このページでは高橋衛参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○高橋衛君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております衆議院送付の国税通則法案及び国税通則法の施行等に伴う関係法令の整備等に関する法律案並びにこれらの法律案の修正案に対して、賛成の意を表せんとするものであります。 そもそも、今回新たに国税通則法を制定いたします趣旨の第一は、税制の簡素平明化をはかって、税法を納税者にわかりやすいものにしようとする点にあるのであります。御承知のように、現行の税法は複雑難解であります。税制はあくまで民主的でなければなりませんが、そのためには、何よりもまず税法そのものが納税者に理解しやすいものでなければなりません。しかるに、現行の税法は、遺憾な……
○高橋衛君 三十五年度予算案に関しまして、まず最初に安保条約に関するところの問題について質問を申し上げたいと存じます。 安保条約を論議する際に、やはり一番前提となり、重要な問題は、国際情勢がいかにあるかという点にあろうかと考えるのであります。御承知のように昨年の九月の下旬にキャンプ・デービッドにおきましてアイゼンハワーとフルシチョフの両巨頭が会談をいたしまして以来、わが国におきましては、これは世界各国においては必ずしもそうでないのでございますが、わが国におきましては、いわゆる雪解けの時代に入ったという見方が広く行なわれておるのでございます。他方、ところが今年に入りましてから、アイゼンハワー大……
○高橋衛君 第一班の報告を申し上げます。第一班は、森理事、小笠原委員と私の三人で九月の八日から十二日まで五日間、主として愛知県における伊勢湾台風被害の復旧状況及び愛知用水公団の事業実施状況及び木曾国有林の現況について、関係難局から説明を聞くとともに、時間の許す限り現地を視察して参りました。次にその概要について順次申し上げます。 まず、伊勢湾台風による被害の復旧状況について申し上げます。昨年九月伊勢湾台風により、約三千二百億余円に及ぶ未曾有の被害を受けました愛知県は、その後愛知県災害復興計画委員会を設けて、各部門の復興計画を決定し、それに基づいて作業を進めておりますが、これら復旧の諸事業は、全……
○高橋衛君 第二班の報告を申し上げます。 第二班の派遣地は富山県でありまして、派遣委員は、私のほか藤野委員長と小林孝平委員の三人で、班長は藤野委員長にやっていただきました。しかしながら便宜上かわって私がその概要を御報告申し上げます。 富山県における会議は、五月二十二日午前十時より上富山県庁の近くの昭和会館において開かれ、班長のあいさつと、派遣委員及び意見陳述者の紹介、並びに議事運営についての説明を行ないましたのち、次の十一人の方々の意見陳述を聴取いたしたのであります。すなわち富山県大沢野町で、三ヘクタールの専業農業を営み、かたわら町の農協の組合長をやっておられる石黒武夫君、魚津市で水田二・……
○高橋衛君 先ほど櫻井委員並びに東委員からお尋ねのありました金利の問題についてもう少しお伺いいたしたいと思います。先ほどの御答弁によりますと、現在農協で貸付をしておる平均金利が九分八厘ということに相なっておるというお話でございます。そこでお伺いしたい第一点は、先般国会を通過して成立した農業協同組合の合併促進法によって今後合併が促進されることになると思うのでありますが、あの程度の促進ではなかなか理想的な整理促進はできないかと思いますけれども、農林省として大体、経営規模としてこの程度の経営規模ならば普通の金融機関として今後十分に整理していけるじゃないかという一つの理想的な形があろうかと思いますので……
○高橋衛君 租税特別措置法について政府当局に一、二お尋ねをいたしたいと思います。 まず第一に、租税特別措置法というのは、われわれの見解によれば、一つの政策目的に従って多くは二元的に特別の措置をとるという建前に相なっておると思うのでありますが、過去において数次、経済情勢その他の事情の変化によって改正が行なわれて参ったのでございますが、今回もずいぶんこまかい点について改正が行なわれておりますが、今回の改正の主眼が、やはり今日の日本経済におけるところの一番むずかしい問題であると同時に、たとえば中小企業対策または輸出振興、そういうような方面にある程度重点が指向されておるのじゃないかと思うのであります……
○高橋衛君 政府は、この四月から貿易の自由化率を七三%まで自由化し、さらに十月には九〇%まで自由化するという方針をきめて、着々その実施を進めておる次第でございます。ところで、今回の関税定率法の改正は、もっぱらこの自由化に対処するものと私どもは考えておるのでございますが、それに関連いたしまして、一、二点質疑をいたしたいと存じます。 まず第一に、石油の関税を引き上げておるのでございますが、この石油の関税の引き上げについては、国内産原油の保護というふうな観点も相当含まれておると思うのでありますが、今回の程度の引き上げではとうてい国内産原油の保護は達成せられないように思われる。それで、その辺の具体的……
○高橋衛君 私は、国税通則法について二、三の点について政府当局にお伺いをいたしたいのでございます。大体今回の国税通則法の規定によりまして、相当いろんな法令が整備され、まあ何と申しますか、税法を専門にやっておる者以外、一般の国民もだんだん理解されやすいような形に改正されましたことは、非常に私どもわが意を待ておる次第でございますが、この多くの法令の中で、私は行政救済の制度について一、二お尋ねをいたしたいのでございます。 今回の法律の改正によりまして、行政救済に関連する問題は、相当何と申しますか、納税者に親切な改正が行なわれたように考えておるのであります。たとえば不服の申し立て事項の範囲を拡大いた……
○高橋衛君 この際、すべての質疑を打ち切り、直ちに討論、採決に入ることの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
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