高橋衛 参議院議員
4期国会発言一覧

高橋衛[参]在籍期 : 3期-| 4期|- 5期- 6期- 7期- 8期
高橋衛[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは高橋衛参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
高橋衛[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

高橋衛[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 商工委員会 第5号(1956/11/29、4期、自由民主党)

○高橋衛君 このいただきました資料について少しお伺いしたいのでありますが、全国銀行、中小企業金融機関貸出推移表という表によりますると、三十一年の八月現在で、全国銀行のうちでは三兆五千、これに対して一兆三千億が中小企業向けに貸し出され、また、中小企業金融機関自体としては、二兆一千六百億ですかの貸し出しがあって、中小企業向けに、実に膨大な金融が行われておるということに相なっておるのであります。ところで、中小企業自体の範囲を見ますると、工場、事業場でいいまして、全国の九九・八%が中小企業になっておるという状況でありますために、実際われわれが中小企業として観念するものと、この統計に表われている中小企業……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 商工委員会 第閉会後1号(1957/05/27、4期、自由民主党)

○高橋衛君 ただいまの海野君の質問に対しまして、政府は会社側の需給計画並びに総括原価等について、相当詳細な御調査をなすったということでありますので、その点についてもう少しお伺いいたしたいのであります。  まず第一に、先般お配りを願った「東北及北陸電力料金改訂資料」というものについて見てみますと、需給計画において、これは最初の欄の水力発電の分でございますが、この点について聞くところによりますと、東北も北陸も、ともに三十一年度は渇水であるという理由をもって、渇水準備金をほとんど取りくずしたというふうに聞いているのでありますが、つまりそれは何を意味するかと申しますと、三十一年度は非常に渇水であったと……

第26回国会 商工委員会 第閉会後6号(1957/09/12、4期、自由民主党)

○高橋衛君 私は繊維産業の金融関係について繊維局長並びに銀行局長にお伺いいたしたいと思うのであります。御承知のように昨日全国絹人絹織物調整組合が二割の操短の決議をいたしたのでございます。ところが、人絹糸の方はすでに前から政府の勧告に基きまして操短が行われておる。ところで、問題はその操短を行うのには、もともと自転車操業でございますので、二割の操業短縮を行えば融通資金が、たとえば私の県の福井県で申しますれば月三十五億から四十億の融通資金を必要とする。その二割を操短するということになれば、手当済みの原糸の代金その他で七、八億の金はたちまち困ってくるという状況になるのでございます。もちろん繊維産業の将……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 商工委員会 第21号(1958/04/22、4期、自由民主党)

○高橋衛君 私も石炭のことは全然わからないのですが、お教え願いたいと思うのでありますが、第二条の定義のところで、「掘採により生じた廃石を水洗することにより石炭を採取する事業」、これはよくわかるのですが、「及び石炭を水洗する事業」の、後段の及び以下はどういう意味でございましょう。
【次の発言】 そうしますと、後段の石炭を水洗する事業というのは、ボタ山に関係ない一般的な、どこにでもある事業でございましょうか。
【次の発言】 この第四条と第七条との関連で少しお聞きいたしたいのでありますが、第七条の拒否条件の中には、たとえばすでに登録の申請が行われている場所に申請をされたものというふうな規定はないよう……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 議院運営委員会 第7号(1958/06/25、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま議題となりました米価審議会委員の任命につき両議院一致の議決を求めるの件について御説明をいたします。  今回、衆議院議員寺島隆太郎、同成田知巳、同日野吉夫、同平野三郎、同松澤雄藏及び参議院議員鈴木万平の六君を、米価審議会委員に任命いたしたく、国会法第三十九条但書の規定により両議院一致の議決を求めるの件を提出いたしました。  米価審議会は、農林省設置法第五十四条の規定により、食糧庁の付属機関として設置され、農林大臣の諮問に応じ、米価その他主要食糧の価格の決定に関する基本事項を調査審議し、これに関し必要と認める事項を農林大臣に建議する機関でありまして、委員は、これらの……

第29回国会 議院運営委員会 第9号(1958/06/30、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま議題となりました蚕糸業振興審議会委員の任命につき、両議院一致の議決を求めるの件について御説明申し上げます。  衆議院議員小淵光平、同吉川久衛、同栗原俊夫、同助川良平、同松平忠久の五君を蚕糸業振興審議会委員に任命いたしたく、国会法第三十九条但書の規定により、両議院一致の議決を求めるため本件を提出いたしました。  蚕糸業振興審議会は、農林省設置法第三十四条の規定により農林省の付属機関として設置され、蚕糸業法第四十三条の規定により、他の法律の規定によりその権限に属せしめられた事項を行うほか、農林大臣の諮問に応じて、蚕糸業の振興に関する重要事項を調査審議し、蚕糸業の振興……

第29回国会 決算委員会 第閉会後5号(1958/09/11、4期、自由民主党)【政府役職】

○説明員(高橋衛君) ただいま大竹先生御指摘の通り、本年の米作は相当の豊作を予想せられておりまして、八月十五日現在の統計調査部の予想によりますると、本年度の水陸稲の実収予想高は、八千一百四十六万石ということに相なっておりまして、三十年度の実収高であるところの、八千二百五十六万石に対して、わずかに十万石程度下回るに過ぎない状況であります。なお、また二百十日、二百二十日も無事に済んで参りまして、その後の天候状況も割合順調に参っておりますので、観測する向きにおきましては、ただいま大竹先生御指摘のような大豊作も、予想される向きがある次第でございます。従ってこういうふうな大豊作になりますると、米穀の需給……

第29回国会 決算委員会 第閉会後7号(1958/09/25、4期、自由民主党)【政府役職】

○説明員(高橋衛君) 技術的な問題でございますので、私もあまり相澤さんの御満足の行くような御答弁ができにくいかと思いますが、その点あらかじめ御了承願いたいと思います。  問題は、本堰堤の場合におきましては、これは少くとも五十年、百年、その堰堤でもって、たとえば償却年限というようなものを考えました場合においても見るものでございますから、ほとんど半永久的な立場から、できるだけ記録のある限り長い実績をとりまして、それによって万遺憾なきところのりっぱな堰堤を作るということは当然であろうと思うのであります。しかしながら、何分にも仮締め切りというものは、本堰堤のできる期間だけ、相当短期間だけをもたせるとい……

第29回国会 商工委員会 第7号(1958/07/07、4期、自由民主党)【政府役職】

○高橋衛君 私は、先ほど来の議論を、今参りましたので、十分にお聞きいたしておりますけれども、私だけの考えを申し上げますと、人口割で権利を与えるということは、結局、現在のバナナの需要が主として都会地に集中して現実の問題としておる。また、業者の譲り受けその他技術的な面も都会へ集中しておる。また、過去の実績がずっと長年の歴史においてそうなっておるというふうな点から、結局、人口割によるということは、本来今までの経過においては、需要がない所に権利だけが与えられるということになる。従って、それを実際に売る場合にどうなるかと申しますと、結局、その架空の需要ありとして人口割りによって与えられたところから、需要……

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1958/07/31、4期、自由民主党)【政府役職】

○説明員(高橋衛君) 各種の農林施設に関連いたしまして、ある程度の予算的措置を必要とすることは御承知の通りでございますが、それが予備金でまかなえるか、または補正予算をどうしても必要とするかどうかという点につきましては、十分政府部内において検討しております。
【次の発言】 ただいま農地局長が答弁した通りでございます。
【次の発言】 閣議決定で、先ほど農地局長が読み上げましたように、「なお、このような災害を防止するための恒久対策については、今後早急に検討するものとする。」ということでございまして、今後検討することを早急に政府としてはいたしたい、かように考えておる次第でございます。

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1958/08/01、4期、自由民主党)【政府役職】

○説明員(高橋衛君) ただいま干田委員の御質問の第一点の天災融資法に旱害を適用するような方向に法律の改正を考えるかどうかという御質問のようでございますが、具体的にどういうふうなことを意図しておられるのか、その点もう少し詳しくお話し願いたいと思いますが……。なお、千田委員もよく御存じの通り、今回の旱害は何十年に一回というふうな非常な異常な旱害でございまして、しかも、先般の閣議決定は、七月の四日に決定いたしましたのでございますが、その後相当期間が経過しており、なお、九州地方等におきましては、その後もなお旱害の状態が続いておるというふうな事情もございますので、政府といたしましては、これらの異常な旱害……

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1958/09/10、4期、自由民主党)【政府役職】

○説明員(高橋衛君) 私、本件につきましては、事前にあまり勉強していませんでしたので、的確なお答えを申し上げることが、あるいは満足な御答弁を申し上げることができないかと思うのでございますが、しかし、ただいま御指摘の点は、農業関係についてのいろんな技術的な方面について十分に、何と申しますか、十分に下部に徹底させるというような点から申しましても、また将来の農村の中心人物を育成するという面から申しましても、非常に重要な点でございまして、かねがね、御承知のように、振興局の普及部におきまして、非常な力を入れて参っておる次第でございます。本件につきましては、いずれそのうち審議会が開かれることであろうと存じ……

第29回国会 農林水産委員会 第6号(1958/07/01、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衞君) 繭糸価格の安定に関する臨時措置法案について、趣旨の説明を申し上げます。  政府は、昨年末以来の生糸の需給事情の悪化に対処いたしますために、つとに三十三生糸年度においても、生糸及び繭の最低価格は、従前の水準を堅持する方針を明らかにいたしまして、これを実現するために必要な施策を逐次講じて参ったのであります。すなわち、本年三月には、内外市場の生糸価格に対する不安を解消いたしますために、例年より早く、生糸の最高、最低価格及び繭の最低価格を従前通りこれを据え置くことを決定したのであります。  さらに、本年はじめ以来、生糸の政府買い入れが急速に増加して参りました事態に備えまして、前……

第29回国会 農林水産委員会 第8号(1958/07/03、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま提出されました修正案に対しましては、内閣といたしましては、今回の政府の原案の措置によりまして、繭糸価格の維持安定を期し得ると、かように考えておりますので、政府原案の修正には賛成を申し上げることができないということを申し上げておきます。
【次の発言】 先ほど委員長から意見を求められましたのは、国会法第五十七条の三の規定に基くものでございまして、この中ほどに、「予算の増額を伴うもの若しくは予算を伴うこととなるものについては、内閣に対して、意見を述べる機会を与えなければならない」と。こういうふうに相なっておるのであります。この根拠に基いて委員長から内閣の意見を求められ……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 議院運営委員会 第13号(1958/11/04、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) 蚕糸業振興審議会委員の任命につき両議院一致の議決を求めるの件につきまして、御説明申し上げます。  蚕糸業振興審議会委員小淵光平君は、本年八月二十六日死亡し、また同審議会委員関根久藏君は、七月八日農林水産委員長に選任されたため、同審議会委員は自然解職となりましたので、両君の後任として、衆議院議員五十嵐吉藏、参議院議員重政庸徳の両君を蚕糸業振興審議会委員に任命いたしたく、国会法第三十九条但書きの規定により、両議院一致の議決を求めるため、本件を提出いたしました。蚕糸業振興審議会は、農林省設置法第三十四条の規定により、農林省の付属機関として設置され、蚕糸業法第四十三条の規定に基……

第30回国会 地方行政委員会 第12号(1958/11/04、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) 自治庁長官から御答弁申し上げた通りでございまして、重ねて付け加えることもないと存じますが、ただ、申し上げておきたいことは、新市町村のいわゆる合併の時期、それから新農山漁村建設計画に基くところの指定の時期とが必ずしも一致しておりません。むしろ合併以前に、特定の地域がもとの市町村の区域において農山漁民の自主的な総意に基きまして申請があり、それが県段階においてとり入れられ、指定を受けたというような地域も相当あるのでございます。さような点もございますし、また同様に、市町村の区域と同一の区域になっております指定地域は、今日まで総数二千七百十一だけ指定いたしておるのでありますが、そ……

第30回国会 農林水産委員会 第2号(1958/10/02、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衞君) ただいま上程になりました臨時生鮮食料品卸売市場対策調査会設置法案の提案理由を御説明申し上げます。  青果物、魚介類、肉類等いわゆる生鮮食料品の流通の改善をはかることは、農畜水産業の経営を改善する上からも、一般消費者の利益を増進する上からもきわめて重要であります。これら生鮮食料品の流通におきましては、品質が変化しやすく迅速な取引を要するという生鮮食料品の特質から、産地あるいは消費地の卸売市場において大量の需要と供給が集中し、その市場取引によって価格が決定されているのでありまして、卸売市場はいわば生鮮食料品の流通機構の中核をなしているのであります。政府は、大正十二年に中央卸……

第30回国会 農林水産委員会 第5号(1958/10/16、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衞君) 本年の累次の災害に関しましては、政府といたしましても、その被害の激甚さに対処いたしまして、それぞれ所管に応じ全力をあげてこれが救済または応急の措置、復興の措置等に当っている次第でございます。ただいま御決議の趣旨に基きまして、なお、今後の予算措置その他の事柄に対しまして遺憾なく善処いたしたいと存じます。

第30回国会 農林水産委員会 第7号(1958/10/21、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) 蚕糸対策につきましては、先般来政府部内におきまして、いろいろと今後の対策につきまして検討を行なって参っておるのでございますが、なお、ただいまのところ、財政当局との間に完全な意見の一致を見るに至っておりませんのでございます。しかしながら、この問題は非常に緊急を要する問題でございますので、政府といたしましても、急速にこれが意見の調整をはかりまして、そして一日も早い機会に御提案を申し上げ、皆さん方から御審議をお願いしたいと考えております。

第30回国会 農林水産委員会 第8号(1958/10/22、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいまの御質問の点は、筋としてどうであるかという問題については、ちょっとその問題と別にいたしまして、とにかくこういうような事態が起った場合に、生産者の側、または従業員の方々に、この事態によって迷惑をかけた場合にその措置を、もしも何らかの方法によって措置できるならば措置してあげたいというのは、これは行政機関として考えるのが普通のあり方じゃなかろうかと考えておるわけであります。
【次の発言】 もちろんこれは法律上、それが強制できる問題でもございません。また、当然そうすべきであるというふうな性格の問題でもなかろうと思いますが、しかし、とにかく事態を円満に、また、できるだけ多……

第30回国会 農林水産委員会 第9号(1958/10/23、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいまの千田委員の御意見は、まことにごもっともでございまして、私ども農林省といたしましては、いろいろな資料は十分に整えますし、また、それについての相当の責任を有する次第ではございまするが、何分にもただいまお話のありました通り、生産者、消費者に非常に大きな影響を持つ問題でございます。また、非常に技術的な点もございます。また、外国の例等もよく調査いたしまして、そうして、ほんとうに非常にむずかしい問題でありますが、何とかして最善の案を御答申願えるような方向にぜひお願いいたしたいと、そのポイントは何と申しましても人選にある次第でございますので、その点は十分に御注意の通りに留意……

第30回国会 農林水産委員会 第10号(1958/10/28、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいまお尋ねの第一点でありまするところの、人口十五万未満の都市においてもこういうふうな中央卸売市場のこの開設について、調査会においても検討すべきではないかという御意見につきましては、これはもう政府も全くその通り考えておるのでございまして、それらの都市につきましても、中央卸売市場の制度についてこの調査会においてぜひ御検討を願いたいと、こういうふうに考える次第でございます。  なお、第二点の、調査会の委員の構成内容につきまして、前回の委員会においていろいろと御質問がございまして、政府側の大体の構想を御説明申し上げましたのでございますが、その後いろいろ検討いたしました結果、……

第30回国会 農林水産委員会 第12号(1958/10/31、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) 繭糸価格の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を説明申し上げます。  政府は、前国会において成立いたしました繭糸価格の安定に関する臨時措置法によりまして、日本輸出生糸保管株式会社を通じて生糸及び乾繭の買い入れを行うことにより繭糸価格の安定に努めて参りました。同会社は、現在までに相当大量のたな上げを行なったのでありますが、その後の需給事情はなお好転するに至っておりません。このような事態に対処して今回夏秋蚕繭につきまして生産者団体が約三百万貫を市場よりたな上げして繭及び生糸の価格の安定をはかろうとしておりますので、この円滑な実施をはかるた……

第30回国会 農林水産委員会 第13号(1958/11/04、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま上程されました昭和三十三年七月、八月及び九月の豪雨及び暴風雨による被害農家に対する米穀の売渡の特例に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  御承知の通り本年七月以降九月に及ぶ間において屡次にわたりわが本土に来襲いたしました台風並びにこれらの台風に前後して各地を襲いました豪雨によりまして、狩野川のはんらんにより惨害をこうむりました伊豆地方等、米穀の生産に損害を生じ、その減収により飯用食糧にも事欠く農家を生じている状態であります。  ここにおきまして、政府はかかる農家に対しましてその食糧の不安をなくするために、政府所有の米穀を特別価格で売り渡し、他の災害対策……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 議院運営委員会 第2号(1958/12/12、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) 蚕糸業振興審議会委員の任命につき両院一致の議決を求めるの件について御説明申し上げます。  蚕糸業振興審議会委員小淵光平君は本年八月二十六日死亡し、また同審議会委員の関根久藏君は七月八日農林水産委員長に選任されたため、同審議会委員は自然解消となりましたので、両君の後任として衆議院議員五十嵐吉藏君、参議院議員重政庸徳君の両君を蚕糸業振興審議会委員に任命いたしたく、国会法第三十九条但書の規定により、両院一致の議決を求めるため本件を提出いたしました。  蚕糸業振興審議会は、農林省設置法第三十四条の規定により、農林省の付属機関として設置され、蚕糸業法第四十三条の規定に基き、他の法……

第31回国会 決算委員会 第5号(1958/12/23、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま農林省所管の昭和三十一年度決算につきまして、当委員会から御警告をいただくような事態を生じましたことは、農林省といたしまして、まことに遺憾とするところであります。今後再び御警告をいただくようなことがないように、部内を引き締めますとともに、監督行政にも万全をいたしまして、ただいまの御警告の中にもありましたように、農林水産行政が国民の日常生活に密接なる関連を有することにも思いをいたしまして、御趣旨に沿いますよう適切妥当な処置をとりたいと存じますので、御了承を願います。

第31回国会 内閣委員会 第10号(1959/03/06、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) 一般論といたしまして、行政機構を簡素化すべきであるという点につきましては、私どもも全然同感でございます。しかしながら、それぞれの事業の内容をずっと検討して参りますると、経済情勢の変化に伴いまして、また、それぞれの必要からいたしまして、どうしても新しく機構を設置するというふうな必要が生ずる場合が相当ございまするし、また、事業分量その他の点から申しまして、どうしても、たとえば農林省設置法の改正案においてお願いいたしておりまするように、名古屋に今まで置きました建設事務所の仕事が相当仕事の内容として大きくなって参りましたような関係もございまして、従ってむしろ局に昇格して、そうし……

第31回国会 農林水産委員会 第2号(1958/12/16、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま上程になりました臨時生鮮食料品卸売市場対策調査会設置法案の提案理由を御説明申し上げます。  青果物、魚介類、肉類等いわゆる生鮮食料品の流通の改善をはかることは、農畜水産業の経営を改善する上からも、一般消費者の利益を増進する上からもきわめて重要であります。これら牛鮮食料品の流通におきましては、品質が変化しやすく迅速な取引を要するという生鮮食料品の特質から、産地あるいは消費地の卸売市場において大量の需要と供給が集中し、その市場取引によって価格が決定されているのでありまして、卸売市場はいわば生鮮食料品の流通機構の中核をなしているのであります。政府は、大正十二年に中央卸……

第31回国会 農林水産委員会 第4号(1958/12/20、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま東委員御提出の修正案につきましては、内閣としては、今回の政府原案の措置によりまして、本年度の繭糸価格の安定に必要な処置は講ぜられていると、かように考えておりますので、政府原案を修正することは適当でないと考えておる次第でございます。

第31回国会 農林水産委員会 第6号(1959/02/10、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) 漁業制度調査会のその後の経過について御説明を申し上げます。  漁業制度調査会は、第二十八国会において成立をみました漁業制度調査会設置法に基きまして、昨年六月に発足をいたしました。調査会は、七月農林大臣から、現行の漁業に関する基本的制度を改善するための方策いかんという諮問を受け、その後今日まで引き続き審議を続けて参っておるわけでありますが、その間、まず総会を三回開催いたしまして、漁業をめぐる客観情勢につき一般討議を行い、第三回の総会において、沿岸漁業の諸問題をおもな議題とする部会及び遠洋沖合漁業の諸問題を担当する部会の二つを設け、その後、それぞれの問題につき、各部会におい……

第31回国会 農林水産委員会 第8号(1959/02/17、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) 先ほど来の田中委員の御質疑の中にありました、農林中央金庫の法改正という方向につきましては、政府といたしましても、かねてからそれぞれ検討いたして参っておる次第でございます。また十分に成案を得る程度に至っておりませんが、御意見の通り、非常に重要な問題でもありまするし、また、じんぜん日を送らしている問題でもございませんので、従って、熱意をもって、できるだけ早期に、この問題についてはっきりした線を出せるようなことにいたしたい、こういうふうに考えております。

第31回国会 農林水産委員会 第9号(1959/02/24、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま御質問のように、蚕糸価格に対するところの将来見通しをつけた抜本的な対策がいかにもないように思われる、その場限りの措置がとられてきたように思われるという御見解でございますが、この点については、昨年からたびたび政府側の見解を申しました通り、春繭に対する対策を立てます際におきましては、なお国際的な繊維事情の動向というものが十分に予知できなかったという点が、ございましたし、また同時に、国内的に見ますると、化繊についてはそれぞれ操短の措置をとっておったような次第でございます。従って、繊維全体として、あるいは十九万円という最低価格の保持をすることによって、生糸の需要は何とか……

第31回国会 農林水産委員会 第10号(1959/02/26、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) 先ほど来、千田委員、清澤委員等の御質疑に対しまして管理部長からお答え申し上げました点に関連する次第でございますが、この既入植者の措置に関しましては、御承知のように三十二年に開拓営農振興臨時措置法という法律を作りまして、そしてそれぞれ振興計画をお立て願ってそれに基いて、あるいは開墾等にいたしましても、または土地改良等にいたしましても、または道路その他、国で直接やる問題につきましても、また金融で措置すべき問題につきましても、それぞれ手配をして参っておるのでございます。もっともこの振興計画は、十四万六千戸のうち、十万四千戸が振興開拓者と大体認められているのでありますが、そのう……

第31回国会 農林水産委員会 第11号(1959/02/27、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま、開拓融資保証法の一部を改正する法律案の御決議に当りまして、付帯決議を本委員会の全員一致の御意見としていただきました次第でございますが、開拓者が長年の間不自然な自然条件のもとにおきまして国土の開発に、または営農の基礎の確立に営々として努力してこられたにもかかわらず、今日なおその三分の二に及ぶ数の者が基礎が不安定であるという状況につきましては、政府といたしましても、これが対策に邁進することの必要を痛感いたしまして、三十二年に、御承知のように、開拓営農振興臨時措置法を制定いたしました。この臨時措置法に基きまして、振興計画を立てていただき、それを承認されたものにつきま……

第31回国会 農林水産委員会 第12号(1959/03/03、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま提案されました海岸砂地地帯農業振興臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明いたします。  この法律による海岸砂地地帯は、わが国の海岸線の随所に存在し、その面積は、おおむね二十四万ヘクタールにも達するのであります。そこで、これらの海岸砂地地帯の潮風または飛砂による災害の防止のための造林事業及び農業生産の基礎条件の整備を促進するため、昭和二十八年三月、この法律の制定を見た次第でありまして、この法律施行以来昭和三十三年度まで、農業振興計画に基きまして、防災林造成、土地改良、小団地開発整備、農山漁村建設総合施設に総額事業費で約二十六億円、国費で約十……

第31回国会 農林水産委員会 第13号(1959/03/05、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま農業災害補償法の一部を改正する法律案につきまして、本委員会において全会一致をもって付帯決議がされたのでございますが、その御決議になりました三項目それぞれにつきまして、質疑の際においてお答え申し上げました通り、現在の制度が必ずしも万全であるというふうにも私どもは考えておりませんし、また改善を要する点もあるものと考えておる次第でございますが、ただ、昨年この法律を改正をいたしました実績をなお十分検討いたしまして、また第二、第三の点につきましては、あるいは畜産局の関係の保健施設または共済に属するところの診療施設との相互の一体的運営をはかり、同時に、これらの機能を十分に発……

第31回国会 農林水産委員会 第14号(1959/03/06、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) この畑地改良、海岸砂防その他それぞれ審議会がございまして、それぞれの事業に対しまして御審議を願って参っておるのでございますが、ただいま御指摘の通り、必ずしも活発にそれが十分にその目的を達成しておらぬ面もありますることは、これはもう率直にそのまま申し上げざるを得ないと思うのでございますが、しかしながら、何と申しましても、畑作振興といい、これらの事業自体は、どちらかと申しますと、最近になって大きく取り上げられて、そうしてこれが根本的な振興対策をやろうといたしておる際でございますので、それらの問題については、単に常識的にどうすればいいという問題でなしに、相当突っ込んだ、掘り下……

第31回国会 農林水産委員会 第15号(1959/03/10、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま議題となりました農業共済基金法第三十九条第一項の特別積立金の処分等に関する臨時措置法案の提案の理由を御説明申し上げます。  農業共済基金は、農業災害補償制度の重要な一環として、この制度の円滑な運営をはかるため、昭和二十七年に設立され、自来会員たる農業共済組合連合会の事業不足金の融資を行なって参ったのでありますが、農業共済基金の資本金三十億円のうち十五億円は政府が設立の当初に出資いたしており、残り十五億円は、この基金の会員たる連合会が主として農家の拠出金を財源として、分割して払い込むことになっておるのであります。今日まで会員はすでに十二億六千三百八十八万円を払い込……

第31回国会 農林水産委員会 第18号(1959/03/17、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) このてん菜糖振興会の役員につきましての御質問でございますが、先ほど渡部食糧庁長官からお答えいたしました通り、広く人材を求めるという立場で選考いたしたいと存じますが、しかし、人材の中に役人が入らぬということを申し上げるのはいかがかと思います。
【次の発言】 ただいま食糧庁長官からお答申し上げましたことで大体尽きるかと思いますが、消費税から関税に振りかえます場合におきましても、現段階において必要とする最小限度で一応とどめて、そしてただいま政府が考えておりますように、この際根本的に、かつ大規模に試験研究に重点を置いて、これを推進するということが、現在の日本のテンサイ産業に対す……

第31回国会 農林水産委員会 第19号(1959/03/19、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま農業共済基金法第三十九条第一項の特別積立金の処分等に関する臨時措置法案の御決議に対しまして、全会一致をもって付帯決議がなされました次第でございましては、これらの諸点を十分検討いたしました上、善処いたしたいと存じます。   ━━━━━━━━━━━━━
【次の発言】 ただいまテンサイ及びテンサイ糖関係三法律案の議決に伴いまして、当委員会におきまして、全会一致をもって附帯決議がせられた次第でございますが、これらの附帯決議の事柄に関しましては、十分に政府といたしましては、御趣旨を体しまして今後善処していきたいと思います。   ━━━━━━━━━━━━━

第31回国会 農林水産委員会 第22号(1959/03/26、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) 先ほど河野委員が御指摘になりました通り、私も厚生白書を読んだのでございますが、昭和三十年度以降の豊作の結果として、たとえば農民の中には四割に近いところの米食病患者がおるというふうなことが指摘されておる次第でございます。栄養的に申しますると、米というものが相当欠陥があるということは、はっきりわかっておるわけでございますが、しかし、何分にも米というものが味の点から申しますと、一番安くて一番うまいという関係からいたしまして、豊作になり、やみ米の価格が下りますと、当然にそういうような傾向が出てくるのはこれは自然の勢いであろうかと考えるのであります。しかしながら、政府といたしまし……

第31回国会 農林水産委員会 第24号(1959/03/31、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) 先ほど来、久宗企画室長から御答弁申し上げておる通りの趣旨でございますが、この問題がとにかく非常に包括的な根本的な問題でありますだけに、分化してどういうふうな学者から何人というふうなとり方は、なかなかむずかしいのでございます。そういう意味で、まだ選考に取りかかった段階でございまして、そういうふうな点につきましても、それぞれ各方面の御意見を十分に参酌いたしまして慎重に選考いたしたいと、こういうふうに考えている次第でございます。
【次の発言】 ただいま千田委員の御質問でございますが、この法案にも、第二条には「農林漁業に関する基本問題」という非常に大きな取り上げ方をいたしており……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 商工・地方行政・大蔵委員会連合審査会 第1号(1957/05/16、4期、自由民主党)

○高橋衛君 関連して。ただいまの春日議員の御説明によりますと、「税制上」というこの法文の解釈として、税法の運用上の面についても期待をしておられるのだという御説明でございますが、税法の運用上であるならば、税務行政執行上であるとか、または税法運用上という文字が使われてしかるべきだと思います。税制上という文字になれば、それは運用上という意味が入るということがどうも解釈できにくいと思うのでありますが、その点いかがですか。
【次の発言】 普通法律の言葉の使い方としては、ただいまのような解釈は非常におかしいと考えます。税制上というならば、税法の運用の面は含まないとまず解釈するのが通常の常識じゃなかろうかと……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 法務・商工委員会連合審査会 第1号(1958/03/13、4期、自由民主党)

○高橋衛君 先ほど政府側の御説明によりますると、企業担保法の目的の中心は、この法律の理由にも書いてありますように、「株式会社の資金の調達を円滑にする」ということが目的に相なっているようであります。しこうして、大臣の御説明によりましても、担保附社債信託法に掲げておるところの十二の項目にただいまは限定されておる、しかもこれらの項目に該当しているものにおきましても、たとえば債権であるとか、その他のものが含まれないというような点から、包括的に企業財産全部を対象とするところの企業担保法を制定することを考えたのだという御説明でございましたが、この企業担保法のほんとうのねらいとするところがどこにあるかという……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 商工・農林水産・建設委員会連合審査会 第1号(1958/12/19、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(高橋衛君) ただいま青山さんの御質疑の点でございますが、農林省に対して各府県から報告されておりまするところの油による漁業被害事件を調べてみますると、たまたまこれは昭和二十九年度しかないのでございますが、総件数で六十一件あるのでございます。ところが、六十一件のうち、船舶の廃油に原因するのが十八件あるというふうな点から考えまして、この問題につきましては農林省としては相当な関心を持っておる次第でございます。主としてその被害を受けた対象はノリでございまして、しかも、そのノリは沿岸に存在するものでございますので、もしも、船舶廃油について現行法であるところの港則法及び港湾法においての制限の規定……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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