臣並びに保安庁長官に若干の質問を行います。  昨日、木村保安庁長官に自衛隊の増強に伴つて駐留軍の撤退があると思うが、今度の自衛隊の増強について駐留軍の撤退を、それに見合う駐留軍の撤退の交渉を開始するか、こういう御質問をした。それ……

第19回国会 内閣委員会 第44号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 木村君から大分質問がありましたので、私の分は極く僅かですが、先ずお伺いしたいのは、今度のMSA援助協定によつて五千万ドルの小麦を買うことになる。その中の一千万ドル分が贈与になる。かの三十六億円の特別会計予算を審議いたします場合にも随分問題になりましたし、その後あの特別会計が設置されますときにもいろいろ問題になつたが、あの使い方がまだ明らかにされていない。あれはその後いろいろとアメリカとの折衝もあつたろうと思うのですが、どういうふうに使われることに大体話がついているのか。例えばどういう産業にあれが使われるのか、それが融資の形で行くのか或いは投資という形で行くのか、その辺についてもう……

第19回国会 内閣委員会 第46号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 第十条の教育局の問題についてお伺いいたします。教育局は、これは陸海空軍、三軍の教育の根本方針を司る局だろうと思うのですが、ですから、又それを実際的に進める局だと思うのですが、とにかく戦力なき軍隊ですが、これにやつぱり一定の教育方針というものがなければならんと思うのです。大日本帝国軍隊のときには、とにかく忠君愛国と言いますか、天皇のためには命を捧げるということが根本で以て教育が進められておつた。これがいい悪いは別として、いろいろ批判はありますが、とにかくそれが日本の軍隊の根本の教育方針になつておつたように私は思う。そこで警察予備隊、保安隊、自衛隊と変りますが、この自衛隊の教育の根本……

第19回国会 内閣委員会 第49号(1954/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 総理にお伺いいたしたいと思います。現在世界で最大の関心事になつておりますものは水爆の問題でございます。これは世界の全戦略を変え、又同時に世界のいろいろな国際関係をも変えるものであり、更には人類全体に非常な大きな影響を与えるものであります。日本は御承知のようにすでに数回の南方海域における水爆の実験によりまして直接の被害を受けたのであります。この水爆の問題は、今日政治の上のみならず、軍事の上におきましても最大の問題である。若し今後世界戦争が勃発するといたしますれば、当然日本は現在の地理的位置からいたしましても、水爆或いは原爆の被害を受けなければならないかも知れないのであります。若しこ……

第19回国会 法務委員会 第閉会後1号(1954/09/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 資料をお願いします。過日自由党の支部長会議における吉田自由党総裁が造船汚職の問題について触れましたことが、いわゆる暴言として大分問題になつております。あの吉田総裁の演説の全文を一ついただきたい。  それからあとで新聞協会のほうでこれについて抗議が出ました。それに対して何といいますか、釈明というのか、あの暴言の取消しというのか、言いわけというのか、何かそういうものが出ました。それを一ついただきたい。  それからあの暴言が出ましたあと、検察庁でも問題になつて、その会議なんかの際に、あの暴言についてもし何か、たとえば会議議事録や何かであれを論議したものがありましたら、そういうものをいた……

第19回国会 法務委員会 第閉会後4号(1954/09/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 ただいま法務大臣は国民が検察庁のまあ弱腰といいますか、とにかくああいうふうな事件がしり切れとんぼになつたことに対しましてまあいろいろ考えておりますが、そのことについて国民が誤解がある、こういうふうに言われる。それで誤解を解くということがあなたの任務にもなるわけであります。検察庁側の任務にもなるわけだと思うのですが、過日、衆議院の決算委員会におきまして吉田首相の喚問の問題が起つております。又証人として呼ばれました何ですね、佐藤検事総長、馬場検事正のこの証言の内容に関して、あれはまあ職務上の秘密で逃げてしまつたので、八カ条ほどの問題についてあなたにその許可を求めておる問題がある。あな……

第19回国会 法務委員会 第閉会後5号(1954/09/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 犬養参考人に対する質問に入ります前に、一言申し上げたい思いますが、それに実はこの委員会に吉田首相の御出席を願うようになつておつたと思います。そうして委員長もこの出席のことにつきまして官房長官等とお諮りになつて、まあ政府委員としての御出席ということについて、まあそう難色のないようなお話であつたのであります。ところがいまだ出席の御通知もないわけでございますが、これに私どもとしてはなはだ遺憾なことでございます。で、もちろん御出席にならないのは、いろいろ理由もあろうかと思いますが、やはりこの理由につきましては、委員長もあるいは御承知になつておるかもしれませんけれども、しかし私どもとしては……

第19回国会 法務委員会 第閉会後6号(1954/09/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私もいろいろお聞きしたいことがございますが、それはまた次の機会に譲りまして、本日はただ一点だけお伺いしたいと思います。それは、衆議院の決算委員会において吉田首相を証人として出頭することを求めているのです。ところが今の形勢では、外遊を前にして有相は公務多忙であるので出られないというようなことで、首相は証人として出願しないような形勢にある。そこで決算委員会は、証言法に基きまして首相を告発するかもしれないような段階に来ておるのであります。告発をされますれば、これは検事が取調べる、もし起訴ということになりました場合には、これはその点について、検事総長にその係りの検事は指揮を仰ぐことになる……

第19回国会 法務委員会 第閉会後11号(1954/11/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 二、三の事実についてお伺いしたいと思います。まず田中さんの御主人に伺います。山根という警部補があなたのところへ最初に治療に来た。それまでは、その警部補のことほあなた全然知らなかつたのですか。
【次の発言】 知らなかつた……。
【次の発言】 二度目に来たときにあなたに対してまあ盗聴器を備え付けることの承諾を求めたのですね。
【次の発言】 で、そのあとで、あなたに対して何かお礼をするとか何かそういうようなことがありましたか。
【次の発言】 それ一遍きりですか。
【次の発言】 その問題が起きてからあとでたぱこをもらつたときに、何かあなたに対して、こういうことを言うなとか、ああいうことを……

第19回国会 法務委員会 第閉会後12号(1954/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 ただいまの神田君のお話でございますが、どうも私は納得できません。一体法務委員会はいつ参考人の出頭を命ずる書類をそれぞれの人に通達いたしましたか。
【次の発言】 それでは次に、神田君はそれをいつ受取つたのですか。こちらから出ろという呼出しをいつお受取りになりましたか。
【次の発言】 山根君の場合を聞いておるのじやありません。あなたの場合……。
【次の発言】 それでは秋久君、岸本君はいつお受取りになりましたか。
【次の発言】 そうしますと神田君のところに送達されたのも、私は何じ鳥取市だからその時分だと思いますが、そうでしような。

第19回国会 法務委員会 第閉会後13号(1954/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 盗聴器の問題について若干お伺いします。これはいつごろから使い始めたものでございますか。
【次の発言】 そうしますと具体的に言つていつごろでしようか。二十六年ごろからですか。
【次の発言】 そうしますと、この方法を使用するに至りましたのは、たとえば当時のGHQのほうからこういう方法をとつたらというようなことがあつて、この盗聴器の使用ということが始まつたのかどうか。
【次の発言】 これは戦前に特高警察はなやかな時代にも、こういう方法をとつておりましたか。
【次の発言】 それと二十六年ごろ以降使用して、今日まああなたの言ですと、三十ないし四十台ある、こういうことでございますが、これは何……

第19回国会 法務委員会 第閉会後14号(1954/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 最近の密入国の状態についてお伺いしたいと思うのです。これは各国別、あるいは各国人別、それから去年と比べての増減、それから密入国者の検挙状況、それの送還の問題というような点について、一括して御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それではこまかい資料に基かないでもいいのですが、最近の傾向ですね、それを概略説明願いたい。
【次の発言】 朝鮮の方で帰られる方は相当多いのでございますか。全体としてのつまり在留朝鮮人の数は増加の方向に向つているのか、減る方向に向つているのか、いずれでしようか。
【次の発言】 そうしますというと、今のところ密入国も、それから正式の入国も少い、でまあこちら……

第19回国会 予算委員会 第3号(1954/02/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 本年度の予算を施行いたしまして、政府は物価を下げる、まあこういうようなつもりで、五%乃至一割の物価を下げるつもりのようですが、鈴木さんはこの予算が施行されることによつて、まあこれによつて起される一種のデフレーシヨンによつて、政府の予想されるような物価が下るというふうにお考えになりますか。
【次の発言】 それから国際収支の面ですが、政府の予想は私ども甘いと思うのですが、今年の国際収支は、やはり世界的な不況、特にアメリカがやはり予想されるよりは悪いと思うので、従つて日本の場合、その影響する国際収支もどうもよくならない。そういたしますというと、為替相場の問題が重大な問題になる。どうも為……

第19回国会 予算委員会 第6号(1954/03/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 予算の内容が明らかでないものをどうして審議できますか。
【次の発言】 内容が明らかになつて初めて予算というものは審議できる。漠然としたものを途中で明らかにするなんてそんなべらぼうな審議はない。委員長、議事進行について。
【次の発言】 議事進行について。(「昨日警告されたばかりじやないですか、委員長の議事運営に関して疑念あり」と呼ぶ者あり)議事進行に関して……。
【次の発言】 只今の大蔵大臣の説明を聞いておりますとこれでは予算の審議には入れない、私はこう思うのであります。なぜならば、とにかくあの修正案の過程は御存じはないかも知れませんけれども、あの修正案の科学技術振興費については、……

第19回国会 予算委員会 第11号(1954/03/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 関連。どうも只今の官房長の御説明では私納得できませんので、ちよつと通産大臣に関連してお伺いしたいと思います。この予算の説明書を見ますと、通産省所管の分で科学技術研究助成費六億円が支出されて、それが工業化試験費補助金が四億円、鉱工業技術研究費補助金二億円、この六億円の使途でございますが、これは、すでにどういうようなところへ出て、どういうような具体的な題目で研究がなされるのに補助するということがきまつているのじやないかと思うのですが、その通りでしようかどうか。これをちよつと通産大臣にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 只今の通産大臣のお話ですと、的確な対象はきまつておらんが、……

第19回国会 予算委員会 第12号(1954/03/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 副総理がお見えになつておらんので官房長官にお伺いしたいと思います。  昨日新聞を見ますというと、吉田首相が五月の半ば頃から外遊をするということが官房長官から発表されたようでございます。先ず私がお伺いしたいのは、それははつきりと首相からそういうことがきめられてあなたのほうに伝えられておるのか、そしてすでにこれについては何らかの具体的な計画が立てられたものであるかどうか、その上であれだけのことを御発表になつたのであるかどうか、お伺いしたい。
【次の発言】 首相が外国に行かれるということは、私は必ずしも悪いとは思はないのでございますが、今日の政局を見ておりますというと、非常に複雑になつ……

第19回国会 予算委員会 第22号(1954/03/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 本日は予算委員会も最終に近付きまして総括質問をやるこしになつておるのでございます。従来州らの本院の慣例によりましても、又衆議院等の慣例によりましても、総括質問の際に総理の出席を求めまして、そして予算審議の状況の結果につきまて、更に改めて最後のまあ一種の駄目押しをするというようにして参つたのであります。従いまして、私どもは総理が総括質問に出ることをずつと希望して参つたのであります。そして大体において常に総理が出られておりますので、今日も御出席になるということを私どもは期待しておつたのであります。而も総理が病気であるということでございますけれども、従来の例を見ますというと、総理の病気……

第19回国会 予算委員会 第23号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 先ず緒方副総理にお伺いいたしたいことは、日曜日に緒方副総理が大磯において吉田総理と会見をされまして、その際において政界再編成の問題を具体的に論議されたその結果といたしまして、新聞記者会見において保守合同を進めるということを御発言になつたのであります。でこの問題は勿論自由党或いは対象となる改進党、日本自由党等の問題だけではなくて、これは国の政治全体に関係のある問題でございます。この問題が取上げられまして、新聞の伝えるところによりますというと、早急に行われるであろうというのであります。即ち国会が終了いたしました後に、吉田首相が外遊をされる前に行われるように伝えられておるわけでございま……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 外務委員会 第3号(1954/12/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 前の吉田内閣は極めてアメリカの世界政策、特にアメリカの対共産圏政策に対して協力的であり、というよりもむしろそれに忠実に従つておつたと思うのであります。そこで今度の内閣がこの点についてどうお考えになるかを先ずお伺いしたいのでありますが、吉田内閣は、例えば大いに独立国になつたんだから自主的な外交をやる、こういうふうに言つておりました。ところが、サンフランシスコの平和条約において中国が招聘されなかつた。それでその中国に日本との講和の問題につきましては、日本が独立した後において、日本の自発的な立場で、台湾にある蒋介石の政府を選ぶか、或いは北京の政府を選ぶか、それを任せる、そういうようなこ……

第21回国会 外務委員会 第4号(1954/12/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 只今アジア局長のほうから、賠償の実施方式につきまして、向うへ引渡すものについて、政府が買入れてこれを渡すのではなくて、向うが日本の国内の業者から買つてそのつけを政府のほうへ廻すのだと、こういう方式をとるというお話を聞きました。これは非常にいろいろな問題を含んでおると思うのです。特にこういう点には十分留意をして頂きたいと思う。そうなるというと、入札の方式なり何なりを或いはとるかも知れません。又、そういう方法をとらないでも、業者のほうから自分のところが相当大きなものを買つてもらうということで非常に安い値で提供するという問題が起るかも知れない。その場合に、国内における価格を崩すだけなら……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会 第閉会後1号(1955/08/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 短い時間でございますから、ごく簡単に御質問いたしますが、第一点は、フィリピンの賠償の問題、それから第二点は国防計画についてアメリカと話をされるかどうか、この二点です。  第一点のフィリピンの賠償の問題につきましては、すでにフィリピン側から正式にこちらに賠償の申し入れがあったようでございます。いわゆる八億ドル賠償、案なるものはすでに鳩山首相が内諾を与えられておるというようなことも伝えられており、今日それが正式に申し込まれて参りますまでのいろいろないきさつというものが、いろいろ私どもに解しかねる点が多かったようであります。まあとにかく案が持ち込まれて参りますれば、こちら側としては正式……

第22回国会 外務委員会 第2号(1955/04/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 前々から委員長の方からも杉原防衛庁長官の出席を要求されており、よくわかっておるはずです。それにもかかわりませず、まあ開校式をやるとか何とかいうことで、さらにその次に今度は新たに施設の視察を追加するなんということは、これはもうこの委員会に出席しないという口実のようにしか私どもにはとれない。それで今日の外務委員会で防衛分担金等の問題にからんで、あるいは防衛計画の問題、それとのアメリカとの交渉の問題等もいろいろあるのに、そうやって逃げられることは、私ははなはだけしからんと思います。この点について私は即刻委員長から出席をさらに向うに要求せられたいと思うのですが、いかがでしょうか。

第22回国会 外務委員会 第3号(1955/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 まず外務大臣にお伺いいたします。私は分担金折衝の経過につきましてまだ発表する時期でないというので、この折衝の経過等については、まあお伺いしても答えが得られないのでいたしませんが、とにかく分担金を減らすという折衝はおやりになっておる。これには、やはりなぜ向うに向って減額を要求するかという理由があろうかと思うのであります。この理由はすでに新聞紙等にも散見しておるところでありますが、まだ当局の方からはっきり、いかなる理由で分担金の減額を要求しておるのかということを聞いておりません。従ってここで、この減額を要求するその理由を説明していただきたいと思います。

第22回国会 外務委員会 第閉会後3号(1955/10/20、3期、日本社会党)

○岡田宗司君 ちょっと今の園田さんの補足的な御答弁に関連して。将来決定するということなんですが、今までは入国の見地、今度は入国の見地でない立場ということになって御決定になるという。どういう方針をおとりになるか。まあ幾つかあるでしょう。それをまず上げていただいて、そのうちでどれに落ちつきそうなお見込なのか、それを一つお伺いしたい。
【次の発言】 許可してもよかろうというのは、入国の手続きという意味で許可してもよかろうというのか、そういう訓練を行うことを政治的に認めてよかろうというところから許可なさるのか。
【次の発言】 これは日米安全保障条約にそういうことがありますか。あるいは行政協定のうちに外……

第22回国会 外務委員会 第8号(1955/06/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私は、フィリピンとの賠償交渉の問題について伺いたいと思います。この間、ネリ大使が向うに帰りましてから、例の八億ドルの賠償案を鳩山氏から提示されたというようなことが伝えられておりますが、その後あれについて否定的な言明がこちらでも行われたし、向うでもマグサイサイ大統領から、そういうことはない……しかし一方ああいうものが、相当具体的な案がああいうふうに流布されている。そこで、まずお伺いしたいのは、どうしてああいうものが発表されるに至ったのか、あのいきさつをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 例の案ですが、かなり具体的な内容が示されたわけですが、今のお話ですと八億ドルという数字が……

第22回国会 外務委員会 第9号(1955/06/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 濃縮ウランの受け入れの問題ですが、これはアメリカが独占的に、まあイギリスが多少できるといたしましても、目下のところアメリカが独占的に供給するというようなときにひもつきの問題等がよく起るのですが、現在一体濃縮ウランを供給できる国が世界にどことどことどこか、また近い将来に濃縮ウランなりあるいはウランの鉱石なりをそのままでもいいのですが、供給できる国はどことどことある見込みか、そういう点をまずお伺いいたします。
【次の発言】 今度のジュネーヴ会議でございますが、これは日本は面接招請されているわけでないと思うのですが、オブザーバーを出す、それによって日本として得るところは相当あるだろうと……

第22回国会 外務委員会 第11号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 フィリピンとの賠償問題でございますが、先に大野・ガルシア協定が調印まぎわになってフィリピンの内政上のことからこれがこわれた。そして今回ネリ大使が来まして、こちらでいろいろと交渉が行われた。ネリ大使がフィリピンに帰りますというと、例の八億ドル案というものが出て参りまして、そしてその八億ドル案が出たときに、これは鳩山総理大臣が了承したものだというようなことが向うから伝えられて参ったのであります。こちらの方ではまあそれを否定しておったような形であります。どうもフィリピンとの交渉に当りましては非常に不愉快な問題が起っております。そしてまたフィリピン側の方の内政上の問題からいたしまして、い……

第22回国会 外務委員会 第12号(1955/06/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 本年の買付は千九百五十四年の農産物貿易の促進及び援助に関する法律、これによって買い付けておるわけでございますが、前年のものは例の千九百五十一年の相互安全保障法の第五百五十条によって買い付けておったわけですが、前の分は五千万ドルのうち一千万ドル贈与となっている、その一千万ドルの使途につきましては、これはアメリカ側が厳重に条件をつけている、そして日本の軍需産業の育成のために、これを使うことにさしているわけでございますが、しかもそれは日本側でもって自由がきかない、アメリカの方の意図を十分に入れなければ使うことが許されないような状況にありますが、私どもはこれはアメリカの政府がこれを通じて……

第22回国会 外務委員会 第21号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 ちょっと一点、アジア局長にお伺いいたしますが、タイ国が外国からだいぶ借款あるいは合弁事業が現在でも行われていると思いますが、それらはうまくいって……。たとえば一口に言って、踏み倒すというようなことがないかどうか。非常にスムーズにいっているかどうか、現在よその国との間で……、その点どうですか。

第22回国会 外務委員会 第23号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 今度の議定書の締結の承認の問題ですが、提案理由の説明のうちに「わが国と中華民国との間にはまだ通商航海条約が締結される段階に至っておりませんので、このたびこの双極の存続期間の再延長につきまして中中華民国政府と交渉いたしました結果、八月五日から一年間延長し、その後は三箇月間の予告期間をもって廃棄通告がなされない限り、そのつど自動的に一年間ずつ延長されること、」云々となっております。この「通商航海条約が締結される段階に至っておりませんので、」とありますが、これは現在のところ全然手がついておらんのですか、また今のところこの議定書があるので手をつける意思がないのか、その点をお伺いしたい。

第22回国会 内閣委員会 第閉会後5号(1955/11/01、3期、日本社会党)

○岡田宗司君 議事進行。ただいま砂田長官が、統一社会党は云々というようなことを言われた、私それを繰り返そうとは思いませんけれども、勝手な御解釈はおやめになっていただきたい。従ってここで今の点をお取り消しを願いたいと思います。
【次の発言】 福島調達庁長官にお伺いしたいのでありますが、砂川のきょうの事態について、先ほど福島さんは、調達庁の者が向うへ行って多分迫っ返されるであろう、こういうお話だった、で、もうあれからだいぶ時間がたっておりますが、現在までのところ、あなたのところへきている報告はどういうことになっておりますか。
【次の発言】 午後の測量は、それでは先ほどあなたの言われたもう話し合いで……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務委員会 第8号(1956/04/17、3期、日本社会党)

○岡田宗司君 それから日本の、こちらから出した回答、それからソ連の回答全部、それからこっち側の文書、申し込みの文書。
【次の発言】 ちょっと松本全権にお伺いいたしますが、ロンドンにおける交渉の際に漁業の問題については、両方で大体意見なくまとまったということになっていたようですが、この漁業の問題については全然しこりなくある程度の了解に達しておったわけですか。
【次の発言】 そこで平和条約がまあ事実上だめになった。そこでソ連の方では漁獲制限という手に出てきたわけですけれども、日本側といたしましては思いがけないことで、かなり各方面に大きな衝撃を与え、政府も相当ろうばいしたように私たちには見られるので……

第24回国会 大蔵委員会 第23号(1956/05/09、3期、日本社会党)

○岡田宗司君 まず閉鎖機関令に関連する分の問題から当局に御質問をいたします。  この提案理由の説明で見ますというと、昭和二十年の九月以来整理を進めてきて、当初千八十八あったが、なお今日相当な数のものが残っておるようでございます。私ども一番不思議に思いますのには、すでに十年余を経ておりまして、なおこういうものが幾多残っておるということは、どうしてこれが非常に長引いておるのかということをまずお伺いしておきたい。
【次の発言】 一体これはいつごろまでかかるのですか、見通しは。
【次の発言】 ただいまの御説明ですと、残ったものは対外関係があって非常にむずかしい。こういうことですと、この対外関係のものは……

第24回国会 内閣委員会 第33号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいま鳩山総理は、できるだけ努力しよう、こういうことを言われたのでありますが、これは憲法調査会を設け、憲法の改正、あるいは改正しないか、いずれの点についでも憲法について検討をするというととでありますれば、当然これは出さなければならぬ。それが今まで出す努力を、与党で憲法調査会を設ける案を出しながらしなかったということは、私は非常な手落ちだと思います。従いまして、首相はきょう言明されました以上、この憲法調査会法案を審議する過程において間に合うように、直ちにあなたの党の幹部諸君とお諮り下さいまして、衆議院の議運に、ここ一、二日中の議運でこれが議決されるように、一つあなたの方から御指示……


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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 文部・水産連合委員会 第1号(1953/07/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡田宗司君 私は文部大臣には、経過についてはよく御存じないと思う。そこで私から局長に最近の経過を質問して、その過程において文部大臣にも頭へ入れてもらつて、それから文部大臣のお答えを得たい、こういうつもりで私は局長に質問を開始しようとしておる。
【次の発言】 相馬君にやつてもらいましようか。
【次の発言】 局長にお伺いしますが、あなたがこの問題についてずつと長いこと専門的にやつておられたのですか。
【次の発言】 管理局長をどうして喚んでないのですか。
【次の発言】 今日の委員会は最初から一番深い関係のある人が一人も出ていない。これで論議するから、今までのようなことになる。だからやはりその一番深……



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データ更新日:2022/12/18

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