岡田宗司 参議院議員
1期国会発言一覧

岡田宗司[参]在籍期 : | 1期|- 2期- 3期- 4期- 6期- 7期
岡田宗司[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは岡田宗司参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

岡田宗司[参]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第15号(1947/07/11、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は供出後における米麦を自由処分することを不可とする者でございます。只今西山君が十に亘るいろいろな理由をお挙げになりまして、供出後の主食の自由処分をお許しになることを求めておらるるのでありますけれども、かくのごとき論拠になります最大のものは、現在の供出制度が不満である、これに欠陥のあるということにあるように拜聴いたしたのでございます。成るほど今日の供出制度はうまく行つておらん、種々欠陥がある。この点はいろいろ指摘されておることでございますけれども、そうかといいまして、今日若しこの供出後におけるところの自由処分が許されるということのなりましたならば、主食に関するところの配給制度とい……

第1回国会 参議院本会議 第20号(1947/08/08、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今の北條君の動議に賛成いたします。

第1回国会 参議院本会議 第37号(1947/10/13、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今の山下君の動議に賛成いたします。

第1回国会 参議院本会議 第54号(1947/11/20、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今議題となりました両院法規委員会委員の補欠選挙は、本院規則第二百四十八條第三項によつて、選挙の手続を省略して、その選任を議長に一任することの動議を提出いたします。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第47号(1948/06/10、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表いたしまして、次の諸点に対して政府にお尋ねいたしたいと思うのであります。  北村大蔵大臣は去る四日の演説におきまして、昭和二十二の均衡を保持し、インフレの高進を抑止し、以て一應の中間安定を実現する途を開くことを強調されておるのであります。予算書を拝見してみますと、確かに一般会計におきましては数字の上では收支の均衡が取れ、形式的には健全財政主義が貫かれておるのであります。併しこれによつて大蔵大臣が目的とせられているようなインフレの抑止、或いは中間安定の招來ができるかどうかということにつきましては、私は非常に大きな疑問を持つておるのであります。二十二年度の当初予算……

第2回国会 参議院本会議 第60号(1948/07/05、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今議題となりました両院協議委員の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、その指名を議長に一任するの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 参議院本会議 第12号(1948/12/14、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 本員は、時局重大なる折、泉山大藏大臣が昨夜本院内においてなしましたところの言動は、極めて遺憾なるものがあつたのであります、右につきまして首相にその責任を問う緊急質問の動議を提出いたしたいと存じます。
【次の発言】 私共は本日のラジオを聴き、更に又新聞紙を見まして、非常な驚きに打たれたのであります。(「嬉しそうな顔をするな」と呼ぶ者あり)これは私共ばかりではなく、恐らく全國民が同じような感に打たれたと思うのでありますが、(「その通り」と呼ぶ者あり)特に民自党の諸君も、政府の驚きも、亦非常に大きかつたろうと思うのであります。(「その通り」「驚いたより、嬉しそうな顔をしている」「悲しそ……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第37号(1949/05/28、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は日本社会党を代表いたしまして、今回政府の提出にかかります食糧確保臨時措置法中の一部を改正する法律案に反対するものであります。  昭和十七年に、戰爭遂行のために供出制度が実行され、それ以來今日に至るまで引続いて行われておるのでありますが、その間に諮政府の供出に関します法律等は幾度も改正されまして、次第に供出は強化されて参つたのであります。現在日本の置かれております政治経済的情勢と、國内の食糧生産の状況から見まして、供出制度と配給制度を直ちに廃止することは実際問題として不可北でありますが、併しこの供出制度の欠陷、運用のまずさ、或いは誤まりのために、日本の農民は非常に苦しんでおるの……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 参議院本会議 第4号(1949/10/31、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は只今の太田委員長の報告に対しまして反対をいたすものでございます。  五月二十三日夜の事件は、参議院にとりましては誠に不祥のことであつたのでございますが、併しこの混乱が起りました原因を考えて見ますならば、先ず第一に民自党政府があの日に会期延長をやろうといたしまして、而も時間が遅くなりましてから延長の議を参議院に諮ろうとした。その問題から発しておるのであります。若し政府があのときにおきまして、真に会期延長の必要を認めるといたしまするならば、早くからその手続をとり、誠意を以ちまして増田官房長官初めがこれに処すればよかつたのでありますが、その誠意なく、ただ徒らに多数を以ちまして、参議……

岡田宗司[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

岡田宗司[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 外務委員会 第2号(1947/10/01、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 在京沖繩縣人有志伊江朝助君外六十三名より、沖繩の日本復帰に関する陳情が出ておりまして、これは昭和二十二年六月十六日受付となつております。  この沖繩の日本復帰方陳情の趣旨は、昭和二十年六月以來、沖繩が米軍占領治下に入り、その下において沖繩の人々は生活をしておるが、沖繩縣民は今日本への復帰を希望し、戰前同様日本の一地方としての自治態勢を整え、全國民と渾然一体となつて、平和日本建設に参加したいと渇望しておる。こういう見地からいたしまして、平和会議に際しまして、沖繩の帰属問題が解決されるのでありましようから、その際に沖繩縣民の希望としては、是非ともこれを日本に復帰せしめるように、又議会……

第1回国会 外務委員会 第4号(1947/10/14、1期、日本社会党)【議会役職】

○理事(岡田宗司君) 今星野委員より本問題に関する討議に入ることの動議がございました。それではこの問題につきまして取扱い方について御意見をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 只今星野、田中高良各委員から本陳情は委員会として採択しない方がいい、こういう御意見がございました。この御意見につきまして外に御意見はございませんでしようか。
【次の発言】 それではこの陳情は本委員会におきましては採択いたさないことに決定いたします。  次に賠償実施公團設立に関する陳情が出ております。右につきまして、外務省より島津賠償部長がお見えになつて、賠償実施公團に関する御説明がございますので、これをお伺いするこ……

第1回国会 外務委員会 第5号(1947/12/04、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 賠償公團問題につきましては、過日外務当局の方の御意見もいろいろ伺いました。その結果現在におきましてはこの賠償公團問題について取り上げることは適當ではないと、こう考えられますので、これは本委員会におきましては不採択に決定して頂きたいと、こう考えます。

第1回国会 予算委員会 第8号(1947/09/26、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 一点だけお伺いいたします。各宮家に、降下される宮家に差上げる金額の総額、先に財産税としてそれらの宮家から徴收された額、その比較についてお伺いしたいと思います。

第1回国会 予算委員会 第13号(1947/10/21、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今両委員の方発言御尤もと思いますが、勿論私共もそういう税制全体についての、根本的な改革という問題を取上げなければならんと思います。  先ず当面の差当り解決すべき問題として、徴税方法の改善並びに徴税官吏の待遇改善を図ろうというのが提案の趣旨だと思います。從がつて非常に大きい問題は、なお委員会を設けるにつきましても、十分に研究して立派な委員会を付つて、その方面の研究をすることに別にやりまして、取敢へず差詰めの問題としてこれを解決するように、先ず小委員を挙げてやつたらどうかと思います。私は木村君の意見を支持する者であります。

第1回国会 予算委員会 第21号(1947/11/15、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 昨日中央勞働委員会におきまして、全通から出しました要求に対しましての裁定が下されました。その結果、それによりますと、二・八ヶ月分の給與をすべきことということと骨子になつておる。これは單に全通だけに止まらず、次に國鉄その他全官公廳の問題となるわけでございますが、そういたしました場合に、これらの給與の増加といたしまして相当多額の費用を國家は支出しなければならんのでございます。この追加予算におきましては、千八百円ベースということで予算がくまれておるのでございますが、若しこの中央勞働委員会の決定に対しまして政府が服するということに相成るといたしましたならば、その財源を政府は如何にして求め……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 予算委員会 第9号(1948/03/19、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 關連しまして……。只今の大藏大臣のお答えでございますが、四月分の暫定豫算にその點は組まれることになつておりますか、その點お伺いいたします。
【次の発言】 先程の問題に戻りますが、先程大藏大臣はこの給與案を勞働組合が呑むように努力すると言われました。その努力の内容については言明せられなかつた。これは大藏大臣の所管事項でないがために言明されなかつたものと私は考えるのでございますが、政府としてはその努力について何らかの方針は持つておるものと思う。その點について若し大藏大臣のお答えがなければ、私はこの際所管事項でありますから、勞働大臣に出席して頂きまして、その點についてお伺いしたいと思い……

第2回国会 予算委員会 第10号(1948/03/20、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 昨日私は加藤勞働大臣の出席を要求して置きましたが、まだお見えになりませんでしようか、
【次の発言】 昨日來暫定給與の問題につきまていろいろ論議を重ねられたのでございますが、中西委員或いは木村委員よりの質問に對しまして北村大藏大臣は昨日、この暫定給與は政府において支拂うことになつております。この給與案を呑込まない勞働組合に所属するものに對しましては、支拂わないというような意味のお答えがあつたのであります。併しながらこの給與類は全面的に支拂うようには政府は努力をしておる、こういうお話もあつたのでありますが、その政府のなさる努力の内容については何らお答えがなかつたのであります。これは北……

第2回国会 予算委員会 第14号(1948/04/01、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 日本社会党といたしましては、本予算案に賛成するものであります。内閣が成立いたしまして、本内閣が行なうべき政策は三党協定において根本が決まつたのであります。然るに本予算案にはその三党協定に盛られましたところが何ら現れておらないということにつきましては、私共といたしまして甚だ遺憾に考えるものでございますが、これは内閣成立早々のことで止むを得ざることであろうと考えるものであります。併しながらこの三党政策協定によつて掲げられましたところは、本内閣が至急行なわなければならんことでありまして、そのためにはそれらの政策実現をいたしますための予算を至急に本予算において盛り込んで頂きたいと思うので……

第2回国会 予算委員会 第27号(1948/06/10、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 議事進行について。いよいよ豫算も審議が始まつたわけでありますが、本豫算を審議するに當りまして、賃金と物價の關係を檢討いたしますことが極めて重要だと考えるのであります。然るに物價につきましては、七割増を見込んであるということでございまして、それぞれの重要なる物品の物價について何ら具體的なものが示されておらない。又賃金も三千七百圓べースということは言われておりますが、それに関しましての詳細なる資料が提出されておらないのでありまして、この二點は、豫算を審議する上におきまして極めて、何と申しますか、差さわりになると思いますが、この二つを急速に提出して頂きたい。こう考えるのであります。  ……

第2回国会 予算委員会 第31号(1948/06/16、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 次に本日新聞紙上において見ますならば、アメリカ側におきまして、日本の爲替相場のレートを、近く二百五十円くらいに決めようというようなことが報道されておつたのであります。ドイツにおきましても、通貨改革が行われるようなことが報ぜられており、特に一マーク三十セントに決められるというようなことが報ぜられておるのでありますが、このアメリカ側において今日一ドル二百五十円に決められようとしておることは、何かすでにこの問題につきまして日本政府との間に交渉があつて、それに基ずいてかかる言明がなされたのであるかどうか。その点につきまして若しそういふうな問題についてすでに進行しておるのでありましたならば……

第2回国会 予算委員会 第34号(1948/06/19、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 この予算委員会が始まる時に当りまして、私は予算の審議に当りまして、もつとも根本的な問題としての賃金の問題につきまして、物價、生計費、賃金等に関する資料を要求した。然るに本日に至りますまで何ら資料が出ておらない。今木村委員からいろいろ御質問になつておりますような問題は政府におきまして当然今までに発表します。或いは入手し得らるる資料を予算委員に配布しておらなければならんと思うのであります。これが配付されておらないということは、私は政府側において甚だ怠慢と思うのであります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)直ちにその点につきまして、政府側に委員長より資料を要求して頂きたいと思うのであります。……

第2回国会 予算委員会 第35号(1948/06/21、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 この貿易資金計画表の中にありますところの輸入物資賣却代金五百二十九億円となつておりますが、この中におきましてガリオア・フアンドによるところの輸入物資の賣却代金をどのくらいに置いておるか、その点を一つお聽きしたい。それからもう一つは、ガリオア・フアンドによるところの輸入物資の國内で拂さげる價格は、如何なる基準によつて、如何なる方法によつて決められたか、この点についてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 輸入物資の國内賣却の場合における物價の決め方というものは、今後の物價改訂によりましても相当大きな変化が來ると思います。その変化の場合におきまして、それの決め方如何によりましては……

第2回国会 予算委員会 第36号(1948/06/22、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 私ちよつと……。過日米價の問題につきましてお伺いしたのでありますが、いよいよ明日からいろいろな物價が改訂されて、これが実行されることになるので、米價もこの際当然その中に入つておると思うのでありますが、過日質問いたしましたときには、米の消費者價格は据置くというようなお話でございましたが、この物價改訂に伴う米の價格につきましての農林大臣の所見をお伺いしたい。
【次の発言】 昨日ガリオア・フアンドのことをいろいろお伺いいたしましたとき、ガリオア・フアンドによつて輸入せられる外國の食糧でございまするが、これの國内の拂下げ價格が、新物價改訂によりますと八十%増になつておるのであります。そう……

第2回国会 予算委員会 第37号(1948/06/23、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 ちよつと関連して、……。農業金融の点についていろいろなる方式をお考えになり、そうして最後に特別会計で以て何とか措置して行きたい、こういうお話でございます。そこでお伺いしたいことは、この特別会計の方法による農業金融の方式は、この予算が成立するまでにそれを実現する方途を持つておられるのかどうか。  それから先程の第二の方式、復金の中に先ず二十億ぐらいの枠を設ける、こういうお話でございましたが、この特別会計の場合におけるその金額も、大体そのくらいと了承してよろしいかどうか、その点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 総理がお見えになりましたので、予算の審議につきまして政府の態度……

第2回国会 予算委員会 第40号(1948/07/03、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 大藏大臣にお伺いいたします。  先ず第一にお伺いしたいことは、今次の予算が修正されまして私共の方に提出されたわけでありますが、この予算案は、以前として賃金の問題、俸給の問題につきましては三千七百円ペースを基にしているのであります。これが、三千七百円ペースで組まれているペースそのものが変動するような場合が当然私共に予想されるのでありますが、又加藤労働大臣は、その点につきまして、若し三千七百円ペースの基礎になつている数字等に誤りがあり、又それを変更しなければならん事情がある場合には、この補正予算を出さなければならんというような意味のことを言われているのであります。これに関連しまして重……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 予算委員会 第1号(1948/11/08、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 いよいよ國会が再会されまして、いろいろな法案も出ると思われますし、尚追加予算も出ることになつておりますが、その追加予算を本委員会において審議するまでには、まだ暫く間もあることであります。尚追加予算を審議する準備といたしまして、私共は今日の財政上の現況について、当局者からいろいろ伺つた方がいいかと考えるのであります。これは今日厖大なる予算が実施されている場合におきまして、いろいろな税金の收入なり、或いは支出状況なりというようなものが、どういうふうになつているかということを掴んで置きますれば、審議も尚十分にできるかと思いますので、これは或いは予算委員会としてそういうことをすることが適……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 予算委員会 第3号(1948/12/08、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 林副総理にお伺いしたいと思います。第三國会における中心の問題は國家公務員法とその給與の問題であつたのでございます。その給與の問題につきましていろいろベースの問題が論議されたのでありまするが、人事委員会におきましては人事委員会独自の立場から六千三百七円のベースを発表されまして、これが至当であるという見解に基いてこれを公表されたのであります。然るに政府におきましては、この予算の提出の際におきましてのベースは五千三百三十円というふうになつているのであります。本國会に提出されましたこの予算を審議して参ります場合に、政府より配付せられました資料を見ましても、人事委員会の六千三百七円というも……

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/10、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 上野人事官にお尋ねいたしますが、只今高瀬委員からいろいろ詳しい御質問がございましたので、私は重複を避けまして質問いたしたいと思います。  先ず第一に、お伺いいたしたいことは、吉田内閣ができましてから、國会を開いてそうして新給與について國会に諮る。こういうことになつたのでありますが、そのときに人事院から六千三百七円ベースの給與案が発表されておる。これは非常に大きなセンセイシヨンを起しまして、そうして政府におきましては、この人事院の発表につきまして内閣官房長官の名を以ちまして、一つの声明が出た事実は、これは私が申上げるまでもない。勿論先程の上野人事官のお話によりますれば、人事院は内閣……

第4回国会 予算委員会 第11号(1948/12/22、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 総理大臣にお伺いいたします。一昨年マッカーサー指令により、経済安定に関する九原則が発表されたのでありますが、これは日本の今後の経済にとりまして極めて重要なる指標となるものと思うのであります。この九原則はいずれも現在の日本の経済につきまして、統制の強化を要請しておるものと私共には考えられるのであります。この点、民自党はその在野党時代からの政策といたしまして、統制経済をできるだけ緩和して、自由経済に帰るということを主張されておるのでありますが、この九原則と反するように私共には思われるのであります。この点につきまして、この九原則を実施するために民自党といたしましては、從來の政策を棄て、……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 外務委員会 第2号(1949/03/18、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 本問題に関連しまして、今行政整理に関連して外務省におきましての行政整理の結果、機構の縮小ということが計画されておるのであります。現実に今外交が少いということで、外務省はすでに機構も縮小され、更に人員も極めて少数になつておるのでありますが、今行われておる行政整理に伴つて、更にこれが縮小されようとしておると思うのでありますが、実際に活動しておる外務省の機関の一つとしての連調も、やはり機構縮小の対象になつておるように聞いておるのであります。只今港川理事の方からの御報告にありますように、現地における機構縮小、人員整理ということが行われますというと、いろいろな欠陷が生ずることが予想されるの……

第5回国会 懲罰委員会 第閉会後1号(1949/06/01、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 第一の点でございますが、最初に板野君が馳け上つたと言われたのでありますが、板野君は御承知のように運営委員で、又同時に運営委員会に出ておつて、板野君は参事席へ行かれたような記憶はございませんか。議事部長のところへ行かれた……
【次の発言】 それからカニエ君が議長の前に倒れた。そうして議長の足許にうずくまつて議長の歩行を阻害した、こういうことになつておるのですが、カニエ君が倒れるところはお分りになりませんでしたか。
【次の発言】 それから淺岡君と岡元君が上られまして、議長が來るまでに先に上られた議員ですね。例えば板野君とか中村君とか原君とかという人達と、守衞が來るまでに揉み合うとか或……

第5回国会 懲罰委員会 第閉会後2号(1949/06/02、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 今の計画的ということでございますが、これは議論をすれば問題にはならんと思うので、この計画的についての議論はいたしませんが、板野君が手を振つて何か大声で叫んだらどつと駈け上つたと、こういうふうにお認めになつたのですか。
【次の発言】 そうすると最初に駈け上つた板野君は議席が近いので駈け上つた。外の諸君はやや遠いからやや遅れたという形だと思うのですが、議長はそのときすでに出て來ておりましたのですか。
【次の発言】 そうすると議長が出る前に板野君が議長のところに直ぐ行つたのではなくて、寺光議事部長の席に行つたようには……
【次の発言】 そうすると寺光君のところにおつたわけですか。

第5回国会 懲罰委員会 第閉会後3号(1949/06/20、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今松井さんの方からいろいろ御意見があつたのですが、そのうちに若しいろいろ調べておる間に分つた事実を取上げて行く、これは非常にむずかしい問題でありますが、その場合、草葉君の方の趣旨を訂正するということは、これは非常に重大な問題だと思います。一旦本会議に掛けまして、そして本会議で趣旨の弁明をされて、これを又委員会で改めてやるということは、これは私はできないとこう思います。從つてやはり本会議で以て草葉氏が述べられました趣旨の範囲内において問題を解決して行く以外にはない。而もこの新らしい事実が草葉氏が述べられました趣旨の範囲内にあることであるならば、それは当然取上ぐべきでしようけれども……

第5回国会 懲罰委員会 第閉会後4号(1949/06/21、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 事務総長が近藤次長に代わられて席に著かれて、議事を始められるときに、準備ができたときに、例の覚書は事務総長の机の上にありましたですか。
【次の発言】 それではもうその覚書を取つたとか取られたとかいうことの済んだあとでございますか。
【次の発言】 淺岡君が議席から見られたときに、まあ板野君が先頭を切つて行つた、こういう話ですが、板野君が上る前にすでに社会党の議院運営委員である原君、下條君、それから中村君が上つておりませんでしたか。
【次の発言】 原君、中村君達が上つてから板野君が続いて上つたのであるが、すでに原君らは先へ上つておつたというふうにお感じにならなかつたですか。

第5回国会 懲罰委員会 第閉会後5号(1949/10/24、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 北村さんが副議長に覚書を渡された。ところがその覚書が副議長の手許へ入る前に誰かによつて奪い去られようとした、これは中西議員と言う人もありますし、又金子議員と言う人もあるのであります。その点判然としておらんのでありますが、北村さんが副議長にお渡しになつたときに、その書類が途中で誰かによつて手を著けられたか、或いはそれをひつたくられた、そういうことはございませんでしたか、その点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 置かれてから後……。

第5回国会 懲罰委員会 第7号(1949/05/31、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 これは個人別にやる場合でありますと、順序からいつて、昨日動議に付せられた順序で行きますと、やはりカニエ君が第一になる。それでカニエ君が第一に取上げられます。そうしてカニエ君だけが委員会とそれから本会議と両方になつておる。それでカニエ君だけを先に取上げて、先ず委員会における問題を片付けると、それであとは全部本会議場における問題だけになります。こういうことになります。從つて先ず順序に從いましてカニエ君から審議を進める。そうしてその時間的順序もありますから、先ず委員会における問題を審議いたしまして、それからカニエ君の本会議場における問題を審議する。こういうふうにしたらどうかと思います。

第5回国会 農林委員会 第閉会後1号(1949/08/18、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 肥料の補給金の減額或いは廃止という問題は非常に大きな影響を持つ問題であります。大藏方面においては直ちにこれを全廃するような意向のように傳えられておりますし、私共も新聞紙上でそういうふうに見ておるのでありますが、大藏省の考える案についてお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 肥料補給金の撤廃が相当農家に影響を與えることは、もうすでに明白なことであります。で、この肥料の購入の面におきまして、御承知の通り最近農家でも非常に経済が苦しくなつて金詰りの状況を呈している。で、農業手形等が出まして実施されておるのでありますが、本年度のごときは実に百五十億をたしか突破しておると思う。その大部……

第5回国会 農林委員会 第24号(1949/05/21、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 岡田でございます、どうぞよろしく……。
【次の発言】 先程開拓局長からのお話では、安本を中心にいたしまして、土地改良についてでありますが、河川ごとに何か計画がなされつつあるようにお伺いしたのであります。これは非常に重大な問題だと思うのでありますが、この土地改良法案を出されるにつきましては、單に從來の水利組合とか、耕地整理組合とか、或いは土工組合の整理統合だけではなく、國家がみずからやる國営の土地改良事業についての規定が極めて重要な部門をなしておる、そういう見地からみますというと、明らかにこの土地改良法案が出されたことは、私共といたしますればすでにそういう河川別についてまあ日本全体……

第5回国会 農林委員会 第25号(1949/05/22、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 衆議院の農林委員会において、大藏大臣との間にそういう折衝が行われたということはよく分つたのでありますが、まだその大藏省側において三分の一をどういう予算の形式でやるかということが明らかになつておらんようであります。それで恐らくその点に疑義を残して置きますと、この次に臨時國会が開かれまして補正予算が組まれます場合に、そこに問題が起り、又これが実施せられない問題も起つて來るだろうと思います。その点につきまして、若しこれが通つて実際にそれが行われるということになりますならば、私共非常に結構だと思いますが、大藏省の方の、具体的にどういう方法でこれを予算に組み入れるかということを大藏省の主計……

第5回国会 農林委員会 第26号(1949/05/23、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 僕も長いことないです。五分か十分やれば……
【次の発言】 私は社会党を代表いたしまして、政府の提出いたしました食糧確保臨時措置法の改正案につきまして、反対するものであります。  いろいろな議論もございますが、この改正案の條項に限つて申しますならば、私共の最大な反対点は第八條の第一項でございます。第八條の一項の新らしい改正案につきましては、「主要食糧農産物の需給の均衡を保持するため特に必要があると認めるときは、作況等を考慮し、且つ、中央農業調整審議会及び都道府縣知事の意見に基き、都道府縣別の供出数量の変更及びその実施に関し必要な事項を定め、これを都道府縣知事に指示することができる。……

第5回国会 農林委員会 第27号(1949/05/30、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 第二條の家畜の範囲についてでありますが、ここでは牛、馬、豚、めん羊、及び山羊となつております。大体これでいいと思うのでありますが、最近アンゴラ兎が相当飼育されるようになつておりまして、特にこれは輸出との関係がありますので、それの種兎の分讓が盛んに行なわれておる。然るにその品質等が非常によろしくないものをどんどんと流行に乘じて賣つておる者が現われておる。こういう者の取締りがなされ得ない状態になつておるのです。この法律に規定するしないは別といたしまして、畜産局の方におきまして、そういう場合における処置はどういうふうにな取られておるか、それをお伺いしたいと思います。

第5回国会 予算委員会 第15号(1949/04/20、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 委員長報告の際に、修正案が出たが、その修正案が止むを得ざる事情によつて討論に付されなかつたことを、はつきりとその報告の中にお附加え願いたいと思います。


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 懲罰委員会 第2号(1949/10/31、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 何に賛否を明らかにするんですか。賛否を明らかにしようがない。
【次の発言】 一つこの本会議における取扱い方でございますが、これは委員長報告を一括して賛成或いは反対というふうにするのか、これは個人々々の問題でありますから、個人々々に分けて、そうして賛成反対をするのか、その点をはつきり決めて置いて頂きたい。

第6回国会 農林委員会 第3号(1949/11/22、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今農林大臣から今後の施策について一般的な御説明があつたのでありますが、私は今後の輸入食糧の増加につきまして、至急政府として採らなければならん処置についてお伺いしたいと思います。本年度から見ますというと、約百万トンの増加が見込まれるわけでありますが、この百万トンの食糧の輸入が増加せられました場合におきましては、現在の供出制度並びに配給制度というものはどういうふうに変化して行くか。これは重要な問題だろうと思うのでありますが、更に日本の人口に対するところの食糧の供給量が殖えて来ましたことに対することから来ますところの配給量の増加、その点につきましてお伺いしたいと思います。

第6回国会 農林委員会 第7号(1949/11/30、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 ちよつとお伺いいたします。只今の御説明によりますと、二十五年度末の持越高が二千四百八十万石という、非常に莫大な数字になることが計算上出ているのであります。これはまあいろいろ仮定の点もありますので、正確とは存じませんが、尚ここでですね。芋、薩摩芋、馬鈴薯がですね、米石にいたしまして、三百六十万石、馬鈴薯の方が百三万石ですか、両方合せましても、四百六十万石、これを主食に加えないでも、尚且つ二千万石ぐらいの持越高になるわけですが、恐らく今までに例のない莫大な持越高になる。そうなつて参りますとですね、これは倉庫の問題もありますし、いろいろあつて、非常に多いことになつて困るんじやないかと思……

第6回国会 農林委員会 第10号(1949/12/03、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 十二時でございますから、休憩いたしまして、晝食後にお願いします。
【次の発言】 只今小川君からの質問が、ございましたが、六千五百五十万石という作報の実收予想高、これが今度の補正の基礎になつているわけでございますが、すでにもう東北、関東、北陸地方におきましては、実收高も分つておつて、その実收高の報告が本省にも来ているだろうと思うのです。十二月の中旬に全国が発表されるでありましようが、一体どれくらいの開きがあるのか、その作報の調査と、つまり予想高と、それからすでに東北、北陸、或いは関東地方の実收の分つているところと、どれくらいの開きがあるのか、そのすでに分つておるところの一覧表を御提……

第6回国会 予算委員会 第1号(1949/11/16、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 価格補給金の撤廃その他によつて物価が上りますし、又米価の改訂によつて米の価格も上る。それが生計費の方へどういうふうに現われるか、或いは又ここに予定されておる減税がどういうふうに現われるか、それに関する資料を一つお願いしたいと思います。
【次の発言】 それで結構であります。

第6回国会 予算委員会 第2号(1949/11/21、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 今の関連質問、農地関係だけ一つ。農地委員会の問題でございますが、農業調整委員会と農地委員会とを来年八月以降において一つにしてやるというような計画が進められておるように聞いているのですが、そういう方針で予算を組まれているのですか。
【次の発言】 その場合において主たる仕事はどつちに置かれるようになつているのでしようか。
【次の発言】 今の農業委員会において専任書記が二人になる。一人が大体農地関係、一人が旧来の農業調整関係ということになつて来るのですが、現在登記の面を見ますというと非常に遅れておる。買收において二四%程度、売渡しにおいて僅かに四%程度しかできておらない。これを農業委員……

第6回国会 予算委員会 第7号(1949/11/27、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 議事進行についてでありますが、本日の予算委員会は衆議院の予算通過後におきまして、正式にここに開催されることになつたのでありますが、極めて出席も少いのであります。本日の予算委員会の運用につきまして、本朝未だ理事会も行われておらないような状況でありまして、従つて先ず本日の予算委員会の運用をどうするかということについて理事会の開催をお願いいたします。
【次の発言】 本日は運輸委員会があるだけであります。外に委員会はございません。委員がダブつておるということもないのであります。野党側の理事も今日はまだ見えておらんのであります。もう一度改めて理事会を開催して頂きたい。

第6回国会 予算委員会 第8号(1949/11/28、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 安本長官にお伺いいたします。安定本部においてかねて日本の経済復興のために五ケ年計画の案を作つておられます。その案が大体できまして、それが発表せられるばかりになわました頃、吉田首相はその発表を差止めてしまつたわけでありますが、この安本において作りました案は廃棄せられたのかどうか。そうして最早これは何ら価値なきものとして退けられたものかどうか、その点を先ず伺いたい。
【次の発言】 その検討中という意味は、それをやはり基礎にして、安本といたしましては、日本の例えば基礎的な生産というようなものを進めて行くという意味での検討中であるか、又或いは單にもはやこれを廃棄する、併しながらその審議会……

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/29、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 総理大臣にお伺いいたします。終戰後すでに四年半近くになつておりまして、未だに講和会議が成立しておりません。いわゆる国際法上から見まして、戰争状態の終結にはなつておらないわけであります。併しながら、実際上この四年半の間におきましてですね、漸次占領下にありますけれども、いろいろ国際会議に出席し、或いは外国との貿易関係、通商関係を確立することができるようになつて参りました。事実上の講和平和というようなものが回復されつつあるというのが現状であるのであります。ザ・パーフェクト・ピースの下における外交のあり方というものがやはりなければならんと思うのであります。占領下にあるというので全然外交は……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/13、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 公報に出ているあとの地方行政の方のやつは大部額が大きいのですが、これはどういうことになりますか。
【次の発言】 このうちには議員の旅費というのが入つているんですが、十五万円。四十万円しかないというと、これも議員旅費で出すというととんでもないことになる。二つだけで大抵取つてしまう。
【次の発言】 そうするとみんななくなつてしまうな。
【次の発言】 只今小澤さんのお話ですと結局不承認ということを議決して呉れ、論議して議決して呉れというそういうことになる。そうするとその不承認ということがこの案件として出て来なければならん。それはどこにもない。私の方としてはそういうふうに政府の方で申され……

第7回国会 議院運営委員会 第5号(1949/12/16、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 内容は公報で見ておるから省略をしてもよいと思う。
【次の発言】 明日残りの予算額、議員派遣の要求額と、要求提出中のもの、尚予定中のもの、これ以外にあるならば、それと全部睨み合せて、大体その予算の範囲内で落ち着くように一つ案を立てることにして、今日はこれはここで論議しないで頂きたい。
【次の発言】 増田官房長官にお伺いいたします。  過日、国鉄の例の仲裁の問題でございますが、政府から出しました原案に不備があるということが明らかになりまして、政府でこれを出し直すことにいたしまして、未だにそれが出されておらないのであります。その間におきまして、いろいろ事件が起つております。尚本院におき……

第7回国会 地方行政委員会 第30号(1950/04/15、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 これは営業の内容に関するのでしようが、金利の制限とかそんなことはどこかの規定で書いてありましようか。ちよつと見えないようだが、これがどこにも規定されないとすれば、そういうやつはどういう方針で扱つて行くものか、その許可の際にそれを個別的に扱つて行くものか、或いは又條例その他で以て考えさせるつもりか、先ずそれを……。

第7回国会 農林委員会 第12号(1950/03/09、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 只今の岡村さんの言われたこと非改に重大なんですが、とにかく不渡手形が、すでに不渡になつているのであります。これは実際的に救済するためには別に融資をして頂く以外にはない。値下りや何かに問題の解決はこれはまだ若干の日も藉せると思うのでありますが、その方がやはり別に一定の融資をして急場を切り抜けるという措置を直ちに採つて頂きたい、こういうふうに考えます。その趣旨で一つ大蔵当局の方に折衝を願いたい、こう思うのです。
【次の発言】 本年度のですの買上げ四億貫を限度として、こういうことでありますが、これは四億貫を限度とするということは、四億貫を割当をして買うということでありますが、それ以内に……

第7回国会 農林委員会 第18号(1950/03/30、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 丁度食糧庁長官、農林大臣とおいでになつておるので、非常によいと思いますが、過日の新聞によりますと、二十五日、二十六日に湯河原で、食糧庁の方々と、それから自由党の政調会の方々が、懇談会をやつて、主食の統制の問題について、いろいろ意見の交換が行われたということが新聞に伝えられておりました。二十九日の読売新聞によりますというと、その際に祕密申合せが行われたと、こういうことが書かれております。そうしてその内容として伝えられておるところは、一が「超過供出価格が既定どおり二倍の場合は統制を継続し、これ以下となつたときは供出完了後自由販売とする」、二が「配給制度については、輸入食糧の政府管理が……

第7回国会 農林委員会 第32号(1950/04/26、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 先ず今度の改正の本質は一体どこにあるのか、前にこれが提案されたときにお伺いしたのですが、あれだけでは本質に触れていないように思いますので一つ端的にこれらの改正の本質を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 これを恒久立法にするということになりますると、前のは臨時立法であつた。つまり二ケ年で終る。そうして二ケ年でそれが完了すればこれはまあ廃止されべきものであつた。併しながら廃止することはできないので、恒久化す、そういう意味で恒久化されるのであるか、そうして前のものは臨時的な意味で、そういう意味で、それと対比して恒久化と、こう言われておるのですか。

第7回国会 農林委員会 第34号(1950/04/29、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 そうするところの資料によりますと、前には事務費が十分の六・五とか、十分の五とか或いは十分の八・五あたり事務費が出ておるのが、これはなくなつてしまうんですか。
【次の発言】 そうすると、それは法律では規定していないのですか、その事務費の分は……
【次の発言】 そうすると、法律によらない支出ということになるのですか。
【次の発言】 そうすると、補助要綱はそのまま残るわけですか、その部分だけ……
【次の発言】 どうも先程から私聞いておつて、腑に落ちないのは、この六條の費用は今度は計上するに至らなかつた。そうして別に補助要綱を作ると、こういうことになるのですが、一体又今度地方財政平衡交付……

第7回国会 法務委員会 第24号(1950/04/12、1期、日本社会党)

○委員外議員(岡田宗司君) ちよつと委員外で発言をいたしたいのですが……
【次の発言】 私共新聞紙上で岡崎検事のことを見ておりました。岡崎検事は特高検事はやつておらんのだ、こういうことを言つておられました。岡崎検事は確か例の企画院事件、或いは京浜グループ事件、その他いろいろな特高警察関係の検挙に携つておられた。これはもう事実でありまして、その事件には私共の方に所属しております和田博雄氏、或いは勝間田清一氏、そういう人々がこの岡崎検事の指揮の下に検挙されておるのであります。こういうような事実がある。而もこの当時。この検事は本日ここにおいでになつておりますところの証人岡崎氏、或いは又丹羽氏とやはり……

第7回国会 法務委員会 第25号(1950/04/13、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 先程伊藤の調書を読上げられたときに、電気クラブの問題ですが、土田が制服のままでそこに参加しておつてですね、何か会合があるときに張り番をしておつたというようなことを聞いたんですが、これは非常に重大な問題だろうと思うんです。特に警視庁の内部の者がそういうことをしておるときに、これはまあ警視庁にとりましても相当大きな問題になるんですが、こういうような場合には、警視総監にそういう旨があつたことは報告されますか。あの調書をとられて、土田がそういうことをしたということが出て来たときに、あなたの方から警視総監に報告されましたか。
【次の発言】 そうするとなんですか、大体課長の方から警視総監に報……

第7回国会 予算委員会 第13号(1950/03/14、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 私は議事の進行につきまして発言いたします。本日首相においで願い、本多国務相においでを願いましたのは、この予算の提出と、つまり予算の審議とそれから地方財政関係の法律の提出の問題と、それとの関連について本日首相及び本多国務大臣に御出席を願つてそれを質したのでありまして、その予算案そのものの内容につきましては、私は今日まだ入る段階ではないと思います。何故ならば、若し予算案を内容的に審議いたすとするならば、先ず大蔵大臣の出席を求めて、その総括的なる問題から論議すべきが至当である。未だはつきりと決らない他との関連において尚一部に過ぎないところの地方財政の問題は今日まだやるべきでない。従いま……

第7回国会 予算委員会 第21号(1950/03/25、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 安本長官に、先ず寺尾さんの御質問に関連して私も質問を始めたいと思つております。  先程安本長官のお話によりますと、現在の小麦のCIF価格が九十一ドル、国際小麦協定に入つた場合八十一ドル五十セント、現在のところでは日本の小麦価格は約七十ドルだろう、こういうお話であつたのであります。それでこのままで価格が大体ずつとそういう程度で続いて行けば別に問題はないのですが、併し現在の世界の小麦の生産状況並びに、つまり供給側の状況或いは需要側の状況から見て参りますと、小麦の価格は大体において下落ちの傾向がある。場合によりますというと国際小麦協定に参加しておらない国国の小麦の価格が、むしろ国際小麦……

第7回国会 予算委員会 第22号(1950/03/27、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 一昨日からの問題がかように紛糾いたしましたことは非常に遺憾なことだと思う。このままで参りますというと、やはりまだ地方平衡交付金の問題も出ておりません。この問題が解決されんために、更にいろいろな議事進行の問題について問題が起つて来るだろう。これは非常に遺憾なことだ。で、そのために理事会が設けられて、理事会が議事の円満な進行をやるためにあるのでありますから、一昨日から理事会が機能を停止しておるような有様で、本日も当然朝開かれて、一昨日並びに昨日の問題について理事会において円満に解決して進めらるべきであつたろうと思う。ところがそれが進められない結果、今日このような状態になつた。このまま……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/29、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 これが国会の問題ではない。こういうことになつて参りますというと、我々としてはやはり国会法に從つた予算委員会の運営を続けて行く以外はないと思います。私はこの際明らかにして置きたいことは、国会に対しまして関係方面の方からこの予算の審議に対して、何か伝達があつたかどうか。その点一つ委員長にお伺いしたいのであります。
【次の発言】 それは政府に対して伝えられたことは、官房長官から委員長に伝えられたことであつて、国会に対して直接伝えられたことは何もない。こういうことでございますか。
【次の発言】 議長に対してはまだそういう通告はないわけでございますか。

第7回国会 予算委員会 第25号(1950/03/30、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 本田国務大臣に対しまして地方税に関する諸点について御質問をいたします。  今度の地方税法はシャウプ勧告案に基きまして非常に大きく改革をされておるわけでありますが、この改革によりまして直接には地方財政の上にも大きな影響を持つわけであります。と同時にこれが国民生活の上に及ぼす影響も又非常に大きいのであります。從來地方税制がいろいろ変革をされました場合は主として税率等の変革やその他でございまして、又新税が設けられましても全体としての大きな改革はなかつたのでありますが、今度は根本的な変革になつておるのであります。我々は無論この変革におきまして非常にいい部分を認め得るのでありますけれども、……

第7回国会 予算委員会 第26号(1950/04/02、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 補正予算についてお伺いいたします。進駐軍用の家屋二千戸建てることになりますが、これによりまして、終戰後から政府によつて借上げまして、そうして進駐軍用にされておりまする日本人所有の家屋が非常に沢山ある。それが、これが建設されましたときに二千戸解放されるのか、或いはそれより少いのであるか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 若しこれによつてですね。解放されないということになりますというと、これはまあ推定でありますが、それだけ進駐軍がこういう家屋を要する人が沢山入つて来るということになつて来るわけでありまして、私共といたしましては、最近の事情から、これを建てることによりまし……


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各種会議発言一覧(参議院1期)

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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 外務・通信連合委員会 第1号(1948/06/28、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 最終議定書第十七の第二項の「ドイツ國日本國及び朝鮮は、責任当局が適当と判断する時に、」とありますが、この責任当局というのは連合國軍最高司令部でありますか。
【次の発言】 それから第十六の「外交上の形式により、当該政府からこれをフランス共和國政府に通知し、」この当該政府は日本國政府と訳してありますが……
【次の発言】 そうしますと、日本國政府が初めてこの條約締結の当事者になるわけでありますか。
【次の発言】 それからもう一つ、この二十七条の國際事務局の経費の中、只今のお話ですと、一等二十五單位。こういうことになるわけですが、これは実際の金額として、どれくらいのものでございますか。

第2回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1948/07/04、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 すでに会期が切迫しておりますし、三日間の質疑でやや盡きたと思いますので、できればこの際質疑を打切りまして、分科会としての態度を決定したら如何かと思います。
【次の発言】 社会党といたしまして社会党を代表いたしまして、衆議院送付の案に賛成をいたします。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 外務・逓信連合委員会 第1号(1948/11/12、1期、日本社会党)

○岡田宗司君 日本が本條約に参加することは誠に喜ばしいことと存ずるのでございますが、この條約を見ますというと、最後のところにございます國際電氣通信條約の最終議定書の中にカナダ、チリ、その他の諸國がいろいろ留保いたしまして加入しておる。で日本が加入する際におきまして、全部を承諾いたしまして加入するのか、或いは何らかの留保をして加入することになるのか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 本連合の構成は、連合員と準連合員とになつております。準連合員は、連合関係の会議において投票権を有しない。又連合の機関に対する被選挙権を有しないが、他は連合員と全く同一の権利を有する。こういうことが最初に……



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データ更新日:2022/12/18

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