岡田宗司 参議院議員
4期国会発言一覧

岡田宗司[参]在籍期 : 1期- 2期- 3期-| 4期|- 6期- 7期
岡田宗司[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは岡田宗司参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

岡田宗司[参]本会議発言(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 参議院本会議 第5号(1956/11/17、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 鳩山総理大臣は、国会が日ソ共同宣言を承認したのちに引退すると言明されておりますけれども、他方にまた、後継総裁がきまっておらないということを理由に、鳩山総理の居すわりを策しておる者もあると言われておるのであります。総理は一体、いつ引退を表明し、これを実現するつもりであるかを、まず第一にお伺いしたいのであります。それは臨時国会の開催中に行うつもりであるか、そして次の首班指名をこの国会中に行うつもりであるかどうか、それとも臨時国会終了後辞職をして、首班指名を次の国会の劈頭に行うことを予定しておるかどうかを、まずお伺いしたいのであります。  昨年の秋、両派社会党の合同と、それに刺激されま……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 参議院本会議 第2号(1957/11/02、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昨日の岸総理の施政方針演説につきまして、若干の質問をいたしたいと存ずるのであります。  十月四日、ソ連において打ち上げられました人工衛星は、全世界に異常なセンセーションを巻き起し、ことにアメリカを先頭といたします自由国家群に激しいショックを与えたのであります。この人工衛星は、今も地球のまわりを、われわれの頭上を、驚くべきスピードをもって飛び続けておるのであります。人工衛星の成功は、科学の発展の上においてエポックを画するものであり、人類に対して偉大なる貢献をなすものであることは疑いをいれません。だが、このことは、科学と技術の面においてエポックを画……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 参議院本会議 第6号(1958/10/17、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいまの岸総理の会見に関する弁明について、若干の質問を行いたいと思います。  岸総理とアメリカのNBC放送の記者セシル・ブラウン氏とのインタービューの全米向け放送につきまして、ただいま総理よりいろいろと釈明がございましたが、これをそのまま受け取って納得して、この問題を不問に付するわけには参らないのでございます。多くの国民諸君も、これと同じ趣旨の総理の談話をすでに新聞で読み、あるいはラジオで聞いておりましても、それをそのまま信じて、釈然とすることはないと私は断言することができるのであります。事の真相を明らかにするために、以下の私の質問に対しまし……

岡田宗司[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

岡田宗司[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 外務委員会 第閉会後1号(1957/08/01、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 まず、お伺いいたしますのは、この共同宣言に盛られております日米委員会の問題、最近藤山外相はマッカーサー大使とこの問題について話をされておりますが、やはり話をされるについては、日本側の構想というものもあろうかと思います。新聞に伝えられるところによりますというと、この代表は外相一人の問題、あるいは防衛庁長官を加えたというようなこと、向う側としてはマッカーサー大使並びに在日米軍司令官というような話も出ておるのでございますが、まず、これらの構成についてどういうふうにお考えになって日本側として主張せられるのか。それからお伺いしたい。

第26回国会 外務委員会 第閉会後2号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は主として経済問題についてお伺いしたいのですが第一には中国との貿易の問題でございます。前の委員会のときには岸総理が出席されて、藤山外務大臣とともにお話になったことは、たとえば中国との貿易を発展せしめる上に障害物となっております指紋の問題、あるいはその他通商代表部の問題等についてかなりきつい態度、ところが今日までの経過を見ておりますと、指紋問題等につきましてもやや緩和された態度をとっておる。また第四次協定の問題について、その三団体の代表が向うに行く際に、特に自民党の池田正之輔君に政府の方の案を持たしてやったというようなことになっておるわけです。これは若干の進歩が見られるわけであり……

第26回国会 外務委員会 第閉会後3号(1957/10/16、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 過日藤山外相 が国連総会に出席されました際に、ダレスアメリカ国務長官ともいろいろ話し合いをされ、さらにイギリスにお渡りになりまして、イギリスの外務大臣ともいろいろお話をされておるようであります。もちろん国際情勢についても検討がございましたでしょうし、日本とアメリカの間の関係あるいは日本とイギリスとの間の関係についていろいろ具体的な話し合いをされていたろうと思います。たとえばアメリカにつきましては、防衛の問題もありましたでしょうし、あるいは原水爆の実験禁止の問題もありましたでしょうし、あるいは沖縄の問題あるいは日本品の排斥の問題等々の話し合いもあったろうと思います。イギリスにつきま……

第26回国会 法務委員会 第閉会後1号(1957/10/15、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 最近の新聞を見まするというと、売春防止法の実施前に、非常に忌まわしい事件か起っております。昨日の衆議院の法務委員会におきましても、この問題が取り上げられたわけでございますが、この事件が広まって参りますと、非常に大きな影響をあらゆる方面に与える。特に政界にも大きな影響を与えるものであるというふうにまあ私どもは観測しておるのでありますが、この事件について、法務大臣の方はすでに何か報告を受けておられるかどうか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは今まで報告を求めて、その報告せられた点について刑事局長からお伺いします。

第26回国会 法務委員会 第6号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 先ほど宮城さんもお触れになりましたけれども、売春防止法が来年の四月一日から施行される前に、すでに新しい形に移行しておる、新しい組織が生まれつつある。たとえば先ほどあげられましたような宿屋に転業してそして女中が売春婦であるというようなお話、あるいはまあこれは従来からあったのでしょうが、熱海に見られるような女あんまのこと、それからまた今後予想されるコール・ガールのシステムが広がっていくというようなこと、そのほか新しい形でいろいろ出てくるだろうと思う。たとえば最近問題になっております鳩森のような事態ですが、ああいう連れ込み宿が非常にたくさんふえてくる。これが一方において法律を作りまして……

第26回国会 法務委員会 第11号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 先ほど予算委員会でお伺いした問題でございますが、あれに関連する問題でございますが、行政協定の運用というものは、なかなかむずかしいものだと思うのですが、ずいぶんアメリカ軍、アメリカの兵士がやりましたことで、日本人側にとって不利なことがたくさんある。たとえば私の知人の息子がアメリカ軍の自動車にはねられて殺されました。これは明らかに酔っぱらい運転であったと思うのですけれども、これが証拠がないということで、結局公務中のことだということで、うやむやになってしまったというようなことで、いろいろ問題がある。けさの新聞を見ますというと、サイクリングに出たある若い者が、やはり自動車事故で死んだ、こ……

第26回国会 法務委員会 第14号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいまのお話によりますというと、まあ五、六千件あるわけですね。それで、そのうちの一割と、こういうことになって六百人くらいは請求するだろうと、それが大体十二日だけれども、一件について平均三千円であると、それでその計算でいくとまあ百八十万円必要なんだが、百万円しかない、こういうことなんですね。ところで、その五、六千件あるうちで約一割ということなんで、これは一体そのあとの九判の人たちは、これは知らないで請求をしないのかどうか。おおむね知らない方が多いのだろうと思いますが、これは知らしめる方法をとるのですか、とらないのですか、知らしめてこれが五割、六割請求してくることになれば、あるいは……

第26回国会 予算委員会 第7号(1957/03/11、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は三十二年度予算に関しまして総括質疑に入る前に、ただいま行われておりますいわゆる春季闘争に対しまして、政府がいかなる態度、いかなる方針をお持ちになっておるかについてただしたいと思う次第でございます。昨夜御承知のように、公共企業体の労働組合の方におきましては、公労委で決定いたしました調停案を受諾をするということを決定したのであります。しかるに政府におきましてはこれは受諾できないということを明らかにされておるのでございます。公労委は御承知のように公的な機関でございます。そして長いことかかりましていろいろな条件を考慮して決定をいたしまして、公共企業体等の労働組合におきましては、その要……

第26回国会 予算委員会 第15号(1957/03/23、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 それでは、山際総裁に対しまして若干の質問をいたします。先ほど総裁のお話でございますというと、今度の公定歩合の引き上げ、あるいは高率適用の緩和は、日本銀行として金融の健全化をはかるんだ、こういうことを強調されておったのでございます。お話をだんだん伺っておりますというと、これを行いました一つの背景といたしまして、世界経済の動きの点にお触れになっておる。そして世界景気は大体において伸びがとまった、そして高原景気と言おうか、あるいはまあ天井を横ばいしておるというような状態になってきておる。まあこういうような事態から、これが日本にも影響しておるんだというようなお話もございました。そしてまあ……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/25、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 運輸大臣にお伺いいたしますが、このたびの運賃の値上げ一割三分でございますが、これを行いますと赤字線がどのくらい減るのでございますか。これは運賃値上げと関連して大きな問題だろうと思いますが、その点に対するお答えをお願いしたい。それから国鉄の五ケ年計画を遂行いたしますと、赤字線がどのくらい減ってくるか。この二点をお伺いしたい。
【次の発言】 関連して。三十一年度の繰り越し額はどのくらいか、そうしてただいまの御説明によりますと、繰り越しにもいろいろ理由があります。三十一年度の繰り越し額のうちで、どういうような理由で、どのくらいが繰り越しになるかを御説明願いたい。

第26回国会 予算委員会 第17号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 関連質問。ただいま松浦君が最後にあげられましたオホーツク海での出漁の制限が、これはオホーツク海に面しております日本としては、単に漁業だけの問題でなくて重大な問題であろうと思います。この問題につきましては、もちろん交渉の際に十分に日本の立場を主張されておるとは思うのでありますけれども、伝えられるところによりますというと、昨年の河野・イシコフ会談の際に、このオホーツク海への出漁をもこちら側で譲歩をして、みずから制限するようなことを受けたということも伝えられておる。そういたしますというと、これは八万トン、十万トンの線でいろいろ問題が起っておりますが、それ以上にまた重大な問題が加わったも……

第26回国会 予算委員会 第18号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 日米安全保障条約並びにそれに基く行政協定の問題について、一点関連質問をいたしたいと思います。  それは、行政協定の運用の問題であります。日米安全保障条約に基く行政協定が、往々にしていろいろな問題を起し、紛争を起しております。そして、これが日本の独立性を傷つけるものもかなり起っておりまして、従って、私どもは、これが廃棄を主張しておるわけでございますが、実は、本月の二十日に、仙台の地方裁判所におきまして、日本の女子に残虐なる暴行を働き、これを殺害いたしましたアメリカ兵が死刑の宣告を受けておるのであります。ところが、この死刑の宣告を受けました米兵の身柄につきましてアメリカ側は、仙台の地……

第26回国会 予算委員会 第19号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 議事進行について。昨日私は本委員会におきまして、岸外務大臣に対して、仙台において死刑の判決を受けましたアメリカ兵の身柄が、仙台からアメリカ軍当局によって熊谷に移されました問題について質問いたしましたところ、外務大臣は、その事態については何ら報告も受けておらぬし、知らない。従ってこれを取り調べて善処するようなお答えがございました。この問題につきましては、これは法務省ともいろいろ関係のある問題でございますので、その岸外務大臣の実情を取り調べることに関連をいたしまして、法務大臣の御出席を願いたいと存じます。一つお取り計らいを願いたいと思います。

第26回国会 予算委員会 第24号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 関連。ただいまの公定歩合引き上げの問題との関連でございますが、ただいまの御説明によりますというと、三月も非常に輸入が多い、四月もそういう傾向が非常に大きい、こういう事情、この金融逼迫の原因の最大のものは、おそらく輸入の増大による揚超の問題が一番大きな原因になっておると思います。そういたしますと、この輸入の問題につきましてどういう政策をおとりになるのか、たとえばこれは公定歩合の引き上げによって輸入金融の方を押えていくということだけで足りるのか、あるいはまた輸入の面につきましてもう少し何か別の方策をおとりになるつもりであるのか、これはやはり今後国内の金融逼迫の問題と関連して重大な問題……

第26回国会 予算委員会 第27号(1957/05/10、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は春闘の問題についてお伺いをいたすのでございますが、この処分問題について国鉄総裁の出席を要求しておいたのでございますが、お見えになっておらないようでございますが、これはどういうふうになっているのでございましょうか。
【次の発言】 一昨日春闘の処分が発表をされまして、特に国鉄関係者におきましては大量の解雇が出たのでございます。これは非常に大きな問題であると私は思う。単にこれは過去に起りましたことに対する処分ということでおやりになったようでございますけれども、これが影響というものは重大な問題があるのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)今日これが大きな問題となっておりますだけでな……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 法務委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいま御報告のうち、ちょっとお尋ねしたいことがある。それは宇都宮君から告訴された人の名前なんですがね。ある人はちゃんと名前が出ている。それからある人は某という、これは一体どういうわけですか。名前は出せないわけですか。
【次の発言】 そうすると、某が二人出ているわけですが、片方の某は、これは立松記者ということになったわけですか。
【次の発言】 そうすると、この某は複数ですか。
【次の発言】 もう一点。じゃこの検事の方も単数か複数かまだ捜査中ですか。
【次の発言】 この検事はほんとうに捜査しているのですか。
【次の発言】 いや名前は聞いているわけじゃないのですが、そうすれば高検の方……

第27回国会 法務委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいま一松さんからの御意見でありまするけれども、私、別に事をこまかく反駁をしようとは思いません。しかし、ただいまの亀田君の質問に対する花井検事総長の答弁は、私どもを満足させないのであります。私どもは事件のこまかい捜査の内容に入ろうということを何も申し上げておるのじゃない。一体余罪というものが収賄罪に関係のあるものかどうかということを聞いておるのです。こういうことは何も内容に立ち人っているわけでも何でもないので、そういうことくらいは、これはお答えになったって、別に捜査がそれによってどうこうなるというものではない、私どもはそう信じておるのであります。  それはそれといたしまして私一……

第27回国会 予算委員会 第2号(1957/11/08、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は過日予算常任委員会に対しまして、昭和三十三年度の防衛庁の大蔵省に対する予算の要求、それと三十三年度における防衛庁の自衛隊の拡張計画についての資料を要求しておきましたが、それが配布されておらぬのであります。それをどういうふうにお取扱いになっておるか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 各省におきましては概算要求を発表しておるのであります。たとえば私は法務委員会に属しておるのでありますが、法務省の要求をすでに法務委員会においては十分に御説明さえあった。私はその資料をいただいておるのであります。防衛庁だけがなぜ出せないのか、これを私は防衛庁長官にお伺いしたいと思います。

第27回国会 予算委員会 第3号(1957/11/09、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 関連質問。
【次の発言】 きわめて短かく……。昨日のアイゼンハワー大統領の演説はお読みになったことと思うのであります。その演説は、フルシチョフの最高級の会談に対しては何も答えないで、そしてミサイル生産を強化する、そうして集団防衛を強化することを強く訴えておるのであります。この集団防衛の強化ということは、やがて日本をも含む問題でございますし、また、日本におけるアメリカの駐留軍の強化の問題とも関連しておるのであります。私どもが非常な危惧の念を持ちますことは、日本に対しまして核兵器を与える、あるいは配付するというような問題につきましては、岸首相は、核兵器は持ち込まないということを、それ……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 外務委員会 第閉会後1号(1958/05/31、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 今の問題に関連してお伺いしますが、長崎の国旗事件がありましたあとに、陳毅外交部長から、非常に強い岸総理非難の演説がありました。それに対して外務省で、選挙中のことですが、見解を発表された。あれはあなたの手元で出したのですか。
【次の発言】 しかし、新聞で、私は、外務省の見解なるものを、ずいぶん長く、相当なスペースをとったものを読んだんですが、あれは一体どこで出したんですか。
【次の発言】 まあ、政治的な問題は、これはあなたなどに聞いても無理だと思うのですが、長崎の国旗の問題ですね。あれが向うのプレスティージを傷つけ、特に今の中国は、非常にナショナリズムが強く、日本に勝った国だ、それ……

第28回国会 外務委員会 第閉会後2号(1958/06/09、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 それじゃお伺いいたします。ここのところ、新聞やラジオで伝えられておるところを見ますというと、アメリカとの問の原子力協定がいよいよその締結される段階に来た。ただ問題は、日本でもって輸入したウラン、あれをこちらでもって使いまして、そのあと出ましたものを向うで引き取る場合、日本側では、前回からそれは軍事力には使ってはいけないというふうに向うに求めておったのですけれども、どうもアメリカの方が聞かないということで、だいぶ締結がおそくなっておったのですが、どういうふうな形で今それが進められつつあるか、そして果して新聞で伝えられておるようなことで落ちつくことになるのか、まず、その経過を一つ御説……

第28回国会 外務委員会 第3号(1958/02/13、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 この説明のうちで、「新国家が正式に成立し、わが国がこれを承認しました際は、直ちにこれを切りかえる措置を講ずる必要がある次第であります。」と言われたのでありますが、この新たなる連合国家ができまして、わが国がこれを承認するというのは、一体いつごろになるのか。また、そのことについて、向うから承認を求められてからするものなのか、あるいは進んでするものなのか、その手続等についてまず伺いたい。
【次の発言】 それから今度新しい国家になりましてから、大使館をエジプトに置き、ダマスカスに総領事館を置くことになりますが、その規模ですね。エジプトの大使館の規模、並びにシリアの総領事館の規模は従来のも……

第28回国会 外務委員会 第5号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 文化協定が各国と結ばれて、文化交流が盛んになることはけっこうなんですけれども、やはり予算の裏づけがなきゃならぬと思うのです。それでなければ一向仕事ができない。ところで、三十三年度の予算は一体どれくらい要求されておるのか、まず最初に大蔵省に外務省が要求した予算、ぶった切られて今度国会に出された予算、それを一つお聞かせを願いた
【次の発言】 まあずいぶんひどくぶった切られたもので、とにかくまあこれは話にならないのですが、だんだん協定を結ぶ国が多くなっていくと、やっぱりちっとは仕事をしなければならないが、一体、今度の三十三年度の五千何百万円の使い道はどういうふうにしようとお考えですか。

第28回国会 外務委員会 第9号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 今度の赤城農相が代表として出かけるについての問題について、森さんから先ほど御質問がございましたが、私もその問題について二、三お伺いしたい。  第一の点は、小塚さんが急遽帰ってとられました。それで羽田で記者会見をしたときの話、それからその他また平塚さんの談話として伝えられる話によりますと、漁業交渉は大体壁にぶつかった。それでこれはブルガーニン、フルシチョフと政治折衝をしなければどうしても解決できない問題だと、こういうふうに言われておったのであります。それはその通りでありましょうか。
【次の発言】 議事進行について。私の発言をおとめになって、直接今の水産庁長官の発言に対する御質問じゃ……

第28回国会 外務委員会 第12号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいまよく研究してやられるということですけれども、こういうことはやはり早くしないとまずいと思うのです。いよいよこの条約が国会で承認されるというようなときになっては少々おそいと思うので、これは政府として早く、内政には日本としては干渉しない、それからそういうことは、どこの国がそういうことをしようと、反対するという立場を明確にしていただきたいと思うのです。  それからインドネシアの内戦が早く終ることを私どもは希望するし、また、それがなければせっかく条約が締結されても、これは実施の上にいろいろ問題があろうかと思います。今の形勢からいえば、私は今の中央政府が大体強いと思うし、また、外電等……

第28回国会 外務委員会 第13号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は昨月のグロムイコの提案ですか、これが世界中に非常に大きな反響を巻き起したと思っております。で、この反響が日を追うて私は大きくなっていくと思う。米英もこれに対しまして黙って無視していく、あるいはこれにけちをつけてほったらかしておくわけにはいかない段階にきておると思う。で、問題は、実際にこれが効果を発揮するように、日本もまた積極的な働きをしなければならない、こう考えるのですが、アメリカは近く一連の実験を開始しようとしておるのですね。で、今の藤山外務大臣のお話ですと、いろいろ向うから参りました公電をもとにして検討をしてということになっておりますと、そのうちにアメリカはどんどん四月ご……

第28回国会 外務委員会 第15号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 沖繩の問題についてお伺いしたいと思います。  去る五日の日に、スタンプ太平洋軍司令官がアメリカの下院の外交委員会におきまして、沖繩の問題について次のような証言をしておるのです。アメリカはただ一つの理由のために沖繩を保有している、それは米国自身の国防に必要だということだ、米国は沖繩の軍事施設と装備に十億ドルの資金を注ぎ込んでいる。中共軍のような強大な共産勢力が存在する限り、沖繩を放棄することはできないし、われわれはそのようなことを考えることすらしてはならない。小笠原諸島についても、沖繩の場合と同様の諸条件がこない限り放棄したくない。こういうことを言っておるのであります。アメリカ側の……

第28回国会 外務委員会 第17号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 すでに森君、羽生君からただした問題でありますが、私も中国との貿易協定の問題から生ずるいろいろな点について二、三お伺いしたいと思います。  本日の日本経済新聞にも伝えられておるようでありますが、日本からの人絹の輸出が、まあ最近中国側の方が非常に硬化してきておる、条件がむずかしくなってきておるということを伝えておるのであります。これはほんの一例にすぎません。それからまた、日本の商社の人が中国の都市におりますが、滞在期間の更新の問題も非常にむずかしくなってきておると聞いております。そういう点から見ますと、この第四次貿易協定が、政府がああいうふうな愛知官房長官の談話を出しました結果として……

第28回国会 内閣委員会 第34号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○委員外議員(岡田宗司君) 国防会議の議長としての総理大臣にお伺いいたします。  それは、日本で新しい機種の内定がなされた。つまり、F11Fが防衛庁の幹部によって内定された。さらに、今度国防会議によって確認されたわけなんです。このF11Fの内定ということは、総理大臣はどういうように解しておられるか、決定と内定というのはどういうふうに違うのか、それをまずお伺いしたい。
【次の発言】 F11Fは、アメリカで試作機が二機できておるだけなんです。そしてアメリカの、これは陸軍も海軍も空軍も採用しておりません。たった二機の試作機だけなんです。そういうようなものを決定をするということは、かなり冒険ではないか……

第28回国会 予算委員会 第4号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 関連。ただいま官房長官のお話ですと、それは何も予算に関係のない法案、こういうお話でございますが、ところがこの退職年金制度にするかどうかということは、これは恩給制度全般に関係のある問題であり、特に今次の軍人恩給の増加の問題とも重大な関連を持っていることであります。その点からして、大蔵省でもそれは年金制度にもっていった方がいいということで、大蔵省も案を考えられておったのであります。ところが奇怪なことに、総理府長官がこの問題に反対の態度を表明されている。それは、いや急いでやるとずさんだとか、恩給局をどうするのだ、こういうことなんです。それでごちゃごちゃになって、今日出せない。岸総理は、……

第28回国会 予算委員会 第12号(1958/03/15、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は沖縄の問題について若干と、なお主として防衛計画の問題等についてはお伺いする予定であったのでありますが、その前に大蔵大臣に対しまして、三月十日羽田の空港において起りました事件についてお伺いしたいのであります。  沖縄に社会大衆党から分離いたしまして、私ども日本社会党の分身である沖縄社会党というものが結成されたのであります。その創立者の一人である沖縄の立法院議員の宮良寛才君が二月二十一日に東京に参りました。そうして三月の十日に帰国することになったのであります。宮良君は自分の用でこちらに参りましたが、同時に当時開かれました社会党の大会にも出席し、現在行われておりますところの琉球の立……

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/03/17、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいまの大蔵大臣の御発言を聞いておりますと、一昨日のことを一歩も出ておらない。委員長の御注意にもかかわらず、一昨日より一歩も出てないということは、不誠意きわまる態度と言わなければなりません。私どもはこれは断じて許すことはできないのであります。今度の事件は単に宮良寛才君一人に対して、個人に対して行われた侮辱ではないのであります。この事件、特に怪電話の問題は、これは重大な政治的な問題と私どもは見ざるを得ない。  今次の沖縄の立法院選挙は昨日行われまして、本日開票されるでありましょうが、この沖縄の立法院選挙に、沖縄には社会党並びに民連から十九名の候補者が立っております。この民連の政治……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 外務委員会 第閉会後1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 まず、イラクの承認問題についてお伺いします。  先ほども外務大臣の御見解ですと、とにかくイラクの新しい革命政府は落ちついておって、そうして国民の支持も受けておる。さらにまた、イラクの革命政府の外交政策も特に他国との間にトラブルを起すようなことはない。従って、まあ承認をすべきであるということであったのであります。このことは私は大へんよろしいと思うのでありますが、なおもう一つ私は、イラクの政府をすみやかに多くの国々が承認することが中近東のあの紛争、危機を落ちつける大きなステップになると思うのであります。それはイラクの革命がアメリカの出兵の原因となったのであります。従って、イラクにおけ……

第29回国会 外務委員会 第閉会後2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 派遣された者は、佐多忠隆、安部清美、岡田宗司の三名並びに渡辺調査員であります。それで、私どもは、下関、対馬、壱岐、唐津、大村、長崎の各地を視察いたしまして、関係者諸君と懇談する機会を得たのであります。その問題は、例の李ラインの問題並びに密出入国、密貿易の問題、それから大村におきましては収容所の視察、事情の聴取、長崎におきましては日中漁業関係の問題等について、いろいろ関係者から事情を聴取したのであります。その内容につきましては、報告書を提出してございますから、これを速記録に載せていただきまして、それでごらんを願いたいと存じます。

第29回国会 外務委員会 第3号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 日中関係についてお伺いいたします。  貿易の打開の問題についてはいろいろ御答弁があったようでありますが、同じようなことを繰り返して聞こうとは思わないのですが、たた一つ、私がお伺いしたいのは、貿易の問題がああいうふうにむずかしくなってくると同時に、日中の関係というものは悪化していくということ、これは単に今後貿易を再開するということだけでは片づかない問題が出てくるのであります。つまり、日本と中国との関係が、ある意味で新しい段階に入ってくる。ここで一体今後日本と中国との関係をどういうふうに持っていくかという基本的な考え方というものが政府の方で確立しておらなければ、貿易の打開の方法につい……

第29回国会 外務委員会 第閉会後3号(1958/08/29、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 中近東の問題が国連の緊急総会によるアラブ諸国の決議案を満場一致で採択することによりまして、どうやら落ちつきを見せ、解決べの道を歩み出したのであります。ところが、最近に至りまして、日本のすぐ近くにおいて、すなわち中国の沿岸において、中国の軍隊と台湾の国府の軍隊との間に武力衝突が起りました。そうしてこの問題が今度はまた大きな国際的な危機にまでなりそうな気配を示しておるのであります。私どもは、これは近いだけに、また、同時にわれわれはこの国際緊張のうちに巻き込まれるおそれもあるように思いますので、この点については深い関心を払わざるを得ないわけであります。おそらく外相としてもこの問題につい……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 外務委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 ちょっと羽生君の質問に関連しまして、これは防衛庁長官にお伺いいたします。  先ほど羽生君が、日本におるアメリカ軍の出動について協議をする問題を提起されたが、外相からお答えが得られなかったのでありますが、一体、現在のようなプッシュ・ボタン・ウォアに近い状況において、事前の協議というようなことが可能なものですか。これはあなたは防衛庁長官ですから、軍事的な見地から、そういうような場合における事前の協議とはどういうものであるかということを、あるいはまたできるかできないかおわかりだろうと思うのですが、それを明確に答えていただきたい。

第30回国会 外務委員会 第3号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 昨日の新聞に、岸総理がブラウンNBC記者と対談したことについて、御承知のように新聞は大きく報道しております。この問題は非常に重大な問題でございまして、私どもは、この問題は岸首相に、国会を通じて国民にその真相を明らかにしていただかねばならぬと思っておるのであります。もちろん委員会においてもこの問題は追及をしていかなければならぬという考え方を持っておりますが、それにつきまして岸総理は、いろいろ内容について否認をされておるようであります。私どもは、この問題の真相を明らかにするためには、まずNBC放送の録音があると思いますが、それを一つ、委員会を通じまして、私は、外務省に取り寄せていただ……

第30回国会 外務委員会 第4号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 関連質問をいたします。ただいま総理のお話を聞いておりますというと、海外派兵はしない、憲法の制約の範囲内で、相互援助の基地を日本の方から提供すること、その方法があるというお話ですが、それでは、海外派兵を除いては、今の現行憲法と抵触しない範囲でアメリカにオファーする援助というのはどういうものであるか、それを私は明示していただきたいと思うのであります。例をあげて一つ御説明願わないと、どうも私、納得できない。それを一つ例示していただきたい。
【次の発言】 基地の問題がありましょう、ですけれども、この基地の問題についても、アメリカ軍が単に日本の防衛だけでなくて、外へ出ていくのに使うというこ……

第30回国会 外務委員会 第6号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 まずラオスの政情についてお伺いしたい。ラオスは北ヴェトナムと接触をしておる。それから南ヴェトナムとも接触しておる。それからカンボジアともなにしておりますが、あそこのインドシナ半島におけるそれぞれの国の対中国関係というもの、あるいはまたフランスとの関係というものは、かなり複雑ですが、そういう観点から見て、今ラオスは中国とどういう関係にあるか、北ヴェトナムとどういう関係にあるか、南ヴェトナムとどういう関係にあるか、フランスとどういう関係にあるか、その点一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、その中国との関係ですが、カンボジアがああいうような形でもって中国を承認した。中国……

第30回国会 外務委員会 第7号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 まあ原子力の平和利用の一番大きな問題として、原子力発電の問題があります。今も大臣が言われたように、イギリスから十五万キロを導入することが第一だということですが、今後これが日本の発電にとって大きな意義を持つことになろうと思うのですが、ところで、原子力発電は、一体政府は今後純然たる民間の企業としてやらしていくという方針なのか、それとも、これは国家の資本でやっていく、たとえば公社という形でいくというふうな――私らはその方がいいと思いますけれども、あくまでも民間の資本でこれをやらしていくという方針かどうか、そこのところをまずお聞きしたい。

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 関連して。ただいま藤山外務大臣のお答えですと、重大な問題の場合ということを言われたのですが、私どももその事務的なようなことの協議の問題ではなくて、重大な問題の協議が問題だと思うのです。そこで、政府でもって想定される協議を要するような重大な場合というのは、どういうことなのか、その重大な場合についてあなたの方から、こういう場合が重大なんであるということの列挙を一つしていただきたいと思います。
【次の発言】 総理にお伺いいたしますが、現在の日米安全保障条約において、日本はいかなる軍事的な義務を負うておるか。総理は過日どこかでのお答えでは、軍事基地の提供がそれであるというふうにいわれてお……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 外務委員会 第2号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 藤山外務大臣に、まず日米安全保障条約改定の交渉の問題についてお伺いいたします。外務大臣は、方々の講演会あるいは国会においても、この安全保障条約の改定の交渉をすみやかに行なって、三月中には調印をしたい、こういうようにお話しになっておるようでございますけれども、三月中というともう間もなくでございますが、間もなく交渉を開始せられる予定であるか、またその交渉を開始されるならば、外務大臣が期待しておるように、すみやかに交渉がまとまって、三月中に調印ができる運びになる確信をお持ちになっておるのかどうか、まずそこからお伺いいたします。

第31回国会 外務委員会 第3号(1959/02/17、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 この条約が締結されますと、日本の方からの輸出品もふえるという見込みだとおっしゃるんですけれども、どういうようなものがふえる見込みにあるのか。また、そのことについて、これが締結されると同時に、そういうような話が急速に進むような何か話し合いがすでに行われているのか、その点お伺いしたい。
【次の発言】 一番しまいについている沖縄に関する交換公文ですね、これはなんですか、常識的に言えば、現在沖縄は日本の施政権の行われているところではない、従ってこれは省くのだ、こういう意味だと思うのですが、裏返しにすると、これは日本に潜在主権があるということを、そういうことをうたっておるということなんです……

第31回国会 外務委員会 第4号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 今の森君の質問に関連いたしまして、バンデンバーグ決議と、新らしい安保条約の関係についてお伺いいたします。この間うち、藤山さんの構想か、要綱のようなものが新聞に出ておりますのを拝見いたしまして、だいぶ、どういう点を改定しようかということはわかってきたわけでありますが、そのうちで、バンデンバーグ決議と、今度の新しい条約はどういう関係において見ているか、そうしてその点について、外務大臣は、バンデンバーグ決議との関係においてどういうような条約に表現されるのか、内容を盛り込むか、そういう点がちっとも明らかにされていないのです。これはまあ先ほど森君の指摘されたように、向う側との話し合いでは、……

第31回国会 予算委員会 第18号(1959/03/30、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 本日朝、日本国とアメリカ合衆国との安全保障条約第三条に伴う刑事特別法違反事件で、東京地方裁判所で裁判に付せられておりました武藤軍一郎君外六名の学生に対しまして、東京地方裁判所の伊達裁判長は、全部無罪の判決を言い渡したのであります。その判決文の要旨のうちに日米安全保障条約は、国内的にこれは憲法違反である、また行政法あるいは行政協定並びに刑事特別法も、同時に憲法違反であるというような重大な法律的な内容を含む判決が下されたのであります。  この事件について、私どもは本日、その情報を受けたのでありますが、このことについて、正確なることを一つ、法務大臣からお聞かせ願いたいと思います。

第31回国会 予算委員会 第20号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 まず総理大臣及び外務大臣に対しまして、安保条約改定の問題についてお伺いしたいと思うのです。  四月三日の政府与党の会議におきまして、安保条約の改定の要綱がきめられまして、これが新聞に伝えられております。さらにまた行政協定の改定につきましての要綱ができたようにも伝えられておるのでありますが、これらの内容については一応新聞に伝えられておりますけれども、大体政府としてその方針がきまったと思うのであります。そこでまず外務大臣からこれらの政府が今アメリカ側と交渉するに先だって、いかなる点についての改定を求めようとしておるかということについて、この要綱に基いてまず御説明を願いたいと思うのであ……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 予算委員会公聴会 第1号(1957/03/15、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 一点お伺いいたします。  それは三十一年度の国民分配所得というものは非常にふえた、それから三十二年度に減税をやりますし、おそらく国民分配所得もさらにふえてくると考えられる。そういたしますと、今度は消費財に対する需要が非常に大きくなるだろう、これが大きな影響を与えまして、そうして内需の増加が参りまして国内の物価を騰貴させる、特にそれが生産財の方の物価をやはり刺激して騰貴させる、それが逆に今度は輸出品の価格に非常に大きく響いてきて、これがさっき指摘されました国際物価との関係を、本年は政府の予想しているより悪くさせるのじゃないか、そういう危険がある、そうなって参ります、この政府の予想し……

第26回国会 予算委員会公聴会 第2号(1957/03/16、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 今井さんにお伺いしたい点が二点ございます。第一点は、今、吉田君も問題にされました恩給の問題でございますが、恩給がどんどんふえて行く、これは問題だろうと思います。一方においていろいろな年金制度、いろいろな形で作られている、これは何らかの形で統合しなければならぬ問題ではないかと思いますが、この点について、今のうちから研究をし、新しい年金、いろいろな年金を作り出す場合にも、それとの関連性を考えて行かないというと、非常に複雑になって統合ができなくなって、重複だの、むだだのが多くなってくる。その統合の問題について、将来の見通し並びにそれについての対策をお考えになっているかどうか。  それか……

第26回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 まず第一にお伺いしたいのは、この事項別内訳表の第六の景気動向調査の点であります。これは重要なことは申すまでもないことでありますが、ことしからこの項が設けられて、そうして一千万円ほどの予算が計上されたのでありますが、これの本年行おうとする計画、それを概略御説明願いたい。
【次の発言】 この方式は、大体アメリカで今行われているのをもとにしてやることになるのですか。
【次の発言】 今までアメリカでやっております方式は、景気予測をやりまして、これは当るとか何とかいうふうな表現がいいかどうかわかりませんけれども、どの程度確実に見通しがつくのか。

第26回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 昨日は経済企画庁と外務省と防衛庁と、三つの所管の予算の審議をやったわけです、その際に、経済企画庁については宇田国務大臣が御出席、それから防衛庁については小満防衛庁長官が御出席になっておる。外務省についてはもちろん総理大臣は私ども要求申し上げませんでしたが、本日は通産大臣おいでにならぬのですが、私どもはぜひ出席していただきたいと思います。
【次の発言】 先ほど通産大臣の御説明ですと、まあとにかく通産省としては、貿易の振興ということを非常に重視しておるというお話でございました。もとよりその通りでございますが、三十一年度の貿易の状況を見ておりますというと、だいぶ、三十一年度の予算を組み……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 法務・外務委員会連合審査会 第1号(1958/02/14、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 今度の外国人登録法の改正ですね。これに至りました経過でございますが、前に、私どもは、この外人登録法のうちにある指紋をとることが、これが外国との交流の関係においていろいろな障害となっておる。私どもも外国へ行きました際に、こういうことが行われるといたしましたならば、それは非常に快からぬものを感じるのでございますが、そういうようなことで、私どもは指紋をとるということを早くからやめることが日本にとっていいというふうに考えておりました。特に中国との貿易の問題がだんだんに進んで参りまして、そしていつも代表部の設置の問題についてこれがからまっておる。あるいはまた、見本市を開く問題について、向う……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(岡田宗司君) それではまず、運輸大臣にお伺いいたします。  ただいまの御説明のうち、国際空港の整備拡充に対する措置として、日本航空株式会社に三十三年度は五億円の政府出資をする、こういうことになっております。従来は大体十億円ずつで、すでに今までに五十億円しておるわけであります。ところで、日本の国際航空は非常におくれておる。だんだん路線も長くなっておりますけれども、しかし、これは他の諸外国に比べまずと非常な立ちおくれだといわなければならぬ。特に最近ではSASにいたしましても、エア・フランスにいたしましても北極を通ってくる航空路を開設しておる状態であります。まあ世界を一周する航空路……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(岡田宗司君) 国鉄の予算について若干伺います。ます第一に、三十二年度の予算のうち、収入の分が三千三百八十二億、そのうち運輸収入が三千二百九十二億というふうに組まれておる。これはいわゆる神武景気の時代に、そうして三十二年度も景気が続くであろうという予想のもとに組まれておる。ところが、三十二年度の後半におきまして、金融引き締めから情勢が変って参りました。従って、貨物の動きも少くなり、また人の動きも少くなったと思うのであります。この三十二年度の予算ももう間もなく三月三十一日に終るわけですが、大体この運輸収入におきましては、予算よりもどれくらい少くなっておるか、その点一つお伺いしたい……

第28回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 防衛庁の予算について若干お尋ねいたします。三十二年度の予算が千億余になっておりますが、防衛庁の予算は毎年相当使い残りが出るのです。大体本年三十二年度の予算の使い残りはどのくらいありますか。
【次の発言】 どうも計画をうまく実行されないで、契約だけはできたけれども支払いがおくれておるというようなもので、繰り越しになるものはまだ相当あるわけですか。
【次の発言】 従来防衛庁の予算というと毎年々々繰り越しが多いのでいつも問題になっていた。それを今度予算の執行がうまくいってというお話ですが、これはうまくいっているならけっこうでありますけれども、いつも批難されるから年度末になって、あわてて……

第28回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 鉄鋼政策について一、二点お伺いしたいんですが、第一番は、戦前においては鉄鋼はまあ国内において全部消費して、作っただけ消費した。これはまあ軍事用が非常に大きかったために、輸出なんということはなかったんです。戦後ずっと鉄鋼の生産がふえてきて、ここのところ数年、特に鉄鋼の輸出というのが相当重要な地位を占めておる。金額にいたしましても、相当な額になっておる。で、今後鉄鋼の生産が増加していくといたしますれば、やはりこの輸出というものは、鉄鋼政策の上でも非常に重要な問題になると思うんですが、政府としては、今後鉄鋼生産を計画的にずっと増加していく上において、鉄鋼の輸出をやはりコンスタントな要素……

第28回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○岡田宗司君 それは、木下商店に行っているのもあったのでしょうけれど、さらにこっちの製鉄会社の方にもあったのですね。ところが、木下商店がPIMとちゃんと契約がかわされておって、ほかのものは受け付けないということで、実際においては、木下商店もそれからPIMとが独占をしている。そうなってくると、今後安いもののオファーがあっても、その独占のために安い鉱石は買えなくなるということは、これは問題があるのじゃないかということを私は聞いたんで、個々のケースについて、どうだ、こうだということを聞いているのじゃない。そういうことが今後原料取得の場合に行われるということになるというと、これは中間に入っている取扱い……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

岡田宗司[参]在籍期 : 1期- 2期- 3期-| 4期|- 6期- 7期
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