このページでは谷口弥三郎参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○谷口弥三郎君 私は自由民主党を代表して、総理並びに関係大臣に対し、若干の質疑を行ないたいと思います。 まず最初に、最近の経済情勢に関連して、池田内閣の主要な政策である高度成長政策の諸問題を取り上げたいと存じます。高度成長政策は、内政上における池田内閣の最も重要な政策の一つでありまして、その成り行きは国民の注視の的であります。 第一は成長のテンポについてであります。国民所得倍増計画は、昭和三十五年から十年間に、国民所得を倍増させることを目標として、そのためには、毎年実質七・二%の経済の成長の必要があるのであります。ただ最初の三年間は、過去の経済の実勢から見て、九%程度の成長が予想されるとい……
○谷口弥三郎君 ただいま議題となりました、あん摩師、はり師、きゅう師及び柔道整復師法等の一部を改正する法律案について、社会労働委員会における審議の経過並びに結果を報告いたします。 本法律は、前国会に当院で可決せられましたものと同内容でありまして、すでに所定の届け出を行なって、あん摩、はり、きゅう及び柔道整復以外の医業類似行為を業とする者、並びに、あん摩師以外で指圧を業とする者が、その業務を行なうことができる期間、並びにこれらの者が特別のあん摩師試験を受けることができる期間を、本年末から昭和三十九年十二月三十一日まで、三年間延長せんとするものであります。 委員会においては、厚生大臣、政府委員……
○谷口弥三郎君 ただいま議題となりました九法案について、社会労働委員会における審議の経過並びに結果を報告いたします。 国民年金法の一部を改正する法律案は、死亡一時金の支給、老齢年金の繰り上げ支給、準母子年金、準母子福祉年金の創設などの改善整備を国民年金制度に加えんとするものであります。
○谷口弥三郎君 私から一、二お伺いしておきたいと思います。 まず第一番に、国立あるいは公立、組合立病院なるものが都心に非常に集中して参りまして、しかも医療が充実しておるところにひどくそういうやつが入り込んで参りまして、たとえば、一例でございますが、熊本市では大学病院もございますし、公立病院その他があるし、その上に非現業共済組合の病院があるのです。その非現業共済組合の病院というのは、普通の健康保険の診療報酬よりかずっと安くしてやっておる、従って、その周囲の開業医者は、最近では夜間に急患でもあったときに患者が来る、あるいは日曜祭日のみに来るというようなふうで、ほとんど医業らしい医業はできぬような……
○谷口弥三郎君 私は最近起っております保険医の自殺問題について質問をしてみたいと存じます。 保険監査におきまして、これまでいろいろの問題が起ったこともございますし、また、保険医が自殺したような悲惨事もなかったではないと思うのでございます。ところが、今回埼玉県の一農村に起りました保険医の不祥事件は、しかもその保険医は兄弟三人ともに医者でございまして、しかも学位をともに持っておるような人でございます。その本人は父祖三代にわたりまして医者をやっており、しかもうちはきわめて質素で、看護婦も事務員も置くこともできぬというような無医村に開業しておったのでありますが、これまでにすでに二回も表彰されたことも……
○谷口弥三郎君 前回のこの委員会で御報告になった――個々の経緯としてお話しになったのですが、この前の熊大で尾崎研究班長がやっておった当時はマンガン、セリュウムというのが原因じゃなかったか。水銀の原因というのはごく最近に、ことに魚類解剖の結果から言われていると思いますが、いつごろから水銀の方に出て参ったのですか、それが第一点。 それから第二点といたしまして、無機水銀が有機水銀に変わるという状況の調査はこれはなかなか困難なことで、いつまでかかるかわからぬ。今現に出ている有機水銀の中毒の症状はちょっとわれわれが見ておりましてもわかりませんような有機水銀の中毒ばかり出ておりますが、それよりか、すでに……
○谷口弥三郎君 私も一言ただいままでの高野委員とその他の方並びに厚生省からのお話によって、まあ大体のことはわかりましたが、とにかく私どもの医療方面といたしまして、最も不安にたえぬのは、今日のような場合に乱売をする、しかも乱売されるというのであるからして、かなり品質などの悪いものが出ておりはせんか。むしろ先刻来薬務局長がおっしゃるように、監視員というのがおって、かなり監視をしていただいておるし、また抜き取り検査などによって検査されておるとは思いますけれども、そのことが製造番号までも削っているというような状況でありますやつが、しかも非常に安い値段で一般に市販されているというような場合におきましては……
○谷口弥三郎君 私から、時間もありませんししますから、ごく簡単にお伺いしたいと思います。 先刻もちょっと話が出ましたが、医療なるものは公私二本立でやらんければならぬということは昔からの定説でございますが、最近、私的医療機関がだんだんと先細りして非常に悲観の状態になっておりますのが、幸いにして今回は医療金融公庫などができるようなふうな話で、幾らか私的医療機関にも潤いがきそうな気配でございますが、 とにかく、御承知のように、医療費はきわめて低廉なために、私的医療機関は非常に困っておるのであります。従って、社会保険だけのいわゆる課税問題はただいま二八%の課税標準になっておりますけれども、これはいわ……
○谷口弥三郎君 ただいま議題となりました優生保護法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 まず第一点といたしまして、現行優生保護法におきましては、都道府県優生保護審査会の決定に基づく優生手術に関する費用につきまして直接国庫が支出することとなっておりましたが、優生手術の実施及びその支払い事務等が円滑に行なわれるようにするため、この費用を都道府県が支弁することとし、国庫はその費用を負担することといたしました。 改正第二点といたしましては、都道府県知事の指定を受けて受胎調節の実地指導を行なう者は、受胎調節のための医薬品で厚生大臣の指定するものを販売すること……
○谷口弥三郎君 先刻の話によりますと、農林省から見えておられるということでありますから、医薬品の問題についてお伺いする前に農薬について少しお伺いをしておきたいと思います。 聞くところによりますと、農薬によりまして、あるいは中毒あるいは死亡という例が毎年かなり出ておりますようでございます。ことにこの五月ごろから農薬による災害がかなり多いように思いますが、農薬に関係いたしまして、その取り扱い、取り締まりと申しますか、取り締まり法あるいは取り扱いとかというのは一体どういうようなふうな方式でおやりになっておるか、それと同時に将来についてお話願いたいと思います。
○谷口弥三郎君 ただいまの竹中君の御質問に関連いたしまして、私も医療用具について一つお伺いしておきたいと思います。医療用具の製造販売、これは、製造の方は許可制、販売は届出制というようなふうになるのでございますか、どうなんですか。
【次の発言】 その医療用具は先ほど来のお話のように、きわめて種類が多くて、ある方面からの話によると、六千五百種類もあるだろうというほどの多数の種類がありますが、この中で、ごく軽微なものに対しては、さほど心配も要りませんけれども、いろいろと注意をせんければ、かなりの激しい障害を起こすというような器械もかなりあるようでございますが、そういうふうな、ひどく人体に障害を起こさ……
○谷口弥三郎君 関連しまして。ただいまのお話を聞くというと、医療金融公庫というのがようやくできたと、しかし、これはわずかな金でありまして、これから災害が起こったらすぐ食い込むとかなんかいうんでは、医療金融公庫の今後の運営が非常に困難すると思いますので、先刻お話のように、二本立というのは、医療金融公庫の中にそういうふうな災害費というのを特に繰り込んだ場合は別問題ですけれど、今回は私の聞いておる範囲では別にそういうものは繰り込んでおらぬと思いますから、今回は医療金融公庫は医療金融公庫で、今度は、せっかくただいまお話のように特別立法ができるんですから、その方から一億五千万にしましても幾らにしても出し……
○谷口弥三郎君 それでは私は関連事項だけお伺いいたします。実は先刻来聞いておりますと、医療費を上げるということは必要であるが、これは各方面にいろいろ関係があるから十分検討しなければならぬというお話ですが、実は昭和二十六年に医療費を一円五十銭上げていただきましたときに、その当時のいろいろの計数を見ますというと、十七円ぐらいに上げてもらいたいというのが、わずかに一円五十銭だけ上がったのでございます。そのかわりに、あるいは保険収入、保険財政につきましては、特別な措置、言いかえれば、初めは二五ないしは三〇、あとに二八%の課税措置が行なわれたのであります。そうして同時にこの一円五十銭上げるということは、……
○谷口弥三郎君 熊本県の模様を聞きまして、ことに九州にかなり発生しているし、死亡者も多いようですが、罹病者などの治療という関係から、鉄の肺は今どのくらい九州にありますでしょうか。先日、私、久留米から……、久留米の大学で一つだけ鉄の肺を入れてやっているのですが、どういうような状況に今配置されておりますかどうか。
【次の発言】 昨年北海道で大いにしょうけつをきわめましたが、北海道にはかなり鉄の肺が行ったようですが、ああいう所はあまり使用になっておらぬなら、なるべく九州、山口という、今現にはやっておる所に一つできるだけ早く配置をするようにお世話願いたいと思います。
○谷口弥三郎君 関連して。今回の問題について、いろいろ皆さんの御意見も聞きましたが、まず第一番に、先刻のお話のうちに、療術医療行為者、療術行為をやっておる方に対しての、医者の中では、すぐそれをいかぬと言って、反対する人がかなりいわしないかというようなお話もあったようですが、事実は、われわれといたしましては、全部の方を、療術行為を否定しているわけじゃありません。まず第一番に、やはり医学的によく診察して、そしてよく見てみないというと、案外何でもないと思ってあん摩をしてもらっておったり、あるいは指圧してもらっておった方が、案外ひどい大きな重症を中に持っておって、その後発見されたときには、手術の時期を……
○谷口弥三郎君 ちょっと私から一つ二つお伺いしたいと思うのです。もうすでにいろいろな問題が出て、お話があったのですから、それ以上申し上げる必要はありませんが、今回児童福祉法が一部改正になって、たとえば三才児の検診をやるとか、あるいは昨年からでありますか未熟児の対策なども出て、まことにけっこうなことと思いますが、先刻来のお話の中に、たとえば、保健所の中には助産婦さんが足らぬから、開業助産婦さんあたりを大いに委嘱して、そして妊婦の検診を大いにやるというようなお話がありましたが、この際に、これは予算が足らぬためでございましょうが、ぜひともその検診をする際には、妊娠中毒症を特に大いに見つけ出しまして、……
○委員長(谷口弥三郎君) それではただいまから社会労働委員会を開会いたします。
この際、委員の異動を御報告申し上げます。本日付をもって、紅露みつ君が辞任され、堀本宜実君が選任されました。
【次の発言】 本委員会においては、社会保障制度に関する調査、労働情勢に関する調査について閉会中も継続して調査を行なうことになりましたが、今後の方針について打ち合わせを行ないたいと存じます。
今後の方針につきましては、ただいま申し上げましたように、委員長理事打合会におきまして、委員派遣を行ない、九州方面に参りまして炭鉱地方の生活の実態、豪雨による災害その他を調査することにいたしたいと思います。なお、派遣期間……
○委員長(谷口弥三郎君) それではただいまから開会いたします。 開会前に、ただいま理事会を開きまして、そうして理事の方々に御相談を申し上げましたところ、本日の日程は、社会保障制度に関する調査、これにつきましては、灘尾厚生大臣がもうすぐ見えますが、灘尾厚生大臣、きょうは、あちらの方に呼ばれているので、早く帰りたいと言っておられますけれども、これに対するおもな質疑をいたしまして、そうしてそのほうは終えたいと思います。 それから次回の日程は、明日の午前十時から、前どおりお話しておりましたように、労働行政に関する調査、これにつきましては、福永労働大臣の所信表明、これに対する質疑などをいたしたいと思……
○委員長(谷口弥三郎君) それでは、ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告申し上げます。堀本宜実君が辞任されまして、紅露みつ君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人から送付して参りました文書の取り扱いについてお諮りいたします。去る十月十七日に、当委員会におきまして、身体障害者の福祉に関する件に関し、参考人から意見を聴取いたしましたが、その際、まだ十分に述べられていなかった方や、補足すべき事項などがあった方から、その後書類が提出されております。つきましては、これらの意見を会議録の末尾に記載してはいかがかと存じておりますが、いかがでございましょうか……
○委員長(谷口弥三郎君) それではただいまから社会労働委員会を開会いたします。
労働情勢に関する調査を議題といたします。福永労働大臣から労働行政の基本方針について、その所信を聴取することにいたします。
【次の発言】 労働大臣の所信表明は終わりました。本件に関し、御質疑のある方は、順次御発言を願います。
速記をとめて下さい。
【次の発言】 それでは、速記を始めて下さい。
本問題について御質疑のある方は、どうぞ御発言を願います。ただいまこちらに見えておられますのは、加藤労働政務次官、村上官房長、冨樫労政局長、大島労働基準局長、谷野婦人少年局長、堀職業安定局長、松永職業安定局失業対策部長、三治……
○委員長(谷口弥三郎君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
この際お諮りいたします。理事の高野一夫君から、御都合によりまして理事を辞任したい旨の申し出がございましたので、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。この互選の方法は慣例もあり、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私から申し上げます。村山道雄君を理事に指名いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件につきましてお諮りいたします。
……
○委員長(谷口弥三郎君) それではただいまから本委員会を開きます。 開会前に申し上げましたように、理事会におきましてまず第一番に、病院の管理及び看護に関する件について質疑がございます。それからそれに続きまして、ただいま出ております五法案の提案理由の説明を聴取いたします。これは提案理由の説明だけにとどめておきたいと思います。それから次いであん摩師、はり師、きゅう師及び柔道整復師法等の一部を改正する法律案の質疑を続行したいと思っております。それからその後、午後社会保障制度に関する調査、身体障害者の援護及び福祉に関する件、これを参考人から意見を聴取するという話の取りきめになっております。
○委員長(谷口弥三郎君) それでは、ただいまから社会労働委員会を開会いたします。 本日の委員長及び理事打合会において申し合わせました事項につきましては、先刻申し上げたとおりであります。先刻申し上げたとおりと申しましたのは、本日は、最低賃金法の一部を改正する法律案の提案理由の御説明を聞いて、次いで、労働情勢に関する調査、これには身体障害者雇用促進法の施行状況に関する件、雇用促進事業団の運営に関する件、港湾労働者問題に関する件、駐留軍労務者問題に関する件などの事項について御質問をいただくことにいたしております。 それではさように決定しておきたいと思いますが、理事並びに委員長の話し合いは御承認に……
○委員長(谷口弥三郎君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告いたします。十月二十三日付をもって村山道雄君が辞任され、堀本宜実君が選任されました。また、本日堀本宜実君並びに紅露みつ君が辞任されまして、村山道雄君並びに泉山三六君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選挙を行ないたいと存じます。
ただいまの報告中にありましたとおりに、村山理事が一時委員を辞任されましたため、理事に一名の欠員を生じておりますので、この際、理事の補欠選挙を行ないたいと存じますが、その方法は慣例により、その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませ……
○委員長(谷口弥三郎君) それではただいまから社会労働委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告申し上げます。
本日付をもって相馬助治君が辞任され、曽祢益君が選任されました。
【次の発言】 本日の委員長及び理事打合会の事項については、ただいま申し上げたようなわけであります。
それでは、労働行政に関する調査の一環として、駐留軍労務者問題に関する件を議題といたします。
本件に関し、ただいま林調達庁長官、加藤労働政務次官、その他の方はおっつけ見えると思います。
どうぞ御質疑を始めていただきます。
【次の発言】 外務省はすぐ参りますが……。
○委員長(谷口弥三郎君) それでは、ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告します。十月二十八日付をもって泉山三六君が辞任され、堀本宜実君が選任されました。十月三十日付をもって堀本宜実君が辞任され、紅露みつ君が選任されました。
【次の発言】 それでは、環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。まず、提案理由の説明を願います。発議者小沢辰男君
【次の発言】 次に、医師及び歯科医師の免許及び試験の特例に関する法律案及び医師国家試験予備試験及び歯科医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律案を一括して議題といたし……
○委員長(谷口弥三郎君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、国民年金法の一部を改正する法律案(閣法第二二号)、年金福祉事業団法案、児童扶養手当法案、通算年金通則法案、通算年金制度を創設するための関係法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それでは速記を中止して。
【次の発言】 速記を始めて。
委員長の手元に村山理事から国民健康保険の国庫負担等に関する決議案が提出されました。本動議を議題として、その趣旨の説明を求めます。
○谷口弥三郎君 それでは、ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないたいと存じます。
つきましては互選の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの横山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、私から委員長の指名をいたします。森八三一君を委員長に指名いたします。(拍手)
○委員長(谷口弥三郎君) それでは、ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。社会保障制度に関する調査及び労働情勢に関する調査、右の調査は、従来のとおり、今期国会開会中においてもこれを行なうことにいたしまして、本院規則第七十四条の三により、調査承認要求書を議長に提出することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、要求書の案文の作成及び手続などは委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
次回の委員会は、委員長理……
○委員長(谷口弥三郎君) それでは、ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、先刻理事及び委員長の打合会をいたしました結果を御報告しておきます。本日の日程は、社会保障制度に関する調査、このうちで労働情勢に関する調査を午前にまずいたしまして、続いて厚生行政に関する調査を御審議いただく。まずその前に、きょうは派遣委員のほうからの御報告を願うことにしております。
【次の発言】 それでは、まずこの際、さっそく派遣委員の御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの報告に対しまして、御質疑のおありの方はお述べ願います。
【次の発言】 それではただいまの派遣委員の御報告に対する質疑はな……
○谷口弥三郎君 私も一、二お伺いしたいと思いますが、ただいま厚生大臣のおっしゃられました気持はよくわかります。ことに去年の暮れ、臨時国会において、数年来問題を残しておったいわゆる中央医療協議会、この問題をまずまあ解決し、改組ができたということは、これは非常によかったと思います。なお、続いて地方医療協議会も、それと同時にそれが改組されたのでございますが、幸いにして地方医療協議会は、たしか今年の二月十七日ごろから全国的にこれができておるようでございます。中央医療協議会が今にまだできておらぬので、いろいろと御苦心をされているようですが、それをひとつぜひ急速にやるように、むろん努力されていることは十分……
○谷口弥三郎君 安田さんに一言お伺いしておきたいと思います。 先刻来のお話によりますと、中央医療協議会が今度三者構成のもとに出てくる。これに対して、それ以外に、あるいはこのような臨時医療報酬調査会ができるということには賛成だとおっしゃられましたが、御承知のように、昨年暮れの臨時国会におきまして医療費の問題がやかましくなっておりますし、これまでの医療協議会がどうもうまくいかぬというので、あの場合には中央医療協議会と地方医療協議会の二種類ができたのでございます。したがって、中央医療協議会というのも、やはり聞くところによると、地方の保険者団体あたりからなかなか委員をお出しにならぬために、いつまでで……
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