このページでは谷口弥三郎参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。
○谷口弥三郎君 私は自由党を代表いたしまして、只今議題になりました厚生年金保険法を改正する法律案につきまして、二、三の質疑を行いたいと存じます。 先に社会保障制度審議会におきましては、年金制度の準備改革に関する勧告といたしまして、年金制度の改正を行う場合には、将来全国民を対象とする国民年金制度を確立するための礎石として、先ず現在の被用者に関する各種の年金制度を整備して一元的な制度とすること、次いで現在漏れておりますところの五人未満の事業者の被用者もこれに加え、又自営業者でも特に年金的保護を必要とするような人々をも加えられるような制度に発展せしむべき希望を持つて申出ておられるのでございますが、……
○谷口弥三郎君 先刻のお話によりましても、虎の門の事件でございますが、初めは木造で建てたというような建物であつたのが鉄骨の建物になつておる。又この前の二月六日の参議院決算委員会でのお話によりましても、これは牧野課長のお話であつたのですが、鉄骨の建物で而もその上にはコンクリートが十分詰めてあつた、それにもかかわらずその下の地下のほうに或いは石油タンクがあるとか、或いはいろいろの大きい工作物などを置いてあつた、従つて非常に取除きにも困難を来たしておるような状況であつたようなお話であつたのでありますが、これは一体どこの誰がそういうふうの施設をするように命じられたのでしようか、又お許しになつたのでしよ……
○谷口弥三郎君 只今議題になりました決算審査に関する小委員長の報告を申上げます。 本小委員会は、本年二月四日の委員会の決議により、昭和二十五年度決算検査報告中における架空審議を付託され、二月二十六日以来四回にわたつて関係各省及び会計検査院等から関係者の出席を求め、慎重審議を重ねた。その審議の経過及び結果につき報告する。 一、本案の内容 小委員会が架空経理事案として採択したものは、法務府一件、大蔵省十件、文部省二件、厚生省五件、農林省一件、郵政省一件、電気通信省十三件、労働省二件、建設省三十六件、経済安定本部三件、日本国有鉄道一件、合計七十五件である。これら七十五件を便宜上左の四項に分類す……
○谷口弥三郎君 私から一言お伺いしたいと思いますが、インターン制度の必要なことは誰も……、私ども自身も是非インターン制度を必要と考えておりますのでありまするが、とにかく今の現状ではなかなか思うようにインターン制度がうまく行きませず、又先刻柳さんからのお話のように僅かな予算というので、これもなかなかいかんために、現在相変らずインターン制度についてのいろいろな問題を起しているのでありますから、これは学校のかたにお伺いしたいと思いますが、今の四年の教育におきまして、これで一応国家試験というのを昔みたようなふうに四年の卒業の場合に国家試験を一緒にやつておいて、そして最も必要な実地開業でもしようというよ……
○谷口弥三郎君 只今北野さんのお話によると、いわゆる作業を患者の軽症者にはお願いしている。従つて少しは報酬もやらなければならん。併しできるならば職員を増してそういうことはやはり療養所は療養所らしくやらせたほうがよかろうというようなお話に聞いたのでありますが、そういうような場合には、例えば看護婦にいたしましても、大体今のお話を聞きますと四割くらいがかなり重症な患者であるからして、それで重症者には相当、言い換えるならば結核療養所などで扱つているような看護婦数を基準とすることが必要である。それから又軽症者にはそうは要らんが、極く僅かの看護数が要る。或いは食糧運搬などにもやはり一定の従業員を置くことが……
○谷口弥三郎君 私からもちよつとお伺いしたいと思いますが、今回の水害の対策におきまして、最も我々が重点を置いているのは、国民健康保険の事業方面で、国民健康保険の事業資金とか貸付金というようなものは、いわゆる補助いたします貸付金というようなものが、大体もうすでにどのくらいというような見当がついておりますでしようか。又同時に、これは或いは大体のところでも、撃ぎ資金なんかでもよろしうございますが、一応幾らかの金でも組合に出される時期はほぼ大体どのくらいの見当になつておりますでしようか。それらの点について伺いたいと思います。
【次の発言】 私からただ一つお伺いしておきます。今までの、殊に新谷委員の御質……
○谷口弥三郎君 只今のお話によりますと、私学振興会から私立学校の方面にできるだけの援助をしてやろう。これに対しまして私学振興会会の会費が幾らというのは大体きまつておるのだししますので、この場合に特に今度のような災害を受けた所には是非そこを先ず優先的にやるようにというお世店をしてもらうことができるのでしようか。
【次の発言】 只今の予備資金というのは一体どれくらいあるのですか。
【次の発言】 この表には出ておりませんが、例えば福岡でも久留米の大学だけでも今度一億一千万円とかいつておつたのですが、それから熊本大学は国立じやないですか。
【次の発言】 そうすれば熊本大学の国立のところでもかなりの損害……
○谷口弥三郎君 先刻局長からのお話によりますというと、今回出されました私立学校、国立学校には大学がないから、それで私立学校のほうにも出ておらん、併しこれは大いに今後交渉して、必ず出すというお話でございますが、実は前回の出されました資料のときには、私立学校に対する大学の或いは一坪幾らというようなふうの案も出ておつたのですが、これは一つできるだけ早くお出しを願つてお示しを願いたい。そうすれば、又我々もそれに対していろいろとお伺いすることもできますからして、是非とも急いで一つやつて、見せて頂きたいと思います。 それから、なお、ついでにお伺いいたしますが、以前からこの会合のあります場合に、私立学校に……
○谷口弥三郎君 国民健康保険事業に対する資金の貸付及び補助でございますが、大体この点については今までのお話で質疑も殆んどもう終つておると思いますけれど、念のために一つ二つお伺いしておきたいと思います。この貸付及び補助に要する費用は大体五億ぐらいと聞いておりましたが、どのくらいでございますか。
【次の発言】 只今の貸付の大体四億或いは補助の一億とかというのは、主としてこれは診療報酬の支払い或いは事務費というような方面に使われるものと思いますが、その内訳は大体どのくらいになつておりますか。
【次の発言】 そういうふうなのは、いずれ十一条のところにもありますように、政令で出て来るわけでしようね。
○谷口弥三郎君 只今のに関連してですが、私も資料を一つ頂きたいと思うのです。先ほど高田先生、長谷部先生からお話がありましたように、女教員の分娩前後の休養ということは非常に大事な問題でありますが、それに対して或いは一方定員の減少というような関係で心配されておる向きもありますので、私よく数とか何かは知りませんので、折角資料をお出しになるそのついでに、全体の女教員の数、それも府県別にいたしまして、できれば男の教員さんと女教員さんとの比率、それからこれは少しむずかしくはないかと思いますけれども、わかりますならばその産前、産後の休養した十六週とか十二週とか、今言われておるのがどのくらいしておられるか、そ……
○谷口弥三郎君 先刻来のお話を聞くと、どうもますますわからないようになります。例えば先刻の御説明の中にも、動物――鼠の体重百グラムに対して幾らやつたと、普通毒物学的に研究いたします際には、動物差を先ず第一に基にします。そうして又動物差が似ている場合には、その場合は一キロに対して何%とかいうのが、普通の毒物試験のやりかたでございます。その説明がどうもはつきりいたしませんので、誠にわかりにくいのでございます。殊に先刻木村委員のお話の場合に、醤油に対して一〇%を用いる。これに対しての御説明に三点を挙げられましたが、第一番に発酵作用を起す場合には毒力が減るという御説明或いは推測の説明がございましたが、……
○谷口弥三郎君 この千七百八十三号の鉄道会館、その他の問題については非常に慎重に審議する必要があると思うわけです。先ほど委員長からもこの問題は今日の委員会で結論を出すということにはしないで、更に審議をしようというようなお言葉がございましたが、そうすれば折鶴の今日のお集りですから、やればどんどん時間がたつので、これも審議上はいいことだと思いますけれども、若し併し更に時間をかけてよく徹底的にやるというなら、程度の問題ですけれども、適当のところで一応打切つて、その後に廻して、今日は全体の取りまとめということも続いてあるようでございますから、別に急ぐわけではありませんけれども、この次に徹底的にやるとい……
○谷口弥三郎君 私は自由党を代表いたしまして、二、三この問題に対して申上げてこの報告書には賛意を表するものでございます。 毎年のこの決算の報告書を見てみますというと、やはり相変らず不当事件が引続いて起つておりますし、又特に補助金問題などにつきましても、昭和二十六年度だけでも五百件に及ぶほどの不当事項が出されておるのでございますが、これらについてよく一々調ベてみますというと、これに対するところのいわゆる会計検査院などが摘発をいたします場合にも、十分に入手が足らんで完全なことができなんだようなのにかかわらず、それだけの不当事項が現われておるというのでありますから、もつと会計検査院の機構が発達して……
○理事(谷口弥三郎君) 本日はこの程度で終えまして、次回は二十五日火曜日の午前十時に開会する予定でございます。 これを以て散会いたします。 午後一時三分散会
○谷口弥三郎君 私から、只今御審議になつておる新医療費体系について、厚生大臣から御説明がございました点に関連いたしまして、一、二お伺いいたしたいと思います。 今度の新医療費体系なるものは、医薬分業とは不可分のものである、或いはこのものは最も重要なもので、無論医療費体系なるものは今後も第二次、第三次として出しはするが、今度の医療費体系なるものは極めて重要なものである。而も今回のこれによつて医療の内容の向上に寄与したいという思し召しでお作りになつたということに対しましては、私どもも多年技術料などに対しまして何ら特別の評価がされておらなんだのが、今回の医療費体系において技術料も評価しておるというよ……
○谷口弥三郎君 児童福祉法ができた当時におきましても、すでに身体障害者、殊に小児麻痺或いは先天性骨間関節脱臼、特に〇バインそれからXバインというような方面も是非やるべきものであるというような、その当時話が出たのが遂にできませんでしたけれども、本日ここにこういうようなふうに一部改正をしてもらえるような時期になつたことは、而も只今竹中委員の言われたように、極く少数であつても、ここに進んだことは非常に私ども結構と思つておるのですが、ただ先刻高野委員の言われましたように、いろいろと名称を変えられまして、殊に社会保険などにおきましては、もう同じような仕事をするのに名前ばかりたくさん付けられて、末端に働い……
○谷口弥三郎君 私から一つお伺いしておきたいと思います。今回の新医療費体系というのは、我々が前から考えておりましたような大当の医療費体系なるものができれば、医薬分業が自然に行われるようになるのだというような体系を作つて頂くつもりであつた。ところが、今回の体系なるものは単に、昨日も大臣から山下委員の御質問に対して御説明がありましたように総医療費を上げんようにするというのが、ざつくばらんに言えば、総医療費を上げんようにするというようなお話であつたが、無論これは総医療費を上げんようにするのではなしに、総医療費が上がらんように中の分配をしたというのみに正まつておるのではなかろうか。殊にこれに対しまして……
○谷口弥三郎君 先ず一、二お尋ねをいたしますが、現在一般病院の病床数並びに診療所における病床数はどのくらいありますか。
【次の発言】 九万四千と申しますと約三〇%ですか。
【次の発言】 この診療所における」九万ほどの病床があるのを、これを完全に利用させる上から言うて、どうも四十八時間という制限は面白くないというようなふうに感ずるのですが、それに対してどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 只今のお話のように、診療所における病床の利用率が少いということは、取りも直さず四十八時間を超えてはならない。これはいわゆる修身規定くらいのようであります、罰則もなければ……でありますから良識のある而もまじ……
○谷口弥三郎君 この前も質疑をいたしたのでございますが、医療法第十三条というのは、私どもこれはいつそのこと、削除してもらつたほうがいいという考えを持つておるのでございますが、併しいろいろの関係で四十八時間というのが多い。而もこれは教育規定であつて、全然罰則を伴つておらんということでもありますし、又先日の質疑の場合にも、患者並びに家族が希望する場合には、いずれの診療所で入院し或いは手術してもよろしいというような御答弁でありますので、そこまで進めば、あつてもなくてもいいようなものでございますから、先日折角質疑して、少しこれを変えてもらおうと思つておりましたけれども、その点ならばまあよかろうと思いま……
○谷口弥三郎君 藤井長官にお尋ねいたします。先刻高野委員からもお尋ねがありましたのに関連いたしまして……。先刻警視総監から頂いた表によりましても、密造者は朝鮮人に多くて日本人に少い。併しこれを使用しておる者は日本人が七倍も、それ以上にあるというような状況でございますが、私の聞いたところによりますと、或る地方におきまして朝鮮人の密造者のそこに一緒におつた連中は、若しその者がヒロポンを使用いたしますというと、早速リンチなどをしてかなりの刑罰をするために、内輪では割りに使用者が少いのである。併しこれを日本人の場合には、どんどん注ぎ込んでおるのである。従つて或る警察署に朝鮮人が保護を頼みに来た、保護を……
○谷口弥三郎君 齋藤さんにちよつとお伺いしたいと思いますが、この狂犬はまあ地方的に、例えば九州のごときは殆んど狂犬なんというものはいないように聞いております。この表によりますと、二十三年に人間で狂犬病が一人だけ出ているというのでありますが、大体東京附近に非常に多くて、そうして九州方面に非常に少いというのは、何か地方的に特に多い、又地方的に少いというのはどういう理由であるかというようなことは何らわかつているようなことはありませんですか。
【次の発言】 一つついでにお伺いいたしますが、犬の狂犬病という数は全国でどのくらいであるか、おわかりになりませんか。
○谷口弥三郎君 大体只今のお話でよくわかりましたが、このあへん法を見ますと、甲種研究栽培者というのがありますが、この乙種というのもございますか。
【次の発言】 只今のお話もございましたが、このあへんの中に一〇%以上のモルヒネを含有しているというような優良なけしのできる所は、大体戦前の状況でわかつておりましようが、どの地方が一番いいのができましたですか。
【次の発言】 そうしますと、大体この栽培者などは、この法律でまあ一年一年で許可になるようでございますが、大体これはもうさようなふうの知識を持つた者とか、或いはそれに経験のある者でなければならんわけでございますからして、大体もう栽培者というものは……
○谷口弥三郎君 只今の大谷議員の修正の動議に賛成いたします。
【次の発言】 らい予防法の一部改正に対しまして二、三の御質問を……。
【次の発言】 それでございましたら、私少し質疑がございますからして、実はこの次の十五日の日はおりませんので、来週の月曜以後にして頂きたいと思います。そのようにお願いしたいと思います。
○谷口弥三郎君 私から二、三お尋ねしたいと思います。この癩は疫学的に申しましても、寒いところからだんだん暑いところに残つて行くということが言われておりますので、我が日本におきましても、現在は九州においては総数の三分の一ぐらいの患者が九州に来ているように思いますのですが、現在我が国における十カ所ほどの国立の癩療養所並びに二、三の私立の療養所におきましての入院患者はどの程度になつておりますか。これは大臣でなくてもほかの方でも結構です。
【次の発言】 それでは医務局長が来られてから二三続いてお話を聞きたいと思いますが、先刻高野委員からもお聞きになりましたので関連してお尋ねしたいのですが、実は二、三年……
○谷口弥三郎君 私はこの際自由党を代表いたしまして、本案に対し次の二項目の希望条件を附けまして賛成したいと思います。 先ず第一の希望条件は、先刻も藤原さんからもお話がありましたように、又昨日もございましたように、昨年の本会議においての九項目の附帯決議があるその中で、而も緊縮予算と言つておる際にかかわらず、家族の援護、国立研究所等の設置というようなことができたことは、政府当局の努力の結果といたしまして、大いに敬意を表する次第でございますが、その他の項目につきましても、是非一日も早くこれが目的を達しますように希望をいたす次第でございます。 それから第二の希望事項は、国立癩研究所ができましたとい……
○谷口弥三郎君 ちよつとお伺いいたしたいと思いますが、前回御説明を頂きました厚生年金を一万八千円を二万四千円に上げますというと、三億ほどかかるというお話でございましたが、船員保険並びに交渉法案でのやつを加えますというと、どのくらい増額になるのでございますか。
○谷口弥三郎君 私から一つお伺いしたいと思います。今回の厚生年金保険法案、これにつきまして衆議院のほうにおいて一部修正が行われました結果、例えば年金の基本額が一万八千円が二万四千円になつたようでありますが、なお一方から申しますと二万四千円ではどうしても少いから、三万六千円というように是非してもらいたいというような希望もかなり出ておるようでありますが、三万六千円ずつ出すということにいたしますというとどのくらいの増額になるのでしようか。又とにかくこの年金保険は長期の関係もありますので、三万六千円ということにすれば、到底今後の運用がいかんとかいうようなことであるために、それに出しにくいのでありましよ……
○谷口弥三郎君 有馬委員の動議に賛成します。
【次の発言】 只今の有馬委員の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は自由党を代表して、只今提案になつております厚生年金保険法案について賛成の意を表するものでございます。
今回政府炉提案されました厚生年金保険法は、長期保険の中核として先ず一歩を踏み出したものであると思います。なお、それに衆議院におけるところの修正を加えました原案に私どもは賛成するのでございますが、なおこれだけでは今後十分とも思えませんので、できるだけ今後調査研究をされて、一日も早く内容がなお充実をいたしますように、そうしていろいろの整備をされることを希望いたしますので、只今有馬……
○谷口弥三郎君 只今のこの請願は、ほかのほうとの関係上、やはり二十歳まで延長したほうがよくはないかと私は思います。
○谷口弥三郎君 お尋ねしておきたいと思いますが、同じ放射能力を持つておりますラジウムなどにおきましては、ラジウムの一定のエマナチオンになると、或いは身体を障害したり或いはほうほう破壊したりするが、併しエマナチオンの少いもの、そういうものであつたら却つて植物の発育をよくするとか、或いは枝葉なども却つて反対に増殖されて困るというようなことが大体わかつているように思うのですが、従つて今度のやつに入つている物質の性質がはつきりわからん結果、そういうようなふうに不安が非常にあると思いますけれども、今度のやつにしましても、もらすでに二ヵ月余りもやつておるのでございまして、或る程度以下は人体に障害を及ばざん……
○谷口弥三郎君 昭和二十六年度におきまして医薬分業問題が検討されました場合にいろいろ検討はいたしましたが、なおまだ、例えば医療費などがどういう程度になるか、医療費は絶対に高くならずに済むだろうか、言い換えれば国民の経済に及ぼす影響はなかろうかどうかというようなことが非常に心配されて、種々検討はいたしたのですが、到頭その検討が十分できんうちに非常に急がれまして、遂に医薬制度調査会並びに臨時診療報酬調査会も終つたような状況でございます。併しもうすでに三年間経過いたしているのですから、厚生省におかれてはかなりいろいろな資料ができていると思いますので、それを一つ十分に納得の行くように御説明を願いたいと……
○谷口弥三郎君 前回の厚生委員会に大臣のおいでがなかつたので、私は医務局長に対しまして新らしい医療費体系ができた場合に、国民の医療負担は増加はせんかというような質問をいたしたのでありますが、その際医務局長は現行の医療費体系では余り増加せんというお答えであつたのでありますが、昭和二十六年度に医薬分業問題が討議されました際に、政府側からは約一乃至三%ぐらいは増加しはせんかというようなお話がありました。又医師会のほうにおきましては、一二%ぐらいは増加するだろうというようなことを申しておつたのでございますが、ここで特にお伺いしたいことは、前回の医薬分業法案の出ました場合、政府に対しまして新医療費体系と……
○谷口弥三郎君 只今の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今の竹中委員の動議に賛成いたします。
○谷口弥三郎君 それでは私から先ず昨年の風水害におきまして非常な水害のために各医療機関は激しいところの災害をこうむつたのでございます。その際に参議院におきましても水害地緊急対策特別委員会というのができました。そうして或いは診療所に或る程度の融資をしようというような話が出まして政府にも申入れ、又政府もそれに対して必ず融資をやるということを言つておつたのですが、その状況について先ず一応お伺いしてみたいと思います。
【次の発言】 只今のお話によりますというと、十一月の二十四日付で中小企業金融公庫などから或いは国民金融公庫ですか、そういう方面から金を出してもらえるからいわゆる被害を受けた診療所、病院の……
○谷口弥三郎君 只今のに関連してでございますが、衛生工学という名前で特に学校で教育しておるようなところはどういうところがございましようか。
【次の発言】 現在では衛生工学を専攻したもの、或いは私の聞いておるのでは公衆衛生院などでもやつておるような話をちよつと聞いたのですが、全体でどのくらいおりましようか。
【次の発言】 お伺いしておきたいのは、簡易水道の件でございますが、簡易水道の中でゆう泉、井戸水とかいうのが出ておりますが、これには伏流というような横のほうから出て来るような水はこの中に入るのでございますか、或いは入つておらんのでございますか。
○谷口弥三郎君 只今の竹中委員の御提案について賛成いたします。
○谷口弥三郎君 ただいま医薬分業並びに社会保険問題のお話がございましたが、その点について私も一、二お伺いしたいこともございますけれども、きょうはそれを差し控えまして、先刻川崎大臣がおっしゃられました受胎調節の問題についてお伺いしたいと思います。受胎調節に対しまして、この前の川崎大臣のお話によりましても、家族計画などの思想を普及させるし、なおその上に生活困窮者、貧困者に対して今回は三千二百万円ばかりの金を出して、そうしていわゆる避妊用の器具または薬品を無料あるいは低額でこれを貧困者に渡す。従ってそれによってかなりの人口増加を防ぐことができるだろうというようなお話であったと存じますが、私どもは実は……
○谷口弥三郎君 ただいまの経過のお話も出たようでございますが、医療金融公庫を初め作ろうと言った時分、四十億が出ぬためにだんだん狭くなりまして、五億になりました当時におきましては、結核とか精神病を重点にするか、それを主にするというようなことは絶対になかったと存じます。医療機関におきまして、どうも、あるいは先刻榊原委員が言われましたようなふうに、火災におうたような場合、あるいは新築改善をぜひせにゃならぬような場合に、金を何とかして金融をしてもらいたいというのがもとであったのですから、中途において、結核とか精神病に重点を置くというふうにお変えをいただきますというと、これは医療機関の整備は絶対にできぬ……
○谷口弥三郎君 私どもかねがね赤痢が爆発した場合に、これはやはりダイアジンを容易に用いて、しかも最後まで検便など完全にせずにおいたために、保菌者がいる、その結果爆発するというので、ダイアジンあたりの販売について、よほど注意をしていただきたいということは、いろいろの機会にも言っておったのでありますが、ただいまの第七号の場合に、処方せんまたは指示というときに、電話というのを用いるというようなことは、私は今まで存じませんが、そういうような書類がありますでしょうか。あれば一つお見せを願いたい。
【次の発言】 ただいまの「指示」の点でございますが、電話という文句があると今も読み上げられてもおりますけれど……
○谷口弥三郎君 ただいまのに関連いたしまして、いま一つお伺いしておきたいと思いますが、これには中性はありますか。
【次の発言】 右旋性のものは普通光学的に調べます場合、たとえば乳酸のようなもののときにでも左旋性のものを右旋性にするとか、右旋性のものを左旋性にするというような場合には、人体を濾過するとか、人体の組織を通過させるとかいうことをやれば行くのですが、この方はいかがですか。
【次の発言】 突っ込んで聞くようでまことに恐縮でございますが、日本の薬理学者、あるいは薬学者におきましては、これについて研究した者は今現におりませんですか。
○谷口弥三郎君 私も一言お伺いしたいと思いますが、ただいま特例技工士という話が出ましたが、特例技工所というのは、今現在、先刻来のお話によりますと六千ばかり技工士がおる。その方々を、この法が適用されたらさっそく特例技工士という名前で三十五年まで、いわゆる技工の仕事ができるというようなふうにやられる気持ですか。
【次の発言】 ただいまの、現在技工士としてやっておられる方を特例技工士というという、私はよくわかりますが、すでに何年か技工士としてやっておったものは既得権としてこの際技工士にするというお気持は全然ないのでございますか。
【次の発言】 まあ、診療エキス線技師あたりの万の試験を受けますときと同……
○谷口弥三郎君 ただいま議題となりました優生保護法の一部を改正する法律案について提案理由を御説明申し上げます。 昭和二十七年五月第十三国会において優生保護法の一部が改正されまして受胎調節の実地指導の制度が設けられ、その後現在までに講習を終えた者が約三万六千人、うち約二万八千人が知事の指定を受け、その中の多数の者が現に実地指導に従事しておりますが、現在のところでは、これらの指導員が指導に際して受胎調節のために必要な用具の購入を取り次ぎあるいは販売することはできますが、避妊薬の販売は薬事法の規定により不可能な状態にあります。ところが一方において、実地指導を受ける婦人の心理上の理由等もありまして、……
○谷口弥三郎君 昨日来石原委員その他の御質問によって大体わかったのですが、この点を一つはっきりしておきたいと思うのです。国民健康保険の中には普通組合、特別組合などがございますが、特別組合の方もやはり同じように二割の国庫補助があるようになっているのでありますか。
【次の発言】 ただいまのお話を聞きますと、これまでは一割五分というところにしてあるというのですが、今度は、先刻もお話のあるように、十分の二を下らざるものとするというのであれば、特別組合の方もやはりそういうふうに考えていいのでございますか。また同時に予算を出します場合にも、一応二割というところで組んで出すことができるのでございましょうか、……
○谷口弥三郎君 ただいまの御質問、まことにさようだろうと思いますが、私どもが今回提案をいたしております優生保護法の一部改正というのに、薬事法の方面でやったらよかったのはでなかったか、薬事法の体系をくずようになりはせぬかというような御質問であると思います。薬事法は御承知のように、医薬品販売業についきまして規制を加えておる法律でございまして、その一つは、薬品についての知識のない者が販売に当るということを排除するということが第一の目的であると思っております。ところが、この法案で対象となりますところの受胎調節実地指導員と申しますのは、避妊薬に関する限りは十分な知識を講習によって与えられておるのでござい……
○谷口弥三郎君 前回の社会労働委員会におきまして、本問題について御質疑がありました場合に、山下委員のお言葉に対しまして提案者としてお答えをいたしたいと思います。その一つは御心配をいただいておりますところの、本法が可決されました後に、指導員が各婦人に対しまして、半ば強制的に薬剤の使用をしいるような場合がないように、もちろん診察をするとか、または状況調査の結果、個々の場合におきまして、その人に適合するところの薬を自分の判断によりまして、との品物をと言うて推薦をすることはこれは当り前でございますがその推薦しました薬に対しまして、もしもいろいろと先方において、十分な納得をされないというような場合に当り……
○谷口弥三郎君 厚生大臣にお伺いしたいと思いますが、すでに昨年来問題になっておりましたいわゆる新医療費体系、これがその後いろいろと御研究になった結果、あるいは中間報告が出たとか、また近々出すとかいうようなことを聞いておるのでございますが、近々お出しをいただけるのか、あるいはどういうふうになっておるのかをどなたかに説明さしていただくとか、それらの点について大臣に一応お伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいま大臣のお話によりまして、いろいろと検討されておるということをお伺いいたしましたが、すでに私ども聞いておりますところでは、かなりできておるというようなお話でございますから、事務当局の方から……
○理事(谷口弥三郎君) よろしゅうございますか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。
【次の発言】 よろしゅうございますか――中山委員外議員。
【次の発言】 本問題に対する本日の質疑はこの程度にいたしたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。この際参考人の各位にお礼を申し上げたいと思います。皆様方は最近お帰りになって非常にお疲れのところにもかかわらず、本日は御出席をいただいて長時間にわたって非常に貴重な御意見を御開陳いただきましたことに対しまして、今後の引き揚げ促進及び善後対策につきましても非常に参考になったと存じま……
○谷口弥三郎君 先日の委員会で、新医療費体系ができましたら、当委員会にさっそく出してもらうようにということを厚生省の方にも確認していただいておるのでございますが、聞くところによると、今月の二十五日ごろその新医療費体系ができるそうでございます。従ってできましたらさっそく当委員会に送ってくると思いますが、それはさっそくわれわれの手元に送っていただいて、なお休会中に一つ、委員会をできるだけ早く休会中にお開きいただいて、その内容の説明をしてもらいたいと思いますから、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
○谷口弥三郎君 ただいまの山下委員の提案、これに賛成いたします。実は前回の臨時国会の最後の日に、十二月十六日でございますが、あのときに厚生大臣においでを願って、私どもは新医療費体系というのができたら、これは国会の方にまず中央医療協議会にかける前に出してもらいたいという要望をいたしました場合に、前にと言わずに同時にならば都合がいいというので、同時に出すということになっておりましたが、なおその場合にも中央社会保険医療協議会で決定をして、われわれの方はそのままに審議中にでも決定されるというようなことがあったらいけないから、まずわれわれの審議を十分に開いてから進めてもらいたいというようなことを言ってお……
○谷口弥三郎君 ただいまのに関連して二カ所ばかりお聞きしたいと思います。 ただいまの高野委員の発言によりますと、月に一億五千万、一億三千万というような不正の払うべからざる診療費が出たということは、私もむろん前の久下局長から聞きましたが、その当時には一億五千万円というのはあるいは生活保護法の方面をしぼったような金も入ったりなんかしておるのです。と減ったということを言っておりますが、いかにも保険医の中には不正請求をするのが非常に多いようで、私は保険医の代表者じゃございませんけれども、そういうような方の言論をここでやられたら非常に保険医に対しても相済まぬと思いますので、これは一つはっきりと保険局の……
○理事(谷口弥三郎君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて……。
【次の発言】 速記を始めて。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十七分散会
○谷口弥三郎君 私から一、二質問をしたいと思います。ただいま各参考人からいろいろと質問事項についてお話を聞きますと、今度出されました新医療費体系というのを、もしこれを行ったら現在非常な問題になってくる、あるいは医療の向上を企図してこしらえたものが全然医療の内容は向上どころか低下する、あるいは医療関係者までやめてしまわなきゃならぬというようなお話をお聞きしたのでございますが、この医療費体系の調査をいたします場合に、質問事項には出ておりませんが、調査をいたします場合に、厚生省からあるいは医師会のどこそれの部分に対して、こういうことを調査するから協力してくれとかいうようなことがこれまでありましたでし……
○理事(谷口弥三郎君) それでは休憩前に引き続きまして、新医療費体系に関する件について参考人の御意見を聴取いたします。なお守安参考人は地方へ旅行のため出席いたしがたいとの御連絡がございましたことを御報告いたします。 この機会に委員会を代表いたしまして、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。参考人の方々におかれましては、御多忙のところ特に御出席下さいまして、まことにありがとうございました。新医療費体系の制定は厚生行政特に医療行政に関する重要な問題でありまして、国民保健の向上に直接関係を有しまする各種の要素を含んでおりますので、本委員会におきましては、厚生省当局から説明を聴取いたしますとと……
○谷口弥三郎君 ただいま曾田局長からいろいろなお話がございましたが、先日の公聴会におきまして参考人の言われたところのほとんど全部が、この新医療費に対してかなり非難攻撃しておったことは十分御承知と思います。ただいまお話になりましたうちの一つ、二つだけを私は申し上げてみたいと思いますが、注射料にいたしましても、技術料というものを診察料の中に先払いの式で入れておるのだというのだからして、その方で十分いくんじゃないか。短かい患者の場合はかえってごほうび式によけい高くなるというような考えは非常に間違いじゃなかろうかと思います。注射というものは局長もお医者さんでありまするからして、十分御承知と思いますが、……
○理事(谷口弥三郎君) ちょっと速記をとめて……。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 それでは本日の審議はこの程度で終りたいと思いますが……。
【次の発言】 次は今月十五日に次回をやることにいたします。
それではこれで散会いたします。
午後一時六分散会
○理事(谷口弥三郎君) ちょっとお諮りいたします。厚生大臣は、予算委員会の方でしきりと早く来てもらいたいということを言ってきておられるそうでございますから、厚生大臣に特に御発言があれば、その方を先にしていただきたいと思います。
【次の発言】 本日は質疑はこれで打ち切りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それでは本日はこれをもって……。
【次の発言】 それでは、ただいまの吉田委員の御発言に御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。
これをもって散会いたします。
午後二時五十一分散会
○理事(谷口弥三郎君) 本案に対する本日の質疑は、この程度にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは本日はこれで散会いたします。
午後四時五十九分散会
○理事(谷口弥三郎君) それではただいまから開会いたします。
まず、委員の異動を報告いたします。四月二十日付で紅露みつ君が辞任されまして、長島銀藏君が選任されました。
【次の発言】 次に御報告いたします。本日の委員長、理事打合会におきまして、左の通り申し合せをいたしましたから御報告いたします。
四月二十四日及び二十六日の委員会において、健康保険法等の一部を改正する法律案の質疑をいたします。二十七日に、大阪におきまして健康保険法等の一部改正につきまして、現地の意見を聴取することとし、委員派遣を行います。
なお公聴会は開きませずに、大阪における意見聴取及び東京における参考人の意見聴取によって……
○理事(谷口弥三郎君) ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を起して。
それでは午前の質疑はこの程度でやめておきます。午後は一時半から再開いたします。
それでは休憩いたします。
午後零時二十三分休憩
【次の発言】 それではただいまから再開いたします。
初め本日の理事会の経過について御相談いたします。
健康保険法の一部を改正する法律案ほか二件の審査上の参考に資するため、大阪において地方聴聞会を開く場合の出席者といたしまして、重盛委員長、山下、谷口両理事、ほかに森田、横山の各委員が出席することに決定いたしました。なお、正式の委員以外に、御出席御希望の向きは多数御出席をお願いした……
○谷口弥三郎君 私はこの機会に外務大臣がおいでになっておりますので、一言だけお伺いしておきたいと思います。
現在特に九州、中国方面の方々は、朝鮮にいまだに多数の方々が拿捕されておるのに対して非常に御心配をいたしておるのですが、今現在どのくらい拿捕されておりますのでございましょうか。またなかなか見通しもおつきになりますまいれけども、いつごろになったら帰してもらえるようなお見込みでございますか。それを一言ちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
それでは本日の質疑はこの程度で終りまして、本日はこれで散会いたします。
午後四時四十……
○谷口弥三郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま山下理事から御提案になりました動議に賛成をするものでございます。今回、朝日新聞社がきわめて難事とされております、しかも特に親は子を思い、子は親を探す、日夜そのことに明け暮れしておる者が、しかも十年に及ぶ長い期間その苦しみにおる者を、特にそういう方々を見出すためにあらゆる機能を発揮されて、そうしてここに親探し運動を、画期的の仕事をされたということに対しては、まことに心から感謝する次第でございますし、特にただいまいろいろと御報告を聞くというと、きわめて精密なる、きわめて緻密ないろいろの方面のお考えをもってその運動をやられたということに対し……
○谷口弥三郎君 御報告申し上げます。 本委員会の決議に基きまして、去る四月二十七日、大阪府会議事堂におきまして、健康保険法等の一部を改正する法律案に関する聴問会を開催するために、横山、竹中、藤原、森田、谷口の五委員が派遣されましたが、当日の聴聞会におきましては、谷口が座長をつとめ、被保険者、事業主、医療担当者、保険者、支払基金の関係団体代表者及び新聞代表者、学識経験者の十三名を参考人として招致し、その公述を聴取して熱心に質疑を行なったのであります。当日の傍聴者は約百数十名を算したのでございます。 なお、参考人の公述要旨は、別にプリントにして配布いたしましたので、詳細はそれによってごらんを願……
○理事(谷口弥三郎君) それではただいまから再開いたします。 本日の委員長理事打合会の協議事項を御報告申し上げます。 健康保険法等の一部を改正する法律案審査の便宜上、小委員会を設けること。 明日の委員会の案件は、左の順序によって審査を進めることにいたします。午前中は、へい獣処理場等に関する法律の一部を改正する法律案、採血及び供血あっせん業取締法案、右二案の質疑、討論、採決をいたします。午後は健康保険法等の一部を改正する法律案のほか健康保険関係二法案の質疑をいたします。残余の法律案審査は次週の、次の週において審査することに決定いたしました。
○谷口弥三郎君 薬務局長にお伺いいたしますが、ペニシリンを製造いたしまして、検定して販売するという場合には、抜き取り検査とかいうような方法で検定いたしておりますが、その後におきまして、あるいは温度などの関係でいろいろと変化をする場合が多いことは十分御承知の通りだと思います。従ってアメリカあたりでも、温度が一度高くなった場合があったら、それはもう使わせぬようにまでしておるというようなこともあるようでございますから、何か再検定をするような規定がありますでしょうか、あるいは製造後何年たっても、それは一度検定したらそのままで販売させておるのでございましょうか、その点を一つお伺いしたいと思います。
○谷口弥三郎君 議事進行について……。
○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から小委員会を開催いたします。 本日の小委員会は、二十五年度の決算審査に関する小委員会でございまするが、どういう方法で今後進んだらよろしゆうございましようか、先ずそれをお諮りしたいと思います。実は今年二月四日の委員会の決議によりまして、架空経理に関する小委員会が設けられるようになりまして、小委員会で数回いろいろと協議をいたしたわけでありますが、その結果大体いろいろのまとまつた案もできたのでありますが、それの大要を読み上げて、それについて御討議を願うようにいたしたほうがよろしゆうございましようか。それとも全体をいま一度初めからやり直して審議したほうがよろし……
○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から第三回決算審査に関する小委員会を開会いたします。 本小委員会付託案件は二月十二日の理事会並びに委員会におきまして、昭和二十六年度の決算補助金関係批難事項並びに補助金関係の諸問題の調査でありますが、その点につきまして再び確認をされたので、この際ちよつと御報告いたしておきます。本件につきましては審査並びに調査につきまして、前回専門員から補助金に関することについて一言されたのでありますが、本日は引続いて国庫負担法に関する補助金関係不当事項の発生原因などについて説明を聴取したいと思つております。実は前回は速記をつけておりませんので、専門員がこの前話しましたこ……
○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から決算審査に関する小委員会を開きます。本日は、補助金関係の批難事項のうち、建設省、農林省及び運輸省関係のものについて、前回に引続いて御検討を願いたいと存じておりますが、先ず最初に前回専門員室で印刷して御配布いたしてありますところの書類にいろいろの問題点が記されおりますからして、それを中心にして先ず建設省当局からお考えのほどをお伺いしたいと思います。第四ページの一番しまいのところから五ページの始めのところにかけまして、不当事項、不当事実の発生原因及び防止対策というようなことについて、次々とお話を願いたいと思います。先ず第一番に、植田河川局次長。
○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から第六回決算審査に関する小委員会を開会いたします。
本日は前回に引続きまして国庫負担法による補助金及び農林水産業施設災害復旧事業費国庫補則の暫定措置に関する法律に基く補助金につきまして、不当事実の発生原因及びその防止対策につきまして、先ず農林省関係の補助金問題につき、二十六年度検査報告の五百二十三号から七百七十一号及び八百七号から八百二十九号を一括して議題に供したいと存じます。
先ず専門員の調査に基きまして問題の所在点の説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に会計検査院から一つこれに対しまして……。
○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から第七回決算審査に関する小委員会を開催いたします。
前回におきましては農林省関係国庫負担法並びに国庫補助法による補助金につきまして、その不当事実発生の原因とか防止対策などについて専門員、会計検査院、農地局、林野局、水産庁などから説明を聴取したのでございまするが、本日はこれに続きまして、只今会計検査院長、水産庁長官、農地局長などがお見えになつておりますからして、どうぞ御質疑並びに御意見のおありの方々は順次御発言を願います。
【次の発言】 只今の飯島委員の御意見、私も感じているところであつて、いずれその中に、できるだけ早く機会を作りまして懇談したいと思いま……
○委員長(谷口弥三郎君) それでは委員の方々から何か御意見がありましたらどうぞ。
【次の発言】 それでは委員各位に差当り御質疑がないなら専門員のほうから一つ……。
【次の発言】 それでは柴田林野庁長官。
【次の発言】 ほかに御意見ございませんか。それでは農林関係のほうは一応これを以て終りまして次にはほかのほうへ進みたいと思います。
本日はこれを以て散会いたします。
午後零時四十四分散会
○委員長(谷口弥三郎君) 只今から第九回小委員会を開催いたします。
本日は文部省所管補助金関係事項四百六十一号から四百六十四号までと、文部省関係の補助金につき、その不当事実発生原因と防止対策について検討を進めたいと思います。これらにつきまして、先ず専門員から問題の所在点について説明を願います。
【次の発言】 それでは只今問題になつておりまする部分、特に専門員からの問題点を一緒にいたしまして、先ず会計検査院上村第二局長。
【次の発言】 それでは文部当局からこれに対しまして御説明をお願いいたします。
【次の発言】 それでは委員の方々から何か御質問その他ございますか。
○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から第十回決算審査に関する小委員会を開催いたします。
本日は二十六年度決算厚生省所管補助金関係批難事項の四百六十六号から四百七十号及び五百三号の六件を議題に供します。なお、併せて厚生省関係補助金の不当事実発生原因及びその予防対策について検討を進めることにいたします。それでは初めに専門員から説明をいたさせます。
【次の発言】 それでは以上の問題につきまして会計検査院の上村第二局長から……。
【次の発言】 それでは厚生当局から以上に対しましてどなたからでも……。
【次の発言】 楠本環境衛生部長から何かありますか。
○委員長(谷口弥三郎君) 只今より第十一回決算審査に関する小委員会を開会いたします。 本日は初めに目下政府において提案を準備いたしております「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律案」の要綱につきまして、大蔵省より説明を聴取いたしたいと存じます。本要綱は補助金等の交付の不正な申請及び不正使用の防止その他補助金等に係る予算の執行の適正化を図ろうというのでありまして、本小委員会においても、この目的のため既に検討を進めて来たところでありますので、政府の提案の前に一応の説明を聴取し、なお、取扱い等につき御協議をお願いしたいと考える次第であります。それでは大蔵省より御説明をお願いいたします。ちよ……
○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から第十二回決算審査に関する小委員会を開会いたします。 前回までにおきまして文部、厚生、農林、通産、労働、各省所管の補助金関係批難事項につきましては一応審議を終了いたしたので反ります。建設省及び運輸省関係の国庫負担法に基く補助金批難事項については不当事実発生原田及びその防止対策につきましては、一般的質問を行うたまま、具体的事項については、まだ質疑を終了いたしておりませんので、本日は両者についての質疑を続けることにお願いしたいと思います。なお共に、負担法に基く補助金批難事項を中心といたしまして、本小委員会の結論をまとめるための一つの段階として御質疑並びに御……
○委員長(谷口弥三郎君) それでは只今から第十三回決算審査に関する小委員会を開催いたします。 前回までにおきまして補助金関係批難事項について不当事実発生原因並びにその防止対策及び所管別事項別の審議は一応終了いたしたわけでありますが、本日は本小委員会の結論をまとめますための一つの階段といたしまして、国庫負担法並びに国庫補助法に基き補助金を中心として総括的な御質疑並びに御意見などをお述べ願いたいと存じます。 なお、前回千五十六号の問題がその後どう解決されたかにつきまして説明が残つておりましたが、それについて先ず専門員から報告を願います。
○委員長(谷口弥三郎君) 只今から第十四回決算審査に関する小委最会を開会いたします。
補助金関係の批難事項につきまして、前回において審議を終了いたしておりますので、本日は先日来配布いたしてあります報告案について御協議の上御決定を願いたいと存じますのでございます。皆様から何か御意見がございましたらどうぞ。もう別に御意見はありませんでございましようか。先日一乗お配りをしておきましたので御覧頂いたことと存じますが、ほかに御意見もなければ、御異議ないものと認めて、これを小委員長報告として決定いたしてよろしゆうございましようか。
【次の発言】 では御異議ないものと認めまして、さように決定をいたします。……
○谷口弥三郎君 その間に私から一つ厚生省の方に……。今までのお話によるというと、大体において日本医師会の方から出されたこの表は、やはり自分たちもこの通りであると思うているというようなふうのお話であったと思います。なおしかし、これをこのまま利用するというと、あるいは増加率などにおいて心配なところがある。予算をよげい反れば反るほどいいというふうな、先刻お話があったように心配があると言っておりますけれども、大体いろいろのあるいは日本医師会の図表はまだごらんになっておらぬという点を、見込みといたしましてやられた厚生省の三十年度の案というものは、厚生省はお出しになるときには必ず今まで御説明のように、前年……
○谷口弥三郎君 私から二、三大臣にお伺いしたいと思います。 今回出されております、まだ詳細について御説明を得ておりませんが、出されております新医療費体系なるものは、これまでしばしば言われておったように、いわゆる科学技術によるところの医療費体系を作るという意味でお作りになったものであるから、むろんお作りになった体系なるものは、先刻大臣もおっしゃられましたが、完全なものとは言われぬけれども、とにかくその方面に非常に熱心に御勉強になって作ったものと思っておるというお話でございましたが、私どもの聞いておりますところによりますと、各団体または国民の医療に対して、今度の新医療費体系ではかえって医療が低下……
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