高橋衛 参議院議員
3期国会発言一覧

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高橋衛[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは高橋衛参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

高橋衛[参]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第35号(1953/08/06、3期、自由党)

○高橋衛君 私は只今議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして、自由党を代表いたしまして賛成の意を表するものであります。  そもそも連合軍によるところの占領政策の一つの目的は、日本経済の民主化にあつたのでありまして、そのこと自体は新らしい日本の再建のために極めて有意義であつたのであります。併しながらこの占領政策は、一面においでは日本経済からあらゆる軍需生産力を抜き取るという目的のために、日本の経済を甚だしく弱体化する結果と相成つたのであります。又、他面におきましては、これら経済民主化のための法制は、資本主義の高度に発達したる欧米諸国においてす……

高橋衛[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

高橋衛[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 経済安定委員会 第3号(1953/06/25、3期、自由党)

○高橋衛君 都道府県で国土調査をいたします際に、国で基準なり計画なりを統制することはできると言いますが、調査の質自体の調整はむずかしいのじやないか。言い換えれば、その調査が技術的には余り役に立たないというような場合には、改めて国で以て最初からやらなければというふうなことがやはり相当起り得るのじやないかと思うのですが、而もそういうふうな計画が基本になつて国土開発計画というものが又それを基本にしてやるというようなことが起り得る場合があるのですが、そういう場合にはどんなことがなし得られるか、国としては。
【次の発言】 いま一点ですが、水の調査をいたします際府県団体にやらせるという建前になつているが、……

第16回国会 経済安定委員会 第4号(1953/07/07、3期、自由党)

○高橋衛君 離島振興については、所属するところの都道府県では、特別の負担をするということは、全然お考えになつておりませんか。言い換えれば、例えば、新潟県とか、又は、長崎県とかいうふうな県はそれぞれ離島を自分の県の範囲で持つておるわけですが、従つて小数の人であるがために、県自体としても、十分な施設が行われないという憾みが多い。そういうような観点から県議会として、生活には配慮すると同時に、国でもそれに協力するという行き方であるべきが趣旨じやないかと思います。この点どうですか。
【次の発言】 そうしますと、提案者の御趣旨としては法律につき、法律上の義務とはしてないけれども、所属都道府県においては、当……

第16回国会 経済安定委員会 第6号(1953/07/14、3期、自由党)

○高橋衛君 この離島振興法案で現在審議中の二十八年度の予算上予定せられておる予算の金額は幾らになつておりますか。
【次の発言】 同時にお聞きいたしたいのでありますが、その対象になつている離島について予算二十八年度の現に審議になつている予算がこの法律が出ることによつてその予算がどの程度に変更されるかという点と、又この法律に関連して新らしく予算を必要とするか否かという点、それからいま一つはこの離島振興法案の対象になつているという事業とこれと割合に近似の関係にある僻地等の事業についてのバランスをどうとるかと、それが現在の法制上どの程度に可能なりや否やという点、その点だけ政府側の見解をお聞きしたい。

第16回国会 経済安定委員会 第9号(1953/07/28、3期、自由党)

○高橋衛君 これは審査の参考になると思いますので、大体経過をお話願えると非常に結構だと思いますが、新聞の報ずるところによりますと、只今御説明になりました点以外に、二点ばかり重要な点において論議になり、結局結論的には修正になつたようでありますが、その点の修正案が提出され、それが採用されなかつた事情を、理由を一つ御説明願います。

第16回国会 経済安定委員会 第10号(1953/07/29、3期、自由党)【議会役職】

○理事(高橋衛君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。

第16回国会 経済安定委員会 第12号(1953/08/04、3期、自由党)

○高橋衛君 只今公正取引委員会が非常になめられているという原因について、いろいろ論議があつたのでありますが、私は別の観点からそういうふうな原因が、そういうような事実があつたとすればあつたのじやないかという感じを持つているのであります。先ず第一にこの独占禁止法というのをいろいろ読んで見ますと、非常に広汎な複雑な規則であつて、恐らく何人もどういう共同行為が違反でないかということを確言することが非常に困難じやないか、従つてこの程度までは、恐らくは公取も目を瞑られるのじやないかというふうな漠然たる意識で以て、多くの経済行為をなさざるを得ないというところに、一つの原因がありはしないか。それからいま一つは……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 経済安定委員会 第1号(1953/12/04、3期、自由党)

○高橋衛君 二十七年の一年では……。
【次の発言】 いつ現在ですか。
【次の発言】 何ですか、二十九年度予算編成及び税制改正に関する意見書の提出についてと書いてありますが、これには八千万ドルと書いてありますが、これは暦年ですか。
【次の発言】 国際通貨基金のやつは全然別ですか、一億九千万ドル……。
【次の発言】 こめてですね。
【次の発言】 一番低い階級と高いところでどの程度の……。
【次の発言】 消費者米価の引上げの影響を平均して〇・八七%ということになつておりますが、その前に本年の凶作によつて闇物価が相当上つているという事実があるわけなんですが、その闇物価が上つたということによつて、消費者……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 議院運営委員会 第閉会後4号(1954/09/20、3期、自由党)

○高橋衛君 私は、只今加賀山委員から御提案になりました動議に、自由党を代表して反対するものであります。(「おかしい、おかしい」と呼ぶ者あり)先日、私は初めて議運の委員になつてこの席に出席したのでありますが、その際突如として、小笠原動議なるものが出て来て、私はその議事運営の方式について愕然といたした次第であります。幸いにして加賀山委員の御発言により、又小笠原委員等もこれに対する非常な反省の態度をもつてお考え直されたという点については、最大の敬意を払うものでありますが、およそ民主政治というものは寛容と忍耐と節度、こういうものによつてやつて行かなければならないのであります。然るに前国会以来、参議院の……

第19回国会 議院運営委員会 第閉会後5号(1954/10/11、3期、自由党)

○高橋衛君 まあこれは一つの意見ですけれども、「力を憲政のために尽され、」というのは少し何か弱い気がするのですが、例えばその一生を憲政の発達のために捧げられ、その功績顕著なる、こういう書き方は如何ですか。
【次の発言】 別に固執はしません。

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後1号(1954/07/19、3期、自由党)

○高橋衛君 私はこの六・八%の値上げ、いいとか悪いとかいう問題と全然別に、根拠について少しばかりお伺いいたしておきたいと思います。  先ず第一に、申請の根拠になるかも知れませんが、同時に査定の根拠になると思いますが、値上げを総平均においては六・八%ということになつておりますけれども、電燈、電力並びにその内訳についてそれぞれ値上げの率が相当大きな差があるのであります。これはそれぞれ産業政策その他の観点からも検討されたことであろうと思いますが、非常に重要な点であると考えますので、根本的にどういうふうなポイントから、どういうふうな基準からこういうふうな決定の仕方をされたか、特にお伺いいたしたいと存じ……

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後3号(1954/07/21、3期、自由党)

○高橋衛君 私は中小企業一般に関しまして、約三点について御質問申上げたいと思うのであります。  先ず第一点は昨日中小企業庁長官から先般の通産委員会における決議に対する御説明があつたのでありますが、その中で親企業振出しの手形不渡によつて生ずるところの苦難打開のために適切な措置を講ずるという点であります。私は先般北陸におけるところの企業の実態をいろいろ調査して参つたのでありますが、今年春以来私どもが想像していた以上に非常に困難な窮境にあるのであります。ところがこの困難な原因は大体分析すると二つある。一つは全般的な金融の引締という点から来ておるのでありまするが、いま一つの点はやはり親企業と申しまする……

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後4号(1954/08/03、3期、自由党)

○高橋衛君 それでは総合エネルギー対策その他経済政策の調査に中部、北陸班として参りましたものの報告をいたします。参加議員は私と天田議員であります。そのほかに終始酒井議員、富士田議員が参加され、又現地において大谷議員も参加されたのであります。七月の三日から十日までの七日間の間に佐久間の発電所を初めとし、最後には黒部の峡谷にあるところの発電所を視察いたしまして終つたわけであります。  報告を大体二項目に分けていたしたいと存じます。第一は電源開発の問題であります。私どもが視察いたしましたのは主として水力発電の問題でありますか、この水力発電、電源開発についても幾つかの難関があるのであります。そのうち視……

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後5号(1954/08/04、3期、自由党)

○高橋衛君 電力問題に関しまして、先般私ども中部、北陸地方を視察調査をいたしたのでありますが、その際北陸電力当局の話によりますと、電力料金をそのまま据置きにし、且つ電力調整金並びに他電力会社に対する売電単価を同一にすると仮定すれば、本年の九月末の決算においては北陸電力は二億五千万円の赤字になるという報告を聞いたのであります。先ほど来電力については、現在の法制上の建前から言えば原価主義による、原価主義ということは各電力会社個々についての原価主義であるという建前から申しまするならば、北陸電力会社自体について如何なる措置をとつて今回の措置を合理化すると申しますか、善処することができるか、その点につい……

第19回国会 通商産業委員会 第8号(1954/02/12、3期、自由党)

○高橋衛君 私は国際収支の改善という面から二、三の点を御質問申上げておきます。御承知の通り二十八年度は上半期においては貿易は大体収支とんとんであつたのでありますが、又下半期におきましても初めにおいては大体とんとんに行けるという予想の下に外貨予算が作られたのでありますが、極めて短期間にこれが一億九千万ドルという赤字を出す予想に変つて参つたのであります。而もそのほかに例えばIMFの五千万ドルとか、線花借款の差引き三千万ドルというようなものを加えますと、約二億七千万ドル以上に上るところの赤字が短期間に生じたということに相成つたのであります。政府は二十九年度予算をこれらの見地から何とかして物価の引下げ……

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後8号(1954/09/17、3期、自由党)

○高橋衛君 私は今回の電力料金の改訂に関連しまして、各電力会社間の問題について三点伺いたいと思いますが、一点は、先に九電力会社に分割いたしました際に、それぞれ電力料金等の点も考慮に入れておつたと思いますが、例えば北陸電力、東北電力等において、相当コストの安い非常にいい発電所を東京、又は関西等に所属せしめたという事柄があるのでありますが、その結果その都市としては相当安い電力が得られたにもかかわらず、高い電力を供給しなければならないという、いわば発電所の所属の関係からそういう結果が起つておりますというのは、否定すべからざる事実だと思いますが、こういうような点について、今後料金改訂をする際に、何らか……

第19回国会 通商産業委員会 第9号(1954/02/16、3期、自由党)

○高橋衛君 オオタ自動車の寺沢さんにお聞きしたいと思います。非常に幼稚な質問で恐縮でありますけれども、オオタ自動車の説明書を読んで見ますると、最近売上がぐんぐん殖えている。それ以上に又受取手形、売掛金が殖えて行つているのでありますが、それにもかかわらず支払のほうは殆んど殖えていない。漸次改善されているという状態でありまして、非常に敬意を表するのであります。一方貸借対照表、それから益損計算書を読んで見ますと、非常にいい成績を年々挙げておられます。而も最近急に増資を進めて参つておられますが、勿論増資ということは、それ自体、日本産業の全体が自己資本と借入資本との比率が非常にアンバランスでありますが、……

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後9号(1954/09/18、3期、自由党)

○高橋衛君 只今の点につきまして関連してちよつと御意見を伺つておきたいと存ずるのでありますが、もとより電力料金を、例えば電発で以て却売までやる場合におきましても如何にきめるかということは国において、又は国会等においてきめるべき性格のものではあると思いますが、とにかく御意見を承わる以上我々としても念を押しておきたいと思います。  先ほど総合原価主義ということをお話になりましたが、総合原価主義という言葉は全国の開発した電力全部を総合して一つにお考えになるか、例えば九州における球磨川の場合に、その球磨川の発電所の原価、又は奥只見の原価、それはもう平均してお考えになるのか、それとも奥只見は東北と関東と……

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後10号(1954/10/12、3期、自由党)

○高橋衛君 先般の十九国会において、自転車競技法等の臨時特例に関する法律というものができまして、従来国庫納付をしておりました競輪等の収入の一部を、国庫納金を廃止いたしまして、新らしく自転車振興会連合会等に一定の割合を以て納めさしてそれを自転車工業その他機械工業等に対する振興のために使うという、いわゆる変則的な方途を講じたのでありますが、この法律は御承事の通り、本年度一年限りの法律であつて、明年三月三十一日を以て効力を消失するという建前に相成つておるのであります。この予算の要求を見てみますと、この予算の要求がそれに該当するかのごとく、歳出の要求が計上されておるのでありますが、その歳入面については……

第19回国会 通商産業委員会 第12号(1954/02/23、3期、自由党)

○高橋衛君 ガス主任技術者に関連して二、三お伺いしたいと思うのであります。この規定は随分古く内務省令ですか、商工省令等に基礎を置いてやつて頂いたのでございますが、今までにガス主任技術者として試験を通つた人と申しますか、資格のある人の数がどの程度あるか。資格、種類別に、甲種、乙種別に数をお知らせ願いたい。  それから第二点は、まあその数によつて判断をしたいと思うのでありますが、年々これは試験をしておられるかどうか。非常に事業場の数もそう多くないようでありますが、こういうふうな試験というものが非常に程度の低い時代においては必要だつたかも知れませんが、こういうふうに相当産業程度の発達して来た現状にお……

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後12号(1954/11/09、3期、自由党)

○高橋衛君 私はこの問題の解決が非常に困難な問題だと思つているのでありますが、よく問題の解決に三万損とか四方損とかいう言葉がございますが、この問題についても政府も相当に努力しなければならん、経営者も同様で、それから需要側も重油転換の問題においてそれぞれ負担しておるわけでありますが、同時に労務者の諸君も、この問題について本当に協力して衷心からこの再建に協力するという心がまえがなくてはこの問題は到底解決ができないと思うのですが、今後も我々は勿論労働条件の改善ということは非常に重要な問題でありますから、その問題については衷心から賛成しておるのでありますが、この点については炭労の委員長として阿部さんは……

第19回国会 通商産業委員会 第13号(1954/02/25、3期、自由党)

○高橋衛君 イランの石油に関連してもう一点だけお聞きいたしておきたいのでありますが、先ほどから英国に遠慮をして日本の石油の輸入を控えておるというふうな御答弁でありますが、これは日英貿易協定の一つの条件になつておるのであるか、それとも又は貿易協定に関連するところのスワツプですか……に関連する一つのはつきりした条件的なものがあるのでありますか、それとも単純に紳士的な態度といいますか、日本人のいわゆる遠慮、言葉通りの遠慮という立場からしておられるのか、その点のことをはつきり一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それは条件になつておらんとしても、例えば文書の交換とかいうふうな形において行われて……

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後13号(1954/11/10、3期、自由党)

○高橋衛君 葛西さんにお尋ねいたしたいと思いますが、人体損害保険については民営と組合によるものとがある、現在片方は法律の監督を受けておるが、片方は野放しでとにかく並存してみますと大体三分の一又は四分の一であります。一つの数字を申上げますと昭和二十七年度におきましては保険料収入は六百八十六億円、支払保険金は百七十億円でありまして丁度四分の一以下であります。かような点からとにかく将来の以上災害に対するところの責任準備金というものを考えなければ、相互保険によつて例えば協同組合がこれをいたします場合においても非常に安い料率でなし得るということが当然浮んで来る。そこから当然こういう恩典を受けてるにもかか……

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後14号(1954/11/11、3期、自由党)

○高橋衛君 山本政務次官並びに企業庁長官に一点だけお伺いしておきたいのですが、山本次官は金融の権威であられるので、私としては最近のこの金融関係について非常な心配を持つておりますので、この点についてまあ専門的と申しますか、もう少し我々が安心ができる意味においての御説明をお願いしたいと思うのであります。と申しますのは、最初に記内長官から最近全般的に政府資金の撒超の結果金融は緩んで来ておる。併しながらその面が中小企業のなにと必ずしも一致しないというところから、中小企業についてはこういうふうな別途の相当思い切つた措置をしなければいけないのだという御説明があつたのであります。ところが、例えば農協に集まる……

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後15号(1954/11/12、3期、自由党)

○高橋衛君 この問題は、或いは電源開発会社のほうにお聞きするよりも公益事業局長に御答弁を願つたほうがいいかとも考えるのでありますが、一点だけお伺いいたしたいと存じます。それは先ほど非常にほめられて然るべきであるという御説明でありました大井川水系の発電について送電線を共用するというお話でございますが、それとの関連もあるわけでありますが、例えば御母衣の発電所を増築されることにつきまして十七万キロの発電が得られ、併しながら同時にそれは下流の関西電力の各発電所に対して相当大きな実質上の利益を与えるのであります。然るにこの工事費はすべて電源開発会社でお持ちになる、従つてこれをこのまま放置するときは国の国……

第19回国会 通商産業委員会 第20号(1954/03/16、3期、自由党)

○高橋衛君 この一、二の要件につきましては、先ほど小林委員の質問に対しまして、大体一カ月ぐらいの間に処理ができるだろうという御答弁でありますが、そうするためには、契約をした者が一の証明、又は二の事項についての調査事項等を添附して承認の申請をするということが必要になるのじやないかと思う。そうしなければ事務が迅速に運ばないのではないかと思いますが、そういうことについては処理規程か何かで以てそういうことを義務付けなさる予定でありますかどうか。
【次の発言】 この法律につきましての問題は専ら運用にあるという点は、先ほど来各委員の御意見の通りであると存じます。先ほど豊田委員からの御質問に対しまして、各省……

第19回国会 通商産業委員会 第22号(1954/03/23、3期、自由党)

○高橋衛君 委員長が取りまとめていろいろ、非常によく御研究なすつて代表して質問して頂けるということは非常に私は能率的であつて、結構だと思います。ただこういうことに私素人でありますので、念のためにお聞きいたしておきたいのでありますが、委員長の御質問の中に相当意見に亘るのがあるのでございますが、その意見は委員会の意見としての御質問でありますかそれとも委員長個人の意見として……。
【次の発言】 それからもう一点、只今の御議論の点でありますが、私自身の個人的な見解といたしましては、税について最近余りに多くの経済政策が盛込まれ過ぎるという感じを持つておるのであります。御承知の通り経済政策は補助金によるか……

第19回国会 通商産業委員会 第23号(1954/03/25、3期、自由党)

○高橋衛君 先ほどの御説明の中に、外国においてもこういうふうな探鉱の促進であるとか、その助成の措置について強力な施策が行われているということでありますが、それらの資料がございましたらお願いしたいと思います。  それからもう一つ、この仕事はすべて挙げて帝国石油鉱業でありますか、その会社にやらせることになると思うのでありますが、株主名簿のほかに現在の役員名簿並びに業務規程と申しますか、如何なる人がどういつた権限を持つているかということについての資料がございましたら頂きたいと思います。
【次の発言】 東京都の遠藤さんにお伺いしたいのでありますが、私も余り研究しておらんのでございますが、ガス事業に対し……

第19回国会 通商産業委員会 第25号(1954/03/29、3期、自由党)

○高橋衛君 大臣もお忙しいでしようけれども、一言ちよつとこの際御説明をお願いしておきたいと思うのですが、先般電力料金の値上げの問題について、いよいよ政府の方針をおきめになり、業者をお呼びになり、懇談せられたということが新聞に報道されておつたのですが、政府のおきめになつた大体のお心がまえといいますか、方針といいますか、というものについての御説明と、並びに電力会社とお話しになつた結果の大体見通しというものについての御説明を頂きたいと思います。

第19回国会 通商産業委員会 第40号(1954/05/17、3期、自由党)

○高橋衛君 先ほど鉱山局長の御説明によりますると、大体五百三十七万キロベースで、農漁村用と申しますかね、使うのが百八十万キロくらいであつたという御説明でありますが、又同時に先ほどの御説明によりますというと、小売特約店の段階においてはコントロールが非常に困難であるというお話でございます。私は実は恐れますのはこういうふうな行政措置による抑制というものが結局は大産業においてはそれほど困らないで、実際に必要な農漁村用のものが非常な困難を感ずるという結果になりはしないかということを非常に恐れておるわけでございますが、その辺については何か十分に安心のできる方法が講じられておるのでありますか。その点一つお伺……

第19回国会 通商産業委員会 第46号(1954/05/25、3期、自由党)

○高橋衛君 この昭和二十九年度の予算が御承知のように一兆円以内の均衡予算でありますということと、並びにそれと相符合して金融引締政策が相当強化されて参りましたことは、これは日本の国際収支の改善その他我が国経済の再建のために止むを得ない措置であると私どもは考えておるのでありますが、併しながらその結果としてそのしわ寄せがややもすれば中小企業に行われるという事態が漸次現われて参つておるのであります。私どもはこの今回の新らしい経済政策を何とかして中小企業に悪い影響を及ぼすということを緩和して行く、何とかして調整して行くということが最大の急務であり、又非常に重要なポイントであると考えておるのであります。こ……

第19回国会 通商産業委員会 第47号(1954/05/26、3期、自由党)

○高橋衛君 通産省の当局に御質問を申上げたいのでありますが、この法律に基きまする収入の予定は約七億五千万円程度に相成つております。而してこれが使途につきましても一応試案として、例えば自転車産業振興関係に三億円その他というふうに試案に提示されておるのでありますが、これらの使途につきましては、一般の国の予算と異なりまして何ら款項目の区分もなし、専ら主務大臣の計画並びに指示によつて自由に処し得る建前に相成つておるように考えられるのでありますが、併しながら何と申しましてもこれは公の金でございますので、これが使途については遺憾なきを期することが必要であります。又これらの使途が本当に適切に有効な方面に使わ……

第19回国会 通商産業委員会 第49号(1954/05/28、3期、自由党)

○高橋衛君 私はこの法案に賛成でございます。政府は二十九年度予算編成に当りまして、特に国際収支の改善のために緊縮予算を編成をし、且つ金融施策も又引締をいたして参つているのでありまするが、これらの一般的な方策のみを以てしては、到底いわゆる現在するところの二重価格を解消して輸出の振興を図ることが困難であります。硫安工業につきまして、今回それに加えて更に硫安工業の合理化並びに輸出を一本化することによつて輸出力を増進するという方途を講ぜられる法案を提案されたことは、私ども衷心から賛成するところであります。ただこの法案につきましては、先ほど加藤委員から特に指摘されましたように、非常に不安な点が多く感ぜら……

第19回国会 通商産業委員会 第50号(1954/05/29、3期、自由党)

○高橋衛君 私はこの法案に賛成をいたします。併しながら後ほどこれについての修正の動議を提出いたしたいと思います。  この法案はすでに成立をしました二十九年度予算の編成の過程におけるところのその後を救済するために止むを得ず行われたところの窮余の法律と認められるのでありまして、必ずしも当を得ない法律のように考えられるのでありまするけれども、併しながら当面機械工業等の振興に必要な措置として、又一年限りの暫定的な過渡的な措置であるという点において止むを得ないものと考えるのであります。なおこの法律の実行に当りましては、運営に当りましては、公正且つ効率的な運用をいたして、その万全を期するということ、並びに……

第19回国会 通商産業委員会 第51号(1954/05/30、3期、自由党)

○高橋衛君 私はこの肥料の需給安定につきまして、通産省とか農林省とかいうことについて権限争いに介入するという気持はもとよりないのでありますが、とにかく政府としてはその両者の間が円満に行かないということが一番国民としても困ることでありますので、こういうふうな法案の修正ができた際におきましては、その間の解釈を今後実行に当られるところの政府部内の調整役ということでございますから内閣の法制長官にその点について一応お伺いしたいと存ずるのであります。  先ず第一に、先ほど奥野局長から御答弁があつたわけでございますが、繰返して念のためにお伺いしておきたいと存じますのは、第七条の第二項に「農林大臣の指示による……

第19回国会 文部委員会 第19号(1954/04/12、3期、自由党)

○高橋衛君 井上さんにお聞きいたしますが、冒頭の証言で一月の八日に県教組の委員長がこの件について陳謝をしたということをたしか言われたように思うのでありますが、なぜ県教組の委員長がこの件について陳謝をされたか、その内容について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 簡単に、内容だけ。
【次の発言】 ちよつと、その内容が悪いから陳謝したのか、手続が誤つたから陳謝したのか、どちらですか。

第19回国会 文部委員会 第20号(1954/04/13、3期、自由党)

○高橋衛君 二、三点お尋ねいたします。生永校長は二十七年の四月一日にこの学校の校長として就任されたのですか。そうでございますね。
【次の発言】 それで先ほどのお話の中に、あなたの学校の教諭に西願寺守という先生があるというお話でございますね。
【次の発言】 その先生の経歴なり物の考え方ということについて生永校長として見られたところを御説明願いたい。
【次の発言】 私はこれがいいとか悪いとかいう問題でなしに、善悪の批判は別にして事実だけをお聞きしますから御承知願います。昭和二十七年のこと、高等学校の教諭の人たちが数人で以てマルクス・レーニン主義、資本論というものを課題として学校でプリントをお作りに……

第19回国会 文部委員会 第27号(1954/04/23、3期、自由党)

○高橋衛君 御手洗先生に一点。田中君から御質問申上げた刑罰法規に関する問題についてお尋ねをいたします。  御承知のように先ほど詳細に御説明がございましたように、高知の例えば教研大会の第八分科会におけるところの決議、これも共産グループの強力な働きかけによつてああいうことが行われたということが言われておるのであります。又教職員組合においてもその中心をなすものは殆んど大部分が専従者であつて、言い換えれば学校の教職員としては休職になつた……「(休職にはなつておらんよ」と呼ぶ者あり)休職になつておるところの専従者が殆んど中心になつておると私は認識しております。普通国家公務員においても現業の職員組合或いは……

第19回国会 文部委員会 第32号(1954/04/30、3期、自由党)

○高橋衛君 これにて一切の質疑を打切ることの動議を提出いたします。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第3号(1954/03/11、3期、自由党)

○高橋衛君 この参考人の選定はすでに委員長理事会において御決定になつたものであろうと存じますので、あえて異議を申立てる趣旨ではございませんが、やはり参考人は各方面の意見をあらゆる角度から述べて頂くというふうな選定の基本方針であるべきはずだと思いますが、この案で見ますると補助金を減らされる受身の立場にある人の関係が殆んど大部分選定されておる。もつと大きな立場から補助金制度全般についてどうあるべきかという点についての参考人を選定するという観点が抜けておるように思われるのでありますが、その点はどういうふうにお考えになつておるのでありますか、一応伺つておきたいと思います。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第11号(1954/03/30、3期、自由党)

○高橋衛君 関連質問。私はこの性病予防に関するところの補助金に関する法律は、勿論それに必要なる経費の二分の一なり四分の一なりを補助するという建前になつておりますが、何が必要なる経費かという問題については、これは政府に認定権がある。従つて非常に贅沢な高いお医者さんを使つた場合、又は非常に高い薬を使つた場合にそれをも全部カバーする趣旨で法律が出ている。言い換えますと、各県又は各市それぞれ一つの標準的な、国家としてこの程度は絶対に必要であるという基準をお設けになつて、その基準に従つてそれぞれの決算を精算の際政府として査定せられ、この範囲までは国家として必要な部分であると認めて、それに対して二分の一な……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 人事委員会 第3号(1954/12/17、3期、自由党)

○高橋衛君 私は只今千葉委員の提出されました動議に関連して、この動議に対する政府の所信を伺つて、我々が判断する参考にしたいと考えておる次第であります。この要望の内容をなすものは、公共企業体職員については一・二五ケ月分に今回増額しようということに相成つておりますが、一般公務員については、これはなかなか現在の法制上でき得ないという状況にあることは、大臣も政府も御承知のことだと考えるのであります。殊に或る官庁等におきましては、例えば今まで超過勤務を相当激しくやつておつたにかかわらず、それが支給されておらない。その支給されておらない部分をこの際一括して支給するというような方法によりまして、合理的にそう……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 議院運営委員会 第20号(1955/06/03、3期、自由党)

○高橋衛君 私は、この規程案の字句の解釈について小委員の方にお聞きいたしたいのであります。  第五条の第一号、第二号では、参考資料の作成と、こうなっておるのでありますが第五号においては、資料の収集整備という文字が使われておる。本来資料というものは、収集整備すべきものであって、作成すべきものではないと私は考えるのでありますが、特にこの場合に作成とお書きになったのは、何か特殊な意味があるのでありますか。
【次の発言】 しからば第五号の場合においては、そういうふうな意味の資料の整備という作業は目的としない、さように考えていいのですか。
【次の発言】 第一号と第二号の場合には、資料の作成と言い、第五号……

第22回国会 商工委員会 第1号(1955/03/28、3期、自由党)

○高橋衛君 資料としてお聞きいたしておきたいのでありますが、先ほどの通産大臣の御説明によりますると、平日におけるところの競輪等はなるべくやめさせるという御方針のようでございますが、そういうようなことをいたしました場合に、従来までは大体年間二十億円、ないし二十一億円を国庫納付金、または納入金という形によって納めて来、それが地方財政に寄与し、または産業振興に振り向けて来たのでありますが、そういうようになった場合においてその金額がどの程度に減るか、その辺の具体的な数字を計算されたものを御提出願いたいと思うのであります。
【次の発言】 私のお聞きいたしたいのは、たとえばこの法律が二カ月暫定的に延期され……

第22回国会 商工委員会 第閉会後1号(1955/09/15、3期、自由党)

○高橋衛君 先ほどの河野さんの質問に関連してお尋ねしておきたいと思うのでありますが、砂糖の差益の一部を業者に積み立てせさることについて、大体そういう申し合せができておるということでありますが、これは砂糖業者に積みたてさせることであって、政府として特殊物資資金特別会計の歳入というものにはならない、従ってあの金は輸出入銀行の政府の投資ということに予定されておったのでありますが、輸出入銀行の資金関係がどうなっているか。またあの政府資金によるものと、しからざるものと比較いたしますと、資金コストが非常に違っておりますが、その点は相当支障が生じておらないか、その点については政府はどういう措置をとっておられ……

第22回国会 商工委員会 第2号(1955/03/29、3期、自由党)

○高橋衛君 ちょっと関連して……ただいまの大臣の御答弁で大体わかったのでございますが、ただいまの御説明によりますと、強制じゃなしに行政指導でいかれるということでございますが、その行政指導によって果してなし得るかどうか、それについては何らか許可の際における命令条件その他の面から、事実上ある程度の強制を加えるという自信がおありかどうか、その点を一つ伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私のお聞きいたしておりますのは、地方団体がみずからの地方財政の悲況にある現況におきまして、政府の行政指導に応じないところが十分あり得ると私は考えるのでありますが、そういう場合に、たとえば法律に基くところの措置をお……

第22回国会 商工委員会 第閉会後2号(1955/09/16、3期、自由党)

○高橋衛君 通産大臣がおみえでございますので、長年問題になっておりました四日市の旧燃料廠の払い下げ並びに施設の活用方針が先般の閣議了解において御決定になったようであります。それに関連いたしまして、その内容についても一応新聞等では拝見いたしておるのでありますが、御説明を願いたい。と同時に、あれが新聞の報ずるところによりますると、閣議決定でなしに閣議了解になっております。しかもアメリカにおけるところの河野農林大臣の横やりによってそうなったというようなことが伝わっておりまするし、またそれ関連いたしまして東海硫安の問題と、いろいろ新聞等においては流説が伝わっておるのでありますが、国民としては非常にこの……

第22回国会 商工委員会 第3号(1955/03/30、3期、自由党)

○高橋衛君 おくれて参りましたので経済六カ年計画について、あるいは御質疑になったのかと思いますが、ただいまいただきました資料の点について一、二の点だけちょっとお伺いしてみたいと考えておるのであります。  その第一点は、この六カ年計画の前提として一つの問題、物価については二十八年度を基準にしておられる、ところが二十九年度においてすでに卸売物価が五%程度下落しておる。しかも基本的なものの考え方としては物価の低下を予想するというふうに規定しておられるのでありますが、五%下っており、さらに物価の低下を予想するということを前提にしておられる。その物価低下の予想の程度、どの程度に低下を予想しておられるか。……

第22回国会 商工委員会 第5号(1955/05/17、3期、自由党)

○高橋衛君 ちょっと今の問題をもう一点だけ聞きたいのでございますが…。過度経済力集中排除法を廃止しまするについて、私は反対は一つもないのでございますが、この法律は占領下の法律であって、相当、何と申しますか、画期的な経済制度についての改革であったわけでありますが、この結果のあとを眺めてみますと、それが相当行き過ぎになっている点がありはしないかというととが感じられるわけであります。また独占禁止法は約二年ほど前に改正になりまして、相当国家の独占禁止そのものに対するところの考え方も変ってきているわけでありますが、現在の公取の独占禁止法に基いての考え方から考えて、この過度経済力集中排除法によって実施しま……

第22回国会 商工委員会 第7号(1955/05/20、3期、自由党)

○高橋衛君 一、二点ちょっとお伺いしたいのですが、中小企業金融公庫法の改正の案の中に、今まで日本開発銀行から借りておったものを産業投資特別会計からの出資に振りかえるという点が一つの重要なポイントになっておるようでありますが、この点につきましては、開発銀行から債権の承継をしたものにつきましては利子を払っておるのであります。この資料によりますと、年三分というものを払っております。今回産業投資特別会計に移しかえをいたしました場合に、支出をいたしました場合には、政府出資に対しては、何と申しますか、配当でありますか、そういうふうな性質のものを出す御予定でありますか、それとも全然そういうふうなものを予定し……

第22回国会 商工委員会 第10号(1955/05/27、3期、自由党)

○高橋衛君 私はこの法律に関連いたしまして二、三の質疑を行いたいと思うのでございますが、まず第一に通産省当局に対してお伺いいたしたいのでございます。第一点は、先般の臨時国会において二ヵ月間の延長を認める法律を承認したのでございますが、その際に政府当局の、特に通産大臣の答弁によりますると、すみやかに通産大臣ははっきりと五月中という言明をされたのでありますが、五月中において競輪法等の基本法にさかのぼって十分検討をするという答弁をされております。また同時に納入金の受入機関として簡素ながらも性格の明確化した新しい機関を設けるという答弁をしておられるのであります。そのことをはっきりとお約束されたのであり……

第22回国会 商工委員会 第20号(1955/06/21、3期、自由党)

○高橋衛君 私は中小企業信用保険法の関係で一点だけお尋ねいたしておきたいと思います。現在現行の中小企業信用保険法の第六条には「保険価額から金融機関がその支払の請求をする時までに回収した額を控除した残額に、百分の八十を乗じて得た額とする。」、これが保険金の規定であります。この回収額という文字解釈でありますが、これは中小企業庁でお出しになった融資保険約款の第九条に、「金融機関がその支払いの請求をするときまでに貸付元本の分をして回収した額」、こういうふうに解釈しておられる、言いかえれば、この回収した額という規定のもとには民法の規定が当然に働いている。そうして利息なり、または取り立ての経費というものが……

第22回国会 商工委員会 第21号(1955/06/23、3期、自由党)

○高橋衛君 今回政府から提案されました中小企業信用保険法の一部改正案は、新たに中小企業の中に酒造組合等を含めること、また保険の対象としての貸付を、現行は六カ月以上という相当長期のもののみに限っておるのでありますが、それを三ヵ月以上に短縮して、適用範囲を広げるということ、また信用保証協会を相手方とするところの保証保険につきましては、新たに中小企業金融公団または国民金融公庫からの借り入れについてもできるということにいたしましたこと、また会社更生法の適用を受けるというような場合におきまして、その適用を受けたということを保険事故とするというような改正でございまして、内容はいずれも現在の中小企業の現状に……

第22回国会 商工委員会 第29号(1955/07/21、3期、自由党)

○高橋衛君 ちょっと永野さんにお伺いしたいのでありますが、昨年来ですか、相当鉄鋼輸出について出血輸出ということが言われておったのでありますが、私ども実績を全然知らないのでありますが、その出血という意味も、たとえば操業度を維持するために相当コストの切り下げができる、その場合の定義が非常にむずかしいと思いますけれども、われわれしろうとのわかりやすい言葉でどの程度の出血輸出が行われておるか。
【次の発言】 今の点もう少し数字的に……。
【次の発言】 ただいまの例としてのお話はよくわかるのですが、実績で、つまり工場原価プラスどの程度、それから総原価からいいますと何割程度の出血か、その実績は……。

第22回国会 商工委員会 第30号(1955/07/22、3期、自由党)

○高橋衛君 先ほどの御説明におきまして、アメリカとの関税協年の結果、多分二千万ドルないし三千万ドルの輸出の増加ができるであろうという見通しを御説明願ったのでありますが、その他の各国に対してはどういう見通しを持っておられるか。  それからいま一つ、日本においてもそれらの外国に対して関税の引き下げをしてきたのでありますが、それが日本に対する外国からの輸入についてどの程度の影響――これはもちろん外貨予算というものを持っておりまして、外貨の割当をしないという事柄と関連してくるわけではありますが、何らかの影響があるかどうか、どの程度の影響があるかどうか。

第22回国会 商工委員会 第31号(1955/07/23、3期、自由党)

○高橋衛君 先ほどの御質問に関連いたしまして、さっきの小野委員の御質問に関連いたしまして若干内容の説明をお願いいたしたいのでありますが、会社の事業計画を見てみますと、十年後には収支計算において四十七億の利益が上るという計算になっております。非常に割のいい会社のようでありますが、この数字の根拠がはっきりいたしませんので、その点をお伺いします。  まず第一に、支出の面におきまして探鉱費として計上しておられます十年間合計に二百五十億、この二百五十億はその前の資金計画において計上しておられます探鉱費、約三百億でありますが、そのうち約五十億というのはこの法律の第一四条によって繰り延べされて残ったものと考……

第22回国会 商工委員会 第32号(1955/07/25、3期、自由党)

○高橋衛君 私もこの法律はあまり勉強しておりませんので、あるいは誤解であるかもしれませんから、その点お答えを願いたいと思いますが、第三条の任意表示の場合においては、その品質を表示する場合に、指定文字によるところの品質の表示であってもよろしいし、またはその指定文字によらない――その指定文字にまぎらわしい表示であってもよろしいということではないかと思います。ところが第四条の場合においては、指定文字によってその品質を表示したものということに指定文字に限定をしております。これを考えてみますと、たとえば純綿といい、あるいはオール・コットンといい、またひらがなで「じゅんめん」と書き、かたかなで「ジュンメン……

第22回国会 商工委員会 第33号(1955/07/26、3期、自由党)

○高橋衛君 私はこの両法案に対しまして自由党を代表して賛成の意を表するものであります。  わが国の原油の生産量は現在年間三十余万キロリットル程度でありまして、わずかに国内総消費量に対して五%にも満たない程度でございます。エネルギーの資源または工業原料としての石油の地位が近来ますます重要の度を加えて参りました点から考えまして、またドイツ及びフランス等において、近年探鉱その他に非常な努力をいたしました結果、それぞれ三倍ないし六倍の増産に成功しているという事実から考えましても、わが国におきましても積極的に国が探鉱試掘に努力をすべきであるということ、しこうしてかような積極的な探鉱試掘によるところの石油……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 商工委員会 第2号(1955/12/12、3期、自由民主党)

○高橋衛君 ただいまの御説明で大体はっきりしておると思うのでありますが、この法律は結局砂利の採取の健全な基礎を確立するという、いわば訓辞的な規定が主体をなしていると思うのでありますが、従ってその採取について、たとえば先ほど来御説明のあったような重複許可が行われるとか、きわめて短期間の許可をくれるとかという事柄は、すべて河川法の運用の問題であって、その河川法の運用が適当であるかいなか、また河川法の運用というものがこういうような法律がなければ、そういった見地から運用ができぬのだろうかどうか、その辺のところがどうも私はなかなか了解しにくいのでありますが、その点は別途に委員長にお願いしまして、建設省の……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 商工委員会 第16号(1956/03/23、3期、自由民主党)

○高橋衛君 輸出保険法に関連いたしまして、外貨の現在の状況等についてお聞きいたしたいと思うのでありますが、御承知の通り二十九年度非常な逆調であった貿易が均衡財政の結果と、また海外情勢の好転並びに輸出振興策の成果といたしまして、二十九年度、三十年度引き続いて非常な好転を見せておることは御同慶にたえないところでありまするが、従ってまた保有外貨も飛躍的に増大をいたしておる次第でございますが、その保有外貨の中には、たとえばインドネシアに対するもの、韓国に対するもの、さらに近くはアルゼンチンに対するものにおいて相当焦げつきとなっているというふうな種類のものがあるように聞いておるのでありますが、それらの現……

第24回国会 商工委員会 第17号(1956/03/30、3期、自由民主党)

○高橋衛君 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題になっております輸出保険法の一部を改正する法律案に対して賛成の意を表するものであります。並びに先ほど上材委員から動議として提出されました修正案に対して賛成するものであります。本法の改正は、たとえば技術の提供またはこれに伴う労務の提供等を保険の対象といたしまして、海外における建設業の請負等がこの保険の対象となり得るようにいたしたいこと並びに海外にも例のないところの海外投資保険の制度を創設せんとする点であります。しこうして、この海外投資保険の創設に関連して、填補すべき危険の割合を百分の五十と一応政府案においては規定しておられるのでありますが、こ……

第24回国会 商工委員会 第29号(1956/05/08、3期、自由民主党)

○高橋衛君 私は高橋参考人に一点お伺いいたしたいと思います。小売と申しますか、中小商業に関連して、百貨店のほかにもう一つ大きな利害関係を持っているものに、大きな工場であるとか、職域におけるところの購買会の問題があると思うのです。この種の購買会は多くは事業主の厚生施設として行われているのが普通であり、従ってほんとうにペイするラインにおいて行われるということよりは、非常に安く行われている場合があり得ると思うのであります。ことにその購買会がそこの従業員に対してのみにやった場合にはこれは問題がありませんが、多くの場合に従業員以外に対しても相当販売をしているというのが実情であります。そういう問題を、これ……

第24回国会 商工委員会 第30号(1956/05/10、3期、自由民主党)

○高橋衛君 私から、第二条の解釈についてお伺いいたしたいのでありますが、まず第一に、物品販売業には当然に卸売業を含むと考えるのでありますが、しかも法律の目的とするところは、主として小売業であると考えるのでありますが、その点をお伺いしておきます。
【次の発言】 私は、いわゆる名店街と申しますか、建物なり設備なりを貸与して、そして各種の個々の業態の人がそこに店を並べるということは、ここにいうところの百貨店に該当しないかと考えるのでありますが、その点もそう解釈してよろしゅうございますか。
【次の発言】 あの名店街におきましては、個々の営業であるということがかなりはっきりしておると思うのでありますから……

第24回国会 商工委員会 第31号(1956/05/15、3期、自由民主党)

○高橋衛君 私は第二条の定義についてお聞きいたしておきたいと思いますが、ここに「製造委託」という定義をいたしておりますが、この製造委託には建設業が入っておりますか。言いかえますと、建設業つまり土木建築業につきましてその請け負いました場合に、その親請けをいたしましたものが下請に出すのが多くの場合慣例になっておりますが、この製造委託のうちに含まれますか。

第24回国会 商工委員会 第34号(1956/05/23、3期、自由民主党)

○高橋衛君 ついでに関連して……通産当局に、また間島さんの方でおわかりでしたら、いずれからでも御答弁願いたいと思うのですが、先ほどの御答弁によりますると、観光によって収入されたドル収入の大体二割を見当として外貨の割当をしておられるということでございますが、私どもその数字をはっきり承知していないのでありますが、大体推定するところによりますると、外人の使う金をホテルの部歴代、食堂で使う食費、それから買物をする代金、こういうものに分けられると思うのでありますが、そのうちホテル食堂で使用するところの外国産のものの比率というものは、それほど大きなものじゃないはずだ、むしろわれわれ外国旅行しましたり、外人……


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第3号(1953/07/23、3期、自由党)【議会役職】

○委員長代理(高橋衛君) これより経済安定・通商産業委員会の連合委員会を開会いたします。  前回に引続き私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案につきまして質疑を継続いたします。本日は只今のところ政府側の出席といたしましては、公正取引委員会から委員の湯池謹爾郎君、経済部長の坂根哲夫君の御二人だけが御出席でありますから、御質疑のあるかたは順次御発言を願います。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1954/03/24、3期、自由党)

○高橋衛君 この調子で説明を聞いておりますと、相当長く時間がかかるようですから、もつと簡略に願えませんか。
【次の発言】 先ほどの御説明の中に育英資金の制度について、新たに大学のものについてであろうと思いますが、新たに月額一万円の特別の奨学制度を設立したという御説明があつたのですが、これはどういうものでございますか。
【次の発言】 そういたしますると、この制度は大学の教授、助教授要員として残るか、又は研究所の職員として残るか、そういうような人に対する制度として設けられたもので、それ以外の人には均霑されないのですか。
【次の発言】 只今の問題に関連して、私も一つ御意見なり御説明をお願いしたいと思……

第19回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1954/03/25、3期、自由党)

○高橋衛君 只今の永岡委員の御質問に対する答弁に関連しまして、私も一言だけ質問申上げたいと思います。  今回の簡易保険限度が十五万円に引上つたことによつて資金量が殖える、その資金量をどう使うかということに関連して、例えば郵便局舎等の復旧の方面にこれを利用する方途があるかのごとき御答弁がありましたが、私どもはこの予算においてはつきりと二十五億五百万円というふうに歳出が決定されている以上は、予算の修正なくしてはそういうふうなことはでき得ないのだと承知いたしているのでありますが、その点についてもう一応御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 私が次に質問申上げたいと思う事項を測らずも永岡委員が御説……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会国産車振興に関する小委員会 第閉会後1号(1955/11/17、3期、自由民主党)

○高橋衛君 トヨタの大野さんにお伺いしたいのでありますが、これは各社ともにそうでございますけれども、各会社とも、その会社で製造されておられる車の種類が非常に多い、乗用車、そのほかにバス、トラック、各種のものを作っておられるようでございますが、これを何か、たとえば乗用車なら乗用車一本にまとめるということと同時に、多種のものを同時に並行してやっておる。先ほど大野さんのお話によりますと、五千台ベースで二千台にするということを前提にしてお話しになっておられたようでありますが、こういう点について単一の車種のものを大量生産に持っていくということと、現在のような政府のような考え方の企画を持ったことがおありか……

第22回国会 内閣・商工委員会連合審査会 第1号(1955/06/10、3期、自由党)

○高橋衛君 私はこの法文の字句の解釈を少しお伺いしたいと思うのでございますが、まず第一に現行法におきましても「長期経済計画」という文字が使われている。今回はさらに「長期経済計画の策定及び推進」ということで、長期経済計画というものは非常に大きく取り上げられている次第でありますが、たとえば長期経済計画というものは一体どの範囲のものを考えられているか、各部の所管事務に総合調整のいろいろな計画が入っているようでありますが、それらのものは全部入るのであるか。たとえば石炭鉱業の合理化というような問題が長期経済計画に入るのか、またはジェット機の生産は入るのか、石油化学工業の計画というものが入るのか、その範囲……



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データ更新日:2022/12/18

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