このページでは紅露みつ参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○紅露みつ君 関連して……。ちょっと伺っておきたいのですが、山下委員御指摘になりましたように、母子福祉資金の割合ですね、国の負担の割合ですが、できれば私どもは八割――全額国庫負担というところへいく一つの段階として八割ぐらいまでは、どうしてもいかなくちゃと思っておったのですが、三分の二まで参りましたことは、せめてよかったと思っておりますが、そこで伺っておきたいのは、もうこれは相当長いことの母子の要望でもあり、世論でもあると思うのですが、母子福祉法ですね、単独法、これを制定して下さいという要望は、もう長いことなんですが、今問題になっております母子年金ですね、これと別に母子福祉法というものが考えられ……
○紅露みつ君 今、山下委員から御発言がありましたように、児童保護の面の保育所の関係は、これは重大だと思うのでございます。そして、多少は引き上げられたというものの、給食費にしましても、保母さんの期末手当も幾分かは前進したものの、保育料等につきましては、そのままの状態で、いろいろの問題をはらんでいるようでございますので、これは、厚生省といたしましては、そしてまた児童局、御出席ですが、児童局として、これは一番大きな問題であると思うのですが、児童局はあっても、厚生省のうちにおいて、どうもあとに取り残されて、ようやくついていくような形であってはならないと思います。政務次官御出席ですので、政務次官からも、……
○紅露みつ君 関連して。先ほどから、山下委員が大へん広範にわたって婦人少年局について、年少者、それから働く婦人のために、いろいろとこまかいお心づかいをしての御質問、また御希望、御意見等、私も大へんけっこうな御意見だと、同調しているものでございますが、ここで一つ、局長によく申し上げて、心がまえをしっかりしていただきたいと思いますことは、もっともっと婦人少年局は強化されなければならないので、人員等も、もっと増加されなければならないと、私どもはかねがね思っているのです。非常に仕事が多いはずだと思うのです。年少者がほとんどここの中に盛られていないというような今の御意見も、私も同感でございます。もっと年……
○紅露みつ君 大臣から、今の問題については、責任をもって検討して下さるという御答弁でございますので、もう申し上げなくてもよろしいかと存じますが、御就任早々、医療費等の差し迫った問題が先に出てしまっておりますので、私どもも御遠慮申し上げて、お話し申し上げる機会もなかったのでございますが、この保育所の問題、かねがね大臣には、御就任前から御心配いただいておるのでございますが、最近におきまして、今お話にありましたように、保育料等だいぶ簡素化して参ったのは、それはけっこうでございますけれども、やはりそれだけでは赤字が出るという状態でございまして、従って、保母さんの待遇でございますが、昨年期末手当が少額な……
○紅露みつ君 今放送のお話が出たのですが、きのうあたりやはり放送で、何が一番今ほしいかと、何が一番困るかということを避難した人に尋ねているのですが、全く家ですね。家、住むところができたらというので、女の方が泣きながら希望を言っておりましたのですが、これもまあ家のことですから、そんなに一日や二日では建たないでしょうけれども、さしあたって住宅の方の相当応急なものを計画しておられるのでしょうか。もうどんどんかかっておりますか。どんな工合に住宅の方がなっておりますか。
【次の発言】 かかっておりますね。着々進めているわけでございましょう。
○紅露みつ君 その問題がよろしいんでしたら、一点年金のことについて伺いたいと思いますが、よろしゅうございますか。 それでは、母子年金のことでございますが、夫が老齢年金の被保険者で、その受給の資格があるという場合に、母子になりました場合にその半額ということについては、これは大へんにどうも納得いたしかねるわけでございます。母子でございますので子供をかかえておるわけでございまして、その主人がなくなったということは、それだけ、全額をもらいましても、なおかつ、苦しい立場に追い込まれる場合に、二分の一ということに減らされるのは大へんこれは酷だと思うのでございまして、婦人全体が今この問題を大へんに重大視し……
○紅露みつ君 ちょっと私その問題に関して、私からも聞いておきたいと思います。先ほどから藤田委員が御質問になった点ですが、生活保護法と失対で働く、こういう二つのかね合いですね、かねがね労働省にはそういうお考えがあることは私も伺ってはおりますけれども、大へんはっきりしてきたようでございますが、未経験の婦女子等が失対の中に入ると生産能力が上らないということ、これはもっともだと思うんですが、そういうような、荒い重労働の面は、それはもっともだと思われますけれども、藤田さんが言われるように、私も大へん同情するところがあるんですね、じっとしていれば生活保護法で食えるでありましょうところを、働こうという意欲が……
○紅露みつ君 四ページのところですが、三十七条の四項、健康保険法第四十三条ノ十二の規定によってこれは取り消されたとしますね。健康保険法で取り消されたそのときに、国民健康保険の方に影響を及ばさないと解釈するのでございますか。そうだと、今まで思っていたのと違うようになるのですが、解釈の仕方が違うのでしょうか。「健康保険法第四十三条ノ十二の規定による保険医療機関又は保険薬局の指定の取消は、前項本文の規定により療養取扱機関とみなされたものの地位に影響を及ぼすものではない。」何だか解釈がうまくできないのですけれども、どういうことなのでしょうか。
○紅露みつ君 山高さんに伺いますが、私どもの心配しているような点が大へん出て参りまして胸を打たれているわけですが、その中でちょっと一つ二つ伺いたいんですが、準母子世帯でございますが、この方も支給対象にしてほしいという御要望、私もそれはごもっともだと存じますのですが、その中で祖母というお話でございますが、祖母のほかにも準母子家庭として相当親戚とかあるいはおじ、おばとかいうのがあるのではございませんのでしょうか、この点。
【次の発言】 もう一つ伺いたいのですが、母子福祉資金でございますが、これが毎年どうも使い切れないで返ってくるというような遺憾な状態なんでございますが、まあ母子家庭が使う必要がない……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。