岡田宗司 参議院議員
6期国会発言一覧

岡田宗司[参]在籍期 : 1期- 2期- 3期- 4期-| 6期|- 7期
岡田宗司[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは岡田宗司参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院6期)

岡田宗司[参]本会議発言(全期間)
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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 参議院本会議 第11号(1963/02/27、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表して、最近の混乱をきわめている韓国の政情と、日韓会談の前途について、総理並びに外相に対し、以下数点にわたって質問するものであります。  まず第一に、最近の韓国の政情の動揺と混乱の原因と見通しについて、総理の、国民を納得させることのできるような、はっきりした見解を伺いたいのであります。  総理並びに外相は、現朴政権が強力な安定政権であり、今度こそこの政権との間に、両国間に横たわる諸懸案を解決して、日韓両国の国交の正常化を達成できるという評価と確信をもって、会談を積極的に押し進めてきたのであります。  政府は、韓国において、軍政から民政への移行が行なわれないうちに……

第43回国会 参議院本会議 第29号(1963/06/29、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は成規の賛成者を得まして、ここに、議長重宗雄三君の不信任決議案を提出するものであります。  まず、決議案の本文並びにその理由を朗読いたします。   以上が決議案の本文並びにその理由でございます。(拍手)  私は、この不信任決議案につきまして、さらに、これを提出するに至らなければならなかった理由等につきまして、少しくここに述べたいと存ずるのであります。  議長重宗雄三君は、明治二十七年二月山口県岩国市岩国に生まれ、東京工業大学附属工業高等学校電気科を卒業され、大正八年五月渡米、欧米各国の工業界を視察し、大正十年帰朝されたのであります。そして、福島県棚倉電気株式会社、特許権保有株式……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 参議院本会議 第7号(1964/02/14、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表して、ただいま外務大臣より提案理由を説明せられました「経済協力開発機構条約の締結について承認を求めるの件」に関して、ここに政府に対し若干の質問をいたす次第であります。  わが国がOECDに加盟いたしますことは、貿易の自由化、IMF八条国への移行と相まって、いわゆる開放経済体制への移行を、一〇〇%とはいかないまでも、ほぼ完了することを意味するものであります。これは日本経済にとりまして一つのエポックを画するものと言わなければなりません。この条約の目的である、(一)加盟諸国の経済の高度成長の促進と、その国民の経済的及び社会的福祉の向上、これらの国の能力及び潜在力の一……

第46回国会 参議院本会議 第16号(1964/04/08、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表して、去る五日、町田市において起こりました米軍飛行機の墜落事故の件について、ここに政府に対しまして質問する次第でございますが、質問に先き立ちまして、不慮の災害にあい、尊い生命を一瞬のうちに奪われました四名の方々に、つつしんで哀悼の意を表するとともに、重軽傷を負われまして、いまなお病院にて治療を受けつつある二十六名の方々に、心からお見舞いを申し上げ、一日も早く全快されることをお祈りする次第でございます。(拍手)  今回の町田市繁華街への米軍機の墜落事故は、非常な椿事として社会の耳目を聳動させたのでございますが、かような事件は今回初めてのことではなく、三十八年五月……

岡田宗司[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院6期)

岡田宗司[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第閉会後1号(1962/09/13、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 今回の措置につきましては、これは私はああいうことになったことはやむを得なかったと思う。何といっても責任は全部インドネシア側にあるということはこれは明らかである。ただ、日本側のとりました態度が、日本の国内にいろいろに伝えられている。そうしてそのために非常にこちら側でも揣摩憶測も起き、さらにまた非常な今後の不安というものも生んでいる。私は第一に、インドネシア側が、特にインドネシアの政府がとりました態度というものは、あの場になって急にとられた態度じゃなくて、インドネシアの台湾なりあるいはイスラエルなりに対する態度というものは、その以前からわかっている。こういうことがスポーツと政治と混淆……

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第3号(1962/08/17、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいま川島担当大臣のお話を聞いておりますと、どうも、組織委員会の立てました全年度の予算計画に対しまして、あまり十分な検討もされておらぬし、かなり不審の点があるように見受けられるのです。しかしやはり組織委員会で作りましたものがもとになっていかなければいかぬでしょうが、そこで津島さんにお伺いするのですが、この百三十数億という組織委員会で作りました案ですね、これはたとえば最近の物価の値上がりその他そういうものを考慮してさらにこれから二年後に、二年間まだ物価も上がっていくでしょうが、そういうものを考慮し、またこれから新しいいろいろなものが今後加わってくることを考慮に入れて作られたもので……

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1962/08/24、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 今のに関連して、高速道路についてお伺いしたいのですが、これで見ると、一号線では六三・九%、四号線では六九・一%、こうなっておりますですね、これは予算だけのことですね、そうでしょう。予算面はこれだけ進捗しておるという数字なんでしょう。ところが、その予算と実際の工事とのズレというものがあるでしょう。それは一体どうなっているのです。金を使っただけが進捗とは言えない、大体はそうだろうけれども。
【次の発言】 それもそうでしょうけれども、何ですね、漁民に対する補償なんかがおくれておるが、それが片づかないけれども、工事が進められた、現実にはまだ何にもやっていないでしょう。

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第5号(1962/08/31、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいまのお話を承っておりますと、さっぱり私はわからない。それでどうして実現できないかという問題について、なかなか困難があるだろうその問題について、私は三つあると思う。一つは技術の問題それから第二は経済財政上の問題、第三は外交上の問題、三つあるのですね。この三つについて一体どこに一番難関があるか、難関はどこかということをはっきりひとつ聞かしていただきたい。
【次の発言】 技術上は可能である、そういうお答えですね。そうすると、外交上の問題はどうなんです。
【次の発言】 外交上も別に大きな問題はないというわけですね、どうなんですか、外交上大きな問題はないのですか。官房長ひとつ御説明し……

第41回国会 文教委員会 第閉会後1号(1962/10/01、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 調査の御報告を申し上げます。  去る九月七日から十日の四日間にわたり、北畠委員長、中山、米田両委員と私のほかに、調査室から工楽室長、生田調査員、文化財保護委員会から事務局の蒲生次長が同行いたしまして、滋賀県及び奈良県の視察をいたして参りました。  調査項目は、地方教育の状況、大学の実態、文化財の保存、保護の現状の三点でありますが、特に現在問題となっております平城宮跡の保存対策など、文化財の保護の問題について重点的に調査をいたしました。したがいまして、以下の報告は各項目別に申し上げますけれども、報告の大部が文化財問題によって占められますことを、あらかじめ御了承いただきたいと存じます……

第41回国会 文教委員会 第2号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 大学管理制度の問題について文相にお伺いしたいと思います。  中央教育審議会においてこの問題はずっと論議を重ねられ、中間報告を出す準備をされてきたので為りますが、たまたまその間に中教審の案なるものが漏れまして、それからだいぶいろいろな議論が各方面で行なわれた。それで中教審の案も発表されたわけでありますが、中教審の中間報告といいますか、その答申というものは、正式にいつごろ出ることになってえるのでございますか。
【次の発言】 文部省では、これに基づきましてこの次の通常国会に法律案を提出する。そういうふうに事を運ばれるんですか。


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第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1962/12/18、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 たとえば、大切な組織の問題でございますが、まあごたごたのあと津島さんがやめられて、財団のほうの責任者がやめられまして、あとどうやら組織委員会の事務局長、それから財団のほうの体育協会のほうも頭がきまったわけです。肝心の組織委員会のほうの頭が一体いつきまるのか、どうなっているか、私ども一向にわからない、もうそろそろきめなければならない段階です。担当大臣がお見えになったらその点お伺いしたいのですが、それまでに次にお伺いしたいのは、三十八年度のオリンピック関係の予算の問題であります。この問題につきましては、予算が各省に分かれておりますし、また東京都の関係やいろいろありますので、なかなか捕……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1963/02/08、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 まずお伺いしたいのですが、年々の予算はわかる、それから三十八年度の予算はきまったわけでございますけれども、まだ全年を通じての計画というものについてのはっきりした見通しが出ておらぬ、いよいよ来年の十月でありますが、その点についてどういうふうなことになっておるか、まずお伺いしたい。
【次の発言】 それが早くできないというと、来年度の予算の折衝の上にも非常に差しつかえる問題が起こってくるのじゃないか。またそれができて、今度大蔵省と交渉して、だめだといわれるようなことになると、これはまた規模を最後になって縮小しなければならぬというようなことになって、差しつかえる面が相当出てくると思うので……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第3号(1963/02/11、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 先ほど送付等の手数料の問題がありましたが、そういたしますと、たとえ三億本売れましても、実際にオリンピック資金財団のほうの手取金というものは減るわけですね。一体、それはどれくらい減るのですか。
【次の発言】 ただいま伺いますというと、先ほど三億本売るんだと言いましたけれども、今聞きますというと、手数料の部分を考えて、そうして、それだけよけい売り出すんだと、それで三億円の手取りを資金財団のほうに与えたい、こういうお話でしたね。だいぶ話が違ってきていると思うのです。で、このくらいの、七、八%の手数料ぐらい、なぜ専売公社で持たないのですか、それを私はお伺いしたい。それくらい持ったって差し……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第5号(1963/03/08、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 これは、この前の委員会のときに、私他の委員会に出て欠席したものですから、お伺いできなかったのですが、インドネシアの脱退の問題であります。この問題に関連して少しお伺いしたいと思います。与謝野さんはあちらに行っておられたので、あの理事会のときの状況をよく御存じだと思いますので、その点についてお伺いしたいのですが、あの理事会はフル・メンバーで開かれたのですか。
【次の発言】 あれは八人でしたか、メンバーは。
【次の発言】 そうですか。おそらく私の記憶では、アジアからインドのソンディ氏とそれから東氏とが出ることになっておった。そういうふうに聞いておった。それで東氏が欠席したということは、……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第6号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 その間に……。これは専売公社の総裁にお伺いしたい。過日の委員会で、私はオリンピックのマークの使用料のことで出せるかどうか、こういうことをお伺いした。そうしたらまあ出せるかどうか考えてみたい、こういうことでかなり出せそうな御意見であった。とろが、靱さんのほうで使用料とい形で取ってない、寄付金だ、寄付金的性質のものだというふうなお話があったためだと思うのですけれども、専売公社は寄付金では出せないからということで、結局出せないということに今のお答えでは私は受け取れる。しかし、私はこの前のときに、専売公社はずいぶんテレビなんかに対して広告料を払っているではないかということを申し上げたので……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第7号(1963/05/30、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいま河野さんからプレ・オリンピックのテレビ並びにラジオの放送の問題について御質疑がございました。青木さんのお答えのようなことで、さっそく議題にしてということ。まあ河野さんの最後の質問のところで、とにかく一億七千万円NHKが出す、だから放送を独占させるのか、こういうようなきわめて突っ込んだ質問がございました。これはもう私どももそういうような印象を受けたわけでありますが、もしそういうような印象が与えられたとすれば、これは私はNHKにとっても非常に損だと思うのです。それから今後のオリンピック本番の場合のことにつきましても、いろいろまた非難も起こって参りましょうし、そうして、そのため……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第8号(1963/06/12、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 過日この委員会におきまして、私はプレ・オリンピックの大会に東独の選手の入国の問題についてお伺いしたわけです。主として青木さんからいろいろ御説明がございましたけれども、なお、その後私が多少調べたところによりますと、どうも納得できないものが多い。そうして、この問題につきましては、ローザンヌにおいても論議がされたようでございまして、おそらくこれには与謝野事務局長が行っておりまして、日本側としても論議には参加しておられたろうと思います。私はきょう、たぶん与謝野氏も御出席になるだろう、こういうつもりで、その際にいろいろなことをもう一度お伺いしようと思っておりましたが、今晩お帰りになるという……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第9号(1963/06/21、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 まず第一に、インドネシアの東京大会への参加の問題についてお伺いいたしますが、スカルノ大統領から日本側のほうに話があって、束さんが行かれまして、この問題で向こう側と折衝されましたこと、これは非常によかったと思うのであります。そしてまたIOCのほうにおきましても、アンドリアノフ氏にインドネシア側との接触を委託いたしまして、これからインドネシア側といろいろ条件について話し合うだろうということも私たちに明るい希望を与えるものだと思います。ところが、いわゆる新興国家のスポーツ大会の問題についてIOCのほうでもかなり強い態度をとっております。また一方、インドネシア側のほうにおきましても強い態……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第10号(1963/06/28、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 資金財団のほうに伺います。先ほど靱さんのほうからの御説明によりまして、今まで大体順調に、しかも収入のほうで予算より上回ったような工合になっております。見通しは大体明るいようです。今後は大体順調にいくだろうと予想されるわけですが、しかし一面におきまして、支出のほうはまだふくらむ要素がだいぶあるのじゃないかと思います。たとえば最近の物価騰貴あるいは人件費の増大、そういうものがこれからもなお見込まれて参るわけですが、それらのことは今後の支出の中にすでに考慮されているのか。そうして今後の収入の見通しから見て、間に合うのかどうか。また、先ほどの御説明にもありましたように、そういう点をも含め……

第43回国会 外務委員会 第3号(1963/02/05、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 具体的なことは理事会で。

第43回国会 外務委員会 第4号(1963/02/12、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいま森さんやそれから曾禰さんのほうから、竹島問題、あるいは有償、無償の供与による請求権の問題の解決について、さらにまた経済協力について、漁業問題等について御質問がございました。これらの問題はそれぞれなおこれから多くの問題を残しておりまして、相当日時もかかる問題だと思うのであります。困難な点が非常に多いのでございますが、それよりも私は、もう一つ、今日の韓国の政情、そして日韓交渉の将来という問題について御意見をお伺いしたい。  最近この李承晩ラインにおいて漁船が拿捕されました。これはしばらく漁船の拿捕ということはなかったわけです。ところが、最近漁船が拿捕されましたということは、私……

第43回国会 外務委員会 第5号(1963/02/14、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 日航の国際路線は赤字が多いわけですが、ことに南回りですね、南回りが開かれてまだわずかなんですけれども、その状況と今までの状況、それから将来の見通しですね、それをお伺いしたい。
【次の発言】 先ほど、将来増便したならばということですが、今のその路線の状況からいいまして、将来の増強の可能性はどれくらい先になるのですか。三年たって黒字になってからあと、こういうことになりますか。
【次の発言】 これから貿易その他でアラビア諸国との関係というものがだんだん密接になって、人の往復も多くなる。大体アラビア諸国へ入るには、ベイルートが一番便利でございます。ベイルートへ寄らないで、クウェイトを寄航……

第43回国会 外務委員会 第6号(1963/02/19、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 アメリカの日本品に対する輸入制限だとか、あるいは規制だとか、いろいろありますが、ことに最近綿製品の問題がだいぶやかましいのですが、アメリカの日本に対するそういう制限とか規制の一覧表ですね、それをひとつ出していただきたい。

第43回国会 外務委員会 第7号(1963/02/21、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいま総理の御答弁を伺っておりますというと、とにかく朴政権は存在しておる、今いろいろな事態が起こっておるのは、これは民政への過渡期に起こるところの現象にほかならない、こういうような考え方で、朴政権は依然として韓国における強力な政権であり、また日本の交渉の相手方として決してとるに足らないようなものじゃない、こういうお考え方であります。そしてここに代表団がいるしするから、やはり予備交渉を続けていくのだ、こういうような考え方に立っておる。そしてその予備交渉を続けていくことがこの会談を続けていくことだというふうに私どもには考えられるのですが、その予備交渉なんかを続けていくのでありますが……

第43回国会 外務委員会 第9号(1963/02/28、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 昨日、私が本会議におきまして日韓問題の前途について質問いたしました。その際に総理大臣から答弁がございまして、次いで外務大臣の答弁があったのですが、私が質問の中でもって、これはまあ一つの例でありまして、民社党の西尾委員長が、昨年の十一月には、みずから韓国に行ってでも会談の妥結を促進したい、こういう考えでした。ところがその西尾氏が、最近の韓国の政情の変動ということから、日韓会談を今続けることは適当でない、こうお考えになったと見えて、池田総理にお目にかかられたときに、それを一時中止するように話をした。また、民社党から文書をもってもそのことを申し入れております。ところが、首相はこれについ……

第43回国会 外務委員会 第10号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 今外国の日本にある企業あるいは個人等々で、日本側でもって取っておる税金の額とか、あるいはその種類とか、一体事業所それから個人等がどのくらいになっておるか、それについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 日本の企業なり、あるいは商社なり、またあるいは個人なりが、外国で支払っている税金、これはどういう種類でどのくらいになるか。
【次の発言】 まあ日本におる外国人に対する、あるいは外国の法人等に対する課税の場合ですがね、これなかなか所得の捕捉もむずかしいのじゃないか。それから、脱税というようなことも行なわれて、それの取り締まりも非常に困難じゃないかと思うのですが、その点についてはど……

第43回国会 外務委員会 第14号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 私も一般的なことをお伺いしたいのですが、さっきもちょっとお伺いしたのですが、今度イギリスがEECに入れなかった。これはイギリスの経済政策の上でだいぶ予定が狂ったと思うのです。特に、イギリスも大いに輸出しなければならぬ、こうなってくると、EEC諸国との競争の関係もありますし、イギリス自身としても輸出を大いに増強しなきゃならぬということで、盛んに輸出ドライブをかけてくるわけです。それで日本とイギリスとの通商条約に基づきまして、これは日本のほうもイギリスへよけい輸出できるでしょうし、イギリスのほうも日本へよけい輸出するでしょう。これは私いいと思う。イギリスとしても望むところ、新しい市場……

第43回国会 外務委員会 第15号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ちょっと関連して。  自由化を延ばしてトマトの加工製品を保護するという方法をとられるわけですけれども、たとえばアメリカあたりの食料品の加工業の大きな資本が日本に入ってきまして、日本でもって製造をやり、そうしてしかも、向こうの非常に有名な商品のレッテルでもってどんどん売り出すというふうなことになってくると、せっかく自由化を先に延ばしても、それに席巻されて、既存の日本の加工業者がやられてしまうというおそれなしとしないのです。それに対してどう対処をしていくのか。これまた自由化を延ばす問題と同時に、その問題についても考えておかなければならぬものがあるのじゃないかと私は思うのですが、それに……

第43回国会 外務委員会 第16号(1963/05/07、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいまのお話ですと、スレッシャー号の沈没の原因が明らかにならないの問題と寄港を認める問題とは別問題である、関連がない、こういうふうに言われた。そういたしますと、このスレッシャー号の沈没の原因が明らかにならないうちに、この寄港について、よろしいという返事をする可能性が出てくるわけでございますけれども、大平外務大臣は、この寄港について、調査の結果が明らかにならないうちにも承諾の返事を出されるつもりで今のような発言があったのかどうか、それをお伺いしたい。
【次の発言】 今のお話ですとね、このスレッシャー号の沈没は原子炉のためじゃない、こういうアメリカ側の発表があった、こら言われている……

第43回国会 外務委員会 第17号(1963/05/09、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 国際小麦協定の今度の新しい価格ですね、それから、それに基づいて今後どういうふうに価格が動くか、これは日本の国内の小麦等にも影響を持つものではないか。政府も、おそらく農林省ではこれに対しての一定の政策を持っているだろうと思う。その関連ですね。これをひとつ農林省のほうの方にこの次説明してもらいたいと思う。これは用意しておいて下さい。  それからもう一つは、アメリカの余剰農産物のうち、小麦がたくさんある。これの処理が一体この国際小麦協定による小麦の国際的な取引と一体どういう関連性を持ってくるか、そういう問題ですね。ひとつこの次に詳しく説明して下さい。

第43回国会 外務委員会 第18号(1963/05/14、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ちょっと委員長、関連。  ただいま外務大臣は、アメリカ軍が最近兵器の近代化を、自国のみならず、世界中に配置されておるアメリカ軍の兵器の近代化を進めておるのだ、こういうふうに言われておるわけです。その一環としてこれは受け入れざるを得ないので受け入れたというふうなお考えのようですが、一体その兵器の近代化ということはどういうことなんですか。私どもは、どうも最近の兵器の近代化ということはだんだんに核装備に行っておるのだ、こういうふうに考えております。戦略的な核装備はもちろんでありますけれども、さらにそれが戦術的なものにまでずっと及んできておる、こういう段階だと思うのです。そういたしますと……

第43回国会 外務委員会 第19号(1963/05/16、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 中国の小麦輸入が六〇―六一年度、それから六一年度―六二年度たいへん多いのですが、六二年度以降、つまり本年にかけまして輸入の傾向はどうなっておりますか。ぐっと減っておりますか。それとも相当多いのですか。
【次の発言】 カナダ、オーストラリアがおもですね。これは現金払いでなくて、たしか延べ払いの条件で輸出していると思いますが、それらについてはどうなっておりますか。
【次の発言】 中国に対する延べ払いということになりますというと、いろいろアメリカのほうから文句が出ておるわけでありますが、日本などでやります場合に、必ず何かしら、その延べ払いは中国を助けるのだというふうなことで文句が出てお……

第43回国会 外務委員会 第20号(1963/05/30、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいま補足説明をお伺いしたのですけれども、先ほど次官のほらから提案理由の説明があった。これはちゃんと文書として配付されております。他の法案を提出ざれる場合には、大体説明書というものが付されておるのです。たとえば日本国と南アフリカ共和国との間の小包郵便約定の説明書というのが外務省、郵政省から出されております。こういうようなきわめて事務的な、そうしてまあ私どもにとってさほど重要なものでないものについても、かような説明書をちゃんと付しておるのです。これには、そういう説明書もなければ何もない。今、口頭で説明されておる。なかなか聞きづらい説明でございました、率直に申しまして。ですから、や……

第43回国会 外務委員会 第21号(1963/06/04、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 今のに関連しまして。資料を発表されるということは、向こう側に対して――アメリカに対して原子力潜水艦の寄港を日本側として承認といいますか、認めることを回答するそれと同時ですか、あるいは資料だけ発表をするんですか。
【次の発言】 その問題につきましては、それではその中間報告が行なわれましたときにでもまた御質疑申し上げることにして、他の問題について若干大臣に最近のいろいろなことをお伺いしたい。  それは、日韓会談につきまして、今、事実上韓国の政情が非常に変動をしておるために、東京で多少会議が行なわれておりますけれども、事実上中止のような状態になっておる。ところが、ごく最近の新聞によりま……

第43回国会 外務委員会 第22号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 昨日外務省は、アメリカとの間に取りかわした文書につきまして中間報告をされた。この中間報告をされたということは、これによって国民を納得させて、そうして政府はこれだけでアメリカに対して原子力潜水艦の寄港を認めるということを回答する準備ができたと、したがって、近く回答するのだ、そういう含みでこの中間報告をされたのか、まず、それをお伺いしたい。
【次の発言】 けさテレビで、この中間発表が行なわれてから、おそらく外務大臣とライシャワ駐日米大使との間に文書を取りかわして、そうして入港を認めるということになるだろうということが言われたんでございますが、そういうことがすでにテレビで発表されるとい……

第43回国会 外務委員会 第23号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ビルマ賠償関係の資料をひとつ、何々って言いませんから、取りまとめて出していただきたい。それから、一般の賠償の進行状況ですね、そういうものの資料を取りまとめて出していただきたい。それからベネルックス及びフランスとの今後の貿易のやはり表ですね、それをひとつお出し願いたい。

第43回国会 外務委員会 第24号(1963/06/13、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 海外援助のかけ声はえらい大きいのですけれども、どうも先ほどから御議論になっておるところを聞いてもそうですけれども、まだなかなか実効が上がってないというか、援助を受ける立場にある国々の期待にこたえられないような状況にあるわけであります。私どもも非常に重要な問題と思いますので、この問題について的確に知りたいと思うのですけれども、日本は一体どのくらい対外援助をしておるか。どういう機関を通じて、どういう方法でやっておるのかということを、どうも私ども十分つかめておらぬわけです。それで、これは一体どのくらいやっておるのか、どうかという形でやっておるのか。それから日本ではどういう機関でやってお……

第43回国会 外務委員会 第26号(1963/06/19、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 きょうの委員会に参考人をお呼びいたしておるわけでございますが、この問題については、政府のほうにも十分聞いていただかなければならぬ問題だと思います。それで、大臣をお呼びいただきたいと思っておりますが、この点はどうなんでしょうか。
【次の発言】 まず第一に、湯川博士にお伺いをいたします。  過日、政府が中間報告を発表いたしましたときに、大平外務大臣が談話をいたしました。その談話のうちにおきまして、アメリカの原子力科学者は非常に進歩をしておる、すぐれておる、だからアメリカの原子力科学者の言うことを聞けば間違いない、こういうような意味の発言があったのであります。これは暗に日本の原子力科学……

第43回国会 外務委員会 第27号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 今のに関連しまして。何かこれで見ると、七月一日から業務を始めるというので、まず大臣のほうから、人事構想も下部機構の構想もまだ何もできていない、こういうことでございますが、七月一日に間に合いますか。
【次の発言】 まあそこいら辺は、まあ大平さんの腕のあるところなんでしょうけれどもね、とにかく今度の人事問題というのは、私非常に今後の事業に関係のある問題でありまして、また、過去の失敗を招くべきでないと思うので、十分に注意をしていただきたいと思います。で、ことさら人の名前などあげる必要ございませんけれども、私どもも人事にはたいへん関心を持っております。と申しますのは、今までのいろいろな両……

第43回国会 外務委員会 第30号(1963/06/27、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 外務大臣にお伺いします。今度移住事業団ができるわけですが、今までの海協連、それから移住振興会社、これがどうもたいへんうまくいって、そうして仕事はいい成績が上がった。だから二つ一緒にして、もっといい成績を上げよう。つまり相乗的効果を表わすために、移住事業団というようなものを作ったのではないと思うのです。おそらく、あまりうまくないから、何か新しいものを作ろう、こういうことで新しいものを作ることになった。そこで私どもが考えますのには、この移住事業団に、前の二つの会社がいろいろ欠陥があった、その欠陥をそのまま引き継がれてはこれはたいへんだと思います。そこでお伺いするのは、もし前のこの二つ……

第43回国会 外務委員会 第31号(1963/07/05、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 国際コーヒー協定ですね、日本は輸入はそう多くない。どっちかといえば世界的に見て少ないと思うのですが、国際コーヒー協定によってどういう影響があるとお考えですか。最近国内におけるコーヒーの消費状況を見ておりますと、インスタント・コーヒーが非常にふえておる。そういうふうなことで、国際コーヒー協定の一番のねらいである、なまのコーヒーの輸入が日本にあまり多くならないのではないかという気がするのですが、その点についてどういうふうにお考えになっておりますか、そこらを大臣から一つ。
【次の発言】 私ども考えますと、インスタント・コーヒー、特に最近ではマックスウェルとかネスカフェとか、アメリカのも……

第43回国会 外務委員会 第32号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 これはマラヤ連邦との協定ですけれども、今度マレーシア連邦が成立した場合には、こういうマレーシア連邦の構成要素となる国との条約はどういうことになるのですか。
【次の発言】 そうすると、何年かたって今度統一的なものがマレーシア連邦との間に結ばれることになりますか。
【次の発言】 このマレー連邦との間に――ちょうど今日本とシンガポールとの間に、戦争中にシンガポールでもって日本軍に殺された中国人ですか、あれの慰霊碑ですか、慰霊塔の問題でいろいろ紛争がありますが、マレー連邦におきましても、同じようなことがあるのですか、それらの問題はどういうふうになっておりますか。


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第44回国会(1963/10/15〜1963/10/23)

第44回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第1号(1963/10/18、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 今までのオリンピアスの売れ行きの状況をお伺いしたい。
【次の発言】 今度の法律改正で、両切りまたはフィルターつきということになるわけなんで、今の御説明ですと、両方売っていくんだということですけれども、今まで両切りを製造しておった。それでまだ公社自身の手持ちもあるだろうし、あるいは小売り店にも残っておるが、それを売るだけで、あとは全部製造のほうはフィルターつきのほうに変える、こういうことでしょうか。
【次の発言】 先ほどの御説明ですと、フィルターつきのほうがだんだんふえてきておりますが、今度のオリンピアスの場合には、今後フィルターつきのほうを五〇%あるいは六〇%というふうに、普通の……

第44回国会 外務委員会 第閉会後1号(1963/11/29、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ケネディ大統領が暗殺をされました。これは全世界に非常な衝撃を与えました。ジョンソン新大統領は議会におきまして、ケネディ大統領の方針を踏襲するということを表明されておりますが、ケネディ大統領の葬儀に列席をされました大平外務大臣から、このケネディ大統領の死後、アメリカの外交方針はジョンソン新大統領の言うように変わらないとしても、なおいろいろな点で変化があると思われる、また、これに対して日本の政府といたしましてとるべき方針も微妙な変化があるはずだと思うのでありますが、それらの点につきまして、この新しい情勢に当面しての大平外務大臣の方針を伺いたいと思うのであります。


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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1963/12/16、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 選手強化の白書が発表されて、選手強化が幸いにだんだん成績をあげておるということでありますが、選手強化の現段階についての見通し、それから前には金メダルを三十取るとか、幾つ取るとかいったようなこと、たいへん目標が大きかったのが、今度はだいぶ縮まっておりますが、一体こういうことはどういうことなのか。そこらの点をひとつ忌憚なくお聞かせ下さればありがたいと思うのです。
【次の発言】 まあきょうは強化本部の方が来ておられないので、詳しい内容についての御説明を聞くわけにはいかぬと思うんですけれども、どうも前に出した数字は私どもは大き過ぎるというふうに感じていたんですね。  それはどうも少し常識……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第閉会後1号(1964/08/31、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 映画の問題について一点お伺いしますが、この脚本は各方面で御検討をされまして、そしてすでに決定して、これでもってずっととっておられる、こういうことでございますか。いかがですか、田口さんのほうから。
【次の発言】 いや、実は、いま山本委員からこれについての話があったので、私は、もうすでにこういう方針でおやりになっておる、これは、ただいまの御意見でもって、それを削るとか、あるいは別な形に直すということは、どうもこの委員会としてもあまり申し上げるべきことではない、こう考えまして、ちょっとお伺いしたわけであります。これは私の意見です。別にお答えを願わないでもいいのです。  次に、与謝野さん……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第3号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 いま切符の問題が出ましたから、まず切符の問題について。いま柴谷さんなりあるいは河野さんから言われました点は、私ども同じように考えている点ですが、もう少し何とか売りさばきについて促進する方法があるんじゃないか。たとえば芝居のを売るにしても何にしましても、広告というようなことが非常に必要なことですし、それからまたセールスの上において努力というものが必要なんですね。どうも割り当てられたものを交通公社が消化する場合に、そういう点で欠ける面があるのじゃないか。組織委員会のほうにおいても、売れない切符を売りさばくための工夫が足りないんじゃないか、これを私は痛感するわけです。特に外国において切……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第閉会後3号(1964/09/30、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 いま河野さんからいろいろお話がございましたが、私もこの問題についていままでいろいろ心配をしておりました。与謝野さんがわざわざお忙しい中をロンドンまで行っていただいたことに対して深く感謝するものでありますが、しかし、率直に申し上げまして、結果はよろしくなかった。かなり失望させられたわけであります。もう十月十日の開会式までにわずか十日しかありません。非常に短い時間でありまして、これからどうする、この問題をどういうふうに処理するかということは、たいへん御苦労なことだと思っております。符に、インドネシアのほうでは、すでに選手団を送ってきております。これにも問題があります。それから、まだ選……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1964/02/19、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 二、三お伺いしたいのでありますが、いまの御報告で、大体大臣のほうにおいても施設及び道路等はオリンピックまでに完成する、こういう見込みでございます。私どもも見ましてそういうふうに感じておるのです。ところが、道路の問題について、若干の個所において、やはり居すわったまま動かないところがある。特に青山六丁目の青山学院のすぐへいぎわのところに、ある右翼団体の事務所と申しますか、そういうものがありまして、すっかりその辺は道路が完成しておるにかかわらず、その占拠します数軒は動かない。あれはお気づきになりましたか。あれに対して何か措置を講ずるように御命令なさいましたか。

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第閉会後4号(1964/11/07、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 今回のオリンピックがたいへんな成功をおさめましたことは、関係者各位の非常な御努力によるものでございます。また、選手の諸君のたいへんな努力、それをささえる人々の非常に好意的な積極的な協力態度というものにあろうかと存じます。ここに来られておる方々、関係者の方々の御努力に対しまして、国民とともに深く感謝を申し上げる次第でございます。  ところで、私、あとのことについて二、三お伺いしたいのでございます。  先ほど上石井さんからも御指摘がありましたように、たしかに金メダルは十六個とりまして、そして開催国としての面目は十分に保たれ、その面では成功であったわけでございますけれども、その内容はや……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第5号(1964/03/23、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいま資金財団に入る金額について、まあ金メダルについては詳しくお話があったのですが、総額ではどれくらい予定されておるのですか。
【次の発言】 まあ、先ほど西田さんからも津島さんからも、やはり外国から来る連中の要望も非常に多いので、それにこたえるような方策をとれということでございましたが、まあそのうちで一番問題は、やはり金の地金の入手の問題のように思うのです。先ほど、柴谷さんから、佐藤国務大臣に対して、その問題についての御質問がありましたが、私はこの問題につきまして、特に外国から来る連中に対する要望にこたえ得るように、やはり国務大臣のほうで、いろいろむずかしい問題はありましょうけ……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第6号(1964/04/13、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 大蔵省の当局のほうから、もう少しこまかい説明がなければならぬと思うのですが、たとえば幾ら発行するのかとか、どういう、いつからいつまで発行するのか、いろいろあると思うのです。それをたぶん用意してきておると思うので、もう少しその詳しい説明を聞いた上で質疑をしたいと思います。
【次の発言】 今度の千円でございますが、この千円銀貨の原価は、どのくらいになるのですか。
【次の発言】 四百円以内でおさまっていくということで、実際、政府のほうと申しますか、もうけというのはおかしいですが、相当大きなもうけがあるのですか。ことに、これが外国に持ち帰られるということになりますというと、いわば外貨にか……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第7号(1964/06/05、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 これは、警察と消防と両方にまたがる問題だと思うのですが、過日ペルーのサッカーの競技の際に起こりました惨事、もちろん、ああいうようなことが日本で起こるとは私は思っておりません。しかし、あの競技のあとで、どこでおやりになったんだか、電子計算機でいろいろ計算をしたところが、メーンスタジアムに人を入れるのには出入口が少ないから非常にむずかしいようなことが新聞に出ておりました。で、ああいう事件がやはり起こったと仮定いたしまして、検討をして用意だけはしておかなきゃならぬ問題ですが、あの事件にかんがみて、どういうような措置をおとりになるのか。つまり、措置というか、準備ですね。準備の上において、……

第46回国会 外務委員会 第2号(1964/02/11、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 関連して。  ただいま大平外務大臣が国府との関係を正常化するということがいま重要な問題だと言われております。おそらく吉田前首相が今月の末に台湾に行かれるようなことになっておるのはそれと関連があることだと思うのです。私どもは、いまたとえビニロン・プラントの問題あるいは周鴻慶事件があったあと、日本と台湾の関係がまずくなっておっても何も吉田前首相に台湾に行ってもらう必要があるかどうかということに非常に疑問を持っておるのです。詳しいことは私から申し上げないでも、私どもがなぜそれに賛成しないかということは、もうおわかりになるだろうと思うのでありますけれども、とにかく今日、国府がフランスと断……

第46回国会 外務委員会 第閉会後2号(1964/08/19、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 今月の初めにあたりまして、トンキン湾でアメリカの駆逐艦が北ベトナムの魚雷艇を攻撃をいたしました。そういう事件が二度起こりました。その後、さらにアメリカ軍が北ベトナムの魚雷艇の根拠地あるいは石油貯蔵所等を攻撃、破壊いたしました。このことは世界中に非常なショックを与えたわけでございます。その後、かかる軍事行動が停止せられまして一応の落ちつきを見せておりますけれども、しかし、いつまたかような事態が起こるかもわからないような状況にあるわけであります。わが国はインドシナ半島とあまり遠く離れておりませんし、特に日米安全保障条約に基づきまして、日本にはアメリカ軍の基地があり、アメリカの空軍、海……

第46回国会 外務委員会 第閉会後3号(1964/09/03、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 昨日サブロックの問題につきまして政府の統一見解なるものが発表され、その際に、鈴木官房長官がこの問題に関連をして重要な発言をされておりますので、どうか鈴木官房長官にこの委員会に御出席を願いたい、その手続をとっていただきたいと存じます。
【次の発言】 先月の二十八日に閣議をもちましてアメリカの原子力潜水艦の日本への寄港を認め、それをアメリカに通告されましたことは、私どもこの問題についていろいろ憂慮してまいりました者としてまことに遺憾なことと存ずるのであります。しかも、その後一日に、衆議院の内閣委員会におきましてサブロックの問題が出ました際に防衛局長は、サブロックが核爆雷であるというこ……

第46回国会 外務委員会 第4号(1964/02/20、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいま曾祢委員、杉原委員から、国連総会が中国の代表権を認め、あるいは中国の加盟を認める、こういう場合に、日本はどういう態度をとるかということについていろいろ御質問がありました。で、いま杉原委員が指摘されましたように、衆議院の予算委員会あるいは外務委員会におきまして、総理も外務大臣もともに、もし国連総会において中国の代表権が認められ、あるいは加盟が認められるような場合になったならば中共を承認する、あるいは中共と国交正常化をはかる、あるいはまた、善処する、こういうようなことばで、その場合の日本の態度について御発言があったように伝えられておるわけであります。ただいま大平外務大臣から、……

第46回国会 外務委員会 第閉会後4号(1964/09/11、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 本年の四月の五日に町田市にアメリカ軍の飛行機が墜落をいたしまして、多くの死者、負傷者を出し、家屋を破壊し、非常な大きな損害を与えました。それから五カ月を経ました今日、またかような惨事が起こったのであります。あの町田の事件が起こりました際に、私どもは国会におきまして、こういうような事件が再び起こらないように、厳重にアメリカ軍に対して善処方を申し入れることを要求いたしました。そして、その事故の発生の原因たるべきものを十分追及する、それが事故の再発を紡ぐ大きな措置になるものと考えて、そういうふうに申し入れたわけでございますが、今日に至りますまで、はたして、どれだけのことがなされたのかわ……

第46回国会 外務委員会 第閉会後5号(1964/10/09、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 外務大臣に、日韓関係の問題についてまず御質問申し上げます。過日、アメリカのパンディ国務次官補が日本に参りました。それからさらに韓国に参りまして、そしてバンディ国務次官補は、日韓会談を進めて日韓の関係の正常化ということをどちらにも勧告していったようであります。ところが、日韓関係を見ておりますというと、前に、韓国側の事情、特に学生等の激しいデモがありましてそして韓国政府が日韓会談を打ち切らざるを程なくなったような状況で、今日まで事実上会談は進行を見せておりません。この間において、たとえば漁船の拿捕がひんぴんとして起きておる。最近におきましては、韓国の警備艇が日本漁船に、夜、ぶつかって……

第46回国会 外務委員会 第8号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 いまの問題に関連して。  ただいま、大平外務大臣は台湾の帰属の問題について、日本はこれは放棄したのだと、それ以上のことはここで言えないのだと、こういうお話でございますけれども、先ほど、中華民国政府は、台湾と膨湖島に領土権を持っておる、こう言われたのですね。領土権を持っているということは、台湾政府の主権が、中華民国政府の主権が、台湾と膨湖島にあるということじゃないのですか。事実を私はお伺いしているのです。
【次の発言】 いや、いま……
【次の発言】 じゃ、そのことばの問題は別として、中華民国政府が台湾と膨湖島に主権を持っているか持っていないか、その点のお答えを願いたい。

第46回国会 外務委員会 第9号(1964/03/17、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 何ですか、いままでこの条約を結んでから、減る傾向はもちろん押えられ、年々どのくらいふえているということが報告されているんですか。
【次の発言】 そうすると、資源保護でもってふえつつあるということは、これは明らかです。それから、今度新しくこの条約を延長することによってさらにふえるであろう、それからもっとふやさなければならぬ、こういう意味でこの条約は結ばれたわけですか。単にいままでのものを維持するためか、もう少しふやしたほうがいいか、その目的はどうなんですか。
【次の発言】 今度の新しい条約で、それじゃ、今後はどういう猟獲方法を立てるかということを私考える場合に、それいかんによっては……

第46回国会 外務委員会 第10号(1964/03/19、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 当面の日韓交渉の問題についてお伺いいたします。  農相会談が行なわれておりましたが、この農相会談でも、いままでのところ意見がまとまらないようにいわれております。赤城農相も新聞記者会見におきまして、両国の間の意見の相違がきわめて大きくてまとまることが困難であるという意味のことを言われておりますが、まずお伺いしたいのは、その農相会談において意見の相違がある、つまり専管水域の基線の引き方あるいはその他の問題について、大きな意見の食い逢いがあると思うのでございますけれども、その意見の食い違いがどういう点にあるか。すでに農相は意見の違いがあるということを言われておるんですから、これは意見の……

第46回国会 外務委員会 第12号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 原子力の非軍事的利用、すなわち平和利用に関する政府の基本方針というものがあろうと思うのであります。そこで、この点を科学技術庁長官のほうからお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 この平和利用ということの概念なんですがね。これは非軍事的利用即平和利用かどうかということもありますし、軍事的利用と平和利用との間の区別、ディマーケーションというものは必ずしも明確でないので、この平和利用ということをどうお考えになっておられるか。
【次の発言】 いま、原子力を利用していろいろやる場合に、必ずしも明確でないものがある。そこで一般的通念についてということでございますが、この点について平和利用……

第46回国会 外務委員会 第13号(1964/04/02、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 過日の委員会におきまして、私は兼重さんのほうに、原子力委員会において、アメリカの原子力潜水艦の入港の問題について、その潜水艦からの第一次冷却水の排出の問題についての文書が出されたということを聞きましたので、それを要求しておきました。きょう配布されましたので、この点についてまず兼重さんにお伺いをして、次に、原子力委員会の委員長の佐藤長官にお伺いをしたいと思います。  そこで、まず兼重さんにお伺いしたいことは、この書類が原子力委員会から国会に提出されましたいきさつについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この文書について見ますと、アメリカが日本に原子力潜水艦の寄港を求めてまいり……

第46回国会 外務委員会 第14号(1964/04/09、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 関連して。重要事項指定方式につきまして、総会で議決でもってそういう指定をした先例はあるのかどうか。
【次の発言】 議決以外に指定方式をとった先例は。
【次の発言】 それはあとまで続いたのであるか、そのとき限りでそれは消滅したのであるか、その点は、その先例は。
【次の発言】 ちょっと関連。  ただいま、国連を守るため、こういうことを言われましたが、これはたいへんけっこうなこと、だと思うのですが、中国の代表権問題を重要事項方式に指定された、それの共同提案者になったということは、やはり国連を守るというその立場からそういう方法をおとりになったのかどうか、その点をお伺いしたい。

第46回国会 外務委員会 第16号(1964/04/21、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 最近のオーストラリアとの貿易の傾向ですね、特に日本とオーストラリアとの貿易のバランスを見ておるというと、日本のほうが非常に悪いわけですが、これらの点についての最近の傾向、これからの見通し、それについての御説明をお願いします。
【次の発言】 まあ日本の伸び率が五倍であり、オーストラリアの日本に対する輸出のほうが二倍になった、こういうお話ですけれども、差は依然として非常に大きいのです。これはどうも日本としても相当努力もしなければならぬし、オーストラリア側としても、やはり日本が非常にいいお得意なわけですから、したがって、日本品をもっと買い付ける義務――と言っちゃおかしいけれども、買い付……

第46回国会 外務委員会 第17号(1964/04/23、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 それでは、OECD加盟の問題につきまして、総理に概括的な問題についてお伺いをいたします。  総理は一昨年ヨーロッパに参りました後にOECDに加盟することを決意されまして、その準備を整えられ、いよいよ本年加盟するための手続を議会に対してとられたわけでございますが、私は過日の本会議におきまして質問いたしましたが、きわめて一般的な概括的なお答えしかいただけなかったので、本日の委員会で多少詳しくお答えをいただきたいと思うのであります。  その第一点は、総理がOECDに加盟をするということを決意されましたが、そのOECD加盟が日本にとってどういう意義があるか、特にこの加盟によりまして日本が……

第46回国会 外務委員会 第18号(1964/04/24、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 運輸大臣にお伺いいたします。昨日いろいろ審議をいたしまして、首相以下政府側の御見解を伺ったのでありますが、いずれにいたしましても、今度OECDに入りまして、貿易外収支の自由化ということを受諾いたしまして、それによって海運の収支の問題で今後非常に大きな問題があるということが明らかにされ、そして、昨年どろなわ式ですけれども、海運政策の建て直しということが必要だということが明らかにされたわけであります。ところが、まだそのはっきりした具体的な政策を打ち出されていない。海運会社の統合というようなことは行なわれました。これからいままでの造船計画を改めて、さらに本年とりあえず追加をし、それから……

第46回国会 外務委員会 第19号(1964/05/07、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 この条約を批准して、日本においてもこれが実施されるということになりますと、現在と、それからこの条約が実施されたあとと、どういうふうに違いが生ずるか、この点ひとつ。
【次の発言】 日本において変わることはない。しかし、これが他国において批准されてまいりまして実施されるということになりますというと、日本の外交官が他国において受ける待遇等について変わる点はありますか。
【次の発言】 第二十七条の一ですね、「接受国は、すべての公の目的のためにする使節団の自由な通信を許し、かつ、これを保護しなければならない。使節団は、自国の政府並びに、いずれの場所にあるかを問わず、自国の他の使節団及び領事……

第46回国会 外務委員会 第20号(1964/05/12、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 ただいまの問題について若干お伺いしたいのですが、いま大平外務大臣が、これは安保条約に基づくものでない、こういうふうに言われておったわけでありますが、二十五カ国に対してアメリカが要請をしたというその二十五カ国は、NATOに加盟しておる国、あるいはアメリカと相互防衛条約を結んでおる国、あるいは日本のようにアメリカとの間に安全保障条約を結んでおる国、いわゆる自由主義国全般ではない。そうしてみるというと、アメリカが要請しておる国というのは、アメリカと軍事的な提携をしておる国ということに限られておるということから見ると、この要請が一体いかなる意味を持っておるかということは明白だと思います。……

第46回国会 外務委員会 第21号(1964/05/19、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 この条約が締結されましたことは、最近の国際関係の上において大きなできごとであったと思うのであります。もちろん、この条約は全面的に核実験を停止するものではない。そういう意味で不完全であります。さらにまた、これはそれ自体核兵器をどうこうするというものでもありません。また、これ自体軍縮に直接関係するものではないのであります。しかしながら、この条約が結ばれましたことは、一面において全面的核実験停止の方向へ第一歩を踏み出し、引き続いて核兵器の縮減、あるいは核軍縮、さらには一般的軍縮の道を開くものとして大きな意義があると同時に、また、この条約は国際緊張の緩和をもたらし、すなわち冷戦をやめる第……

第46回国会 外務委員会 第22号(1964/05/21、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 これは佐藤原子力委員長にお伺いするのですけれども、原子力委員長は別は専門家ではないので、あるいはお答えにくい点もあろうかと思うので、そういう場合には、ひとつそちらのほうの専門家のお答えを伺いたい。  で、まず第一にお伺いしたいのは、この条約において、いまも岩間君の指摘されました大抜け穴といいますか、とにかく地下の核爆発実験がいまなお行なわれておるという点であります。で、本来米ソ英三国の間においては、全面的に核爆発の実験をやめるという話し合いも行なわれたのであります。しかし、アメリカ側はその地下実験の査察の問題を大きく取り上げました。そうして、査察ができないということ、査察が許され……

第46回国会 外務委員会 第23号(1964/06/23、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 麻薬は世界中の問題ですけれども、これはアメリカでも、ヨーロッパでも、相当方々で使っているわけですが、一体、世界的に、秘密に麻薬が流れてくる、その根源地と目されるところはどこなんです。いま、日本のについては、ビルマとかタイで栽培されているのか、野生なのか知りませんが、そういうものからつくられたものが来ておるといわれるのですけれども、世界中に流れておるのは、一体どういうところで生産されたものが流れておるのですか。
【次の発言】 麻薬の国際的な密輸出入というやつは、戦前古くからも行なわれているわけですけれども、特に日本の場合については、国際的な、全世界にまたがるような麻薬の密輸出入団の……

第46回国会 外務委員会 第24号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 韓国の問題ですが、その韓国の国内政情から、向こうさんが自分の都合で、いまのところ日韓交渉が中断された形になっております。私どもは、いま政府がお入りになってやっておられるその向こうとの経済関係について、いろいろな交渉といいますか、これはどういう性格のものかはっきりしないのですよ。あれは日韓会談の一部としておやりになっておるのか。それとも、全然別個の問題としておやりになっておるのか、その点はどういう性格のものでありますか。
【次の発言】 いまお考えを伺っていますと、いわゆるいま中断されておる日韓交渉とは別のものだ、つまりつなぎじゃないのだということだそうですけれども、われわれの受ける……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 外務委員会 第3号(1964/12/17、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 この間、国連の総会にお臨みになったわけですが、帰りにアメリカのラスク国務長官等ともお話しになってきた。その際に、アメリカ側の中国問題に対する考え方というものは聞いてこられた。もちろん、詳しい突っ込んだ話をここでされるわけにはいかないでしょうけれども、しかし、大体アメリカ側が、今回の国連総会において中国問題がどういうふうに取り扱われるか、その際にアメリカ側としてはどういう態度をとるかということはおわかりになっているはずだと思うのです。あなたが観察されたアメリカ側の態度、そうして日本がそのアメリカ側の対中国政策に対してどういうふうにお考えになっているか、それをまずお伺いしたい。


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 外務委員会 第2号(1965/02/02、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 この予算関係の印刷物の最後のところですが、海外移住事業団の出資、これが三十九年度は十二億、本年度査定額は四億、八億減、これはどういう理由なんですか。前の分はファンドに入っているという意味ですか。
【次の発言】 その昨年のが余っておるというのですが、事業関係の費用は相当余っておるわけなんですか。ほとんど昨年は事業らしい事業しなかったので非常にたくさん余って、それでことしは多くの予算を要求できなかったと、そういうことなんですか。
【次の発言】 そうすると、移住者が減るだけでない。たとえば海外において、中小企業等の進出に対する貸し付けですね。事業に対する貸し付けも含まれているはずだと思……

第48回国会 外務委員会 第6号(1965/03/02、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 最近の日本とカナダとの間の貿易の傾向、日本の輸出、商社の進出状況、それについてちょっと説明してください。
【次の発言】 貿易のいまの額は、もちろんのことですけれども、これは縮まらぬのかどうか。この前、カナダとの話し合いをやりましたが、今後の傾向ですね。つまり、日本の輸出を増加して、もっとバランスのとれるようにする方向に進み得るのかどうか。
【次の発言】 貿易もふえれば、商社もあるいはふえるというようなことになるでしょうし、あるいは日本側の投資というものも多少はふえていく可能性が出ていくわけですね。そうすると、今度の条約は、対象になるものもそれだけふえてまいるわけですね。これらはど……

第48回国会 外務委員会 第9号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 先ほどの外務大臣の御答弁を伺っておりますというと、南ベトナム政府の要請があるとかないとかということはたいしたことではない、ほぼ同じようなことである、こういうお話でございます。アメリカ軍が最初ベトナムの爆撃をやりましたのは、アメリカのダナン空軍基地その他の基地あるいはアメリカ軍の宿舎がベトコンの攻撃を受けまして非常な損害を出した、それに対する報復という形をとっておったのであります。そうして、その際にも、大体南ベトナムの空軍等と共同行動をとってまいりました。しかしながら、その後の発展を見ておりますというと、もうそういうようなことではなくて、アメリカ軍の兵舎もあるいはアメリカ軍の空軍基……

第48回国会 外務委員会 第12号(1965/04/08、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 関連。そういたしますと、協定発効後五年というのが一つの区切りですが、それ以後に生まれた子供、さらにはそれの孫というのは、これはどういうことになりますか。
【次の発言】 私が聞いたのは、たとえば五年までの間に生まれた子供は永住権を持つ。そうすると、その次に五年の境に生まれた子は永住権がない、五年後、六年目に、たとえば五年以内に生まれた子供の弟とか妹とか、六年目からの者は全然永住権は与えられない、普通の外国人の取り扱いである、そういうふうに解していいですか。
【次の発言】 日中関係の問題について二、三お聞きしたいのですけれども、例の日立造船の船舶の輸出の問題について、中国側は、日本側……

第48回国会 外務委員会 第13号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 フランスが中国と国交をつけた。いずれエール・フランスが中国へ乗り入れることになるだろうと思う。エール・フランスは御承知のように、日航と業務協定している。そうすると、やはりパキスタンとの問題のようなものが起こってくるのじゃないかという気がするのですが、いま、そういうことについて具体的な何か話がありますか。
【次の発言】 しかし、もしフランスがそういうふうな動きをするとすれば、日航が業務協定を結んでいるのですから、パキスタンの場合よりも複雑な問題が起こるのじゃないかと思いますが、どうですか。
【次の発言】 これは外務大臣にお伺いしたいのですが、パキスタンが中国へ乗り入れをやる。それか……

第48回国会 外務委員会 第14号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 最初にお伺いいたしますのは、去る二十四日にアメリカからロッジ特使が参りまして、佐藤首相と会われて、二十六日にソウルに立たれました。ロッジ特使は、おそらくベトナムにおけるアメリカの政策等について説明をし、了解を求め、さらに日本に対して、ベトナムにおけるアメリカの政策、行動に援助といいますか、協力を求めたものと思うのでありますが、アメリカ側が、どういうふうに日本政府に対して、アメリカ側の意図、政策、行動を説明したか、さらにまた、いかなる協力、援助を求めたか、それらの点について、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 日本側といたしましても、さきに松本俊一氏をインドシナ半島……

第48回国会 外務委員会 第17号(1965/05/18、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 この条約の締結に伴って生ずることは、やはり日本がいわゆる後進国、低開発国から農産物を輸入する問題なんですけれども、これは例のケネディ・ラウンド、あるいは昨年のジュネーブで開かれました国連の経済貿易開発会議、そういうものとも密接な関係があるのですが、それらの相関関係についてまずどういう見解をとっておられるか、それをひとつお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 私はそういう形の上のことを聞いているのじゃないのです。この三つの根本に流れるもの、それはいわゆる先進国や後進国、特に農業の第一次産品生産国のものを買うことによってそれらの国々の経済に資するところがあるようにして、そうして……

第48回国会 外務委員会 第18号(1965/05/19、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 その点で関連してちょっと。これは外務大臣及び条約局長に聞きますがね。いまの国連憲章七十八条の問題ですが、ただいまあの条項はレバノンのことを念頭に置いてやったものであるということを言われておる。まあ、普通法律をつくるとき、あるいはまた条約の条項をつくるときに、ある種の具体的な事実、それに基づいてそういうものをつくることが間々ある。しかし、その表現というものは常に具体的でなくて、かなり抽象的、一般的になって、それがただ一つの事例に適用されるものでなくて、多くの事例に適用されるようになる場合が多いと思うのです。で、もしレバノンだけのことならば、その七十八条にそういうふうに一般に適用され……

第48回国会 国際労働条約第87号等特別委員会 第3号(1965/04/28、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 まず、お伺いしたいことは、このILO第八十七号条約において規定されております結社の自由及び団結権についての政府の基本的な考え方でございます。と申しますのは、ILO八十七号条約が問題になりましてから今日まですでに七年を経過している。この条約の内容というものは、もし政府が真に労働組合の結成についての自由という考え方について十分に理解を持ち、またこれが当然のことであると考えるならば、とうの昔に、これは政府並びに自民党の考え方によっても、難なく批准されなければならない問題だと思うのであります。しかも、これが七年間もかようにもたもたし、波乱万丈の末、ようやく今日まで至りましたということは、……

第48回国会 国際労働条約第87号等特別委員会 第5号(1965/05/10、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 その点、関連して局長にお伺いしますが、いまの小林委員の言われましたこと、つまりその内容について不適当である、そういうようにあなたが検討の上思われたならば取り消しを出すかどうか、それは不適当であったということを、あなたの名前でその雑誌に明らかにするかどうか、その点をはっきりしていただきたい。


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1963/03/25、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 皇居造営関係についてお伺いしたいと思います。  この一般会計歳出予算各目明細書のうちに皇居造営関連施設整備費として一億八千二百七十二万六千円、皇居造営関係費として千六百五十一万九千円と計上されておりますが、この皇居造営は本年から、三十八年度から着工されることになるわけですか。
【次の発言】 皇居造営関係費千六百五十一万円というのは、これは実施設計等に要する費用ですか。
【次の発言】 本年中に二重橋のかけかえをやるということになるわけですが、あれは、この皇居造営関連施設整備費のうちから支出されることになるわけですか。それは金額はどれくらいになりますか。

第43回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 総務長官、もうすぐ退席されますか。
【次の発言】 それでは、ちょっと先に総務長官にお伺いしたいのは、沖繩の問題ですが、今度はこれはだいぶ予算がふえることになりますね。九億一千百四十五万四千円ふえることになっておりますが、昨年沖繩の援助等に必要な経費として計上されたものがそのまま使われないでたいぶ残っておる、こういうことなんですが、ことしはまたこれだけ計上されても、向こうとの、つまりアメリカ側との話し合いがつかないために、また残ることが予想されるのじゃないですか。そのために今度の予算にはそれを見越して繰り越し明許ですか、これをくっつけたというようなことも考えられるのですが、一体去年……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1965/03/29、6期、日本社会党)

○岡田宗司君 総務長官にお伺いいたしますが、沖繩の問題について、沖繩がアメリカの支配から脱して日本に復帰することをわれわれは念願し、かつ主張しておるものでありますが、本分科会においてこの問題についての政府の所信を、あるいは今後の政策をただすことは適当な場所ではないので、私はその問題については、いまここでお伺いすることばいたしません。  また、最近のベトナムにおける諸情勢が、沖繩をして非常な緊迫した状態に追い込んでおりますが、この問題についても私は触れませんが、当面の問題を若干お伺いしたいと思うのでございます。  第一にお伺いしたい点は、日米協議委員会の権能の拡大の問題について、この問題について……



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データ更新日:2022/12/18

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